JP5348895B2 - Ats装置 - Google Patents

Ats装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5348895B2
JP5348895B2 JP2008004032A JP2008004032A JP5348895B2 JP 5348895 B2 JP5348895 B2 JP 5348895B2 JP 2008004032 A JP2008004032 A JP 2008004032A JP 2008004032 A JP2008004032 A JP 2008004032A JP 5348895 B2 JP5348895 B2 JP 5348895B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
code
circuit
output
spread
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008004032A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009171655A (ja
Inventor
和広 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP2008004032A priority Critical patent/JP5348895B2/ja
Publication of JP2009171655A publication Critical patent/JP2009171655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5348895B2 publication Critical patent/JP5348895B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本発明はATS装置に係り、特に、容易に車上情報を送信することができるとともに、送信信号の状態を監視することを可能としたATS装置に関するものである。
従来、ATS装置(自動列車停止装置)として、変周方式が知られている。このような変周方式のATS装置においては、常時発信周波数信号を列車の車上子から地上に対して送信し、車上子と地上子とが電磁結合した場合に、所定以上の電圧レベルの信号を発信することを判定することにより、車上子と地上子とが電磁結合したことを認識するようになっている。
このような従来のATS装置は、地上子を検出するために車上装置から地上子に対して信号送信を行っているものの、地上側に車上情報を送信することは行われていなかった。
そのため、従来から、常時発信周波数信号とは別に周波数の異なる信号を発生させるとともに、これらの発生した複数の信号を加算重畳処理して列車の車上子に供給し、この重畳された周波数を周波数毎に分別して信号を抽出することにより、車上情報を地上側で認識する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2005−229789号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の発明においては、車上から地上に対して情報を伝送する場合、情報数に応じて信号を加算重畳して送信するものであるため、車上装置側に重畳する信号数分の送信回路を設置する必要があり、回路が複雑化するとともに、消費電力も増大してしまうという問題を有している。
また、重畳信号が正しく出力されているかを確認して回路の健全性を確保するため、送信信号の周波数およびレベル状態を常時監視する必要があるが、重畳信号を加算して車上子から地上子に情報伝送する場合は、車上装置に重畳信号と同数の照査回路を設ける必要があり、やはり回路の複雑化および消費電力の増大化を招いてしまうという問題を有している。
本発明は前記した点に鑑みてなされたものであり、複数の信号を重畳させることなく、車上情報を送信することができるとともに、送信信号の適切な監視を行うことができ、回路の簡素化および省電力化を図ることのできるATS装置を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため請求項1に係る発明は、車上情報に対応する所定のPN符号を発生するPN符号発生回路と、所定の周波数信号を前記PN符号発生回路によるPN符号に基づいて拡散変調してSS信号として出力するSS信号発生回路と、前記SS信号発生回路からのSS信号を放射する車上子と、を備えた車上装置と、
列車の走行する軌道に沿って設けられた地上子と、
前記地上子で受信されたSS信号を拡散復調するSS信号拡散復調回路と、前記SS信号拡散復調回路により復調されたSS信号に基づいて前記車上情報を判定する受信判定回路と、を備えた地上装置と、を備え
前記SS信号発生回路は、前記PN符号発生回路から送られるあらかじめ設定されたPN系列数のPN符号で拡散変調したSS信号として出力するように構成されるとともに、前記SS信号拡散復調回路は、前記各PN符号を拡散復調できる数だけ設けられ、
前記受信判定回路は、前記SS信号拡散復調回路のうち復調ができたと判定された前記SS信号拡散復調回路に対応したPN符号に基づいていずれの車上情報が送られたかを認識するものであることを特徴とする
請求項2に係る発明は、前記車上装置は、前記車上子に設けられている、出力されたSS信号を受信するコイルを経由して受信されたSS信号に基づいてSS信号が正常に送信された否かを判断する監視手段と、前記PN符号発生回路によるPN符号のビット情報を照査するPN符号照査回路とを、備え、
