JP5349546B2 - 制御装置、遮断器動作監視装置 - Google Patents

制御装置、遮断器動作監視装置 Download PDF

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Description

本発明は、制御装置、遮断器動作監視装置に関する。
発電所、変電所等の電気所に設けられた遮断器の状態を把握するために、遮断器の制御電流が測定されることがある。例えば特許文献1では、複数の遮断器に対する共通の電源線の電流を一つの電流センサ等で測定することにより、夫々の遮断器の制御電流を測定する技術が開示されている。
ところで、電源線にコンデンサを含むリレー盤等の機器が接続されている場合、遮断器が遮断される際の電圧変動によりリレー盤から電流が流れることがある。このような場合、制御電流はリレー盤の電流の影響を受けるため、制御電流を精度良く測定することは難しい。そこで、例えば特許文献2では、リレー盤等からの電流と同様に変化する電流を生成するRC直列回路を電源線に接続し、RC直列回路の電流を用いて制御電流を補正する技術が開示されている。
特開昭61−198070号公報 特許第4526588号公報
特許文献2に開示された技術を用いて制御電流を補正する場合、RC直列回路の時定数がリレー盤の時定数に一致するよう、RC直列回路の時定数が調整される必要がある。RC直列回路の時定数の調整方法としては、例えば、作業者がRC直列回路の電流波形とリレー盤の電流波形とが相似形となるようにRC直列回路の抵抗の抵抗値を変化させる方法がある。このような方法では、作業者がRC直列回路の電流波形とリレー盤の電流波形とが相似形であるか否かを判定するため、作業者によってRC直列回路の時定数の調整精度がばらつき、調整精度が悪化する場合がある。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、RC直列回路の時定数を精度良く調整可能な制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一つの側面に係る、複数の遮断器と、前記複数の遮断器の動作を制御するための電源を前記複数の遮断器に共通の電源線を介して前記複数の遮断器に供給する蓄電池と、前記電源線に接続され前記複数の遮断器及び前記蓄電池とは異なる機器と、を有する電気所における制御装置は、前記電源線に接続されるRC直列回路と、前記電源線における前記複数の遮断器及び前記機器が前記電源線に接続される夫々のノードの全ての位置より上流側に流れる第1電流を測定する第1測定部と、前記RC直列回路と前記電源線との間を流れる第2電流を測定する第2測定部と、前記複数の遮断器のうち何れか一の遮断器が遮断されるときに、前記電源線から前記一の遮断器に流れる制御電流の電流値を算出する算出装置が、前記第1及び第2電流の電流値に基づいて前記制御電流の電流値を算出できるよう、前記第1測定部が設けられる位置より上流側の前記電源線の電圧レベルを変化させた際の前記第1及び第2電流に基づいて、前記RC直列回路の時定数を前記機器の時定数に一致させるべく前記RC直列回路を制御する制御部と、を備える。
RC直列回路の時定数を精度良く調整可能な制御装置を提供することができる。
本発明の一実施形態である遮断器一括監視システム10の構成を示した図である。 制御装置83の構成を示す図である。 マイコン102の機能ブロックを示す図である。 電子負荷25に負荷電流IL1が発生する際の電源線30,45に流れる主要な電流を示す図である。 パルス状の負荷電流IL1が発生した際の電流IA,IBの波形の一例を示す図である。 制御部110が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 可変抵抗91が制御された後の電流IA,IBの波形の一例を示す図である。 算出部111が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 電子負荷26に負荷電流IL2が発生する際の電源線30,45に流れる主要な電流を示す図である。 算出部115が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 パルス状の負荷電流IL2が発生した際の電流IA,IBの波形の一例を示す図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
