JP2005258116A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005258116A
JP2005258116A JP2004070158A JP2004070158A JP2005258116A JP 2005258116 A JP2005258116 A JP 2005258116A JP 2004070158 A JP2004070158 A JP 2004070158A JP 2004070158 A JP2004070158 A JP 2004070158A JP 2005258116 A JP2005258116 A JP 2005258116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
transfer belt
image forming
forming apparatus
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004070158A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4360946B2 (ja
Inventor
Makoto Izuhara
良 出原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2004070158A priority Critical patent/JP4360946B2/ja
Publication of JP2005258116A publication Critical patent/JP2005258116A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4360946B2 publication Critical patent/JP4360946B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

【課題】 省スペース性や低コスト性に優れ、簡単な機構で転写ベルトの温度を制御することができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 潜像担持体に接触して走行する無端状の転写ベルト5と該転写ベルト5を支持する複数の支持ローラ9,11,11…とを備えた画像形成装置において、支持ローラ9,11,11…の少なくとも1つの支持ローラ9が、両端が開口した中空状の金属パイプローラとなっており、転写ベルト5の温度を検知するサーミスタ10を設け、支持ローラ9の一端開口9aに向けて大気を導入し、且つ、他端開口9bから大気を導出するための気流経路41を設け、サーミスタ10の出力に応じて支持ローラ9を流通する大気の温度を調節し、転写ベルト5の温度を制御することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

この発明は、複写機やプリンタ等に用いられる転写ベルトの温度制御を行うことが可能な画像形成装置に関する。
近年、複写機、プリンタ等の画像形成装置について小サイズ化、カラー化、高速化、及び両面印刷化が一般化したことにより、画像形成装置内部の温度上昇を回避する手法の重要性が増している。特にカラー機の高速化に伴い、4色タンデム方式を採用する画像形成装置が多くなっている。4色タンデム方式では、周長の大きい無端状の転写ベルトを用いることが一般的であり、画像転写部では潜像担持体から転写ベルト又は転写ベルトにより搬送される転写紙に画像を転写する。4色タンデム方式では一般的に連なる4色のステーションでの転写を連続的に行うため、画像の重ねずれが起こり易く、その原因の一つに転写ベルトの熱膨張が挙げられる。熱膨張の原因としては、転写ベルトの近傍に配置された定着装置が発する熱や、両面印刷時に定着装置を通過して転写ベルトにより再度搬送される転写紙が蓄積する熱等が挙げられる。
このような問題は転写ベルトが熱せられて高温となることで発生するが、逆に転写ベルトが低温である場合にも問題が発生する。すなわち、潜像担持体から転写ベルトへの画像の転写は潜像担持体と転写ベルト間の電位差を利用して行うため、転写ベルトの温度が低い場合には画像異常が発生するという問題がある。また、冬季の使用においては、冷えた転写ベルトに機外の比較的高温な空気が触れることで結露が発生し、画像異常を発生させるという問題もある。
このような問題点を解決するために、転写ベルトを駆動するベルト駆動ローラの内部に所望の温度に維持された液体媒体を循環させ、転写ベルトの温度を所望の温度に調整する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−190468号公報(図2)
しかしながら、特許文献1に記載された発明は、画像形成装置内に専用の液体循環装置を設けなければならないため、画像形成装置が大型化してしまうという問題点がある。また、ベルト駆動ローラ内部に液体媒体を流通させるので、液体媒体が漏れ出さないように特別な回転シール継手を用いなければならず、画像形成装置が複雑化するとともに製造コストが増加するという問題点がある。
