JP5338570B2 - 表示媒体及び表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示媒体及び表示装置に関する。
表示媒体としては、特許文献1に開示される表示媒体が公知である。特許文献1に開示される表示媒体10によれば、セル11の角部11aであってフレーム部材16の内周側において、複数の柱状部材22を設けることにより、セル11の角部11aに発生した気泡が、柱状部材22を含むセル11内の壁面に接して安定的に保持される確率が高まるので、気泡30の表示領域Eへの移動が抑制され、気泡30による表示不良の発生を抑制することができる。
また、柱状部材22は、フレーム部材16との間に間隙を有するので、気泡30は、フレーム部材16と柱状部材22とに接して、そのフレーム部材16と柱状部材22との間隙に安定的に保持されることにより、表示領域Eへの移動が抑制され、気泡30による表示不良の発生を、より抑制することができる。
特開2006−243616号公報(図1)
本発明は、表示部の気泡を捕獲部で捕獲すると共に、捕獲部で捕獲された気泡が表示部へ戻るのを抑制することを課題とする。
請求項1の発明は、粒子が分散された分散媒を有し、電界により前記粒子を移動させて画像を表示する表示部と、前記表示部の分散媒中の気泡を捕獲する捕獲部と、前記表示部側にある気泡を前記捕獲部へ流通可能に前記表示部と前記捕獲部との間に配置され、前記捕獲部に捕獲された気泡が前記表示部側へ戻ることを抑制する抑制構造を有する隔壁と、を備え、前記捕獲部は、捕獲した気泡が前記表示部へ流通不能に前記表示部と仕切られている表示媒体である。
請求項2の発明は、前記隔壁は、前記表示部側にある気泡が前記捕獲部へ流通可能な流通部の壁面の少なくとも一部を構成し、前記抑制構造は、前記隔壁の前記流通部側の端部から前記捕獲部側へ突出する凸部で構成されている請求項1に記載の表示媒体である。
請求項3の発明は、前記隔壁は、前記表示部側にある気泡が前記捕獲部へ流通可能な流通部の壁面の少なくとも一部を構成し、前記抑制構造は、前記流通部側の端部が前記捕獲部側へ傾斜されている隔壁の形状である請求項1に記載の表示媒体である。
請求項4の発明は、前記表示部及び前記捕獲部を含めた外形が長方形状とされ、その外形の長手方向端部に前記捕獲部が配置されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示媒体である。
請求項5の発明は、前記表示部は、複数に区画され、区画された各領域の外側へ気泡が流通可能とされている請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示媒体である。
請求項6の発明は、前記表示部の外周の少なくとも一部に形成され、前記表示部からの気泡を前記捕獲部へ流通可能にする流通路を備える請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示媒体である。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示媒体と、前記表示媒体に設けられた電極間に電圧を印加して前記電界を形成する電界形成部と、を備える表示装置である。
本発明の請求項1の構成によれば、請求項1に係る捕獲部及び抑制構造を備えない場合に比べ、表示部の気泡を捕獲部で捕獲すると共に、捕獲部で捕獲された気泡が表示部へ戻るのを抑制できる。
本発明の請求項2又は請求項3の構成によれば、請求項2又は請求項3に係る抑制構造を有さない場合に比べ、抑制構造を容易に構成できる。
本発明の請求項4の構成によれば、捕獲部が長手方向端部に配置されていない場合に比べ、捕獲部を重力方向上側に位置された場合に、捕獲部が気泡を捕獲しやすい。
本発明の請求項5の構成によれば、請求項5に係る表示部を備えない場合に比べ、捕獲部が気泡を捕獲しやすい。
本発明の請求項6の構成によれば、請求項6に係る流通路を備えない場合に比べ、捕獲部が気泡を捕獲しやすい。
本発明の請求項1の構成によれば、表示部と捕獲部とが仕切られていない場合に比べ、捕獲部で捕獲された気泡が表示部に戻らないようにできる。
本発明の請求項7の構成によれば、請求項7に係る表示媒体を備えない場合に比べ、捕獲部で捕獲された気泡が表示部に戻らないようにできる。
図1は、本実施形態に係る表示装置の全体構成を示す概略平面図である。 図2は、本実施形態に係る表示装置を部分的に拡大して示す概略断面図で あり、移動性粒子群が背面基板側に位置している状態を示す。 図3は、本実施形態に係る表示装置を部分的に拡大して示す概略断面図で あり、移動性粒子群が表面基板側へ位置している状態を示す。 図4は、本実施形態に係る表示媒体の製造方法を示す概略図である。 図5は、第1変形例に係る隔壁の構成を示す概略平面図である。 図6は、第2変形例に係る隔壁の構成を示す概略平面図である。 図7は、第3変形例に係る隔壁の構成を示す概略平面図である。 図8は、第4変形例に係る隔壁において、凸部を形成した構成を示す概略 平面図である。 図9は、第5変形例に係る表示媒体の構成を示す概略平面図である。 図10は、第6変形例に係る表示媒体の構成を示す概略平面図である。 図11は、第6変形例に係る表示媒体において、表示媒体の長手方向に隣接するセル同士において気泡の流通を可能にする構成を示す概略平面図である。 図12は、第7変形例に係る表示媒体の構成を示す概略平面図である。 図13は、第7変形例に係る表示媒体の構成を示す概略断面図である。 図14は、第7変形例に係る表示媒体の製造方法を示す概略図である。 図15は、第7変形例に係る表示媒体において、隔壁を有さない構成を 示す概略平面図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(本実施形態に係る表示装置10の構成)
