JP5241891B2 - 遮断器動作監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遮断器動作監視装置に関する。
発電所、変電所等の電気所に設けられた遮断器の状態を把握するために、遮断器の制御電流が測定されることがある。特許文献1では、電気所に設けられた複数の遮断器のうち、何れか一つが遮断される際の制御電流を算出する遮断器動作監視装置が開示されている。
特許第4526588号公報
特許文献1の遮断器動作監視装置は、制御電流を算出する際に、電源線に接続されたリレー盤等から遮断器へ流れる電流の影響を抑制すべく、例えばリレー盤の時定数と一致する時定数を有するRC直列回路からの電流を用いている。しかしながら、電源線において、RC直列回路が接続されたノードから遠い位置にある遮断器の制御電流を算出する際には、RC直列回路から遠い位置にある遮断器までのケーブルの抵抗値が影響することがあるため、精度良く制御電流を算出できないことがある。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、電気所に設けられた遮断器が遮断される際の制御電流を、精度良く算出することが可能な遮断器動作監視装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一つの側面に係る、蓄電池が接続される電源母線と、前記電源母線に第1ケーブルを介して接続される第1母線と、前記第1母線に接続される第1遮断器と、前記第1母線に接続され前記第1遮断器とは異なる第1機器と、前記第1母線に第2ケーブルを介して接続される第2母線と、前記第2母線に接続される第2遮断器と、前記第2母線に接続され前記2遮断器とは異なる第2機器と、を有する電気所における遮断器動作監視装置は、前記第1機器の抵抗値及び容量値に応じた時定数を有し、前記電源母線または前記第1母線に接続される第1RC直列回路と、前記第2機器の抵抗値及び容量値に応じた時定数を有し、前記第2母線に接続される第2RC直列回路と、前記第1RC直列回路に流れる第1電流を測定する第1電流測定部と、前記第2RC直列回路に流れる第2電流を測定する第2電流測定部と、前記第1ケーブルを流れる第3電流を測定する第3電流測定部と、前記電源母線または前記第1母線の第1電圧と第2母線の第2電圧とを測定する電圧測定部と、前記第1及び第2遮断器のうち何れかの遮断器が遮断される際の前記電圧測定部の測定結果に基づいて、前記第1及び第2遮断器のうち遮断された遮断器を判定する判定部と、前記第1遮断器が遮断されたと判定された場合、前記第1及び第3電流に基づいて前記第1遮断器に流れる電流の電流値を算出し、前記第2遮断器が遮断されたと判定された場合、前記第2及び第3電流に基づいて前記第2遮断器に流れる電流の電流値を算出する算出部と、を備える。
電気所に設けられた遮断器が遮断される際の制御電流を、精度良く算出することが可能な遮断器動作監視装置を提供することができる。
本発明の一実施形態である遮断器一括監視システム10の構成を示した図である。 遮断器一括監視システム10の一部を等価的に表した図である。 遮断器24が遮断される際の主要な波形を示す図である。 遮断器25が遮断される際の主要な波形を示す図である。 遮断器が遮断される際の電圧V1〜V3の最大変化率を示す図である。 処理装置87の構成の一例を示す図である。 マイコン103が実現する機能ブロックを示す図である。 遮断器が遮断される際にマイコン103が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 遮断器が遮断される際にマイコン103が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
図1は、本発明の一実施形態である遮断器一括監視システム10の構成を示した図である。遮断器一括監視システム10は、遠隔制御装置15、直流電源装置20、リレー盤21〜23、遮断器24〜26、遮断器動作監視装置27、ケーブル30〜32、母線A〜Cを含んで構成される。なお、本実施形態のケーブル30等は、正側(P側)のケーブルと負側(N側)のケーブルとを含むが、便宜上ここでは、1本の線で記載している。
遠隔制御装置15は、制御所に設けられ、利用者の操作結果に応じて遮断器24等の動作を制御する装置である。
直流電源装置20は、電気所におけるリレー盤21〜23や遮断器24〜26の電源を生成する装置である。直流電源装置20は、整流器40、蓄電池41、配電用遮断器42〜44、電源母線45、及び端子46,47を含んで構成される。
整流器40は、交流電源(不図示)から入力される交流電流を直流電流に変換し、配電用遮断器42と、電源母線45とを介して蓄電池41を充電する。また、整流器40は、電源母線45に接続されるリレー盤21等の負荷に直流電源を供給する。
蓄電池41は、例えば、停電等で整流器40に交流電源が入力されない場合や過渡的に電源母線45の電圧が低下した場合、電源母線45に接続されるリレー盤21等に直流電源を供給する。
配電用遮断器42〜44の夫々は、接続される負荷を過電流から保護するための遮断器である。配電用遮断器42は、整流器40の電源を電源母線45に配電する。配電用遮断器43は、電源母線45の電源を、端子46、ケーブル30等を介して配電する。
配電用遮断器44は、電源母線45の電源を、端子47を介して遮断器動作監視装置27に設けられたRC直列回路80に配電する。
母線A(第1母線)は、ケーブル30(第1ケーブル)などを介して電源母線45に接続される。また、母線Aには、リレー盤21、遮断器24が接続される。なお、本実施形態では、例えばケーブル30は、遮断器が遮断される際のケーブル30での電圧降下が無視できる程短いこととする。このため、本実施形態では、電源母線45及び母線Aの電圧はほぼ等しくなる。なお、本実施形態では、電源母線45及び母線Aの電圧を電圧V1とする。
リレー盤21(第1機器)は、送電線Xに流れる電流に基づいて、例えば遮断器24の動作を制御する機器である。リレー盤21は、スイッチング電源50、制御装置51を含んで構成される。
スイッチング電源50は、母線Aを介して供給される電源から、制御装置51を動作させるための電源を生成する回路である。制御装置51は、送電線Xに流れる電流を検出する変流器(不図示)からの出力等に基づいて、遮断器24の動作を制御する。なお、リレー盤21は、例えば電気所における他の断路器、変圧器等(不図示)の動作を制御することとしても良い。
ところで、本実施形態のスイッチング電源50には、安定した電源を生成するためのバイパスコンデンサ等が、母線Aの正側の電線と、負側の電線との間に設けられている。このため、例えば、バイパスコンデンサとスイッチング電源50の内部抵抗等を考慮すると、RC直列回路60が母線Aの正側の電線と、負側の電線との間に等価的に直列に接続されていることとなる。ここでは、リレー盤21が母線Aに接続されるノードにおけるバイパスコンデンサ等のコンデンサを容量値Ca0のコンデンサ70とし、スイッチング電源50の内部抵抗等を抵抗値Ra0の抵抗71とする。このため、リレー盤21に電源を供給する母線Aの電圧レベルが変化すると、容量値Ca0、抵抗値Ra0に応じた時定数で変化する電流が母線Aに供給されることになる。なお、前述のように、コンデンサ70、抵抗71は、スイッチング電源50に内蔵されているものであるが、図1においては便宜上、スイッチング電源50と別に記載している。
遮断器24(第1遮断器)は、リレー盤21からの制御に基づいて、送電線Xに流れる電流を遮断する。具体的には、送電線Xに流れる電流が所定よりも大きいことをリレー盤21が検出すると、遮断器24は切状態となる。また、遮断器24は、遠隔制御装置15からの制御に基づいて入状態または切状態となる。
母線B(第2母線)は、ケーブル31(第2ケーブル)を介して母線Aに接続される。また、母線Bには、リレー盤22、遮断器25が接続される。なお、本実施形態では、母線Bの電圧を電圧V2とする。