このような問題点に鑑みこの発明は、省スペース性や低コスト性に優れ、簡単な機構で転写ベルトの温度を制御することができる画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、潜像担持体に接触して走行する無端状の転写ベルトと、該転写ベルトを支持する複数の支持ローラとを備えた画像形成装置において、前記支持ローラの少なくとも1つが、両端が開口した中空状の金属パイプローラとなっており、前記転写ベルトの温度を検知する温度検知部を設け、前記金属パイプローラの一端開口に向けて大気を導入し、且つ、他端開口から大気を導出するための気流経路を設け、前記温度検知部の出力に応じて前記金属パイプローラを流通する大気の温度を調節し、前記転写ベルトの温度を制御することを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、転写紙に転写された画像を定着するための定着装置が前記転写ベルトの転写紙搬送方向下流側に設けられ、金属パイプローラと温度検知部とが前記定着装置の近傍に配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記金属パイプローラの内壁に長手方向に沿って螺旋フィンが形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置において、金属パイプローラの回転に伴い回転して金属パイプローラ内に大気を流通させるファンが金属パイプローラの一端開口及び他端開口の何れか一方に連結されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置において、金属パイプローラの一端開口側の気流経路中に流通する大気を加熱又は冷却する温度調整部を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、前記温度調節部がペルチェ素子の一方の面に接続されたフィンからなることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の画像形成装置において、前記温度検知部の出力に応じて前記ペルチェ素子に印加する電圧を変化させることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項2〜7の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記気流経路は、画像形成装置本体に設けられ前記一端開口に接続された大気流入口及び前記他端開口に接続された大気流出口を備え、大気流出口は、前記定着装置を冷却するために大気を流通する定着装置冷却経路の定着装置よりも上流側に接続されていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項2〜8の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記定着装置を冷却するために大気を流通する定着装置冷却経路が設けられ、定着装置よりも下流側の定着装置冷却経路と金属パイプローラよりも上流側の気流経路とが連通して接続され、この連通部に仕切弁が設けられていることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9の何れか1項に記載の画像形成装置において、停止又は待機状態から画像形成を行う稼動状態に移行する場合であって、温度検知部にて検知した転写ベルトの温度Tが、画像形成可能上限温度Tと画像形成可能下限温度Tとの間にない場合に、前記転写ベルトの温度を次の関係を満足するように制御することを特徴とする。
≦T≦T
請求項11に記載の発明は、請求項10記載の画像形成装置において、転写ベルトの温度制御を行う場合に、転写ベルトのクリーニングを行うベルトクリーニング部及び潜像担持体を該転写ベルトから離間させることを特徴とする。
この発明は、支持ローラの少なくとも1つが、両端が開口した中空状の金属パイプローラとなっており、金属パイプローラの一端開口に向けて大気を導入し、且つ、他端開口から大気を導出するための気流経路を設け、温度検知部の出力に応じて金属パイプローラを流通する大気の温度を調節し、転写ベルトの温度を制御するので、省スペース性や低コスト性に優れ、簡単な機構で転写ベルトの温度を制御することができる効果がある。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す側面図、図2は、画像形成装置の要部を模式的に示した平面図、図3は、画像形成装置の定着装置近傍における要部拡大斜視図、図4(A)は、支持ローラの構造を示す一部切欠平面図、図4(B)は、図4(A)のA−A線に沿った断面図、図5は、コントローラの構成を示す機能ブロック図、図6(A)は、実施の形態2の支持ローラの要部を示す平面図、図6(B)は、図6(A)の要部拡大斜視図、図7は、実施の形態3の画像形成装置の要部を模式的に示した平面図である。尚、図6、図7において、図1〜5と同じ部材には同符号を付しその説明を省略する。
(実施の形態1)
図1において、1は画像形成装置、2は画像形成装置本体であり、該装置本体2内には複数個の感光体ユニット3Y,3M,3C,3Kがそれぞれ略水平に配置されて装着されている。この感光体ユニット3Y,3M,3C,3Kの下方であって装置本体2内の略中央部には、転写部材である転写ベルト5を有する転写部7が配置されている。感光体ユニット3Y,3M,3C,3Kの上方には書き込み装置17が配置されている。転写部7の転写紙搬送方向の下流側には転写紙Pに形成されたトナー像を定着する定着装置8が配置されている。また、転写部7の下方には両面ユニット19が配置されている。両面ユニット19の下方にはサイズの異なる転写紙Pが収納可能なカセット21,21が配置されている。装置本体2の左側には転写紙Pの表裏を反転する反転ユニット23が配置されている。定着装置8の転写紙搬送方向の下流側には転写紙搬送路37が設けられており、定着装置8から搬送された転写紙Pを外部トレイ12又は反転ユニット23に搬送するように構成されている。