まず、本実施形態に係る表示装置10の構成を説明する。図1は、本実施形態に係る表示装置10の全体構成を示す概略平面図である。図2及び図3は、本実施形態に係る表示装置10を部分的に拡大して示す概略断面図である。
本実施形態に係る表示装置10は、例えば、画像の保存及び書換えが可能な装置(具体的には、掲示板、回覧版、電子黒板、広告、看板、点滅標識、電子ペーパー、電子新聞、電子書籍、及び複写機・プリンタと共用できるドキュメントシートなど)として用いられるものである。具体的には、表示装置10は、電気泳動により画像を表示するものであり、図1に示されるように、表示媒体12を備えている。
この表示媒体12は、画像を表示する表示部24と、表示部24の気泡Aを捕獲する捕獲部26とを備えている。表示媒体12は、表示部24及び捕獲部26を含めた外形が長方形状とされ、その外形の長手方向端部に捕獲部26が配置されている。捕獲部26は、表示媒体12の短手方向の全域にわたって形成されている。また、本実施形態に係る表示媒体12は、捕獲部26が重力方向上側に位置する向きが、使用される際の標準姿勢となっている。なお、表示部24の具体的な構成については後述する。
表示媒体12の外周部には、図1に示されるように、後述の表面基板20(図2及び図3参照)と後述の背面基板22(図2及び図3参照)とを接合する接合部42が、枠状に形成されている。この接合部42は、表面基板20と背面基板22とを接合する接合材76(図4参照)によって構成されている。接合部42が表示部24及び捕獲部26の外周を囲んで表面基板20と背面基板22とを接合することにより、表示部24及び捕獲部26が封止されている。
また、表示媒体12は、図2及び図3に示されるように、画像表示面とされる表面基板20と、表面基板20との間に間隙をもって表面基板20に対向配置される背面基板22とを備えている。表面基板20は、支持基板38と、支持基板38の背面基板22に対する対向面に形成された表面電極40と、を備えて構成されている。背面基板22は、支持基板44と、支持基板44の表面基板20に対する対向面に形成された背面電極46と、を備えて構成されている。
表面基板20及び背面基板22のうち、少なくとも表面基板20は、透光性を有している。ここで、本実施形態における透光性とは、可視光の透過率が60%以上であることを指している。
支持基板38及び支持基板44としては、例えば、ガラスや、プラスチック、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂等が用いられる。
なお、支持基板38及び支持基板44は、可撓性を有するものであっても良いし、可撓性を有しないものであっても良いが、後述のように、表示媒体12がロールtoロール方式により製造される場合には、可撓性を有するものが選択される。
表面電極40及び背面電極46としては、例えば、インジウム・スズ・カドミウム・アンチモン等の酸化物、ITO等の複合酸化物、金・銀・銅・ニッケル等の金属、ポリピロールやポリチオフェン等の有機材料等が用いられる。これらの材料は、例えば、単層膜、混合膜あるいは複合膜として用いられる。また、これらの材料は、例えば、蒸着法、スパッタリング法、塗布法、CVD法(気相成長法)等によって形成される。
また、表示装置10は、図2及び図3に示されるように、表示媒体12に電圧を印加して表示媒体12内に電界を形成する電界形成部16を備えている。この電界形成部16は、表面電極40及び背面電極46に電気的に接続されている。電界形成部16は、表面電極40及び背面電極46に電圧を印加するための電圧印加装置であり、電界形成部16によって電圧を表面電極40及び背面電極46間に印加することにより、表面電極40及び背面電極46との間に電界が形成されるようになっている。なお、表示装置10の電界形成部16は、表示媒体12(表面電極40及び背面電極46)と切り離し可能に接続されていても良い。この場合においては、例えば、表示媒体12の書き換えや表示が必要な時のみに、表示媒体12を電界形成部16に接続して画像情報の表示を行い、保存時は互いに切り離しておいて表示媒体12の可搬性を良くするように構成される。
なお、上記の構成では、表面基板20及び背面基板22の双方に電極(表面電極40及び背面電極46)を備えていたが、何れか一方にだけ設けるようにしても良い。この場合では、例えば、表面電極40及び背面電極46の一方が接地され、他方が電界形成部16に接続される。
(本実施形態に係る表示部24の構成)
次に、本実施形態に係る表示部24の構成について説明する。
