JP5339204B2 - 冷却装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、請求項2の発明は、シート状部材に接することでシート状部材を冷却する冷却ローラと、該冷却ローラに設けられた供給口から冷却ローラ内に冷却媒体を供給し、該冷却ローラに設けられた排出口から冷却ローラ外に排出された冷却媒体を回収する冷却媒体供給回収手段と、を備えた冷却装置において、前記冷却ローラは、外管内に内管を内包し、該外管と該内管との隙間を冷却媒体が流れる外側流路、及び、該内管内を冷却媒体が流れる内側流路を有する二重管構造であり、前記内管の冷却ローラ長手方向途中に前記外側流路と前記内側流路とを連通する開口を設け、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記冷却ローラの一端側から他端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第1の経路と、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記他端側から前記一端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第2の経路とが形成され、前記開口が前記内管の冷却ローラ長手方向の略中央部に形成されており、前記冷却ローラの一端側に、該冷却ローラ内に冷却媒体を供給する第1の供給口を設け、前記冷却ローラの他端側に、該冷却ローラ内に冷却媒体を供給する第2の供給口を設け、前記冷却ローラの一端側と他端側とのどちらか一方に、前記冷却ローラ内から冷却ローラ外に冷却媒体を排出する排出口を設けており、前記第1の供給口から供給された冷却媒体は上記第1の経路で前記外側流路を流れ前記開口を通って前記内側流路に流れ込み前記排出口から排出され、前記第2の供給口から供給された冷却媒体は上記第2の経路で前記外側流路を流れ前記開口を通って前記内側流路に流れ込み前記排出口から排出されることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、シート状部材に接することでシート状部材を冷却する冷却ローラと、該冷却ローラに設けられた供給口から冷却ローラ内に冷却媒体を供給し、該冷却ローラに設けられた排出口から冷却ローラ外に排出された冷却媒体を回収する冷却媒体供給回収手段と、を備えた冷却装置において、前記冷却ローラは、外管内に内管を内包し、該外管と該内管との隙間を冷却媒体が流れる外側流路、及び、該内管内を冷却媒体が流れる内側流路を有する二重管構造であり、前記内管の冷却ローラ長手方向途中に前記外側流路と前記内側流路とを連通する開口を設け、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記冷却ローラの一端側から他端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第1の経路と、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記他端側から前記一端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第2の経路とが形成され、前記冷却ローラ内を冷却ローラ長手方向途中で2つの領域に仕切る仕切り壁を有し、前記冷却ローラの一端側に、該冷却ローラ内に冷却媒体を供給する第1の供給口と、前記冷却ローラ内から冷却ローラ外に冷却媒体を排出する第1の排出口とを設け、前記冷却ローラの他端側に、該冷却ローラ内に冷却媒体を供給する第2の供給口と、前記冷却ローラ内から冷却ローラ外に冷却媒体を排出する第2の排出口とを設けており、前記第1の供給口から供給された冷却媒体は前記第1の経路で前記外側流路を流れ前記仕切り壁で折り返されて前記仕切り壁よりも前記一端側にある前記内管内の前記内側流路に流れ込み前記第1の排出口から排出され、前記第2の供給口から供給された冷却媒体は前記第2の経路で前記外側流路を流れ前記仕切り壁で折り返されて前記仕切り壁よりも前記他端側にある前記内管内の前記内側流路に流れ込み前記第2の排出口から排出され、前記第1の経路と前記第2の経路との冷却ローラ長手方向途中で前記仕切り壁によって冷却媒体の折り返される位置が、前記冷却ローラの周方向で段階的または連続的に異なることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3の冷却装置において、上記冷却ローラの両端それぞれに、上記外管を回転可能に支持し、上記内管を固定支持する支持手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2または3の冷却装置において、上記冷却ローラの両端それぞれに、上記外管及び上記内管を回転可能に支持する支持手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1または2の冷却装置において、上記開口の近傍に上記外側流路から前記開口を通して上記内側流路に冷却媒体を導くガイド壁を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1または2の冷却装置において、上記開口を上記内管の長手方向で異なる位置に複数形成したことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、シート状部材に接することでシート状部材を冷却する冷却ローラと、該冷却ローラに設けられた供給口から冷却ローラ内に冷却媒体を供給し、該冷却ローラに設けられた排出口から冷却ローラ外に排出された冷却媒体を回収する冷却媒体供給回収手段と、を備えた冷却装置において、前記冷却ローラは、外管内に内管を内包し、該外管と該内管との隙間を冷却媒体が流れる外側流路、及び、該内管内を冷却媒体が流れる内側流路を有する二重管構造であり、前記内管の冷却ローラ長手方向途中に前記外側流路と前記内側流路とを連通する開口を設け、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記冷却ローラの一端側から他端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第1の経路と、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記他端側から前記一端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第2の経路とが形成され、前記シート状部材の冷却ローラ長手方向に直交する方向の幅の略中央が、前記第1の経路で前記外側流路から前記内側流路に冷却媒体が流れ込み位置、及び、前記第2の経路で前記外側流路から前記内側流路に冷却媒体が流れ込み位置、の近傍を通ることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、シート状部材に接することでシート状部材を冷却する冷却ローラと、該冷却ローラに設けられた供給口から冷却ローラ内に冷却媒体を供給し、該冷却ローラに設けられた排出口から冷却ローラ外に排出された冷却媒体を回収する冷却媒体供給回収手段と、を備えた冷却装置において、前記冷却ローラは、外管内に内管を内包し、該外管と該内管との隙間を冷却媒体が流れる外側流路、及び、該内管内を冷却媒体が流れる内側流路を有する二重管構造であり、前記内管の冷却ローラ長手方向途中に前記外側流路と前記内側流路とを連通する開口を設け、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記冷却ローラの一端側から他端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第1の経路と、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記他端側から前記一端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第2の経路とが形成され、前記シート状部材の冷却ローラ長手方向に直交する方向の幅が、前記第1の経路の前記外側流路と前記第2の経路の前記外側流路とのどちらかの冷却ローラ長手方向の幅よりも狭い場合には、前記シート状部材の前記幅よりも冷却ローラ長手方向の幅が広い前記第1の経路上または前記第2の経路上でシート状部材が搬送され、前記シート状部材が搬送される側の流路にのみ冷却媒体を流すことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、シート状部材に接することでシート状部材を冷却する冷却ローラと、該冷却ローラに設けられた供給口から冷却ローラ内に冷却媒体を供給し、該冷却ローラに設けられた排出口から冷却ローラ外に排出された冷却媒体を回収する冷却媒体供給回収手段と、を備えた冷却装置において、前記冷却ローラは、外管内に内管を内包し、該外管と該内管との隙間を冷却媒体が流れる外側流路、及び、該内管内を冷却媒体が流れる内側流路を有する二重管構造であり、前記内管の冷却ローラ長手方向途中に前記外側流路と前記内側流路とを連通する開口を設け、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記冷却ローラの一端側から他端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第1の経路と、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記他端側から前記一端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第2の経路とが形成され、前記第1の経路及び前記第2の経路に流す冷却媒体の送液を1つの送液手段で行うことを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の冷却装置において、上記第1の経路に流す冷却媒体と上記第2の経路に流す冷却媒体とを別個の送液手段で行うことを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、シート状部材に接することでシート状部材を冷却する冷却ローラと、該冷却ローラに設けられた供給口から冷却ローラ内に冷却媒体を供給し、該冷却ローラに設けられた排出口から冷却ローラ外に排出された冷却媒体を回収する冷却媒体供給回収手段と、を備えた冷却装置において、前記冷却ローラは、外管内に内管を内包し、該外管と該内管との隙間を冷却媒体が流れる外側流路、及び、該内管内を冷却媒体が流れる内側流路を有する二重管構造であり、前記内管の冷却ローラ長手方向途中に前記外側流路と前記内側流路とを連通する開口を設け、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記冷却ローラの一端側から他端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第1の経路と、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記他端側から前記一端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第2の経路とが形成され、前記第1の経路と前記第2の経路とに流す冷却媒体の流量を調整する流量調整手段を有しており、前記流量調整手段によって前記第1の経路に流す冷却媒体の流量と前記第2の経路に流す冷却媒体の流量とを同一にすることを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、シート状部材に接することでシート状部材を冷却する冷却ローラと、該冷却ローラに設けられた供給口から冷却ローラ内に冷却媒体を供給し、該冷却ローラに設けられた排出口から冷却ローラ外に排出された冷却媒体を回収する冷却媒体供給回収手段と、を備えた冷却装置において、前記冷却ローラは、外管内に内管を内包し、該外管と該内管との隙間を冷却媒体が流れる外側流路、及び、該内管内を冷却媒体が流れる内側流路を有する二重管構造であり、前記内管の冷却ローラ長手方向途中に前記外側流路と前記内側流路とを連通する開口を設け、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記冷却ローラの一端側から他端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第1の経路と、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記他端側から前記一端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第2の経路とが形成され、冷却媒体の熱を外部に放熱する放熱手段と、該放熱手段に送風する冷却ファンと、該冷却ファンの風量を制御する風量制御手段と、前記第1の経路及び前記第2の経路を流れる冷却媒体の温度を検知する温度検知手段とを有し、前記温度検知手段によって検知した冷却媒体の温度に基づいて、前記第1の経路及び前記第2の経路を流れる冷却媒体の温度が同一になるように、前記風量制御手段によって前記冷却ファンの風量を制御することを特徴とするものである。