感光体ユニット3Y,3M,3C,3Kは、感光体13Y,13M,13C,13K上にイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色に対応するトナー像を形成するためのユニットであり、各感光体13Y,13M,13C,13Kの表面が転写ベルト5と接触するように配置されている。感光体ユニット3Y,3M,3C,3Kは、転写紙搬送方向に沿って、3Y,3M,3C,3Kの順に配列されている。感光体ユニット3Y,3M,3C,3Kは、装置本体2に配置される場所を除いては同一構成とされている。すなわち、感光体ユニット3Y,3M,3C,3Kにおいて、感光体13Y,13M,13C,13Kの周囲には、現像装置15Y,15M,15C,15K及び帯電装置25Y,25M,25C,25Kがそれぞれ配置されている。
現像装置15Y,15M,15C,15Kは、Y、M、C、Kの各色のトナーとキャリアを有する2成分現像剤を、それぞれ感光体13Y,13M,13C,13K上に形成される静電潜像に供給して各静電潜像を現像するものである。
帯電装置25Y,25M,25C,25Kは、対応関係にある感光体13Y,13M,13C,13Kの表面を均一に帯電するもので、感光体13Y,13M,13C,13Kの表面に接触する帯電部材として帯電ローラを備えている。
転写ベルト5は、複数の支持ローラ9,11,11…に架け渡されて矢印Aで示す方向に回転駆動可能に設けられている。転写ベルト5は、感光体13Y,13M,13C,13Kの表面に圧接可能に設けられている。支持ローラ9,11,11…の内、定着装置8の最も近傍に配置される支持ローラ9は、両端が開口した中空状の金属パイプローラとされており、図2に示す気流経路41に接続されている。また、定着装置8の近傍において、転写ベルト5の走行方向の支持ローラ9よりも下流側に転写ベルト5の表面温度を検知する温度検知部としてのサーミスタ10が、転写ベルト5の表面に接触して配置されている。尚、支持ローラ9、気流経路41及びサーミスタ10については後述する。また、転写ベルト5の表面をクリーニングするためのベルトクリーニング部材14が、転写ベルト5と両面ユニット19との間に転写ベルト5の表面に接離可能に設けられている。
両面ユニット19は、対をなす搬送ガイド27,27と、複数の搬送ローラ対29を備えている。両面ユニット19は、転写紙Pの両面に画像を形成する両面画像形成モード時に、片面に画像が形成されてから反転ユニット23の反転搬送路31に搬送されてスイッチバック搬送されることで表裏が反転された転写紙Pを受け入れ、これを感光体13Y,13M,13C,13Kと転写ベルト5との間に形成される転写部へと再搬送する。
反転ユニット23は、複数の搬送ローラと複数の搬送ガイド板とからなり、両面画像形成モード時に片面画像形成後の転写紙Pを、その表裏を反転させて両面ユニット19へ送り出したり、画像形成後の転写紙Pを外部トレイ12に排出したりするためのものである。
カセット21,21の近傍には、カセット21,21上の転写紙Pを1枚ずつに分離して転写紙搬送路37に沿って給送する転写紙分離部35,35が設けられている。また、転写紙搬送路37の転写紙出口には、転写紙Pを転写ベルト5に所定のタイミングで送り出すレジストローラ39が設けられている。
続いて、支持ローラ9及び気流経路41について詳述する。図2、図3に示すように、装置本体2には気流経路41が設けられている。この気流経路41は、装置本体2の側面に開口した大気流入口43から一端開口9aに向けて大気を導入する大気導入路41aと、他端開口9bから装置本体2の側面に開口した大気流出口45へと大気を導出する大気導出路41bとを備えている。大気導入路41aは支持ローラ9の一端開口9aに接続されており、大気導出路41bは支持ローラ9の他端開口9bに接続されている。大気流入口43には支持ローラ9内部へと大気を流通するファン47が設けられている。大気導入路41aには、支持ローラ9中を流通する大気を加熱又は冷却して所定の温度に調節するための温度調節部49が設けられている。この温度調節部49は、ペルチェ素子51と該ペルチェ素子51の一方の面に接続された金属製のフィン53とを備えており、ペルチェ素子51に接続されたフィン53が大気導入路41a内に突出するように配置されている。また、装置本体2の適所には、サーミスタ10から出力される転写ベルト5の表面温度に応じてペルチェ素子51に印加する電圧を変化させることで、支持ローラ9を流通する大気の温度を調節するためのコントローラ59(図5)が設けられている。
図4(A),(B)に示すように、支持ローラ9の内壁には長手方向に沿って螺旋フィン55が形成されており、支持ローラ9が回転する際に、支持ローラ9の長手方向に沿った大気の流れ(図中矢印)を発生させ、支持ローラ9内部において大気をスムーズに流通させるように構成されている。
また、温度調節部49において、ペルチェ素子51の他方の面にはフィン53と同等か又はそれ以上の熱交換性能を有する金属製のフィン57が接続されており、このフィン57は、気流経路41外に突出するように設けられている。フィン57はペルチェ素子51の他方の面における放熱及び発熱を補助するためのものであり、ペルチェ素子51に一方の面から他方の面にかけて効率よく温度勾配を発生させ、一方の面に接続されたフィン53の温度制御性を高める機能を有する。
図5に示すように、コントローラ59は、制御部61と記憶部63とを備えている。記憶部63には、画像形成に好適な転写ベルト5の温度範囲が記憶されている。すなわち、記憶部63には画像形成が可能な転写ベルト5の温度の下限値である画像形成可能下限温度Tと、画像形成が可能な転写ベルト5の温度の上限値である画像形成可能上限温度Tとが記憶されている。制御部61にはサーミスタ10から出力される転写ベルト5の表面温度Tと画像形成可能下限温度T及び画像形成可能上限温度Tとを比較して、その差分(|T−T|及び|T−T|)を算出する比較器65、及び、転写ベルト5の表面温度TがT≦T≦Tの関係を満足しない場合に比較器65の比較結果(|T−T|又は|T−T|)に応じた電圧をペルチェ素子51に印加するとともに、ファン47及び支持ローラ9の駆動を制御する出力部67を備えている。
このような画像形成装置1において、停止状態(電源OFF)から画像形成を行う稼動状態へと移行する場合、又は、電源がONであるが画像形成を行っていない待機状態から画像形成を行う稼動状態へと移行する場合、コントローラ59は、比較器65において、サーミスタ10の出力である転写ベルト5の表面温度Tと記憶部63に記憶されている画像形成可能下限温度T及び画像形成可能上限温度Tとを比較する。そして、転写ベルト5の温度Tが、画像形成可能上限温度Tと画像形成可能下限温度Tとの間にない場合、つまり、T>T又はT<Tの場合には、コントローラ59の出力部67は、ペルチェ素子51に、比較器65の比較結果である|T−T|又は|T−T|の関数となる電圧を印加する。すなわち出力部67は、サーミスタ10にて検知した温度Tが印刷可能上限温度Tより大きい場合には、フィン53を冷却する極性で|T−T|の関数となる電圧をペルチェ素子51に印加して、ペルチェ素子51の一方の面の温度がT≦T≦Tとなるように制御する。同様に、サーミスタ10にて検知した温度Tが印刷可能上限温度T未満であった場合には、フィン53を加熱する極性で|T−T|の関数となる電圧をペルチェ素子51に印加して、ペルチェ素子51の一方の面の温度がT≦T≦Tとなるように制御する。ここで、|T−T|又は|T−T|の関数となる電圧とは、例えば、|T−T|又は|T−T|に比例するような大きさの電圧が挙げられる。
これとともに、出力部67は、ファン47及び支持ローラ9を駆動させる。ファン47が駆動されることにより、装置本体2外の大気は、大気流入口43から大気導入路41aに導入され、大気導入路41aを流通する過程で、所定の電圧を印加されたペルチェ素子51の一方の面に接続されたフィン53と接触することにより、画像形成可能上限温度Tと画像形成可能下限温度Tの間の温度とされた上で一端開口9aから、駆動する支持ローラ9中に導入される。この大気は、ファン47の送風力及び回転する螺旋フィン55の送風力により支持ローラ9内部を他端開口9bに向けて流通する。この過程で、大気は、支持ローラ9の内壁及び螺旋フィン55との接触により、支持ローラ9を、画像形成可能上限温度Tと画像形成可能下限温度Tとの間の温度に調節する。この温度とされた支持ローラ9は、転写ベルト5との巻き付き接触部において、転写ベルト5との間で熱交換を行い、転写ベルト5の表面温度を画像形成可能上限温度Tと画像形成可能下限温度Tの間の温度に制御する。また、支持ローラ9の内壁に長手方向に沿って形成された螺旋フィン55が、支持ローラ9の回転に伴い、一端開口9aから他端開口9bへの大気の流れを発生させ、支持ローラ9において大気をスムーズに流通させる。このようにして支持ローラ9中を流通し、他端開口9bから導出された大気は、大気導出路41bを経て大気流出口45から装置本体2外に導出される。
転写ベルト5の表面温度は、サーミスタ10を介してコントローラ59の比較器65により常に監視されており、転写ベルト5の表面温度が、画像形成可能上限温度Tと画像形成可能下限温度Tの間の温度となった場合には、コントローラ59は出力部67からペルチェ素子51への電圧の印加とファン47及び支持ローラ9の駆動を停止させ、通常の画像形成動作を行う。
すなわち、感光体13Y,13M,13C,13Kが図示しない駆動源により回転駆動されて時計回り方向に回転する。感光体ユニット3Y,3M,3C,3Kの各帯電ローラは、図示しない電源から帯電バイアスが印加されて感光体13Y,13M,13C,13Kをそれぞれ一様に帯電させる。感光体13Y,13M,13C,13Kは、それぞれ帯電ローラにより一様に帯電された後に書き込み装置17にて、Y,M,C,K各色の画像データで変調されたレーザ光により露光されて、各表面に静電潜像が形成される。これら感光体13Y,13M,13C,13K上の静電潜像は、感光体13Y,13M,13C,13Kの回転と、現像装置15Y,15M,15C,15Kの現像剤担持体としての図示しない現像スリーブが図示しない駆動源で回転駆動されることにより現像されてY,M,C,K各色のトナー像となる。
カセット21,21のうち選択された方のカセットからは、1枚の転写紙Pが分離されて、レジストローラ39へ給送される。レジストローラ39は、これら転写紙Pを感光体13Y,13M,13C,13K上のトナー像と先端が一致するタイミングで転写ベルト5上へ送り出す。送り出された転写紙Pは、帯電された転写ベルト5に静電的に吸着されて各転写部へと搬送される。
