JP5339106B2 - ガラスレンズのプレス成形方法 - Google Patents

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本発明は、ガラスレンズのプレス成形方法に関する。
プリフォームからプレス成形によってガラスレンズを製造する場合に、成形型の隙間にガラスが入り込み、いわゆるオーバーパックを生じる場合がある。このようなオーバーパックは、金型の破損や、レンズの割れや欠けの原因となり、光学性能にも悪い影響を与える。
このようなオーバーパックを生じさせないために、ガラスレンズの形状に応じて作成した1次成形用の金型でプリフォームをオーバーパックしにくい形状に1次成形し、その後実際のレンズ形状を有した2次成形用の金型でガラスレンズを成形する方法が開発されている(たとえば、特許文献1)。しかし、この方法では、ガラスレンズの形状に応じて変形した成形型を使用する必要があるので、製造工程が煩雑となり製造コストも増大する。
従来、プリフォームからプレス成形によってガラスレンズを製造する場合に、オーバーパックを生じさせない簡単なガラスレンズのプレス成形方法は開発されていない。
特許文献1 特開2002−97025号公報
したがって、プリフォームからプレス成形によってガラスレンズを製造する場合に、オーバーパックを生じさせない、簡単なガラスレンズのプレス成形方法に対するニーズがある。
本発明によるガラスレンズの成形方法は、プレス成形前にプリフォームの、レンズの有効部分以外の部分に対応する位置に、プレス成形による変形量に応じた容積を備えたオーバーパック防止用の溝を機械加工によって設けるステップを含む。
本発明によれば、プレス成形の際に、ガラスが前記オーバーパック防止用の溝を埋めることにより、成形型の隙間に入り込むことはなくオーバーパックを防止することができる。また、オーバーパック防止用の溝を機械加工によって設けることにより、煩雑な製造工程を必要とすることなく簡単にオーバーパックを防止することができる。
本発明の第1の実施形態によるガラスレンズの成形方法において、前記溝を機械加工によって設けるステップは、前記溝の幅を定めるステップと、プリフォームの長さ(PD)及び前記レンズのレンズ部の長さ(LD)から、前記溝の位置を定めるステップと、前記レンズのサグ量(sag)、前記レンズの全体長さ(OD)、前記レンズのレンズ部の長さ(LD)及び前記溝の幅(W)から、kを定数として、
Figure 0005339106
にしたがって、前記溝の深さ(D)を定めるステップと、を含む。
本実施形態によれば、上記の式を使用することにより、レンズの形状から適切に溝の深さを定めてオーバーパックを防止することができる。
本発明の第2の実施形態によるガラスレンズの成形方法は、第1の実施形態によるガラスレンズの成形方法であって、kが0.05から0.3の範囲の定数である。
本発明の第3の実施形態によるガラスレンズの成形方法は、プリフォームを作製するためのツールによって溝を機械加工する。
プリフォームを作製するためのツールを使用してプリフォーム作製と同時に溝を形成することにより、製造工程がより簡単になる。
本発明の第4の実施形態によるガラスレンズの成形方法において、機械加工は研削である
ガラスレンズのプレス成形方法を説明するための図である。 ダイシングブレードを使用してプリフォームに予め溝を形成する工程を説明するための図である。 プリフォームに形成される溝の形状の例を示す図である。 溝が形成されたプリフォームの断面、及びプリフォームからプレス成形によって製造されるレンズの断面を示す図である。 プリフォームに予め形成する溝の深さD及び溝の位置Pを決定する方法を示す流れ図である。 溝の位置がレンズの有効範囲にかかっていない場合を説明するための図である。 溝の位置がレンズの有効範囲にかかっている場合を説明するための図である。 溝を備えたプリフォームを使用したガラスレンズのプレス成形方法を説明するための図である。 実施例1のプリフォームの形状を示す図である。 実施例1のレンズの形状を示す図である。 実施例2のプリフォームの形状を示す図である。 実施例2のレンズの形状を示す図である。 実施例3のプリフォームの形状を示す図である。 実施例3のレンズの形状を示す図である。
図1は、ガラスレンズのプレス成形方法を説明するための図である。ガラスレンズは、たとえば、直方体の形状のプリフォーム101を、成形型201、203及び胴型205を使用してプレス成形することによって製造される。ここでは、一例として、いわゆる凸のシリンドリカル・レンズを製造する場合について説明する。
図1(a)は、プレス成形前のプリフォーム101と、成形型201、203及び胴型205との断面を示す図である。該断面は、プリフォームの一つの面と平行な断面である。成形型201及び203は、図1(a)における垂直方向にプリフォーム101をプレスする。胴型205は、成形型201及び203の枠である。
図1(b)は、プレス成形前のプリフォーム101と、成形型201、203及び胴型205との図1(a)の断面と直交する断面Aを示す図である。
図1(c)は、プレス成形後のプリフォーム101と、成形型201、203及び胴型205との断面を示す図である。該断面は、プリフォームの一つの面と平行な断面である。図1(c)において、成形型201の成形用面は、曲線状に形成されている。したがって、プリフォーム101の対応する面は、曲線状のレンズ面として成形される。
図1(d)は、プレス成形後のプリフォーム101と、成形型201、203及び胴型205との図1(c)の断面と直交する断面Aを示す図である。図1(d)において、変形したプリフォーム101の端部には、丸で囲んだ突起部が生じる。この突起部は、オーバーパックと呼ばれるものである。このようなオーバーパックは、金型の破損や、レンズの割れや欠けの原因となり、光学性能にも悪い影響を与える。
上述のように、このようなオーバーパックを生じさせないために、ガラスレンズの形状に応じて作成した1次成形用の金型でプリフォームをオーバーパックしにくい形状に1次成形し、その後実際のレンズ形状を有した2次成形用の金型でガラスレンズを成形する方法が開発されている。しかし、この方法では、ガラスレンズの形状に応じて変形した成形型を使用する必要があるので、製造工程が煩雑となり製造コストも増大する。
そこで、本願の発明者は、プリフォームに予めオーバーパック防止用の溝を機械加工によって形成することに想到した。上記の溝は、たとえば、プリフォームを作製するためのツールであるダイシングブレードやワイヤーを使用して形成することができる。プリフォームを作製するためのツールを使用してプリフォーム作製と同時に溝を形成すれば、製造工程がより簡単になる。
図2は、研削のツールとして好適なダイシングブレードを使用してプリフォームに予め溝を形成する工程を説明するための図である。プリフォーム101が固定された状態でダイシングブレード301は回転しながら矢印の方向に移動することによりプリフォーム101の面に溝が形成される。プリフォーム101を切り出すために使用されるダイシングブレード301を使用することにより、極めて簡単にプリフォーム101に溝を形成することができる。
図3は、プリフォームに形成される溝の形状の例を示す図である。溝の幅Wは、ツールの幅と加工の走査回数によって定まり、溝の形状は、ツールの断面形状によって定まる。図3(a)は長方形型の溝を示し、図3(b)は楕円型の溝を示し、図3(c)は三角形型の溝を示す。溝の深さはDで示される。
図4(a)は、溝が形成されたプリフォーム101の断面を示す図である。溝の幅はW、溝の深さはDで示される。プリフォーム101の長さはPDで示される。また、溝は、プリフォーム101の端部からPの位置に設けられる。
図4(b)は、プリフォーム101からプレス成形によって製造されるレンズ103の断面を示す図である。ここでは、レンズ103は、図4(b)に示す断面と垂直な方向の任意の位置において図4(b)に示す断面と同じ断面を有するシリンドリカル・レンズとして説明を行う。レンズ103の全体の長さをODで示し、レンズのレンズ部分(レンズ曲面を形成している部分)の長さをLDで示し、レンズの有効部分(光学面として機能する部分)の長さをEDで示す。また、レンズのサグ量をsagで示す。
図5は、プリフォームに予め形成する溝の深さD及び溝の位置Pを決定する方法を示す流れ図である。
図5のステップS010において、プリフォームに予め形成される溝の幅Wを決定する。決定方法は、一例として、研削のツールとして好適なダイシングブレードを使用する場合、加工の走査回数は1回として、溝の幅Wはダイシングブレードの幅とする。。
図5のステップS020において、溝の深さDと溝の位置Pを仮に定める。
ここで、溝の深さDを仮に定めるには以下の式を使用する。
Figure 0005339106
kは定数であり、0.05から0.3の範囲の値とする。具体的には、一例として、
k=0.15
とする。
式(1)の右辺の
Figure 0005339106
は、プレス成形による変形量に相当する量である。他方、D・Wは、溝の容積に相当する量である。したがって、式(1)を使用することにより、溝が、プレス成形による変形量に応じた容積を備えるように溝の深さDを定めることができる。
本実施形態においては、シリンドリカル・レンズの場合について説明した。より一般的に、同様の簡単な近似式により、溝が、プレス成形による変形量に応じた容積を備えるように溝の深さを定めることができる。
また、溝の位置Pを仮に定めるには以下の式を使用する。
Figure 0005339106
プレス成形の際に、最もオーバーパックを生じやすい個所は、レンズ部分(レンズ曲面を形成している部分)の端部である。そこで、レンズ部分の端部に溝が位置するように上記の位置を使用する。ここで、mは、調整項であり、具体的には、一例として、
m=0
とする。
図5のステップS030において、溝の位置がレンズの有効範囲にかかっていないか判断する。溝の位置がレンズの有効範囲にかかっていない場合にはステップS050に進む。溝の位置がレンズの有効範囲にかかっている場合には、ステップS040に進む。
図6は、溝の位置がレンズの有効範囲にかかっていない場合を説明するための図である。図6において長さの単位はミリメータである。図6(a)はプリフォームの平面図と側面図を示し、図6(b)は、レンズの平面図と側面図を示す。図6(b)において斜線を付した部分はレンズの有効範囲を示す。レンズとプリフォームの中心位置を揃えて比較すると、図6(a)に示すようにプリフォームの溝の位置はレンズの有効範囲の位置にかかっていない。
図7は、溝の位置がレンズの有効範囲にかかっている場合を説明するための図である。図7において長さの単位はミリメータである。図7(a)はプリフォームの平面図と側面図を示し、図7(b)は、レンズの平面図と側面図を示す。図7(b)において斜線を付した部分はレンズの有効範囲を示す。レンズとプリフォームの中心位置を揃えて比較すると、図7(a)に示すようにプリフォームの溝の位置はレンズの有効範囲の位置にかかっている。
図5のステップS040において、式(2)における調整項mの値を変えることによって溝の位置がレンズの有効範囲にかからないようにする。
図5のステップS050において、仮に定められた溝の深さDと位置Pに基づいてプリフォームに溝の機械加工を行う。
図5のステップS060において、溝の深さDと溝の位置Pを最終的に決定するためにプレス成形を行う。
図5のステップS070において、オーバーパックが生じたかあるいはオーバーパックが生じそうであるかどうかについて判断する。オーバーパックが生じたかあるいはオーバーパックが生じそうである場合には、ステップS080に進む。そうでない場合には、ステップS090に進む。
図5のステップS080において、式(1)の係数kの値を大きくして溝の深さDを再計算し、ステップS030に戻る。オーバーパックが生じたかあるいはオーバーパックが生じそうであるのは溝の深さDが不足しているためであると考えられるので溝の深さDを大きくする。溝の深さDを大きくしてもなおオーバーパックを生じる場合は、溝の機械加工のためのツールの幅、加工走査回数などを変更することで溝の幅を大きくすることが効果的である。その際は変更した溝の幅Wを用いて、再度ステップS020から溝の深さDと溝の位置Pを決定する。
図5のステップS090において、充填不良、割れなど溝に起因する成形不良があるかどうかについて判断する。充填不良、割れなど溝に起因する成形不良がある場合には、ステップS0100に進む。そうでない場合には、処理を終了する。
図5のステップS100において、式(1)の係数kの値を小さくして溝の深さDを再計算し、ステップS030に戻る。充填不良、割れなど溝に起因する成形不良があるのは溝の深さDが大きすぎるためであると考えられるので溝の深さDを小さくする。溝の深さDを小さくしてもなお成形不良が生じる場合には、溝の機械加工のためのツールの幅、加工走査回数などを変更することで溝の幅を小さくすることが効果的である。その際は変更した溝の幅Wを用いて、再度ステップS020から溝の深さDと溝の位置Pを決定する。
図5のステップS080及びステップS100において、式(1)の係数kの値は、0.05から0.30の間の値で調整すればよい。
上述のようにして定めた位置と深さの溝をプリフォームに形成し、このようなプリフォームにプレス成形を行ってガラスレンズを製造する。
図8は、上述の方法によって形成された溝を備えたプリフォームを使用したガラスレンズのプレス成形方法を説明するための図である。ガラスレンズは、溝を備えた直方体の形状のプリフォーム101から、成形型201、203及び胴型205を使用してプレス成形することによって製造される。ここでは、一例として、いわゆるシリンドリカル・レンズを製造する場合について説明する。
図8(a)は、プレス成形前のプリフォーム101と、成形型201、203及び胴型205との断面を示す図である。該断面は、プリフォームの一つの面と平行な断面である。
図8(b)は、プレス成形前のプリフォーム101と、成形型201、203及び胴型205との図1(a)の断面と直交する断面Aを示す図である。
図8(c)は、プレス成形後のプリフォーム101と、成形型201、203及び胴型205との断面を示す図である。該断面は、プリフォームの一つの面と平行な断面である。図8(c)において、成形型201の成形用面は、曲線状に形成されている。したがって、プリフォーム101の対応する面は、曲線状のレンズ面として成形される。
図8(d)は、プレス成形後のプリフォーム101と、成形型201、203及び胴型205との図6(c)の断面と直交する断面Aを示す図である。溝の部分に材料が充填されることにより、図1(d)のようにプリフォームに突起部が生じることはない。
以下に本発明のガラスレンズのプレス成形方法を実施例に基づいて説明する。なお、実施例において長さの単位は、ミリメータである。
実施例1
図9は、実施例1のプリフォームの形状を示す図である。図9(a)は平面図であり、図9(b)は側面図である。
図10は、図9に示したプリフォームから形成された実施例1のレンズの形状を示す図である。図10(a)は平面図であり、図10(b)は側面図である。
溝の幅Wは0.3ミリメータとする。式(1)及び式(2)に図9及び図10に示した数値を代入して、以下のように溝の深さD及び位置Pを求める。ただし、kは、0.15とし、mは−0.1ミリメータとした。
Figure 0005339106
溝の深さDは、0.69ミリメータであり、溝の位置Pはプリフォームの端部から1.0ミリメータである。なお、図9(b)において溝の深さDは、0.7ミリメータとした。
実施例2
図11は、実施例2のプリフォームの形状を示す図である。図11(a)は平面図であり、図11(b)は側面図である。
図12は、図11に示したプリフォームから形成された実施例2のレンズの形状を示す図である。図12(a)は平面図であり、図12(b)は側面図である。
溝の幅Wは0.3ミリメータとする。式(1)及び式(2)に図11及び図12に示した数値を代入して、以下のように溝の深さD及び位置Pを求める。本実施例のレンズは両凸レンズであるので、プリフォームの表面(図11(b)の上側)及び裏面(図11(b)の下側)の両面に溝を形成する。ただし、kは、0.15とし、mは0ミリメータとした。
表面について
Figure 0005339106
溝の深さDは、0.82ミリメータであり、溝の位置Pはプリフォームの端部から0.05ミリメータである。なお、図11(b)において溝の深さDは、0.8ミリメータとし、溝の位置Pはプリフォームの端部から0ミリメータとした。
裏面について
Figure 0005339106
溝の深さDは、0.41ミリメータであり、溝の位置Pはプリフォームの端部から0.45ミリメータである。なお、図11(b)において溝の深さDは、0.4ミリメータとし、溝の位置Pはプリフォームの端部から0.5ミリメータとした。
実施例3
図13は、実施例3のプリフォームの形状を示す図である。図13(a)は平面図であり、図13(b)は側面図である。
図14は、図13に示したプリフォームから形成された実施例3のレンズの形状を示す図である。図14(a)は平面図であり、図14(b)は側面図である。
溝の幅Wは0.5ミリメータとする。式(1)及び式(2)に図13及び図14に示した数値を代入して、以下のように溝の深さD及び位置Pを求める。ただし、kは、0.15とし、mは−0.2ミリメータとした。
Figure 0005339106
溝の深さDは、0.45ミリメータであり、溝の位置Pはプリフォームの端部から0.5ミリメータである。なお、図13(b)において溝の深さDは、0.5ミリメータとした。
本発明によるガラスレンズのプレス成形方法の利点について以下に説明する。プリフォームに直接機械加工によって溝を形成する方法は、金型による1次成形でプリフォームに溝を形成する方法と比較して製造工程が簡単である。
また、プリフォームに直接機械加工によって溝を形成する本発明の方法によれば、金型による1次成形でプリフォームに溝を形成する場合と比較して、細い溝を作成することができるため、オーバーパックを防止しながらレンズの有効範囲を大きくすることができる。
また、プリフォームに直接機械加工によって溝を形成する本発明の方法によれば、金型による1次成形でプリフォームに溝を形成する場合と比較して、深い溝を作成することができるため、オーバーパックを生じやすいレンズ形状にも容易に対応することができる。

Claims (3)

  1. ガラスレンズのプレス成形方法であって、
    プレス成形前にプリフォームの、レンズの有効部分以外の部分に対応する位置に、プレス成形による変形量に応じた容積を備えたオーバーパック防止用の溝を機械加工によって設けるステップを含み、
    前記溝を機械加工によって設けるステップは、
    前記溝の幅を定めるステップと、
    プリフォームの長さ(PD)及び前記レンズ部の長さ(LD)から、前記溝の位置を定めるステップと、
    前記レンズのサグ量(sag)、前記レンズの全体長さ(OD)、前記レンズ部の長さ(LD)及び前記溝の幅(W)から、kを定数として、
    Figure 0005339106
    にしたがって、前記溝の深さ(D)を定めるステップと、を含み、
    kが0.05から0.3の範囲の定数であるガラスレンズのプレス成形方法。
  2. プリフォームを作製するためのツールによって溝を機械加工する請求項1に記載のガラスレンズのプレス成形方法。
  3. 機械加工が研削である請求項1または2に記載のガラスレンズのプレス成形方法。
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