また、請求項14の発明は、シート状部材に接することでシート状部材を冷却する冷却ローラと、該冷却ローラに設けられた供給口から冷却ローラ内に冷却媒体を供給し、該冷却ローラに設けられた排出口から冷却ローラ外に排出された冷却媒体を回収する冷却媒体供給回収手段と、を備えた冷却装置において、前記冷却ローラは、外管内に内管を内包し、該外管と該内管との隙間を冷却媒体が流れる外側流路、及び、該内管内を冷却媒体が流れる内側流路を有する二重管構造であり、前記内管の冷却ローラ長手方向途中に前記外側流路と前記内側流路とを連通する開口を設け、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記冷却ローラの一端側から他端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第1の経路と、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記他端側から前記一端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第2の経路とが形成され、前記前記第1の経路と前記第2の経路とに流す冷却媒体の流量を調整する流量調整手段と、前記第1の経路上及び前記第2の経路上における冷却ローラ表面近傍の温度を検知する温度検知手段とを有し、前記温度検知手段によって検知した冷却ローラ表面近傍の温度に基づいて、前記第1の経路上及び前記第2の経路上の冷却ローラ表面近傍の温度が同一になるように、前記流量調整手段によって前記第1の経路に流す冷却媒体の流量と前記第2の経路に流す冷却媒体の流量とを調整することを特徴とするものである。
また、請求項15の発明は、シート状部材上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、該シート状部材上に形成されたトナー像を少なくとも熱によってシート状部材に定着させる熱定着手段と、該熱定着手段によってトナー像が定着されたシート状部材を冷却する冷却手段とを備えた画像形成装置において、前記冷却手段として、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13または14の冷却装置を用いることを特徴とするものである。
次に、構成例1に係る冷却ローラ10を図3に示す。図3は、冷却ローラ10の軸方向両端それぞれに回転管継手手段11を取り付けて、冷却ローラ10の軸方向で2つの独立した流路を設けた冷却ローラ10の概略断面図である。
次に、構成例2に係る冷却ローラ10を図6に示す。図6(a)は、冷却ローラ10の軸方向両端それぞれに回転管継手手段11を取り付けて、経路12aと経路12bが通水口20を介して繋がっている構造の冷却ローラ10の概略断面図である。図6(b)は、図6(a)に示した冷却ローラ10を図中矢印X6から見た場合の内管15の拡大図である。
次に、構成例3に係る冷却ローラ10を図7に示す。図7(a)は、冷却ローラ10の軸方向両端それぞれに回転管継手手段11を取り付けて、経路12aと経路12bは通水口20を介して繋がっており、内管15内の内側流路18および排水口19を第1の回転管継手手段11aと第2の回転管継手手段11bとのどちらか一方の回転管継手手段11側にのみ有する構造の冷却ローラ10の概略断面図である。図7(b)は、図7(a)に示した冷却ローラ10を図中矢印X7から見た場合の内管15の拡大図である。
また、図8に示すように、外側流路16から流れ込んできた冷却液を内側流路18aへ導く流路補助壁24を内管15bの通水口20側端部に設けることで、外側流路16を流れてきた冷却液を通水口20を通って内側流路18に流れ込み易くすることができる。
次に、構成例4に係る冷却ローラ10を図9に示す。図9(a)は、冷却ローラ10の軸方向両端それぞれに回転管継手手段11を取り付けて、2つの独立した経路12を設けたもので、冷却ローラ10の長手方向で折り返す位置が周方向で異なる構造の冷却ローラ10の概略断面図である。図9(b)は、図9(a)に示した冷却ローラ10を紙面真上から見た場合の内管15の拡大図である。
次に、構成例5に係る冷却ローラ10を図10に示す。図10(a)は、冷却ローラ10の軸方向両端それぞれに回転管継手手段11を取り付けて、2つの独立した経路12a、12bを設けた冷却ローラ10の概略断面図である。図10(b)は、図10(a)に示した冷却ローラ10を図中矢印X10から見た場合の内管15の拡大図である。
次に、構成例6に係る冷却ローラ10を図11に示す。図11(a)は、冷却ローラ10の軸方向両端それぞれに回転管継手手段11を取り付けて、2つの経路12a、12bは通水口20を介してつながっている構造の冷却ローラ10の概略断面図である。外管14は回転し、内管15の両端は回転管継手手段11に回転自在に支持される。図11(b)は、図11(a)に示した冷却ローラ10を図中矢印X11から見た場合の内管15の拡大図である。また、図12は、図11に示したY−Y’の位置で冷却ローラ1を切断した際の断面を冷却ローラ10の長手方向から見た場合の断面図である。
次に、構成例7に係る冷却ローラ10を図13に示す。図13(a)は、冷却ローラ10の軸方向両端それぞれに回転管継手手段11を取り付けて、2つの経路12a、12bは通水口20を介してつながっている構造の冷却ローラ10の概略断面図である。図13(b)は、図13(a)に示した冷却ローラ10を図中矢印X13から見た場合の内管15の拡大図である。
次に、構成例8に係る冷却ローラ10を図15に示す。図15(a)は、冷却ローラ10の軸方向両端それぞれに回転管継手手段11を取り付けて、2つの経路12a、12bは通水口20を介してつながっている構造の冷却ローラ10の概略断面図である。図15(b)は、図15(a)に示した冷却ローラ10を図中矢印X15から見た場合の内管15の拡大図である。
次に、構成例9に係る冷却ローラ10を図16に示す。図16は、冷却ローラ10の軸方向両端それぞれに回転管継手手段11を取り付けて、経路12aと経路12bは通水口20を介してつながっている構造の冷却ローラ10の概略断面図である。冷却ローラ10の長手方向と直交する方向に熱定着手段7を通って高温となった用紙Pが搬送される。
冷却装置100に用いられている図18に示す冷却循環装置50は、タンク51内の冷却液1をポンプ52で送り出し、放熱手段であるラジエータ54を通るときに、冷却ファン53から送風を受けて外部に熱を放熱して冷却液1の温度を下げる(冷却液1と外部との熱交換)。ラジエータ54で冷却された冷却液1は送液チューブ55により冷却ローラ10の軸方向両端それぞれに取り付けられた、第1の回転管継手手段11aの給水口13a、及び、第2の回転管継手手段11bの給水口13bから、冷却ローラ10内に供給され、冷却ローラ内の経路12aや経路12bを流れる。このとき、熱定着手段7を通って高温となった用紙Pの熱を冷却ローラ10が奪い、冷却ローラ10内の冷却液1の温度が上昇する(冷却液1と用紙Pとの熱交換)。冷却ローラ10内で温度が上昇した冷却液1は第1の回転管継手手段11aの排水口19aや第2の回転管継手手段11bの排水口19bから排出され、タンク51を経由して再びポンプ52で送り出される。これらの冷却液1の循環を通して、用紙Pの熱を冷却装置100の外部に放出することを繰り返す。
図19に示す冷却循環装置50において、冷却ローラ10の経路12aと経路12bの冷却液1の循環系は独立した流路となっている。
冷却循環装置50を画像形成装置等に実装する場合、レイアウト上やスペースの問題により、例えラジエータ54を出てから冷却ローラ10までの流路および冷却ローラ10の経路12a側と経路12b側の流路に関する構造が同一であっても、第1の回転管継手手段11aと第2の回転管継手手段11bとに繋ぐ送液チューブ55の長さ異なることが十分考えられる。このとき、圧力損失等の影響により冷却ローラ10内の2つの経路12aと経路12bで冷却効率に差が生じる。また、循環系の構成の違いに加え、部品精度のばらつきやロット間のばらつきも考えられる。そこで、冷却循環装置50の送液チューブ55などに流量調整弁56を繋いで、機械的機構により流量の調整を可能にする。
図21は冷却ローラ10の外管14内部に冷却ローラ10の表面近傍の温度を検知する温度検知手段58を設けた例である。温度検知手段58によって検知した冷却ローラ10の表面近傍の温度はフィードバック制御され、冷却ローラ10の経路12aと経路12bとを流れる冷却液の温度が同一になるように例えば、図18に示したポンプ52の送液量または流量調整弁56a、56bを調整して、冷却液の流量を調整する。また、温度検知手段58によって検知した冷却ローラ10の冷却ローラ10の表面近傍の温度をフィードバックして、例えば、図18の冷却ファン53の風量を制御して冷却液の温度を制御する。
また、本実施形態によれば、上記開口が内管15の冷却ローラ長手方向の略中央部に形成されており、冷却ローラ10の一端側に、冷却ローラ10内に冷却液1を供給する第1の供給口と、冷却ローラ10内から冷却ローラ10外に冷却液1を排出する第1の排出口とを設け、冷却ローラ10の他端側に、冷却ローラ10内に冷却液1を供給する第2の供給口と、冷却ローラ10内から冷却ローラ10外に冷却液1を排出する第2の排出口とを設けており、前記第1の供給口から供給された冷却液1は上記経路12aで外側流路16を流れ前記開口を通って内側流路18に流れ込み前記第1の排出口と前記第2の排出口との少なくとも一方から排出され、前記第2の供給口から供給された冷却液1は上記経路12bで外側流路16を流れ前記開口を通って内側流路18に流れ込み前記第1の排出口と前記第2の排出口との少なくとも一方から排出される。これにより、冷却ローラ10の構成が簡素化されるので、冷却装置100の低コスト化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、上記開口が内管15の冷却ローラ長手方向の略中央部に形成されており、冷却ローラ10の一端側に、冷却ローラ10内に冷却液1を供給する第1の供給口を設け、冷却ローラ10の他端側に、冷却ローラ10内に冷却液1を供給する第2の供給口を設け、冷却ローラ10の一端側と他端側とのどちらか一方に、冷却ローラ10内から冷却ローラ10外に冷却液1を排出する排出口を設けており、前記第1の供給口から供給された冷却液1は前記経路12aで外側流路16を流れ前記開口を通って内側流路18に流れ込み前記排出口から排出され、前記第2の供給口から供給された冷却液1は前記経路12bで外側流路16を流れ前記開口を通って内側流路18に流れ込み前記排出口から排出される。これにより、前記経路12aと前記経路12bとを流れる冷却液1の前記排出口を1箇所に共通化しているので、冷却ローラ10の構成が簡素化されるので、冷却装置100の低コスト化を図ることができ、また、前記排出口とポンプ52とを繋ぐ送液チューブ55の引き回しを簡単にすることができる。
また、本実施形態によれば、冷却ローラ10内を冷却ローラ長手方向途中で2つの領域に仕切る仕切り壁である流路壁17を有し、冷却ローラ10の一端側に、冷却ローラ10内に冷却液1を供給する第1の供給口と、冷却ローラ10内から冷却ローラ10外に冷却液1を排出する第1の排出口とを設け、冷却ローラ10の他端側に、冷却ローラ10内に冷却液1を供給する第2の供給口と、冷却ローラ10内から冷却ローラ10外に冷却液1を排出する第2の排出口とを設けており、前記第1の供給口から供給された冷却液1は前記経路12aで外側流路16を流れ流路壁17で折り返されて流路壁17よりも前記一端側にある内管15内の内側流路18に流れ込み前記第1の排出口から排出され、前記第2の供給口から供給された冷却液1は前記経路12bで外側流路16を流れ流路壁17で折り返されて流路壁17よりも前記他端側にある内管15内の内側流路18に流れ込み前記第2の排出口から排出される。これにより、冷却ローラ10の構成が簡素化されるので、冷却装置100の低コスト化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、上記経路12aと上記経路12bとの冷却ローラ長手方向途中で流路壁17によって冷却液1の折り返される位置が、冷却ローラ10の周方向で段階的または連続的に異なる。これにより、冷却ローラ10の用紙Pが搬送される領域において、冷却ローラ10の長手方向で冷却ローラ10の1周にわたり外側流路16に通水されない箇所を無くすことができるので、局所的に冷却できない箇所を無くすことができる。
