JP5339703B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、スロットマシンなどの遊技機に関する。
従来から、スロットマシンなどの遊技機(以下、単に「スロットマシン」ともいう。)は、世に多く存在し、多くの遊技者によって遊技されている。スロットマシンは図柄が配列された複数(たとえば3個)のリールを備えており、遊技者がメダル(たとえば3枚)を投入してスタートレバーを押下することで複数のリールが回転する。そして、回転中の各リールは遊技者によるリール停止ボタンの操作によって停止し、すべてのリールの回転が停止したときに現れる図柄の組み合わせ(以下、「図柄組み合わせ」という。)に基づいて入賞が決定され、所定枚数のメダルが払い出される。
そして、スロットマシンの機種ごとに、図柄組み合わせの種類に対応する入賞役が予め決められており、それらの図柄が入賞ライン上に停止した場合には、その入賞役に応じた払い出しがなされる。また、停止した図柄がビッグボーナス(BB)、あるいはレギュラーボーナス(RB)であった場合は、それぞれBB遊技、RB遊技などの特別遊技に移行し、遊技者は多くのメダルを獲得することができる。遊技者が獲得するメダル数は、たとえば、BB遊技で300枚程度、RB遊技で100枚程度である。
このように、スロットマシンでは、当選した場合にはその役を入賞させるという処理を繰り返して遊技が進行していく。これは、スロットマシンの遊技の大部分が機械任せで処理され、遊技者の判断や選択により遊技の進行を制御できる余地があまりないことを意味する。例えば、ある役に当選したことを告知する演出の処理がなされれば、遊技者は通常、その役を揃えるためのリール停止ボタンの操作をするしかない。そのため、スロットマシンの遊技性を狭め、遊技者の興趣を損ねる一因となっている。
一方、特許文献1では、特別遊技状態の発生が許容されている可能性を示す演出の開始契機をわかりやすくする等のように、スロットマシンの内部の遊技状態を明らかにすることで遊技者の興趣を高める旨が開示されている。
特開2006−122508号公報
しかし、特許文献1の技術は、見方を変えれば、遊技者の判断や選択により遊技の進行を制御できる余地をより小さくするものといえる。スロットマシンの内部の遊技状態を明らかにしてしまうため、遊技者は通常、その明らかになった遊技状態に応じた操作をするしかないからである。その結果、スロットマシンの遊技性を狭め、遊技者の興趣を損ねるという問題が生じる。
そこで、本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、遊技者の判断や選択により遊技の進行を制御できる余地を大きくすることにより、スロットマシンの遊技性を拡げ、遊技者の興趣を高めることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の遊技機は、
外周に図柄が配列された複数のリールと、
前記複数のリールを個々に回転させるためのリール駆動手段と、
前記複数のリールに対応し、前記複数のリールを個々に停止させるために操作される複数のリール停止手段と、
遊技ごとに再遊技および所定の入賞役の抽選を行う抽選手段と、
前記抽選手段の抽選の結果、再遊技または所定の入賞役に当選した場合、その対応する図柄組み合わせを、有効な入賞ライン上に、所定の図柄数の引き込み制御によって停止させることが可能な場合には停止させる図柄停止制御手段と、
少なくとも、再遊技および所定の入賞役につき、その抽選確率および配当が定められた一般遊技状態を含む遊技状態に基づいて遊技を制御する制御手段と、
を備える遊技機であって、
前記入賞役には、
前記リールの一つが停止した場合に、当該リールに配列された第一の特定図柄が有効な入賞ライン上に停止すれば入賞する図柄組み合わせに対応する第一の単独図柄入賞役と、
前記リールの一つが停止した場合に、当該リールが占める範囲のうち、前記引き込み制御により前記第一の特定図柄が有効な入賞ライン上に停止できる範囲の外に配列された第二の特定図柄が有効な入賞ライン上に停止すれば入賞する図柄組み合わせに対応する第二の単独図柄入賞役と、
前記リールのすべてが停止した場合に入賞する、前記第一の特定図柄を含む図柄組み合わせに対応する第一の特定入賞役と、
前記リールのすべてが停止した場合に入賞する、前記第二の特定図柄を含む図柄組み合わせに対応する第二の特定入賞役と、が存在し、
前記遊技状態には、
前記一般遊技状態において、前記図柄停止制御手段が前記第一の特定入賞役または前記第二の特定入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させたことにより移行し、前記一般遊技状態よりも前記再遊技の抽選確率が高い再遊技高確率状態が存在し、
前記抽選手段は、
前記第一の単独図柄入賞役、前記第二の単独図柄入賞役および前記第一の特定入賞役との重複抽選を行い第一の重複当選とし、または、前記第一の単独図柄入賞役、前記第二の単独図柄入賞役および前記第二の特定入賞役との重複抽選を行い第二の重複当選とし、
前記制御手段は、前記一般遊技状態において、
前記第一の重複当選があった場合、
前記図柄停止制御手段が前記第一の単独図柄入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させたときは、前記第一の特定入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させて前記再遊技高確率状態に移行するように遊技を制御し、
前記図柄停止制御手段が前記第二の単独図柄入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させたときは、前記第二の特定入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させず前記再遊技高確率状態に移行しないように遊技を制御し、
前記第二の重複当選があった場合、
前記図柄停止制御手段が前記第一の単独図柄入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させたときは、前記第一の特定入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させず前記再遊技高確率状態に移行しないように遊技を制御し、
前記図柄停止制御手段が前記第二の単独図柄入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させたときは、前記第二の特定入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させて前記再遊技高確率状態に移行するように遊技を制御する
ことを特徴とする。
本発明の遊技機によれば、遊技者自身の操作により遊技の進行を制御できる余地を大きくすることにより、スロットマシンの遊技性を拡げ、遊技者の興趣を高めることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施形態」という。)について、図面を参照しながら説明する。
まず、図1および図2を参照しながら、本実施形態のスロットマシンの構成について説明する。図1は、本実施形態のスロットマシンの外観図であり、図2は、本実施形態のスロットマシンにおけるハードウェアの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、スロットマシン1の前扉2には、前面パネルが取り付けられている。遊技者は、この前面パネル内の透明な3つの表示窓7〜9(以下、「枠内」ともいう。)を通して、スロットマシン1の内部に並設されている3個のリール4〜6を視認することができる。
各リール4〜6の外周面には、たとえば21個の図柄が等間隔で配列されている。図柄は、たとえば、ビッグボーナス(BB)図柄、小役図柄、リプレイ(再遊技)図柄などから構成される(詳細は図3で後記)。そして、各リール4〜6はそれぞれ異なる図柄配列となっており、遊技者は、表示窓7〜9から各リール4〜6の上段、中段および下段にそれぞれ描かれた3個、合計9個の図柄を視認可能となっている。つまり、これらの表示窓7〜9は、図柄表示領域を構成するものである。
表示窓7〜9には、入賞ラインが、横方向に3本(L1,L2aおよびL2b)、および、斜め方向に2本(L3aおよびL3b)の合計5本、表示されるようになっている。各リール4〜6が順次停止し、この入賞ライン上のいずれかに特定の図柄が揃った場合に入賞となり、所定のメダル(遊技媒体)の払い出しが行われる。
入賞ライン数は、メダル投入口3から投入されたメダル枚数、あるいは、BETスイッチ49の操作(押下)によって設定されたメダル投入数(クレジットメダル表示部20にメダルがクレジット(貯留)されている場合)に応じて、その有効本数が異なる。たとえば、1枚のメダルが投入された場合は、入賞ライン表示ランプ10の数字「1」が点灯し、1本の入賞ラインL1が表示される。2枚のメダルが投入された場合は、入賞ライン表示ランプ10の数字「2」が点灯し、3本の入賞ラインL1,L2aおよびL2bが表示される。そして、3枚のメダルが投入された場合は、入賞ライン表示ランプ10の数字「3」が点灯し、5本すべての入賞ラインが表示される。
なお、入賞ラインの数は、ここでは5本としたが、4本以下や6本以上であってもよい。
前扉2の両側にはサイドランプ18およびサイドスピーカ11aが設けられ、前扉2の上方には上部ランプ16が設けられている。また、表示窓7〜9の上方には液晶表示部17が設けられ、表示窓7〜9の下方右側にはゲーム回数や入賞回数などを表示するためのLED表示部23,24が設けられている。これらは、各駆動回路を介して駆動され、ゲーム中の一般的な入賞報知やマシン動作の効果音、効果サウンドなどを出力する他、様々な内部抽選の結果を遊技者に報知するための表示手段として機能する。なお、ゲーム中の内部当選の報知は、上記表示手段の他に、別途個別の専用の告知表示部を設け、それにより行うようにしてもよい。
スロットマシン1の前面中央には、各リール4〜6を回転させるときに操作するスタートレバー12が設けられ、さらに、各リール4〜6の回転を停止させるためのリール停止ボタン13〜15(リール停止手段)が各リール4〜6に対応して3個設けられている。
また、スロットマシン1の前面下部には、メダル受皿25が設けられている。メダル受皿25は、投入されたメダルを返却する返却口(図示せず)や入賞時にメダルを払い出すメダル払出口(図示せず)から排出されたメダルを貯留するためのものである。
リール4〜6は、リールユニットとして構成され、各リール4〜6ごとにリール駆動手段の一部であるステッピングモータ27(図2参照)が連結されている。ステッピングモータ27の駆動によって各リール4〜6は回転し、各表示窓7〜9内に各リール4〜6を移動表示させる。各リール4〜6の内部には3個のランプケース(図示せず)がそれぞれ設けられており、各ランプケース内にバックライト29(図2参照)が取り付けられている。各バックライト29はランプ駆動回路(図示せず)を介して個別に点灯制御され、各リール4〜6ごとに3個ずつ図柄を背面(内部)から照らすことができる。
また、リールユニットの下方には、メダルホッパー30(図2参照)と、電力供給用の電源ユニット31(図2参照)が設けられている。電源ユニット31(図2参照)は、内部抽選の当選確率の設定値(たとえば設定1から設定6までの6段階)を変更するための設定段階選択スイッチ32(図2参照)、設定段階選択スイッチ32(図2参照)の操作を有効とするための設定キースイッチ33(図2参照)、BB遊技終了後を打ち止め(所定の解除操作をするまで遊技停止)の状態にするか否かを設定する打ち止め設定スイッチ52(図2参照)、および、BB遊技終了後に自動精算(クレジットの払い出し)を実行するか否かを設定する自動精算設定スイッチ53(図2参照)と接続されている。
図2に示すように、スロットマシン1は、制御手段としてメイン制御部34とサブ制御部35とを備えている。メイン制御部34は、CPU(Central Processing Unit)36、クロック発生回路37、ROM(Read Only Memory)38、RAM(Random Access Memory)39、抽選処理部40(抽選手段)、遊技制御部41、遊技数カウント部42、サブ制御部35にデータを送出するための送出タイミング制御回路43、データ送出回路44などから構成されている。
CPU36(図柄停止制御手段:制御手段)は、入力ポート45および出力ポート46を備えており、入力ポート45を介してメダルセンサ47、各リール停止ボタン13〜15、スタートレバー12、第1,2,3リールインデックス48、BETスイッチ49などと接続している。また、出力ポート46には、メダルブロックソレノイド50、スタートレバーLED51、BET表示ランプ21、LED表示部23,24、ステッピングモータ27などの周辺装置が電気的に接続されている。
3つのステッピングモータ27は、リール4〜6と同軸で連結されており、一定のステップ角で各リール4〜6を回転させる。第1,2,3リールインデックス48は、各リール4〜6が一回転するごとに発生するリセットパルスを検出し、その所定の基準位置からの回転角度をリール4〜6の各回転位置として計数し、その計数値を入力ポート45経由でCPU36に入力する。
また、ROM38には、スロットマシン1で実行されるゲームシーケンスプログラムの他、図柄テーブル(図柄停止制御用のテーブルなど)、入賞組み合わせテーブル、抽選確率テーブルなど、CPU36が各制御(処理)を行うための固定データが格納されている。RAM39は、CPU36が実行するプログラムの一時的なデータ記憶領域として使用される。
サブ制御部35は、CPU54、音声LSI55、データ入力回路56、クロック発生回路57、制御用ROM58、RAM59、音声用ROM60、アンプ回路61などを備える。また、サブ制御部35は、上部ランプ16、液晶(ドット)表示部17、サイドランプ18、バックライト29、スピーカ11(サイドスピーカ11aを含む)などと接続されている。
メイン制御部34のCPU36は、ゲームの状況に応じて、データ送出回路44に出力タイミング情報信号を出力する。データ送出回路44は、この出力タイミング情報信号を、一時的に蓄えた後、送出タイミング制御回路43からの出力信号に基づいて、サブ制御部35のデータ入力回路56に出力する。
さらに、CPU36は、ゲームの進行状況に応じて、ROM38に記憶されている固定データの中から必要なデータを呼び出すとともに、入力ポート45および出力ポート46と接続されている各周辺機器からの入出力信号に基づいてスロットマシン1の動作を制御する。
次に、本実施形態のスロットマシン1に関する遊技方法の概要について説明する。まず、遊技者は、メダル投入口3からメダルを投入するか、クレジットメダル表示部20にクレジットされたメダルがある場合にはBETスイッチ49を操作して、投入するメダル枚数(たとえば3枚)を任意に決定する。その投入されたメダル枚数に応じて入賞ラインが有効化され(以下、有効化された入賞ラインを「有効ライン」ともいう。)、スタートレバー12の操作によってゲームがスタートする。
スタートレバー12が操作されるとリール4〜6が回転を開始し、遊技者は各リール4〜6に対応するリール停止ボタン13〜15を操作してリール4〜6の回転を停止させる。また、通常、スタートレバー12の操作直後に、抽選処理部40により乱数がサンプリングされる。このサンプリングによる内部抽選の結果、所定の入賞役に当選し、かつ、すべてのリール4〜6が停止したときに特定の図柄が5本の入賞ラインのいずれかに揃った場合に入賞となる。図柄組み合わせの種類に対応する役は、予め決められており、その役に応じてメダルの払い出しが行われる。
次に、図3と図4を参照しながら、スロットマシンのリール配列、図柄組み合わせ、重複抽選される役および遊技状態について説明する(適宜図1および図2参照)。図3は、(1)がリール配列の一例を示す図であり、(2)がそのときの図柄組み合わせおよび配当を示す図であり、(3)が抽選処理部40により重複抽選される役の組み合わせを示す図である。図4は、特別遊技(BB)以外の遊技状態の移行を示す図である。
図3(1)に示すように、リール4a(4),5a(5)および6a(6)において、各図柄が図柄番号1〜21の位置にそれぞれ配置されている。図柄は、青7、白7、BAR、リプレイ(REP)、ベル、赤チェリー(第一の特定図柄)、黒チェリー(第二の特定図柄)、白チェリーおよびブランク(八角形)の9種類である。なお、赤チェリー、黒チェリーおよび白チェリーを「チェリー」と総称する場合がある。
なお、図3(2)に示した配当は、特別遊技(BB)以外の遊技状態における各払い出し枚数の数値等であり、特別遊技における払い出し枚数は別の数値を別途設定してもよい。本実施形態では、特別遊技(BB)以外の遊技状態として、一般遊技、第1RT(リプレイタイム)(ハマリRT(一般遊技擬制状態))および第2RT(増加RT(再遊技高確率状態))の3つが設けられている。各遊技状態における配当は同一とする。
特別役物として、第1BB、第2BBおよび第3BBの3種のBBが設けられている。それぞれの対応図柄は図3(2)に示した通りである。特別役物は、遊技者に通常よりも高配当の遊技(有利な遊技)を連続させるための遊技であり、それ以降の数十ゲームほどの間にメダルが400枚程度払い出される。また、特別役物の抽選確率は、たとえば1/300程度である。なお、BBに当選した場合、遊技者がその対応図柄を揃えなかった場合でも、その対応図柄が揃うまでフラグ(当選結果)を次以降のゲームに持ち越す。BB以外の役のフラグは、そのゲームでのみ有効であり、次以降のゲームには持ち越されない。
次に、小役について説明する。小役として、リプレイ、ベル、赤単チェリー(第一の単独図柄入賞役)、黒単チェリー(第二の単独図柄入賞役)、赤連チェリー(第一の特定入賞役)および黒連チェリー(第二の特定入賞役)が設けられている。それぞれの対応図柄は図3(2)に示した通りである。なお、赤単チェリーおよび黒単チェリーを「単チェリー」と総称する場合がある。また、赤連チェリーおよび黒連チェリーを「連チェリー」と総称する場合がある。
リプレイは、払い出しが0枚であるが、メダルを使用することなしに、次の1ゲームをプレイすることができる再遊技である。リプレイの抽選確率は、例えば、一般遊技において1/7、第1RTにおいて1/7.1、第2RTにおいて1/1.5である。
ベルは、メダルが15枚払い出される。ベルの抽選確率は、例えば、特別遊技(BB)以外の遊技状態において1/15である。赤単チェリーおよび黒単チェリーは、メダルが7枚払い出される。また、赤連チェリーおよび黒連チェリーはメダルが1枚払い出される。
単チェリーおよび連チェリーの抽選確率は、例えば、特別遊技(BB)以外の遊技状態において1/128である。
また、(3)に示すように、チェリー同士の重複抽選やチェリーと特別役物との重複抽選が行われる。つまり、チェリー同士の重複抽選として、「赤単チェリー + 黒単チェリー + 赤連チェリー」という組み合わせの第一の重複抽選と、「赤単チェリー + 黒単チェリー + 黒連チェリー」という組み合わせの第二の重複抽選が存在する。また、チェリーと特別役物との重複抽選として、「赤連チェリーまたは黒連チェリーのいずれか + 第1BB、第2BBまたは第3BBのいずれか」という組み合わせの重複抽選が存在する。チェリーと特別役物との重複抽選を行うことにより、チェリー(赤連チェリーまたは黒連チェリー)が当選した場合に、液晶表示部17による当選の報知等を行い、遊技者に特別役物の当選を期待させることができる。
第一の重複抽選による重複当選があった場合、遊技者がリール停止ボタン13を押下して、左リール4aを停止させるときには、赤チェリー(図柄番号6または13)か黒チェリー(図柄番号20)を枠内に揃えるように制御される。ここで、遊技者は赤チェリーか黒チェリーのどちらを枠内に揃えるのか選択することになる。液晶表示部17によりその当選の報知等を行う場合には、赤チェリーか黒チェリーのいずれかを揃えることができる旨だけを表示し、いずれの重複抽選があったかは表示しないようにすると良い。
もし、遊技者が赤チェリーを枠内に揃えたいと思った場合には、左リール4aを停止させるときに少しの目押し技術(狙った図柄を停止させること)を駆使して、赤チェリーが枠内に揃うタイミングでリール停止ボタン13を押下する。うまく、赤チェリーを枠内に揃えることができれば、赤連チェリー(赤チェリー、白チェリー、白チェリー)という図柄組み合わせを有効ライン上に揃えるように制御する。つまり、遊技者がリール停止ボタン14、15を(適当なタイミングであっても)押下して、中リール5a、右リール6aを停止させるときには、白チェリーを有効ライン上に揃えるように制御される。その結果、遊技者は連チェリーを揃えた(入賞させた)ことによる、後記する利益を享受することができる。
もし、遊技者が黒チェリーを枠内に揃えたいと思った場合には、左リール4aを停止させるときに少しの目押し技術を駆使して、黒チェリーが枠内に揃うタイミングでリール停止ボタン13を押下する。このとき、うまく、黒チェリーを枠内に揃えることができたとしても、黒連チェリー(黒チェリー、白チェリー、白チェリー)という図柄組み合わせを有効ライン上に揃えないように制御する。つまり、遊技者がリール停止ボタン14、15を(白チェリーが揃うタイミングで)押下して、中リール5a、右リール6aを停止させるときには、白チェリーを有効ライン上に揃えないように制御される。その結果、遊技者は黒単チェリー(黒チェリー、−、−)を揃えただけであり、連チェリーを揃えた(入賞させた)ことによる、利益を享受することはできない。
第二の重複抽選による重複当選があった場合も同様である。遊技者に赤チェリーか黒チェリーのどちらを枠内に揃えるのか選択させ、遊技者が黒チェリーを選択すれば、黒連チェリーを揃えるように制御し、そのときの利益を享受することができる。
一般遊技(図4の符号401)は、所定の抽選確率および配当が定められた(図3(2)参照)遊技状態である。スロットマシン1は出荷時やメイン制御部34が初期化された場合等は、メイン制御部34がこの一般遊技からスタートする。そして、一般遊技のゲーム中に、ベルまたはリプレイに入賞すれば、第1RTに移行し、赤連チェリーか黒連チェリーに入賞すれば第2RTに移行する。もし、BBが揃えば特別遊技に移行する。特別遊技が終了した場合は一般遊技に移行する。
第1RT(図4の符号402)は、リプレイの抽選確率が一般遊技よりも僅かに小さな遊技状態である。一般遊技に比べてメダルが(僅かではあるが)減少しやすい状態であるため、遊技者にとって不利な状態であるといえる。そして、第1RTのゲーム中に、規定ゲーム数(例えば、14ゲーム)を消化すれば、一般遊技に移行する。もし、BBが揃えば特別遊技に移行する。ただし、赤連チェリーか黒連チェリーが当選し、それに入賞しても第2RTに移行することはない。
第2RT(図4の符号403)は、リプレイの抽選確率が一般遊技よりも大幅に大きな遊技状態である。一般遊技に比べてメダルが増加しやすい状態であるため、遊技者にとっては有利な状態であるといえる(1ゲームあたり、約0.8枚の純増が見込める。)。そして、第2RTのゲーム中に、規定ゲーム数(例えば、100ゲーム)を消化すれば、一般遊技に移行する。ただし、第1RTへ移行することはない。また、BBが当選したとしても第2RTが終了するまで特別遊技に移行しないように遊技を制御しても良い(つまり、完走型のRTとする。)。このように制御することで、BBによりRTがパンクすることもなく、RTの利益を享受することができる。なお、第2RTにおいても、一般遊技や第1RTと同様に、ベル等の小役の抽選、当選、入賞の処理が行われる。
一般遊技と第1RTとは、連チェリーの入賞によって、第2RTに移行することができるか否かということで、享受する利益において相違する。しかし、遊技者は、一般遊技または第1RTでゲームを消化している場合に、いずれの遊技状態でゲームをしているのか、まず判別することはできない。両遊技状態の抽選確率における相違点は、リプレイの抽選確率が僅かに異なっているだけであり(1/7と1/7.1)、両遊技状態間の移行は頻繁に行われるためである(一般遊技から第1RTへの移行は約1/5(ベルとリプレイとの当選の合成確率(1/15+1/7≒1/5))で実現し、第1RTから一般遊技への移行は僅か14ゲームの消化で実現する。)。従って、遊技者からしてみれば、一般遊技に在るのか第1RTに在るのか不明確な状態で遊技をしているわけであり、あるゲームで連チェリーをうまく揃えることができたとしても、必ずしも第2RTに移行するとは限らないように見える。移行しないのは、第1RTにおいて連チェリーを揃えたためである。このようにして、あたかも第2RTへの移行の抽選が行われているように見せかけることができ、遊技状態を不明確にして、遊技者の興趣を高めることができる。
次に、図5A、図5B、図5Cを参照しながら、スロットマシンの処理について説明する(適宜他図参照)。図5A、図5B、図5Cは、スロットマシンの処理を示すフローチャートである。遊技者が一般遊技または第1RTのどちらでゲームを行っているのかが不明確な遊技状態において処理を開始するものとして説明する。
まず、CPU36は、スタートレバー12からの操作信号を、入力ポート45を介して受信したか否かを判断し(ステップS501)、受信しない場合(No)、ステップS501の処理を継続し、受信した場合(Yes)、ステップS502に進む。
ステップS502において、CPU36は、抽選処理部40によって内部抽選を行う。
ステップS503において、CPU36は、ベルに当選したか否かを判断する。当選していれば(ステップS503でYes)、遊技者によるリール停止ボタン13〜15の押下を契機にステッピングモータ27による最大4図柄分のリール引き込み制御(いわゆる「スベリ制御」)によって有効ライン上にベルを揃えてメダルの払い出しなどを含むベル処理を行って(ステップS504)、ステップ505に進む。もし当選していなければ(ステップS503でNo)、ステップS507に進む。
ステップS505において、CPU36は、ベル処理を行ったときの遊技状態が一般遊技であったか否かを判断する。一般遊技であれば(ステップS505でYes)、第1RTに移行して第1RT処理を開始して(ステップS506)処理を終了する。一般遊技でなければ(ステップS505でNo)、遊技状態が第1RTであるので、単に1ゲームを消化してステップS501に戻る。
ステップS507において、CPU36は、リプレイに当選したか否かを判断する。当選していれば(ステップS507でYes)、遊技者によるリール停止ボタン13〜15の押下を契機に、リール引き込み制御によって有効ライン上にリプレイを揃えて次の1ゲームを再遊技とするリプレイ処理を行う(ステップS508)。その後、ステップS505に戻る。もし当選していなければ(ステップS507でNo)、ステップS509に進む。
ステップS509において、CPU36は、特別役物(BB)に当選したか否かを判断する。当選していれば(ステップS509でYes)、ステップS510に進み、当選していなければステップS512に進む。
ステップS510において、CPU36は、遊技者によるリール停止ボタン13〜15の押下により枠内に対応する図柄組み合わせを揃えて、当選した特別役物(BB)に入賞したか否かを判断する。入賞していれば(ステップS510でYes)、BB処理を開始して(ステップS511)処理を終了し、入賞していなければ(ステップS510でNo)、ステップS514に進む。
ステップS512において、CPU36は、「特別役物 + 連チェリー」の重複当選があったか否か判断する。当選していなければ(ステップS512でNo)、ステップS513に進み、当選していれば(ステップS512でYes)、ステップS515に進む。
ステップS513において、CPU36は、「単チェリー + 連チェリー」の重複当選があったか否か判断する。当選していなければ(ステップS513でNo)、ステップS514に進み、当選していれば(ステップS513でYes)ステップS518に進む。
ステップS514において、CPU36は、遊技者によるリール停止ボタン13〜15の押下を契機に、いずれの役にも入賞しなかった場合に行う処理、または、いずれの役にも当選しなかった場合にはいずれの役にも入賞させないようにするために最大4図柄分のリール引き込み制御を使って有効ライン上に何も揃えないようにするためのステッピングモータ27の制御処理などを含むハズレ処理を行って、ステップS501に戻る。
ステップS515において、CPU36は、「特別役物 + 連チェリー」の重複当選があって、遊技者によるリール停止ボタン13〜15の押下により枠内に対応する図柄組み合わせを揃えて、当選した特別役物に入賞したか否か判断する。入賞していなければ(ステップS515でNo)、ステップS516に進み、入賞していれば(ステップS515でYes)、ステップS511に進む。
ステップS516において、CPU36は、「特別役物 + 連チェリー」の重複当選があって、遊技者によるリール停止ボタン13〜15の押下により枠内に対応する図柄組み合わせを揃えて、当選した連チェリーに入賞したか否か判断する。入賞していれば(ステップS516でYes)、連チェリーが揃ったときのメダルの払い出し処理などを含む連チェリー処理を行って(ステップS517)ステップS501に戻り、入賞していなければ(ステップS516でNo)、ステップS514に進む。
ステップS518において、CPU36は、重複当選した「単チェリー + 連チェリー」が、「赤単チェリー + 黒単チェリー + 赤連チェリー」という組み合わせの(1)第一の重複抽選による重複当選であるのか、「赤単チェリー + 黒単チェリー + 黒連チェリー」という組み合わせの(2)第二の重複抽選による重複当選であるのか判断する。第一の重複抽選による重複当選であった場合(ステップS518で(1))、ステップS519に進み、第二の重複抽選による重複当選であった場合(ステップS518で(2))、ステップS524に進む。
ステップS519において、CPU36は、第一の重複当選があって、遊技者がリール停止ボタン13を押下して、左リール4を停止させた場合、左リール4の枠内に停止した図柄が赤チェリーであったか黒チェリーであったか判断する。赤チェリーであった場合(ステップS519で「赤チェリー」)、遊技者によるリール停止ボタン14、15の押下を契機に、リール引き込み制御を使って、有効ライン上に第一の重複抽選により重複当選した赤連チェリーを揃えるように、枠内に対応する図柄組み合わせ(赤チェリー、白チェリー、白チェリー)を揃えて、赤連チェリーが揃ったときのメダルの払い出し処理などを含む赤連チェリー処理を行って(ステップS520)ステップS522に進む。黒チェリーであった場合(ステップS519で「黒チェリー」)、遊技者によるリール停止ボタン14、15の押下を契機に、リール引き込み制御を使って、有効ライン上に第一の重複抽選により重複当選していない黒連チェリーを揃えないようにし、黒単チェリー(黒チェリー、−、−)が揃ったときのメダルの払い出し処理などを含む黒単チェリー処理を行って(ステップS521)ステップS501に戻る。
ステップS522において、CPU36は、赤連チェリー処理を行ったときの遊技状態が一般遊技であったか否かを判断する。一般遊技であれば(ステップS522でYes)、第2RTに移行して第2RT処理を開始して(ステップS523)処理を終了する。一般遊技でなければ(ステップS522でNo)、遊技状態が第1RTであるので、単に1ゲームを消化してステップS501に戻る。
ステップS524において、CPU36は、第二の重複当選があって、遊技者がリール停止ボタン13を押下して、左リール4を停止させた場合、左リール4の枠内に停止した図柄が赤チェリーであったか黒チェリーであったか判断する。黒チェリーであった場合(ステップS524で「黒チェリー」)、遊技者によるリール停止ボタン14、15の押下を契機に、リール引き込み制御を使って、有効ライン上に第二の重複抽選により重複当選した黒連チェリーを揃えるように、枠内に対応する図柄組み合わせ(黒チェリー、白チェリー、白チェリー)を揃えて、黒連チェリーが揃ったときのメダルの払い出し処理などを含む黒連チェリー処理を行って(ステップS525)ステップS527に進む。赤チェリーであった場合(ステップS524で「赤チェリー」)、遊技者によるリール停止ボタン14、15の押下を契機に、リール引き込み制御を使って、有効ライン上に第二の重複抽選により重複当選していない赤連チェリーを揃えないようにし、赤単チェリー(赤チェリー、−、−)が揃ったときのメダルの払い出し処理などを含む赤単チェリー処理を行って(ステップS526)ステップS501に戻る。
ステップS527において、CPU36は、黒連チェリー処理を行ったときの遊技状態が一般遊技であったか否かを判断する。一般遊技であれば(ステップS527でYes)、第2RTに移行して第2RT処理を開始して(ステップS528)処理を終了する。一般遊技でなければ(ステップS527でNo)、遊技状態が第1RTであるので、単に1ゲームを消化してステップS501に戻る。
以上でスロットマシンの処理についての説明を終了する。
このようにして、本実施形態によれば、遊技者自身の操作により遊技の進行を制御できる余地を大きくすることにより、スロットマシンの遊技の遊技性を拡げ、遊技者の興趣を高めることができる。遊技者が赤チェリーか黒チェリーのいずれかを選択し、連チェリーが入賞する方のチェリーを選択すれば、第2RTに移行して、多くのメダルを獲得することができるという遊技性が実現されたためである。
また、チェリーという、一つの図柄が有効ライン上に停止すれば入賞を構成する図柄を用いることで、遊技者の興趣を持続させることができる。従来は、当選が分かった時点でリールを停止させなくても結果が分かってしまい、その後の操作が味気ないものとなっていた。しかし、本実施形態の場合、たとえチェリーが当選したと分かっても、第2RTに移行できるか否かは未だ分からない。そして、チェリーの当選により左リール4にチェリーを揃えたとしても第2RTに移行できるか否かは未だ分からない。結果が判明するのは、すべてのリールを停止させたときである。従って、遊技者は、リールの一つ一つを停止させる度に一喜一憂し、すべてのリールを停止させるまで、遊技者の興趣を持続させることができる。
また、第1RTという一般遊技を擬制した遊技状態を持つことにより、遊技者が行っている遊技の遊技状態を不明確にして遊技者の興趣を高めることができる。たとえ連チェリーを揃えたとしても遊技状態が第1RTであった場合には第2RTに移行することはない。このため、連チェリーを揃えた後であっても、遊技者は液晶表示部17に表示される演出内容等に注意を払うことになり、遊技者の興趣をさらに持続させることができる。
なお、上述した形態は、本発明を実施するための最良のものであるが、本発明の要旨を変更しない範囲においてその実施形式を種々変形することが可能である。
例えば、本実施形態では、連チェリーが揃ったときには、第2RTへの移行を実現し、単チェリーが揃ってもその移行を実現しないように遊技を制御した。しかし、単チェリーが揃ったときに第2RTに移行するようにし、連チェリーが揃ってしまったら第2RTに移行することがないように制御するといった具合に、単チェリーと連チェリーの役割を逆転させても良い。
また、第1RTは、一般遊技に比べてリプレイの抽選確率が一般遊技よりも僅かに小さな遊技状態であるが、他の小役の抽選確率を一般遊技のそれと僅かに違えるようにしても良い。第1RTとして重要なことは、遊技者から見て一般遊技と第1RTとの見分けがつかない一般遊技擬制状態として機能させるということである。したがって、例えば第1RTのベルの抽選確率を1/15から1/15.1に変更しても良い。
また、連チェリーを構成するチェリーが枠内のいずれに停止するかによって、当該連チェリーが揃ったときに享受する遊技者の利益に差を設けるように、遊技を制御しても良い。例えば、「赤単チェリー + 黒単チェリー + 赤連チェリー」という組み合わせの第一の重複抽選による重複当選があった場合、遊技者が赤チェリーを左リールの枠内に停止させるときについて説明する。遊技者が目押しの技術を用いて、その赤チェリーを上段に停止させた場合には、一般遊技において赤連チェリーを揃えたときに移行する第2RTのゲーム数を200ゲームにし、その赤チェリーを中段に停止させた場合には、一般遊技において赤連チェリーを揃えたときに移行する第2RTのゲーム数を100ゲームにし、その赤チェリーを下段に停止させた場合には、一般遊技において赤連チェリーを揃えたときに移行する第2RTのゲーム数を50ゲームにする。このように制御して、遊技者はどのチェリーを選択するかだけでなく、どのタイミングで選択したチェリーを停止させるかという選択もすることになり、遊技者自身の操作により遊技の進行を制御できる余地をより大きくすることができる。
その他、ハードウェアや各フローチャートなどの具体的な構成について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
本実施形態のスロットマシンの外観図である。 本実施形態のスロットマシンにおけるハードウェアの構成を示すブロック図である。 (1)がリール配列の一例を示す図であり、(2)がそのときの図柄組み合わせを示す図であり、(3)が抽選処理部40により重複抽選される役の組み合わせを示す図である。 特別遊技(BB)以外の遊技状態の移行を示す図である。 スロットマシンの処理を示すフローチャートである。 スロットマシンの処理を示すフローチャートである。 スロットマシンの処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 スロットマシン
4,5,6 リール
13,14,15 リール停止ボタン
17 液晶表示部
27 ステッピングモータ
34 メイン制御部
36 CPU
40 抽選処理部

Claims (2)

  1. 外周に図柄が配列された複数のリールと、
