JP5344566B2 - 画像形成装置及びカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成装置に着脱可能なカートリッジに関するものである。
ここで、画像形成装置としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンター(例えば、LEDプリンター、レーザービームプリンター等)、電子写真ファクシミリ装置及び電子写真ワードプロセッサー等が含まれる。
また、プロセスカートリッジは、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可能とするものをいう。あるいは、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。あるいはさらに、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、電子写真感光体及び電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にしたプロセスカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で行うことができ、格段に操作性を向上させることができる。そこで、このプロセスカートリッジ方式は、画像形成装置において広く用いられている。
また、この種のプロセスカートリッジ方式においては、例えば特開平9−179476号公報に記載されているような技術が提案されている。詳しくは、画像形成装置本体に伝達するための情報を記憶するICメモリー等の記憶手段をプロセスカートリッジに搭載している。そして、このプロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着した時に画像形成装置本体と情報をやりとりすることにより、プロセスカートリッジの使用状況等を画像形成装置本体の制御部に報知する。また、プロセスカートリッジに搭載された記憶手段に前記プロセスカートリッジのロット番号、画像形成装置の特性及びプロセス手段の特性など
の情報を登録する。これにより、画像形成装置本体あるいはプロセスカートリッジのメンテナンスを容易にし、さらに、記憶手段に記録された情報に応じて画像形成の制御を行い、最良の条件で画像形成が行われる。
さらに、プロセスカートリッジに搭載された記憶手段と画像形成装置本体とを電気的に接続するための接続手段としては、特許第3809375号公報に記載されているような可動部材を用いた方法が提案されている。本体電気接点を保持している可動部材はプロセスカートリッジを挿入する途中でプロセスカートリッジの一部と当接、移動し、プロセスカートリッジ上の電気接点と接触する。可動部材とプロセスカートリッジの位置決めは当接部で行われることでお互いの位置がずれることなく、安定した接続が得られる。
特開平9−179476号公報 特許第3809375号公報
前述した可動部材を用いた従来例においては、プロセスカートリッジを画像形成装置本体内へ挿入する途中から、プロセスカートリッジの電気接点と画像形成装置本体の本体電気接点の接触が行われるように構成されている。この時、プロセスカートリッジの電気接点と本体電気接点は、プロセスカートリッジの挿入方向の位置決めが終了する前に接触を開始し、その接触状態のまま、プロセスカートリッジの挿入方向に相対的に移動していく。そのため、接触開始から位置決め終了までの電気接点の接触軌跡が大きくなり、プロセスカートリッジの電気接点を大きく取る必要がある。
そこで、本発明の目的は、カートリッジの電気接点と画像形成装置本体の本体電気接点の接触軌跡を小さくして、カートリッジの電気接点を小さくすることである。
上記目的を達成するための本発明の構成は、情報を記憶する記憶素子と、前記記憶素子と電気的に接続したカートリッジ電気接点と、第1当接部と、を有するカートリッジを画像形成装置の装置本体に着脱可能な画像形成装置において、第1軸と、第2軸と、前記カートリッジが前記装置本体に装着された際に前記カートリッジ電気接点と電気的に接続する本体電気接点と、前記カートリッジが前記装置本体に装着される際に、前記第1当接部が当接して前記カートリッジが前記装置本体に装着される挿入方向の力を受ける被当接部と、を有する可動部材と、前記第1軸を回転可能に支持し、かつ、前記カートリッジが前記装置本体に装着される際に前記被当接部が前記第1当接部から力を受けて押されることによって、前記挿入方向において前記可動部材が移動可能となるように前記第1軸を案内する第1ガイド部と、前記カートリッジが前記装置本体に装着される際に前記被当接部が前記第1当接部から力を受けて押されることによって、前記可動部材を前記本体電気接点が前記カートリッジ電気接点と電気的に接続する方向に前記第1軸を中心にして回転させるように前記第2軸を案内する第2ガイド部と、を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明の構成は、情報を記憶する記憶素子と、前記記憶素子と電気的に接続したカートリッジ電気接点と、第1当接部と、を有するカートリッジを画像形成装置の装置本体に着脱可能な画像形成装置において、軸と、前記カートリッジが前記装置本体に装着された際に前記カートリッジ電気接点と電気的に接続する本体電気接点と、前記カートリッジが前記装置本体に装着される際に、前記第1当接部が当接して前記カートリッジが前記装置本体に装着される挿入方向の力を受ける被当接部と、を有する可動部材と、前記軸を回転可能に支持し、かつ、前記カートリッジが前記装置本体に装着される際に前記被当接部が前記第1当接部から力を受けて押されることによって、前記挿入方向において前記可動部材が移動可能となるように前記軸を案内するガイド部と、前記装置本体に回転可能に設けられたリンク部材であって、前記カートリッジが前記装置本体に装着される際に前記被当接部が前記第1当接部から力を受けて押されることによって、前記可動部材を前記本体電気接点が前記カートリッジ電気接点と電気的に接続する方向に前記軸を中心にして回転させるように前記可動部材を回転可能に支持するリンク部材と、を有することを特徴とする。