また、本実施形態によれば、冷却ローラ10の両端それぞれに、外管14を回転可能に支持し、内管15を固定支持する支持手段である回転管継手手段11を設けたことで、外側流路16内の外管14近傍で冷却液1の流れ(長手方向と回転方向の流れ)に乱流を起こさせるので、冷却効率を上げることができる。
また、本実施形態によれば、冷却ローラ10の両端それぞれに、外管14及び内管15を回転可能に支持する支持手段である回転管継手手段11を設けたことで、外側流路16内での冷却液1の流れ(軸方向の回転方向の流れ)をスムーズにしているので、冷却効率を上げることができる。
また、本実施形態によれば、前記開口の近傍に外側流路16から前記開口を通して内側流路18に冷却液1を導くガイド壁である流路補助壁22、23、24を設けたことで、2つの異なる外側流路16を流れてきた冷却液1を直接合流させることなく、外側流路16から内側流路18の方向にスムーズに流れを導くことができるので、冷却効率の低下を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、上記開口を内管15の長手方向で異なる位置に複数形成したことで、冷却ローラ10の長手方向の前記開口がある箇所で冷却ローラ10の1周にわたり、外側流路16で2つの異なる外側流路16を流れてきた冷却液1がぶつかり合う位置をずらしているので、局所的に冷却効率が低下することを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、用紙Pの冷却ローラ長手方向に直交する方向の幅の略中央が、上記経路12aで外側流路16から内側流路18に冷却液1が流れ込む位置、及び、上記経路12bで外側流路16から内側流路18に冷却液1が流れ込む位置、の近傍を通ることで、2つの異なる外側流路16を通る用紙Pの面積が同じになるように中央通紙されるので、用紙Pの幅方向のカールや、定着による画質及び光沢ムラを低減することができる。
また、本実施形態によれば、用紙Pの冷却ローラ長手方向に直交する方向の幅が、上記経路12aの外側流路16と上記経路12bの外側流路16とのどちらかの冷却ローラ長手方向の幅よりも狭い場合には、用紙Pの前記幅よりも冷却ローラ長手方向の幅が広い上記経路12a上または上記経路12b上で用紙Pが搬送され、用紙Pが搬送される側の経路にのみ冷却液1を流す。これにより、前記経路12aと前記経路12bとのどちらか一方への通水のみで用紙Pの冷却を行うので、エネルギーの低減を図ることができる。
また、本実施形態によれば、上記経路12a及び上記経路12bに流す冷却液1の送液を1つの送液手段で行う。これにより、1つの送液手段で前記経路12aと前記経路12bとに冷却液1を流しているので、冷却装置100の小型化や低コスト化を図ることができる。また、前記経路12aと前記経路12bとを同一構成にすることで、冷却ローラ長手方向の左右で冷却ローラ10の温度及び温度勾配を同一にすることができる。
また、本実施形態によれば、上記経路12aに流す冷却液1と上記経路12bに流す冷却液1とを別個の送液手段で行うことで、前記経路12aの流量と前記経路12bに流す流量とをそれぞれ独立して制御することができる。また、送液手段として送液性能の低い小型、低コストのものを用いることができる。
また、本実施形態によれば、上記経路12aと上記経路12bとに流す冷却液1の流量を調整する流量調整手段である流量調整弁56を有しており、流量調整弁56によって前記経路12aに流す冷却液1の流量と前記経路12bに流す冷却液1の流量とを同一にする。これにより、冷却ローラ長手方向において前記経路12aと前記経路12bとの協会部を中心にして対称の温度勾配に制御することができる。また、用紙Pの幅方向のカールや、定着による画質及び光沢ムラを低減することができる。
また、本実施形態によれば、上記前記経路12aと上記経路12bとに流す冷却液1の流量を調整する流量調整手段である流量調整弁56と、上記経路12a及び上記経路12bを流れる冷却液1の温度を検知する温度検知手段57とを有し、温度検知手段57によって検知した冷却液1の温度に基づいて、前記経路12a上及び前期経路12b上の冷却効率が同一になるように、流量調整弁56によって前記経路12aに流す冷却液1の流量と前記経路12bに流す冷却液1の流量とを調整する。これにより、冷却ローラ長手方向の左右で冷却ローラ10の温度および温度勾配が同一になるように制御しているので、用紙Pの幅方向のカールや、定着による画質及び光沢ムラを低減することができる。
また、本実施形態によれば、冷却液1の熱を外部に放熱する放熱手段であるラジエータ54と、ラジエータ54に送風する冷却ファン53と、冷却ファン53の風量を制御する風量制御手段と、上記経路12a及び上記経路12bを流れる冷却液1の温度を検知する温度検知手段57とを有し、温度検知手段57によって検知した冷却液1の温度に基づいて、前記経路12a及び前記経路12bを流れる冷却液1の温度が同一になるように、前記風量制御手段によって冷却ファン53の風量を制御する。これにより、冷却ローラ長手方向の左右で冷却ローラ10の温度および温度勾配が同一になるように制御しているので、用紙Pの幅方向のカールや、定着による画質及び光沢ムラを低減することができる。
また、本実施形態によれば、上記前記経路12aと上記経路12bとに流す冷却液1の流量を調整する流量調整手段である流量調整弁56と、上記経路12a上及び上記経路12b上における冷却ローラ表面近傍の温度を検知する温度検知手段58とを有し、温度検知手段58によって検知した冷却ローラ表面近傍の温度に基づいて、前記経路12a上及び前記経路12b上の冷却ローラ表面近傍の温度が同一になるように、流量調整弁56によって前記経路12aに流す冷却液1の流量と前記経路12bに流す冷却液1の流量とを調整する。これにより、冷却ローラ長手方向の左右で冷却ローラ10の温度および温度勾配が同一になるように制御しているので、用紙Pの幅方向のカールや、定着による画質及び光沢ムラを低減することができる。
また、本実施形態によれば、冷却液1の熱を外部に放熱する放熱手段であるラジエータ54と、ラジエータ54に送風する冷却ファン53と、冷却ファン53の風量を制御する風量制御手段と、上記経路12a上及び上記経路12b上における冷却ローラ表面近傍の温度を検知する温度検知手段58とを有し、温度検知手段58によって検知した冷却ローラ表面近傍の温度に基づいて、前記経路12a上及び前記経路12b上の冷却ローラ表面近傍の温度が同一になるように、前記風量制御手段によって冷却ファン53の風量を制御する。これにより、冷却ローラ長手方向の左右で冷却ローラ10の温度および温度勾配が同一になるように制御しているので、用紙Pの幅方向のカールや、定着による画質及び光沢ムラを低減することができる。
また、本実施形態によれば、用紙P上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、用紙P上に形成されたトナー像を少なくとも熱によって用紙Pに定着させる熱定着手段7と、熱定着手段7によってトナー像が定着された用紙Pを冷却する冷却手段とを備えた画像形成装置において、前記冷却手段として、本発明の冷却装置100を用いることで、用紙Pの幅方向のカールや、定着による画質及び光沢ムラを低減することができる。
2 ローラ
3 ローラ
4 搬送ベルト
5 上ガイド
6 ブラケット
7 熱定着手段
8 排紙収容部
10 冷却ローラ
10c フランジ
10d フランジ
10e リング
10f ネジ
10h 平行ネジ部
10i 嵌合部
10k 開口孔
10m 断面孔
11 回転管継手手段
11c 嵌合部
11e ケーシング
11f フランジ
11g リング
11h ネジ
11i リング
11j ロータ
11k 平行ネジ部
12 流路
13 給水口
14 外管
15 内管
16 外側流路
17 流路壁
18 内側流路
19 排水口
20 通水口
21 連結支持手段
22 流路補助壁
23 流路補助壁
24 流路補助壁
35e ケーシング
50 冷却循環装置
51 タンク
52 ポンプ
53 冷却ファン
54 ラジエータ
55 送液チューブ
56 流量調整弁
57 温度検知手段
58 温度検知手段
61 中間転写ベルト
62 ローラ
63 ローラ
64 画像ステーション
65 ローラ
66 2次転写ローラ
68 ローラ
69 クリーニング手段
70 帯電手段
71 感光体
72 光書き込み手段
73 現像装置
74 クリーニング手段
75 1次転写ローラ
76 用紙収納部
77 給紙コロ
78 レジストローラ対
79 用紙搬送路
80 用紙搬送路
100 冷却装置
Claims (15)
- シート状部材に接することでシート状部材を冷却する冷却ローラと、
該冷却ローラに設けられた供給口から冷却ローラ内に冷却媒体を供給し、該冷却ローラに設けられた排出口から冷却ローラ外に排出された冷却媒体を回収する冷却媒体供給回収手段と、を備えた冷却装置において、
前記冷却ローラは、外管内に内管を内包し、該外管と該内管との隙間を冷却媒体が流れる外側流路、及び、該内管内を冷却媒体が流れる内側流路を有する二重管構造であり、前記内管の冷却ローラ長手方向途中に前記外側流路と前記内側流路とを連通する開口を設け、
前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記冷却ローラの一端側から他端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第1の経路と、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記他端側から前記一端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第2の経路とが形成され、
前記開口が前記内管の冷却ローラ長手方向の略中央部に形成されており、
前記冷却ローラの一端側に、該冷却ローラ内に冷却媒体を供給する第1の供給口と、前記冷却ローラ内から冷却ローラ外に冷却媒体を排出する第1の排出口とを設け、
前記冷却ローラの他端側に、該冷却ローラ内に前記冷却媒体を供給する第2の供給口と、前記冷却ローラ内から冷却ローラ外に冷却媒体を排出する第2の排出口とを設けており、
前記第1の供給口から供給された冷却媒体は上記第1の経路で前記外側流路を流れ前記開口を通って前記内側流路に流れ込み前記第1の排出口と前記第2の排出口との少なくとも一方から排出され、
前記第2の供給口から供給された冷却媒体は上記第2の経路で前記外側流路を流れ前記開口を通って前記内側流路に流れ込み前記第1の排出口と前記第2の排出口との少なくとも一方から排出されることを特徴とする冷却装置。 - シート状部材に接することでシート状部材を冷却する冷却ローラと、
該冷却ローラに設けられた供給口から冷却ローラ内に冷却媒体を供給し、該冷却ローラに設けられた排出口から冷却ローラ外に排出された冷却媒体を回収する冷却媒体供給回収手段と、を備えた冷却装置において、
前記冷却ローラは、外管内に内管を内包し、該外管と該内管との隙間を冷却媒体が流れる外側流路、及び、該内管内を冷却媒体が流れる内側流路を有する二重管構造であり、前記内管の冷却ローラ長手方向途中に前記外側流路と前記内側流路とを連通する開口を設け、
前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記冷却ローラの一端側から他端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第1の経路と、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記他端側から前記一端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第2の経路とが形成され、
前記開口が前記内管の冷却ローラ長手方向の略中央部に形成されており、
前記冷却ローラの一端側に、該冷却ローラ内に冷却媒体を供給する第1の供給口を設け、
前記冷却ローラの他端側に、該冷却ローラ内に冷却媒体を供給する第2の供給口を設け、
前記冷却ローラの一端側と他端側とのどちらか一方に、前記冷却ローラ内から冷却ローラ外に冷却媒体を排出する排出口を設けており、
前記第1の供給口から供給された冷却媒体は上記第1の経路で前記外側流路を流れ前記開口を通って前記内側流路に流れ込み前記排出口から排出され、
前記第2の供給口から供給された冷却媒体は上記第2の経路で前記外側流路を流れ前記開口を通って前記内側流路に流れ込み前記排出口から排出されることを特徴とする冷却装置。 - シート状部材に接することでシート状部材を冷却する冷却ローラと、
該冷却ローラに設けられた供給口から冷却ローラ内に冷却媒体を供給し、該冷却ローラに設けられた排出口から冷却ローラ外に排出された冷却媒体を回収する冷却媒体供給回収手段と、を備えた冷却装置において、
前記冷却ローラは、外管内に内管を内包し、該外管と該内管との隙間を冷却媒体が流れる外側流路、及び、該内管内を冷却媒体が流れる内側流路を有する二重管構造であり、前記内管の冷却ローラ長手方向途中に前記外側流路と前記内側流路とを連通する開口を設け、
前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記冷却ローラの一端側から他端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第1の経路と、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記他端側から前記一端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第2の経路とが形成され、
前記冷却ローラ内を冷却ローラ長手方向途中で2つの領域に仕切る仕切り壁を有し、
前記冷却ローラの一端側に、該冷却ローラ内に冷却媒体を供給する第1の供給口と、前記冷却ローラ内から冷却ローラ外に冷却媒体を排出する第1の排出口とを設け、
前記冷却ローラの他端側に、該冷却ローラ内に冷却媒体を供給する第2の供給口と、前記冷却ローラ内から冷却ローラ外に冷却媒体を排出する第2の排出口とを設けており、
前記第1の供給口から供給された冷却媒体は前記第1の経路で前記外側流路を流れ前記仕切り壁で折り返されて前記仕切り壁よりも前記一端側にある前記内管内の前記内側流路に流れ込み前記第1の排出口から排出され、
前記第2の供給口から供給された冷却媒体は前記第2の経路で前記外側流路を流れ前記仕切り壁で折り返されて前記仕切り壁よりも前記他端側にある前記内管内の前記内側流路に流れ込み前記第2の排出口から排出され、
前記第1の経路と前記第2の経路との冷却ローラ長手方向途中で前記仕切り壁によって冷却媒体の折り返される位置が、前記冷却ローラの周方向で段階的または連続的に異なることを特徴とする冷却装置。 - 請求項1、2または3の冷却装置において、
上記冷却ローラの両端それぞれに、上記外管を回転可能に支持し、上記内管を固定支持する支持手段を設けたことを特徴とする冷却装置。 - 請求項1、2または3の冷却装置において、
上記冷却ローラの両端それぞれに、上記外管及び上記内管を回転可能に支持する支持手段を設けたことを特徴とする冷却装置。 - 請求項1または2の冷却装置において、
上記開口の近傍に上記外側流路から前記開口を通して上記内側流路に冷却媒体を導くガイド壁を設けたことを特徴とする冷却装置。 - 請求項1または2の冷却装置において、
上記開口を上記内管の長手方向で異なる位置に複数形成したことを特徴とする冷却装置。 - シート状部材に接することでシート状部材を冷却する冷却ローラと、
該冷却ローラに設けられた供給口から冷却ローラ内に冷却媒体を供給し、該冷却ローラに設けられた排出口から冷却ローラ外に排出された冷却媒体を回収する冷却媒体供給回収手段と、を備えた冷却装置において、
前記冷却ローラは、外管内に内管を内包し、該外管と該内管との隙間を冷却媒体が流れる外側流路、及び、該内管内を冷却媒体が流れる内側流路を有する二重管構造であり、前記内管の冷却ローラ長手方向途中に前記外側流路と前記内側流路とを連通する開口を設け、
前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記冷却ローラの一端側から他端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第1の経路と、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記他端側から前記一端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第2の経路とが形成され、
前記シート状部材の冷却ローラ長手方向に直交する方向の幅の略中央が、前記第1の経路で前記外側流路から前記内側流路に冷却媒体が流れ込み位置、及び、前記第2の経路で前記外側流路から前記内側流路に冷却媒体が流れ込み位置、の近傍を通ることを特徴とする冷却装置。 - シート状部材に接することでシート状部材を冷却する冷却ローラと、
該冷却ローラに設けられた供給口から冷却ローラ内に冷却媒体を供給し、該冷却ローラに設けられた排出口から冷却ローラ外に排出された冷却媒体を回収する冷却媒体供給回収手段と、を備えた冷却装置において、
前記冷却ローラは、外管内に内管を内包し、該外管と該内管との隙間を冷却媒体が流れる外側流路、及び、該内管内を冷却媒体が流れる内側流路を有する二重管構造であり、前記内管の冷却ローラ長手方向途中に前記外側流路と前記内側流路とを連通する開口を設け、
前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記冷却ローラの一端側から他端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第1の経路と、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記他端側から前記一端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第2の経路とが形成され、
前記シート状部材の冷却ローラ長手方向に直交する方向の幅が、前記第1の経路の前記外側流路と前記第2の経路の前記外側流路とのどちらかの冷却ローラ長手方向の幅よりも狭い場合には、前記シート状部材の前記幅よりも冷却ローラ長手方向の幅が広い前記第1の経路上または前記第2の経路上でシート状部材が搬送され、前記シート状部材が搬送される側の流路にのみ冷却媒体を流すことを特徴とする冷却装置。 - シート状部材に接することでシート状部材を冷却する冷却ローラと、
該冷却ローラに設けられた供給口から冷却ローラ内に冷却媒体を供給し、該冷却ローラに設けられた排出口から冷却ローラ外に排出された冷却媒体を回収する冷却媒体供給回収手段と、を備えた冷却装置において、
前記冷却ローラは、外管内に内管を内包し、該外管と該内管との隙間を冷却媒体が流れる外側流路、及び、該内管内を冷却媒体が流れる内側流路を有する二重管構造であり、前記内管の冷却ローラ長手方向途中に前記外側流路と前記内側流路とを連通する開口を設け、
前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記冷却ローラの一端側から他端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第1の経路と、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記他端側から前記一端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第2の経路とが形成され、
前記第1の経路及び前記第2の経路に流す冷却媒体の送液を1つの送液手段で行うことを特徴とする冷却装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の冷却装置において、
上記第1の経路に流す冷却媒体と上記第2の経路に流す冷却媒体とを別個の送液手段で行うことを特徴とする冷却装置。 - シート状部材に接することでシート状部材を冷却する冷却ローラと、
該冷却ローラに設けられた供給口から冷却ローラ内に冷却媒体を供給し、該冷却ローラに設けられた排出口から冷却ローラ外に排出された冷却媒体を回収する冷却媒体供給回収手段と、を備えた冷却装置において、
前記冷却ローラは、外管内に内管を内包し、該外管と該内管との隙間を冷却媒体が流れる外側流路、及び、該内管内を冷却媒体が流れる内側流路を有する二重管構造であり、前記内管の冷却ローラ長手方向途中に前記外側流路と前記内側流路とを連通する開口を設け、
前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記冷却ローラの一端側から他端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第1の経路と、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記他端側から前記一端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第2の経路とが形成され、
前記第1の経路と前記第2の経路とに流す冷却媒体の流量を調整する流量調整手段を有しており、
前記流量調整手段によって前記第1の経路に流す冷却媒体の流量と前記第2の経路に流す冷却媒体の流量とを同一にすることを特徴とする冷却装置。 - シート状部材に接することでシート状部材を冷却する冷却ローラと、
該冷却ローラに設けられた供給口から冷却ローラ内に冷却媒体を供給し、該冷却ローラに設けられた排出口から冷却ローラ外に排出された冷却媒体を回収する冷却媒体供給回収手段と、を備えた冷却装置において、
前記冷却ローラは、外管内に内管を内包し、該外管と該内管との隙間を冷却媒体が流れる外側流路、及び、該内管内を冷却媒体が流れる内側流路を有する二重管構造であり、前記内管の冷却ローラ長手方向途中に前記外側流路と前記内側流路とを連通する開口を設け、
前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記冷却ローラの一端側から他端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第1の経路と、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記他端側から前記一端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第2の経路とが形成され、
冷却媒体の熱を外部に放熱する放熱手段と、
該放熱手段に送風する冷却ファンと、
該冷却ファンの風量を制御する風量制御手段と、
前記第1の経路及び前記第2の経路を流れる冷却媒体の温度を検知する温度検知手段とを有し、
前記温度検知手段によって検知した冷却媒体の温度に基づいて、前記第1の経路及び前記第2の経路を流れる冷却媒体の温度が同一になるように、前記風量制御手段によって前記冷却ファンの風量を制御することを特徴とする冷却装置。 - シート状部材に接することでシート状部材を冷却する冷却ローラと、
該冷却ローラに設けられた供給口から冷却ローラ内に冷却媒体を供給し、該冷却ローラに設けられた排出口から冷却ローラ外に排出された冷却媒体を回収する冷却媒体供給回収手段と、を備えた冷却装置において、
前記冷却ローラは、外管内に内管を内包し、該外管と該内管との隙間を冷却媒体が流れる外側流路、及び、該内管内を冷却媒体が流れる内側流路を有する二重管構造であり、前記内管の冷却ローラ長手方向途中に前記外側流路と前記内側流路とを連通する開口を設け、
前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記冷却ローラの一端側から他端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第1の経路と、前記冷却媒体供給回収手段によって供給された冷却媒体が前記他端側から前記一端側に向かって前記外側流路を流れ前記開口を通り前記内側流路に流れ込む第2の経路とが形成され、
前記前記第1の経路と前記第2の経路とに流す冷却媒体の流量を調整する流量調整手段と、
前記第1の経路上及び前記第2の経路上における冷却ローラ表面近傍の温度を検知する温度検知手段とを有し、
前記温度検知手段によって検知した冷却ローラ表面近傍の温度に基づいて、前記第1の経路上及び前記第2の経路上の冷却ローラ表面近傍の温度が同一になるように、前記流量調整手段によって前記第1の経路に流す冷却媒体の流量と前記第2の経路に流す冷却媒体の流量とを調整することを特徴とする冷却装置。 - シート状部材上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
該シート状部材上に形成されたトナー像を少なくとも熱によってシート状部材に定着させる熱定着手段と、
該熱定着手段によってトナー像が定着されたシート状部材を冷却する冷却手段とを備えた画像形成装置において、
前記冷却手段として、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13または14の冷却装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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