JP3611843B1 - 根管長測定用プローブ - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、根管長測定の際に、患者の口腔内に容易に挿入できて作業がし易く、かつ感染を確実に防止することができる使い捨ての測定プローブを提供することを目的とする。
【解決手段】 根管長測定器とともに使用される使い捨ての測定用プローブであって、少なくとも一部に導電性部材を有し、触針を通針することが可能でかつ前記触針を通針した状態のときに触針と前記導電性部材が接触して電気的に導通する通針部21と、導電性の芯材と絶縁性ポリマーで形成された被覆とを有し、この芯材が前記通針部の導電性部材と電気的に接続されている連結線22と、前記連結線の先端に設けられ、根管長測定器に設けられたコネクターと接続可能な接続部23とを有する使い捨ての根管長測定用プローブ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、歯科医療に関し、詳しくは根管治療の際に用いられる根管長測定器と共に使用される使い捨て可能な測定プローブに関する。
炎症を起こした歯牙の歯髄炎、歯根膜炎等の根管治療の際には、図17に示すように、炎症を起こしている歯1の根管2に金属製のリーマー7(またはファイル)を挿入して歯髄あるいは感染した不良組織等(以下、歯髄等という。)の除去を行う。このとき、除去が不十分であると将来に炎症の再発が起こる恐れがあるので、はじめに径の細いリーマーで切削して拡大し、次いで徐々に太い径のリーマーやファイルに切り換え、所望の径になるように根管を拡大、清掃する。
一方、除去を完璧に行おうとしてリーマーを深く入れすぎると、根尖を通り抜けて歯槽骨3を削ってしまう恐れがある。そこで、医療現場では、根管の底に達した時点を知らせる根管長測定器を用いた根管長測定が行われている(例えば特許文献1:特開平6−181938)。根管長測定器は、根管長測定器本体(電源、電流・電圧計)8、プローブ9、対極10を有する。プローブ9でリーマー7の金属部分を保持し、対極10を口唇4(または、頬粘膜等でもよい。)にかけると、根管長測定器本体(電源、電流・電圧計)8からプローブ9、リーマー7、根管2、生体内(歯槽骨3を含む)、口唇4、対極10を経て根管長測定器本体(電源、電流・電圧計)8に戻る電気的閉ループが形成される。
最初に径の細いリーマーを用いて歯髄を除去しながらリーマーを進め、根管の末端に到達すると所定の電流値(または電流値差)が流れるので根管の末端に達したことが判る。実際の治療では、ある程度歯髄等を除去すると、細いリーマーは根管の末端にまで挿入できるので、ある程度歯髄等を除去してから細いリーマーにプローブを取り付けて、根管長測定器による測定で末端に達したことを確認する。ついで、リーマー7に取り付けてあるストッパー6を穿孔した歯上部に接触するまで移動させて目印を付してから、口内からプローブおよびリーマー等の装置をすべて外した後、リーマー先端からストッパー6までの長さを測長して根管長を求める。前述の通り、治療には異なる数種のリーマーおよびファイルを使用するので、ここで求めた根管長に合わせて、治療に使用するリーマーおよびファイルのストッパーを設定する。これにより、その後のリーマーおよびファイル治療において、歯槽骨を削ることなく所望の径まで根管を拡大し、確実に歯髄等を除去することができる。
歯科医療の現場では、口腔内に接触する部品はガス滅菌、オートクレーブ滅菌またはアルコール消毒することで、感染症等の感染を防止している。根管長測定に用いられるプローブおよび対極に関しても、同様に滅菌した後に使用される。図18に示すように、対極10は単なる金属製のフックで簡単な構造であるため滅菌も容易であるが、プローブ9は、比較的構造が複雑である。即ち、一般的なプローブの1例では、内部構造は模式的に図19に示すように、金属製の可動鉤部13が、台部12に固定され、さや部11と台部12の間はコイルバネ14により付勢されている。根管治療時に、リーマーを可動鉤部13とさや部11の間に挟んで電気的接続を確保する。このように、プローブ先端はすき間も多く、慎重に滅菌を行う必要があった。
また、プローブは、外側が硬質プラスチックで形成されて柔軟性がなく、口腔内に挿入したときに嵩張るため、術者にとって奥の臼歯などの根管長測定を行うのは作業がしにくく、手間がかかっていた。
