JP5347064B2 - 処置装置及び手術システム - Google Patents

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Description

本発明は、キャビテーションを利用して処置を行う処置装置及び手術システムに関する。
超音波振動そのもの、または、超音波振動に伴って生じる種々の現象を利用することにより、生体組織に対して処置を行う装置(以降、超音波処置装置と称する)が従来広く知られている。このような装置としては、例えば、U.S. Patent No. 5,484,398に開示された超音波手術用ハンドピース、及び、日本国特開2008−188160号公報に開示された超音波手術器等がある。
一方、超音波処置装置における処置能力は、処置対象領域におけるキャビテーションの発生状態に大きく依存するものとされている。そのため、超音波処置装置を用いて効率良く処置を行うためには、処置対象領域において発生するキャビテーションを、処置内容に応じた適切な発生状態とするような制御が肝要となる。
しかし、U.S. Patent No. 5,484,398には、処置対象領域におけるキャビテーションの発生状態を制御するための技術について何ら開示等されていない。
また、日本国特開2008−188160号公報に記載の技術によれば、処置対象領域において実際に発生しているキャビテーションと、このキャビテーションの発生状態を検出した検出結果との間に乖離が生じる場合がある。そのため、日本国特開2008−188160号公報に記載の技術によれば、キャビテーションの発生状態の検出結果に応じたフィードバック制御が行われているにもかかわらず、実際にはキャビテーションが適切な発生状態にならないという状況が発生し、その結果、処置能力が低下してしまうという問題が生じている。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、処置対象領域におけるキャビテーションを適切な発生状態とするような制御を行うことにより、処置能力を安定させることが可能な処置装置及び手術システムを提供することを目的としている。
本発明における処置装置は、被検体の処置対象領域においてキャビテーションを発生させるキャビテーション発生部と、前記処置対象領域において発生したキャビテーションを検出する検出部と、前記検出部における検出結果に基づいて前記処置対象領域に滞留する液体の量を変化させることにより、前記処置対象領域におけるキャビテーションの発生状態を制御する制御部と、を有する。
本発明における手術システムは、超音波振動を発生可能な超音波振動子と、前記超音波振動子を駆動信号により駆動する駆動部と、前記超音波振動子と機械的に接続された基端部と、被検体の処置対象領域に近接または接触させることが可能な先端部とを有し、前記超音波振動子において発生した超音波振動を前記基端部から前記先端部へ伝達することが可能なプローブと、前記処置対象領域に滞留する液体の量を変化させるための動作を行う液量調整部と、前記超音波振動子に供給される前記駆動信号に基づき、前記超音波振動子の共振周波数を除き、かつ、少なくとも該共振周波数のサブハーモニックを含む各周波数における電流または電圧の大きさを検出することにより、前記処置対象領域におけるキャビテーションの発生状態を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて前記液量調整部を制御することにより、前記処置対象領域におけるキャビテーションの発生状態を制御する制御部と、を有する。
本発明の実施例における手術システムの構成の一例を示す図。 図1の超音波駆動電源の具体的な構成の一例を示すブロック図。 図2のフィルタ処理部の具体的な構成の一例を示すブロック図。 図2のインターフェース部の具体的な構成の一例を示す図。 図2の電流/電圧検出部における検出結果の一例を示す図。 図2のフィルタ処理部における通過周波数帯域の一例を示す図。 図2のフィルタ処理部における通過周波数帯域の、図6とは異なる例を示す図。 図2のフィルタ処理部における通過周波数帯域の、図6及び図7とは異なる例を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
手術システム1は、図1に示すように、処置対象領域101の生体組織を超音波振動の作用により破砕及び乳化する超音波処置用ハンドピース2と、超音波処置用ハンドピース2を駆動するための超音波駆動信号を供給する超音波駆動電源3と、生理食塩水が貯められている給水タンク4と、給水タンク4に貯められている生理食塩水を吸い上げて超音波処置用ハンドピース2へ供給するイリゲーションユニット5と、超音波処置用ハンドピース2により破砕及び乳化された生体組織を吸引するポンプ6と、ポンプ6により吸い上げられた液体が貯められる廃水タンク7と、を有している。
キャビテーション発生部としての機能を備えた超音波処置用ハンドピース2は、術者等により把持される把持部21と、把持部21の先端側に連設されているシース22と、中空形状を具備するとともに先端部がシース22の先端側から突出しているプローブ23と、を有して構成されている。
把持部21の内部には、所定の共振周波数を具備し、プローブ23の基端部と機械的に接続されているとともに、超音波駆動電源3から供給される超音波駆動信号に応じた超音波振動を発生する超音波振動子21aが設けられている。一方、プローブ23は、超音波振動子21aにおいて発生した超音波振動をプローブ23の基端部から先端部へ伝達することが可能である。
すなわち、超音波振動子21aにおいて発生した超音波振動は、プローブ23の中途部を経た後、プローブ23の先端部に伝達される。
また、把持部21には、術者等の操作に応じて超音波振動のオン/オフを切り替えるための指示を超音波駆動電源3のCPU34に対して行うことが可能なハンドスイッチ21bが設けられている。
シース22の内部には、イリゲーションユニット5からの生理食塩水を処置対象領域101へ供給するための、送液用管路22aが設けられている。また、シース22の送液用管路22aの内部には、プローブ23の基端部(の一部)及び中途部が挿通されている。
プローブ23の中空部は、超音波振動の作用により破砕及び乳化された生体組織を処置対象領域101から吸引するための吸引用管路23aとして形成されている。また、把持部21の内部には、吸引用管路23aに連設される図示しない管路が設けられている。すなわち、超音波振動の作用により破砕及び乳化された生体組織は、ポンプ6の動作に伴い、プローブ23の吸引用管路23a、及び、把持部21の内部に設けられた図示しない管路を経て吸引された後、廃水タンク7へ排出される。
超音波駆動電源3は、図2に示すように、所定の共振周波数を具備した超音波振動子21aを駆動するための超音波駆動信号を生成して出力する超音波発振部31と、超音波発振部31から出力される超音波駆動信号の電流及び電圧の大きさを所定の周波数帯域において検出する電流/電圧検出部32と、電流/電圧検出部32による検出結果に対してフィルタ処理を施すフィルタ処理部33と、制御部としての機能を備えたCPU34と、メモリ34aと、インターフェース部35と、を有している。また、超音波駆動電源3には、術者等の足の動作に応じて超音波振動のオン/オフを切り替えるための指示をCPU34に対して行うことが可能なフットスイッチ36が接続されている。
フィルタ処理部33は、図3に示すように、電流/電圧検出部32における検出結果がそれぞれ入力されるn個のバンドパスフィルタ(図3ではBPFと略記)33a1、33a2、…、33anと、これらn個のバンドパスフィルタの後段に一対一に接続されるn個のスイッチ33b1、33b2、…、33bnと、これらn個の各スイッチの後段に一対一に接続されるn個の検波器33c1、33c2、…、33cnと、これらn個の検波器からの出力信号が入力される積分器33dと、を有して構成されている。
バンドパスフィルタ33a1、33a2、…、33anは、例えば、通過周波数帯域の一部(端部)が相互に重複するとともに、通過周波数帯域の中心周波数がそれぞれ異なるフィルタとして構成されている。なお、図3においては、バンドパスフィルタ33a1、33a2、…、33anにおける通過周波数帯域の中心周波数をf1、f2、…、fn(但し、f1<f2<…<fnとする)として示している。
スイッチ33b1、33b2、…、33bnは、インターフェース部35に設けられたフィルタ切替スイッチ39の切替指示に基づく制御がCPU34において行われることにより、オンまたはオフにそれぞれ切り替えられる。なお、スイッチ33b1、33b2、…、33bnは、フィルタ切替スイッチ39からの切替指示に応じて直接オンまたはオフにそれぞれ切り替えられるように構成されていても良い。
そして、オン状態のスイッチ33b1、33b2、…、33bnを経た周波数成分は、検波器33c1、33c2、…、33cnによりそれぞれ検波された後、積分器33dにより積分処理される。
積分器33dは、前述の積分処理の処理結果をキャビテーション検出信号としてCPU34へ出力する。なお、本実施例のフィルタ処理部33は、積分器33dの代わりに積算器を用いて構成されるものであっても良い。また、本実施例においては、前述の積分処理を、積分器33dの代わりにCPU34が行うものであっても良い。
CPU34は、フィルタ処理部33から出力されるキャビテーション検出信号と、インターフェース部35に設けられた処置速度切替部38の各スイッチの切替状態とに基づき、イリゲーションユニット5及びポンプ6の動作を必要に応じて適宜制御する。
ここで、メモリ34aには、処置速度切替部38においてオンされたスイッチと、該スイッチに対応する適切なキャビテーションの発生状態と、の相関を示す設定データが予め格納されている。
具体的には、メモリ34aには、処置速度切替部38において処置速度を低速に設定するスイッチ(後述のスイッチ38a)がオンされた際に、キャビテーションの発生状態を第1のレベルに設定する旨の設定データが格納されている。また、メモリ34aには、処置速度切替部38において処置速度を中速に設定するスイッチ(後述のスイッチ38b)がオンされた際に、キャビテーションの発生状態を第2のレベルに設定する旨の設定データが格納されている。さらに、メモリ34aには、処置速度切替部38において処置速度を高速に設定するスイッチ(後述のスイッチ38c)がオンされた際に、キャビテーションの発生状態を第3のレベルに設定する旨の設定データが格納されている。なお、これらの各設定データ間においては、処置速度の高速化に伴ってキャビテーションが多く発生するように、第1のレベル<第2のレベル<第3のレベルという関係が成り立つものとする。
そして、キャビテーションの発生状態を第1のレベルに設定する旨の設定データにおいては、例えば、イリゲーションユニット5を通常動作または通常動作よりも低負荷な低出力動作にするとともに、ポンプ6の動作状態を通常動作よりも高負荷な高出力動作にする旨の設定がなされている。また、キャビテーションの発生状態を第2のレベルに設定する旨の設定データにおいては、例えば、イリゲーションユニット5及びポンプ6をいずれも通常動作にする旨の設定がなされている。さらに、キャビテーションの発生状態を第3のレベルに設定する旨の設定データにおいては、例えば、イリゲーションユニット5の動作状態を通常動作よりも高負荷な高出力動作にするとともに、ポンプ6を通常動作または通常動作よりも低負荷な低出力動作にする旨の設定がなされている。
すなわち、CPU34は、メモリ34aに格納された各設定データを(例えば超音波駆動電源3の電源が投入された直後に)予め読み込んでおくとともに、メモリ34aから読み込んだ該各設定データを参照しながら、フィルタ処理部33から出力されるキャビテーション検出信号と、インターフェース部35に設けられた処置速度切替部38の各スイッチの切替状態とに基づく動作制御をイリゲーションユニット5及びポンプ6に対して適宜行う。
CPU34は、インターフェース部35に設けられた処置速度切替部38の各スイッチの切替状態に基づき、インターフェース部35に設けられたインジケータ37aの表示態様を変化させるための第1の表示制御信号を出力する。
CPU34は、フィルタ処理部33から出力されるキャビテーション検出信号に基づき、インターフェース部35に設けられたインジケータ37bの表示態様を変化させるための第2の表示制御信号を随時出力する。
CPU34は、ハンドスイッチ21b及び/またはフットスイッチ36からの指示に対応する切替状態に基づき、駆動部としての機能を備えた超音波発振部31の動作状態をオンまたはオフに切り替えるための制御を行う。
CPU34は、インターフェース部35に設けられたフィルタ切替スイッチ39の切替指示に基づき、フィルタ処理部33のスイッチ33b1、33b2、…、33bnをそれぞれオンまたはオフに切り替えるための制御を行う。
インターフェース部35は、図4に示すように、キャビテーションの発生状態の設定値及び測定値に関する情報を視覚的に示す情報提示部37と、処置対象領域101に対する処置速度を術者等の操作に応じて切り替え可能な処置速度切替部38と、フィルタ処理部33のフィルタ処理において使用されるフィルタを術者等の操作に応じて切り替え可能なフィルタ切替スイッチ39と、を有している。また、前述したインターフェース部35の各部は、例えば、超音波駆動電源3のフロントパネルに設けられている。
情報提示部37は、キャビテーションの発生状態の設定値を視覚的に示すインジケータ37aと、キャビテーションの発生状態の測定値を視覚的に示すインジケータ37bと、を備えている。
処置速度切替部38は、処置対象領域101に対する処置速度を低速に設定する旨の指示が可能なスイッチ38aと、処置対象領域101に対する処置速度を中速に設定する旨の指示が可能なスイッチ38bと、処置対象領域101に対する処置速度を高速に設定する旨の指示が可能なスイッチ38cと、を備えている。
インジケータ37aは、CPU34からの第1の表示制御信号の出力状態に応じて自身の表示態様を変化させる。具体的には、インジケータ37aは、スイッチ38aがオンされている場合には、例えば(図4に示すように)、左端の目盛り「0」から右端の目盛り「Max」までのうち、「0」から「低速」までに相当する部分を一様または略一様に着色するような表示態様とする。また、インジケータ37aは、スイッチ38bがオンされている場合には、例えば、左端の目盛り「0」から右端の目盛り「Max」までのうち、「0」から「中速」までに相当する部分を一様または略一様に着色するような表示態様とする。さらに、インジケータ37aは、スイッチ38cがオンされている場合には、例えば、左端の目盛り「0」から右端の目盛り「Max」までのうち、「0」から「高速」までに相当する部分を一様または略一様に着色するような表示態様とする。
インジケータ37bは、CPU34からの第2の表示制御信号の出力状態に応じて自身の表示態様をリアルタイムに変化させる。具体的には、インジケータ37bは、左端の目盛り「0」から右端の目盛り「Max」までのうち、「0」から前述のキャビテーション検出信号のレベルに応じた部分までを一様または略一様に着色するような表示態様とする。例えば、前述のキャビテーション検出信号のレベルが「低速」に相当するものであるとして第2の表示制御信号が出力された場合のインジケータ37bの表示態様は、図4に示すようなものとなる。
なお、インジケータ37a及び37bは、LCDパネル上に画像表示されるものであっても良く、または、LED等の発光部材を用いて構成されるものであっても良い。(インジケータ37a及び37bがLED等の発光部材を用いて構成されている場合、着色の有無の代わりに、点灯の有無によりキャビテーションの発生状態の設定値及び測定値に関する情報を表示することができる。)
イリゲーションユニット5は、給水タンク4から吸い上げた生理食塩水を超音波処置用ハンドピース2を介して処置対象領域101へ供給する。すなわち、送液部としての機能を備えたイリゲーションユニット5は、処置対象領域101における液体の量を増加させるように動作する。
ポンプ6は、破砕及び乳化された状態の生体組織等が含まれている液体である、処置対象領域101に滞留している液体を、超音波処置用ハンドピース2を介して吸引した後、吸引した液体を廃水タンク7へ排出する。すなわち、吸液部としての機能を備えたポンプ6は、処置対象領域101における液体の量を減少させるように動作する。
ここで、本実施例の手術システム1の作用について説明を行う。
まず、術者は、把持部21を把持しつつ、プローブ23の先端部を処置対象領域101に接近させる操作を行う。また、このような操作に前後して、術者は、ハンドスイッチ21bまたはフットスイッチ36をオフからオンに切り替えることにより、プローブ23の先端部における超音波振動を開始させる。なお、以降においては、プローブ23の先端部における超音波振動の出力レベル(超音波発振部31から出力される超音波駆動信号の出力レベル)が一定のレベルに維持されたまま処置が行われているものとして説明を行う。
次に、術者は、超音波振動中のプローブ23の先端部を処置対象領域101に近接または接触させたまま、イリゲーションユニット5及びポンプ6の動作を開始させる。また、術者は、例えば、処置対象領域101に対する処置速度を設定するために、処置速度切替部38に設けられた各スイッチのうち、いずれか1つのスイッチをオフからオンに切り替える。
そして、以上までの操作等が行われることにより、処置対象領域101におけるキャビテーションが発生し始め、処置対象領域101の生体組織の破砕、乳化及び吸引に係る処置が開始される。
一方、電流/電圧検出部32は、超音波発振部31から出力される超音波駆動信号の電流の大きさを、例えば図5に示すようなものとして検出する。
図5は、電流/電圧検出部32における超音波駆動信号の電流の大きさの検出結果を、周波数スペクトル分布として示したものである。なお、図5においては、共振周波数fresを47kHzとして設定している。また、図5においては、(比較のために、)キャビテーションが発生していない場合の周波数スペクトル分布を破線により示し、また、キャビテーションが発生している場合の周波数スペクトル分布を実線により示している。
図5に例示した電流の大きさの検出結果によれば、キャビテーションの発生の有無によらずに、共振周波数fresにおいて最も大きいピークが検出されている。
また、図5に例示した電流の大きさの検出結果によれば、キャビテーションが発生している場合には、共振周波数fres以外の周波数成分においていくつかの顕著なピークが検出されているとともに、キャビテーションが発生していない場合には、共振周波数fres以外の周波数成分においては顕著なピークが検出されない。
具体的には、図5に示すように、キャビテーションが発生している場合には、キャビテーションが発生していない場合に比べ、共振周波数fresの1/2、1/4等の約数またはこれらの差分の周波数に相当するサブハーモニックのレベルが特に高くなっているとともに、サブハーモニック以外の周波数成分のレベルも略一様に高くなっている。そのため、電流/電圧検出部32における超音波駆動信号の電流の大きさの検出結果のうち、共振周波数fresの近傍を除く周波数帯域の信号レベルを検出することにより、処置対象領域101におけるキャビテーションの発生状態を検出することができる。
なお、本実施例の手術システム1においては、超音波駆動信号の電流の大きさの検出結果と、該超音波駆動信号の電圧の大きさの検出結果とが、相互に略同一の傾向を示す。そのため、超音波駆動信号の電流の大きさの検出結果の代わりに、該超音波駆動信号の電圧の大きさの検出結果を用いた場合であっても、以降に述べる処理及び動作を略同様に行うことができる。
フィルタ処理部33は、CPU34の制御に基づき、バンドパスフィルタ33a1、33a2、…、33anにおける通過周波数帯域を、例えば、図6、図7または図8に示すもののうちのいずれか1つになるように、スイッチ33b1、33b2、…、33bnをそれぞれ切り替える。
図6は、バンドパスフィルタ33a1、33a2、…、33anにおける通過周波数帯域を、低周波側の一部の周波数帯域とするように設定した場合を示している。具体的には、図6は、バンドパスフィルタ33a1、33a2、…、33anにおける通過周波数帯域を、共振周波数fresの1/2のサブハーモニック(約数)を含む周波数帯域とするように設定した場合を示している。
図7は、バンドパスフィルタ33a1、33a2、…、33anにおける通過周波数帯域を、共振周波数fresの5%程度の周波数から共振周波数fresより5%低い周波数(つまり共振周波数fresの95%の周波数)までに設定した場合を示している。
図8は、バンドパスフィルタ33a1、33a2、…、33anにおける通過周波数帯域を、図7に示す周波数帯域と、共振周波数fresより5%高い周波数から共振周波数fresの2次高調波の周波数(2fres)より5%低い周波数までの周波数帯域と、に設定した場合を示している。
すなわち、バンドパスフィルタ33a1、33a2、…、33anにおける通過周波数帯域は、超音波振動子21aの共振周波数を除き、かつ、少なくとも該共振周波数のサブハーモニックを含むように設定される。
そして、フィルタ処理部33は、オン状態のスイッチ33b1、33b2、…、33bnを経た周波数成分を検波器33c1、33c2、…、33cnにおいてそれぞれ検波し、積分器33dにおいて積分処理した後、この積分処理の処理結果をキャビテーション検出信号としてCPU34へ出力する。
ところで、図5に例示した電流の大きさの検出結果によれば、キャビテーションの発生量が多くなるに伴い、前述のサブハーモニックのレベルが高くなるという傾向が現れる。そのため、積分器33dにおける積分処理の処理結果は、バンドパスフィルタ33a1、33a2、…、33anにおける通過周波数帯域が同じであるという条件において、キャビテーションの発生量が多くなるにつれて相対的に大きな値になる一方、キャビテーションの発生量が少なくなるにつれて相対的に小さな値になる。すなわち、本実施例のCPU34は、このような値の変動をキャビテーション検出信号におけるレベルの変動として検出することにより、以降のような処理及び動作を行っている。
CPU34は、スイッチ38cがオンされていることを検出すると、キャビテーションの発生状態を前述の第3のレベルに設定する。そして、CPU34は、フィルタ処理部33から出力されるキャビテーション検出信号のレベルが前述の第3のレベルに到達して維持されるように、イリゲーションユニット5の動作状態を通常動作よりも高負荷な高出力動作にするとともに、ポンプ6を通常動作または通常動作よりも低負荷な低出力動作にする制御を行う。このような制御によれば、処置対象領域101に滞留する液体の量が相対的に多くなるため、処置対象領域101におけるキャビテーションの発生量も相対的に多くなり、結果的に、処置対象領域101に対する処置速度を高速にすることができる。
また、CPU34は、キャビテーションの発生状態を前述の第3のレベルに設定した直後において、インジケータ37aの「0」から「高速」までに相当する部分を一様または略一様に着色させるような第1の表示制御信号をインターフェース部35へ出力する。さらに、CPU34は、フィルタ処理部33から出力されるキャビテーション検出信号のレベルを前述の第3のレベルに到達及び維持させる制御を行っている最中に、インジケータ37bの「0」から該キャビテーション検出信号のレベルに応じた部分までを一様または略一様に着色させるような第2の表示制御信号を随時インターフェース部35へ出力する。そして、インジケータ37aの表示態様が第1の表示制御信号に応じたものとなり、インジケータ37bの表示態様が第2の表示制御信号に応じてリアルタイムに変化することにより、術者等は、現在のキャビテーションの発生状態が高速な処置速度に適した状態となっているか否かを容易に確認することができる。
CPU34は、スイッチ38aがオンされていることを検出すると、キャビテーションの発生状態を前述の第1のレベルに設定する。そして、CPU34は、フィルタ処理部33から出力されるキャビテーション検出信号のレベルが前述の第1のレベルに到達して維持されるように、イリゲーションユニット5を通常動作または通常動作よりも低負荷な低出力動作にするとともに、ポンプ6の動作状態を通常動作よりも高負荷な高出力動作にする制御を行う。このような制御によれば、処置対象領域101に滞留する液体の量が相対的に少なくなるため、処置対象領域101におけるキャビテーションの発生量も相対的に少なくなり、結果的に、処置対象領域101に対する処置速度を低速にすることができる。
また、CPU34は、キャビテーションの発生状態を前述の第1のレベルに設定した直後において、インジケータ37aの「0」から「低速」までに相当する部分を一様または略一様に着色させるような第1の表示制御信号をインターフェース部35へ出力する。さらに、CPU34は、フィルタ処理部33から出力されるキャビテーション検出信号のレベルを前述の第1のレベルに到達及び維持させる制御を行っている最中に、インジケータ37bの「0」から該キャビテーション検出信号のレベルに応じた部分までを一様または略一様に着色させるような第2の表示制御信号を随時インターフェース部35へ出力する。そして、インジケータ37aの表示態様が第1の表示制御信号に応じたものとなり、インジケータ37bの表示態様が第2の表示制御信号に応じてリアルタイムに変化することにより、術者等は、現在のキャビテーションの発生状態が低速な処置速度に適した状態となっているか否かを容易に確認することができる。
以上に述べたように、本実施例の手術システム1によれば、処置対象領域101におけるキャビテーションの発生状態(発生量)を、処置対象領域101に対する処置速度に応じた適切なものとすることができる。そのため、本実施例の手術システム1によれば、例えば超音波処置用ハンドピース2のような、(超音波振動に伴って生じる)キャビテーションを利用しながら処置対象領域101に対する処置を行う装置の処置能力を安定させることができる。
また、本実施例の手術システム1によれば、プローブ23の先端部における超音波振動の出力レベル(超音波発振部31から出力される超音波駆動信号の出力レベル)を一定のレベルに保ったまま、すなわち、超音波振動子21aにおける超音波振動の振幅を特に変更することなく、処置対象領域101におけるキャビテーションの発生状態(発生量)を変化させることができる。そのため、本実施例の手術システム1によれば、超音波振動子21aに対する制御に伴う負荷を減らすことができ、結果的に、超音波処置用ハンドピース2の耐用期間を延ばすことができる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更や応用が可能であることは勿論である。

Claims (8)

  1. 被検体の処置対象領域においてキャビテーションを発生させるキャビテーション発生部と、
    前記処置対象領域において発生したキャビテーションを検出する検出部と、
    前記検出部における検出結果に基づいて前記処置対象領域に滞留する液体の量を変化させることにより、前記処置対象領域におけるキャビテーションの発生状態を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする処置装置。
  2. 超音波振動を発生可能な超音波振動子と、
    前記超音波振動子を駆動信号により駆動する駆動部と、
    前記超音波振動子と機械的に接続された基端部と、被検体の処置対象領域に近接または接触させることが可能な先端部とを有し、前記超音波振動子において発生した超音波振動を前記基端部から前記先端部へ伝達することが可能なプローブと、
    前記処置対象領域に滞留する液体の量を変化させるための動作を行う液量調整部と、
    前記超音波振動子に供給される前記駆動信号に基づき、前記超音波振動子の共振周波数を除き、かつ、少なくとも該共振周波数のサブハーモニックを含む各周波数における電流または電圧の大きさを検出することにより、前記処置対象領域におけるキャビテーションの発生状態を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて前記液量調整部を制御することにより、前記処置対象領域におけるキャビテーションの発生状態を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする手術システム。
  3. 記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて前記液量調整部を制御することにより、前記処置対象領域におけるキャビテーションの発生を変化または維持させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の手術システム。
  4. 前記処置対象領域に対する処置速度の切り替えが可能な処置速度切替部をさらに有し、
    前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて前記液量調整部を制御することにより、前記処置対象領域におけるキャビテーションの発生状態を、前記処置速度切替部において設定された処置速度に応じたものとする
    ことを特徴とする請求項2に記載の手術システム。
  5. 前記処置対象領域におけるキャビテーションの発生状態を視覚情報として提示可能なインジケータをさらに有し、
    前記制御部は、前記インジケータにより提示される前記視覚情報を、前記検出部により検出された前記処置対象領域におけるキャビテーションの発生状態に応じたものとして随時変化させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の手術システム。
  6. 前記液量調整部は、前記処置対象領域に液体を供給するための送液部を具備する
    ことを特徴とする請求項2に記載の手術システム。
  7. 前記液量調整部は、前記処置対象領域の液体を吸引するための吸液部を具備する
    ことを特徴とする請求項2に記載の手術システム。
  8. 前記液量調整部は、前記処置対象領域に液体を供給するための送液部と、前記処置対象領域から液体を吸引するための吸液部と、を具備する
    ことを特徴とする請求項2に記載の手術システム。
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