図1は、本発明の一実施形態である遮断器一括監視システム10の構成を示した図である。遮断器一括監視システム10は、遠隔制御装置15、直流電源装置20、リレー盤21、22、遮断器23,24、電子負荷25,26、遮断器動作一括監視装置27、電源線30、通信線35を含んで構成される。なお、本実施形態の電源線30等は、正側(P側)の電線と負側(N側)の電線とを含むが、便宜上、図1においては、1本の線で記載している。
遠隔制御装置15は、遮断器23等の動作を制御する装置であり、制御所に設けられた親局の遠隔制御装置15aと、電気所(発電所、変電所等)に設けられた子局の遠隔制御装置15bとを含んで構成される。本実施形態では、利用者が遠隔制御装置15aを操作することにより、遠隔制御装置15aは、操作結果に応じたデータを通信線35へ出力する。そして、遠隔制御装置15bは、遠隔制御装置15aからのデータを受信し、データに基づいて遮断器23,24の動作を制御する。
直流電源装置20は、電気所におけるリレー盤21や遮断器23等の電源を生成する装置である。直流電源装置20は、整流器40、蓄電池41、配電用遮断器42〜44、電源線45、及び端子A,Bを含んで構成される。
整流器40は、交流電源(不図示)から入力される交流電流を直流電流に変換し、配電用遮断器42と、電源線45とを介して蓄電池41を充電する。また、整流器40は、電源線45に接続される遮断器23等の負荷に直流電源を供給する。
蓄電池41は、例えば、停電等で整流器40に交流電源が入力されない場合や過渡的に電源線45の電圧が低下した場合、電源線45に接続される遮断器23等に直流電源を供給する。なお、蓄電池41からの電源線45に供給される電流を電流I1とする。
配電用遮断器42〜44の夫々は、接続される負荷を過電流から保護するための遮断器である。配電用遮断器42は、整流器40の電源を電源線45に配電する。配電用遮断器43は、電源線45の電源をリレー盤21,22、遮断器23,24に配電する。
配電用遮断器44は、電源線45の電源を、端子Bを介して遮断器動作一括監視装置27に設けられたRC直列回路80に配電する。
このように、電源線45の電源は、配電用遮断器43、44を介して配電されるため、電源線45は、直流電源装置20のいわゆる直流母線に相当する。また、電源線45は、配電用遮断器43及び端子Aを介して電源線30に接されているため、電源線30,45には同じ電圧が印加される。したがって、電源線30,45は、遮断器23,24に電源を供給する共通の電源線に相当する。
リレー盤21は、送電線Aに流れる電流に基づいて、例えば遮断器23の動作を制御する機器である。リレー盤21は、スイッチング電源50、制御装置51を含んで構成される。
スイッチング電源50は、電源線30を介して供給される電源から、制御装置51を動作させるための電源を生成する回路である。制御装置51は、送電線Aに流れる電流を検出する変流器(不図示)からの出力等に基づいて、遮断器23の動作を制御する。なお、リレー盤21は、例えば電気所における他の遮断器や、断路器、変圧器等(不図示)の動作を制御することとしても良い。
リレー盤22は、送電線Bに流れる電流等に基づいて、例えば遮断器24の動作を制御する機器である。なお、リレー盤22は、リレー盤21と同様の構成であり、リレー盤22は、スイッチング電源52、制御装置53を含んで構成される。なお、本実施形態のスイッチング電源50,52の夫々には、安定した電源を生成するためのバイパスコンデンサ等が、電源線30の正側の電線と、負側の電線との間に設けられている。このため、例えば、バイパスコンデンサとスイッチング電源50,52の内部抵抗等を考慮すると、RC直列回路60が電源線30の正側の電線と、負側の電線との間に等価的に直列に接続されていることとなる。ここでは、リレー盤21,22が電源線30に接続されるノードにおけるバイパスコンデンサ等のコンデンサを容量値Caのコンデンサ70とし、スイッチング電源50,52の内部抵抗等を抵抗値Raの抵抗71とする。このため、リレー盤21,22に電源を供給する電源線30の電圧レベルが変化すると、容量値Ca、抵抗値Raに応じた時定数で変化する電流が電源線30に供給されることになる。なお、前述のように、コンデンサ70、抵抗71は、スイッチング電源50,52に内蔵されているものであるが、図1においては便宜上、スイッチング電源50,52と別に記載している。また、RC直列回路60から電源線30に供給される電流を電流I2とする。