更に、上記目的を達成するための本発明の構成は、軸と本体電気接点と被当接部とを有する可動部材と、前記軸を回転可能に支持し、かつ、前記可動部材が移動可能となるように前記軸を案内するガイド部と、を有し、前記被当接部が力を受けて押されることによって、前記軸を中心にして前記可動部材を回転するように前記可動部材を支持した画像形成装置に着脱可能なカートリッジにおいて、情報を記憶する記憶素子と、前記記憶素子と電気的に接続したカートリッジ電気接点と、前記カートリッジを前記画像形成装置の装置本体に装着する際に、前記被当接部と当接して前記可動部材を移動させることによって、前記軸を前記ガイド部に案内させ、前記本体電気接点を前記カートリッジ電気接点と電気的に接続させる第1当接部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、可動部材がカートリッジに押されることによって、カートリッジの挿入方向に移動しつつカートリッジに近づく方向に回転するので、カートリッジの挿入方向におけるカートリッジ電気接点と本体電気接点の接触軌跡を小さくすることができ、その結果、カートリッジ電気接点を小さくすることができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔第1実施形態〕
第1実施形態に係る画像形成装置について、図1〜図5を用いて説明する。図1を用いて、まずプロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジを着脱可能な画像形成装置について説明し、次いでプロセスカートリッジの記憶手段及び装置本体側の電気接続手段について説明する。なお、ここでは、特に電子写真式のレーザービームプリンターを例示して説明する。
画像形成装置Pの装置本体1は、図1に示すように、光学系(スキャナ)14から画像情報に基づいたレーザー光像をドラム形状の電子写真感光体ドラム(以下、単に感光体ドラムともいう)16に照射してその感光層に潜像を形成する。この潜像に現像剤を用いて現像して感光体ドラム16に現像剤像を形成する。
そして、前記現像剤像の形成と同期して、記録紙、OHPシート、布等の記録媒体2は、記録媒体カセット3からピックアップローラ4や搬送ローラ対5a,5b、搬送ローラ対6a,6b、レジストローラ対7a,7bにより搬送される。プロセスカートリッジ100としてカートリッジ化された画像形成部において感光体ドラム16に形成した現像剤像を装置本体1に設けた転写手段としての転写ローラ15に電圧印加することによって記録媒体2に転写する。そして、現像剤像を転写された記録媒体2はガイド板8でガイドされて定着手段9へと搬送される。この定着手段9は、駆動ローラ9a及びヒータを内蔵する定着ローラ9bからなり、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して現像剤像を定着する。そして、現像剤像が定着された記録媒体2は、反転搬送径路を通して搬送され、排出ローラ対10a,10b、11a,11b、12a,12bを介して機外の排出トレイ13へ排出される。
プロセスカートリッジ100は、感光体ドラム16と少なくとも1つのプロセス手段を備えたものである。ここで、プロセス手段としては、例えば、電子写真感光体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に形成された潜像を現像する現像手段、電子写真感光体表面に残留する現像剤をクリーニングするためのクリーニング手段等がある(不図示)。
図1において、プロセスカートリッジ100は装置本体1内の画像形成可能位置に装着されている。この位置で可動部材を含む可動部材ユニット200はプロセスカートリッジ100の上側に配置され、電気接点は接続状態になっている。
次に図2を用いてプロセスカートリッジ100の装着方法について説明をする。図2はカートリッジカバー20を開放した状態の装置本体1でカートリッジ装着部を示す斜視図である。
図2に示すように、装置本体1内におけるカートリッジ装着部の左右両壁面(左面は不図示)には、カートリッジ装着ガイド部材30が対向して取り付けられている。左右の装着ガイド部材30は、それぞれ、プロセスカートリッジ100を挿入するときのガイドとなるガイド部30a,30bと、ガイド部30aに連続して形成されプロセスカートリッジ100を位置決めするためのカートリッジ位置決め部30cとを備えている。
前記カートリッジ装着ガイド部材30に対してプロセスカートリッジ100を装着する際には、カートリッジカバー20(図1参照)を開放し、プロセスカートリッジ100を挿入していく。プロセスカートリッジ100の左右両側面には位置決めボス100aがあり、ガイド部30a,30bに規制されつつ挿入される。この時、プロセスカートリッジ100は装着ガイド部材30による規制の結果、図2に示す矢印M1方向に挿入され、最後に前記位置決めボス100aがカートリッジ位置決め部30cに嵌合して位置決めされる。そして、カートリッジカバー20を閉じることによって、プロセスカートリッジ100は装置本体1に装着される。
次に、プロセスカートリッジ100に搭載する記憶手段と当接部について図3を用いて説明する。
記憶手段110は、プロセスカートリッジ100のカートリッジ枠体101の上面に取り付けられている。この記憶手段110は、裏面にRAMやROM等の情報を記憶する記憶素子であるメモリチップ(不図示)を有し、表面にはカートリッジ電気接点である接点部112を2ヶ所有するものである。このメモリチップに必要な情報を予め入力しておき、プロセスカートリッジ100を装置本体1に装着した時に装置本体1側と情報をやり取りする。これにより、プロセスカートリッジ100の使用状況等の状態を装置本体1の制御基板(制御手段)に通知し、画像形成動作に役立て、操作者にプロセスカートリッジ100の状態を表示する等の目的のために使用される。また、メモリチップには使用中でも書き込みができるので必要に応じて随時書込みが行われる。なお、メモリチップに必要な情報としては、例えば、プロセスカートリッジ100のロット番号、プロセス条件などの初期値や使用状況、画像形成装置Pの特性やプロセス手段の特性など、がある。
カートリッジ電気接点である接点部112は、メモリチップに情報の読み書きをするために装置本体1側の本体電気接点と接続するためのものであり、金メッキしたリン青銅板を実装したものである。
また、プロセスカートリッジ100のカートリッジ枠体101の上面には、装置本体1との位置決めを行う2つの当接部120,130が設けられている。図3に示す矢印M1はプロセスカートリッジ100の挿入方向を示している。第1当接部120は接点部112より、カートリッジ挿入方向上流側に配置され、丸軸形状をしている。第1当接部120は、後述する可動部材220に当接して、該可動部材220をスライド移動及び回転させるものである。第2当接部130は第1当接部120よりカートリッジ挿入方向下流側に配置され、平面形状をしている。第2当接部130は、前記第1当接部120に押され
て移動された可動部材220が当接するものである。
次に、装置本体1側に設けられた可動部材220を含む可動部材ユニット200の詳細構成について、図4を用いて説明する。図4は可動部材ユニット200の待機状態(プロセスカートリッジ100が挿入されていない状態)を示す斜視図である。
可動部材220には、前記記憶手段110の接点部112と電気的に接続される本体電気接点250が組み付けられている。本体電気接点250は裏面側にリード線(不図示)を介して制御基板に接続されている。本体電気接点250が記憶手段110と接続すると、装置本体1の制御基板はプロセスカートリッジ100のメモリチップと通信を行い、プロセスカートリッジ100のロット番号、画像形成装置Pの特性及びプロセス手段の特性などの情報を入手する。
また可動部材220は、前記本体電気接点250の他に、ガイド斜面221aを有する被当接部である第1位置決め部221、第2位置決め部225、第1軸としての規制軸222、第2軸としての加圧受け軸223より構成されている。以下、可動部材220の各部について詳しく説明する。
可動部材220の正面中央部には第1位置決め部221が設けられている。第1位置決め部221は、プロセスカートリッジ100の第1当接部120と係合する位置に設けられている。第1位置決め部221は、プロセスカートリッジ100と可動部材220との挿入方向(図3の矢印M1方向)の位置決めと、挿入方向と交差する方向の位置決めを行う。第1位置決め部221が有するガイド斜面221aは第1当接部120の挿入時のガイドとなる。
第2位置決め部225は、第1当接部120が第1位置決め部422に係合した状態で第2当接部130に当接して可動部材220の回転方向の位置決めを行う。
可動部材220の側面には規制軸222と加圧受け軸223が両側に配置されている。規制軸222は、装置本体1にスライド移動及び回転可能に支持されている。加圧受け軸223は、規制軸222を中心に可動部材220を回転させるよう装置本体1にスライド移動可能に支持されている。規制軸222と加圧受け軸223は、それぞれ、後述する規制枠体210上のスライド規制溝211及び回転規制溝212に係合している。
規制枠体210は、装置本体1に設けられ、可動部材220をスライド移動可能にかつ回転可能に支持している。この規制枠体210の両側側面には、第1ガイド部であるスライド規制溝211及び第2ガイド部である回転規制溝212が設けられ、それぞれ前記規制軸222及び加圧受け軸223を移動可能に支持している。スライド規制溝211は、前記規制軸222を回転可能に支持し、かつ可動部材220を前記プロセスカートリッジ100の挿入方向にスライド移動させるよう規制軸222を案内する。回転規制溝212は、規制軸222を中心に可動部材220をプロセスカートリッジ100に近づく方向に回転させるよう加圧受け軸223を案内する。更に規制枠体210には、加圧部材230及び加圧バネ240が加圧受け軸223と同様に両側に配置されている。
図4では可動部材220は待機位置にあり、可動部材220には加圧部材230、加圧バネ240の付勢力は加わっていない状態になっている。また、可動部材220をプロセスカートリッジ挿入正規位置から待機位置に復帰させるバネ224が可動部材220には取り付けられている。