リレー盤22(第2機器)は、送電線Yに流れる電流等に基づいて、例えば遮断器25の動作を制御する機器である。なお、リレー盤22は、リレー盤21と同様の構成であり、リレー盤22は、スイッチング電源52、制御装置53を含んで構成される。このため、母線Bには、容量値Ca1のコンデンサ72と、抵抗値Ra1の抵抗73とを含むRC直列回路61が接続されることになる。
遮断器25(第2遮断器)は、遮断器24と同様に、リレー盤22からの制御に基づいて、送電線Yに流れる電流を遮断する。具体的には、送電線Yに流れる電流が所定よりも大きいことをリレー盤22が検出すると、遮断器25は切状態となる。また、遮断器25は、遠隔制御装置15からの制御に基づいて入状態または切状態となる。
母線C(第3母線)は、ケーブル32(第3ケーブル)を介して母線Aに接続される。また、母線Cには、リレー盤23、遮断器26が接続される。なお、本実施形態では、母線Cの電圧を電圧V3とする。
リレー盤23(第3機器)は、送電線Zに流れる電流等に基づいて、例えば遮断器26の動作を制御する機器である。なお、リレー盤23は、リレー盤21と同様の構成であり、リレー盤23は、スイッチング電源54、制御装置55を含んで構成される。このため、母線Cには、容量値Ca2のコンデンサ74と、抵抗値Ra2の抵抗75とを含むRC直列回路62が接続されることになる。
遮断器26(第3遮断器)は、遮断器24と同様に、リレー盤23からの制御に基づいて、送電線Zに流れる電流を遮断する。具体的には、送電線Zに流れる電流が所定よりも大きいことをリレー盤23が検出すると、遮断器26は切状態となる。また、遮断器26は、遠隔制御装置15からの制御に基づいて入状態または切状態となる。
遮断器動作監視装置27は、遮断器24〜26の動作を監視する装置であり、RC直列回路80〜82、変流器83〜86、処理装置87を含んで構成される。
RC直列回路80(第1RC直列回路)は、母線Aの電圧レベルが変化した際に、母線Aからリレー盤21に流入される電流、またはリレー盤21から母線Aに流出する電流と同様に変化する電流を生成するための回路である。なお、前述のように、本実施形態では、ケーブル30の抵抗値は十分小さいため、RC直列回路80は、母線Aではなく、母線Aとほぼ同じ電圧となる電源母線45に接続されている。
RC直列回路80は、パイロットコンデンサ90及び可変抵抗91を含んで構成される。本実施形態において、パイロットコンデンサ90の容量値は容量値Cp0とし、可変抵抗91の抵抗値は抵抗値Rp0とする。また、RC直列回路80から電源母線45に供給される電流を電流I1とし、本実施形態では、RC直列回路80の時定数がRC直列回路60の時定数に一致するよう、予め可変抵抗91の抵抗値は調整されていることとする。このため、母線Aの電圧が変化した際のRC直列回路60からの電流Iaと、RC直列回路からの電流I1は同様に変化する。
RC直列回路81(第2RC直列回路)は、母線Bの電圧レベルが変化した際に、母線Bからリレー盤22に流入される電流、またはリレー盤22から母線Bに流出する電流と同様に変化する電流を生成するための回路である。RC直列回路81は、RC直列回路80と同様に、パイロットコンデンサ92及び可変抵抗93を含んで構成される。本実施形態において、パイロットコンデンサ92の容量値は容量値Cp1とし、可変抵抗93の抵抗値は抵抗値Rp1とする。
また、RC直列回路81から母線Bに供給される電流を電流I2とし、本実施形態では、RC直列回路81の時定数がRC直列回路61の時定数に一致するよう、予め可変抵抗93の抵抗値は調整されていることとする。このため、母線Bの電圧が変化した際のRC直列回路61からの電流Ibと、RC直列回路81からの電流I2は同様に変化する。
RC直列回路82(第3RC直列回路)は、母線Cの電圧レベルが変化した際に、母線Cからリレー盤23に流入される電流、またはリレー盤23から母線Cに流出する電流と同様に変化する電流を生成するための回路である。RC直列回路82は、RC直列回路80と同様に、パイロットコンデンサ94及び可変抵抗94を含んで構成される。本実施形態において、パイロットコンデンサ94の容量値は容量値Cp2とし、可変抵抗95の抵抗値は抵抗値Rp2とする。
また、RC直列回路82から母線Cに供給される電流を電流I3とし、本実施形態では、RC直列回路82の時定数がRC直列回路62の時定数に一致するよう、予め可変抵抗95の抵抗値は調整されていることとする。このため、母線Cの電圧が変化した際のRC直列回路62からの電流Icと、RC直列回路82からの電流I3は同様に変化する。
変流器83(第3電流測定部)は、ケーブル30に流れる電流I0(第3電流)を測定する。ところで、遮断器24〜26は、ケーブル30に接続された母線Aよりも下流側に接続されている。このため、本実施形態では、一つの変流器83で複数の遮断器24〜26の制御電流を測定することが可能となる。
変流器84(第1電流測定部)は、RC直列回路80に流れる電流I1(第1電流)を測定し、変流器85(第2電流測定部)は、RC直列回路81に流れる電流I2(第2電流)を測定し、変流器86(第4電流測定部)は、RC直列回路82に流れる電流I3(第4電流)を測定する。
処理装置87は、電流I1〜I3及び電圧V1〜V3に基づいて、遮断器24〜26の制御電流を算出するとともに、夫々の動作を監視する。なお、処理装置87の詳細については後述する。
==遮断器が遮断される際の電流及び電圧について==
図2は、図1の主要な構成を等価回路で示した図である。図2においては、母線A,B間に接続されるケーブル31を抵抗Rd1,Rd2として記載し、母線A,C間に接続されるケーブル32を抵抗Re1,Re2として記載している。
ここで、図3を参照しつつ、遮断器24が遮断される際に、遮断器24に流れる制御電流Icb1等について説明する。例えば時刻t0に遮断器24が遮断されると、母線Aの正側と負側との間の状態は、過渡的に短絡状態に近づくため、母線Aの電圧V1は大きく低下する。したがって、蓄電池41からの電流I0、及び電流I1,Iaは大きく増加する。一方、母線Bの電圧V2は、抵抗Rd1,Rd2があるため、電圧V1と比較すると変化は緩やかになる。したがって、電流I2,Ibの変化は、電流I1,Iaの変化と比べ小さくなる。また、母線Cの電圧V3も、抵抗Re1,Re2の影響から、電圧V2と同様に変化は緩やかになる。つまり、遮断器24が遮断される際には、ケーブル31,32の抵抗の影響により、母線B,Cの電圧の変化は抑制され、母線B,C側から遮断器24に流れる電流は小さくなる。
また、例えば、図4に示すように、時刻t2に母線Bに接続される遮断器25が遮断される際には、母線Bの電圧V2の変化が最も大きくなる。一方、ケーブル31の抵抗Rd1,Rd2の影響から、母線Aの電圧V1の変化は電圧V2の変化より小さくなり、母線Cの電圧V3の変化も、抵抗Rd1,Rd2,Re1,Re2の影響から、電圧V2より小さくなる。なお、遮断器26が遮断される際には、遮断器25の場合と同様に、母線Cの電圧V3の変化が最も大きくなる。
したがって、遮断器24〜26の夫々が遮断された際の電圧V1〜V3の夫々の変化率の最大値の関係は、例えば図5に示されるようになる。なお、変化率は、例えば、遮断される前の電圧値と、遮断器が遮断される際の電圧値との差に基づいて定められる。そして、変化率の最大値とは、例えば、遮断器が遮断される際の変化率のうち、最も大きい値である。例えば、図4の電圧V1を例に説明すると、電圧V1の変化率が最大となる時刻は時刻t2となる。なお、時刻taは、遮断器24が遮断される際に電圧V1の変化幅が最も大きくなるタイミングである。
図5において、実線は、遮断器24が遮断された際の電圧V1〜V3の変化率の最大値を示した線であり、点線は、遮断器25が遮断された際の電圧V1〜V3の変化率の最大値を示した線であり、一点鎖線は、遮断器26が遮断された際の電圧V1〜V3の変化率の最大値を示した線である。つまり、遮断器24が遮断された際には、電圧V1〜V3の夫々の変化率の最大値のうち、電圧V1の変化率の最大値が最も大きくなる。また、遮断器25が遮断された際には、電圧V2の変化率の最大値が最も大きくなり、遮断器25が遮断された際には、電圧V3の最大値が最も大きくなる。
ところで、遮断器24が遮断される際の電圧V1の変化率の最大値は、蓄電池41の内部抵抗の抵抗値と、遮断器24に流れる制御電流Icb1との積に応じて変化する。また、例えば、遮断器25が遮断される際の電圧V2の変化率の最大値は、蓄電池41の内部抵抗の抵抗値及び抵抗Rd1,Rd2の抵抗値の和と、遮断器25に流れる制御電流Icb2との積に応じて変化する。本実施形態では、遮断器24〜26に流れる制御電流Icb1〜Icb3はほぼ同じである。このため、遮断器24が遮断される際の電圧V1の変化率の最大値は、遮断器25が遮断される際の電圧V2の変化率の最大値や、遮断器26が遮断される際の電圧V3の変化率の最大値よりも小さくなる。
==処理装置87の詳細==
処理装置87は、図6に示すように、電圧測定装置100、ADC(AD変換器)101、メモリ102、マイコン103を含んで構成される。
電圧測定装置100(電圧測定部)は、電圧V1〜V3を測定する。ADC101は、電流I0〜I3の電流値及び電圧V1〜V3の電圧値をデジタルデータに変換し、メモリ102格納する。
メモリ102は、マイコン103が実行するプログラムや、所定のしきい値Vtを記憶する。なお、しきい値Vtは、図5に示すように、遮断器24が遮断される際の電圧V1の変化率の最大値より大きく、遮断器25が遮断される際の電圧V2の変化率の最大値及び、遮断器26が遮断される際の電圧V3の変化率の最大値よりも小さい値である。また、メモリ102は、遮断器24〜26が正常に遮断される際の代表的な制御電流の波形、すなわち、遮断される期間における代表的な制御電流の電流値を記憶する。
マイコン103は、メモリ102に記憶されるプログラムを実行することにより、図7に示すような検出部110、判定部111、算出部112、比較部113を実現する。
検出部110は、電流I0の電流値の変化に基づいて遮断器24〜26のうち、何れかの遮断器の遮断が開始されたか否かを検出する。
判定部111は、遮断器の遮断が開始されたことを検出部110が検出すると、遮断器が遮断される際(例えば、遮断器の遮断が検出されてから所定期間)の電圧V1〜V3、電流I0〜I3を取得する。そして、判定部111は、遮断器が遮断される際の電圧V1〜V3の変化率を算出し、変化率に基づいて、遮断器24〜26のうち、遮断された遮断器を判定する。
算出部112は、電流I0〜I4を用いて、遮断器24〜26のうち遮断された遮断器の制御電流の電流値を算出する。なお、算出部112が制御電流を算出する方法については、例えば特許文献1(特許第4526588号公報)に記載されている。
比較部113は、遮断された遮断器の異常の有無を判定するために、算出された制御電流の電流値と、メモリ102に記憶された代表的な制御電流の電流値とを比較する。
==マイコン103が実行する処理の一例==
ここで、図8を参照しつつ、遮断器が遮断される際にマイコン103が実行する処理の一例を説明する。
まず、検出部110は、電流I0の電流値の変化に基づいて遮断器24〜26のうち、何れかの遮断が開始されたか否かを検出する(S100)。そして、遮断器24〜26のうち、何れかの遮断が開始されたことが検出されると(S100:YES)、判定部111は、遮断器が遮断される際の電圧V1〜V3の電圧値、電流I0〜I3電流値をメモリ102から取得する(S101)。そして、判定部111は、電圧V1〜V3の夫々の変化率を算出する(S102)。また、判定部112は、算出された変化率の最大値が、しきい値Vtより小さい否かを判定する(S103)。
算出された変化率の最大値がしきい値Vtよりも小さい場合(S103:YES)、判定部111は、遮断器24が遮断されたと判定する(S104)。そして、算出部112は、電流I0,I1に基づいて、遮断器24の制御電流Icb1を算出する(S105)。
また、算出された変化率の最大値がしきい値Vtよりも大きい場合(S103:NO)、判定部111は、電圧V1〜V3の夫々の変化率のうち、変化率が最大となる電圧を判定する(S106)。そして、変化率が最大となる電圧が電圧V2である場合(S106:電圧V2)、判定部111は、遮断器25が遮断されたと判定する(S107)。そして、算出部112は、電流I0,I2に基づいて、遮断器25の制御電流Icb2を算出する(S108)。
また、変化率が最大となる電圧が電圧V3である場合(S106:電圧V3)、判定部111は、遮断器26が遮断されたと判定する(S109)。そして、算出部112は、電流I0,I3に基づいて、遮断器26の制御電流Icb3を算出する(S110)。
比較部113は、処理S105,S108,S110の何れかが実行されると、算出された制御電流Icb1の電流値と、制御電流の代表波形、すなわち遮断器が遮断される際の代表的な制御電流の電流値とを比較する(S111)。この結果、利用者は遮断器に異常があるか否か等を知ることができる。
<<算出部の他の実施形態>>
ここで、判定部111とは異なる遮断された遮断器を判定する判定部115について、図9を参照しつつ説明する。なお、判定部115は、判定部111と同様に、マイコン103がプログラムを実行することにより実現される。なお、図8及び図9において、同じ番号の付されたステップでは同じ処理が実行される。このため、図9においては、図8と異なる処理S200のみを説明する。
判定部115は、算出された電圧V1〜V3の変化率を比較する(S200)。そして、判定部115は、電圧V1の変化率が最大である場合(S200:電圧V1)、遮断器24が遮断されたと判定する(S104)。また、判定部115は、電圧V2の変化率が最大である場合(S200:電圧V2)、遮断器25が遮断されたと判定する(S107)し、電圧V3の変化率が最大である場合(S200:電圧V3)、遮断器26が遮断されたと判定する(S109)。前述のように、電圧V1〜V3の変化率の最大値は図5に示すような関係がある。このため、判定部115が図9に示すような判定処理を実行する場合であっても、図8と同様に、精度良く遮断された遮断器を判定することができる。
以上、本実施形態の遮断器一括監視システム10について説明した。例えば、母線Bに接続された遮断器25の制御電流Icb2を算出する際にRC直列回路80の電流I1を用いると、ケーブル31の抵抗Rd1,Rd2の影響で精度良く制御電流Icb2の電流値を算出できないことがある。しかしながら、本実施形態では、遮断器25の制御電流Icb2を算出する際には、抵抗Rd1,Rd2の影響をうけず、母線BのRC直列回路61と同様に変化する電流I2を用いている。このため、本実施形態では、遮断器が遮断される際の制御電流を精度良く算出(補正)することが可能である。
また、遮断器が遮断される際の電圧V1,V2の変化率の最大値には、図5に示すような関係がある。このため、判定部111は、例えば、算出された変化率がしきい値Vtより大きいか否かに基づいて、遮断器24,25のうち遮断された遮断器を精度良く判定することができる。
また、判定部115は、例えば、算出された変化率の最大値を比較することにより、遮断器24,25のうち遮断された遮断器を精度良く判定することができる。
また、本実施形態では、遮断器26の制御電流Icb3を算出する際には、抵抗Re1,Re2等の影響をうけず、母線CのRC直列回路62と同様に変化する電流I3を用いている。このため、本実施形態では、遮断器が遮断される際の制御電流を精度良く算出することが可能である。
また、判定部111は、図8に例示したように、算出された変化率がしきい値Vtより大きいか否かに基づいて、遮断器24〜26のうち遮断された遮断器を精度良く判定することができる。