搬送された転写紙Pには、各転写部を順に通過する際に、感光体13Y,13M,13C,13K上のY,M,C,K各色のトナー像が順次に重ね合わせて転写されることで、4色重ね合わせのフルカラートナー像が形成される。フルカラートナー像が形成された転写紙Pは、定着装置8によりフルカラートナー像が溶融定着され、その後は指定されたモードに応じた転写紙排出路を通って外部トレイ12に反転排出される場合や、定着装置8から直進して反転ユニット23内を通ってストレートに排出される。
尚、転写ベルト5の温度制御動作は、停止又は待機状態から画像形成を行う稼動状態に移行する場合に限らず、支持ローラ9が回転している画像形成動作中に、転写ベルト5の表面温度がT≦T≦Tの関係を満足しなくなった場合にも実施される。すなわち、この場合、コントローラ59は、比較器65の比較結果である|T−T|又は|T−T|の関数となる電圧を出力部67からペルチェ素子51に印加するとともに、ファン47を駆動させる。これにより、回転する支持ローラ9内部には画像形成可能上限温度Tと画像形成可能下限温度Tの間の温度の大気が流通され、転写ベルト5の表面温度Tが、T≦T≦Tの関係を満足するように制御される。
また、転写ベルト5の温度制御のために支持ローラ9を駆動させる際に、コントローラ59が、感光体13Y,13M,13C,13K及びベルトクリーニング部材14を転写ベルト5から離間させるように制御してもよい。このようにすることにより、温度制御動作中に、感光体13Y,13M,13C,13K及びベルトクリーニング部材14が転写ベルト5と接触することがないので、寿命の低下やベルトクリーニング部材14のめくれ等の不具合を防止することができる。
さらに、この実施の形態1では、支持ローラ9の内部に螺旋フィン55を設けたが、支持ローラ9内部において大気をスムーズに流通させることが可能であるとともに、支持ローラ9内部を流通する画像形成可能上限温度Tと画像形成可能下限温度Tの間の温度の大気と支持ローラ9との間に充分な熱交換が行われ、転写ベルト5の表面温度Tが、T≦T≦Tの関係を満足するように制御されれば、螺旋フィン55を設ける必要はない。
また、ペルチェ素子51の他方の面に接続されたフィン57は、周囲の雰囲気との熱交換効率を高めるために、何らかの通風路中に設けることが好ましい。例えば、装置本体2の内部を冷却するための通風路中にフィン57を設けてもよいし、大気導出路41bを装置本体2内部でU字型に屈曲させ、大気導出路41b中にフィン57が配置されるようにしてもよい。
このように、この実施の形態1においては、回転する中空状の支持ローラ9内部に画像形成可能上限温度Tと画像形成可能下限温度Tの間の温度の大気を流通させることで、転写ベルト5の表面温度Tを、T≦T≦Tの関係を満足するように制御するので、転写ベルト5の表面温度Tが低い場合(T<T)であっても、高い場合(T>T)であっても、特別な部材を追加することなく、省スペース性、省コスト性に優れ、簡単な機構で転写ベルト5の表面温度Tを周方向に渡って制御することが可能となる。
また、転写ベルト5の温度制御を行う支持ローラ9及びサーミスタ10を、転写ベルト5に対する最大の熱源である定着装置8の近傍に配置したので、転写ベルト5の表面温度Tが高くなった場合(T>T)であっても、時間的な遅れ無く、効率的に転写ベルト5の表面温度Tを低下させ、T≦T≦Tの関係を満足するように制御することが可能となる。
また、支持ローラ9の内壁に長手方向に沿って螺旋フィン55が形成されており、支持ローラ9の長手方向に沿った大気の流れを発生させるので、比較的小径であるために大気の流通抵抗が大きい支持ローラ9内部に大気をスムーズに流通することが可能となる。
また、停止又は待機状態では、装置本体2内において熱が発生しないために転写ベルト5の表面温度Tが低くなったり(T<T)、装置本体2の給排気ファンが稼動しないことによる排熱量不足や定着装置8のオーバーシュート等の影響で転写ベルト5の表面温度Tが高くなったり(T>T)しやすい。これらの状態から稼動状態に移行する場合で、且つ、転写ベルト5の表面温度Tが画像形成可能上限温度Tと画像形成可能下限温度Tとの間にない場合に、支持ローラ9及び転写ベルト5を駆動させることで、迅速に転写ベルト5全体を均一な温度に制御することが可能となる。
また、温度調節部49には一方の面にフィン53を有するペルチェ素子51を用いているので、出力部67からペルチェ素子51に印加する電圧の大きさを比較器65の比較結果である|T−T|又は|T−T|の関数とし、且つ、電圧の極性を適切に制御することにより、支持ローラ9に流通する大気を画像形成可能上限温度Tと画像形成可能下限温度Tの間の温度とすることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2の画像形成装置は、支持ローラ9の一端開口9aに固定ファン69が接続されている点、及び、大気導入路41aにファン47が設けられていない点が実施の形態1と異なっている。すなわち、図6(A)、図6(B)に示すように、支持ローラ9と一体とされた固定ファン69が支持ローラ9の一端開口9aに連結されており、この固定ファン69は支持ローラ9の回転と共に回転し、大気導入路41aを介して装置本体2外から一端開口9aに向けて大気を導入する。
尚、固定ファン69は、支持ローラ9の他端開口9bに連結してもよいし、一端開口9a及び他端開口9bの両方に連結してもよい。
実施の形態2においては、実施の形態1と同様の作用効果を奏するとともに、転写ベルト5の温度制御の必要性が比較的少ない低速機等において、ファン47を省略することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3の画像形成装置は、気流経路41が、定着装置8を冷却するための定着装置冷却経路71と接続されている点、及び、大気導入路41aと、定着装置8よりも下流側の定着装置冷却経路71とが連通部73により接続され、この連通部73に仕切弁77が設けられている点が実施の形態1と異なっている。
すなわち、図7に示すように、装置本体2には、気流経路41と定着装置冷却経路71とが設けられている。気流経路41の大気導入路41aには、定着装置冷却経路71と連通する大気の経路である連通部73が設けられており、この連通部73には、図面鉛直方向に配置された回動軸75を支点として回動可能な仕切弁77が配置されている。大気導入路41aの連通部73よりも大気流通方向の下流側には、大気を支持ローラ9に流通するためのファン47が設けられている。大気導入路41aのファン47よりも大気流通方向の上流側には、実施の形態1と同様の温度調節部49が設けられている。また、大気導出路41bは、装置本体2内部で定着装置8方向に屈曲され、大気流出口45が定着装置冷却経路71の定着装置8よりも大気流通方向の上流側に接続されている。すなわち、大気流出口45は、定着装置冷却経路71の大気入口79を兼ねている。定着装置冷却経路71は、大気入口79から定着装置8の外周に沿って定着装置8を取り囲むように、気流経路41と平行に延出しており、大気出口81に装置本体2外に大気を排気するためのファン83を備えている。定着装置冷却経路71において、大気流通方向の定着装置8よりも下流側には、大気導入路41aと連通する連通部73が設けられている。
仕切弁77は、コントローラ59により制御され、2つの位置を取ることが可能である。すなわち、仕切弁77が図中実線で示した位置にある場合には、仕切弁77は大気流入口43を開放し、連通部73を閉鎖する。これにより定着装置冷却経路71からの大気の導入が遮断され、大気は、大気流入口43から支持ローラ9に向けて導入される。仕切弁77が回動されて図中破線で示した位置にある場合には、仕切弁77は大気流入口43を閉鎖し、連通部73を開放する。これにより、大気流入口43からの大気の導入が遮断され、定着装置8との熱交換により昇温した比較的暖かい大気が、連通部73から支持ローラ9に向けて導入される。
このような画像形成装置1において、転写ベルト5の表面温度Tが画像形成可能上限温度Tよりも高い場合には、コントローラ59は仕切弁77を図中実線で示した位置に回動することで連通部73を閉鎖し、実施の形態1と同様の転写ベルト5の温度制御動作が行われる。このようにして支持ローラ9を流通した大気は、大気入口79から定着装置冷却経路71に導入され、流通の過程で定着装置8を冷却し、大気出口81から装置本体2外に排出される。
それに対し、転写ベルト5の表面温度Tが画像形成可能下限温度Tよりも低い場合には、コントローラ59は、ペルチェ素子51を実施の形態1と同様に温度制御するとともに、仕切弁77を図中破線で示した位置に回動することで、大気流入口43を閉鎖し、連通部73を開放する。これにより、大気導入路41aには、定着装置冷却経路71から定着装置8との熱交換により昇温した大気が導入される。このようにして転写ベルト5の表面温度TがT≦T≦Tの関係を満足するように制御されたならば、コントローラ59は、仕切弁77を図中実線で示した位置に回動し、温度制御動作を終了する。
このように、この実施の形態3においては、一般的に定着装置8の近傍に配置される定着装置冷却経路71を気流経路41に接続することで、省スペース性、省コスト性に優れた画像形成装置を得ることができる。
また、定着装置8よりも下流側の定着装置冷却経路71と支持ローラ9よりも上流側の気流経路41とが連通して接続され、この連通部73に仕切弁77が設けられているので、転写ベルト5の表面温度Tが画像形成可能下限温度Tよりも低い場合に、仕切弁77を図中破線位置とすることにより、定着装置8との熱交換により比較的高温となった大気を大気導入路41aに導入し、フィン53に接触させることができるので、より迅速に、転写ベルト5の表面温度TをT≦T≦Tの関係を満足するように制御することができる。
この発明の実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す側面図である。 同上の画像形成装置の要部を模式的に示した平面図である。 同上の画像形成装置の定着装置近傍における要部拡大斜視図である。 (A)は、支持ローラの構造を示す一部切欠平面図、(B)は、図4(A)のA−A線に沿った断面図である。 コントローラの構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態2の画像形成装置であって、(A)は、支持ローラの要部を示す平面図、(B)は、図6(A)の要部拡大斜視図である。 実施の形態3の画像形成装置の要部を模式的に示した平面図である。
符号の説明
1 画像形成装置 2 画像形成装置本体
3Y,3M,3C,3K 感光体ユニット 5 転写ベルト
7 転写部 8 定着装置
9,11 支持ローラ 9a 一端開口
9b 他端開口 10 サーミスタ
13Y,13M,13C,13K 感光体 14 ベルトクリーニング部材
15Y,15M,15C,15K 現像装置 17 書き込み装置
19 両面ユニット 21 カセット
23 反転ユニット
25Y,25M,25C,25K 帯電装置
27 搬送ガイド 29 搬送ローラ対
35 転写紙分離部 37 転写紙搬送路
39 レジストローラ 41 気流経路
41a 大気導入路 41b 大気導出路
43 大気流入口 45 大気流出口
47,83 ファン 49 温度調節部
51 ペルチェ素子 53,57 フィン
55 螺旋フィン 59 コントローラ
61 制御部 63 記憶部
65 比較器 67 出力部
69 固定ファン 71 定着装置冷却経路
73 連通部 75 回動軸
77 仕切弁 79 大気入口
81 大気出口

Claims (11)

  1. 潜像担持体に接触して走行する無端状の転写ベルトと、該転写ベルトを支持する複数の支持ローラとを備えた画像形成装置において、前記支持ローラの少なくとも1つが、両端が開口した中空状の金属パイプローラとなっており、前記転写ベルトの温度を検知する温度検知部を設け、前記金属パイプローラの一端開口に向けて大気を導入し、且つ、他端開口から大気を導出するための気流経路を設け、前記温度検知部の出力に応じて前記金属パイプローラを流通する大気の温度を調節し、前記転写ベルトの温度を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 転写紙に転写された画像を定着するための定着装置が前記転写ベルトの転写紙搬送方向下流側に設けられ、金属パイプローラと温度検知部とが前記定着装置の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記金属パイプローラの内壁に長手方向に沿って螺旋フィンが形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 金属パイプローラの回転に伴い回転して金属パイプローラ内に大気を流通させるファンが金属パイプローラの一端開口及び他端開口の何れか一方に連結されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 金属パイプローラの一端開口側の気流経路中に流通する大気を加熱又は冷却する温度調整部を備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記温度調節部がペルチェ素子の一方の面に接続されたフィンからなることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記温度検知部の出力に応じて前記ペルチェ素子に印加する電圧を変化させることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記気流経路は、画像形成装置本体に設けられ、前記一端開口に接続された大気流入口及び前記他端開口に接続された大気流出口を備え、大気流出口は、前記定着装置を冷却するために大気を流通する定着装置冷却経路の定着装置よりも上流側に接続されていることを特徴とする請求項2〜7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記定着装置を冷却するために大気を流通する定着装置冷却経路が設けられ、定着装置よりも下流側の定着装置冷却経路と金属パイプローラよりも上流側の気流経路とが連通して接続され、この連通部に仕切弁が設けられていることを特徴とする請求項2〜8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 停止又は待機状態から画像形成を行う稼動状態に移行する場合であって、温度検知部にて検知した転写ベルトの温度Tが、画像形成可能上限温度Tと画像形成可能下限温度Tとの間にない場合に、前記転写ベルトの温度を次の関係を満足するように制御することを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の画像形成装置。
    ≦T≦T
  11. 転写ベルトの温度制御を行う場合に、転写ベルトのクリーニングを行うベルトクリーニング部及び潜像担持体を該転写ベルトから離間させることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
JP2004070158A 2004-03-12 2004-03-12 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4360946B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004070158A JP4360946B2 (ja) 2004-03-12 2004-03-12 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004070158A JP4360946B2 (ja) 2004-03-12 2004-03-12 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005258116A true JP2005258116A (ja) 2005-09-22
JP4360946B2 JP4360946B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=35083875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004070158A Expired - Fee Related JP4360946B2 (ja) 2004-03-12 2004-03-12 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4360946B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007206198A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Ricoh Co Ltd 冷却方法、冷却装置及び画像形成装置
JP2008014980A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Canon Inc 画像形成装置
JP2008015313A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および転写装置
CN104516250A (zh) * 2013-10-07 2015-04-15 富士施乐株式会社 抽屉部件和图像形成装置
JP2015152842A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置、冷却装置及び流路形成装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007206198A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Ricoh Co Ltd 冷却方法、冷却装置及び画像形成装置
JP2008014980A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Canon Inc 画像形成装置
JP2008015313A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および転写装置
CN104516250A (zh) * 2013-10-07 2015-04-15 富士施乐株式会社 抽屉部件和图像形成装置
US9141080B2 (en) 2013-10-07 2015-09-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Drawer member having image fixing unit, and image forming apparatus having same
CN104516250B (zh) * 2013-10-07 2018-09-28 富士施乐株式会社 抽屉部件和图像形成装置
JP2015152842A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置、冷却装置及び流路形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4360946B2 (ja) 2009-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9296235B2 (en) Cooling device and image forming apparatus
US7558502B2 (en) Image forming apparatus
US7433625B2 (en) Image heating apparatus
JP5648291B2 (ja) 光沢付与装置および画像形成装置
JP5932282B2 (ja) 画像形成装置
JP2012098677A (ja) 冷却装置及び画像形成装置
JP2011008171A (ja) 画像形成装置
JP4481683B2 (ja) 画像形成装置
JP2003076209A (ja) 定着装置
JP5408550B2 (ja) 冷却装置及び画像形成装置
JP4360946B2 (ja) 画像形成装置
JP4298557B2 (ja) 画像形成装置
JP4255760B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5818131B2 (ja) 冷却装置及び画像形成装置
JP2012063538A (ja) 光沢付与装置と画像形成装置
JP5098952B2 (ja) 画像形成装置
JP2006285151A (ja) 冷却装置及び画像形成装置
JP4995615B2 (ja) 画像形成装置
JP6132956B2 (ja) 画像形成装置
JP2017044956A (ja) 画像形成装置
JP4397034B2 (ja) 画像形成装置の冷却装置および画像形成装置
US11500313B2 (en) Imaging system including heating element and cooling device
JP2004361626A (ja) 画像形成装置
JP4890996B2 (ja) ベルト走行装置及び画像形成装置
JP2004138813A (ja) ベルト装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090804

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090811

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees