JP5587269B2 - 歯科用ファイルホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、歯科用ファイルホルダー、より詳細には、根管拡大或いは根管長測定において、根管拡大用のファイル(又はリーマ)を保持する歯科用ファイルホルダーに係り、特に、小型、軽量化し、口腔内視界の妨げにならず、更には、測定位置ずれが生じないようにした歯科用根管拡大、根管測定用の歯科用ファイルホルダーに関する。
図2は、本発明が適用される歯科用根管長測定器の一例を説明するための要部構成図で、図中、1はファイル(根管長測定針)、2は根管長を測定しようとする(或いは、根管を拡大しようとする)歯牙、3は根管、4はストッパ、5は口唇、6は測定電極、7は対向電極、8は測定電極6に連通する測定電極用リード線、9は口唇5に引っかけられた対向電極7に連通する対向電極用リード線、10はファイル1を固定するためのファイルホルダー、20はこれらリード線8,9が接続された根管長測定器、21は根尖孔位置検出表示部で、周知のように、測定針(ファイル又はリーマ)1に測定電極6を接触させた状態で、測定針1を根管3内に挿入していった時の根尖孔位置検出表示部21の指針位置より測定針1の先端が根尖孔位置に達したことを知り、その状態でストッパ4を歯牙2の歯冠に当たる位置まで動かし、その状態で口腔外に取り出し、物差しで根管長測定針1の先端からストッパまでの長さを測定するものである。表示部21は、例えば、LED,液晶等で構成され、APEX(根尖孔位置),W.L(作業長:根管長)が表示され、根管長測定針1の先端が根尖孔位置に達した時に、アラーム等が鳴るようになっている。(なお、根尖孔位置を電気的に検出する方法としては、特許文献1をはじめ、多数の公報が公開されているので、その詳細については省略する)。
図3は、図2に示したファイルホルダー10の詳細を説明するための断面図で、11は測定電極線(図2に示した測定電極6に対応)で、この測定電極線11線は、図示のように、絶縁性の保護管12内に挿通され、その端部は、機械的には、押圧部材13に固定され、電気的にはリード線8に接続され、該リード線8を通して図2に示した根管長測定器20に導かれている。一方、保護管12の端部12aは大径に形成され、この大径部12a内にスプリング15が挿入されている。従って、押圧部材13を矢印A方向に押すと、スプリング15が圧縮され、測定電極線11が矢印A’方向に移動し、従って、保護管12の先端部12bと測定電極線11の先端11’との間に測定針21を挿入することができ、押圧部材13の押圧力を解除すると、測定電極線11は、スプリング15の復元力によって矢印B’方向に移動し、従って、図3に示したように、保護管12の先端部12bと測定電極線11の先端11’との間に測定針21を狭持することができる。
図3に示したファイルホルダーによると、根管拡大作業にあたり、押圧部材13を矢印A方向にスプリング15の伸張力に抗して押圧し、測定電極線11の先端部にファイル1を挿入し、次いで、押圧部材13の押圧力を解除する。押圧部材13に対する押圧力を解除することにより、該押圧部材13がスプリング15の伸張力によりB方向に戻され、これにより、ファイル1は測定電極線11の曲げ先端部11’と樹脂製の絶縁性保護管12の先端面12aとの間に挟持される。この状態で、ファイル1を歯根内に挿入し、又は、ファイル1を歯根内に挿入した状態で前述の作業をして、ファイル1を根管内に挿入した状態で、該ファイル1をファイルホルダー10にて保持し、その状態で、ファイル1を回動して歯根を拡大し、更には、該ファイル1を該根管内の根尖位置まで押し下げて、根管長を測定する。
図3に示したファイルホルダー10によると、ファイル1をファイルホルダー10に保持するために、保護管12内にスプリング15を要し、このスプリング15を収容するために、保護管12を大径に構成しなければならず、また、このスプリング15を押圧操作するための押圧部材13を必要とし、そのため、ファイルホルダー10が大型、重量化し、更に、保護管12の先端部12bは、ファイル(又はリーマ)1を測定電極線11の先端折曲げ部11’との間でしっかり保持するために大径に形成されている。
上述のように、図3に示した従来のファイルホルダーにおいては、重量が重く、その重みのため、根管内に挿入したファイル(又はリーマ)1が測定位置よりずれてしまう。また、ファイルホルダー10が大型化し、これがスペースの限られた口腔内での視界の妨げになる。更には、ファイル1をファイルホルダー10にて保持した時に、ファイル1が保護管12の先端部12bの表面に接触するため、その状態で、ファイル(又はリーマ)1を回転させて根管拡大を行なうと、保護管12の樹脂が削れ、削れることにより、保持力低下や接触不良が生じ、更には、切削粉がファイルホルダー10内に侵入し、また、先端面が削られた保護管は、見た目にも良くない等の問題があった。
特開平10−155818号公報
本発明は、上述のごとき従来技術の歯科用ファイルホルダーの問題点を解決するためになされたもので、特に、歯科用ファイルホルダーの小型化、軽量化を図るとともに、根管拡大作業時に、ファイルホルダーの樹脂部を切削するおそれのない歯科用ファイルホルダーを提案することを目的としてなされたものである。
