JP2012024480A - 歯科用根管長測定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】根管長測定針を測定針クリップホルダで保持し、該測定針クリップホルダを持って(つまり、患者の口腔外で)測定針を上下動させて根管の拡大作業を可能とした。
【解決手段】根管長測定針1の把持部1cが挿入される筒状のヘッド部14と、該ヘッド部14の軸方向に対して直角の方向に延長するホルダ筒11と、該ホルダ筒11内に挿通され、先端部に根管長測定針1の針部1aをクリップする測定電極6aを有する測定電極線6と、測定電極線6をホルダ筒14内で前後動可能に支持するスプリング部材13とから成る。スプリング部材13を押圧して根管長測定針1の把持部1cをヘッド部14に挿入し、スプリング部材13の押圧力を開放して根管長測定針1の針部1aを測定電極6aによってクリップして固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、根管治療の際に行われる根管長測定において、根管長測定針(ファイル又はリーマ)の頭部を測定針クリップホルダにてクリップして固定し、該測定針クリップホルダを持って、根管長を測定しながら、根管拡大もできるようにしたペンホルダタイプの歯科用根管長測定具に関する。
根管治療においては、根管治療に際し、根管長測定針を根管内に挿入し、その先端が根尖孔の位置に到達したことを検知し、その状態で、根管長測定針に挿通されたストッパの位置を歯冠に当接させ、その状態で根管長測定針を根管から引き出し、物差し等を用いて、根管長測定針の先端から前記ストッパまでの長さ(根管長)を計測して根管長を求めている。
図3は、従来の根尖孔位置検出装置の一例を説明するための要部構成図で、図中、1は根尖孔位置(又は根管長)測定針(リーマ又はファイル)、2は根尖孔位置(又は根管長)を測定しようとする歯牙、3は根管、4は測定針1に軸方向に移動可能に設けられたストッパ、5は口唇、6aは測定針1をクリップする測定電極、7は測定電極6aに対する対向電極、8は測定電極6aに連通する測定電極用リード線、9は口唇5に引っかけられた対向電極7に連通する対向電極用リード線、10は先端部に前記電極6aを有する測定電極線6(図5参照)を収納した測定針クリップホルダ、20は前記リード線8,9が接続された根管長測定器、21は根尖孔位置検出表示部で、周知のように、測定針(ファイル又はリーマ)1に測定電極6aを接触させた状態で、測定針1を根管3内に挿入していった時の根尖孔位置検出表示部21の指針位置より測定針1の先端が根尖孔位置に達したことを知り、その状態でストッパ4を歯牙2の歯冠に当たる位置まで動かし、その状態で測定針1を口腔外に取り出し、物差しで該測定針1の先端からストッパ4までの長さを測定するものである(例えば、特許文献1参照)。表示部21は、例えば、LED,液晶等で構成され、APEX(根尖孔位置),W.L(作業長:根管長)が表示され、根管長測定針1の先端が根尖孔位置に達した時に、アラーム等が鳴るようになっている。(なお、根尖孔位置を電気的に検出する方法としては、特許文献2をはじめ、多数の公報が公開されているので、その詳細については省略する)。
図4は、図3に示した測定針クリップホルダ10の使用例を説明するための図、図5は、図4に示した測定針クリップホルダ10の断面構成図で、図中、10はリーマ又はファイル等の根管長測定針1を測定電極6aと協働してクリップする先端部を有する測定針クリップホルダで、周知のように、根管長測定針1は、導電性の針部材1a,刃部1b,把持部1c等から成り、リーマ又はファイルから成る測定針1を用いて根管を拡大しながら根管長を測定できるもので、根管長を測定する場合、ラバーストッパ4と把持部1cの間を測定電極6aで保持し、測定針1を電気的根管長測定の際の一方の電極の信号取り付け部としている。この電気的な根管長の測定により、根管長が検出できたら、ラバーストッパ4を移動させて、根管長を測定針1のラバーストッパ4の位置に移して読んでいた。
測定電極線6は、図5に示すように、絶縁性のホルダ筒11内に挿通され、その端部は、機械的には、押圧部材12に固定され、電気的にはリード線8に接続され、該リード線8を通して図3に示した根管長(根尖位置)測定器20に導かれている。一方、ホルダ筒11の端部11aは大径に形成され、この大径部11a内にスプリング13が挿入されている。従って、押圧部材12を矢別A方向に押すと、スプリング13が圧縮され、測定電極線6が矢印A′方向に移動し、従って、ホルダ筒11の先端部11bと測定電極線6の先端の電極部6aとの間に測定針1を挿入することができ、押圧部材12の押圧力を解除すると、測定電極線6は、スプリング13の復元力によって矢印B′方向に移動し、従って、図4に示したように、ホルダ筒11の先端部11bと測定電極線6の測定電極6aとの間に測定針1を狭持(クリップ)することができる。
