JP5349573B2 - 無機質焼成体 - Google Patents
無機質焼成体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5349573B2 JP5349573B2 JP2011283344A JP2011283344A JP5349573B2 JP 5349573 B2 JP5349573 B2 JP 5349573B2 JP 2011283344 A JP2011283344 A JP 2011283344A JP 2011283344 A JP2011283344 A JP 2011283344A JP 5349573 B2 JP5349573 B2 JP 5349573B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fired body
- inorganic
- glaze
- plastic material
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
例えば、特開2005−194143号公報には、水硬性無機質材料としてスラグ及び消石灰を使用して板を成形したのち硬化し、その後焼成することが開示されており、さらに特開2005−194144号公報には、スラグ及び消石灰を含む原料で3層形状の焼成体を製造する方法が開示されている。
次に、無機質焼成体用基材には焼成前に、さらに、施釉することが行われるが、スラグやガラス質含有材料等のガラス質を多く含む基材に対しては、一般的に使用されているフリット釉を施釉すると、フリット中のB2O3成分や比較的低温域で生成する溶融粘性の低いガラス相などによって無機質焼成体用基材が浸蝕される懸念があった。
本請求項1に記載の無機質焼成体は、水硬性無機質材料としての高炉スラグとガラス質含有材料を原料として含む無機質焼成体用基材の表面を、性状の異なる釉薬を二重掛けで施釉して、1200℃以下の低火度で焼成して得られる無機質焼成体であって、下塗りに施釉される釉薬の釉薬組成物は、B2O3を含まず、少なくとも可塑性材料と、非可塑性材料と、媒溶性材料とを含み、前記可塑性材料は、蛙目粘土、木節粘土、カオリン、タルクの中から選択される1つ以上の材料であり、前記非可塑性材料は、珪石、焼きカオリン、陶石、蝋石、セルベン、シャモット、ジルコンの中から選択される1つ以上の材料であり、前記媒溶性材料は、長石、石灰石、ドロマイト、亜鉛華、炭酸リチウムの中から選択される1つ以上の材料であり、全固形分に対して、前記可塑性材料は25〜55質量%であり、前記非可塑性材料は5〜20質量%であり、前記媒溶性材料は40〜60質量%であることを特徴とする。
可塑性材料とは、成形、つまり形を作る際に必要な性質である可塑性を与える材料で、具体的には、蛙目粘土、木節粘土、カオリン、ハロサイト、セリサイト、ベントナイト、ドロマイト、等の粘土類がある。
実施例では、可塑性材料として、蛙目粘土を使用したが、他に、木節粘土やカオリン、タルク、或いはこれらの組み合わせを使用することも可能である。
非可塑性材料とは、焼成時に発生する収縮による亀裂やひずみを防止し、更にアルカリと反応してガラス相を生成することにより、機械的強さを与える材料で、具体的には、ケイ石、珪藻土、キラ、シリカフューム、シャモット等がある。
本実施例では、非可塑性材料として、珪石、陶石、焼きカオリン、ジルコンを使用したが、他に、蝋石やセルベン、シャモット、或いはこれらの組み合わせを使用することも可能である。
媒溶性材料とは、焼成時に低温度でガラス相を生成し、可塑性材料、非可塑性材料を溶かし込む素地となる材料であり、具体的には長石、ドロマイト、石灰石、マグネサイト、滑石等がある。
本実施例では、媒溶性材料として、長石、石灰石、亜鉛華、炭酸リチウムを使用したが、他に、ドロマイト、或いはこれらの組み合わせを使用することも可能である。
本発明にかかる下塗り釉薬の釉薬組成物には、着色材料として無機顔料が添加されていてもよい。例えば、コバルト化合物(青)、マンガン化合物(褐色又は紫)、ニッケル化合物(緑、青又は赤)、ウラニウム化合物(黄、赤又は黒)、クロム化合物(赤又は緑)、鉄化合物(黄、褐赤、又は赤)、銅化合物(緑)、チタン化合物(黄)、金化合物(黄緑)、セリウム‐モリブデン化合物(明青)、セリウム‐チタン化合物(黄)、リン酸プラセオジウム(緑)、リン酸ネオジウム(バラ赤色)等の中から発現される色調を考えて適宜選ばれる。
可塑性材料と非可塑性材料と媒溶性材料との配合比率は、可塑性材料は25〜55質量%であり、非可塑性材料は5〜20質量%であり、媒溶性材料は40〜60質量%である。