上記課題を解決するために、本発明における請求項1の発明は、筒状の保護管と、該保護管内に挿通されかつ該保護管の先端から延長し、延長した先端部がループ状に折り曲げられた測定電極線と、前記保護管の先端部と前記測定電極線のループ状部の間に配設され、前記測定電極線が挿通され、前記保護管の先端部と前記ループ状部の間で移動可能な筒状のスライド部材とから成り、該スライド部材を前記保護管側にスライドして前記ループ状部のループを大きくし、該スライド部材を前記ループ状部側にスライドして前記ループ状部のループを小さくするようにしたことを特徴としたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記測定電極線は、弾性を有する導電線が折り返されて前記ループ状部を形成していることを特徴としたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記保護管及びスライド部材は絶縁性の材質で形成されていることを特徴としたものである。
本発明によると、歯科用ファイルホルダーを小型、軽量化することができ、更には、ファイル(又はリーマによる根管拡大作業時、ファイルホルダーの樹脂部を切削することもなく、従来技術における歯科用ファイルホルダーの問題点を解決することができる。
本発明による歯科用ファイルホルダーの一実施例を説明するための要部断面構成図である。 本発明が適用される歯科用根管長測定器の一例を説明するための要部構成図である。 図2に示したファイルホルダー10の詳細を説明するための断面図である。
図1は、本発明による歯科用ファイルホルダーの一実施例を説明するための要部断面構成図で、図1(A)は、ファイル(又はリーマ)1を保持する前の通常状態時における要部平断面図、図1(B)は、ファイル(又はリーマ)1を保持した状態における要部平断面図で、図中、10はファイルホルダー、11は測定電極線、12は筒状の保護管で、該保護管12内には、前記測定電極線11が挿通されている。この測定電極線11は、保護管12の先端より前方に延出し、先端部においてループ状に折り返されて、先端部にループ状部111を形成している。
保護管12から延出した測定電極線11は、該保護管12の先端部121とループ状部111との間で、筒状のスライド部材16内に挿通されており、このスライド部材16は、前記保護管12の先端部121と前記ループ状部111との間で矢印A,B方向にスライド可能になっている。
図1(A)は、前記ループ状部内にファイルが挿通される前の状態を示し、この状態は、スライド部材16を矢印B方向にスライドさせることによって形成される。この状態で、ループ状部にファイル(又はリーマ)1を挿通し、スライド部材16を矢印A方向に移動させると、ループ状部111のループが小さくなり、該ループ状部内にファイル(又はリーマ)1が保持される。このようにして、ファイルホルダー10にファイル1を保持した状態で、ファイル(又はリーマ)を根管内に挿入し、次いで、該ファイル(又はリーマ)1を回転して根管の拡大を行い、更には、ファイル(又はリーマ)1を根管内に押し下げて根尖位置を検出し、根管長を測定する。
上述のように、本発明によると、従来技術において必要としたスプリングを無くすことができ、従って、そのためのスペースを設ける必要もなく、保護管の径を大きくする必要もない、更には、スライド部材の径を保護管の径以上に大きくする必要もないので、診療時、口腔内の視界を妨げられることもない。なお、測定電極線は、本発明においては、先端部において、ループ状部111を形成し、このループ状部111がスライド部材16をA方向に押した時に、押し縮められ、或いは、スライド部材16をB方向に引いた時に、もとのループ状に戻されるために、弾性の導電性線で構成される。更には、前記スライド部材16は絶縁性の材質の部材で形成されるが、ファイル(又はリーマ)1が、このスライド部材に触れるようなことはないので、ファイル(又はリーマ)1の回転によって該スライド部材が削られるようなことはない。
1…ファイル、2…歯牙、3…根管、4…ストッパ、5…口唇、6…測定電極、7…対向電極、8,9…リード線、10…ファイルホルダー、11…測定電極線、111…ループ状部、12…保護管、13…押圧部材、15…スプリング、16…スライド部材、21…表示部。

Claims (3)

  1. 筒状の保護管と、該保護管内に挿通されかつ該保護管の先端から延長し、延長した先端部がループ状に折り曲げられた測定電極線と、前記保護管の先端部と前記測定電極線のループ状部の間に配設され、前記測定電極線が挿通され、前記保護管の先端部と前記ループ状部の間で移動可能な筒状のスライド部材とから成り、該スライド部材を前記保護管側にスライドして前記ループ状部のループを大きくし、該スライド部材を前記ループ状部側にスライドして前記ループ状部のループを小さくするようにしたことを特徴とする歯科用ファイルホルダー。
  2. 前記測定電極線は、弾性を有する導電線が折り返されて前記ループ状部を形成していることを特徴とする請求項1に記載の歯科用ファイルホルダー。
  3. 前記保護管及びスライド部材は絶縁性の材質で形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯科用ファイルホルダー。
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