JP2008231874A - カバー水栓のカラーの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本体カバーへの取付を堅固にし、カラーが振動音などを生じないようにすること。また、カバーに力が加わった場合にも本体カバーとカラーとの間に隙間が生ずることなく、美観を損ねがたくすること。
【解決手段】
ハンドル4,5の取付部位を覆うとともに本体カバー26に対して固定されるカラー22,24の取付構造20において、カラー22,24の長手方向の端部寄りに係止爪28を設け、上部カバー40に、係止爪28が係止される係止孔38を設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、カバー水栓のカラーの取付構造に関する。
水栓本体がカバーで覆われているカバー水栓において、従来、水栓ハンドルの取付部位を覆う部位のカバー(通称「カラー」と呼ばれる)は、水栓ハンドルと水栓本体とにより挟持固定されることにより、本体カバー又は水栓本体に対して取り付けられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−256637号公報(図1、図2)
従来のカラーの取付構造では、カラーは水栓ハンドルと水栓本体とにより挟持固定されているだけであるため、水栓ハンドルから離れた部位の固定が十分ではなく、大容量吐水時などには共振を起こして本体カバーなどと接触し振動音を発するなどの問題を生じていた。特に、カラーの長手方向の先端部分においてこのような問題が顕著に生じていた。また、固定が十分でないために、カラーまたは本体カバーに力が加わった場合に、両部材の間に隙間が生じやすいという問題もあった。
本発明は上記した従来のカラーの取付構造の問題点を解消するものであり、本体カバーへの取付を堅固にし、振動音などを生じないようにすることのできるカラーの取付構造の提供を目的とする。また、本体カバーへの取付を堅固にすることにより、カバーに力が加わった場合にも本体カバーとカラーとの間に隙間が生ずることなく、美観を損ねがたくすることのできるカラーの取付構造の提供を目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の採った手段を以下に説明する。本発明のカラーの取付構造は、水栓ハンドルの取付部位を覆うとともに本体カバー又は水栓本体に対して固定されるカラーの取付構造であって、カラー又は本体カバーのいずれか一方に係止爪が設けられ、他方に、該係止爪が係止される係止孔が設けられたことを特徴とするカラーの取付構造(請求項1)である。
このような係止爪及び係止穴を設けることにより、本体カバーに対して、より堅固にカラーを固定することができる。係止爪は、カラー又は本体カバーのいずれか一方に設け、他方に係止穴を設ければ良い。また、カラー又は本体カバーの一方に係止爪及び係止穴の双方を設け、他方にこれらと係止する係止穴及び係止爪の双方を設けることとしても良い。係止爪及び係止穴の形状・大きさは特に限定されず、互いに係止可能なものであれば良い。「カラー」とは、本体カバーや水栓本体など、水栓本体側の部材に対してハンドルにより固定される本体カバーとは別体のカバーの一部を言う。
また、カラーの長手方向の端部に、このような係止爪又は係止孔を設ける(請求項2)と、振動による振幅が大きくなりやすい長手方向の端部の振動を抑えることができる。
本発明は上記のように、係止爪及び係止穴により水栓本体又は本体カバーとカラーとを堅固に固定することができるので、大容量吐水時などにカラーが振動し不快な振動を発することを防止することができる。また、カラーに力が加わったような場合にもカラーが撓みがたいので、水栓本体又は本体カバーとカラーとの間に隙間が生じ難くすることができ水栓の美観を損ねないようにすることができる。
次に、本発明のカラーの取付構造の実施の形態を図を参考にして詳細に説明する。本発明のカラーの取付構造20は、内部に水栓本体などの機能部品を内蔵するカバー水栓1に用いられるものである。図1に示すように、カバー水栓1は、縦長矩形状の板状の背面部2と、背面部2の上端から正面側斜め上方に向けて屈曲連設されるとともに平面視正方形状の板状に形成される平面部3とが備えられて、全体形状が側面視ほぼ倒立L字状に形成されている。
平面部3の左右側面には、左に温度調節ハンドル4、右に切換ハンドル5が取り付けられている。また、平面部3下部には吐水口6が備えられており、平面部3の左側面の温度調節ハンドル4よりも奥側には、シャワーホースが接続されるエルボ(図示省略)が突設されている。そして、温度調節ハンドル4の操作により、適宜の温度に調節された混合水が、切換ハンドル5の操作により吐水口6又はシャワーのいずれかからの吐水及びその吐水量を調節されて吐出されるように設けられている。そして本取付構造20では、後述するように、カラー22,24は、平面部3の両側においてハンドル4,5を用いて本体カバー26に対して挟持固定されている。
図2から図4に示すように、カラー22は、カバー水栓1の正面視右側面に取り付けられるものである。カラー22は、下部を直線状の底面とし、上部の左寄り端部を円弧状に、右寄り端部を屈曲形状に形成し、左右方向が長手方向とされた横長形状に形成されている。そして、左寄りには、後述するように、水栓ボディ50に収容固定される切換弁カートリッジ52が挿通されるとともに、切換ハンドル5が回動自在に固定される挿通孔25が開設されている。また、カラー22の右寄りの裏面側の下部寄りには、後述する下部カバー42の端面に係止される係止突起27が突設されている。