遮断器23は、リレー盤21からの制御に基づいて、母線から送電線Aに流れる電流を遮断する。具体的には、送電線Aに流れる電流が所定よりも大きいことをリレー盤21が検出すると、遮断器23は切状態となる。また、遮断器23は、遠隔制御装置15bからの制御に基づいて入状態または切状態となる。
遮断器24は、遮断器23と同様に、リレー盤22からの制御に基づいて、母線から送電線Bに流れる電流を遮断する。具体的には、送電線Bに流れる電流が所定よりも大きいことをリレー盤22が検出すると、遮断器24は切状態となる。また、遮断器24は、遠隔制御装置15bからの制御に基づいて入状態または切状態となる。
電子負荷25は、電源線30,45の電圧レベルを変化させるべく、遮断器動作一括監視装置27からの指示に応じた負荷電流IL1を発生させる。
電子負荷26は、電子負荷25と同様に、遮断器動作一括監視装置27からの指示に応じた負荷電流IL2を発生させる。なお、電子負荷25は、端子Bに接続され、電子負荷26は、端子Aに接続される。
遮断器動作一括監視装置27は、遮断器23,24の動作を監視する装置であり、RC直列回路80、変流器81,82、制御装置83、及び算出装置84を含んで構成される。
RC直列回路80は、電源線30,45の電圧レベルが変化した際に、電源線30からリレー盤21,22に流入される電流、またはリレー盤21,22から電源線30に流出する電流と同様に変化する電流を生成するための回路である。RC直列回路80は、電源線45に配電用遮断器44及び端子Bを介して接続され、パイロットコンデンサ90及び可変抵抗91を含んで構成される。本実施形態において、パイロットコンデンサ90の容量値は容量値Cpとし、可変抵抗91の抵抗値は抵抗値Rpとする。また、RC直列回路80から電源線45に供給される電流を電流I3とする。
なお、RC直列回路80の電流がリレー盤21,22の電流と同様に変化するためには、RC直列回路80の時定数をRC直列回路60の時定数に一致させる必要があるが、RC直列回路80の時定数の調整方法については後述する。
変流器81(第1測定部)は、配電用遮断器43と端子Aとの間を流れる電流IA(第1電流)を測定する。つまり変流器81は、電源線30において、リレー盤21,22、遮断器23,24が接続される夫々のノードの全ての位置より上流側に流れる電流を測定する。このような位置に変流器81が設けられることにより、一つの変流器81で複数の遮断器23,24の制御電流を測定することが可能となる。
変流器82(第2測定部)は、電源線45とRC直列回路80との間を流れる電流IB(第2電流)を測定する。
制御装置83は、RC直列回路80の時定数をRC直列回路60の時定数に一致させるために、電子負荷25に負荷電流IL1を発生させた際の電流IA,IBを測定し、可変抵抗91を制御する。電子負荷25は、変流器81よりも上流側の電源線45に端子B等を介して接続されている。このため、電子負荷25に負荷電流IL1が発生した場合、変流器81で測定される電流IAは電流I2となる。また、変流器82で測定される電流IBは電流I3となる。このため、変流器81,82は電子負荷25に負荷電流IL1を発生させることにより、電流I2,I3を測定できる。
また、制御装置83は、可変抵抗91が制御された後の電流IA,IBに基づいて、電流I2の電流値が電流I3の電流値の何倍であるかを示す倍率nを算出する。なお、制御装置の詳細については後述する。
算出装置84は、可変抵抗91が制御された後の電流IA,IBと、算出された倍率nを用いて、遮断器23,24が遮断される際の制御電流を算出する。例えば、遮断器23が遮断される場合、遮断器23の制御電流には電流I2が含まれる。したがって、変流器81で測定される電流IAは、電流I2の影響を受けることになる。そこで算出装置84は、電流IAに含まれる電流I2の影響がなくなるよう、電流I2と同様に変化する電流、すなわち電流I3をn倍した電流をIAに加算する。算出装置84は、このような処理を実行して制御電流を算出する。なお、算出装置84が制御電流を算出する方法の詳細は、特許文献2(特許第4526588号公報)に記載されている。
==制御装置83の詳細==
制御装置83は、図2に示すように、ADC(AD変換器)100、メモリ101、マイコン102を含んで構成される。
ADC100は、変流器81,82で測定された電流IA,IBの電流値をデジタルデータに変換し、メモリ101格納する。メモリ101は、マイコン102が実行するプログラムや、電流IA,IBの電流値を記憶する。マイコン102は、メモリ101に記憶されるプログラムを実行することにより、図3に示すような制御部110、算出部111を実現する。
制御部110は、電子負荷25に所定のパルス状の負荷電流を発生させた際の電流IA,IBに基づいて、可変抵抗91を制御する。ここで、電子負荷25にパルス状の負荷電流IL1を発生させた場合に、電源線30,45に流れる電流について、図4及び図5を参照しつつ説明する。
なお、図4は、電子負荷25に負荷電流IL1が発生する際の電源線30,45に流れる主要な電流を示す図である。前述のように電源線30,45は接続されており同じ電圧が印加されるため、図4では便宜上、電源線30,45を同一の電源線として記載している。
まず、時刻t0に電子負荷25に所定のパルス状の負荷電流IL1を発生させると、電源線30,45の電圧レベルは低下し、電子負荷25には、蓄電池41、コンデンサ70、パイロットコンデンサ90から電流I1〜I3が供給される。この際、電子負荷25は変流器81よりも上流側の電源線45に接続されているため、変流器81で測定される電流IAは電流I2となり、変流器82で測定される電流IBは電流I3となる。
ここで、時刻t0において電源線30,45の電圧レベルが変化されてから、電流I3の電流値が再度時刻t0の電流値になるまでの時間TBは、RC直列回路80の時定数に応じて変化する。具体的には、RC直列回路80の時定数が大きくなると、時間TBは長くなり、RC直列回路80の時定数が小さくなると、時間TBは短くなる。また、RC直列回路60の時定数がRC直列回路80の時定数と一致している場合、電流IA,IBの波形は相似形となり、電流IAの電流値が時刻t0の電流値となるまでの時間TAと、時間TBとは等しくなる。
したがって、制御部110は、時間TA(第1時間)と時間TB(第2時間)とを一致させるべく、例えば、時間TAと時間TBとの差が所定範囲に入るよう、可変抵抗91の抵抗値を制御する。具体的には、制御部110は、図6に示す処理を実行することにより、可変抵抗91の抵抗値Rpを制御してRC直列回路60,80の夫々の時定数を一致させる。
まず、制御部110は、電子負荷25にパルス状の負荷電流IL1を発生させる(S100)。そして、制御部110は、例えば、負荷電流IL1が発生している間の電流IA,IBをメモリ101から取得し(S101)、時間TA,TBの差が所定範囲にあるか否かを判定する(S102)。時間TA,TBの差が所定範囲内の場合(S102:YES)、制御部110は、RC直列回路60の時定数はRC直列回路80の時定数に一致していると判定し、抵抗値Rpの制御を終了する。一方、時間TA,TBの差が所定範囲内に無い場合(S102:NO)、制御部110は、時間TA,TBの差が小さくなるよう抵抗値Rpを変化させる(S103)。具体的には、時間TBが時間TAよりも短い場合、制御部110は、時間TBが長くなるよう抵抗値Rpを大きくする。一方、時間TBが時間TAよりも長い場合、制御部110は、時間TBが短くなるよう抵抗値Rpを小さくする。そして、制御部110は、処理S103を実行して抵抗値Rpを変化させた後、再び電子負荷25にパルス状の負荷電流IL1を発生させる(S100)。このような処理が繰り返されることにより、RC直列回路80の時定数はRC直列回路60の時定数にほぼ一致し、電流I2,I3の電流波形は相似形となる。なお、電流I2,I3の電流波形が相似形になった場合であっても、一般にRC直列回路60,80の夫々の回路の抵抗値及び容量値は同じではないため、電流I2,I3の電流値は異なる。
図3の算出部111は、可変抵抗91が制御された後、すなわち、電流I2,I3の電流波形が図7に示すように相似形となった後、電流I2の電流値が電流I3の電流値の何倍であるかを示す倍率nを算出する。なお、図7では、便宜上、電流I2,I3は同じ振幅の波形として記載されているが、実際は電流I2の電流値と電流I3の電流値とは異なる。