特開平9−56734号公報(特許文献2)には、比較的簡単な弾性板を用いたプローブの例が記載されているが、リード線の部分の構造が明確ではない。この公報では、このプローブをハンドピースと共に使用しているが、これを上記の根管長測定に用いるときには、口唇に接触することにより回路の短絡を防止するためにはリード線に絶縁性の被覆を設けなければならない。しかし、リード線と被覆の間には隙間があり、同様に滅菌を伸長に行う必要があると考えられる。
特開平6−181938号公報 特開平9−56734号公報
本発明は、根管長測定の際に、患者の口腔内に容易に挿入できて作業がし易く、かつ感染を確実に防止することができる使い捨ての測定プローブを提供することを目的とする。
本発明は、以下の事項に関する。
(1) 根管長測定器とともに使用される使い捨ての測定用プローブであって、少なくとも一部に導電性部材を有し、触針を通針することが可能でかつ前記触針を通針した状態のときに触針と前記導電性部材が接触して電気的に導通する通針部と、導電性の芯材と絶縁性ポリマーで形成された被覆とを有し、この芯材が前記通針部の導電性部材と電気的に接続されている連結線と、前記連結線の先端に設けられ、根管長測定器に設けられたコネクターと接続可能な接続部とを有し、前記通針部は、通針前は穴が開いていないかまたは触針よりも細い穴が開けられており、触針を通針したときにラバーストッパー機能を有することを特徴とする使い捨ての根管長測定用プローブ。
(2) 前記通針部は、前記触針が接触する少なくとも一部に導電性樹脂を有することを特徴とする上記(1)記載のプローブ。
(3) 前記通針部は、前記触針が接触する少なくとも一部に金属細線を有することを特徴とする上記(1)記載のプローブ。
(4) 前記通針部は、全体が導電性樹脂で形成されているか、または内部に導電性樹脂を有し、絶縁性ポリマーで形成された被覆により被覆されていることを特徴とする上記(2)記載のプローブ。
(5) 前記通針部は、全体が導電性樹脂で形成されているか、または内部に導電性樹脂を有し、絶縁性ポリマーで形成された被覆により被覆されており、前記連結線の芯材が金属細線束からなり、前記金属細線束が引き出されてばらされて、前記通針部の前記導電性樹脂に分散されていることを特徴とする上記(1)記載のプローブ。
(6) 前記連結線の芯材が金属細線束からなり、前記通針部は、前記金属細線束が通針部の内部に引き出されており、外側を絶縁性ポリマーで形成された被覆により被覆されていることを特徴とする請求項1記載のプローブ。
(7) 高圧蒸気滅菌したときに変形することを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれかに記載のプローブ。
(8) 高圧蒸気滅菌したときに、前記通針部が変形して前記触針の通針が妨げられることを特徴とする上記(7)記載のプローブ。
(9) 前記導電性樹脂を構成するポリマーの融点または軟化点が高圧蒸気滅菌温度以下であり、高圧蒸気滅菌のときに導電性樹脂が変形することを特徴とする上記(2)、(4)または(5)記載のプローブ。
(10) 前記通針部の被覆を構成する絶縁性ポリマーの融点または軟化点が高圧蒸気滅菌温度以下であり、高圧蒸気滅菌のときに絶縁性ポリマーが変形することを特徴とする上記(4)、(5)または(6)記載のプローブ。
(11) 前記連結線の被覆を構成する絶縁性ポリマーの融点または軟化点が高圧蒸気滅菌温度以下であり、高圧蒸気滅菌のときにこの絶縁性ポリマーが変形することを特徴とする上記(7)記載のプローブ。
(12) 高圧蒸気滅菌のときに変形を生じる形状記憶合金の線材、または高圧蒸気滅菌のときに溶融する温度ヒューズを有することを特徴とする上記(7)記載のプローブ。
本出願は、次の各形態をも開示しており、第1の形態は、次の1〜7に関する。
1. 根管長測定器とともに使用される使い捨ての測定用プローブであって、少なくとも一部に導電性部材を有し、触針を通針することが可能でかつ前記触針を通針した状態のときに触針と前記導電性部材が接触して電気的に導通する通針部と、導電性の芯材と絶縁性ポリマーで形成された被覆とを有し、この芯材が前記通針部の導電性部材と電気的に接続されている連結線と、前記連結線の先端に設けられ、根管長測定器に設けられたコネクターと接続可能な接続部とを有する使い捨ての根管長測定用プローブ。
2. 前記通針部は、ラバーストッパー機能を有することを特徴とする上記1記載のプローブ。
3. 前記通針部は、前記触針が接触する少なくとも一部に導電性樹脂を有することを特徴とする上記1または2記載のプローブ。