次に図5の(a)〜(d)を用いてプロセスカートリッジ挿入時の可動部材の動作について説明する。
図5(a)は可動部材220のプロセスカートリッジ待機位置であり、プロセスカートリッジ100と可動部材220は接触していない。プロセスカートリッジ100はガイド部材30(図2参照)によって規制されつつ矢印M1方向に挿入されてくる。
図5(b)においてプロセスカートリッジ100の第1当接部120と可動部材220の第1位置決め部221(図4参照)が接触を開始する。この時、第1位置決め部221のガイド斜面221a(図4参照)が第1当接部120を案内し、該第1当接部が第1位置決め部221に係合する。それによって、プロセスカートリッジ100に対して、感光体ドラム16の軸線方向(プロセスカートリッジ100の幅方向)の可動部材220の位置決めを完了する。更に第1当接部120と第1位置決め部221が挿入方向(矢印M1方向)に当接し、第1位置決め部221が第1当接部120から力を受けて移動することで挿入方向の位置決めも完了する。
その結果、図5(b)位置において、プロセスカートリッジ100に対する可動部材220の挿入方向位置決めと幅方向位置決めは完了し、この後の挿入状況により前記両者100,220の関係が変化することはない。
図5(b)、(c)を用いてプロセスカートリッジ100と可動部材220の接触後の挿入途中経過を説明する。可動部材220は、係合した第1当接部120に押されて、規制軸222がスライド規制溝211によって規制され、矢印M2方向へスライド移動を開始する。すると、加圧受け軸223が回転規制溝212に規制されて、矢印M3方向へ案内される。この矢印M3の軌跡に沿って可動部材220は規制軸222を中心に回転を始め、プロセスカートリッジ100の記憶手段110へ近づいていく。
加圧受け軸223が図5(c)の位置まで到達すると、加圧部材230と接触しプロセスカートリッジ100へ近づく方向へ加圧バネ240による付勢力を受ける。
図5(d)はプロセスカートリッジ挿入正規位置を示している。規制軸222を中心に回転しながら記憶手段110に近づいていた可動部材220は、第2位置決め部225がプロセスカートリッジ100の第2当接部130と当接して、可動部材220の回転方向の位置決めを完了する。
本体電気接点250は可動部材220と共に記憶手段110に近づいていく。お互いの電気接点は回転しながら接触をしていくので、矢印M1方向の接触軌跡は接点自身の移動軌跡のみとなり、記憶手段110における接点部112(図3参照)を非常に小さな接触長さとすることが出来る。
第2位置決め部225と第2当接部130の位置決めは、可動部材220の回転止めだけであるため、摺動抵抗等の摩擦を一切受けていない。また、挿入方向の位置決めと、挿入方向と交差する方向の位置決めも可動部材220の回転中心である規制軸222付近で行っているため、摺動抵抗は非常に小さくすることが出来る。そのため、接点部112へ余分なバネ圧をかけたりする必要がない。
上述したように、プロセスカートリッジ100の挿入途中で、プロセスカートリッジ100の第1当接部120が可動部材220の第1位置決め部221に係合する。そして、プロセスカートリッジ100に対して可動部材220のカートリッジ100の挿入方向と挿入方向と交差する方向との位置決めを完了する。その後、第1当接部120に可動部材220が押されて、可動部材220がプロセスカートリッジの挿入方向にスライド移動しつつプロセスカートリッジ100に近づく方向に回転を始める。そして、可動部材220の第2位置決め部225がプロセスカートリッジ100の第2当接部130に当接され、可動部材220の回転方向の位置決めがなされ、記憶手段110と本体電気接点250との電気的接続がなされる。
これにより、記憶手段110のカートリッジ挿入方向の接触軌跡を短くすることが可能であり、その結果、電気接点部112も小さくすることが出来る。これは、可動部材220がプロセスカートリッジ100に直接当接することで可動部材220がプロセスカートリッジ100に対して精度良く位置決めされる為、実現可能になる。また、可動部材220とプロセスカートリッジ100の摺動を伴う位置決めが可動部材220の回転中心である規制軸222で行われる。このため、加圧バネ240の影響を受けることが少ないので、可動部材220とプロセスカートリッジ100の摺動抵抗を非常に小さくすることが可能となる。更に、電気接点の接触の安定化を図る為に金メッキを施したとしても、電気接点が小さい為コストアップを抑えることが出来る。
〔第2実施形態〕
次に第2実施形態に係る画像形成装置Pについて、図6〜図9を用いて説明する。本実施形態は装置本体側の可動部材形状、及びプロセスカートリッジ形状が前述した第1実施形態と相似している。ここでは相違する点だけを説明し、類似構成部の説明は省略する。なお第1実施形態と同様の部材には同一の符号を付して説明する。
本実施形態では、プロセスカートリッジ100の第1当接部140と可動部材の第1位置決め部322が、プロセスカートリッジ100の挿入方向と交差する方向において電気接点を中心に両側に設けられている。そして、第1位置決め部322が第1軸である規制軸を兼ねた構成となっている。即ち、第1位置決め部322は、規制軸の軸線方向において一端側と他端側に設けられていることになる。
以下、詳しく説明する。
