JP5343398B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、風呂の追い焚き機能を有した給湯装置に関する。
図6は、従来の給湯装置を示した図である。図6に示すように従来の給湯装置は、湯水を貯える貯湯槽101と、貯湯槽101内の湯水を加熱するための加熱手段102を有しており、貯湯槽101内の湯水を加熱手段102で加熱して高温水としている。そして、浴槽103内の湯水の追い焚きを行うための風呂追い焚き手段である熱交換器104を貯湯槽101内の上方部に設置されている。
貯湯槽101の上方部に湯温が85度以上の高温湯の層105、その下方部に65度〜85度程度の中温湯の層106が貯まるように加熱手段102が制御されて貯湯槽101内に湯水を貯えている。そして浴槽103内の湯水の追い焚き時には、高温湯の層105を用いて浴槽103内の湯水の温度を昇温させている。さらに、貯湯槽101の中間層には中温湯の取り出し口107を設けて中温湯を給湯端末で用いる構成となっている(例えば、特許文献1参照)
また、貯湯槽101の天部に高温湯の取り出し口(図示せず)を取り付けて、高温湯を給湯端末へ供給する給湯装置も従来から存在しており、上記従来の技術の追い焚き方法は、貯湯槽101内に熱交換器を設置した内熱交換方式であるが、例えば、貯湯槽101の外部に風呂追い焚き手段である外熱交換器(図示せず)を設けて、外熱交換器に貯湯槽101内の高温湯を送り、一方、浴槽103から浴槽内の湯水を外熱交換器へ送ることで、外熱交換器にて高温湯と浴槽水との熱交換を行うことが可能な追い焚き方法もある(例えば、特許文献2参照)。
このように、従来から貯湯式の給湯装置において追い焚き機能を有したものがあり、貯湯槽内の高温湯を用いて追い焚きを行っているので、短時間で追い焚きが可能であるものの、追い焚き運転を想定して沸き上げ運転の沸き上げ温度を設定していたために、比較的高い温度で貯湯槽内に高温湯が貯えられていた。
特開2005−42952号公報 特開2005−164154号公報
しかしながら、追い焚き回数が少ない家庭にとっては、貯湯槽内に貯えた高温湯を使用する量が少ないために、貯湯槽内に大量の高温湯が残ってしまうので、ただ単に貯湯槽から外に向かって放熱されるだけの状況になってしまい、無駄が多いという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、必要に応じて風呂追い焚き時に充分な能力を確保することができる給湯装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の給湯装置は、湯水を貯える貯湯槽と、前記貯湯槽に貯えた湯水を加熱する加熱手段と、前記加熱手段による湯水の沸き上げ温度を決定する沸き上げ温度決定手段と、浴槽と、前記貯湯槽に貯えた高温湯と前記浴槽内の湯水とを熱交換して追い焚きを行う風呂追い焚き手段と、前記貯湯槽内の高温湯を前記風呂追い焚き手段を介して循環させる風呂追い焚きポンプと、前記浴槽内の湯水を前記風呂追い焚き手段を介して循環させる風呂循環ポンプと、前記浴槽内の湯水が前記風呂追い焚き手段を介して循環する風呂循環回路に配設され、前記浴槽内の湯水の温度を検出する風呂温度検出器と、前記貯湯槽から前記追い焚き熱交換器へ送られる湯の湯温を検出する温度検出器と、前記追い焚き熱交換器にて熱交換され前記貯湯槽へ戻される湯温を検出する温度検出器と、リモコンと、制御手段とを備え、前記制御手段は、前記風呂温度検出器の検出温度が前記リモコンにて設定された前記浴槽内の湯水の目標湯温より低い場合に、前記風呂追い焚きポンプを運転開始させるとともに、前記貯湯槽から前記追い焚き熱交換器へ送られる湯の湯温と前記追い焚き熱交換器にて熱交換され前記貯湯槽へ戻される湯温との温度差と、前記風呂追い焚きポンプが運転することで前記風呂追い焚き手段を流れる流量との積から、前記風呂追い焚きポンプにて前記風呂追い焚き手段を介して循環された前記貯湯槽内から高温湯が、前記風呂追い焚き手段で前記浴槽内の湯水に与えた熱量を演算して記憶する熱量演算記憶手段と、前記熱量演算記憶手段に記憶された熱量に基づいて沸き上げ温度を補正する沸き上げ温度補正手段とを有し、前記熱量演算記憶手段に記憶された熱量が、予め設定された所定熱量以上のとき、前記沸き上げ温度補正手段で前記加熱手段による湯水の沸き上げ温度を補正することを特徴とすることにより、利用者が実際に風呂追い焚きを行った実績に基づいて沸き上げ温度を補正するために、風呂追い焚きをあまり使用しない家庭や時期など普段の生活実態に基づいた沸き上げを可能にし、貯湯槽からの放熱による無駄を抑制することができる。