4. 前記通針部は、前記触針が接触する少なくとも一部に金属細線を有することを特徴とする上記1または2記載のプローブ。
5. 前記通針部は、全体が導電性樹脂で形成されているか、または内部に導電性樹脂を有し、絶縁性ポリマーで形成された被覆により被覆されていることを特徴とする上記3記載のプローブ。
6. 前記通針部は、全体が導電性樹脂で形成されているか、または内部に導電性樹脂を有し、絶縁性ポリマーで形成された被覆により被覆されており、前記連結線の芯材が金属細線束からなり、前記金属細線束が引き出されてばらされて、前記通針部の前記導電性樹脂に分散されていることを特徴とする上記1または2記載のプローブ。
7. 前記連結線の芯材が金属細線束からなり、前記通針部は、前記金属細線束が通針部の内部に引き出されており、外側を絶縁性ポリマーで形成された被覆により被覆されていることを特徴とする上記1または2記載のプローブ。
本発明の第2の形態は、次の8〜13に関する。
8. 高圧蒸気滅菌したときに変形することを特徴とする上記1〜7のいずれかに記載のプローブ。
9. 高圧蒸気滅菌したときに、前記通針部が変形して前記触針の通針が妨げられることを特徴とする上記8記載のプローブ。
10. 前記導電性樹脂を構成するポリマーの融点または軟化点が高圧蒸気滅菌温度以下であり、高圧蒸気滅菌のときに導電性樹脂が変形することを特徴とする上記3、5または6記載のプローブ。
11. 前記通針部の被覆を構成する絶縁性ポリマーの融点または軟化点が高圧蒸気滅菌温度以下であり、高圧蒸気滅菌のときに絶縁性ポリマーが変形することを特徴とする上記5、6または7記載のプローブ。
12. 前記連結線の被覆を構成する絶縁性ポリマーの融点または軟化点が高圧蒸気滅菌温度以下であり、高圧蒸気滅菌のときにこの絶縁性ポリマーが変形することを特徴とする上記8記載のプローブ。
13. 高圧蒸気滅菌のときに変形を生じる形状記憶合金の線材、または高圧蒸気滅菌のときに溶融する温度ヒューズを有することを特徴とする上記8記載のプローブ。
本発明の第3の形態は、次の14〜16に関する。
14. 根管長測定器とともに使用される使い捨ての測定用プローブであって、触針を把持することが可能な金属製の線または板状弾性体からなる把持部と、導電性の芯材と絶縁性ポリマーで形成された被覆とを有し、この芯材が前記把持部と電気的に接続されている連結線と、前記連結線の先端に設けられ、根管長測定器に設けられたコネクターと接続可能な接続部とを有し、高圧蒸気滅菌したときに変形することを特徴とする使い捨ての根管長測定用プローブ。
15. 高圧蒸気滅菌のときに変形を生じる形状記憶合金の線材、または高圧蒸気滅菌のときに溶融する温度ヒューズを有することを特徴とする上記14記載のプローブ。
16. 前記連結線の被覆を構成する絶縁性ポリマーの融点または軟化点が高圧蒸気滅菌温度以下であり、高圧蒸気滅菌のときにこの絶縁性ポリマーが変形することを特徴とする上記14記載のプローブ。
本発明の第4の形態は、次の17〜20に関する。
17. 根管長測定器とともに使用される使い捨ての測定用プローブであって、金属製の触針と、導電性の芯材と絶縁性ポリマーで形成された被覆とを有し、この芯材が前記触針と電気的に接続されている連結線と、前記連結線の先端に設けられ、根管長測定器に設けられたコネクターと接続可能な接続部とを有する使い捨ての根管長測定用プローブ。
18. 高圧蒸気滅菌したときに変形することを特徴とする上記17記載のプローブ。
19. 高圧蒸気滅菌のときに変形を生じる形状記憶合金の線材、または高圧蒸気滅菌のときに溶融する温度ヒューズを有することを特徴とする上記18記載のプローブ。
20. 前記連結線の被覆を構成する絶縁性ポリマーの融点または軟化点が高圧蒸気滅菌温度以下であり、高圧蒸気滅菌のときにこの絶縁性ポリマーが変形することを特徴とする上記18記載のプローブ。
本発明によれば、根管長測定の際に、患者の口腔内に容易に挿入できて作業がし易く、かつ感染を確実に防止することができる使い捨ての測定プローブを提供することができる。
特に、高圧蒸気滅菌温度で変形等が生ずる態様においては、再使用ができないので、確実に感染を防止することができる。
<第1の形態>