まず図6において、前述した実施形態と異なる、本実施形態でのプロセスカートリッジ100の第1当接部140の形状を説明する。なお、第2当接部130の形状、及びカートリッジ電気接点部112の形状は第1実施形態と同形状である。
プロセスカートリッジ100の第1当接部140a,140b,140cは、記憶手段110の接点部112よりカートリッジ挿入方向上流側に配置されている。また第1当接部140a,140b,140cはカートリッジ挿入方向と交差する方向において、接点部112を中心に両側に配置されている。ここで両側2ヶ所の当接部140aは本体電気接点250と幅方向の位置決めに利用され、2ヶ所の当接部140bは挿入方向の位置決めに利用される。2ヶ所の当接部140cは挿入時の幅方向ガイドである。
次に、装置本体1側に設けられた可動部材320を含む可動部材ユニット300の詳細構成について、図7を用いて説明する。図7はプロセスカートリッジ100が挿入されていない待機状態を示している。
可動部材320の側面には第1位置決め部322が、カートリッジ挿入方向と交差する方向において両側に配置されている。第1位置決め部322は、プロセスカートリッジ100の第1当接部140と係合する位置に設けられている。第1位置決め部322は、プロセスカートリッジ100に対して可動部材320との挿入方向(図6の矢印M1方向)の位置決めと、挿入方向と交差する方向の位置決めを行う。この第1位置決め部322は、装置本体1にスライド移動及び回転可能に支持された第1軸を兼ねている。
挿入方向M1の位置決めは2ヶ所の第1位置決め部322の軸外周部とプロセスカートリッジ100の2ヶ所の当接部140aで行う。挿入方向M1と交差する方向の位置決めは2ヶ所の第1位置決め部322の軸端面322aとプロセスカートリッジ100の2ヶ所の当接部140bで行う。
次に図8(a)、(b)を用いてプロセスカートリッジ挿入時の可動部材320の動作について説明する。
図8(a)はプロセスカートリッジ100が装置本体1に挿入される途中で、第1当接部140aが可動部材320の第1位置決め部322に接触を始めたところを表している。この時、プロセスカートリッジ100の第1当接部140aと可動部材320の第1位置決め部322の軸外周が接触し、可動部材320の挿入方向M1の位置決めが完了する。これと同時に、プロセスカートリッジ100の第1当接部140b(図6参照)と可動部材の第1位置決め部322の軸端部も接触して、可動部材320の幅方向(挿入方向M1と交差する方向)の位置決めも完了する。図8では幅方向一方の側面部のみを例示しているが、幅方向他方の側面部側でも同様に位置決めが完了している。
その結果、図8(a)位置において、プロセスカートリッジ100と可動部材320の挿入方向位置決めと、挿入方向M1と交差する方向との位置決めは完了する。そして、この後の挿入状況によりプロセスカートリッジ100と可動部材320の関係が変化することはない。
このプロセスカートリッジ100と可動部材320の接触後の動作は、前述した第1実施形態と同様の動作である。簡単に説明すると、可動部材320は、係合した第1当接部140に押されて、カートリッジ挿入方向へスライド移動しつつ、第1規制軸を兼ねた第1位置決め部322を中心に記憶手段110へ近づく方向へ回転し始める。そして、図8(b)に示すように、可動部材320の第2位置決め部325がプロセスカートリッジ100の第2当接部130と当接して、可動部材320の回転方向の位置決めを完了させている。
図9(a)、(b)において本実施形態の特徴的な動作を説明する。図9(a)は第1実施形態にて説明した構成でのプロセスカートリッジ100の挿入途中においてカートリッジ100と可動部材ユニット200の関係を表した略上視図である。この場合、プロセスカートリッジ100は本体挿入方向に対して若干傾け(ここでは約2度)られて挿入されているところを表している。この傾きは装置本体1とプロセスカートリッジ100の幅方向の隙間があることから、ある程度は発生してしまい、特に挿入初期段階で傾きの角度は大きくなり易い。
可動部材220はプロセスカートリッジ100の第1当接部120によって中央1ヶ所で挿入方向の位置決めがなされている。そのため可動部材220は規制枠体210と平行に移動し、プロセスカートリッジ100とは約2度傾いた状態で移動を始めている。
図9(b)は第2実施形態にて説明した構成でのプロセスカートリッジ100の挿入途中においてカートリッジ100と可動部材ユニット300の関係を表した略上視図である。この場合、可動部材320はプロセスカートリッジ100の2つの第1当接部140によって挿入方向に位置決めされているため、プロセスカートリッジ100の傾き(約2度)と同様に装置本体1内で傾きながら移動しているのがわかる。
可動部材220,320の後端部と規制枠体210の隙間を図9(a)、(b)に例示している。プロセスカートリッジ100の傾きが同じ場合、前述の隙間は第1実施形態では1.5mm、第2実施形態では2.4mmとなる。したって、この2つの実施形態の場合、プロセスカートリッジ100と可動部材220,320の幅方向の位置ズレは0.9mm生じていることが分かる。記憶手段110と本体電気接点250は可動部材の移動方向下流側端部に近く、第1実施形態の構成では接点位置近傍でも0.9mm程度の幅方向位置ズレが生じることとなる。
