JP5349436B2 - 歯科用根管長測定器 - Google Patents

歯科用根管長測定器

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本発明は、根管治療の際に行われる根管長測定において、根管長測定針(ファイル又はリーマ)を保持する測定針クリップホルダ筒の先端部をセラミックス表面とし、測定針を上下動、回動することによって生じるホルダ筒先端部の削れを防止するようにした歯科用根管長測定器に関する。
根管治療においては、根管治療に際し、根管長測定針を根管内に挿入し、その先端が根尖孔の位置に到達したことを検知し、その状態で、根管長測定針に挿通されたストッパの位置を歯冠に当接させ、その状態で根管長測定針を根管から引き出し、物差し等を用いて、根管長測定針の先端から前記ストッパまでの長さ(根管長)を計測して根管長を求めている。
図2は、従来の根尖孔位置検出装置の一例を説明するための要部構成図で、図中、1は根尖孔位置(又は根管長)測定針(リーマ又はファイル)、2は根尖孔位置(又は根管長)を測定しようとする歯牙、3は根管、4は測定針1に軸方向に移動可能に設けられたストッパ、5は口唇、6aは測定針1をクリップする測定電極、7は測定電極6aに対する対向電極、8は測定電極6aに連通する測定電極用リード線、9は口唇5に引っかけられた対向電極7に連通する対向電極用リード線、10は先端部に前記電極6aを有する測定電極線6(図4参照)を収納した測定針クリップホルダ、20は前記リード線8,9が接続された根管長測定器、21は根尖孔位置検出表示部で、周知のように、測定針(ファイル又はリーマ)1に測定電極6aを接触させた状態で、測定針1を根管3内に挿入していった時の根尖孔位置検出表示部21の指針位置より測定針1の先端が根尖孔位置に達したことを知り、その状態でストッパ4を歯牙2の歯冠に当たる位置まで動かし、その状態で測定針1を口腔外に取り出し、物差しで該測定針1の先端からストッパ4までの長さを測定するものである(例えば、特許文献1参照)。表示部21は、例えば、LED,液晶等で構成され、APEX(根尖孔位置),W.L(作業長:根管長)が表示され、根管長測定針1の先端が根尖孔位置に達した時に、アラーム等が鳴るようになっている。(なお、根尖孔位置を電気的に検出する方法としては、特許文献2をはじめ、多数の公報が公開されているので、その詳細については省略する)。
図3は、図2に示した測定針クリップホルダ10の使用例を説明するための図、図4は、図3に示した測定針クリップホルダ10の断面構成図で、図中、10はリーマ又はファイル等の根管長測定針1を測定電極6aと協働してクリップする先端部を有する測定針クリップホルダで、周知のように、根管長測定針1は、導電性の針部材1a,刃部1b,把持部1c等から成り、リーマ又はファイルから成る測定針1を用いて根管を拡大しながら根管長を測定できるもので、根管長を測定する場合、ラバーストッパ4と把持部1cの間を測定電極6aで保持し、測定針1を電気的根管長測定の際の一方の電極の信号取り付け部としている。この電気的な根管長の測定により、根管長が検出できたら、ラバーストッパ4を移動させて、根管長を測定針1のラバーストッパ4の位置に移して読んでいた。
測定電極線6は、図4に示すように、絶縁性の測定針クリップホルダ筒11内に挿通され、その端部は、機械的には、押圧部材12に固定され、電気的にはリード線8に接続され、該リード線8を通して図2に示した根管長(根尖位置)測定器20に導かれている。一方、ホルダ筒11の端部11aは大径に形成され、この大径部11a内にスプリング13が挿入されている。従って、押圧部材12を矢別A方向に押すと、スプリング13が圧縮され、測定電極線6が矢印A′方向に移動し、従って、ホルダ筒11の先端部11bと測定電極線6の先端の電極部6aとの間に測定針1を挿入することができ、押圧部材12の押圧力を解除すると、測定電極線6は、スプリング13の復元力によって矢印B′方向に移動し、従って、図4に示したように、ホルダ筒11の先端部11bと測定電極線6の測定電極6aとの間に測定針1を狭持(クリップ)することができる。
特開2008−68015号公報 特公昭62−2187号公報
