JP5347700B2 - 自動販売機 - Google Patents
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Description
まず、図10は自動販売機の全体構成図で、1は本体キャビネット、2はその前面に配した外扉、3は断熱内扉、3aは断熱内扉3の商品払出口であり、本体キャビネット1の庫内には左右に並べて立設した庫内仕切板4を介して複数の商品収納室が画成され、ここにキャビネットの前方に引出して商品補給,メンテナンス作業を行う引出し式の直積ラック5が搭載されている。また、6は前記の庫内仕切板4の側面に敷設して直積ラック5を矢印Pで表す引出し方向に案内するガイドレールである。
次に、前記コラム扉11の従来の取付け構造(特許文献1)を、図12を参照して説明する。すなわち、コラム扉11は鋼板の板金加工品になり、長尺な扉板の上下側縁部にカーリング加工を施してヒンジ軸11a,11bを形成し、このヒンジ軸11a,11bを上部ラックフレーム7,下部ラックフレーム8から側方へ張り出す庇部分に穿孔した軸受穴7a,8aに嵌挿して開閉可能に軸支している。また、コラム扉11を閉塞位置に掛止するために、扉板の上端部には係合角穴11cを開口し、該係合角穴11cを上部ラックフレーム7の庇部に形成した鉤形の係合爪7bに引っ掛けてコラム扉11を閉塞位置に保持するようにしている(図12(b)参照)。
上記の構成で、常時はコラム扉11を閉塞位置に掛止してコラム通路に積み上げ収納した商品が前方に倒れないように支えている。また、コラム扉11の下端縁には下方に向けて舌片状の突起11dが形成されており、扉の閉塞位置ではこの突起11dが下部ラックフレーム8の庇部前縁に当接して扉板の下端部がコラムの内方に入り込むのを制止する。 一方、商品補給時には、コラム扉11に手を掛けて若干上方に持ち上げ、係合角穴11cと係合爪7bとの係合を外した上で扉板を開放位置に向けて開く(図12(b)参照)。この開放操作の途上でコラム扉11の下端縁が下部ラックフレーム8に形成した開閉ガイド片8bに乗って摺動移動し、開放位置まで開くと扉板がストッパ8cに突き当たってコラム扉11を所定の開放位置に制止する。
(1)まず、図12に示した従来のコラム扉11は、その上下側縁部にカーリング加工を施してヒンジ軸部11a,11bを形成した1枚鋼板の板金加工品になる、所要の強度を確保する上から板厚1mm程度の鋼板を使って作製している。
ところで、昨今での鋼材の価格上昇が製品コストにも影響していることから、コラム扉についても扉板を薄肉化して材料費の軽減を図ることが急務な課題となっている。しかし、在来品と同じ構造のコラム扉を在来品よりも板厚の薄い鋼板(例えば、板厚0.6 mm)で製作すると、扉の開閉操作に伴って荷重が繰り返し加わるヒンジ軸部の機械強度が充分に確保できないという問題がある。そこで、最近ではコラム扉を長尺な扉板と、扉板の上下端部に結合したヒンジ軸部との部品に分けた上で、扉板には例えば厚さ0.6 mmの薄肉な鋼板を使用し、扉開閉操作に伴う荷重が加わるヒンジ軸部には従来と同じ厚さ1mmの鋼板を使ってトータル的に扉の材料費を低く抑えるようにしたコラム扉の製品が出現している。
すなわち、鋼板の薄肉化に伴い扉板の強度、特に上下方向に長い長尺な扉板の中央部分は曲げ,捩じれに対する強度が低下する。一方、直積ラックへの商品補給に際してコラム扉を開放する場合に、多くの作業者は立ったままの姿勢で、掴み易いコラム扉の上端部側に手を掛けて扉を勢いよく開くことが多々ある。
この場合に、図12で述べたように従来構造では、コラム扉11を開放位置に制止する手段として下部ラックフレーム8にストッパ8cを形成し、扉開放時に扉板の下端部をストッパ8cに突き当ててコラム扉11を開放位置に制止するようにしている。
(2)また、庫内に搭載した引出し式直積ラックを案内するよう庫内仕切板に敷設したガイドレールについても、図13に示した従来のレール取付け構造では、レールの後端部,前端部に合計ネジ3本のネジを使用してガイドレールを所定位置に固定している。そのためにガイドレールの組立作業、特にネジ締め作業に手間がかかることから、その改善策が要望されている。
(1)自動販売機の庫内に搭載した直積ラックに装備のコラム扉については、薄肉鋼板からなる長尺な扉板と、該扉板の上下両端部に重ねて結合したヒンジ軸付きのヒンジ補強板との3分割構造としてコラム扉の扉板を薄肉化して材料費の低減を図りつつ、扉板の上端側に手を掛けて扉を開く開放操作時に、捩じれ,反りなどの不測な扉板の変形の発生を抑止してコラム扉を所定の開放位置に制止させることできる。これにより、コラム扉の扉板変形に起因する商品販売動作の不良トラブル、および変形したコラム扉が隣接ラック,仕切板などに干渉して直積ラックを引出し難くなる不具合を回避して取扱い性,信頼性の向上が図れる。
ここで、上部ラックフレームに設けたストッパを、コラム扉の薄肉扉板に結合したヒンジ補強板に当接するよう位置決めしたことで、ストッパに突き当たった際の衝撃力が直接薄肉な扉板に加わるのを防ぐことができる。
この実施例において、コラム扉11は、図3の分解図で示すように薄肉な鋼板(例えば、板厚0.6mm)で作られた扉板11−1と、扉板11−1の上下端部に重ねてカシメ止めした板厚1mm程度のヒンジ補強板11−2,11−3との3分割構造になり、ヒンジ補強板11−2,11−3の側縁部には従来構造(図12参照)と同様にカーリング加工によるヒンジ軸11a,11bが形成されている。
また、直積ラック5の上下に組み付けたラックフレーム7,8について、下部ラックフレーム8から側方に張り出した庇部には、従来構造(図12参照)と同様な軸受穴8a,開閉ガイド8b,およびストッパ8cが形成されている。
上記の構成で、商品補給などに際してコラム扉11開くと(図4,図5参照)、扉の上端部が上部ラックフレーム7に形成したストッパ7cに突き当たり、また同時に扉の下端部が下端部ラックフレーム8に形成したストッパ8cに突き当たってコラム扉11が図1(b)に示した所定の開放位置に制止されることになる。
したがって、コラム扉11を開く際に作業者が扉板の上部に手を掛けて勢いよく開いた場合でも、扉上端部が所定の開放位置地点を超えてオーバーシュートすることがなく、薄肉鋼板で作られた扉板11−1に不要な捩じれ,反りが生じてコラム扉11が変形するのを回避できる。
すなわち、自動販売機の庫内仕切板4に付設して直積ラック5を引出し方向に案内するガイドレール6(図10参照)について、この実施例ではガイドレール6の後端、および前端部には互い直交する向きの挿込タブ6c,6dが切欠き形成されており、前端側の挿込タブ6dの一箇所にネジ穴6d−1を穿孔している。
また、前記の挿込タブ6c,6dと個別に対応して庫内仕切板4の板面上に定めた所定位置にはポケット状のタブ受4a,4bが切り起こし形成されている。ここで、タブ受4aはスリット状の挿込溝4a−1が庫内の前方に向けて開口し(図8参照)、タブ受け4bでは挿込溝4b−1が下向きに開口し、かつ該タブ受4bの中央にネジ通し穴4cが開口している(図9参照)。
このレール敷設構造によれば、図13で述べた従来構造と比べて組立工数,部品点数が少なくて済み、かつ面倒なネジ穴合わせも不要で組立作業性も向上する。
4 庫内仕切板
4a,4b タブ受
5 直積ラック
6 ガイドレール
6c,6d 挿込タブ
7 上部ラックフレーム
8 下部ラックフレーム
7a,8a 軸受穴
7c,8c ストッパ
9 コラムユニット集合体
10 ベンド機構
11 コラム扉
11a,11b ヒンジ軸
11c 係合角穴
11−1 扉板(薄肉鋼板製)
11−2,11−3 ヒンジ補強板
Claims (1)
- 外扉付き本体キャビネットの商品収納庫内に引出し式の直積ラックを搭載した自動販売機であって、前記直積ラックは、上下のラックフレームの間に複数組のコラムユニットを横一列に配列して組み付け、前記ラックフレームを介して本体キャビネットの前方へ引出し可能に案内支持した組立体になり、かつ前記コラムユニットの各コラムの開口部に配した片開き式のコラム扉を上下のラックフレームの間に跨がって架設したものにおいて、
コラム扉は、薄肉鋼板からなる長尺な扉板と、該扉板の上下両端部に重ねて結合したヒンジ軸付きのヒンジ補強板との3分割構造になり、
前記直積ラックの各コラム扉に対向して上部ラックフレームには、手動操作でコラム扉を開く際に、その扉板を所定の開放位置に制止するストッパを設け、
当該ストッパを、コラム扉の開放位置で上端部の補強ヒンジ板に当接するよう位置決め配置したことを特徴とする自動販売機。
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