プロセスカートリッジの挿入が進んで、装置本体1内の正規位置に装着された時には傾きは0度になり、位置ズレもなくなるが、挿入途中は傾きは0度にはならない。記憶手段110と本体電気接点250の接触は本体挿入途中で開始する。このことから、第1実施形態では記憶手段110の幅方向領域をその分大きくしておく必要があるが、本実施形態ではプロセスカートリッジ100の挿入傾きに可動部材320が追従しており、その必要性がない。
上述したように、本実施形態によれば、プロセスカートリッジ100の第1当接部140と可動部材320の第1位置決め部322をカートリッジ挿入方向と交差する方向において両側2ヶ所に配置させた。これにより、プロセスカートリッジ100の挿入途中においても、本体電気接点250を組み付けた可動部材320とプロセスカートリッジ100の挿入方向の位置決めと挿入方向と交差する方向の位置決めを完了する。それだけでなく、可動部材320はプロセスカートリッジ100の挿入時の傾きにも追従することが可能となる。これにより、記憶手段110のカートリッジ挿入方向の接触長を小さくして電気接点部112を小さくするだけでなく、電気接点部112の幅方向の領域も小さくし、その結果、電気接点部112の面積を更に小さくすることが出来る。
〔第3実施形態〕
次に第3実施形態に係る画像形成装置Pについて、図10及び図11を用いて説明する。本実施形態はプロセスカートリッジの形状が前述した第2実施形態と同構成である。なお、第1、2実施形態と同様の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る可動部材を含む可動部材ユニット400の詳細構成について、図10を用いて説明する。図10では可動部材420がプロセスカートリッジ100に押されている挿入途中の状態を示している。
可動部材420は、第1位置決め部422、第2位置決め部425、リンク支点426により構成されている。第1位置決め部422は可動部材420の側面両側に設けられている。即ち、プロセスカートリッジ100の2ヶ所の第1当接部140と係合する位置に設けられている。第1位置決め部422は、プロセスカートリッジ100と可動部材420の挿入方向(図11の矢印M1方向)の位置決めと、挿入方向と交差する方向の位置決めを行う。この第1位置決め部422は、装置本体1にスライド移動及び回転可能に支持された規制軸を兼ねている。即ち、第1位置決め部422は、規制軸の軸線方向において一端側と他端側に設けられていることになる。更に、2ヶ所の第1位置決め部422は、規制枠体410上のスライド規制溝411に係合し、可動部材420のスライド移動方向を規制している。
挿入方向M1の位置決めは2ヶ所の第1位置決め部422の軸外周部とプロセスカートリッジ100の2ヶ所の当接部140aで行う。挿入方向M1と交差する方向の位置決めは2ヶ所の第1位置決め部422の軸端面422aとプロセスカートリッジ100の2ヶ所の当接部140bで行う。
更に可動部材ユニット400は、前記第1位置決め部422を中心に可動部材420を記憶手段110に近づく方向に回転させるよう前記リンク支点426に作用するリンク部材440を有している。
このリンク部材440は、アーム部材460、スライド部材450、加圧バネ470により構成されている。
アーム部材460は一端側が装置本体1に回転可能に設けられ、ここでは規制枠体410に設けられた回動支点415と係合している。アーム部材460の他端側にはスライド部材450が取り付けられている。スライド部材450はリンク部材440に沿ってスライド移動が可能に設けられ、アーム部材460上に取り付けられている加圧バネ470によって端部方向に押し付けられている。加圧バネ470は、スライド部材450をアーム部材460の他端側へ押圧する押圧部材である。アーム部材460にはストッパ(不図示)があり、スライド部材450はアーム部材460のストッパ位置まで押し付けられ、加圧バネ470の押圧を受けた状態で停止している。これらの構成により、スライド部材450、加圧バネ470、アーム部材460は一体となって回動支点415を中心に回動が可能である。
スライド部材450の側面両側にはスライド結合軸450aがあり、このスライド結合軸450aと可動部材420のリンク支点426が回転可能に係合している。
これらの係合の結果、可動部材420は回動支点415、リンク支点426、第1位置決め部422の3つの支点からなるリンク機構を形成し、このリンク機構によって可動部材420の移動軌跡が決められることになる。
次に図11を用いて、可動部材420の移動軌跡とリンク機構の動作について説明する。
図11(a)はプロセスカートリッジ100が装置本体1に挿入される途中で、第1当接部140aが可動部材420の第1位置決め部422に当接したところを表している。この時、第2実施形態で説明したように挿入方向の位置決めと、挿入方向と交差する方向の位置決めが完了している。この状態で、スライド部材450はストッパ位置(不図示)に押し付けられていない。可動部材420にはスライド部材450を通じて、加圧バネ470の押圧力が作用し、可動部材420は矢印M6方向へと押し付けられ、第1位置決め部422が規制枠体410のスライド規制溝411端部と当たる、図11(a)の姿勢位置で待機している。このように本実施形態の構成では可動部材420の待機位置への移動に加圧バネの力を利用して行うため、前述した実施形態では必要であった、専用の復帰用バネを必要としない。
図11(b)ではプロセスカートリッジ100の挿入が進み、可動部材420はスライド規制溝411に沿った矢印M5方向にスライド移動を始めている。リンク部材440と係合した可動部材420はこれらの部材によって作られるリンク機構によって第1位置決め部422を中心に矢印R2方向へ回転を始めている。更にリンク部材440は回動支点415を中心に矢印R3方向に回転しつつ、リンク部材440を構成するスライド部材450はストッパ位置まで矢印M6方向にスライド移動する。
プロセスカートリッジ100の挿入が更に進むと、可動部材420の第2位置決め部425がプロセスカートリッジ100の第2当接部130に当接し、可動部材420の回転方向の位置決めを完了させる。
図11(c)はその状態から更に挿入が進みプロセスカートリッジ100が装置本体1内で正規の位置に取り付けられた状態を示している。この状態では、スライド部材450は可動部材420によって矢印M7方向に押され移動している。その結果、可動部材420には加圧バネ470の反力が矢印M7方向とは逆方向に加わり、可動部材420をプロセスカートリッジ100方向へ押し付け、記憶手段110と本体電気接点250の接触を安定して行える。
上述したように、本実施形態においても、プロセスカートリッジ100の第1当接部140と可動部材420の第1位置決め部422をカートリッジ挿入方向と交差する方向において両側に配置させた。これにより、プロセスカートリッジ100の挿入途中においても、本体電気接点250を組み付けた可動部材420とプロセスカートリッジ100の挿入方向の位置決めと挿入方向と交差する方向の位置決めを完了する。それだけでなく、可動部材420はプロセスカートリッジ100の挿入時の傾きにも追従することが可能となる。これにより、記憶手段110のカートリッジ挿入方向の接触長を小さくして電気接点部を小さくするだけでなく、電気接点部の幅方向の領域も小さくし、その結果、電気接触部の面積を更に小さくすることが出来る。
また本実施形態においては可動部材をリンク機構で構成したことにより、可動部材を待機位置にするためのバネが不要になり、プロセスカートリッジに付加される荷重をさらに小さくすることが可能である。
なお、本実施形態では可動部材420の第1位置決め部422をプロセスカートリッジ100の挿入方向と交差する方向において両側2ヶ所に分割しているが、これに限定されるものではない。例えば、第1実施形態のように左右方向に分割を行わず、幅方向中央に配置しても挿入方向の接触長を小さくして電気接点を小さくすることは可能である。
第1実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略断面図 第1実施形態に係る画像形成装置においてカバーを開けた状態での概略斜視図 第1実施形態に係るプロセスカートリッジの概略斜視図 第1実施形態に係る可動部材ユニットの概略斜視図 第1実施形態に係る可動部材の動作を示す概略断面図 第2実施形態に係るプロセスカートリッジの概略斜視図 第2実施形態に係る可動部材ユニットの概略斜視図 第2実施形態に係る可動部材の動作を示す概略断面図 第2実施形態に係る可動部材とプロセスカートリッジの関係を示す概略上視図 第3実施形態に係る可動部材ユニットの概略斜視図 第3実施形態に係る可動部材の動作を示す概略断面図
P …画像形成装置
1 …装置本体
16 …感光体ドラム
100 …プロセスカートリッジ
110 …記憶手段
112 …カートリッジ電気接点部
120 …第1当接部
130 …第2当接部
211 …スライド規制溝
212 …回転規制溝
220 …可動部材
221 …第1位置決め部
222 …規制軸
223 …加圧受け軸
225 …第2位置決め部
250 …本体電気接点
440 …リンク部材
450 …スライド部材
460 …アーム部材
470 …加圧バネ

Claims (17)

  1. 情報を記憶する記憶素子と、前記記憶素子と電気的に接続したカートリッジ電気接点と、第1当接部と、を有するカートリッジを画像形成装置の装置本体に着脱可能な画像形成装置において、
    第1軸と、第2軸と、前記カートリッジが前記装置本体に装着された際に前記カートリッジ電気接点と電気的に接続する本体電気接点と、前記カートリッジが前記装置本体に装着される際に、前記第1当接部が当接して前記カートリッジが前記装置本体に装着される挿入方向の力を受ける被当接部と、を有する可動部材と、
    前記第1軸を回転可能に支持し、かつ、前記カートリッジが前記装置本体に装着される際に前記被当接部が前記第1当接部から力を受けて押されることによって、前記挿入方向において前記可動部材が移動可能となるように前記第1軸を案内する第1ガイド部と、
    前記カートリッジが前記装置本体に装着される際に前記被当接部が前記第1当接部から力を受けて押されることによって、前記可動部材を前記本体電気接点が前記カートリッジ電気接点と電気的に接続する方向に前記第1軸を中心にして回転させるように前記第2軸を案内する第2ガイド部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記被当接部は、前記挿入方向と交差する方向に前記可動部材を位置決めする第1位置決め部であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記被当接部は、前記第1軸に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記被当接部は、前記第1軸の軸線方向において一端側と他端側に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記可動部材は、前記カートリッジが前記装置本体に装着された際に前記カートリッジに設けられた第2当接部が当接する第2位置決め部であって、前記第1軸を中心にした回転方向において前記可動部材の位置決めをする第2位置決め部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  6. 更に前記画像形成装置は、前記カートリッジが前記装置本体に装着された際に、前記本体電気接点が前記カートリッジ電気接点と電気的に接続する方向に前記第2軸を付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  7. 情報を記憶する記憶素子と、前記記憶素子と電気的に接続したカートリッジ電気接点と、第1当接部と、を有するカートリッジを画像形成装置の装置本体に着脱可能な画像形成装置において、
    軸と、前記カートリッジが前記装置本体に装着された際に前記カートリッジ電気接点と電気的に接続する本体電気接点と、前記カートリッジが前記装置本体に装着される際に、前記第1当接部が当接して前記カートリッジが前記装置本体に装着される挿入方向の力を受ける被当接部と、を有する可動部材と、
    前記軸を回転可能に支持し、かつ、前記カートリッジが前記装置本体に装着される際に前記被当接部が前記第1当接部から力を受けて押されることによって、前記挿入方向において前記可動部材が移動可能となるように前記軸を案内するガイド部と、
    前記装置本体に回転可能に設けられたリンク部材であって、前記カートリッジが前記装置本体に装着される際に前記被当接部が前記第1当接部から力を受けて押されることによって、前記可動部材を前記本体電気接点が前記カートリッジ電気接点と電気的に接続する方向に前記軸を中心にして回転させるように前記可動部材を回転可能に支持するリンク部材と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記被当接部は、前記挿入方向と交差する方向に前記可動部材を位置決めする第1位置決め部であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記被当接部は、前記軸に設けられていることを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
  10. 前記被当接部は、前記軸の軸線方向において一端側と他端側に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記可動部材は、前記カートリッジが前記装置本体に装着された際に前記カートリッジに設けられた第2当接部が当接する第2位置決め部であって、前記軸を中心にした回転方向において前記可動部材の位置決めをする第2位置決め部を有することを特徴とする請求項7乃至10のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  12. 前記リンク部材は、一端側が前記装置本体に回転可能に設けられたアーム部材と、前記アーム部材に沿ってスライド移動可能に設けられ、前記可動部材に回転可能に係合されたスライド部材と、前記スライド部材を前記アーム部材の他端側へ押圧する押圧部材と、から構成されていることを特徴とする請求項7乃至11のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  13. 軸と本体電気接点と被当接部とを有する可動部材と、
    前記軸を回転可能に支持し、かつ、前記可動部材が移動可能となるように前記軸を案内するガイド部と、
    を有し、
    前記被当接部が力を受けて押されることによって、前記軸を中心にして前記可動部材を回転するように前記可動部材を支持した画像形成装置に着脱可能なカートリッジにおいて、
    情報を記憶する記憶素子と、
    前記記憶素子と電気的に接続したカートリッジ電気接点と、
    前記カートリッジを前記画像形成装置の装置本体に装着する際に、前記被当接部と当接して前記可動部材を前記カートリッジの装着方向に移動させるように前記軸を前記ガイド部に案内させ、かつ、前記可動部材を前記軸を中心に回転させて、前記本体電気接点を前記カートリッジ電気接点と電気的に接続させる第1当接部と、
    を有することを特徴とするカートリッジ。
  14. 前記第1当接部は、前記カートリッジを前記装置本体に装着する挿入方向において、前記カートリッジ電気接点よりも上流側に設けられていることを特徴とする請求項13に記載のカートリッジ。
  15. 前記第1当接部は、前記カートリッジを前記装置本体に装着する際に、前記カートリッジを前記装置本体に装着する挿入方向と交差する方向において、前記可動部材を位置決めすることを特徴とする請求項13又は14に記載のカートリッジ。
  16. 更に前記カートリッジは、前記可動部材に設けられた第2位置決め部が当接する第2当接部であって、前記軸を中心にした回転方向において前記可動部材の位置決めをする第2当接部を有することを特徴とする請求項13乃至15のいずれかの項に記載のカートリッジ。
  17. 更に前記カートリッジは、電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、を有するプロセスカートリッジであることを特徴とする請求項13乃至16のいずれかの項に記載のカートリッジ。
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