    前記複数のリールを個々に回転させるためのリール駆動手段と、
    前記複数のリールに対応し、前記複数のリールを個々に停止させるために操作される複数のリール停止手段と、
    遊技ごとに再遊技および所定の入賞役の抽選を行う抽選手段と、
    前記抽選手段の抽選の結果、再遊技または所定の入賞役に当選した場合、その対応する図柄組み合わせを、有効な入賞ライン上に、所定の図柄数の引き込み制御によって停止させることが可能な場合には停止させる図柄停止制御手段と、
    少なくとも、再遊技および所定の入賞役につき、その抽選確率および配当が定められた一般遊技状態を含む遊技状態に基づいて遊技を制御する制御手段と、
    を備える遊技機であって、
    前記入賞役には、
    前記リールの一つが停止した場合に、当該リールに配列された第一の特定図柄が有効な入賞ライン上に停止すれば入賞する図柄組み合わせに対応する第一の単独図柄入賞役と、
    前記リールの一つが停止した場合に、当該リールが占める範囲のうち、前記引き込み制御により前記第一の特定図柄が有効な入賞ライン上に停止できる範囲の外に配列された第二の特定図柄が有効な入賞ライン上に停止すれば入賞する図柄組み合わせに対応する第二の単独図柄入賞役と、
    前記リールのすべてが停止した場合に入賞する、前記第一の特定図柄を含む図柄組み合わせに対応する第一の特定入賞役と、
    前記リールのすべてが停止した場合に入賞する、前記第二の特定図柄を含む図柄組み合わせに対応する第二の特定入賞役と、が存在し、
    前記遊技状態には、
    前記一般遊技状態において、前記図柄停止制御手段が前記第一の特定入賞役または前記第二の特定入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させたことにより移行し、前記一般遊技状態よりも前記再遊技の抽選確率が高い再遊技高確率状態が存在し、
    前記抽選手段は、
    前記第一の単独図柄入賞役、前記第二の単独図柄入賞役および前記第一の特定入賞役との重複抽選を行い第一の重複当選とし、または、前記第一の単独図柄入賞役、前記第二の単独図柄入賞役および前記第二の特定入賞役との重複抽選を行い第二の重複当選とし、
    前記制御手段は、前記一般遊技状態において、
    前記第一の重複当選があった場合、
    前記図柄停止制御手段が前記第一の単独図柄入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させたときは、前記第一の特定入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させて前記再遊技高確率状態に移行するように遊技を制御し、
    前記図柄停止制御手段が前記第二の単独図柄入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させたときは、前記第二の特定入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させず前記再遊技高確率状態に移行しないように遊技を制御し、
    前記第二の重複当選があった場合、
    前記図柄停止制御手段が前記第一の単独図柄入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させたときは、前記第一の特定入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させず前記再遊技高確率状態に移行しないように遊技を制御し、
    前記図柄停止制御手段が前記第二の単独図柄入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させたときは、前記第二の特定入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させて前記再遊技高確率状態に移行するように遊技を制御する
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技状態には、
    前記一般遊技状態において、所定の条件を満たすことにより移行し、再遊技および所定の入賞役につき、その抽選確率が前記一般遊技状態のものと略同等に定められた一般遊技擬制状態がさらに存在し、
    前記制御手段は、前記一般遊技擬制状態において、
    第一の重複当選があった場合、
    前記図柄停止制御手段が前記第一の単独図柄入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させたときは、前記第一の特定入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させても前記再遊技高確率状態に移行しないように遊技を制御し、
    第二の重複当選があった場合、
    前記図柄停止制御手段が前記第二の単独図柄入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させたときは、前記第二の特定入賞役に対応する図柄組み合わせを有効な入賞ライン上に停止させても前記再遊技高確率状態に移行しないように遊技を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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