算出部111は、例えば図8に示す処理を実行することにより倍率nを算出する。まず、算出部111は、可変抵抗91が制御された後の図7に示す電流IA(=I2)と、電流IB(=I3)をメモリ101から取得する(S200)。そして、算出部111は、時刻t0から時間TBが経過するまでの電流I2の電流値を累積する(S201)。また、算出部111は、時刻t0から時間TBが経過するまでの電流I3の電流値を累積する(S202)。そして、算出部111は、電流I2の累積値を電流I3の累積値で除算し、倍率nを算出する(S203)。このように、算出部111は、時刻TBまでの電流I2,I3の夫々の面積に基づいて倍率nを算出している。なお、算出された倍率nを示す値は、例えばメモリ101に格納される。このため、算出装置84は、メモリ101から倍率nを適宜取得することにより、例えば遮断器23が遮断される際の制御電流を算出できる。
<<算出部の他の実施形態>>
ここで、算出部111とは異なる方法で倍率nを算出する算出部115について説明する。なお、算出部115は、算出部111と同様に、マイコン102がプログラムを実行することにより実現される。算出部115は、制御部110が可変抵抗91を制御した後に、電子負荷26にパルス状の負荷電流IL2を発生させた際の電流IA,IBに基づいて倍率nを算出する。
電子負荷26は、変流器81よりも下流側の電源線30に接続されているため、蓄電池41、RC直列回路60,80及び電子負荷26との関係は、図9の様に簡略化できる。なお、便宜上図9においては、電源線30,45を同一の電源線として記載している。
電子負荷26に負荷電流IL2が発生した場合、負荷電流IL2は式(1)で表される。
IL2=I1+I2+I3・・・(1)
また、変流器81で測定される電流IAは電流I1+I3となるため、式(1)を用いると、
IA=I1+I3=IL2−I2・・・(2)
となる。また、変流器82で測定される電流IBは電流I3であるため、電流IBを例えばk倍し、電流IAに加算すると、加算結果は、式(3)の様に表される。
IA+k×IB=IL2−I2+k×I3・・・(3)
ここで、例えば、電流I2,I3が相似形である場合、“k”の値が、電流I2の電流値が電流I3の電流値の何倍であるかを示す倍率nの値と等しくなると、加算結果は負荷電流IL2となる。つまり、変流器81で測定される電流IAに、変流器82で測定される電流IBを“k”倍した加算結果と、負荷電流IL2とを比較することにより、倍率nが算出できる。
以下、図10及び図11を参照しつつ、算出部115が倍率nを算出する処理について説明する。なお、ここでは、電流I2,I3の電流波形は相似形になるよう可変抵抗91が制御されていることとする。また、電子負荷26が発生させる所定の負荷電流IL2の電流値は、予めメモリ101に格納されていることとする。
まず、算出部115は、電子負荷26に所定のパルス状の負荷電流IL2を発生させる(S300)。この結果、図11に示すように、例えば時刻t10にパルス状の負荷電流IL2が発生する。算出部115は、例えば、時刻t10から負荷電流IL2の発生が停止されるまでの電流IA,IBをメモリ101から取得する(S301)。そして、算出部111は、時刻t10から時間TBが経過するまでの電流IAの電流値を累積する(S302)。なお、時間TBは、時刻t10において電源線30,45の電圧レベルが変化されてから、電流I3の電流値が再度時刻t10の電流値になるまでの時間である。また、算出部115は、時刻t10から時間TBが経過するまでの電流IBの電流値を累積した後(S303)、時刻t10から時間TBが経過するまでの負荷電流IL2の電流値の累積する(S304)。
そして、算出部115は、電流IAの累積値と電流IBの累積値との和が、負荷電流IL2の累積値となるように、倍率nを算出する(S305)。このように、算出部115は、時刻TBまでの電流IAの面積と、時刻TBまでの電流IBの面積のn倍した面積との和が、時刻TBまでのIL2の面積となるように倍率nを算出している。なお、算出された倍率nを示す値は、例えばメモリ101に格納される。このため、算出装置84は、メモリ101から倍率nを適宜取得することにより、例えば遮断器23が遮断される際の制御電流を算出できる。また、倍率nが算出された後は、電子負荷25,26は電源線30,45から取り外される。
以上、本実施形態の遮断器一括監視システム10について説明した。制御部110は、RC直列回路60からの電流I2と、RC直列回路80の電流I3とを、変流器81が設けられる位置よりも上流側の電源線45の電圧レベルを変化させて適宜取得できる。このため、制御部110は、RC直列回路80の時定数がRC直列回路60の時定数に一致するよう、RC直列回路80を自動で制御できる。