特開2008−68015号公報 特公昭62−2187号公報
上述のごとき根管長測定を行うに際し、測定針としてリーマ、ファイル等を用いて、測定針1の把持部1cを親指と人差し指で持って該測定針を上下に動かして根管の拡大等の作業も行うが、その場合に、術者の指が患者の口腔内に入り、あまり衛生的でなく、また、作業がしにくい等の問題があった。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、根管長測定針を測定針クリップホルダで保持し、該測定針クリップホルダを持って(つまり、患者の口腔外で)測定針を上下動させて根管の拡大作業をすることを可能とし、もって、より衛生的にかつ効果的に根管の拡大作業ができるようにした根管長測定具を提供できるようにしたものである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、根管長測定針の把持部が挿入される筒状のヘッド部と、該ヘッド部の軸方向に対して直角の方向に延長するホルダ筒と、該ホルダ筒内に挿通され、先端部に前記根管長測定針の針部をクリップする測定電極を有する測定電極線と、前記測定電極線を前記ホルダ筒内で前後動可能に支持するスプリング部材とから成り、該スプリング部材を押圧して前記ヘッド部に前記根管長測定針の把持部を挿入し、前記スプリング部材の押圧力を開放して前記根管長測定針の針部を前記測定電極線の先端部に設けられた測定電極によってクリップするようにしたことを特徴としたものである。
請求項2の発明は、根管長測定針の頭部が挿通される筒状のヘッド部と、該ヘッド部の軸方向に対して直角の方向に延長するホルダ筒と、該ホルダ筒内に挿通され、先端部に前記根管長測定針の頭部をクリップする測定電極を有する測定電極線と、前記測定電極線を前記ホルダ筒内で前後動可能に支持するスプリング部材とから成り、該スプリング部材を押圧して前記ヘッド部に前記根管長測定針の頭部を挿入し、前記スプリング部材の押圧力を開放して前記根管長測定針の前記頭部を前記測定電極線の先端部に設けられた測定電極によってクリップするようにしたことを特徴としたものである。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記測定電極と前記根管長測定針とは電気的に導通することを特徴としたものである。
請求項4の発明は、請求項2又は3の発明において、前記根管長測定針は、前記頭部において周方向に所定幅の溝を有し、前記測定電極線の前記測定電極は前記溝に係合する幅を有するフック形状であることを特徴としたものである。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記ヘッド部の頂部は有底に構成され、前記測定針が前記ヘッド部に挿入された時、該測定針の頂部が前記底に当接した状態で、前記測定電極が前記溝に係合することを特徴としたものである。
本発明によると、ファイル、リーマ等からなる根管長測定針を測定針クリップホルダに固定し、該測定針クリップホルダを手に持って、つまり患者の口腔外から、測定針を上下動させて根管の拡大作業等を行うことができるので、より衛生的に根管長測定及び根管拡大を行うことができる。
本発明による根管長測定用針クリップホルダの一例を説明するための図である。 本発明による根管長測定用針クリップホルダの他の例を説明するための図である。 従来の根尖孔位置検出装置の一例を説明するための要部構成図である。 図3に示した測定針クリップホルダ10の使用例を説明するための図である。 図4に示した測定針クリップホルダ10の断面構成図である。
図1は、本発明による根管長測定具の一実施例を説明するための構成図で、図中、図3乃至図5に示した従来の根管長測定装置と同様の作用をする部分には、同一の参照番号が付してある。図1において、10は、図3乃至図5に示した測定針クリップホルダ10と同様の機能を有する測定針クリップホルダで、図1(A)に示すように、本発明においては、該測定針クリップホルダ10(ホルダ筒11)の先端には、筒状のヘッド部14を有し、該ヘッド部14には軸(縦)方向に切り欠き部14’を有し、該切り欠き部14’を通して該ヘッド部14内に従来より使用されている根管長測定針(ファイル又はリーマ)1の把持部1cが挿入され、前述のように、導電性の針部1aが測定電極6aによってクリップされる。