本発明の第1の形態のプローブは、先端にリーマー通針部と、もう一方の端に接続部を有し、通針部と接続部を連結する柔軟性のある連結線とを有する。通針部は、特開平9−56734号公報(特許文献2)とは異なり、材料そのものにリーマー等の触針を突き刺して使用するものであり、使用前は穴が開いていないか、またはガイド用の細い孔が開けられている。測定時に、リーマーを通針したときに材料そのもの弾力性によりリーマーが圧迫され、その圧迫力と摩擦により通針部がストッパーの機能を果たす。ここでリーマーは、主として単なる触針して用いられるもので、本発明のプローブを取り付けた状態でリーマーを回転させることは通常は行わない。
図1に第1の形態の1例を示す。このプローブは先端に通針部21、もう一方の端に接続部23、その間を連結する連結線22を有する。図2は、使用の例を示す図である。
通針部21は、全体または少なくとも一部に導電性部材を有し、リーマー7を刺したときにリーマーの針7aが導電性部材と接触し、電気的コンタクトが取れるようになっている。通針部の導電性部材は、連結線22の芯材と電気的に接続されており、連結線を介して接続部まで導通している。使用時に接続部23は、根管長測定器8と接続されているコネクター25と接続される。図1に示すように、リーマー7を通す箇所には凹部24を設け、通針しやすくすることが好ましい。凹部に代えて、または凹部と共に、リーマー等の触針より細い孔を予め設けておくと通針がより容易になるので好ましい。
図3〜図7に、通針部の横断面を示す。図3〜7において、(a)は図1の凹部24を含むA−A’方向断面(但し、凹部は図示を省略してある。)、(b)は連結線を含む断面である。
通針部21は、図3、図4に示すように全体が導電性部材で形成されていても、図5〜7に示すように内部に導電性部材を有し、外側が絶縁性ポリマー等の絶縁材料で被覆されていてもよい。通針部に使用される導電性部材としては、導電性樹脂および金属を使用することができる。
図3(a)に示すように、通針部全体が導電性部材で形成されるときは、導電性樹脂を使用することができる。そして、図3(b)に示すように、後述する連結部の芯材22aの先端が導電性部材に対して挿入された形状で接触させることができる。
図4の例では、後述する連結線の芯材22aが金属細線束であるとき、図4(b)に示すように、芯材22aを構成する金属細線22cをばらし、図4(a)、(b)に示すように通針部において全体の導電性樹脂に金属細線を分散させたものである。このプローブの製造時には、ばらした細線に溶融した導電性樹脂を含浸させながら成形できるので、製造も容易であり、導電性樹脂と連結線の芯材との接続も確実に行える利点がある。尚、この例において、導電性樹脂に代えて絶縁性ポリマーを用いた場合でも、通針部の存在する金属細線の密度を適当に設定しておけば、リーマーを刺したときに必ず金属細線との接触が生じ、電気的導通をとることができる。
図5の例では、(a)と(b)に示すように、導電性部材21aを被覆21bで被覆したものであり、導電性部材として導電性樹脂を使用したものである。図3の例と同じように、連結線22の芯材22aと導電性部材21aが接触している。
図6の例は、図4の例で通針部の導電性部材21aが被覆21bに覆われている形態である。図4の例と同じように、連結線22の芯材22aが、金属細線であって、金属細線が通針部でばらされて導電性樹脂21a中に分散されている。この例において、導電性樹脂でなく絶縁性のポリマーを用いても、通針部の存在する金属細線の密度を適当に設定しておけば、リーマーを刺したときに必ず金属細線との接触が生じ、電気的導通をとることができる。
図7の例では、通針部の導電性部材21aは金属細線で構成され、被覆21bにより被覆されているものである。この形態では導電性樹脂が使用されておらず、連結線22の芯材22aが金属細線のより線またはストレート線であるときに、芯材22aをそのまま、またはばらして被覆21bで被覆したものである。通針部の存在する金属細線の密度を適当に設定しておけば、リーマーを刺したときに必ず金属細線との接触が生じ、電気的導通をとることができる。
本発明で、プローブの通針部は、従来のラバーストッパーと同様に、根管長測定器が根尖に達したことを表示したときに、リーマーにつける目印となるものである。そのため、通針したリーマーと通針部の間に圧迫または摩擦があって、術者が患者の口内からリーマーが刺さったプローブを取り出す作業中に移動しない必要がある。従って、通針部を構成する導電性材料、および/または被覆の材料は、そのような目的に合うように選択される。