また、RC直列回路80の時定数を調整する際には、例えば、電流I2,I3の夫々の含まれる周波数成分等を解析し、RC直列回路60,80の時定数を一致させても良い。しかしながら、周波数成分の解析を実施すると、一般にはマイコン102に負荷がかかる。制御部110は、電流I2,I3の電流値が、電圧レベルが変化される前の電流値となるまでの時間TA,TBに基づいてRC直列回路80の時定数を調整している。このため、周波数成分を解析してRC直列回路80の時定数を調整する場合等と比較すると、マイコン102の負荷を軽減できる。
また、算出部115は、可変抵抗91が制御されて電流I2,I3が相似形となった後、例えば式(3)で説明した処理を実行することにより倍率nを算出することができる。このため、制御装置83は、例えば、遮断器23の制御電流を補正する際に必要な倍率nを自動的に算出することができる。
また、算出部115は、パルス状に変化する負荷電流IL2が流れ始めてから流れなくなるまでの時間(第3時間)より短い時間TB(第4時間)の電流IA等の累積値に基づいて、倍率nを算出している。例えば、負荷電流IL2が流れ続けている間の電流IA,IB等の波形を処理する必要が無いため、処理量を減らすことができる。
また、算出部111は、可変抵抗91が制御されて電流I2,I3が相似形となった後、電流I2の電流値と電流I3の電流値とが等しくなるような処理を実行することにより倍率nを算出することができる。このため、制御装置83は、例えば遮断器23の制御電流を補正する際に必要な倍率nを自動的に算出することができる。
また、算出部111は、パルス状に変化する負荷電流IL1が流れ始めてから流れなくなるまでの時間(第3時間)より短い時間TB(第4時間)の電流IA等の累積値に基づいて、倍率nを算出している。例えば、負荷電流IL1が流れ続けている間の電流IA,IB等の波形を処理する必要が無いため、処理量を減らすことができる。
なお、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば、電源線30,45にリレー盤21、22以外のコンデンサを含む他の機器が接続されている場合であっても、本実施形態ではRC直列回路80の時定数が調整されるため、本実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
また、RC直列回路80が電源線30,45に接続されていれば、電流I3の変化は電流I2の変化と同様となる。このため、RC直列回路80が接続される位置は、本実施形態で接続されている位置に限られるものでは無い。
また、本実施形態では、電源線30,45の電圧レベルを変化させる際に電子負荷35,26を用いたが、例えば、所定の抵抗値の抵抗をスイッチで電源線30,45に接続することによりパルス状の電流を発生させても良い。その際には、抵抗値と電源線30,45の電圧レベルとに基づいて定まる電流値の負荷電流が流れることになる。
10 遮断器一括監視システム
20 直流電源装置
21,22 リレー盤
23,24 遮断器
25,26 電子負荷
27 遮断器動作一括監視装置
30,45 電源線
35 通信線
40 整流器
41 蓄電池
42〜44 配電用遮断器
50,52 スイッチング電源
51,53 制御装置
60,80 RC直列回路
70,90 コンデンサ
71 抵抗
81,82 変流器
83 制御装置
84 算出装置
91 可変抵抗
100 ADC(ADコンバータ)
101 メモリ
102 マイコン
110 制御部
111,115 算出部

Claims (7)

  1. 複数の遮断器と、前記複数の遮断器の動作を制御するための電源を前記複数の遮断器に共通の電源線を介して前記複数の遮断器に供給する蓄電池と、前記電源線に接続され前記複数の遮断器及び前記蓄電池とは異なる機器と、を有する電気所における制御装置であって、
    前記電源線に接続されるRC直列回路と、
    前記電源線における前記複数の遮断器及び前記機器が前記電源線に接続される夫々のノードの全ての位置より上流側に流れる第1電流を測定する第1測定部と、
    前記RC直列回路と前記電源線との間を流れる第2電流を測定する第2測定部と、