また、前記従来の課題を解決するために、本発明の給湯装置は、湯水を貯える貯湯槽と、前記貯湯槽に貯えた湯水を加熱する加熱手段と、前記加熱手段による湯水の沸き上げ温度を決定する沸き上げ温度決定手段と、浴槽と、前記貯湯槽に貯えた高温湯と前記浴槽内の湯水とを熱交換して追い焚きを行う風呂追い焚き手段と、前記貯湯槽内の高温湯を前記風呂追い焚き手段を介して循環させる風呂追い焚きポンプと、前記浴槽内の湯水を前記風呂追い焚き手段を介して循環させる風呂循環ポンプと、前記浴槽内の湯水が前記風呂追い焚き手段を介して循環する風呂循環回路に配設され、前記浴槽内の湯水の温度を検出する風呂温度検出器と、リモコンと、制御手段とを備え、前記制御手段は、前記風呂温度検出器の検出温度が前記リモコンにて設定された前記浴槽内の湯水の目標湯温より低い場合に、前記風呂追い焚きポンプを運転開始させるとともに、前記風呂追い焚きポンプの運転時間を記憶する風呂追い焚き時間記憶手段と、前記風呂追い焚き時間記憶手段に記憶された時間に基づいて沸き上げ温度を補正する沸き上げ温度補正手段とを有し、前記風呂追い焚き時間記憶手段に記憶された時間が、予め設定された所定時間以上のとき、前記沸き上げ温度補正手段で前記加熱手段による湯水の沸き上げ温度を補正することを特徴とすること
により、利用者が実際に風呂追い焚きを行った実績に基づいて沸き上げ温度を補正するために、風呂追い焚きをあまり使用しない家庭や時期など普段の生活実態に基づいた沸き上げを可能にし、貯湯槽からの放熱による無駄を抑制することができる。
本発明は、必要に応じて風呂追い焚き時に充分な能力を確保することができる給湯装置を提供することができる。
第1の発明の給湯装置は、湯水を貯える貯湯槽と、前記貯湯槽に貯えた湯水を加熱する加熱手段と、前記加熱手段による湯水の沸き上げ温度を決定する沸き上げ温度決定手段と、浴槽と、前記貯湯槽に貯えた高温湯と前記浴槽内の湯水とを熱交換して追い焚きを行う風呂追い焚き手段と、前記貯湯槽内の高温湯を前記風呂追い焚き手段を介して循環させる風呂追い焚きポンプと、前記浴槽内の湯水を前記風呂追い焚き手段を介して循環させる風呂循環ポンプと、前記浴槽内の湯水が前記風呂追い焚き手段を介して循環する風呂循環回路に配設され、前記浴槽内の湯水の温度を検出する風呂温度検出器と、前記貯湯槽から前記追い焚き熱交換器へ送られる湯の湯温を検出する温度検出器と、前記追い焚き熱交換器にて熱交換され前記貯湯槽へ戻される湯温を検出する温度検出器と、リモコンと、制御手段とを備え、前記制御手段は、前記風呂温度検出器の検出温度が前記リモコンにて設定された前記浴槽内の湯水の目標湯温より低い場合に、前記風呂追い焚きポンプを運転開始させるとともに、前記貯湯槽から前記追い焚き熱交換器へ送られる湯の湯温と前記追い焚き熱交換器にて熱交換され前記貯湯槽へ戻される湯温との温度差と、前記風呂追い焚きポンプが運転することで前記風呂追い焚き手段を流れる流量との積から、前記風呂追い焚きポンプにて前記風呂追い焚き手段を介して循環された前記貯湯槽内から高温湯が、前記風呂追い焚き手段で前記浴槽内の湯水に与えた熱量を演算して記憶する熱量演算記憶手段と、前記熱量演算記憶手段に記憶された熱量に基づいて沸き上げ温度を補正する沸き上げ温度補正手段とを有し、前記熱量演算記憶手段に記憶された熱量が、予め設定された所定熱量以上のとき、前記沸き上げ温度補正手段で前記加熱手段による湯水の沸き上げ温度を補正することを特徴とすることにより、利用者が実際に風呂追い焚きを行った実績に基づいて沸き上げ温度を補正するために、風呂追い焚きをあまり使用しない家庭や時期など普段の生活実態に基づいた沸き上げを可能にし、貯湯槽からの放熱による無駄を抑制することができる。
第2の発明の給湯装置は、湯水を貯える貯湯槽と、前記貯湯槽に貯えた湯水を加熱する加熱手段と、前記加熱手段による湯水の沸き上げ温度を決定する沸き上げ温度決定手段と、浴槽と、前記貯湯槽に貯えた高温湯と前記浴槽内の湯水とを熱交換して追い焚きを行う風呂追い焚き手段と、前記貯湯槽内の高温湯を前記風呂追い焚き手段を介して循環させる風呂追い焚きポンプと、前記浴槽内の湯水を前記風呂追い焚き手段を介して循環させる風呂循環ポンプと、前記浴槽内の湯水が前記風呂追い焚き手段を介して循環する風呂循環回路に配設され、前記浴槽内の湯水の温度を検出する風呂温度検出器と、リモコンと、制御手段とを備え、前記制御手段は、前記風呂温度検出器の検出温度が前記リモコンにて設定された前記浴槽内の湯水の目標湯温より低い場合に、前記風呂追い焚きポンプを運転開始させるとともに、前記風呂追い焚きポンプの運転時間を記憶する風呂追い焚き時間記憶手段と、前記風呂追い焚き時間記憶手段に記憶された時間に基づいて沸き上げ温度を補正する沸き上げ温度補正手段とを有し、前記風呂追い焚き時間記憶手段に記憶された時間が、予め設定された所定時間以上のとき、前記沸き上げ温度補正手段で前記加熱手段による湯水の沸き上げ温度を補正することを特徴とすることにより、利用者が実際に風呂追い焚きを行った実績に基づいて沸き上げ温度を補正するために、風呂追い焚きをあまり使用しない家庭や時期など普段の生活実態に基づいた沸き上げを可能にし、貯湯槽からの放熱による無駄を抑制することができる。
第3の発明の給湯装置は、特に第1または第2の発明において、前記加熱手段にヒートポンプを用いたことにより、効率よく貯湯槽内の湯水を沸き上げることができる。
第4の発明の給湯装置は、特に第3の発明において、前記ヒートポンプの高圧側が臨界圧力以上とすることにより、沸き上げ温度を高温にすることができ、利用できる熱量の増大と湯切れ防止性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における給湯装置の構成を示す図である。図1において、本実施の形態の給湯装置は、湯水を貯える貯湯槽1と、貯湯槽1の水を加熱する加熱手段としてのヒートポンプユニット2と、貯湯槽1内の深さ方向の湯温を検知するように設けられた複数個の貯湯槽温検知手段8と、複数個の貯湯槽温検知手段8による貯湯槽1内の湯の増減度合から使用湯量を求め、記憶された過去の一定期間の使用湯量実績に基づき、その日の沸き上げ温度を決定する沸き上げ温度決定手段9とを備えている。
そして貯湯槽1の下部にヒートポンプ往き口23と、貯湯槽1の上部にヒートポンプ戻り口24を設けて、ヒートポンプ往き口23とヒートポンプユニット2とヒートポンプ戻り口24とを環状に接続して沸き上げ回路を形成している。なお、ヒートポンプユニット2とヒートポンプ往き口23との間に沸き上げ用循環ポンプ22が設けられており、沸き上げ時に沸き上げ用循環ポンプ22が駆動することで、貯湯槽1の下部からヒートポンプユニット2に低温水が供給される。さらにヒートポンプユニット2で使用される冷媒には、高圧側で超臨界となる二酸化炭素を使用している。
基本的な動作としては、沸き上げ前は貯湯槽1に低温の水が多く満たされており、運転を開始すると、沸き上げ用循環ポンプ22によりヒートポンプ往き口23からヒートポンプユニット2に送出され、そこで加熱されて高温の湯がヒートポンプ戻り口24から貯湯槽1に戻される。これによって、貯湯槽1には上方から順次高温の湯が貯えられていく。
また、浴室には浴槽3と、貯湯槽1の湯と浴槽3の湯を熱交換して風呂の追い焚きをおこなう風呂追い焚き手段としての追い焚き熱交換器4および貯湯槽1内の高温湯を循環させる追い焚きポンプ10、浴槽3内の湯水を循環させる風呂循環ポンプ11とを備えており、浴槽3と風呂循環ポンプ11と追い焚き熱交換器4が環状に接続されて風呂循環回路15が形成されている。
また、貯湯槽1の上部には風呂追い焚き往き口31と、貯湯槽1の下部には風呂追い焚き戻り口32が設けられており、風呂追い焚き往き口31と追い焚き熱交換器4と風呂追い焚き戻り口32が環状に接続されて追い焚き循環回路12が形成されている。
さらに、追い焚き熱交換器4に追い焚きポンプ10を介して貯湯槽1のお湯を導く追い焚き循環回路12と、追い焚き循環回路12の追い焚き熱交換器4の入口および出口に入り口追い焚き温度検出器13、出口追い焚き温度検出器14を備えている。また追い焚き熱交換器4に風呂循環ポンプ11を介して浴槽3のお湯を導く風呂循環回路15と、風呂循環回路中に風呂温度を検出する風呂温度検出器16を備えている。
