JP5347544B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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本発明は、マップデータを処理するハードIP(Intellectual Property)を備える半導体集積回路に関する。
近年、車両制御システムでは、高速処理(演算)が必要な制御が増加していることに対応すべく、高速処理したい制御内容をハードIP化することがある。例えば、特許文献1には、ハードマクロIPを備えた半導体集積回路が開示されている。
一方、特許文献2に開示の情報処理装置は、現在実行中のタスクの次に処理すべき次期実行タスクを予測する予測処理を搭載することにより、前もってDMA転送命令を発行しタスク及びデータの保存と復帰を行い、タスクの実効的転送時間の高速化を図っている。
特開2006−93593号公報 特開2000−122880号公報
ところで、車両の制御処理内容をハードIP化する場合、車両制御特有の適合マップなどのマップ内のマップデータを含めてハードIP化すると、ハードIPとしての処理速度が遅くなってしまう。
そこで、本発明は、マップデータを処理しても、ハードIPの処理速度の低下を抑えることができる、半導体集積回路の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る半導体集積回路は、
複数の処理ブロックのうちマップが適用されるマップ適用ブロックで、マップデータが格納されるレジスタにアクセスするハードIPと、
前記マップ適用ブロックで適用されるマップのマップデータを予め記憶する記憶装置と、
前記複数の処理ブロックのそれぞれが完了する毎に通知される通知情報と、前記ハードIPによる前記複数の処理ブロックの処理予定フローにおいて前記マップ適用ブロックで適用すべきマップを予め定めたマップ特定情報とに基づいて、前記通知情報が通知された後の前記マップ適用ブロックで必要なマップを予測する予測回路とを備え、
前記予測回路によって予測されたマップのマップデータが、前記記憶装置から前記レジスタに転送されるものである。
本発明によれば、マップデータを処理しても、ハードIPの処理速度の低下を抑えることができる。
本発明に係る半導体集積回路の実施形態であるマイクロコンピュータ2を備えた車両用制御装置1の構成図である。 ハードIP11によって処理される複数の処理ブロックの流れを表す処理フローである。 ハードIP11を備えるマイコン2の処理フローの一例である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態の説明を行う。図1は、本発明に係る半導体集積回路の実施形態であるマイクロコンピュータ2を備えた車両用制御装置1の構成図である。車両用制御装置1の動作は、マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」という)2によって制御される。マイコン2を実装する車両用制御装置1の具体例として、いわゆるECU(Electronic Control Unit)が挙げられる。車両用制御装置1は、マイコン2による制御処理によって、制御対象14,15を制御する。制御対象の具体例として、他のECU、コンバータ、ソレノイド、モータ及びエンジンなどの負荷が挙げられる。
マイコン2は、主な構成として、ハードIP11と、ROM4と、次マップ予測回路10とを内蔵する。また、マイコン2は、CPUコア3と、RAM8と、他の回路とのインターフェイスである周辺IO回路9とを備える。これらの構成要素は、マイコン2内のバスを介して接続される。
ハードIP11は、回路の機能と回路のレイアウトパターンが固定されたハードマクロである。所定の機能をハードIP化することによって、当該機能の高速処理化が可能になる。ハードIP11は、通常の処理速度で制御可能な制御対象14より高速な処理速度が要求される制御対象15(例えば、モータやエンジンなど)の動作を制御するための演算処理を行う。ハードIP11は、レジスタや演算部などのデジタルハード回路で構成され、マップデータが格納される複数のマップ用レジスタ(図1では、2つのレジスタ12,13を例示)を備える。ハードIP11は、複数の処理ブロックのうちマップが適用されるマップ適用ブロックで、複数のマップ用レジスタのうち少なくとも一つにアクセスすることにより、マップデータの検索処理を行う。
ROM4は、マップ適用ブロックで適用される複数のマップのマップデータを予め記憶する記憶装置である。記憶装置は、ハードディスクなどの他の記憶手段でもよい。図1には、マップ適用ブロックで適用されるマップとして、適合マップ6,7が示されている。適合マップは、車両の特性を決めるためのデータが予め計測されて格納されているデータ群である。また、ROM4には、プログラム5も予め記憶されていてよい。
次マップ予測回路10は、複数の処理ブロックのそれぞれが完了する毎にハードIP11から通知される通知情報と、マップ適用ブロックで適用すべきマップを予め定めたマップ特定情報とに基づいて、通知情報が通知された後のマップ適用ブロックで必要なマップを予測する制御回路である。マップ特定情報には、ハードIP11による複数の処理ブロックの処理シーケンスを定めた処理予定フローを表す処理予定情報が含まれており、処理予定フロー上のマップ適用ブロックで適用すべきマップが予め定められている。マップ適用ブロックで適用すべきマップには、それぞれID情報が付与されていると好適である。次マップ予測回路10は、例えば、マップ適用ブロックとマップ適用ブロックで適用されるマップのID情報との対応関係を定めたマップID表に基づいて、マップ適用ブロックで適用すべきマップのID情報を特定することができる。次マップ予測回路10は、ハードIP11から通知される通知情報に基づいて、処理予定情報やマップID表などのマップ特定情報をメモリから読み出して、次回のマップ適用ブロックが開始する前にその次回のマップ適用ブロックで適用すべきマップとそのID情報を予測する。
図2は、ハードIP11によって処理される複数の処理ブロックの流れを表す処理フローである。ハードIP11は、図2に示されるような設計的に決められた処理フローに従って、処理ブロックの処理を順番に進める。次ブロック予測回路11は、ハードIP11の既定の処理フローを、ハードIP11の処理予定フローを表す処理予定情報として保有している。次ブロック予測回路11は、ハードIP11の処理予定情報を保有することによって、ハードIP11から各処理ブロックの処理の完了毎に通知情報を受けることによって、通知情報を受け取った時点でのハードIP11による処理ブロックの処理進度を客観的に把握することができる。
図2には、電圧フィードバック処理と電流フィードバック処理における処理ブロックの流れを例示している。ハードIP11は、電圧フィードバック処理の場合、処理ブロックP1,P2(又はP3),P4の順番に処理を進め、電流フィードバック処理の場合、処理ブロックP11,P12,P13の順番に処理を進めることによって、制御対象15の動作を制御する。処理ブロックP1は、適合マップが不適用の処理ブロックを表す。処理ブロックP2は、ID情報を「#A」とする適合マップ#Aが適用されるマップ適用ブロックを表す。他の処理ブロックについても同様である。
上述の構成のマイコン2は、以下のように動作する。
ハードIP11内の各処理ブロックが完了する毎に、ハードIP11は各処理ブロックの完了情報を次マップ予測回路10に通知する。完了情報を受信した次マップ予測回路10は、ハードIP11の処理予定フローに基づいて、次回又は次回以降の処理に予定されるマップ適用ブロックで必要な適合マップを予測する。例えば、図2において、次マップ予測回路10は、処理ブロックP11の完了を示す完了情報を受信した時点で、処理ブロックP11以後の各処理ブロックの処理順が定められた処理予定フローに基づいて、処理ブロックP11の処理後に処理される処理ブロックP13で適合マップが必要になることを、処理ブロックP13が開始する前(更には、処理ブロックP13より前の処理ブロックP12が開始する前)に予測することができる。また、次マップ予測回路10は、マップID表に基づいて、処理ブロックP13で必要な適合マップのID情報が#Dであることを、処理ブロックP13が開始する前(更には、処理ブロックP13より前の処理ブロックP12が開始する前)に予測することができる。
次マップ予測回路10は、複数の処理タイミングが存在し、適合マップへのアクセスが重複すると処理予定フローに基づいて予想される場合には、処理ブロック毎又は処理フロー毎に予め定められた優先度に応じて、マップID表に基づいて、次回又は次回以降に予定されるマップ適用ブロックで必要な適合マップのIDを予測すればよい。これにより、優先度の高い処理ブロックを優先させることができる。
次マップ予測回路10は、ROM4に対して、次に必要な適合マップとして予測された適合マップに関するマップ予測情報を通知し、通知したマップ予測情報によって指定されたマップのマップデータをハードIP11に転送するように要求する。マップ予測情報として、マップのIDを通知してもよいし、マップの開始アドレスとマップのサイズを通知してもよい。
ROM4は、通知されたマップ予測情報に基づきハードIP11への転送要求の対象となった適合マップのマップデータを、マイコン2の内部バスを介して、ハードIP11内のマップ用レジスタに転送する。そして、ハードIP11は、マップアクセス処理が必要なマップ適用ブロックにて、ROM4から転送されたマップデータが格納されているマップ用レジスタにアクセスする。
したがって、上述の構成のように、適合マップを参照する制御処理内容のハードIP化を行うことによって、適合マップのマップデータをハードIPが処理する場合であっても、適合マップアクセスのためのハードIP側の処理速度の低下を抑えることができる。つまり、ハードIPの処理動作をハードIPの外部回路で予測することによって、マップ適用ブロックが開始する前にマップ用レジスタに必要なマップデータを格納しておくことができるため、ハードIP側の処理速度の低下を抑えることができる。また、ハードIP内部のレジスタに必要なマップデータを格納しておくことができるので、ハードIPの外部に設けられたROM等の記憶装置にマップデータを参照しに行く場合に比べ、ハードIPの処理速度を高速化することができる。また、ハードIPの外部に設けられたROM等の記憶装置にマップデータを予め保存しておくことができるので、ハードIPの規模が拡大することも防ぐことができる。その結果、コストアップの抑制と高速で高精度の制御処理を同時に実現できる。
ところで、ハードIP11内の処理に並列処理(例えば、図2に示したように、電圧フィードバック処理と電流フィードバック処理との並列処理)が存在する場合がある。ハードIP11は、各並列処理の各処理ブロックが完了する毎に次マップ予測回路10に完了情報を通知する。完了情報を受信した次マップ予測回路10は、ハードIP11の処理予定フローに基づいて、次回又は次回以降に予定されるマップ適用ブロックで必要な適合マップを予測する。
次マップ予測回路10は、ROM4に対して、次に必要な適合マップとして予測された適合マップに関するマップ予測情報を通知し、通知したマップ予測情報によって指定されたマップのマップデータをハードIP11に転送するように要求する。ハードIP11内には、複数のマップ用レジスタが設けられている。次マップ予測回路10は、ROM4に対して、次に必要な適合マップとして予測された適合マップのID情報及びハードIP11内のマップ用レジスタのレジスタ番号を通知し、その通知したID情報が付与された適合マップのマップデータを、その通知したレジスタ番号が付与されたマップ用レジスタに転送するように要求する。どのマップデータがどのマップ用レジスタに格納されるのかについては、マップ予測回路10は、処理予定情報として、予め保有している。
ROM4は、ハードIP11への転送要求の対象となった適合マップのマップデータを、マイコン2の内部バスを介して、ハードIP11内の指定された番号のマップ用レジスタに転送する。そして、ハードIP11は、マップアクセス処理が必要なマップ適用ブロックにて、ROM4から転送されたマップデータが格納されているマップ用レジスタにアクセスする。
したがって、ハードIP11内の処理に並列処理が存在する場合において、各々の並列処理にマップ適用ブロックが存在しても、ハードIP11の処理性能を維持したまま、適合マップを参照する制御処理内容のハードIP化を実現することができる。
ところが、ハードIP11内の処理ブロックの分岐先が、ハードIP11の処理によって制御される制御対象の状態(例えば、エンジンやモータの回転数、モータやバッテリの電圧値、車速などの車両状態)を条件として変化する場合がある。例えば、図2の場合、処理ブロックP1の後、マップ適用ブロックP2とマップ適用ブロックP3の2つの分岐先が存在している。ハードIP11内の処理ブロックの分岐先が複数存在する場合、次マップ予測回路10は、処理予定情報として、処理ブロックの分岐情報を予め保有している。例えば、複数の分岐先のうち2つ以上の分岐先にマップ適用ブロックが存在すると次マップ予測回路10によって予測された場合、それらの2つ以上の分岐先のマップ適用ブロックで適用される全マップのマップデータが、処理予定フローに基づき今後使用が予想されるマップデータとして、ハードIP11内の複数のマップ用レジスタに転送されるとよい。これにより、条件分岐先の分岐経路上に複数の異なるマップにアクセスすることが予測されても、処理性能を維持したまま、適合マップを参照する制御処理内容のハードIP化を実現することができる。
さらに、ハードIP11内の処理ブロックの分岐先がハードIP11の処理によって制御される制御対象の状態に応じて複数存在する場合、ハードIP11は、各処理ブロックが完了する毎に制御対象の状態を次マップ予測回路10に通知情報として通知すると好適である。制御対象の状態に応じて異なる分岐先が選択されるので、次マップ予測回路10のマップ特定情報には、マップ適用ブロックで適用すべきマップが分岐先毎に予め定められている。例えば、複数の分岐先のうち2つ以上の分岐先にマップ適用ブロックが存在すると次マップ予測回路10によって予測された場合、それらの複数の分岐先の中で制御対象の状態に応じて択一的に選択された分岐先のマップ適用ブロックで適用される一又は複数のマップのマップデータが、処理予定フローに基づき今後使用が確実に予想されるマップデータとして、ハードIP11内の一又は複数のマップ用レジスタに転送されるとよい。これにより、条件分岐先の分岐経路上に複数の異なるマップにアクセスすることが予測されても、次マップ予測回路10が制御対象の状態を取得することにより複数の分岐先のうちどの分岐先が選択されるのかを特定することができるので、ROM4から転送されるマップデータを格納するマップ用レジスタの必要数を最小限に抑えることができる。その結果、処理性能を維持したまま、適合マップを参照する制御処理内容のハードIP化を実現することができる。
図3は、ハードIP11を備えるマイコン2の処理フローの一例である。ハードIP11内の各処理ブロックが完了すると(ステップ1)、ハードIP11は処理ブロックの完了情報と制御対象状態を次マップ予測回路10に通知する(ステップ2)。次マップ予測回路10は、ハードIP11の処理予定フローとマップID表とを参照することによって、次に必要となる適合マップのIDを予測する(ステップ3)。次マップ予測回路10は、複数のマップアクセスが重なることもなく(ステップ4,No)、ステップ1で完了通知を受けた処理ブロックの次に処理予定の処理ブロックが分岐していない場合には(ステップ5,No)、次に必要な適合マップのIDを特定し、ROM4に対して、特定したIDを通知するとともに、特定したIDに対応するマップのマップデータをハードIP11に転送要求する(ステップ6)。ROM4は、通知されたIDに対応するマップのマップデータをマップ用レジスタに転送する(ステップ7)。ハードIP11は、マップ適用ブロックでマップ用レジスタにアクセスすることによってマップデータを取得し(ステップ8)、取得したマップデータに基づいて所定の制御処理を行う。ハードIP11によって処理すべき待機中のマップがない場合には(ステップ9,No)、次の処理ブロックの処理が開始し、ステップ1以降の動作が繰り返される。一方、ハードIP11によって処理すべき待機中のマップがある場合には(ステップ9,Yes)、次マップ予測回路10は、その待機中のマップのIDを特定し(ステップ14)、ROM4に対して、その特定したIDを通知するとともに、特定したIDに対応するマップのマップデータをハードIP11に転送要求する(ステップ6)。
ステップ4において、次マップ予測回路10は、複数のマップアクセスが重なることが予想される場合には、高優先度側のマップを特定するとよい(ステップ12)。次マップ予測回路10は、高優先度のマップのIDをROM4に通知し、ハードIP11にそのマップデータを転送するように要求する(ステップ6)。
また、ステップ4において、次マップ予測回路10は、複数のマップアクセスが重なることが予想される場合には、各処理タイミングのマップと転送先のマップ用レジスタの番号を特定するとよい(ステップ10)。次マップ予測回路10は、ROM4に対して、次に必要な適合マップとして予測された各々の適合マップのID及びマップ用レジスタのレジスタ番号を通知し、その通知したIDが付与された適合マップのマップデータを、その通知したレジスタ番号が付与されたマップ用レジスタに転送するように要求する(ステップ11)。ROM4は、通知されたIDに対応するマップのマップデータを、指定されたレジスタ番号のマップ用レジスタに転送する(ステップ7)。
また、ステップ5において、ステップ1で完了通知を受けた処理ブロックの次に処理予定の処理ブロックが分岐しており、且つ、分岐先に複数の異なる適合マップが必要になると予測される場合には(ステップ5,Yes)、次マップ予測回路10は、ステップ2で受信した制御対象状態に基づいて、分岐先と当該分岐先で必要な適合マップを特定する。次マップ予測回路10は、択一的に選択された分岐先のマップ適合ブロックで必要なマップのIDをROM4に通知し、ハードIP11にそのマップデータを転送するように要求する(ステップ6)。
以上、上述の実施例によれば、適合マップのマップデータをハードIPが処理する場合であっても、ハードIPの処理速度の低下及びハードIPの規模の拡大を抑えることができる。また、マップデータを含めてハードIP化してしまうと、ハードIPの設計段階でマップ用レジスタの容量が決まってしまうため、マップの仕様変更ができなくなるが、マップデータの格納場所をハードIPから分離した上述の実施例によれば、マップの仕様変更も容易に行うことができる。さらに、上述の実施例によれば、今後適用が予想されるマップデータを特定できるため、パワーオン時に全マップのマップデータをROMからハードIPに転送する必要がない。その結果、全マップデータの転送によってシステム起動が遅くなるという問題を回避することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、ハードIP11とROM4と次マップ予測回路10は、上述の実施例では、一つのマイコン2に設けられているが、複数のマイコンに分離して設けられてもよい。
1 車両制御装置
2 マイクロコンピュータ
3 CPUコア
4 ROM
5 プログラム
6,7 適合マップ
8 RAM
9 周辺IO
10 次マップ予測回路
11 ハードIP
12,13 マップ用レジスタ
14 制御対象
15 高速な制御対象

Claims (2)

  1. 複数の処理ブロックのうちマップが適用されるマップ適用ブロックで、マップデータが格納されるレジスタにアクセスするハードIPと、
    前記マップ適用ブロックで適用されるマップのマップデータを予め記憶する記憶装置と、
    前記複数の処理ブロックのそれぞれが完了する毎に通知される通知情報と、前記ハードIPによる前記複数の処理ブロックの処理予定フローにおいて前記マップ適用ブロックで適用すべきマップを予め定めたマップ特定情報とに基づいて、前記通知情報が通知された後の前記マップ適用ブロックで必要なマップを予測する予測回路とを備え、
    前記予測回路によって予測されたマップのマップデータが、前記記憶装置から前記レジスタに転送される、半導体集積回路。
  2. 前記処理予定フローは、前記ハードIPの処理によって制御される制御対象の状態に応じて分岐するものであって、
    前記マップ特定情報には、前記マップ適用ブロックで適用すべきマップが、前記状態に応じて異なる分岐先毎に予め定められており、
    前記予測回路は、前記通知情報として通知された前記状態の場合に選択される分岐先において、前記マップ適用ブロックで必要なマップを予測する、請求項1に記載の半導体集積回路。
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