    前記複数の遮断器のうち何れか一の遮断器が遮断されるときに、前記電源線から前記一の遮断器に流れる制御電流の電流値を算出する算出装置が、前記第1及び第2電流の電流値に基づいて前記制御電流の電流値を算出できるよう、前記第1測定部が設けられる位置より上流側の前記電源線の電圧レベルを変化させた際の前記第1及び第2電流に基づいて、前記RC直列回路の時定数を前記機器の時定数に一致させるべく前記RC直列回路を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記電圧レベルを変化させてから前記第1電流の電流値が、前記電圧レベルが変化される前の電流値になるまでの第1時間と、前記電圧レベルを変化させてから前記第2電流の電流値が、前記電圧レベルが変化される前の電流値になるまでの第2時間と、に基づいて、前記RC直列回路の時定数が前記機器の時定数に一致するよう、前記RC直列回路のコンデンサまたは抵抗の何れか一方の値を制御すること、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の制御装置であって、
    前記RC直列回路の時定数が前記機器の時定数に一致するよう前記RC直列回路が制御された後に、前記第1測定部が設けられる位置より下流側の前記電源線に接続された負荷に所定の電流が流れる際の前記第1電流と、前記第2電流のn倍の電流との和が前記所定の電流となるように、前記第2電流に乗算すべき前記nの値を算出する算出部を更に備えること、
    を特徴とする制御装置。
  4. 請求項3に記載の制御装置であって、
    前記算出部は、
    前記所定の電流が流れ始めてから前記所定の電流が流れなくなるまでの第3時間よりも短い第4時間となるまでの前記第1電流と前記n倍の電流との和の累積値が、前記所定の電流が流れ始めてから前記第4時間までの前記所定の電流の累積値と等しくなるように、前記第2電流の電流値に乗算すべき前記nの値を算出し、
    前記第4時時間は、
    前記所定の電流が流れ始めてからの時間であること、
    を特徴とする制御装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載の制御装置であって、
    前記RC直列回路の時定数が前記機器の時定数に一致するよう前記RC直列回路が制御された後に、前記第1測定部が設けられる位置より上流側の前記電源線の電圧レベルが変化された際の前記第1電流の電流値と、前記第2電流のn倍の電流の電流値とが等しくなるように、第2電流の電流値に乗算すべき値を算出する算出部を更に備えること、
    を特徴とする制御装置。
  6. 請求項5に記載の制御装置であって、
    前記算出部は、
    前記電源線の電圧レベルが変化されてから前記電圧レベルが変化される前のレベルとなるまでの第3時間よりも短い第4時間までの前記第1電流の累積値が、前記電源線の電圧レベルが変化されてから前記第4時間までの前記第2電流の累積値と等しくなるように、前記第2電流の電流値に乗算すべき前記nの値を算出し、
    前記第4時時間は、
    前記電源線の電圧レベルが変化されてからの時間であること、
    を特徴とする制御装置。
  7. 複数の遮断器と、前記複数の遮断器の動作を制御するための電源を前記複数の遮断器に共通の電源線を介して前記複数の遮断器に供給する蓄電池と、前記電源線に接続され前記複数の遮断器及び前記蓄電池とは異なる機器と、を有する電気所における遮断器動作監視装置であって、
    前記電源線に接続されるRC直列回路と、
    前記電源線における前記複数の遮断器及び前記機器が前記電源線に接続される夫々のノードの全ての位置より上流側に流れる第1電流を測定する第1測定部と、
    前記RC直列回路と前記電源線との間を流れる第2電流を測定する第2測定部と、
    前記第1測定部が設けられる位置より上流側の前記電源線の電圧レベルを変化させた際の前記第1及び第2電流に基づいて、前記RC直列回路の時定数を前記機器の時定数に一致させるべく前記RC直列回路を制御する制御部と、
    前記RC直列回路の時定数が前記機器の時定数に一致するよう前記RC直列回路が制御された後に、前記複数の遮断器のうち何れか一の遮断器が遮断されるときの前記電源線から前記一の遮断器に流れる制御電流の電流値を、前記第1及び第2電流の電流値に基づいて算出する算出装置と、
    を備えることを特徴とする遮断器動作監視装置。
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