上述のごとき根管長測定を行うに際し、測定針としてリーマ、ファイル等を用いて、測定針1の把持部1cを親指と人差し指で持って該測定針を上下動して更には回動して根管の拡大等の作業も行うが、ホルダ筒11が樹脂で構成されているため、測定針1を回転させることによって、該ホルダ筒の先端部11bが削れてしまい、測定針(リーマ或いはファイル)1を保持する保持力が低下し、更には、削れた箇所からホルダ筒内へ異物が混入しやすくなる等の問題があった。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、根管長測定針をクリップ保持するホルダ筒の先端部表面をセラミックスでコーティングすることによって、該ホルダ筒の先端部が、測定針(リーマ又はファイル)の回転によって削れてしまうのを防止するようにしたものである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、導電性の根管長測定針をクリップして前記根管長測定針の先端が根尖に達したことを電気的に検出し、その時の前記根管長測定針の根管内への押入深さを該測定針に摺動自在に設けられたストッパに置き換え、該測定針の先端から該ストッパまでの長さより根管長を測定する歯科用根管長測定器において、先端部に前記測定針に接触されるクリップ部を有する測定電極線と、該測定電極線が挿通され、先端部が前記測定電極線のクリップ部と協働して前記根管長測定針を保持する樹脂製の測定針クリップホルダ筒とから成り、該測定針クリップホルダ筒の先端部外表面がセラミックスでコーティングされていることを特徴としたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記セラミックスが、アルミナ、ジルコニア、又は、シリカを原料とするセラミックスであることを特徴としたものである。
本発明によると、ファイル、リーマ等からなる根管長測定針(リーマ或いはファイル)を回転しても、ホルダ筒の先端部が削れるようなことはなく、従って、根管長測定針(リーマ或いはファイル)を保持する保持力の低下、ホルダ筒への異物の混入を防ぐことができる。また、先端部が削れないので、見た目にも良好な状態を保つことができる。
本発明による歯科用根管長測定器の一例を説明するための図である。 従来の歯科用根管長測定器の一例を説明するための要部構成図である。 図2に示した測定針クリップホルダ10の使用例を説明するための図である。 図3に示した測定針クリップホルダ10の断面構成図である。
図1は、本発明による歯科用根管長測定器の一実施例を説明するための要部全体構成図で、図中、図2乃至図4に示した従来技術と同様の作用をする部分には同一の参照番号を付し、それらに関する説明は省略する。
図1において、11’は樹脂製のホルダ筒11の先端部(特に、図4に示したホルダ筒11の先端11bを含む部分)をセラミックス(好ましくは、耐食性、高強度に勝れた、例えば、アルミナ、ジルコニア、又は、シリカを原料とするセラミックス)で被覆(コーティング)した部分で、該先端部11’の表面を耐食性、高強度のセラミックスとすることにより、該先端部に根管長測定針(リーマ或いはファイル)1を接触して上下動更には回動させたとしても、該セラミックス表面部が削れるようなことはなく、従って、根管長測定針1をクリップする保持力が低下するようなこともなく、また、削れることによって生じる異物がホルダ筒11内へ混入することもない。また、ホルダ筒が削れないため、見た目にも良い状態を保つことができる。
1…根管長測定針、4…ストッパ、10…測定針クリップホルダ、11…ホルダ筒、11’…ホルダ筒先端部のセラミックスコーティング部分。

Claims (2)

  1. 導電性の根管長測定針をクリップして前記根管長測定針の先端が根尖に達したことを電気的に検出し、その時の前記根管長測定針の根管内への押入深さを該測定針に摺動自在に設けられたストッパに置き換え、該測定針の先端から該ストッパまでの長さより根管長を測定する歯科用根管長測定器において、先端部に前記測定針に接触されるクリップ部を有する測定電極線と、該測定電極線が挿通され、先端部が前記測定電極線のクリップ部と協働して前記根管長測定針を保持する樹脂製の測定針クリップホルダ筒とから成り、該測定針クリップホルダ筒の先端部外表面がセラミックスでコーティングされていることを特徴とする歯科用根管長測定器。
  2. 前記セラミックスが、アルミナ、ジルコニア、又は、シリカを原料とするセラミックスであることを特徴とする請求項1に記載の歯科用根管長測定器。
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