また、判定部115は、図9に例示したように、算出された変化率の最大値を比較することにより、遮断器24〜26のうち遮断された遮断器を精度良く判定することができる。
また、比較部113は、算出された制御電流の電流値と、遮断器が遮断される際の所定の電流の電流値とを比較する。このため、例えば、遮断器の異常の有無等を把握することが可能となる。
なお、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば、電気所に遮断器24,25の2つの遮断器しか設けられていない場合であっても、判定部111,115は本実施形態と同様に遮断された遮断器を判定することができる。
また、例えば、本実施形態ではケーブル30の抵抗が十分小さいこととしたが、例えば、ケーブル30の抵抗が無視できない場合であっても、図8,9に示す処理で遮断器24の制御電流を算出することができる。なお、ケーブル30の抵抗値が大きい場合は、RC直列回路80を例えば母線Aに接続しても良い。
また、判定部111,115は、例えば、遮断される前の電圧値と、遮断器が遮断される際の電圧値との差の絶対値に基づいて、遮断される遮断器を判定しても同様の処理を実行できる。
10 遮断器一括監視システム
15 遠隔制御装置
20 直流電源装置
21〜23 リレー盤
24〜26 遮断器
27 遮断器動作監視装置
30〜32 ケーブル
40 整流器
41 蓄電池
42〜44 配電用遮断器
45 電源母線
46,47 端子
50,52,54 スイッチング電源
51,53,55 制御装置
60〜62,80〜82 RC直列回路
70,72,74,90,92,94 コンデンサ
71,73,75 抵抗
83〜86 変流器
87 処理装置
91,93,95 可変抵抗
100 電圧測定装置
101 ADC(ADコンバータ)
102 メモリ
103 マイコン
110 検出部
111,115 判定部
112 算出部
113 比較部

Claims (7)

  1. 蓄電池が接続される電源母線と、前記電源母線に第1ケーブルを介して接続される第1母線と、前記第1母線に接続される第1遮断器と、前記第1母線に接続され前記第1遮断器とは異なる第1機器と、前記第1母線に第2ケーブルを介して接続される第2母線と、前記第2母線に接続される第2遮断器と、前記第2母線に接続され前記2遮断器とは異なる第2機器と、を有する電気所における遮断器動作監視装置であって、
    前記第1機器の抵抗値及び容量値に応じた時定数を有し、前記電源母線または前記第1母線に接続される第1RC直列回路と、
    前記第2機器の抵抗値及び容量値に応じた時定数を有し、前記第2母線に接続される第2RC直列回路と、
    前記第1RC直列回路に流れる第1電流を測定する第1電流測定部と、
    前記第2RC直列回路に流れる第2電流を測定する第2電流測定部と、
    前記第1ケーブルを流れる第3電流を測定する第3電流測定部と、
    前記電源母線または前記第1母線の第1電圧と第2母線の第2電圧とを測定する電圧測定部と、
    前記第1及び第2遮断器のうち何れかの遮断器が遮断される際の前記電圧測定部の測定結果に基づいて、前記第1及び第2遮断器のうち遮断された遮断器を判定する判定部と、
    前記第1遮断器が遮断されたと判定された場合、前記第1及び第3電流に基づいて前記第1遮断器に流れる電流の電流値を算出し、前記第2遮断器が遮断されたと判定された場合、前記第2及び第3電流に基づいて前記第2遮断器に流れる電流の電流値を算出する算出部と、
    を備えることを特徴とする遮断器動作監視装置。
  2. 請求項1に記載の遮断器動作監視装置であって、
    前記判定部は、
    前記何れかの遮断器が遮断される際の前記第1電圧の変化率及び前記第2電圧の変化率が所定の値より小さい場合、前記第1遮断器が遮断されたと判定し、前記何れかの遮断器が遮断される際の前記第2電圧の変化率が前記所定の値より大きい場合、前記第2遮断器が遮断されたと判定し、