前記監視手段は、前記PN符号照査回路から送られるPN符号と、前記車上子に設けられている、出力されたSS信号を受信するコイルを経由して受信されたSS信号のPN符号状態とに基づいて、所定のSS信号が出力されているか否かを判断するものであることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2において、前記監視手段は、前記PN符号照査回路から送られるPN符号と、前記車上子に設けられている、出力されたSS信号を受信するコイルを経由して受信されたSS信号のPN符号状態とを対比することにより、所定のSS信号が出力されているか否かを判断するものであることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2において、前記車上装置は、前記車上子に設けられている、出力されたSS信号を受信するコイルを経由して受信されたSS信号を逆拡散するSS信号逆拡散回路を備えており、
前記監視手段は、前記SS信号逆拡散回路により逆拡散されたSS信号と、SS信号発生回路から出力されるSS信号とを対比することにより、所定のSS信号が出力されているか否かを判断するものであることを特徴とする
請求項1に係る発明によれば、SS信号発生回路により、PN符号発生回路から送られるあらかじめ設定されたPN系列数のPN符号で拡散変調したSS信号として出力し、SS信号拡散復調回路を、各PN符号を拡散復調できる数だけ設け、受信判定回路により、SS信号拡散復調回路のうち復調ができたと判定されたSS信号拡散復調回路に対応したPN符号に基づいていずれの車上情報が送られたかを認識するようにしているので、SS信号発生回路によりPN符号で変調されて出力されるSS信号を車上子から地上子に送信し、このSS信号を、受信判定回路により、SS信号拡散復調回路による復調結果から車上情報を認識することができる。しかも、従来のように、複数の信号を重畳させる必要が無いので、簡単な回路構成でしかも電力消費を少なくして車上情報を送信することができる。また、受信判定回路により、判定されたPN符号に基づいていずれの車上情報が送られたかを認識することができ、通常の信号と、PN符号による車上情報とを容易に判定することができる。
請求項2に係る発明によれば、車上装置に、出力されたSS信号を受信するコイルを経由して受信されたSS信号に基づいてSS信号が正常に送信された否かを判断する監視手段と、PN符号発生回路によるPN符号のビット情報を照査するPN符号照査回路とを設け、監視手段により、PN符号照査回路から送られるPN符号と、車上子に設けられている、出力されたSS信号を受信するコイルを経由して受信されたSS信号のPN符号状態とに基づいて、所定のSS信号が出力されているか否かを判断するようにしているので、SS信号の監視を確実に行うことができるとともに、所定のSS信号が出力されているか否かを容易に判断することができる。
請求項3に係る発明によれば、監視手段により、PN符号照査回路から送られるPN符号と、車上子に設けられている、出力されたSS信号を受信するコイルを経由して受信されたSS信号のPN符号状態とを対比することにより、所定のSS信号が出力されているか否かを判断するようにしているので、所定のSS信号が出力されているか否かを容易に判断することができる。
請求項4に係る発明によれば、車上子のコイルを経由して受信されたSS信号を逆拡散するSS信号逆拡散回路を備え、監視手段により、SS信号逆拡散回路により逆拡散されたSS信号と、SS信号発生回路から出力されるSS信号とを対比することにより、所定のSS信号が出力されているか否かを判断するようにしているので、所定のSS信号が出力されているか否かを容易に判断することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るATS装置の第1の実施形態を示す概略構成図であり、所定の軌道を走行する列車1に搭載された車上装置2には、軌道に沿って設けられた地上子3で用いられている周波数に対応したSS信号(スペクトラム拡散信号)を常時発生させるSS信号発生回路4が設けられている。SS信号発生回路4には、信号発生器5が接続されている。
また、車上装置2には、あらかじめ設定された車上情報に応じたPN符号を発生してSS信号発生回路4に出力するPN(Pseudo Noise)符号発生回路6が設けられており、PN符号発生回路6には、PN符号発生器7が接続されている。このPN符号発生回路6によるPN系列の数に基づいて車上情報の数が決定されるものであり、例えば、128ビットのPN系列の場合は、PN系列が3つとなり、車上情報も3種類送信することが可能となるものである。SS信号発生回路4は、信号発生器5から発生された信号をPN符号発生回路6から送られるPN符号で変調したSS信号として出力するように構成されている。
SS信号発生回路4には、接続トランス8を介して列車1の先端下部に設けられている車上子9を構成する一次コイル10に接続されている。
また、車上子9を構成する二次コイル11には、接続トランス12が接続されており、接続トランス12の二次側には、接続トランス12の二次側から得られるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路13が接続されている。A/D変換回路13には、A/D変換回路13から得られた信号を一定時間毎にサンプリングして周波数を分析処理するFFT演算処理回路14が接続されており、FFT演算処理回路14には、このFFT演算処理回路14の出力を検波し、所定のしきい値を用いて地上子3との結合状態を検出するパターンDET回路15が接続されている。パターンDET回路15には、所定の演算処理を行なうことのできる監視手段としてのCPU16が接続されており、パターンDET回路15の出力信号がCPU16に入力されるように構成されている。
さらに、本実施形態においては、PN符号発生回路6とCPU16との間には、PN符号発生回路6によるPN符号のビット情報を照査するPN符号照査回路17が設けられている。
また、軌道に沿って設けられた地上子3は、軌道の所定箇所に所定の間隔を保って複数個設けられるものであり、地上子3は、車上子9と電磁結合したときに車上装置2のSS信号発生回路4で生成されたSS信号を地上装置18に出力できるように構成されている。
地上装置18には、SS信号発生回路4から出力されたSS信号を拡散復調するSS信号拡散復調回路19,19…がPN符号系列の数に対応する数だけ設けられるようになっている。これら各SS信号拡散復調回路19には、各SS信号拡散復調回路19のうちいずれのSS信号拡散復調回路19により復調ができたかを判定していずれのPN符号により変調されたかを判定する受信判定回路20が接続されている。受信判定回路20は、判定されたPN符号に基づいていずれの車上情報が送られたかを認識することができるように構成されている。
次に、本実施形態の制御動作について図2に示すフローチャートを参照して説明する。
列車1の運転開始により車上装置2の電源が投入されたら(ST1;Yes)、信号発生器5から所定の信号がSS信号発生回路4に出力されるとともに(ST2)、PN符号発生回路6からSS信号発生回路4にPN符号が出力される(ST3)。そして、SS信号発生回路4により、信号発生器5から発生された信号がPN符号発生回路6から送られるPN符号で変調されてSS信号として接続トランス8に出力される(ST4)。
列車1の走行により車上子9が地上子3に電磁結合されると、SS信号がその地上子3に受信され(ST5)、受信されたSS信号は、地上装置18に出力される。
そして、各SS信号拡散復調回路19により、地上子3により受信されたSS信号を拡散復調し(ST6)、受信判定回路20により、各SS信号拡散復調回路19のうちいずれのSS信号拡散復調回路19により復調ができたかを判定していずれのPN符号により変調されたかを判定する(ST7)。このPN符号を判定することにより、通常の信号と、PN符号による車上情報とを認識することが可能となり、これら車上情報は、各種列車制御に利用される。
次に、本実施形態における監視動作について図3に示すフローチャートを参照して説明する。
前述の動作により、車上子9の二次コイル11から送られるSS信号は、接続トランス12を介してA/D変換回路13に出力され、A/D変換回路13によりデジタル信号に変換される。そして、デジタル変換されたSS信号は、FFT演算処理回路14により一定時間毎にサンプリングして周波数の分析処理が行われ、パターンDET回路15により、このFFT演算処理回路14の出力を検波し、車上子9の二次側で受信されるSS信号のPN符号状態が検出されてCPU16に出力される(ST8)。
一方、PN符号発生回路6は、PN符号をPN符号照査回路17に出力し、このPN符号照査回路17により、PN符号状態を照査してCPU16に出力する(ST9)。
そして、CPU16により、PN符号照査回路17から送られるPN符号と、車上子9の二次側で受信されるSS信号のPN符号状態とを対比し(ST10)、CPU16により、所定のPN符号により変調されているか否かを判断する。すなわち、PN符号照査回路17から送られるPN符号と、車上子9の二次側で受信されるSS信号のPN符号状態とが一致すれば、正常であると判定し(ST11)、一致しない場合は、異常であると判定する(ST12)。
したがって、本実施形態においては、SS信号発生回路4によりPN符号で変調されて出力されるSS信号を車上子9から地上子3に送信し、このSS信号を、受信判定回路20により、各SS信号拡散復調回路19による復調結果からいずれのPN符号により変調されたかを判定することにより、通常の信号と、PN符号による車上情報とを認識することができるようにしているので、従来のように、複数の信号を重畳させる必要が無く、簡単な回路構成でしかも電力消費を少なくして車上情報を送信することができる。
しかも、PN符号照査回路17から送られるPN符号と、車上子9の二次側で受信されるSS信号のPN符号状態とを対比することにより、所定のSS信号が出力されているか否かを容易に判断することができる。
図4は本発明の第2の実施形態を示す概略構成図であり、前記第1実施形態と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態においては、車上装置2には、車上から地上に送出するための車上情報を生成してSS信号発生回路4に出力する変調器21が設けられている。SS信号発生回路4は、変調器21からの車上情報およびPN符号発生回路6から送られるPN符号に基づいて、所定のパターンで拡散させたSS信号を出力するように構成されており、本実施形態においては、拡散させるパターンを複数設定することにより、前記第1実施形態よりも多くの種類の車上情報を送ることができるものである。
また、地上装置18には、地上子3から出力されたSS信号を拡散復調するSS信号拡散復調回路19が設けられており、SS信号拡散復調回路19には、SS信号拡散復調回路19により復調されたSS信号から所定の車上情報を復調処理する復調器22が接続されている。復調器22には、いずれの車上情報が送られたかを判定する受信判定回路20が接続されている。
また、接続トランス12の二次側には、地上子3から送られたSS信号を逆拡散するSS信号逆拡散回路23がA/D変換回路13と並列に接続されており、SS信号逆拡散回路23には、逆拡散されたSS信号を復調処理する復調器24が接続されている。この復調器24の出力は、CPU16に入力されるように構成されている。
次に、本実施形態の制御動作について図5に示すフローチャートを参照して説明する。
列車1の運転開始により車上装置2の電源が投入されたら(ST21;Yes)、変調器21により、所定の車上情報を生成してSS信号発生回路4に出力されるとともに(ST22)、PN符号発生回路6からSS信号発生回路4にPN符号が出力される(ST23)。
そして、SS信号発生回路4により、変調器21からの車上情報およびPN符号発生回路6から送られるPN符号に基づいて、所定のパターンで拡散させたSS信号が接続トランス8に出力される(ST24)。
また、列車1の走行により車上子9が地上子3に電磁結合されると、SS信号がその地上子3に受信され(ST25)、受信されたSS信号は、地上装置18に出力される。
そして、地上子3により受信されたSS信号は、SS信号拡散復調回路19により拡散復調され(ST26)、その後、復調器22によりSS信号から所定の車上情報が復調処理される。復調器22による車上情報を受信判定回路20により、いずれの車上情報が送られたかを判定し(ST27)、この車上情報は、各種列車制御に利用される。
次に、本実施形態における監視動作について図6に示すフローチャートを参照して説明する。
前述の動作により、車上子9の二次コイル11から送られるSS信号は、接続トランス12を介してSS信号逆拡散回路23に出力され、SS信号逆拡散回路23により逆拡散される(ST28)。その後、復調器24により、逆拡散されたSS信号が復調処理された後、CPU16に出力される。
そして、CPU16により復調処理されたSS信号を常時監視することにより、復調処理されたSS信号がSS信号発生回路4から出力されるSS信号とを対比する(ST29)。復調処理されたSS信号がSS信号発生回路4から出力されるSS信号と一致する場合には、正常であると判定し(ST30)、一致しない場合は、異常であると判定する(ST31)。
したがって、本実施形態においては、SS信号発生回路4によりPN符号に基づいて所定のパターンで拡散変調させたSS信号を車上子9から地上子3に送信し、このSS信号を、受信判定回路20により、SS信号拡散復調回路19による拡散復調結果からいずれの車上情報が送られたかを認識することができるようにしているので、従来のように、複数の信号を重畳させる必要が無く、簡単な回路構成でしかも電力消費を少なくして車上情報を送信することができる。
しかも、車上子9の二次側で受信されるSS信号をSS信号逆拡散回路23により逆拡散し、CPU16により復調処理されたSS信号を常時監視することにより、所定のSS信号が出力されているか否かを容易に判断することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能である。
本発明の第1の実施形態を示す概略構成図である。 第1の実施形態による制御動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態による監視動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態を示す概略構成図である。 第2の実施形態による制御動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態による監視動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 列車
2 車上装置
3 地上子
4 SS信号発生回路
5 信号発生器
6 PN符号発生回路
8 接続トランス
9 車上子
10 一次コイル
11 二次コイル
12 接続トランス
13 A/D変換回路
14 FFT演算処理回路
15 パターンDET回路
16 CPU
17 PN符号照査回路
18 地上装置
19 SS信号拡散復調回路
20 受信判定回路
21 変調器
22,24 復調器
23 SS信号逆拡散回路

Claims (4)

  1. 車上情報に対応する所定のPN符号を発生するPN符号発生回路と、所定の周波数信号を前記PN符号発生回路によるPN符号に基づいて拡散変調してSS信号として出力するSS信号発生回路と、前記SS信号発生回路からのSS信号を放射する車上子と、を備えた車上装置と、
    列車の走行する軌道に沿って設けられた地上子と、
    前記地上子で受信されたSS信号を拡散復調するSS信号拡散復調回路と、前記SS信号拡散復調回路により復調されたSS信号に基づいて前記車上情報を判定する受信判定回路と、を備えた地上装置と、を備え
    前記SS信号発生回路は、前記PN符号発生回路から送られるあらかじめ設定されたPN系列数のPN符号で拡散変調したSS信号として出力するように構成されるとともに、前記SS信号拡散復調回路は、前記各PN符号を拡散復調できる数だけ設けられ、
    前記受信判定回路は、前記SS信号拡散復調回路のうち復調ができたと判定された前記SS信号拡散復調回路に対応したPN符号に基づいていずれの車上情報が送られたかを認識するものであることを特徴とするATS装置
  2. 前記車上装置は、前記車上子に設けられている、出力されたSS信号を受信するコイルを経由して受信されたSS信号に基づいてSS信号が正常に送信された否かを判断する監視手段と、前記PN符号発生回路によるPN符号のビット情報を照査するPN符号照査回路とを、備え、
    前記監視手段は、前記PN符号照査回路から送られるPN符号と、前記車上子に設けられている、出力されたSS信号を受信するコイルを経由して受信されたSS信号のPN符号状態とに基づいて、所定のSS信号が出力されているか否かを判断するものであることを特徴とする請求項1に記載のATS装置。
  3. 前記監視手段は、前記PN符号照査回路から送られるPN符号と、前記車上子に設けられている、出力されたSS信号を受信するコイルを経由して受信されたSS信号のPN符号状態とを対比することにより、所定のSS信号が出力されているか否かを判断するものであることを特徴とする請求項2に記載のATS装置。
  4. 前記車上装置は、前記車上子に設けられている、出力されたSS信号を受信するコイルを経由して受信されたSS信号を逆拡散するSS信号逆拡散回路を備えており、
    前記監視手段は、前記SS信号逆拡散回路により逆拡散されたSS信号と、SS信号発生回路から出力されるSS信号とを対比することにより、所定のSS信号が出力されているか否かを判断するものであることを特徴とする請求項2に記載のATS装置。
JP2008004032A 2008-01-11 2008-01-11 Ats装置 Active JP5348895B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008004032A JP5348895B2 (ja) 2008-01-11 2008-01-11 Ats装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008004032A JP5348895B2 (ja) 2008-01-11 2008-01-11 Ats装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009171655A JP2009171655A (ja) 2009-07-30
JP5348895B2 true JP5348895B2 (ja) 2013-11-20

Family

ID=40972217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008004032A Active JP5348895B2 (ja) 2008-01-11 2008-01-11 Ats装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5348895B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2011211641B2 (en) * 2010-02-08 2014-08-28 Mitsubishi Electric Corporation Onboard transponder device and method of confirming soundness thereof
JP6279261B2 (ja) * 2013-09-03 2018-02-14 日本信号株式会社 車上装置及び車両制御装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3118069B2 (ja) * 1992-03-13 2000-12-18 日本信号株式会社 列車制御用通信装置
JP3245010B2 (ja) * 1995-06-23 2002-01-07 日本信号株式会社 列車制御用通信装置
JP4550475B2 (ja) * 2004-04-19 2010-09-22 株式会社日立製作所 列車制御情報伝送システムおよびその装置
JP4956056B2 (ja) * 2006-06-01 2012-06-20 日本信号株式会社 情報伝送システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009171655A (ja) 2009-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5348895B2 (ja) Ats装置
US11479279B2 (en) System and method for protecting a communication between a balise and a guided vehicle from cross-talk
JP4679363B2 (ja) 列車検知装置
JP5227602B2 (ja) 列車制御用信号検出装置
JP2002048862A (ja) 移動体進行方向検知装置
JP3283999B2 (ja) 列車制御用通信装置
US20100232478A1 (en) Receiver for spread spectrum communication
JP4855049B2 (ja) 列車制御装置
JP3197932B2 (ja) 列車制御用通信装置
JP4698293B2 (ja) 列車制御装置
KR101431285B1 (ko) Bpsk 변조 코딩을 이용하여 철도 트랙 회로들을 탐지하는 시스템 및 방법
EP2328790B1 (en) Method and apparatus for determining the occupation state of the circuit of a direct current track circuit in a railway line
US5671248A (en) Spread spectrum communication equipment
JP3352587B2 (ja) 列車制御用通信装置
JP4808017B2 (ja) 列車検知装置
JP2004090871A (ja) 軌道回路伝送装置
KR102088471B1 (ko) 열차 제어 장치
JP4090824B2 (ja) 軌道回路伝送装置
JP2701196B2 (ja) 可搬形列車検知装置
JP2000247233A (ja) 列車位置検知装置
KR100755641B1 (ko) Dsss 패킷 동기 장치, dsss 수신기 및 dsss패킷 동기 방법
JP4045150B2 (ja) 軌道回路伝送装置
JP3118073B2 (ja) 列車制御用通信装置
JP3284041B2 (ja) 列車制御用通信装置
JP3118070B2 (ja) 列車制御用通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120321

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5348895

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150