可塑性材料が25質量%未満だと、耐火度が下がるので、上塗り釉薬(glaze)の基材浸蝕作用を抑制することが困難であり、55質量%より多いと、乾燥収縮が大きくなるので亀裂等の懸念があり、さらには耐火度が高くなり過ぎるために密着性(融着性)に劣り、しかも熱膨張が小さくなりすぎるため、釉飛び等の問題がある。
ここで、耐火度とは、釉薬の焼成する度合いを示すものであり、1300℃前後で焼成する高火度の釉薬と、1000℃前後で焼成する低火度の釉薬とに大きくは分類される。
釉飛びとは、釉薬の熱膨張係数が基材の熱膨張係数よりも著しく小さい場合に基材から釉薬が剥離して飛んでしまう現象をいう。
また、非可塑性材料が5質量%未満だと、乾燥収縮を低減する効果が認められず、20質量%よりも多いと、熱膨張係数が大きくなるため、反り等への影響が発生する。
また、媒溶性材料が40質量%未満だと、釉薬組成物は反応性に劣るので、基材との密着性(融着性)に劣り、60質量%より多いと、耐火度が下がるので、上塗り釉薬の基材浸蝕作用を抑制することが困難であり、さらに、熱膨張係数が大きくなるため、反り等への影響が発生する。
一方、本発明にかかる釉薬組成物が施釉される無機質焼成体用基材は、水硬性無機質材料とガラス質含有材料と骨材と補強繊維と可燃性有機成分とリジェクトとを主成分としている。
特に水硬性無機質材料として、スラグ等のガラス質を多く含む原料を基材の原料として使用する場合には、B2O3等を含む上塗り釉薬が直接基材に施釉された際に、基材が浸蝕されて基材表面が凸凹になってしまう危険性がある。
これに対して、B2O3やフリットが添加されていない本発明にかかる釉薬を下塗り釉薬としてまず施釉し、その上から、さらに上塗り釉薬を施釉すれば、基材が浸蝕される危険性が減少すると共に、上塗り釉薬と基材との密着性、融着性が向上する。
本発明の釉薬組成物が施釉される無機質焼成体用基材は、セメントや高炉スラグ、消石灰等の水硬性無機質材料と、シラスやフライアッシュ、ガラス粉等のガラス質含有材料と、珪石粉やシャモット、陶石粉、パーライト、粘土類等の骨材と、無機繊維や有機繊維等の補強繊維と、発泡ポリスチレンビースや発泡ポリプロピレンビーズ、ポリビニルアルコール樹脂等の可燃性有機成分、焼成体の粉砕物やタイルセルベン等のリジェクトとからな る。
本発明にかかる釉薬組成物が施釉される無機質焼成体用基材の原料として最も好ましいものは、水硬性無機質材料としての高炉スラグと消石灰、ガラス質含有材料としての軟化温度が900℃以下の低融点ガラス粉末、骨材としての珪石粉、陶石粉とタイルセルベン、補強繊維としてのワラストナイトとビニロン繊維、可燃性有機成分としての発泡ポリプロピレンビーズとポリビニルアルコール樹脂、リジェクトとしてのタイルセルベンである。
その他、適宜必要な材料、例えば、無機顔料等が添加される。
上述の原料から、無機質焼成体用基材を製造するために、水硬性無機質材料15〜35質量%、ガラス質含有材料1〜15質量%、骨材5〜45質量%、補強繊維15〜35質量%、可燃性有機成分0.2〜10質量%、リジェクト5〜50質量%、さらに添加水5〜20質量%を加えて混合し、原料混合物とする。
次に、前記原料混合物をプレス成型機によりプレス成型し、無機質焼成体用基材とする。
プレスは下盤と枠部とからなるキャビティ(窪み)内に原料混合物を散布混入し、枠部の上から、上盤にて圧縮プレスする。
上盤には型板が貼着されており、型板は金型であることが、好ましく、エンボス柄などが形成されていてもよい。
そして、得られた無機質焼成体用基材の上に施釉を行う。
次に本発明に係る釉薬組成物の施釉方法について説明する。
まず、上述した無機質焼成体用基材の上に、本発明の釉薬組成物を下塗り釉薬として施釉する。
無機質焼成体用基材は、乾燥させておくことが好ましい。
施釉方法としてはスプレー掛け、流し掛け、浸し掛け、塗り掛け等の公知の方法が適用される。
施釉量は、100〜250g/m2が適当な量である。
さらに続いて、上塗り釉薬を施釉する。
上塗り釉薬として特に限定はないが、1200℃以下の低火度焼成なので、フリット釉をはじめ、低火度の釉薬が好ましい。
施釉方法は下塗り釉薬と同様であり、施釉量は、200〜600g/m2が適当な量である。
この後、例えば、温度1150℃、3時間の焼成工程を経て、本発明の無機質焼成体となる。
以下に本発明の実施例とその比較例について説明する。
水硬性無機質材料である高炉スラグ24質量%、消石灰2.7質量%、ガラス質含有材料であるEガラス10質量%、骨材である珪石粉17.5質量%、陶石粉10質量%、補強繊維であるワラストナイト25質量%、ビニロン繊維0.3質量%、可燃性有機成分であるポリビニルアルコール樹脂0.5質量%、リジェクトであるタイルセルベン10質量%、さらに添加水を適量加えて混合し、原料混合物とした。
次に、前記原料混合物をプレス成型機により、圧力15MPaでプレス成型し、無機質焼成体用基材とした。
そして、この無機質焼成体用基材の上に、表1、表2に示す実施例1〜5、比較例1〜5の釉薬組成物を下塗り釉薬として施釉した。
さらに、フリットを含むマット釉を上塗り釉薬として施釉した。
ここで、マット釉とは、つや消し面を有する釉薬である。
焼成は、1150℃、3時間行った。
得られた無機質焼成体の諸物性を表1、表2の下段に示す。
上塗り釉薬の表面状態については、目視にて評価した。
焼成後の反りに与える影響については、500×1000mmの焼成体サイズに対して900mmスパンで反りを測定し、無釉の無機質焼成体の反り量を0として相対比較した。(プラス表記は無釉焼成体よりも凹反り傾向)
耐クラック性は、吸水4時間、炭酸化(CO2濃度5%)4時間、乾燥100℃15〜16時間を1サイクルとし、10サイクル後の目視判断でクラックなし→○、クラック少々→△、クラック多→×、とした。
耐経年貫入抵抗性は、約1時間で10気圧に達せしめたあと、10気圧で1時間保持、その後室温まで自然冷却(オートクレーブによる試験)を1サイクルとし、5サイクル後の目視判断でクラックなし→○、クラック少々→△、クラック多→×、とした。
なお、経年貫入とは、無機質焼成体施工後、月日の経過によって表面等に亀裂が入ることである。
非可塑性材料である珪石の配合比率が高い比較例4と、陶石の配合比率が高い比較例5は、上塗り釉薬の良好な釉面が得られるが、釉薬組成物の未溶融SiO2が増すことで550〜600℃付近の石英転移(α⇔β)による異常膨張(異常収縮)の影響で焼成後の反りが無釉の無機質焼成体と比較して著しく大きくなった。また、耐経年貫入抵抗性試験においてもわずかではあるが、亀裂の発生が認められた。
Claims (3)
- 水硬性無機質材料としての高炉スラグとガラス質含有材料を原料として含む無機質焼成体用基材の表面を、性状の異なる釉薬を二重掛けで施釉して、1200℃以下の低火度で焼成して得られる無機質焼成体であって、
下塗りに施釉される釉薬の釉薬組成物は、B2O3を含まず、少なくとも可塑性材料と、非可塑性材料と、媒溶性材料とを含み、
前記可塑性材料は、蛙目粘土、木節粘土、カオリン、タルクの中から選択される1つ以上の材料であり、
前記非可塑性材料は、珪石、焼きカオリン、陶石、蝋石、セルベン、シャモット、ジルコンの中から選択される1つ以上の材料であり、
前記媒溶性材料は、長石、石灰石、ドロマイト、亜鉛華、炭酸リチウムの中から選択される1つ以上の材料であり、
全固形分に対して、前記可塑性材料は25〜55質量%であり、前記非可塑性材料は5〜20質量%であり、前記媒溶性材料は40〜60質量%であることを特徴とする無機質焼成体。 - 上塗りに施釉される釉薬がフリットを含むマット釉からなることを特徴とする請求項1に記載の無機質焼成体。
- 前記マット釉からなる釉面がつや消し面からなることを特徴とする請求項2に記載の無機質焼成体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011283344A JP5349573B2 (ja) | 2011-12-26 | 2011-12-26 | 無機質焼成体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011283344A JP5349573B2 (ja) | 2011-12-26 | 2011-12-26 | 無機質焼成体 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007037107A Division JP5227520B2 (ja) | 2007-02-16 | 2007-02-16 | 釉薬組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012056844A JP2012056844A (ja) | 2012-03-22 |
JP5349573B2 true JP5349573B2 (ja) | 2013-11-20 |
Family
ID=46054373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011283344A Expired - Fee Related JP5349573B2 (ja) | 2011-12-26 | 2011-12-26 | 無機質焼成体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5349573B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112010560A (zh) * | 2020-09-04 | 2020-12-01 | 德化县凯得利工艺品有限公司 | 高强度浅黄绿色釉料及用其制备陶瓷制品的方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0714838B2 (ja) * | 1989-01-12 | 1995-02-22 | 株式会社イナックス | タイルの釉掛け方法 |