図1(B)は、図1(A)に示した根管長測定針クリップホルダ10の先端部の上面形状を拡大して示す図、図1(C)は、図1(B)に示したヘッド部14内において電極部6aが測定針1の針部1aをクリップしている状態を示す断面図で、根管長測定針クリップホルダ10の筒状ヘッド部14内には、測定電極線6の先端部である測定電極6aが延出しており、前述の従来技術と同様、押圧板12を押すことによって、該ヘッド部14内に切り欠き部14’を通して測定針1の把持部を挿入することができ、挿入した状態で、押圧板12を押圧する力を解放すると、測定電極6aがスプリング13によって引き戻され、測定針1の針部1aが該測定電極6aによってクリップされる。
図2は、本発明による根管長測定具の他の実施例を説明するための構成図で、図中、図3乃至図5に示した従来の根管長測定装置と同様の作用をする部分には、同一の参照番号が付してある。図2において、10は、図3乃至図5に示した測定針クリップホルダ10と同様の機能を有する測定針クリップホルダで、図2(A)に示すように、本発明においては、該測定針クリップホルダ10(ホルダ筒11)の先端には、筒状のヘッド部14を有し、該ヘッド部14内に根管長測定針(ファイル又はリーマ)1の頭部1’が挿入され、支持・固定されるようになっている。この実施例においては、根管長測定針1は、頭部1’も導電性の金属部材で構成され、該頭部1’の周方向には前述の測定電極6aが係合される溝11が設けられている。
図2(B)は、図2(A)に示した根管長測定針クリップホルダ10の断面形状を示す図、図2(C)は、図2(B)に示したヘッド部14内において測定針1をクリップしている状態を示す断面図で、根管長測定針クリップホルダ10の筒状ヘッド部14内には、測定電極線6の先端部である測定電極6aが延出しており、前述の従来技術と同様、押圧板12を押すことによって、該ヘッド部14内に測定針1の頭部1’を挿入することができ、押入した状態で、押圧板12を押圧する力を解放すると、測定電極6aがスプリング13によって引き戻され、測定針1がクリップされる。
この時、測定電極6のクリップ部6aの幅Aと測定針1の溝1の幅Aとを略同じにしておき、測定針1をヘッド部14に挿入した時に、クリップ部6aが溝1内に係合するようにしておけば、測定針1をより堅固にクリップすることができ、根管拡大作業に際し、測定針1がぐらつくようなことはなく、効果的に根管拡大作業を行うことができる。また、根管測定針1の頂部から溝1までの長さBを、ヘッド部14の上部底板14から測定電極6aの上部までの長さBに合せておくことにより、測定針1をヘッド部14の底板14に突き当るまで挿入した時に、測定針1の溝1と測定電極6aとが自動的に位置合せされ、測定針1の測定針クリップホルダ10への装着作業が非常に楽になる。
1…根管長測定針、2…歯牙、3…根管、4…ストッパ、6…測定電極線、6a…測定電極、10…測定針クリップホルダ、11…測定針ホルダ筒、12…押圧部材、13…スプリング、14…測定針の把持部又は頭部が挿入される筒状のヘッド部。

Claims (5)

  1. 根管長測定針の把持部が挿入される筒状のヘッド部と、該ヘッド部の軸方向に対して直角の方向に延長するホルダ筒と、該ホルダ筒内に挿通され、先端部に前記根管長測定針の針部をクリップする測定電極を有する測定電極線と、前記測定電極線を前記ホルダ筒内で前後動可能に支持するスプリング部材とから成り、該スプリング部材を押圧して前記ヘッド部に前記根管長測定針の把持部を挿入し、前記スプリング部材の押圧力を開放して前記根管長測定針の針部を前記測定電極線の先端部に設けられた測定電極によってクリップするようにしたことを特徴とするペンホルダタイプの歯科用根管長測定具。
  2. 根管長測定針の頭部が挿通される筒状のヘッド部と、該ヘッド部の軸方向に対して直角の方向に延長するホルダ筒と、該ホルダ筒内に挿通され、先端部に前記根管長測定針の頭部をクリップする測定電極を有する測定電極線と、前記測定電極線を前記ホルダ筒内で前後動可能に支持するスプリング部材とから成り、該スプリング部材を押圧して前記ヘッド部に前記根管長測定針の頭部を挿入し、前記スプリング部材の押圧力を開放して前記根管長測定針の前記頭部を前記測定電極線の先端部に設けられた前記測定電極によってクリップするようにしたことを特徴とするペンホルダタイプの歯科用根管長測定具。
  3. 前記測定電極と前記根管長測定針とは電気的に導通することを特徴とする請求項2に記載の歯科用根管長測定具。
  4. 前記根管長測定針は、前記頭部において周方向に所定幅の溝を有し、前記測定電極線の前記測定電極は前記溝に係合する幅を有するフック形状であることを特徴とする請求項2又は3に記載の歯科用根管長測定具。
  5. 前記ヘッド部の頂部は有底に構成され、前記測定針が前記ヘッド部に挿入された時、該測定針の頂部が前記底に当接した状態で、前記測定電極が前記溝に係合することを特徴とする請求項4に記載の歯科用根管長測定具。
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