また、前記風呂循環ポンプ11、風呂温度検出器16、追い焚きポンプ10を制御する風呂追い焚き制御手段17と、入り口追い焚き温度検出器13、出口追い焚き温度検出器
14の検出温度と、追い焚きポンプ10の出力から追い焚き熱量を演算し記憶する熱量演算記憶手段18を備えている。
また、熱量演算記憶手段18の記憶内容に基づいて沸き上げ温度決定手段9によるヒートポンプユニット2の沸き上げ温度を補正する沸き上げ温度補正手段19と、利用者が浴槽の保温や風呂追い焚きを行う風呂追い焚きスイッチ20を備えている。なお、沸き上げ温度決定手段9、風呂追い焚き制御手段17、熱量演算記憶手段18、沸き上げ温度補正手段19は、マイクロコンピュータおよびその周辺回路で構成される制御装置21内に設けられている。
また、貯湯槽1の下部には、給水源から水が供給される給水配管29が接続されており、貯湯槽1の上部には高温湯を出湯する給湯口25が設けられている。そして給水配管29から分岐した給水配管26から供給される水と、給湯口25から供給される高温湯とを湯水混合弁27で適温に混合し給湯端末である給湯栓28へ湯水を供給する。
また、風呂追い焚きや浴槽3のお湯の保温は、風呂追い焚きスイッチ20が利用者によって押される場合や浴槽のお湯はり後など、風呂循環ポンプ11と追い焚きポンプ10が起動し、貯湯槽1の風呂追い焚き往き口31を通じて貯湯槽1内の湯と浴槽3内の湯が追い焚き熱交換器4に送られることにより行われ、熱交換された後の湯は風呂追い焚き戻り口32から貯湯槽1に戻される。
以上のように構成された給湯装置について、以下その動作、作用を説明する。
沸き上げ温度決定手段は、複数個の貯湯槽温検知手段8の出力から、過去の一定期間の残湯量を把握し、残湯量ができるだけ少なくなるようにヒートポンプユニット2による沸き上げ温度を決定している。なお、過去の一定期間とは、例えば1週間や2週間などをあらわし、ある特定の期間をあらわすものではなく、適宜変更することができる。
しかしながら、残湯量に基づいて沸き上げ温度を決定すると、勝手に沸き上げ温度が低くなってしまい、風呂の沸き上げをおこなう際に熱交換器4に送られる湯の温度も低くなって、風呂追い焚きに時間がかかることになってしまうことがある。風呂追い焚きをあまり使用しない家庭では不便を感じることは少ないが、使う頻度の高い場合には非常に使い勝手が悪いものとなる。
そこで、本実施の形態では、浴槽3のお湯の保温運転時や風呂追い焚きスイッチ20が利用者によって押されると、熱量演算記憶手段18が、入り口追い焚き温度検出器13および出口追い焚き温度検出器14の検出温度と、追い焚きポンプ10の出力から追い焚き熱量を演算し記憶し、その記憶した追い焚き熱量に基づいて、沸き上げ温度補正手段19が沸き上げ温度を変更する補正を行っている。
図2(a)は、沸き上げ温度決定のフローチャート、図2(b)は、保温運転のフローチャートである。まず図2(a)を用いて沸き上げ温度の決定について説明する。
沸き上げ温度決定手段9は、複数個の貯湯槽温検知手段8の出力を用いて残湯量を逐次検出し、その日の最少残湯量を記憶する(ステップ01)。
そして沸き上げ開始時刻になると(ステップ02)、最少残湯量をあらかじめ設定された湯量AおよびBと比較する。まず、最少残湯量が湯量A以上ならば(ステップ03)、沸き上げ温度を前日よりも5℃下げる(ステップ04)。なお、予め設定された湯量Aおよび湯量Bは、ある特定の湯量に限定されることなく、給湯装置の性能に応じて変更およ
び修正することが可能な値である。
次に、最少残湯量が湯量A以上でなければステップ05へ進み、最少残湯量が湯量B以上、湯量A未満の範囲にあるかどうかを判定する(ステップ05)。最少残湯量が湯量B以上、湯量A未満の場合は、ステップ06へ進み、沸き上げ温度は前日のままとする。最少残湯量が湯量B未満であるならば、ステップ07へ進み、前日の沸き上げ温度よりも5℃上げる。
次に、沸き上げ温度決定手段9により決定された沸き上げ温度に対し、沸き上げ温度補正手段19は、熱量演算記憶手段18の記憶内容(追い焚き熱量積算値Q1)を参照し(ステップ08)、1日の風呂の追い焚き熱量の演算積算値Q1が、所定値QBと比較する(ステップ09)。Q1が所定値QBよりも大きければ、追い焚きが多いと判断してステップ10へ進み、沸き上げ温度決定手段9で決定された沸き上げ温度が75℃未満であった場合には、沸き上げ温度を75℃に補正する(ステップ11)。なお、沸き上げ温度決定手段9により決定された沸き上げ温度が75℃以上であれば、充分な沸き上げ湯量が確保できるために沸き上げ温度の補正はされない。
次に、図2(b)を用いて追い焚き熱量の演算積算値Q1の算出方法について説明する。図2(b)において、風呂追い焚き制御手段17は浴槽3の保温および、追い焚きを行う制御手段であり、まず浴槽3に湯張りが完了し、浴槽3内の湯水の温度が低下すると保温運転に入る。
保温運転が開始されると、図1に示す矢印の方向に湯水が流れる。次に保温タイマー(図示せず)が起動する。そして、保温タイマーが所定時間を計時すれば(ステップ13)、風呂循環ポンプ11が駆動して(ステップ14)、風呂循環回路15を介して、追い焚き熱交換器4へ浴槽水を循環させる。この時、風呂温度検出器16で浴槽水の温度TB1を検出する(ステップ15)。
上記浴槽水の保温運転は、自動で保温する方法であるが、使用者が浴槽3の水を強制的に追い焚きしたい場合には、追い焚きスイッチ20を押す(ステップ12)。追い焚きスイッチ20が押されると、保温運転タイマーのシーケンスを通らない制御動作で風呂循環ポンプ11が駆動し、以下、自動で保温運転する場合と同様の制御動作となる。
次に、浴槽水目標湯温TBAと、現在の浴槽の水温TB1を比較し(ステップ16)、浴槽の水温TB1が目標湯温TBAより低ければ、追い焚きポンプ10を駆動させる(ステップ17)。なお、浴槽水目標湯温TBAとは、使用者が操作可能なリモコン(図示せず)にて設定する浴槽内の湯水の温度から算出される値、もしくはリモコンにて設定された値であり、使用者の好みや使用状況、季節に応じて変更可能な温度である。
追い焚きポンプ10の駆動により、貯湯槽1の風呂追い焚き往き口31を通じて貯湯槽1内の湯が追い焚き熱交換器4に送られると同時に、風呂循環ポンプ11の駆動によって浴槽3内の湯が追い焚き熱交換器4に送られることで風呂の追い焚き(保温運転)が行われ、熱交換された後の湯は、貯湯槽1の下方部に設けられた風呂追い焚き戻り口32から貯湯槽1に戻される。
上記保温運転において、追い焚き熱交換器4の入口に設けた入り口追い焚き温度検出器13により、貯湯槽1から追い焚き熱交換器4へ送られる高温湯の湯温TH1を検出するとともに(ステップ18)、追い焚き熱交換器4出口に設けた出口追い焚き温度検出器14により、熱交換後の貯湯槽1へ戻される低温湯の湯温TH2を検出する(ステップ19)。
次に、湯温TH1とTH2との差温と、所定値TC1とを比較して(ステップ20)、TH1とTH2との差温が所定値TC1よりも大きければ、追い焚きポンプ10の出力Dの検出を行う(ステップ21)。
そして、追い焚きポンプ10の出力Dから、追い焚きポンプ10流量Qすなわち追い焚き熱交換器4を流れる湯量Qを演算する(ステップ22)。追い焚きポンプ10の出力と流量の関係は図3に示すような特性となる。
次に、検出湯温TH1、TH2および追い焚きポンプ出力Dから求めた流量Qを用いて、追い焚きに必要となった熱量Qwを求める(ステップ23)。Qwは、「Qw=(TH1−TH2)×Q」の式で算出することができる。
そして、追い焚き運転(保温運転)が実施される毎に、追い焚き熱量Qwを積算して熱量積算値Q1として記憶する(ステップ24)。なお、追い焚き熱量Qwを積算する時間は、ある日の所定の時刻T1から、次の日の所定の時刻T1までの24時間の間とし、この24時間の間に追い焚き運転する毎に追い焚き熱量Qwを積算するものとする。この時刻T1は、ある特定の時刻に限定されることはなく、ユーザーが設定できるようにしてもよいし、設計段階である時刻を予め組み込んでおくこともできる。
追い焚き熱量を記憶した後、浴槽水温TB1検出に戻る(ステップ15)。上記の循環を繰り返し、浴槽水温TB1が目標湯温TBAを越えれば、追い焚きポンプ10、風呂循環ポンプ11が停止して保温運転が終了し(ステップ25)、保温タイマーの起動に戻る(ステップ13)。そして、再度所定時間が経過したら保温運転を自動で行い、上記制御フローの保温運転を再度行う。なお、追い焚きポンプ10で昇温したお湯は、一定水量の風呂循環ポンプ11で風呂循環回路15から浴槽3へ送られる。
以上のように、給湯量に応じて貯湯温度を調節して過不足の生じない制御をおこなう場合、少ない給湯量で貯湯温度が下がって風呂追い焚きに時間がかかる不具合を回避するために、日々の風呂追い焚きの熱量を演算することにより、風呂追い焚きを使用する家庭に対しては必要な貯湯温度を確保して利便性を損なわないようにし、風呂追い焚きの使用頻度が低い家庭の場合は高い効率で運転できるよう、低温の沸き上げ温度にすることにより、利便性と省エネルギー性を両立できる。
なお、ヒートポンプユニット2の冷凍サイクルは冷媒として二酸化炭素を用い、臨界圧を越える圧力で運転することが好ましい。二酸化炭素を冷媒として用いることで沸き上げ温度を高温にできるので、利用できる熱量の増大と湯切れ防止性を向上することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2において、実施の形態1との相違点は、実施の形態1では沸き上げ温度の補正を追い焚き熱量の積算値Q1で行うのに対して、実施の形態2では沸き上げ温度の補正を追い焚きポンプ10の運転時間の積算値T1に応じて行う点で相違する。以下、追い焚きポンプ10の運転時間の積算値T1に基づいて沸き上げ温度を補正する方法について説明する。
図4は本発明の実施の形態2における給湯装置の構成を示す図である。実施の形態2における給湯装置の構成において、実施の形態1の給湯装置の構成を示す図1と同じ部位に関しては、同じ番号を付してその説明を省略する。
給湯装置の構成において、実施の形態1と異なる点として、風呂追い焚き制御手段17に、追い焚きポンプ10運転時間T1を積算記憶させる風呂追い焚き時間記憶手段33の機能を持たせ、追い焚き温度検出器13、14の検出温度と追い焚きポンプ10の出力から追い焚き熱量を演算し記憶する熱量演算記憶手段18を備えていない。なお、沸き上げ温度決定手段9、風呂追い焚き時間記憶手段33、沸き上げ温度補正手段19は制御装置21内に設けられている。
以上のように構成された給湯装置について、以下その動作、作用を説明する。
沸き上げ温度決定手段は、複数個の貯湯槽温検知手段8の出力から、過去の一定期間の残湯量を把握し、残湯量ができるだけ少なくなるようにヒートポンプユニット2による沸き上げ温度を決定している。なお、過去の一定期間とは、例えば1週間や2週間などをあらわし、ある特定の期間をあらわすものではなく、適宜変更することができる。
しかしながら、残湯量に基づいて沸き上げ温度を決定すると、勝手に沸き上げ温度が低くなってしまい、風呂の沸き上げをおこなう際に熱交換器4に送られる湯の温度も低くなって、風呂追い焚きに時間がかかることになってしまうことがある。風呂追い焚きをあまり使用しない家庭では不便を感じることは少ないが、使う頻度の高い場合には非常に使い勝手が悪いものとなる。
そこで、本実施の形態では、浴槽3のお湯の保温運転時や風呂追い焚きスイッチ20が利用者によって押されると、追い焚きポンプ10の運転時間に応じて、沸き上げ温度補正手段19が沸き上げ温度を変更する補正を行っている。
図5(a)は、沸き上げ温度決定のフローチャート、図5(b)は、保温運転のフローチャートである。まず図5(a)を用いて沸き上げ温度の決定について説明する。
沸き上げ温度決定手段9は、複数個の貯湯槽温検知手段8の出力を用いて残湯量を逐次検出し、その日の最少残湯量を記憶する(ステップ01)。
そして沸き上げ開始時刻になると(ステップ02)、最少残湯量をあらかじめ設定された湯量AおよびBと比較する。まず、最少残湯量が湯量A以上ならば(ステップ03)、沸き上げ温度を前日よりも5℃下げる(ステップ04)。なお、予め設定された湯量Aおよび湯量Bは、ある特定の湯量に限定されることなく、給湯装置の性能に応じて変更および修正することが可能な値である。
次に、最少残湯量が湯量A以上でなければステップ05へ進み、最少残湯量が湯量B以上、湯量A未満の範囲にあるかどうかを判定する(ステップ05)。最少残湯量が湯量B以上、湯量A未満の場合は、ステップ06へ進み、沸き上げ温度は前日のままとする。最少残湯量が湯量B未満であるならば、ステップ07へ進み、前日の沸き上げ温度よりも5℃上げる。
次に、沸き上げ温度決定手段9により決定された沸き上げ温度に対し、沸き上げ温度補正手段19は、風呂追い焚き時間記憶手段33の記憶内容(追い焚き時間積算値T1)を参照し(ステップ08)、1日の風呂の追い焚き時間の積算値T1を、所定値TBと比較する(ステップ09)。T1が所定値TBよりも大きければ、追い焚きが多いと判断してステップ10へ進み、沸き上げ温度決定手段9で決定された沸き上げ温度が75℃未満であった場合には、沸き上げ温度を75℃に補正する(ステップ11)。なお、沸き上げ温度決定手段9により決定された沸き上げ温度が75℃以上であれば、充分な沸き上げ湯量が確保できるために沸き上げ温度の補正はされない。
次に、図5(b)を用いて追い焚き時間の積算値T1の算出方法について説明する。図5(b)において、風呂追い焚き制御手段17は浴槽3の保温および、追い焚きを行う制御手段であり、まず浴槽3に湯張りが完了し、浴槽3内の湯水の温度が低下すると保温運転に入る。
保温運転が開始されると、図4に示す矢印の方向に湯水が流れる。次に保温タイマー(図示せず)が起動する。そして、保温タイマーが所定時間を計時すれば(ステップ13)、風呂循環ポンプ11が駆動して(ステップ14)、風呂循環回路15を介して、追い焚き熱交換器4へ浴槽水を循環させる。この時、風呂温度検出器16で浴槽水の温度TB1を検出する(ステップ15)。
上記浴槽水の保温運転は、自動で保温する方法であるが、使用者が浴槽3の水を強制的に追い焚きしたい場合には、追い焚きスイッチ20を押す(ステップ12)。追い焚きスイッチ20が押されると、保温運転タイマーのシーケンスを通らない制御動作で風呂循環ポンプ11が駆動し、以下、自動で保温運転する場合と同様の制御動作となる。
次に、浴槽水目標湯温TBAと、現在の浴槽の水温TB1を比較し(ステップ16)、浴槽の水温TB1が目標湯温TBAより低ければ、追い焚きポンプ10を駆動させる(ステップ17)。そして、追い焚きポンプ10が駆動している時間を累積して風呂の追い焚き時間の積算値T1を求める(ステップ18)。なお、浴槽水目標湯温TBAとは、使用者が操作可能なリモコン(図示せず)にて設定する浴槽内の湯水の温度から算出される値、もしくはリモコンにて設定された値であり、使用者の好みや使用状況、季節に応じて変更可能な温度である。
追い焚きポンプ10の駆動により、貯湯槽1の風呂追い焚き往き口31を通じて貯湯槽1内の湯が追い焚き熱交換器4に送られると同時に、風呂循環ポンプ11の駆動によって浴槽3内の湯が追い焚き熱交換器4に送られることで風呂の追い焚き(保温運転)が行われ、熱交換された後の湯は、貯湯槽1の下方部に設けられた風呂追い焚き戻り口32から貯湯槽1に戻される。
追い焚き時間を積算して記憶した後、浴槽水温TB1検出に戻る(ステップ15)。上記の循環を繰り返し、浴槽水温TB1が目標湯温TBAを越えれば、追い焚きポンプ10、風呂循環ポンプ11が停止して保温運転が終了し(ステップ19)、保温タイマーの起動に戻る(ステップ13)。そして、再度所定時間が経過したら保温運転を自動で行い、上記制御フローの保温運転を再度行う。なお、追い焚きポンプ10で昇温したお湯は、一定水量の風呂循環ポンプ11で風呂循環回路15から浴槽3へ送られる。
以上のように、給湯量に応じて貯湯温度を調節して過不足の生じない制御をおこなう場合、少ない給湯量で貯湯温度が下がって風呂追い焚きに時間がかかる不具合を回避するために、日々の風呂追い焚きの時間を積算することにより、風呂追い焚きを使用する家庭に対しては必要な貯湯温度を確保して利便性を損なわないようにし、風呂追い焚きの使用頻度が低い家庭の場合は高い効率で運転できるよう、低温の沸き上げ温度にすることにより、利便性と省エネルギー性を両立できる。
なお、ヒートポンプユニット2の冷凍サイクルは冷媒として二酸化炭素を用い、臨界圧を越える圧力で運転することが好ましい。二酸化炭素を冷媒として用いることで沸き上げ温度を高温にできるので、利用できる熱量の増大と湯切れ防止性を向上することができる。
以上のように、本発明はヒートポンプ式の貯湯式温水器に限らず、電気、ガス、石油、燃料電池などいずれの熱源方式においても、同様の風呂追い焚き方法を適用することができる。
本発明の実施の形態1における給湯装置の構成図 (a)沸き上げ温度決定フローチャート(b)保温運転のフローチャート 追い焚きポンプの流量特性図 本発明の実施の形態2における給湯装置の構成図 (a)沸き上げ温度決定フローチャート(b)保温運転のフローチャート 従来の給湯装置の構成図
1 貯湯槽
2 ヒートポンプユニット
3 浴槽
4 追い焚き熱交換器
8 貯湯槽温検知手段
9 沸き上げ温度決定手段
10 追い焚きポンプ
11 風呂循環ポンプ
12 追い焚き循環回路
13 入り口追い焚き温度検出器
14 出口追い焚き温度検出器
15 風呂循環回路
16 風呂温度検出器
17 風呂追い焚き手段
18 熱量演算記憶手段
19 沸き上げ温度補正手段
20 風呂追い焚きスイッチ
21 制御装置
22 沸き上げよう循環ポンプ
23 ヒートポンプ往き口
24 ヒートポンプ戻り口
25 給湯口
26 給水配管
27 湯水混合弁
28 給湯栓
29 給水配管
31 風呂追い焚き往き口
32 風呂追い焚き戻り口
33 風呂追い焚き時間記憶手段

Claims (4)

  1. 湯水を貯える貯湯槽と、前記貯湯槽に貯えた湯水を加熱する加熱手段と、前記加熱手段による湯水の沸き上げ温度を決定する沸き上げ温度決定手段と、浴槽と、前記貯湯槽に貯えた高温湯と前記浴槽内の湯水とを熱交換して追い焚きを行う風呂追い焚き手段と、前記貯湯槽内の高温湯を前記風呂追い焚き手段を介して循環させる風呂追い焚きポンプと、前記浴槽内の湯水を前記風呂追い焚き手段を介して循環させる風呂循環ポンプと、前記浴槽内の湯水が前記風呂追い焚き手段を介して循環する風呂循環回路に配設され、前記浴槽内の湯水の温度を検出する風呂温度検出器と、前記貯湯槽から前記追い焚き熱交換器へ送られる湯の湯温を検出する温度検出器と、前記追い焚き熱交換器にて熱交換され前記貯湯槽へ戻される湯温を検出する温度検出器と、リモコンと、制御手段とを備え、前記制御手段は、前記風呂温度検出器の検出温度が前記リモコンにて設定された前記浴槽内の湯水の目標湯温より低い場合に、前記風呂追い焚きポンプを運転開始させるとともに、前記貯湯槽から前記追い焚き熱交換器へ送られる湯の湯温と前記追い焚き熱交換器にて熱交換され前記貯湯槽へ戻される湯温との温度差と、前記風呂追い焚きポンプが運転することで前記風呂追い焚き手段を流れる流量との積から、前記風呂追い焚きポンプにて前記風呂追い焚き手段を介して循環された前記貯湯槽内から高温湯が、前記風呂追い焚き手段で前記浴槽内の湯水に与えた熱量を演算して記憶する熱量演算記憶手段と、前記熱量演算記憶手段に記憶された熱量に基づいて沸き上げ温度を補正する沸き上げ温度補正手段とを有し、前記熱量演算記憶手段に記憶された熱量が、予め設定された所定熱量以上のとき、前記沸き上げ温度補正手段で前記加熱手段による湯水の沸き上げ温度を補正することを特徴とする給湯装置。
  2. 湯水を貯える貯湯槽と、前記貯湯槽に貯えた湯水を加熱する加熱手段と、前記加熱手段による湯水の沸き上げ温度を決定する沸き上げ温度決定手段と、浴槽と、前記貯湯槽に貯えた高温湯と前記浴槽内の湯水とを熱交換して追い焚きを行う風呂追い焚き手段と、前記貯湯槽内の高温湯を前記風呂追い焚き手段を介して循環させる風呂追い焚きポンプと、前記浴槽内の湯水を前記風呂追い焚き手段を介して循環させる風呂循環ポンプと、前記浴槽内の湯水が前記風呂追い焚き手段を介して循環する風呂循環回路に配設され、前記浴槽内の湯水の温度を検出する風呂温度検出器と、リモコンと、制御手段とを備え、前記制御手段は、前記風呂温度検出器の検出温度が前記リモコンにて設定された前記浴槽内の湯水の目
    標湯温より低い場合に、前記風呂追い焚きポンプを運転開始させるとともに、前記風呂追い焚きポンプの運転時間を記憶する風呂追い焚き時間記憶手段と、前記風呂追い焚き時間記憶手段に記憶された時間に基づいて沸き上げ温度を補正する沸き上げ温度補正手段とを有し、前記風呂追い焚き時間記憶手段に記憶された時間が、予め設定された所定時間以上のとき、前記沸き上げ温度補正手段で前記加熱手段による湯水の沸き上げ温度を補正することを特徴とする給湯装置。
  3. 前記加熱手段にヒートポンプを用いたことを特徴とする請求項1または2に記載の給湯装置。
  4. 前記ヒートポンプの高圧側が臨界圧力以上とすることを特徴とする請求項3に記載の給湯装置。
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