通針部に使用される導電性樹脂としては、ポリマー中に導電性充填剤を分散した複合材料が安価で好ましい。導電性充填剤としては、アセチレンブラック、ケッチェンブラック等のカーボンブラック;カーボンナノチューブ(マルチコアのものを含む)、カーボンナノホーン等の微細なカーボン材料;天然黒鉛、人造黒鉛等の黒鉛;PAN系カーボンファイバー、ピッチ系カーボンファイバー等のカーボンファイバー;Ag、Ni、Al等の金属の粉末、繊維またはフレーク等を挙げることができる。これらは、1種類だけで用いても、2種以上を併用してもどちらでもよい。この中でも、価格の点からカーボンブラックおよび/または黒鉛を導電性充填剤の主成分(80体積%以上100%を含む。)として用いることが好ましい。
用いるポリマーとしては、柔軟性があるものが好ましく、例えば低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン;6−ナイロン、66−ナイロン等のポリアミド系樹脂;ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂;ポリ酢酸ビニール、酢酸ビニール−エチレン共重合体およびそれらの一部ケン化物;シリコーンゴム、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、ブタジエン−ニトリル共重合ゴム(ニトリルゴム)等のエラストマー類;軟質ポリ塩化ビニール、ポリ塩化ビニリデン等の塩素化モノマーの重合体等を挙げることができる。これらのポリマーは可塑剤等の添加剤を必要により含んでいても良い。
導電性充填剤の配合割合は、充填剤の種類によっても異なるが、通常は例えば5〜70体積%、好ましくは10〜50体積%である。但し、通針部が被覆で覆われる場合は、内部の導電性部材は、充填剤の配合割合を多くして、カーボンブラックおよび金属粉を例えば上記ポリマーをバインダーとして結着したものでもよい。この場合の充填剤の配合割合は70体積%以上であってもよい。
通針部の被覆に使用する材料は、通常の絶縁性ポリマーを使用することができ、例えば低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン;6−ナイロン、66−ナイロン等のポリアミド系樹脂;ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂;ポリ酢酸ビニール、酢酸ビニール−エチレン共重合体およびそれらの一部ケン化物;シリコーンゴム、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、ブタジエン−ニトリル共重合ゴム(ニトリルゴム)等のエラストマー類;軟質ポリ塩化ビニール、ポリ塩化ビニリデン等の塩素化モノマーの重合体等を挙げることができる。これらのポリマーは可塑剤等の添加剤を必要により含んでいても良い。
また、図8((a)平面図、(b)断面図)に示すように、通針部は、孔27を有する金属板28に導電性樹脂の被覆29を有するものも好ましい。孔27にリーマーを刺すことで、電気的導通をとることができる。連結線との接続は、引き出し部30と連結線の芯材とを溶接したり、引き出し部を、一部が切れた筒状に形成しておき、芯材を挿入してかしめことで容易に接続することができる。
通針部の形状は、図1では方形状で特定の厚さのある板状のものを示したが、特に制限はなく、図8で示したように円板状でも、6角形板状等どのような形状でもよい。従来のラバーストッパーの使用経験を考慮すると、少なくとも板状が好ましく、厚さは0.5〜3mm程度、好ましくは1〜3mmである。通針部の幅(図1のA−A’方向)が、3mm〜5mm程度が好ましい。
次に連結線を説明する。図9に連結線22の断面図を示す。連結線22は、内部の導電性の芯材22aと外側の絶縁被覆22bとを有する。芯材22aは、銅等の金属の1本線、より線およびストレート線等の銅等の金属細線束、導電性樹脂、および導電性樹脂の中に連結線22の線方向に連続する金属細線を分散させたもの等で形成される。柔軟性の点から、より線およびストレート線等の銅細線束、および導電性樹脂が好ましい。特に好ましくはより線およびストレート線等の銅細線束である。
金属細線は、細線を構成する単線が細い方が柔軟性が大きいので好ましく、例えば径が300μm以下、好ましくは100μm以下、さらに好ましくは50μm以下である。通常は10μm以上である。細線束の径としては、300μm〜3mm程度が好ましい。
導電性樹脂としては、通針部に用いられる導電性樹脂として説明したものからなるべく導電性の低いものを適宜選択して使用することができる。導電性樹脂により芯材を形成するときは、その断面積は、体積導電率を考慮して設定すればよい。
また、連結線の被覆に使用する材料は、絶縁性であって柔軟性に優れるものが好ましく、例えば低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン;6−ナイロン、66−ナイロン等のポリアミド系樹脂;ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂;ポリ酢酸ビニール、酢酸ビニール−エチレン共重合体およびそれらの一部ケン化物;シリコーンゴム、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、ブタジエン−ニトリル共重合ゴム(ニトリルゴム)等のエラストマー類;軟質ポリ塩化ビニール、ポリ塩化ビニリデン等の塩素化モノマーの重合体等を挙げることができる。これらのポリマーは可塑剤等の添加剤を必要により含んでいても良い。
連結線は柔軟な線であればその断面形状に制限はない。
図1では、通針部と連結線の構成の異なるものを示したが、同一であってもよい。図10に示すように、例えば図6および図7に示した通針部をそのまま延長して、連結線とすることができる。
次に接続部について説明する。図1、図2に示すように、接続部23は、根管長測定器8側のコネクター25と共に公知の接続方式を用いることができる。本発明のプローブは使い捨てとすることから、接続部23はなるべく簡便な形状とすることが好ましい。
連結線の芯材が、金属単線、または金属細線のより線もしくはストレート線である場合には、接続部は連結線の被覆を剥いて芯材を単に引き出したもの、あるいはより線もしくはストレート線の場合には、溶接、半田(鉛フリーが好ましい。)等により細線束を束ねた末端処理をしたものも好ましい。その場合、コネクター25は、簡単なメス型ソケットコネクター、わに口クリップコネクター等の公知のコネクターを使用することができる。
また、連結線の芯材が導電性樹脂であるときは、例えば図11に示す構造のように接続部の構造を通針部と同様な構造とし、根管長測定器側のコネクター25を鉤型形状とし、凹部または細い孔32に刺しこむことで電気的接続を取るようにすることができる。
以上説明したような本発明のプローブの第1の形態は、使い捨てプローブとして使用することで、確実に感染を防止できる。
プローブの全長は、例えば15cm〜35cm、好ましくは20〜25cmである。
<第2の形態>
本発明のプローブは、使い捨てにされることを意図したものである。上記の第1の形態のプローブにリーマーを刺して根管長を測定した後に、プローブに開いた孔から通針部内部に唾液や血液が入りこむ場合があるが、使い捨てにされる限りにおいて何らの問題を生じない。しかし、本来の使用方法に反して、滅菌して再使用を試みたときに、滅菌が完全でなければ感染を完全に防止することはできない。
そこで、本発明の第2の形態では、使い捨てプローブの再使用を禁止するために、高圧蒸気滅菌を行ったときに、変形してプローブの再使用ができないようにしたものである。
高圧蒸気滅菌は、通常121℃〜131℃程度で行われるため、第1の形態で説明したプローブの材料を選択し、高圧蒸気滅菌温度以下、例えば120℃以下で変形するようにする。
第1の方法として、第1の形態において、通針部および連結線の導電材料が導電性樹脂である場合にそのマトリックスポリマーとして120℃以下で変形を生じる材料を選ぶか、または通針部および連結線の被覆に用いる絶縁性ポリマーとして、120℃以下で変形を生じる材料を選ぶ方法を挙げることができる。好ましくは70℃〜120℃の範囲、より好ましくは90℃〜120℃の範囲で変形を生じるものを選ぶ。
例えばポリマーとして、融点または軟化点が120℃以下の材料を選ぶと高圧蒸気滅菌の際にポリマーが溶融または軟化するためにプローブが変形して再使用ができなくなる。例えば、ポリマーが溶融または軟化して通針部の形状が変形し、中央が膨らんで丸まった形状になると、リーマーを通針することが困難になり、再使用ができない。また、連結線の被覆が溶融して落ちたり、あるいは同時に滅菌しているプローブ同士で融着したりすることで再使用ができなくなる。このような材料としては、低密度ポリエチレン(特に融点の低いものが好ましい。)、ポリ酢酸ビニールおよび酢酸ビニール−エチレン共重合体並びにこれらの一部ケン化物等を挙げることができる。
また、延伸による応力が残留しているポリマーを使用したり、応力が残留しているポリマー層を積層したりすることも好ましい。例えば、連結線の被覆ポリマーとして、高圧蒸気滅菌により連結線が図12に示すように巻いてしまうようなものを使用することが好ましい。このような材料としては、例えば延伸ポリオレフィン等を挙げることができる。
変形を生じさせる第2の方法として、熱変形を生じる金属材料を付加する方法を挙げることができる。例えば連結線の少なくとも一部に形状記憶合金の線を入れて、高圧蒸気滅菌温度で変形を生じさせて再使用を不可能とすることができる。この場合、形状記憶合金の線材が、電気的回路の一部を構成しても良いし、連結線の芯材の全部を形状記憶合金の形成してもよい。また、形状記憶合金の線材を単に連結線の一部に芯材と共に存在させるだけでもよい。形状記憶合金としては、変態温度が120℃以下、例えば70℃〜120℃の範囲に変態温度があるものが好ましく用いられ、例えばニッケル−チタン合金を挙げることができる。
また、連結線の内部に温度ヒューズ(特定の温度で溶融し切断する金属線)を電気回路の一部を構成するように入れておき、高圧蒸気滅菌温度で回路の断線が生じるようにしてもよい。あるいは、芯材の全部を温度ヒューズで形成してもよい。
<第3の形態(参考形態)
第1の形態では、通針部にリーマー等を刺して導電性部材と接触させて電気的導通を得るものであったが、第3の形態ではリーマーを金属製の把持部で挟むことでリーマーとの電気的接続をとり、さらに、第2の形態で説明したように熱による変形を受けて再使用が不可能になるプローブに関するものである。
図13に示すように、プローブ先端の把持部35は、金属性の弾性部材で形成され、連結線22内の芯材と溶着または半田付け(鉛フリーが好ましい。)されている。接続部23の構造は、第1の形態で説明したように形成することができる。
把持部35の形状は、図13に示すように金属線を少なくとも半巻き以上(好ましくは2/3巻き以上)に巻いたコイル状の弾性部材、図14に示すような金属線または金属板で形成したループ状部材、図15((A)上面図、(B)正面図)に示すような金属で形成した弾性板等の他、リーマー等の触針を挟みこめる形状であれば特に制限はない。
第3の形態において、高圧蒸気滅菌温度で変形を生じるようにするためには、第2の形態で説明したように、連結線22の被覆22bのポリマーとして、高圧蒸気滅菌温度以下、例えば120℃以下で変形を生じる材料を選ぶ方法、あるいは連結線の少なくとも一部に形状記憶合金の線を入れたり、連結線の内部に温度ヒューズを入れたりする熱変形を生じる金属材料を付加する方法を挙げることができる。さらに、把持部35を形状記憶合金で形成し、加熱したときに、把持する間隔が広がって/または狭くなって、リーマーを挟み込めなくしておくこともできる。
<第4の形態(参考形態)
第1〜第3の形態においては、プローブ先端にリーマー等の触針を取り付けて使用するものであったが、第4の形態のプローブでは、プローブ先端が触針になっており、全体を一体として使い捨てにする形態である。図16に1例を示すように、プローブ先端に触針36を有し、触針の取っ手37、連結線22および接続部23を有する。また、根管長測定の目印のためのラバーストッパー6を有する。
触針36は、リーマーのように削ることを目的としていないので、鉄、鋼、ステンレススチール等の安価な金属を使用することができ、表面に削り溝を形成する等の細工を必要としない。また取っ手37も単に触針36を手で保持することができればよく、プラスチックの被覆を形成すればよい。触針36は、連結線22の芯材と溶着、半田付け(鉛フリーが好ましい。)またはかしめ等の圧着接続されて電気的に接続されている。連結線22および接続部23の材質、形状等は第1の形態で説明した通りであり、特に連結線22の芯材としては銅等の単一金属線またはより線もしくはストレート線等の金属細線束が好ましい。
第4の形態においても、高圧蒸気滅菌温度で変形を生じさせて再使用を不可能にするには、第2の形態で説明したように、連結線22の被覆22bのポリマーとして、高圧蒸気滅菌温度以下、例えば120℃以下で変形を生じる材料を選ぶ方法、あるいは連結線の少なくとも一部に形状記憶合金の線を入れたり、連結線の内部に温度ヒューズを入れたりする熱変形を生じる金属材料を付加する方法を挙げることができる。さらに、触針36を形状記憶合金で形成し、加熱したときに、湾曲して触針として機能しなくなるようにしておくこともできる。
本発明のプローブは歯科治療に有用に使用することができる。
プローブの1例を示す図である。 プローブの使用の例を示す図である。 プローブの通針部の横断面である。 プローブの通針部の横断面である。 プローブの通針部の横断面である。 プローブの通針部の横断面である。 プローブの通針部の横断面である。 プローブの通針部を示す面である{(a)平面図、(b)断面図}。 連結線の断面図である。 プローブの1例を示す図である。 プローブの1例を示す図である。 高圧蒸気滅菌後のプローブ形状の1例を示す図である。 プローブの1例を示す図である。 プローブの1例を示す図である。 プローブの1例を示す図である。 プローブの1例を示す図である。 従来の根管長の測定を示す図である。 根管長測定器の従来のプローブと対極を示す図である。 従来のプローブの内部拡大図である。
符号の説明
1 歯
2 根管
3 歯槽骨
4 口唇
6 ラバーストッパー
7 リーマー
7a リーマーの針
8 根管長測定器本体(電源、電流・電圧計)
9 プローブ
10 対極
11 さや部
12 台部
13 可動鉤部
14 コイルバネ
21 通針部
21a 導電性部材
21b 被覆
22 連結線
22a 芯材
22b 絶縁被覆
22c 金属細線
23 接続部
24 凹部
25 コネクター
27 孔
28 金属板
29 導電性樹脂の被覆
30 引き出し部
32 凹部または細い孔
35 把持部
36 触針
37 触針の取っ手

Claims (12)

  1. 根管長測定器とともに使用される使い捨ての測定用プローブであって、
    少なくとも一部に導電性部材を有し、触針を通針することが可能でかつ前記触針を通針した状態のときに触針と前記導電性部材が接触して電気的に導通する通針部と、
    導電性の芯材と絶縁性ポリマーで形成された被覆とを有し、この芯材が前記通針部の導電性部材と電気的に接続されている連結線と、
    前記連結線の先端に設けられ、根管長測定器に設けられたコネクターと接続可能な接続部とを有し、
    前記通針部は、通針前は穴が開いていないかまたは触針よりも細い穴が開けられており、触針を通針したときにラバーストッパー機能を有することを特徴とする使い捨ての根管長測定用プローブ。
  2. 前記通針部は、前記触針が接触する少なくとも一部に導電性樹脂を有することを特徴とする請求項1記載のプローブ。
  3. 前記通針部は、前記触針が接触する少なくとも一部に金属細線を有することを特徴とする請求項1記載のプローブ。
  4. 前記通針部は、全体が導電性樹脂で形成されているか、または内部に導電性樹脂を有し、絶縁性ポリマーで形成された被覆により被覆されていることを特徴とする請求項2記載のプローブ。
  5. 前記通針部は、全体が導電性樹脂で形成されているか、または内部に導電性樹脂を有し、絶縁性ポリマーで形成された被覆により被覆されており、
    前記連結線の芯材が金属細線束からなり、
    前記金属細線束が引き出されてばらされて、前記通針部の前記導電性樹脂に分散されていることを特徴とする請求項1記載のプローブ。
  6. 前記連結線の芯材が金属細線束からなり、
    前記通針部は、前記金属細線束が通針部の内部に引き出されており、外側を絶縁性ポリマーで形成された被覆により被覆されていることを特徴とする請求項1記載のプローブ。
  7. 高圧蒸気滅菌したときに変形することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のプローブ。
  8. 高圧蒸気滅菌したときに、前記通針部が変形して前記触針の通針が妨げられることを特徴とする請求項7記載のプローブ。
  9. 前記導電性樹脂を構成するポリマーの融点または軟化点が高圧蒸気滅菌温度以下であり、高圧蒸気滅菌のときに導電性樹脂が変形することを特徴とする請求項2、4または5記載のプローブ。
  10. 前記通針部の被覆を構成する絶縁性ポリマーの融点または軟化点が高圧蒸気滅菌温度以下であり、高圧蒸気滅菌のときに絶縁性ポリマーが変形することを特徴とする請求項4、5または6記載のプローブ。
  11. 前記連結線の被覆を構成する絶縁性ポリマーの融点または軟化点が高圧蒸気滅菌温度以下であり、高圧蒸気滅菌のときにこの絶縁性ポリマーが変形することを特徴とする請求項7記載のプローブ。
  12. 高圧蒸気滅菌のときに変形を生じる形状記憶合金の線材、または高圧蒸気滅菌のときに溶融する温度ヒューズを有することを特徴とする請求項7記載のプローブ。
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