JP2001206790A (ja) * | 2000-01-24 | 2001-07-31 | Marukatsu Seitosho:Kk | 色化粧釉 |
JP2001348263A (ja) * | 2000-04-06 | 2001-12-18 | Toto Ltd | 衛生陶器 |
JP2002068861A (ja) * | 2000-08-28 | 2002-03-08 | Soka Kawara Kogyo Kk | 粘土瓦用中低火度コーティング配合物 |
JP2002179484A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-06-26 | Toto Ltd | 衛生陶器及びその製造方法 |
JP2005320174A (ja) * | 2002-05-10 | 2005-11-17 | Ikuyoshi Kojima | 窯変天目タイルの製造法、窯変天目タイル及び釉薬 |
JP4684608B2 (ja) * | 2004-09-29 | 2011-05-18 | ニチハ株式会社 | 無機質板の製造方法 |
-
2011
- 2011-12-26 JP JP2011283344A patent/JP5349573B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012056844A (ja) | 2012-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5227520B2 (ja) | 釉薬組成物 | |
KR900008985B1 (ko) | 타일용유악, 타일의 유약 바르기 방법 및 타일제조 방법 | |
CN103693994A (zh) | 一种变色釉瓷砖及其生产方法 | |
CN108996909B (zh) | 一种仿花岗岩斑纹的陶瓷外墙砖及其制备方法 | |
CN112142328A (zh) | 一种具有精细模具纹理瓷片的制造方法 | |
CN102503142A (zh) | 一种一次烧成抛晶砖用干粒及其应用 | |
CN103224414B (zh) | 一种一次烧铬绿色熔块干粒及其制备方法 | |
CN101747088B (zh) | 一种汝窑点红彩绘艺术釉及其应用 | |
US20090258201A1 (en) | Glass Article Having Pattern Embedded Therein And Preparation Method Thereof | |
JP5349573B2 (ja) | 無機質焼成体 | |
CN102249626A (zh) | 一种环保多功能聚合物柔质装饰板材及其制造方法 | |
KR101017359B1 (ko) | 초강화자기, 초강화자기용 소지 및 그 제조방법 | |
CN201460087U (zh) | 防透水内墙瓷砖 | |
CN104108957B (zh) | 一种微晶玻璃陶瓷复合板的制造方法及其产品 | |
JPH05262581A (ja) | 装飾窯業製品の製造方法 | |
JP2007091518A (ja) | ガラス調タイルの製造方法 | |
CN111117296B (zh) | 陶瓷颜料组合物、绿色玻璃陶瓷颜料、玻璃陶瓷及其制备方法 | |
KR101133645B1 (ko) | 용융 슬래그를 이용한 건축 및 토건용 석재의 제조 방법 | |
CN108840568B (zh) | 一种轻质保温陶瓷装饰板及其制备方法 | |
JP5479197B2 (ja) | 意匠材 | |
CN101734890A (zh) | 一种仿古琉璃瓦 | |
JP4684608B2 (ja) | 無機質板の製造方法 | |
JP4570429B2 (ja) | 無機質板の製造方法 | |
JPH11171635A (ja) | 建築用セラミックスの製造方法 | |
CN109265007A (zh) | 一种钧瓷紫釉 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130813 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130820 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5349573 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |