JP2006230162A - 電圧調整装置、電圧調整方法、及び電圧調整プログラム - Google Patents

電圧調整装置、電圧調整方法、及び電圧調整プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006230162A
JP2006230162A JP2005043991A JP2005043991A JP2006230162A JP 2006230162 A JP2006230162 A JP 2006230162A JP 2005043991 A JP2005043991 A JP 2005043991A JP 2005043991 A JP2005043991 A JP 2005043991A JP 2006230162 A JP2006230162 A JP 2006230162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
load
tap
distribution line
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005043991A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutaka Ito
信孝 伊藤
Keizo Iwai
圭三 岩井
Hiroshi Amano
広巳 天野
Keiji Kakimoto
啓二 垣本
Kiyoshi Takenoshita
清 竹野下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Chugoku Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Chugoku Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc, Chugoku Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2005043991A priority Critical patent/JP2006230162A/ja
Publication of JP2006230162A publication Critical patent/JP2006230162A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

【課題】配電線における電圧降下を精度良く求める。
【解決手段】交流電圧を負荷に配電する配電線に設けられ負荷側電圧を切り換えるためのタップを有する変圧器とタップ切換器とを備えた電圧調整装置であって、電圧計測部と、電流計測部と、電圧及び電流に基づいて力率を求める力率取得部と、力率と配電線の抵抗及びリアクタンスとに基づいて配電線のインピーダンスを算出するインピーダンス算出部と、インピーダンスを電流に乗算して配電線の電圧降下を求める電圧降下算出部と、電圧降下を電圧から減算して求められた負荷側電圧の実測値と予め定められた負荷側電圧の基準値との差分値に応じてタップを切り換えるべくタップ切換器を制御するタップ切換制御部と、を備えてなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、交流電圧を負荷に配電する配電線における電圧降下に基づいて、変圧器のタップを切り換えることにより配電線の電圧を調整する電圧調整装置、電圧調整方法、及び当該電圧調整装置に電圧調整方法を実行させるプログラムに関する。
電力供給における電圧の安定化は必須であるため、例えば変電設備では電圧調整装置により配電線の電圧調整が行われる。特に、変電設備からユーザまでの配電線が長い場合、当該ユーザにおける負荷の軽重に応じて電圧変動も大きくなる。そこで、変電設備は、電圧調整装置が備える変圧器によりユーザの使用レベルに電圧を設定して配電する際、当該変圧器のタップ切り換えを自動的に行い規定の電圧を維持している。
特開平9−84266号公報
ところで、従来、ユーザの負荷側の電圧を容易に計測できない場合には、前述した電圧調整装置は、配電線を流れる電流の実効値に基づいて負荷までの電圧降下を算出し、当該電圧調整装置側の電圧からこの電圧降下分を減算して求められた負荷側の電圧に応じてタップを切り換えていた。例えば、電圧調整装置は、適宜な電流計測手段により配電線の電流の実効値を計測し、適宜な演算手段によりこの電流の実効値に配電線の抵抗値を乗じて電圧降下を求めていた。
しかしながら、前述した負荷が例えば誘導リアクタンスの大きい所謂コイル負荷の場合、交流電圧が印加された負荷における遅れ力率に応じて配電線のインピーダンスが増加し得るため、この配電線を流れる電流がたとえ相対的に小さくなっても、電圧調整装置から負荷までの電圧降下は相対的に大きくなるといった現象が起こり得る。一方、配電線の電流の実効値に配電線の抵抗値を乗じて求められた電圧降下は、電流の減少に伴って小さくなるため、実際の電圧降下よりも小さくなる。このため、前述した電圧調整装置では、交流電圧が印加されたコイル負荷に対して補償不足となる虞がある。
また、前述した負荷が例えば容量リアクタンスの大きい所謂コンデンサ負荷の場合、交流電圧が印加された負荷における進み力率に応じて配電線のインピーダンスが減少し得るため、この配電線を流れる電流がたとえ相対的に大きくなっても、電圧調整装置から負荷までの電圧降下は相対的に小さくなるといった現象が起こり得る。一方、配電線の電流の実効値に配電線の抵抗値を乗じて求められた電圧降下は、電流の増大に伴って大きくなるため、実際の電圧降下よりも大きくなる。このため、前述した電圧調整装置では、交流電圧が印加されたコンデンサ負荷に対して補償過剰となる虞がある。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、負荷に印加される交流電圧を調整するに際し、この負荷に交流電圧を配電する配電線における電圧降下を精度良く求めることにある。
前記課題を解決するための発明は、交流電圧を負荷に配電する配電線に設けられ、前記負荷に印加される負荷側電圧を切り換えるためのタップを有する変圧器と、前記タップを切り換えるタップ切換器と、を備えた電圧調整装置であって、前記配電線の電圧を計測する電圧計測部と、前記配電線の電流を計測する電流計測部と、前記電圧計測部により計測された電圧と前記電流計測部により計測された電流との位相差に応じた力率を求める力率取得部と、前記力率取得部により求められた力率と、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線の抵抗及びリアクタンスとに基づいて、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線のインピーダンスを算出するインピーダンス算出部と、前記インピーダンス算出部により算出されたインピーダンスを前記電流計測部により計測された電流に乗算して、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線の電圧降下を求める電圧降下算出部と、前記電圧降下算出部により算出された電圧降下を前記電圧計測部により計測された電圧から減算して求められた負荷側電圧の実測値と、予め定められた負荷側電圧の基準値との差分値に応じて前記タップを切り換えるべく、前記タップ切換器を制御するタップ切換制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、かかる電圧調整装置において、交流電圧が入力される入力部と、交流電圧が出力される出力部と、を更に備え、前記電圧計測部及び前記電流計測部は、前記入力部と前記出力部との間で電圧及び電流をそれぞれ計測する、ことが好ましい。
また、かかる電圧調整装置において、前記タップ切換制御部は、前記電圧降下算出部により算出された電圧降下を前記電圧計測部により計測された電圧から減算して求められた負荷側電圧の実測値と、予め定められた負荷側電圧の基準値との差分値が、予め定められた差分値範囲内にあるか否かを判定し、前記差分値が前記予め定められた差分値範囲内にないと判定した場合、該当の差分値を前記予め定められた差分値範囲内とすべく、前記タップ切換器を制御する、ことが好ましい。
また、かかる電圧調整装置において、前記タップ切換制御部は、前記電圧降下算出部により算出された電圧降下を前記電圧計測部により計測された電圧から減算して求められた負荷側電圧の実測値と、予め定められた負荷側電圧の基準値との差分値が、予め定められた差分値範囲内にあるか否かを判定し、前記差分値が前記予め定められた差分値範囲内にないと所定時間判定し続けた場合、該当の差分値を前記予め定められた差分値範囲内とすべく、前記タップ切換器を制御する、ことが好ましい。
また、かかる電圧調整装置において、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線の抵抗及びリアクタンスをそれぞれ示すデータを記憶する記憶部を更に備え、前記インピーダンス算出部は、前記インピーダンスの算出に先立って、前記記憶部から前記データを読み出す、ことが好ましい。
また、前記課題を解決するための発明は、交流電圧を負荷に配電する配電線に設けられ、前記負荷に印加される負荷側電圧を切り換えるためのタップを有する変圧器と、前記タップを切り換えるタップ切換器と、を備えた電圧調整装置の電圧調整方法であって、前記配電線の電圧及び電流を計測する電圧/電流計測ステップと、前記電圧/電流計測ステップにおいて計測された電圧と電流との位相差に応じた力率を求める力率取得ステップと、前記力率取得ステップにおいて求められた力率と、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線の抵抗及びリアクタンスとに基づいて、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線のインピーダンスを算出するインピーダンス算出ステップと、前記インピーダンス算出ステップにおいて算出されたインピーダンスを前記電圧/電流計測ステップにおいて計測された電流に乗算して、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線の電圧降下を求める電圧降下算出ステップと、前記電圧降下算出ステップにおいて算出された電圧降下を前記電圧/電流計測ステップにおいて計測された電圧から減算して求められた負荷側電圧の実測値と、予め定められた負荷側電圧の基準値との差分値に応じて前記タップを切り換えるべく、前記タップ切換器を制御するタップ切換制御ステップと、を備えたことを特徴とする。
また、前記課題を解決するための発明は、交流電圧を負荷に配電する配電線に設けられ、前記負荷に印加される負荷側電圧を切り換えるためのタップを有する変圧器と、前記タップを切り換えるタップ切換器と、を備えた電圧調整装置に電圧調整方法を実行させる電圧調整プログラムであって、前記配電線の電圧及び電流を計測する電圧/電流計測ステップと、前記電圧/電流計測ステップにおいて計測された電圧と電流との位相差に応じた力率を求める力率取得ステップと、前記力率取得ステップにおいて求められた力率と、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線の抵抗及びリアクタンスとに基づいて、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線のインピーダンスを算出するインピーダンス算出ステップと、前記インピーダンス算出ステップにおいて算出されたインピーダンスを前記電圧/電流計測ステップにおいて計測された電流に乗算して、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線の電圧降下を求める電圧降下算出ステップと、前記電圧降下算出ステップにおいて算出された電圧降下を前記電圧/電流計測ステップにおいて計測された電圧から減算して求められた負荷側電圧の実測値と、予め定められた負荷側電圧の基準値との差分値に応じて前記タップを切り換えるべく、前記タップ切換器を制御するタップ切換制御ステップと、を備えたことを特徴とする。
負荷に印加される交流電圧を調整するに際し、この負荷に交流電圧を配電する配電線における電圧降下を精度良く求めることができる。
===電圧調整装置の構成===
図1のブロック図に例示されるように、本実施の形態の電圧調整装置10は、主として、タップ20が設けられた調整変圧器(変圧器)30と、タップ切換器40と、計器用変圧器(電圧計測部)50と、変流器(電流計測部)60と、制御基板70と、直列変圧器80とを備えて構成されている。この電圧調整装置10の入力側及び出力側にはU端子(入力部)及びu端子(出力部)がそれぞれ設けられており、u端子に接続される配電線100を通じて負荷90に単相の交流電圧が配電される。尚、本実施の形態の電圧調整装置10は単相の交流電圧に対応するものであるが、これに限定されるものではなく、一般に複数相の交流電圧に対応するものであってよい。
タップ20は、電位が0Vである第0タップ200と、電位が140Vである第1タップ201と、電位が280Vである第2タップ202と、電位が420Vである第3タップ203とを備えて構成され、調整変圧器30に設けられている。尚、この0V、140V、280V、及び420Vの電圧設定は一例であり、これに限定されるものではない。
タップ切換器40は、切換用リレー411乃至414(総称する場合は切換用リレー410と表す)と、橋絡用リレー420と、限流用抵抗441及び442(総称する場合は限流抵抗440と表す)とを備えて構成されるリレー回路450からなっている。切換用リレー410はタップ切換を行い、橋絡用リレー420はタップ間を橋絡し、限流用抵抗440はタップ間の電流を限流するものである。
以下、リレー回路450について説明する。第3タップ203及び第1タップ201に対しては第1切換用リレー411が接続され、このリレー411の動作によりリレー回路450におけるRy1の紙面右側の端部(X1、図1参照)の電位が420V又は140Vとなる。即ち、第1切換用リレー411は、図1におけるU3・X1間及びU1・X1間の一方を接続するとともに他方を遮断する構成となっている。
本実施の形態においては、後の説明上、U3・X1間を接続しU1・X1間を遮断する第1切換用リレー411の状態をオンの状態と言い、逆にU3・X1間を遮断しU1・X1間を接続する第1切換用リレー411の状態をオフの状態と言う。つまり、第1切換用リレー411がオンの状態の場合、X1には420Vの電位が生じ、第1切換用リレー411がオフの状態の場合、X1には140Vの電位が生じる。また、前述したX1と、リレー回路450においてR1及びR2の紙面右側が共通に接続される端部Y(図1参照)とには第4切換用リレー414が接続されており、当該第4切換用リレー414は、そのオン又はオフ状態に応じてX1・Y間をそれぞれ接続又は遮断する構成を有している。
第2タップ202及び第0タップ200に対しては第2切換用リレー412が接続され、このリレー412の動作によりリレー回路450におけるRy2の紙面右側の端部(X2、図1参照)の電位が280V又は0Vとなる。即ち、第2切換用リレー412は、図1におけるU2・X2間及びU0・X2間の一方を接続するとともに他方を遮断する構成となっている。
本実施の形態においては、後の説明上、U2・X2間を接続しU0・X2間を遮断する第2切換用リレー412の状態をオンの状態と言い、逆にU2・X2間を遮断しU0・X2間を接続する第2切換用リレー412の状態をオフの状態と言う。つまり、第2切換用リレー412がオンの状態の場合、X2には280Vの電位が生じ、第2切換用リレー412がオフの状態の場合、X2には0Vの電位が生じる。
また、前述したX2とYとには第3切換用リレー413が接続されており、当該第3切換用リレー413は、そのオン又はオフ状態に応じてX2・Y間をそれぞれ接続又は遮断する構成を有している。また、前述したX1とYとには、直列接続された限流用抵抗441及び橋絡用リレー420が接続され、前述したX2とYとには、直列接続された限流用抵抗442及び橋絡用リレー420が接続されている。ここで、橋絡用リレー420は、図1におけるX1・Y間及びX2・Y間をともに接続又は遮断する構成となっている。
計器用変圧器50は、適宜なグラウンドに対する入力側端子Uの電圧を計測する計測装置である。電圧調整装置10内のインピーダンスを0と近似すれば、この計器用変圧器50により、配電線100の当該電圧調整装置10における電圧たる出力側電圧Vout(図1参照)が計測されることになる。
変流器60は、配電線100を流れる電流I(図1参照)を計測する計測装置である。
制御基板70は、前述したタップ切換器40の動作を制御するためのCPUを含む所定の回路が形成された基板である。
直列変圧器80は、リレー回路450の出力側(例えば図1のY)における電位0V乃至420Vを例えば3.5分の1である0V乃至120Vに変圧する機能を有している。この直列変圧器80からの出力が、入力側端子Uの電圧420Vに加えられることにより、出力側端子uの電圧は420V乃至540Vとなる。
配電線100は、出力側電圧Voutを負荷90に配電すべく、出力側端子u及び負荷90を接続する例えば金属製の電線である。図1において仮想的にR及びXで例示されるように、この配電線100は、出力側端子u及び負荷90間で連続的に分布する抵抗100r及びリアクタンス100xを有するものとする。この抵抗100r及びリアクタンス100xは、配電線100の金属の種類、断面積、長さ等により予め決まった値を有する。図1に例示されるように、配電線100が有する抵抗100r及びリアクタンス100xにより電圧降下ΔVが発生し、よって(Vout−ΔV)が負荷側電圧となる。後述するように、ΔVは、出力電圧Vout、電流I、抵抗100r、及びリアクタンス100xに基づいて算出される。
図2のブロック図に例示されるように、制御基板70上に形成された回路は、前述したタップ切換器40等を制御する制御部500、タイマ600、及びメモリ700を有している。後述するように、制御部500は、タップ切換器40を構成する切換用リレー410及び橋絡用リレー420を所定タイミングで所定時間だけオン又はオフの状態にするものである。この所定時間は、例えばタイマ600により計測される。
また、後述するように、制御部500は、計器用変圧器50及び変流器60に電圧及び電流をそれぞれ計測させてから、負荷側電圧の実測値と基準値との差分値を算出して判定し、当該判定結果に基づいてタップ切換器40を制御するまでの一連の動作を所定の周期で繰り返し行う機能を有するものである。尚、この判定に際し、制御部500は、ROMやRAM等のメモリ(記憶部)700に記憶された基準電圧データ702、許容値データ703、及び動作時限データ704を読み出すものである。このメモリ700は、前述した配電線100の抵抗100r及びリアクタンス100xを配電線データ701として予め記憶するものでもある。
===タップ選択動作===
図3のフローチャートに例示されるように、先ず、制御部500は、タイマ600をリセットした後、時間の計測を開始させる(S100)。
計器用変圧器50及び変流器60にそれぞれ出力電圧Vout及び電流Iを常時計測させている制御部500は、時間とともに変化するVout及びIのデータを受信する。これらのデータは、後述する力率を算出するために例えばメモリ700に一旦記憶させてもよい(S101)。
次に、制御部500は、時間とともに変化するVout及びIの位相差θを求め、これから力率cosθを得る。尚、このcosθは、電圧調整装置10における力率である。また、制御部500はsinθを得る(S102)。
次に、制御部500は、メモリ700に記憶された配電線データ701から抵抗100r及びリアクタンス100xの値R及びXを読み出し、(Rcosθ+Xsinθ)を得る。ここで、cosθは電圧調整装置10における力率であるが、Voutに対してΔVが相対的に小さいほど、cosθは負荷90における力率としてより良く近似できることが知られている。そこで、cosθを負荷90における力率とみなせば、(Rcosθ+Xsinθ)は、出力側端子u及び負荷90間の配電線100のインピーダンスとみなすことができる。尚、R及びXは、配電線100の金属の種類、断面積、長さ等により予め決まった値であり、電圧調整装置10の使用者により適宜な入力手段を通じて入力され、配電線データ701としてメモリ700に記憶されるものである(S103)。
次に、制御部500は、配電線100のインピーダンスをIに乗じて、出力側端子u及び負荷90間の配電線100の電圧降下ΔVを2・I・(Rcosθ+Xsinθ)と求める。ここで、「2」は交流電圧が単相であることに対応する係数であり、例えば三相の場合、この係数は30.5となる(S104)。
次に、制御部500は、Vout−ΔVを求めてこれを負荷側電圧の実測値とする。また、制御部500は、メモリ700に記憶された基準電圧データ702から負荷側電圧の基準値Eを読み出し、Vout−ΔV−Eを求めて、負荷側電圧の実測値と負荷側電圧の基準値との差分値Vdとする。つまり、差分値Vdは、実測値の基準値からのずれの大きさを示す値である。更に、制御部500は、メモリ700に記憶された許容値データ703から許容値を読み出す。尚、基準値及び許容値は、例えば負荷90のユーザとの契約等で予め決められた値であり、電圧調整装置10の使用者により適宜な入力手段を通じて入力され、それぞれ基準電圧データ702及び許容値データ703としてメモリ700に記憶されるものである(S105)。
次に、制御部500は、差分値Vdの絶対値が許容値より大きいか否かを判定する。尚、この許容値をQとしたとき、例えば−Q以上+Q以下が、予め定められた差分値範囲に相当する(S106)。
もし、差分値Vdの絶対値が許容値よりも大きく(S106:YES)、タイマ600に計測された時間Tが、メモリ700に記憶された動作時限データ704から読み出した動作時限(所定時間)に達していれば(S107、S108:YES)、制御部500は、Vdが正の場合には(S109:Vd>0)、この絶対値分の過剰電圧を補償すべくタップを所定ステップ(1乃至3ステップ)分降下させるべくタップ切換器40を制御する(S110)。また、制御部500は、Vdが負の場合には(S109:Vd<0)、この絶対値分の不足電圧を補償すべくタップを所定ステップ(1乃至3ステップ)分上昇させるべくタップ切換器40を制御する(S111)。尚、タップが切り換えられた後、制御部500は、ステップS100の処理を再度実行する。
もし、差分値Vdの絶対値が許容値以下であれば(S106:NO)、制御部500は、ステップS100の処理を再度実行する。
もし、差分値Vdの絶対値が許容値よりも大きく(S106:YES)、タイマ600に計測された時間Tが、メモリ700に記憶された動作時限データ704から読み出した動作時限に達していなければ(S107、S108:NO)、制御部500は、ステップS101の処理を再度実行する。
===タップ切換動作===
前述したステップS110及びS111におけるタップ切換動作の一例として、出力側端子uの電圧を460Vから420Vへ切り換えるべく、制御部500が、第1タップ201から第0タップ200へ切り換える動作について説明する。
<<<(Ry1, Ry2, Ry3, Ry4, Ry5)=(OFF, OFF, OFF, ON, OFF)>>>
図4のダイアグラムにおける時間領域T1では、第1切換用リレー411はオフの状態にあり、第2切換用リレー412はオフの状態にあり、第3切換用リレー413はオフの状態にあり、第4切換用リレー414はオンの状態にあり、橋絡用リレー420はオフの状態にある。これを例えば(Ry1、Ry2、Ry3、Ry4、Ry5)=(OFF、OFF、OFF、ON、OFF)と略記する。この場合、U1からX1及びYを介して直列変圧器80に至る経路(図5の太線参照)の電位はいたる所で140Vであり、直列変圧器80から第1タップ201に至る経路(図5の太線参照)の電位はいたる所で0Vである。つまり、第1タップ201が選択されていることになり、出力側端子uの電圧は460(=420+140/3.5)Vである。
<<<(Ry1, Ry2, Ry3, Ry4, Ry5)=(OFF, OFF, OFF, ON, ON)>>>
図4のダイアグラムにおける時間領域T2では、制御部500から橋絡用リレー420へオンの信号を送信し、(Ry1、Ry2、Ry3、Ry4、Ry5)=(OFF、OFF、OFF、ON、ON)とする。
本実施の形態の限流用抵抗441、442の抵抗値は、U1からX1、Ry4、及びYを介して直列変圧器80に至る経路(図6の太線参照)と、YからR2及びX2を介してU0に至る経路(図6の太線参照)とに主として電流が流れるように予め設定されている。尚、直列変圧器80から第1タップ200に至る経路(図6の太線参照)の電位はいたる所で0Vである。この場合、第1タップ201が選択された状態が保持され、出力側端子uの電圧は460Vである。
<<<(Ry1, Ry2, Ry3, Ry4, Ry5)=(OFF, OFF, OFF, OFF, ON)>>>
図4のダイアグラムにおける時間領域T3では、制御部500から第4切換用リレー414へオフの信号を送信し、(Ry1、Ry2、Ry3、Ry4、Ry5)=(OFF、OFF、OFF、OFF、ON)とする。
本実施の形態においては、制御部500が橋絡用リレー420へオンの信号を送信してから第4切換用リレー414へオフの信号を送信するまでの時間差は200msである。(Ry1、Ry2、Ry3、Ry4、Ry5)=(OFF、OFF、OFF、OFF、ON)の場合、リレー回路450内の電流は、U1からRy1、R1、及びYを介して直列変圧器80に至る経路(図7の太線参照)と、YからR2及びX2を介してU0に至る経路(図7の太線参照)とに流れる。尚、直列変圧器80から第1タップ200に至る経路(図7の太線参照)の電位はいたる所で0Vである。この場合、変流器60で計測される負荷電流が0Aの場合には、直列変圧器80の1次側の電位は、U1の140Vが限流用抵抗441、442で2分割された70Vである。一方、この負荷電流が例えば23.8Aの場合は、直列変圧器80のインピーダンス及び限流用抵抗441、442の抵抗値に応じて、直列変圧器80の1次側の電位は例えば2Vとなる。よって、直列変圧器80の2次側の電位はおよそ1V(=2V/3.5)乃至20V(=70V/3.5)となり、出力側端子uの電圧はおよそ421V乃至440Vである。
このように、本実施の形態では、出力側端子uの電圧を460Vから420Vとすべくタップを切り換える途中では、急激に420Vに下降することはなく、420Vに対しておよそ1乃至70Vの電圧が加えられるようになっている。
<<<(Ry1, Ry2, Ry3, Ry4, Ry5)=(OFF, OFF, ON, OFF, ON)>>>
図4のダイアグラムにおける時間領域T4では、制御部500から第3切換用リレー413へオンの信号を送信し、(Ry1、Ry2、Ry3、Ry4、Ry5)=(OFF、OFF、ON、OFF、ON)とする。本実施の形態においては、制御部500が第4切換用リレー414へオフの信号を送信してから第3切換用リレー413へオンの信号を送信するまでの時間差は100msである。
本実施の形態の限流用抵抗441、442の抵抗値は、U1からRy1、R1、及びYを介して直列変圧器80に至る経路(図8の太線参照)と、YからRy3及びRy2を介してU0に至る経路(図8の太線参照)とに主として電流が流れるように予め設定されている。尚、直列変圧器80から第1タップ200に至る経路(図8の太線参照)の電位はいたる所で0Vである。この場合、第0タップ200が選択されたこととなり、出力側端子uの電圧は420Vとなる。
<<<(Ry1, Ry2, Ry3, Ry4, Ry5)=(OFF, OFF, ON, OFF, OFF)>>>
図4のダイアグラムにおける時間領域T5では、制御部500から橋絡用リレー420へオフの信号を送信し、(Ry1、Ry2、Ry3、Ry4、Ry5)=(OFF、OFF、ON、OFF、OFF)とする。本実施の形態においては、制御部500が第3切換用リレー413へオンの信号を送信してから橋絡用リレー420へオフの信号を送信するまでの時間差は200msである。(Ry1、Ry2、Ry3、Ry4、Ry5)=(OFF、OFF、ON、OFF、OFF)の場合、U0からRy2及びRy3を介して直列変圧器80に至る経路(図9の太線参照)の電位はいたる所で0Vであり、直列変圧器80から第1タップ200に至る経路(図9の太線参照)の電位もいたる所で0Vである。つまり、第0タップ200が選択された状態が保持され、出力側端子uの電圧は420Vである。
図10のダイアグラムに例示されるように、出力側端子uの電圧を420V、460V、500V、及び540Vの何れかとすべくタップを上昇又は下降させるための制御部500の動作は、前述した一連の動作と類似の動作である。例えば、図10における500Vから460Vへのタップの切換動作は、(Ry1、Ry2、Ry3、Ry4、Ry5)を(OFF、ON、ON、OFF、OFF)の状態から、(OFF、ON、ON、OFF、ON)、(OFF、ON、OFF、OFF、ON)、(OFF、ON、OFF、ON、ON)の状態を経て、(OFF、ON、OFF、ON、OFF)の状態とすることにより実現される。
===電圧降下(ΔV)の高精度計測===
本実施の形態の電圧調整装置10の制御部500により、電圧降下ΔVが2・I・(Rcos+Xsinθ)と求められる。前述したように、出力側電圧Voutに対してΔVが相対的に小さいほど、電圧調整装置10における力率は負荷90における力率としてより良く近似できることが知られている。よって、このΔVは、負荷90における力率に基づいているとみなせる。そして、このΔVは、例えば配電線100の電流の実効値から求められたΔV(=2・I・R)よりも高精度である。
また、本実施の形態の電圧調整装置10の制御部500により、負荷側電圧の実測値(Vout−ΔV)と、予め定められた負荷側電圧の基準値Eとの差分値Vd(=Vout−ΔV−E)に応じてタップを所定ステップ分上昇又は下降させるべく、タップ切換器40が制御される。このVdは、負荷90における力率が考慮されたΔVに基づいているため、例えば配電線の電流の実効値から求められたΔVに基づくVdよりも高精度である。
従って、本実施の形態の電圧調整装置10は、負荷側電圧を高精度に補償できる。
また、本実施の形態の電圧調整装置10は、負荷側電圧を高精度に補償しつつ、より長い配電線100に適用可能となる。
尚、本実施の形態の制御部500及びこの制御部500に前述したステップS102の処理を実行させるプログラムは、力率取得部に相当する。また、本実施の形態の制御部500及びこの制御部500に前述したステップS103の処理を実行させるプログラムは、インピーダンス算出部に相当する。また、本実施の形態の制御部500及びこの制御部500に前述したステップS104の処理を実行させるプログラムは、電圧降下算出部に相当する。また、本実施の形態の制御部500及びこの制御部500に前述したステップS106乃至S111の処理を実行させるプログラムは、タップ切換制御部に相当する。
前述した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
本実施の形態の電圧調整装置の回路構成例を示すブロック図である。 本実施の形態の電圧調整装置の制御構成例を示すブロック図である。 本実施の形態の電圧調整装置のタップ選択動作を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態の電圧調整装置の切換用リレー及び橋絡用リレーの動作タイミングを説明するためのダイアグラムである。 時間領域T1における切換用リレー及び橋絡用リレーの状態を説明するための回路図である。 時間領域T2における切換用リレー及び橋絡用リレーの状態を説明するための回路図である。 時間領域T3における切換用リレー及び橋絡用リレーの状態を説明するための回路図である。 時間領域T4における切換用リレー及び橋絡用リレーの状態を説明するための回路図である。 時間領域T5における切換用リレー及び橋絡用リレーの状態を説明するための回路図である。 本実施の形態の電圧調整装置の切換用リレー及び橋絡用リレーの動作タイミングを説明するためのもう一つのダイアグラムである。
符号の説明
10 電圧調整装置 20 タップ
30 調整変圧器 40 タップ切換器
410 切換用リレー 420 橋絡用リレー
440 限流用抵抗 450 リレー回路
50 計器用変圧器 60 変流器
70 制御基板 80 直列変圧器
90 負荷 500 制御部
600 タイマ 700 メモリ
701 配電線データ 702 基準電圧データ
703 許容値データ 704 動作時限データ

Claims (7)

  1. 交流電圧を負荷に配電する配電線に設けられ、前記負荷に印加される負荷側電圧を切り換えるためのタップを有する変圧器と、前記タップを切り換えるタップ切換器と、を備えた電圧調整装置であって、
    前記配電線の電圧を計測する電圧計測部と、
    前記配電線の電流を計測する電流計測部と、
    前記電圧計測部により計測された電圧と前記電流計測部により計測された電流との位相差に応じた力率を求める力率取得部と、
    前記力率取得部により求められた力率と、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線の抵抗及びリアクタンスとに基づいて、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線のインピーダンスを算出するインピーダンス算出部と、
    前記インピーダンス算出部により算出されたインピーダンスを前記電流計測部により計測された電流に乗算して、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線の電圧降下を求める電圧降下算出部と、
    前記電圧降下算出部により算出された電圧降下を前記電圧計測部により計測された電圧から減算して求められた負荷側電圧の実測値と、予め定められた負荷側電圧の基準値との差分値に応じて前記タップを切り換えるべく、前記タップ切換器を制御するタップ切換制御部と、
    を備えたことを特徴とする電圧調整装置。
  2. 交流電圧が入力される入力部と、交流電圧が出力される出力部と、を更に備え、
    前記電圧計測部及び前記電流計測部は、前記入力部と前記出力部との間で電圧及び電流をそれぞれ計測する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電圧調整装置。
  3. 前記タップ切換制御部は、
    前記負荷側電圧の実測値と前記負荷側電圧の基準値との差分値が、予め定められた差分値範囲内にあるか否かを判定し、
    前記差分値が前記予め定められた差分値範囲内にないと判定した場合、該当の差分値を前記予め定められた差分値範囲内とすべく、前記タップ切換器を制御する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電圧調整装置。
  4. 前記タップ切換制御部は、
    前記負荷側電圧の実測値と前記負荷側電圧の基準値との差分値が、予め定められた差分値範囲内にあるか否かを判定し、
    前記差分値が前記予め定められた差分値範囲内にないと所定時間判定し続けた場合、該当の差分値を前記予め定められた差分値範囲内とすべく、前記タップ切換器を制御する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電圧調整装置。
  5. 当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線の抵抗及びリアクタンスをそれぞれ示すデータを記憶する記憶部を更に備え、
    前記インピーダンス算出部は、前記インピーダンスの算出に先立って、前記記憶部から前記データを読み出す、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の電圧調整装置。
  6. 交流電圧を負荷に配電する配電線に設けられ、前記負荷に印加される負荷側電圧を切り換えるためのタップを有する変圧器と、前記タップを切り換えるタップ切換器と、を備えた電圧調整装置の電圧調整方法であって、
    前記配電線の電圧及び電流を計測する電圧/電流計測ステップと、
    前記電圧/電流計測ステップにおいて計測された電圧と電流との位相差に応じた力率を求める力率取得ステップと、
    前記力率取得ステップにおいて求められた力率と、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線の抵抗及びリアクタンスとに基づいて、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線のインピーダンスを算出するインピーダンス算出ステップと、
    前記インピーダンス算出ステップにおいて算出されたインピーダンスを前記電圧/電流計測ステップにおいて計測された電流に乗算して、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線の電圧降下を求める電圧降下算出ステップと、
    前記電圧降下算出ステップにおいて算出された電圧降下を前記電圧/電流計測ステップにおいて計測された電圧から減算して求められた負荷側電圧の実測値と、予め定められた負荷側電圧の基準値との差分値に応じて前記タップを切り換えるべく、前記タップ切換器を制御するタップ切換制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする電圧調整方法。
  7. 交流電圧を負荷に配電する配電線に設けられ、前記負荷に印加される負荷側電圧を切り換えるためのタップを有する変圧器と、前記タップを切り換えるタップ切換器と、を備えた電圧調整装置に電圧調整方法を実行させる電圧調整プログラムであって、
    前記配電線の電圧及び電流を計測する電圧/電流計測ステップと、
    前記電圧/電流計測ステップにおいて計測された電圧と電流との位相差に応じた力率を求める力率取得ステップと、
    前記力率取得ステップにおいて求められた力率と、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線の抵抗及びリアクタンスとに基づいて、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線のインピーダンスを算出するインピーダンス算出ステップと、
    前記インピーダンス算出ステップにおいて算出されたインピーダンスを前記電圧/電流計測ステップにおいて計測された電流に乗算して、当該電圧調整装置及び前記負荷間の前記配電線の電圧降下を求める電圧降下算出ステップと、
    前記電圧降下算出ステップにおいて算出された電圧降下を前記電圧/電流計測ステップにおいて計測された電圧から減算して求められた負荷側電圧の実測値と、予め定められた負荷側電圧の基準値との差分値に応じて前記タップを切り換えるべく、前記タップ切換器を制御するタップ切換制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする電圧調整プログラム。
JP2005043991A 2005-02-21 2005-02-21 電圧調整装置、電圧調整方法、及び電圧調整プログラム Pending JP2006230162A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005043991A JP2006230162A (ja) 2005-02-21 2005-02-21 電圧調整装置、電圧調整方法、及び電圧調整プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005043991A JP2006230162A (ja) 2005-02-21 2005-02-21 電圧調整装置、電圧調整方法、及び電圧調整プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006230162A true JP2006230162A (ja) 2006-08-31

Family

ID=36990996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005043991A Pending JP2006230162A (ja) 2005-02-21 2005-02-21 電圧調整装置、電圧調整方法、及び電圧調整プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006230162A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101997315A (zh) * 2009-08-05 2011-03-30 三垦电气株式会社 电压调整装置以及电压调整方法
JP2012237573A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Sanken Electric Co Ltd 低圧配電線のインピーダンス算出装置
JP2020129945A (ja) * 2019-02-12 2020-08-27 株式会社日立製作所 整定値候補算出装置、配電系統の電圧調整装置、電圧調整システム、電圧調整方法および配電設備設計支援システム
CN116961005A (zh) * 2023-07-27 2023-10-27 中国铁塔股份有限公司 一种基站引电端调压方法、装置及设备

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61177126A (ja) * 1985-01-30 1986-08-08 富士電機株式会社 デイジタル形線路電圧降下補償装置
JPH05292670A (ja) * 1992-04-10 1993-11-05 Hitachi Ltd 配電系統分散電源制御システム
JPH06348349A (ja) * 1993-06-10 1994-12-22 Kawasaki Steel Corp 電力供給系統の電圧制御方法
JPH10327535A (ja) * 1997-05-22 1998-12-08 Toshiba Corp 配電線監視制御装置
JPH11187574A (ja) * 1997-12-18 1999-07-09 Kobe Steel Ltd 発電所の力率制御装置
JPH11289666A (ja) * 1998-02-09 1999-10-19 Daihen Corp 電圧調整装置