    前記所定の値は、
    前記第1遮断器が遮断される際の前記第1電圧の変化率の最大値より大きく、前記第2遮断器が遮断される際の前記第2電圧の変化率の最大値より小さい値であること、
    を特徴とする遮断器動作監視装置。
  3. 請求項1に記載の遮断器動作監視装置であって、
    前記判定部は、
    前記何れかの遮断器が遮断される際の前記第1電圧の変化率が前記第2電圧の変化率より大きい場合、前記第1遮断器が遮断されたと判定し、前記何れかの遮断器が遮断される際の前記第2電圧の変化率が前記第1電圧の変化率より大きい場合、前記第2遮断器が遮断されたと判定すること、
    を特徴とする遮断器動作監視装置。
  4. 請求項1に記載の遮断器動作監視装置であって、
    前記第1または第2母線に第3ケーブルを介して接続される第3母線と、前記第3母線に接続される第3遮断器と、前記第3母線に接続され前記3遮断器とは異なる第3機器と、を更に有する前記電気所に設けられ、前記第3機器の抵抗値及び容量値に応じた時定数を有し、前記第3母線に接続される第3RC直列回路と、
    前記第3RC直列回路に流れる第4電流を測定する第4電流測定部と、
    を更に含み、
    前記電圧測定部は、
    前記第1電圧と、前記第2電圧と、前記第3母線の第3電圧とを測定し、
    前記判定部は、
    前記第1〜第3遮断器のうち何れか一の遮断器が遮断される際の前記電圧測定部の測定結果に基づいて、前記第1〜第3遮断器のうち遮断された遮断器を判定し、
    前記算出部は、
    前記第1遮断器が遮断されたと判定された場合、前記第1及び第3電流に基づいて前記第1遮断器に流れる電流の電流値を算出し、前記第2遮断器が遮断されたと判定された場合、前記第2及び第3電流に基づいて前記第2遮断器に流れる電流の電流値を算出し、前記第3遮断器が遮断されたと判定された場合、前記第3及び第4電流に基づいて前記第3遮断器に流れる電流の電流値を算出すること、
    を特徴とする遮断器動作監視装置。
  5. 請求項4に記載の遮断器動作監視装置であって、
    前記判定部は、
    前記一の遮断器が遮断される際の前記第1〜第3電圧の変化率が所定の値より小さい場合、前記第1遮断器が遮断されたと判定し、前記一の遮断器が遮断される際の前記第2電圧の変化率が前記所定の値より大きく、かつ前記第1及び第3電圧の変化率より大きい場合、前記第2遮断器が遮断されたと判定し、前記一の遮断器が遮断される際の前記第3電圧の変化率が前記所定の値より大きく、かつ前記第1及び第2電圧の変化率より大きい場合、前記第3遮断器が遮断されたと判定し、
    前記所定の値は、
    前記第1遮断器が遮断される際の前記第1電圧の変化率の最大値より大きく、前記第2または第3遮断器が遮断される際の前記第2または第3電圧の変化率の最大値より小さい値であること、
    を特徴とする遮断器動作監視装置。
  6. 請求項4に記載の遮断器動作監視装置であって、
    前記判定部は、
    前記一の遮断器が遮断される際の前記第1電圧の変化率が前記第2及び第3電圧の変化率より大きい場合、前記第1遮断器が遮断されたと判定し、前記一の遮断器が遮断される際の前記第2電圧の変化率が前記第1及び第3電圧の変化率より大きい場合、前記第2遮断器が遮断されたと判定し、前記一の遮断器が遮断される際の前記第3電圧の変化率が前記第1及び第2電圧の変化率より大きい場合、前記第3遮断器が遮断されたと判定すること、
    を特徴とする遮断器動作監視装置。
  7. 請求項4〜6に記載の遮断器動作監視装置であって、
    前記算出部で算出された電流の電流値と、前記一の遮断器が遮断される際に前記一の遮断器に流れる所定の電流の電流値とを比較する比較部と、
    を備えることを特徴とする遮断器動作監視装置。
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