図5に示すように、カラー22の右寄りの裏面側の上部寄りには、カラー22の本体裏面からほぼ垂直に立ち上がるように突設された板状の係止爪28が設けられている。係止爪28は、その中程において屈曲形成されたクランク状に形成されており、カラー22裏面から立ち上がる立設部29と、この立設部29に対してカラー22の右側端部方向に向けて屈曲連設される屈曲部30と、さらに屈曲部30に対して屈曲連設される係止部31とから構成されている。この係止爪28では、立設部29はカラー22裏面から90度の角度に立設され、ついで屈曲部30は立設部29に対して85.1度の角度に屈曲されて連設され、さらに係止部31は屈曲部30に対して90度の角度に屈曲されて連設されている。
図6に示すように、カラー22が取り付けられる本体カバー26の側面には、カラー22の外形とほぼ同一形状に開口された開口部32が開設されている。図2に示すように、本体カバー26を構成する上部カバー40の正面側(図2及び図3における左側寄り)の下部には折り返し部34が設けられている。また、上部カバー40の背面側(図2及び図3における右側寄り)の下部には折り返し部36が設けられている。折り返し部36はカラー22が開口部32に取り付けられた際に係止爪28の立設部29及び係止部31に対してほぼ平行となる角度に折り返されて形成されている。
そして折り返し部36には、係止爪28が係止される係止孔38が設けられている。係止孔38は、開口部32にカラー22が取り付けられた際に係止爪28の係止部31が折り返し部36の外側に位置する係止孔38周縁部に弾性的に圧着する部位に形成されている。よって、本取付構造20においては、係止爪28と係止孔38とは、カバー水栓1の前後方向において係止される。また、弾性的に圧着するように係止爪28が係止されることにより係止孔38に確実に係止されるように構成されている。また、係止爪28の屈曲部30が係止孔38に係止されることにより、上部カバー40に対するカラー22の位置決めがなされ、開口部32に対してカラー22を精緻に組み付けることができる。
なお、以上のカラー22、並びにこれが取り付けられる上部カバー40、折り返し部34、折り返し部36及び係止孔38等の構成は、左右対称となること以外については、本体カバー26の左側に取り付けられるカラー24及び上部カバー40の左側の部位についても同様である。
次いで、本取付構造20によるカラー22,24の取付方法について説明する。図6に示すように、水栓ボディ50内には、あらかじめ切換固定ナット54によって、切換弁カートリッジ52が固定されている。切換弁カートリッジ52の先端には、内蔵する切換弁を駆動するために回動可能に突設されたスピンドル53が設けられている。このスピンドル53を挿通孔25内に挿通させるようにしてカラー22を本体カバー26の開口部32に取り付ける。この際に、前述したように、カラー22の係止爪28を上部カバー40の係止孔38に係止させるとともに、係止突起27を下部カバー42の端面に係止させる。そして、スピンドル53を切換ハンドル5のボス(図示省略)にネジ止めするとともにカラー22の挿通孔25に切換ハンドル5を取り付けて、切換ハンドル5と切換固定ナット54によってカラー22を挟持固定する。さらにキャップ56を切換ハンドル5に取り付ける。また、温度調節ハンドル4側のカラー24についても同様に、温調固定ナット60によって水栓ボディ50に固定された温度調節弁カートリッジ58のスピンドル53に取り付けられる温度調節ハンドル4と温調固定ナット60とにより挟持固定するとともに係止爪28及び係止孔38が係止され、係止突起27が下部カバー42端面に係止されて取り付けられる。
このような取付構造20では、係止爪28が係止孔38に係止固定されているので、カバー水栓1に振動が発生するような場合であっても、カラー22,24は本体カバー26に対して堅固に固定され、よってカラー22,24が不快な振動音を発生することはない。また、カラー22,24や本体カバー26に力が加わった場合にも、折り返し部36付近においてカラー22,24と本体カバー26との間に隙間が生じることを防止できる。
なお、本発明は上記した実施の形態に限られるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、係止爪28及び係止孔38は別の形状・大きさ・数などとすることも可能である。カラー22,24及び本体カバー26の別の部位にこれらを設けても良い。また、カラー22,24側に係止孔38を、本体カバー26側に係止爪28を設けることも可能である。また、カラー22,24及び本体カバー26側の双方に、互いに係止される係止爪28及び係止孔38を設けても良い。
本発明のカラーの取付構造を用いた水栓の斜視図である。 カラーの取付構造の要部拡大斜視図である。 カラーの背面図である。 カラーの平面図である。 係止爪の拡大断面図である。 図1の水栓の一部分解斜視図である。
符号の説明
1;カバー水栓、2;背面部、3;平面部、4;温度調節ハンドル、5;切換ハンドル、6;吐水口、20;取付構造、22,24;カラー、25;挿通孔、26;本体カバー、27;係止突起、28;係止爪、29;立設部、30;屈曲部、31;係止部、32;開口部、34;折り返し部、36;折り返し部、38;係止孔、40;上部カバー、42;下部カバー、50;水栓ボディ、52;切換弁カートリッジ、53;スピンドル、54;切換固定ナット、56;キャップ、58;温度調節弁カートリッジ、60;温調固定ナット。

Claims (2)

  1. 水栓ハンドルの取付部位を覆うとともに本体カバー又は水栓本体に対して固定されるカラーの取付構造であって、
    カラー又は本体カバーのいずれか一方に係止爪が設けられ、
    他方に、該係止爪が係止される係止孔が設けられたことを特徴とするカバー水栓のカラーの取付構造。
  2. 前記係止爪又は係止孔がカラーの長手方向の端部に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のカバー水栓のカラーの取付構造。
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