JP2000116005A (ja) * 1998-10-02 2000-04-21 Sanken Electric Co Ltd 交流電源装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61177126A (ja) * 1985-01-30 1986-08-08 富士電機株式会社 デイジタル形線路電圧降下補償装置
JPH05292670A (ja) * 1992-04-10 1993-11-05 Hitachi Ltd 配電系統分散電源制御システム
JPH06348349A (ja) * 1993-06-10 1994-12-22 Kawasaki Steel Corp 電力供給系統の電圧制御方法
JPH10327535A (ja) * 1997-05-22 1998-12-08 Toshiba Corp 配電線監視制御装置
JPH11187574A (ja) * 1997-12-18 1999-07-09 Kobe Steel Ltd 発電所の力率制御装置
JPH11289666A (ja) * 1998-02-09 1999-10-19 Daihen Corp 電圧調整装置
JP2000116005A (ja) * 1998-10-02 2000-04-21 Sanken Electric Co Ltd 交流電源装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101997315A (zh) * 2009-08-05 2011-03-30 三垦电气株式会社 电压调整装置以及电压调整方法
JP2012237573A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Sanken Electric Co Ltd 低圧配電線のインピーダンス算出装置
JP2020129945A (ja) * 2019-02-12 2020-08-27 株式会社日立製作所 整定値候補算出装置、配電系統の電圧調整装置、電圧調整システム、電圧調整方法および配電設備設計支援システム
JP7245067B2 (ja) 2019-02-12 2023-03-23 株式会社日立製作所 整定値候補算出装置、配電系統の電圧調整装置、電圧調整システム、電圧調整方法および配電設備設計支援システム
CN116961005A (zh) * 2023-07-27 2023-10-27 中国铁塔股份有限公司 一种基站引电端调压方法、装置及设备
CN116961005B (zh) * 2023-07-27 2024-04-30 中国铁塔股份有限公司 一种基站引电端调压方法、装置及设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8143874B2 (en) Switch-mode power supply (SMPS) controller integrated circuit determining operating characteristics from filter component information
US5402057A (en) System and method for coordinating shunt reactance switching
JPWO2016189832A1 (ja) 蓄電池制御装置、蓄電システム、制御方法及びコンピュータ可読媒体
KR101529889B1 (ko) 역률개선 기능이 구비된 수배전반
KR20180113524A (ko) 가변 변압기를 제어하는 방법 및 두 교류 네트워크를 결합하는 전기 시스템
JP2006230162A (ja) 電圧調整装置、電圧調整方法、及び電圧調整プログラム
JP6877295B2 (ja) 電圧調整装置及び電圧調整装置の判定方法
JP2007285739A (ja) 電池残量判定方法および装置ならびにそれを用いる電池パック
JP2015090580A (ja) 電圧無効電力制御装置
JP2013192378A (ja) 配電用自動電圧調整器の電力逆潮流原因判定方法及び装置
JP2007202277A (ja) 最大需要電力制御システム
RU2631873C1 (ru) Система управления режимом напряжений в распределительной электрической сети
JPH0578250B2 (ja)
RU2654519C2 (ru) Устройство и способ для основанной на протекающем процессе регулировки мощности электродуговой печи
JP2008005667A (ja) 充電回路を有する電子機器装置
KR100756006B1 (ko) 직렬 변압기를 이용한 자동 전압조정 장치
JP4691630B2 (ja) 電圧調整装置、電圧調整方法、及び電圧調整プログラム
JP6755812B2 (ja) 相電圧算出装置、及び自動電圧調整器
JP5960498B2 (ja) 電圧調整装置
JP5349546B2 (ja) 制御装置、遮断器動作監視装置
JP6459923B2 (ja) 蓄電システム、制御装置、運転方法
JP2815284B2 (ja) 電力供給系統の電圧制御方法
JP2009130952A (ja) 母線電圧調整方法
RU2424099C1 (ru) Способ стабилизации тока контактной сварки
SU1160503A1 (ru) Способ регулировани несимметричного напр жени

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071217

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20071217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20071217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090924

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100330