JP5347867B2 - 車両用ブレーキ制御装置 - Google Patents
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Description
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態にかかる車両用ブレーキ制御装置1の全体構成を示したものである。本実施形態では、この車両用ブレーキ制御装置1において、モータ制御を行うことにより、ポンプ漏れ量を補償してポンプ漏れが無い場合と同様に車両の運動挙動制御が行えるようにする。まず、本実施形態にかかる車両用ブレーキ制御装置1の詳細について説明する。
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対してポンプ漏れ学習処理を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
上記実施形態では、車両用ブレーキ制御装置1を構成する配管構造の一例を示したが、差圧制御弁を差圧状態にしつつ、ポンプによるブレーキ液の吐出動作に基づいて目標差圧を発生させるような構成のものであれば、どのようなものであっても良い。例えば、ブレーキバイワイヤのように、ブレーキペダルに対する踏力をストロークシミュレータで発生させると共に、その踏力に応じて、ブレーキペダルから分離されたM/Cに電気的にブレーキ液圧を発生させることでW/C圧を発生させるような構成に対しても、本発明を適用することができる。
Claims (3)
- ドライバのブレーキ操作に応じたブレーキ液の供給を受けて車両の車輪に制動力を発生させるホイールシリンダ(14、15、34、35)と、
前記ホイールシリンダ(14、15、34、35)に前記ブレーキ液を供給する管路(A、E)と、
前記管路(A、E)に備えられ、目標差圧に応じた電流が流されることで差圧状態に制御され、前記管路(A、E)のうち前記マスタシリンダ(13)側と前記ホイールシリンダ(14、15、34、35)側との間に目標差圧を発生させる差圧制御弁(16、36)と、
前記管路(A、E)のうち前記差圧制御弁(16、36)よりも前記ホイールシリンダ(14、15、34、35)側に対してブレーキ液を吐出するポンプ(19、39)と、
前記ポンプ(19、39)を駆動するためのモータ(60)と、
前記モータ(60)および前記差圧制御弁(16、36)を制御することで、車両の運動挙動制御を実行する制御手段(70)とを有する車両用ブレーキ制御装置において、
前記制御手段(70)は、
前記モータ(60)の回転速度であるモータ回転数を検出する回転数検出手段(220)と、
前記ホイールシリンダ(14、15、34、35)に発生させられたホイールシリンダ圧を検出する液圧検出手段(230)と、
前記差圧制御弁(16、36)の目標差圧をポンプ漏れ学習用の複数のチェックポイントのうちの1つに対応する規定差圧に設定して前記差圧制御弁(16、36)を差圧状態にすると共に、前記モータ(60)を駆動することで前記ポンプ(19、39)にてブレーキ液の吐出動作を行わせ、かつ、モータ回転数を徐々に増加させるモータ回転数増加手段(240)と、
前記モータ回転数増加手段にて前記モータを徐々に増加させているときに前記液圧検出手段(230)で演算される前記ホイールシリンダ圧および前記回転数検出手段(220)で検出される前記モータ回転数を監視し、前記ホイールシリンダ圧が前記規定圧力に達したときの前記モータ回転数と、ポンプ漏れが無い場合に前記規定圧力に達すると想定されるモータ回転数に相当するデフォルト値との差である回転数差を演算する回転数差演算手段(250、260)と、
前記回転数差演算手段(250、260)にて演算された前記回転数差を前記規定圧力のときのポンプ漏れモータ回転数として、該ポンプ漏れモータ回転数が前記複数のチェックポイントそれぞれに対応する前記規定差圧毎に求められると、該ポンプ漏れモータ回転数を前記複数のチェックポイントそれぞれに対応する前記規定差圧と関連付けて記憶させる記憶手段(270)と、
前記運動挙動制御にて前記モータ(60)の駆動要求があったときに、前記記憶手段(270)に記憶された前記規定差圧に対する前記ポンプ漏れモータ回転数の関係に基づき、前記運動挙動制御で設定された前記目標差圧に対応する前記ポンプ漏れモータ回転数を求め、このポンプ漏れモータ回転数に基づいて前記運動挙動制御を実行するときの前記モータ(60)の目標回転数を設定して該モータ(60)を駆動させる目標回転数設定手段(320、340)と、を具備することを特徴とする車両用ブレーキ制御装置。 - ドライバのブレーキ操作に応じたブレーキ液の供給を受けて車両の車輪に制動力を発生させるホイールシリンダ(14、15、34、35)と、
前記ホイールシリンダ(14、15、34、35)に前記ブレーキ液を供給する管路(A、E)と、
前記管路(A、E)に備えられ、目標差圧に応じた電流が流されることで差圧状態に制御され、前記管路(A、E)のうち前記マスタシリンダ(13)側と前記ホイールシリンダ(14、15、34、35)側との間に目標差圧を発生させる差圧制御弁(16、36)と、
前記管路(A、E)のうち前記差圧制御弁(16、36)よりも前記ホイールシリンダ(14、15、34、35)側に対してブレーキ液を吐出するポンプ(19、39)と、
前記ポンプ(19、39)を駆動するためのモータ(60)と、
前記モータ(60)および前記差圧制御弁(16、36)を制御することで、車両の運動挙動制御を実行する制御手段(70)とを有する車両用ブレーキ制御装置において、
前記制御手段(70)は、
前記モータ(60)の回転速度であるモータ回転数を検出する回転数検出手段(420)と、
前記ホイールシリンダ(14、15、34、35)に発生させられたホイールシリンダ圧を検出する液圧検出手段(430)と、
前記差圧制御弁(16、36)の目標差圧をポンプ漏れ学習用の複数のチェックポイントのうちの1つに対応する規定差圧に設定して前記差圧制御弁(16、36)を差圧状態にすると共に、前記モータ(60)を駆動して前記ポンプ(19、39)によるブレーキ液の吐出量を最大にすることで、前記差圧制御弁(16、36)により前記規定差圧を発生させる規定差圧発生手段(440)と、
前記規定差圧を発生させた状態でモータ回転数を徐々に低下させるモータ回転数低下手段(450)と、
前記モータ回転数増加手段にて前記モータを徐々に低下させているときに前記液圧検出手段(430)で演算される前記ホイールシリンダ圧および前記回転数検出手段(420)で検出される前記モータ回転数を監視し、前記ホイールシリンダ圧が前記規定圧力から低下した時の前記モータ回転数と、ポンプ漏れが無い場合に前記規定圧力から低下すると想定されるモータ回転数に相当するデフォルト値との差である回転数差を演算する回転数差演算手段(460)と、
前記回転数差演算手段(460)にて演算された前記回転数差を前記規定圧力のときのポンプ漏れモータ回転数として、該ポンプ漏れモータ回転数が前記複数のチェックポイントそれぞれに対応する前記規定差圧毎に求められると、該ポンプ漏れモータ回転数を前記複数のチェックポイントそれぞれに対応する前記規定差圧と関連付けて記憶させる記憶手段(470)と、
前記運動挙動制御にて前記モータ(60)の駆動要求があったときに、前記記憶手段(470)に記憶された前記規定差圧に対する前記ポンプ漏れモータ回転数の関係に基づき、前記運動挙動制御で設定された前記目標差圧に対応する前記ポンプ漏れモータ回転数を求め、このポンプ漏れモータ回転数に基づいて前記運動挙動制御を実行するときの前記モータ(60)の目標回転数を設定して該モータ(60)を駆動させる目標回転数設定手段(320、340)と、を具備することを特徴とする車両用ブレーキ制御装置。 - 前記目標回転数設定手段(320、340)は、前記運転挙動制御によって指示されているモータ回転数の指示回転数に対して、前記ポンプ漏れモータ回転数を加算した値を前記目標回転数として設定することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ブレーキ制御装置。
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