本実施形態に係る表示部24は、図1、図2及び図3に示すように、表面基板20と背面基板22との基板間を複数に区画する区画部材32を備えている。
この区画部材32は、表面基板20と背面基板22との基板間の間隔を保持する機能と、表面基板20と背面基板22との基板間の間隙を複数に区画する機能とを有している。なお、区画部材32としては、表面基板20と背面基板22との基板間の間隔を保持する機能のみを有し、その基板間の間隙を区画しない構成であっても良い。
区画部材32によって区画された領域(以下、セルという)は、表面基板20と、背面基板22と、区画部材32と、によって囲まれて構成されている。区画部材32は、表示媒体12に画像を表示したときの各画素に対応するようにセルを二次元状に形成している。
また、区画部材32は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、電子線硬化樹脂、光硬化樹脂、ゴム、金属等で形成される。
区画部材32の形成方法は、例えば、接着性を持つ感光性樹脂(例えば、熱可塑性樹脂:アクリル樹脂、アクリレート、ウレタン等)の層を表面基板20と背面基板22の一方に形成した後、これにフォトリソグラフィー法を利用して露光して当該樹脂の層に潜像を形成し、現像することで形成する形成方法を用いても良い。また、熱ナノインプリントあるいは光ナノインプリント若しくはこれらを組み合わせたナノインプリントにより、樹脂をエンボス加工することで、区画部材32を形成しても良い。また、その他の公知の方法を用いて区画部材32を形成しても良い。
区画部材32は有色でも無色でも良いが、表示媒体12に表示される表示画像に悪影響を及ぼさないように無色透明であることが望ましく、その場合には、例えば、ポリスチレンやポリエステルやアクリルなどの透明樹脂等が使用される。なお、「透明」とは、可視光に対して50%以上の透過率を有することを指している。
また、本実施形態に係る表示部24では、図2及び図3に示すように、移動性粒子群34と、移動性粒子群34が分散される分散媒30とが、各セル内に封入されている。移動性粒子群34が分散される分散媒30としては、絶縁性液体であることが望ましい。ここで、「絶縁性」とは、体積抵抗値が10Ω・cm以上であることを指している。
具体的には、絶縁性液体として、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、トルエン、キシレン、デカン、ヘキサデカン、ケロセン、パラフィン、イソパラフィン、シリコーンオイル、変性シリコーンオイル、ジクロロエチレン、トリクロロエチレン、パークロロエチレン、高純度石油、エチレングリコール、アルコール類、エーテル類、エステル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン、2−ピロリドン、N−メチルホルムアミド、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ベンジン、ジイソプロピルナフタレン、オリーブ油、イソプロパノール、トリクロロトリフルオロエタン、テトラクロロエタン、ジブロモテトラフルオロエタンなどや、それらの混合物が好適に用いられる。
また、下記体積抵抗値となるように不純物を除去した水(所謂、純水)を、分散媒30として用いても良い。該体積抵抗値としては、10Ω・cm以上であることが望ましく、10Ω・cm以上1019Ω・cm以下であることがさらに望ましく、さらに1010Ω・cm以上1019Ω・cm以下であることがより良い。この範囲の体積抵抗値とすることで、より効果的に、粒子群に電界が印加され、かつ、電極反応に起因する分散媒30の電気分解による気泡の発生が抑制される。
なお、絶縁性液体には、必要に応じて、酸、アルカリ、塩、分散安定剤、酸化防止や紫外線吸収などを目的とした安定剤、抗菌剤、防腐剤などを添加しても良いが、上記で示した特定の体積抵抗値の範囲となるように添加することが望ましい。
また、絶縁性液体には、帯電制御剤として、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、フッ素系界面活性剤、シリコーン系界面活性剤、金属石鹸、アルキルリン酸エステル類、コハク酸イミド類等を添加しても良い。
また、分散媒30としては、高分子樹脂を用いても良い。高分子樹脂としては、高分子ゲル、高分子ポリマー等であることが望ましい。具体的には、高分子樹脂として、例えば、ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリ(メタ)アクリルアミド等が用いられる。これら高分子樹脂は、上記の絶縁性液体と共に分散媒30として用いても良い。
各セル内に封入されている移動性粒子群34は、複数の粒子から構成されており、この分散媒30中に分散され、セル内に形成された電界の向き強度に応じて表面基板20と背面基板22との基板間を移動するようになっている。
この移動性粒子群34の各移動性粒子としては、ガラスビーズ、アルミナ、酸化チタン等の絶縁性の金属酸化物粒子等、熱可塑性若しくは熱硬化性樹脂粒子、これらの樹脂粒子の表面に着色剤を固定したもの、熱可塑性若しくは熱硬化性樹脂中に絶縁性の着色剤を含有する粒子、及びプラズモン発色機能を有する金属コロイド粒子等が用いられる。
移動性粒子の樹脂には、必要に応じて、帯電性を制御する帯電制御剤を混合しても良い。また、移動性粒子の内部や表面には、必要に応じて、磁性材料を混合しても良い。また、移動性粒子の表面には、必要に応じて、外添剤を付着させても良い。
また、本実施形態に係る表示部24では、図2及び図3に示すように、反射部材36が、各セル内に封入されている。反射部材36は、表面基板20と背面基板22との基板間において、表面基板20の板面方向の全面に渡って存在するように配置されている。
この反射部材36は、移動性粒子群34を構成する粒子とは異なる光学的反射特性を有している。反射部材36同士の間には、移動性粒子群34を構成する各粒子が通過可能な空隙が形成されている。なお、反射部材36は、分散媒30中に分散されており、移動性粒子群34が移動する際に、分散媒30の流動と共に移動して移動性粒子を通過可能にする構成とされていても良い。
ここで、「移動性粒子群34を構成する粒子とは異なる光学的反射特性を有する」とは、移動性粒子群34だけが分散された分散媒30と、反射部材36とを対比して目視で観察した場合に、色度、明度、及び彩度において、両者の差異が識別できる差異があることを意味する。なお、これらの色度、明度、及び彩度のうち、特に色度が異なることが望ましい。
上記「識別できる差異」とは、例えば、色度が異なる場合には、具体的には、この移動性粒子群34だけが分散された分散媒30と、反射部材36との各々におけるCIELAB値をX−Rite社製X−Rite404により測定したときのa*、b*の差が、5以上であることを指している。
本実施形態に係る表示部24の構成によれば、電界形成部16から表示媒体12の表面電極40と背面電極46とに電圧が印加されると、印加された電圧に応じた電界が分散媒30中に形成される。
この形成された電界によって、移動性粒子群34が表面基板20と背面基板22との基板間を移動する。例えば、移動性粒子群34を構成する粒子が負極に帯電されており、表面電極40に正の電圧、背面電極46に負の電圧が印加されると、移動性粒子群34を構成する粒子は、反射部材36の空隙を通って、背面基板22側から表面基板20側に移動する(図3参照)。このとき、表面基板20側から目視すると、表面基板20側に位置する移動性粒子群34の粒子の色が、表示媒体12の色として視認される。
一方、表面電極40に負の電圧、背面電極46に正の電圧が印加されると、移動性粒子群34を構成する粒子は、反射部材36の空隙を通って、表面基板20側から背面基板22側に移動する(図2参照)。このとき、表面基板20側から目視すると、反射部材36の色が、表示媒体12の色として視認される。なお、反射部材36が、移動性粒子と異なる極性に帯電され、表面電極40及び背面電極46への電圧印加の際に、基板間を移動性粒子とは反対方向に移動するように構成しても良い。
(本実施形態に係る隔壁50の構成)
次に、本実施形態に係る隔壁50の構成を説明する。
本実施形態に係る隔壁50は、図1に示されるように、表示部24側にある気泡Aを捕獲部26へ流通可能に表示部24と捕獲部26との間に配置されている。この隔壁50は、平面視における表示媒体12の短手方向に沿って、直線状に形成されている。また、隔壁50は、表面基板20から背面基板22までの全領域に渡って形成されている。
隔壁50には、表示部24側にある気泡Aが捕獲部26へ流通可能な流通部の一例としての開口52が形成されている。すなわち、開口52は、残留及び発生が想定される気泡Aの大きさよりも大きく形成されている。隔壁50の端面が開口52の壁面の一部を構成している。
開口52は、平面視における隔壁50の長手方向中央部に配置されている。なお、開口52が配置される位置は、平面視における隔壁50の長手方向端部側(例えば、隔壁50と接合部42の間)であっても良い。また、開口52は、複数形成されていても良い。また、開口52の形状は、気泡Aが通過可能であれば、どのような形状であっても良い。
また、開口52は、例えば、表面基板20から背面基板22までの全領域に渡って、隔壁50の一部を切り欠ける(形成しない)ことにより形成されている。なお、開口52は、表面基板20から背面基板22までの全領域ではなく、一部領域において切り欠ける(形成しない)ことにより形成される構成であっても良い。また、流通部としては、隔壁50ではなく、表面基板20又は背面基板22と隔壁50とを接合する接合層の一部を切り欠ける(形成しない)ことにより形成された開口であっても良い。
隔壁50は、捕獲部26に捕獲された気泡Aが表示部24側へ戻ることを抑制する抑制構造を有している。この抑制構造は、具体的には、隔壁50の開口52側の端部(開口52の縁)から捕獲部26側へ突出する凸部54で構成されている。凸部54は、表面基板20から背面基板22までの全領域に渡って形成されている。なお、凸部54は、表面基板20から背面基板22までの全領域ではなく、一部領域において形成される構成であっても良い。
また、隔壁50と表示部24との間には、表示部24からの気泡Aを開口52へ流通可能とする通路56が、隔壁50に沿って形成されている。通路56は、残留及び発生が想定される気泡Aの大きさよりも広い通路幅に形成されている。
(本実施形態に係る表示装置10の作用)
次に、本実施形態に係る表示装置10の作用について説明する。
本実施形態に係る表示装置10では、捕獲部26が重力方向上側に位置する向きに表示媒体12が向けられると、表示部24に混入した気泡Aが、その浮力により、表示部24から通路56を通り、隔壁50の開口52を通過して捕獲部26に流入する。これにより、表示部24に混入した気泡Aが捕獲部26に捕獲される。
捕獲部26が重力方向上側に向けられた状態で、表示部24に画像を表示して表示装置10が使用される場合においては、捕獲部26に捕獲された気泡Aは、捕獲部26に留まり、表示部24へ戻らない。
また、捕獲部26が表示部24に対して水平方向側に位置する向きに表示媒体12が向けられた状態で、表示装置10が運搬される場合や表示装置10が使用される場合においても、捕獲部26に捕獲された気泡Aは、隔壁50に形成された凸部54に引っ掛かって、表示部24へ戻りにくい。
以上のように、捕獲部26で捕獲された気泡Aが表示部24へ戻りにくいので、表示部24にて表示される画像が気泡Aの影響を受けにくくなる。
なお、表示部24に残留及び発生する気泡Aとしては、製造時に混入する気泡と経時的に発生する気泡とが考えられる。
経時的に発生する気泡としては、例えば、電極反応に起因する分散媒30の電気分解により発生する気泡が考えられる。また、分散媒30中に溶解していた気体が気化して発生する気泡も考えられる。
製造時に混入する気泡としては、例えば、移動性粒子群34が分散された分散媒30を表面基板20と背面基板22との間に充填して、表面基板20と背面基板22とを貼り合わせる際に、基板間の空間体積よりも少ない量の分散媒30が充填されることにより、その空間体積に対する不足分が気泡として基板間に残留する場合が考えられる。
なお、図5に示されるように、隔壁50は、捕獲部26に捕獲された気泡Aが表示部24側へ戻ることを抑制する抑制構造として、凸部54の先端から隔壁50に沿って外周側へ形成された凸部58を有する構成であってもよい(第1変形例)。
図5の構成によれば、捕獲部26に捕獲された気泡Aは、凸部54や凸部58に引っ掛かりやすく、表示部24へ戻りにくくなる。特に、隔壁50、凸部54及び凸部58に囲まれた領域に入り込んだ気泡Aは、凸部54及び凸部58を迂回しないと、表示部24に到達しないので、表示部24に戻りにくくなる。
(本実施形態に係る表示媒体12の製造方法の一例)
次に、本実施形態に係る表示媒体12の製造方法の一例について説明する。図4は、本実施形態に係る表示媒体12の製造方法を示す概略図である。
当該製造方法においては、図4に示されるように、表面基板20及び背面基板22が、それぞれ、巻付部材70、72に予めロール状に巻き付けられている。また、背面基板22には、区画部材32及び隔壁50が予め形成されている。
この製造方法では、まず、ロール状に巻き付けられた背面基板22が巻付部材72から巻き出されて搬送され、その搬送される背面基板22の外周部には、塗布装置74によって接合材76が塗布される。
次に、接合材76が外周部に塗布された背面基板22には、移動性粒子群34が分散された分散媒30が、充填装置78によって、区画部材32により区画された各セル内、通路56及び捕獲部26に充填される。このとき、分散媒30は、全セル(表示部24)の体積以上であって、表面基板20と背面基板22との間の空間体積(表示部24、通路56及び捕獲部26を含めた体積)以下の量が充填される。
次に、分散媒30が充填された背面基板22は、巻付部材70から巻き出された表面基板20と重ねられた状態でロール80に挟まれて、表面基板20と貼り合わされる。このとき、捕獲部26は、表示部24に対して、背面基板22の搬送方向上流側に形成される。セル内に残留した気泡Aは、ロール80のロール圧力によって搬送方向上流側にしごかれ、隔壁50の開口52を通じて捕獲部26に流入して捕獲部26に捕獲される。
次に、硬化装置82によって接合材76を硬化(例えば、紫外線硬化)して、背面基板22及び表面基板20をその外周部において固着して接合部42を形成し、表示媒体12が完成する。次に、背面基板22と表面基板20とが固着された表示媒体12は、巻取部材86によってロール状に巻き取られる。
なお、区画部材32は、予め背面基板22に形成する構成に限られず、例えば、区画部材32を予めロール状に巻いておき、巻き出して背面基板22に貼り付けながら、分散媒30を充填する構成であっても良い。
(第2変形例に係る隔壁150の構成)
次に、第2変形例に係る隔壁150の構成について説明する。図6は、第2変形例に係る隔壁150の構成を示す概略平面図である。
第2変形例に係る隔壁150は、図6に示されるように、表示部24側にある気泡Aを捕獲部26へ流通可能に表示部24と捕獲部26との間に配置されている。
隔壁150には、表示部24側にある気泡Aを捕獲部26へ流通可能な流通部の一例としての開口152が形成されている。すなわち、開口152は、残留及び発生が想定される気泡Aの大きさよりも大きく形成されている。
開口152は、平面視における隔壁150の長手方向中央部に形成されている。なお、開口152が形成される位置は、平面視における隔壁150の長手方向端部側(例えば、隔壁50と接合部42の間)であっても良い。また、開口152の形状は、気泡Aが通過可能であれば、どのような形状であっても良い。
また、開口152は、例えば、表面基板20から背面基板22までの全領域に渡って、隔壁150の一部を切り欠ける(形成しない)ことにより形成されている。なお、開口152は、表面基板20から背面基板22までの全領域ではなく、一部領域において切り欠ける(形成しない)ことにより形成される構成であっても良い。また、流通部としては、隔壁150ではなく、表面基板20又は背面基板22と隔壁150とを接合する接合層の一部を切り欠ける(形成しない)ことにより形成された開口であっても良い。
第2変形例に係る隔壁150は、開口152側が捕獲部26側へ傾斜される形状による抑制構造を有している。具体的には、隔壁150は、平面視において、外周から中央部に向かって徐々に図6における上側(捕獲部26側)が先細りになるように、ハの字形状に形成されている。
なお、開口152が、平面視における隔壁150の長手方向一端部に配置される場合には、隔壁150の長手方向他端部から開口152のある長手方向一端部に向かって徐々に図6における上側が先細りになるように、隔壁150が形成される。
また、隔壁150と表示部24との間には、表示部24からの気泡Aを開口152へ流通可能とする通路156が、隔壁150に沿って形成されている。通路156は、残留及び発生が想定される気泡Aの大きさよりも広い通路幅に形成されている。
なお、上記の隔壁50のように、隔壁150の開口152側の端部(開口152の縁)から捕獲部26側へ突出する凸部を形成してもよい。
第2変形例の構成によれば、表示部24からの気泡Aが隔壁150を伝って開口152から捕獲部26に流入しやすくなる。一方、捕獲部26に捕獲された気泡Aは、図6における上側の接合部42と隔壁50との間隔が、表示媒体12の短手方向端部側より中央部側(開口152側)で狭くなっているので、表示部24へ戻りにくくなる。
(第3変形例に係る隔壁350の構成)
次に、第3変形例に係る隔壁350の構成について説明する。図7は、第3変形例に係る隔壁350の構成を示す概略平面図である。
第3変形例に係る隔壁350は、迷路構造(ラビリンス構造)を有しており、具体的には、図7に示されるように、複数の隔壁350A、350B、350Cで構成されている。
隔壁350A、350B、350Cは、平面視における表示媒体12の短手方向に沿って直線状に形成されると共に、平面視における表示媒体12の長手方向に沿って間隔をあけて配置されている。隔壁350A、350B、350Cの間隔は、残留及び発生が想定される気泡Aの大きさよりも広くされている。
隔壁350Aと接合部42との間には、表示部24側にある気泡Aを捕獲部26へ流通可能な流通部の一例としての開口352Aが、平面視における表示媒体12の短手方向一端側(図7における左側)に形成されている。隔壁350Bと接合部42との間には、表示部24側にある気泡Aを捕獲部26へ流通可能な開口352Bが、平面視における表示媒体12の短手方向他端側(図7における右側)に形成されている。隔壁350Cと接合部42との間には、表示部24側にある気泡Aを捕獲部26へ流通可能な開口352Cが、平面視における表示媒体12の短手方向一端側(図7における左側)に形成されている。すなわち、開口352A、352B、352Cは、残留及び発生が想定される気泡Aの大きさよりも大きくかつ、左右交互に形成されている。
以上により、隔壁350A、350B、350Cの間には、平面視における表示媒体12の短手方向の一端部(図7における左端部)から他端部(図7における右端部)に向かった後、その他端部(図7における右端部)から一端部(図7における左端部)へ向かうようにジグザグ状の通路が形成される。
また、開口352A、352B、352Cは、それぞれ、例えば、表面基板20から背面基板22までの全領域に渡って、隔壁350A、350B、350Cの一部を切り欠ける(形成しない)ことにより形成されている。なお、開口352A、352B、352Cは、表面基板20から背面基板22までの全領域ではなく、一部領域において切り欠ける(形成しない)ことにより形成される構成であっても良い。また、流通部としては、隔壁350A、350B、350Cではなく、表面基板20又は背面基板22と隔壁350A、350B、350Cとを接合する接合層の一部を切り欠ける(形成しない)ことにより形成された開口であっても良い。
なお、隔壁350Aと表示部24との間には、表示部24からの気泡Aを開口352Aへ流通可能とする通路356が、隔壁350Aに沿って形成されている。
第3変形例に係る隔壁350の構成によれば、捕獲部26に一旦捕獲された気泡Aは、隔壁350A、350B、350Cの間に形成されたジグザグ状の通路を通らないと、表示部24に到達しないため、表示部24へ戻りにくくなる。
なお、図8に示されるように、隔壁350A、350B、350Cには、それぞれ、開口352A、352B、352C側の端部に、捕獲部26側に突出する凸部354を形成しても良い(第4変形例)。この構成によれば、捕獲部26に捕獲された気泡Aは、凸部354に引っ掛かりやすくなるため、さらに、表示部24へ戻りにくくなる。
さらに、隔壁350A、350B、350Cの少なくとも1つを、傾斜されて構成してもよい。
以上のように、本実施形態に係る表示媒体12は、隔壁50に替えて、第1変形例に係る隔壁、第2変形例に係る隔壁150、第3変形例に係る隔壁350及び第4変形例に係る隔壁のいずれか、又はそれらの組み合わせを用いて構成しても良く、隔壁としては、捕獲部26に捕獲された気泡Aが表示部24へ戻ることを抑制する抑制構造を有するものであれば良い。
(第5変形例に係る表示媒体112)
次に、第5変形例に係る表示媒体112の構成について説明する。図9は、第5変形例に係る表示媒体112の構成を示す概略平面図である。
第5変形例に係る表示媒体112は、図9に示されるように、表示部24からの気泡Aを捕獲部26へ流通可能にする流通路160を備えている。この流通路160は、通路56と、通路56の配置側以外の表示部24の外周に沿って形成された通路160A、160B、160Cとを備えて構成されている。
また、流通路160は、通路56、通路160A、160B、160Cによって、全セルの外周を囲んでおり、枠状をなしている。流通路160は、残留及び発生が想定される気泡Aの大きさよりも広い通路幅に形成されている。
第5変形例に係る表示媒体112の構成によれば、捕獲部26が重力方向上側以外を向いた場合であっても、表示部24に混入した気泡Aが、その浮力により、流通路160の通路160A、160B、160Cに流入する。
その後、捕獲部26が重力方向上側に向けられると、流通路160の通路160A、160B、160Cに流入した気泡Aが、その浮力により、通路56を通り、隔壁50の開口52を通じて捕獲部26に流入する。
このように、一旦流通路160へ流入した気泡Aは、捕獲部26に捕獲されやすくなる一方、区画部材32によりセルに戻りにくい。
また、捕獲部26に捕獲された気泡Aが、流通路160に戻った場合でも、セルに戻りにくく、再度、捕獲部26で捕獲されやすい。
なお、流通路160は、長方形状の表示媒体12の4辺のうちの2辺又は3辺に沿って形成される構成であっても良い。すなわち、流通路160は、例えば、通路56及び通路160Aで構成されていてもよく、通路56及び通路160A、160Bで構成されていてもよい。
(第6変形例に係る表示媒体212)
次に、第6変形例に係る表示媒体212の構成について説明する。図10は、第6変形例に係る表示媒体212の構成を示す概略平面図である。
第6変形例に係る表示媒体212は、図10に示されるように、セル外へ気泡を流通可能にする開口262が区画部材32に形成されている。開口262は、例えば、表面基板20から背面基板22までの全領域に渡って区画部材32の一部を切り欠けることにより形成される。なお、表面基板20から背面基板22までの全領域ではなく、一部領域において切り欠ける構成であっても良い。また、区画部材32ではなく、表面基板20又は背面基板22と区画部材32とを接合する接合層の一部を切り欠けることにより開口を形成する構成であっても良い。
また、第6変形例に係る表示媒体212は、第5変形例に係る表示媒体112と同様に、表示部24からの気泡Aを捕獲部26へ流通可能にする流通路160を備えている。この流通路160は、通路56と、通路56の配置側以外の表示部24の外周に沿って形成された通路160A、160B、160Cとを備えて構成されている。
また、流通路160は、通路56、通路160A、160B、160Cによって、全セルの外周を囲んでおり、枠状をなしている。流通路160は、残留及び発生が想定される気泡Aの大きさよりも広い通路幅に形成されている。
開口262は、隣接するセル同士を通じさせて気泡Aの流通を可能にする共に、セルとそのセルに隣接する流通路160とを通じさせて気泡Aの流通を可能にしている。
第6変形例に係る表示媒体212の構成によれば、セルに残留又は発生した気泡Aが、開口262を通じて、隣接する重力方向上側のセルに流入する。セルに集められた気泡Aが、その浮力により、重力方向上側の流通路160(通路56・通路160A、160B、160C)に流入する。
捕獲部26が重力方向上側に向けられると、通路160A、160Cに流入した気泡Aが、その浮力により、通路56に流入すると共に、通路560に流入した気泡Aが、その浮力により、隔壁50の開口52を通じて捕獲部26に流入する。このように、セル内の気泡Aが、効率よく捕獲部26に捕獲される。
なお、流通路160が形成されていない構成であっても良い。また、隣接するセル全てが流通するように開口262が形成される必要は無く、図11に示されるように、例えば、表示媒体12の長手方向に隣接するセル同士において気泡Aが流通可能とされるように開口262が形成される構成であっても良い。
(第7変形例に係る表示媒体312)
次に、第7変形例に係る表示媒体312の構成について説明する。図12は、第7変形例に係る表示媒体312の構成を示す概略平面図である。図13は、第7変形例に係る表示媒体312の構成を示す概略断面図である。
第7変形例に係る表示媒体312は、図12及び図13に示されるように、捕獲部26で捕獲した気泡Aが表示部24へ流通不能に、捕獲部26が表示部24とが仕切られている。具体的には、隔壁50と表示部24との間に形成された通路56部分において、表面基板20と背面基板22とが固着されることにより、捕獲部26と表示部24とが仕切られている。なお、図12及び図13においては、表面基板20と背面基板22との固着部分が符号Kにて示されている。
第7変形例に係る表示媒体312の構成によれば、捕獲部26で捕獲された気泡Aが、表示部24に戻らず、表示部24にて表示される画像が気泡Aの影響を受けることがない。
次に、第7変形例に係る表示媒体312の製造方法について説明する。図14は、第7変形例に係る表示媒体312の製造方法を示す概略図である。
当該製造方法においては、図14に示されるように、表面基板20及び背面基板22が、それぞれ、巻付部材70、72に予めロール状に巻き付けられている。また、背面基板22には、区画部材32及び隔壁50が予め形成されている。
この製造方法では、まず、ロール状に巻き付けられた背面基板22が巻付部材72から巻き出されて搬送され、その搬送される背面基板22の外周部には、塗布装置74によって接合材76が塗布される。
次に、接合材76が塗布された背面基板22には、移動性粒子群34が分散された分散媒30が、充填装置78によって、区画部材32により区画された各セル内、通路56及び捕獲部26に充填される。このとき、分散媒30は、全セル(表示部24)の体積以上であって、表面基板20と背面基板22との間の空間体積(表示部24、通路56及び捕獲部26を含めた体積)以下の量が充填される。
次に、分散媒30が充填された背面基板22は、巻付部材70から巻き出された表面基板20と重ねられた状態でロール80に挟まれて、表面基板20と貼り合わされる。このとき、捕獲部26は、表示部24に対して、背面基板22の搬送方向上流側に形成される。セル内に残留した気泡Aは、ロール80のロール圧力によって搬送方向上流側にしごかれ、隔壁50の開口52を通じて捕獲部26に流入して捕獲部26に捕獲される。
次に、硬化装置82によって接合材76を硬化(例えば、紫外線硬化)して、背面基板22及び表面基板20がその外周部において固着されて、接合部42が形成される。
次に、外周部において表面基板20と固着された背面基板22は、表示部24と捕獲部26との間において、固着装置388が加熱及び加圧することにより、表面基板20と固着され、表示部24と捕獲部26とが仕切られて表示媒体12が完成する。そして、完成した表示媒体12は、巻取部材86によってロール状に巻き取られる。
第7変形例に係る表示媒体312においては、図15に示されるように、隔壁50を有さない構成であっても良い。この構成では、表示部24と捕獲部26との間において、表面基板20と背面基板22とが固着されることにより、捕獲部26と表示部24とが仕切られる。この隔壁50を有さない構成においても、例えば、図14に示す製造方法によって製造される。
なお、本実施形態に係る表示装置10においては、第5変形例に係る表示媒体112、第6変形例に係る表示媒体212及び第7変形例に係る表示媒体312のいくつかを組み合わせて構成しても良い。また、第5変形例に係る表示媒体112、第6変形例に係る表示媒体212及び第7変形例に係る表示媒体312のいずれか、又はそれらの組み合わせに対して、第1変形例に係る隔壁、第2変形例に係る隔壁150、第3変形例に係る隔壁350、第4変形例に係る隔壁のいずれか、又はそれらの組み合わせを適用して構成しても良い。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。
10 表示装置、12,112,212,312 表示媒体、16 電界形成部、24 表示部、26 捕獲部、30 分散媒、32 区画部材、50,150,250,350 隔壁、52,152,252,262,352A 開口、54,354 凸部、160 流通路

Claims (9)

  1. 粒子が分散された分散媒を有し、電界により前記粒子を移動させて画像を表示する表示部と、
    前記表示部の分散媒中の気泡を捕獲する捕獲部と、
    前記表示部側にある気泡を前記捕獲部へ流通可能に前記表示部と前記捕獲部との間に配置され、前記捕獲部に捕獲された気泡が前記表示部側へ戻ることを抑制する抑制構造を有する隔壁と、
    を備え、
    前記捕獲部は、捕獲した気泡が前記表示部へ流通不能に前記表示部と仕切られている表示媒体。
  2. 前記隔壁は、前記表示部側にある気泡が前記捕獲部へ流通可能な流通部の壁面の少なくとも一部を構成し、
    前記抑制構造は、前記隔壁の前記流通部側の端部から前記捕獲部側へ突出する凸部で構成されている請求項1に記載の表示媒体。
  3. 前記隔壁は、前記表示部側にある気泡が前記捕獲部へ流通可能な流通部の壁面の少なくとも一部を構成し、
    前記抑制構造は、前記流通部側の端部が前記捕獲部側へ傾斜されている隔壁の形状である請求項1に記載の表示媒体。
  4. 前記表示部及び前記捕獲部を含めた外形が長方形状とされ、その外形の長手方向端部に前記捕獲部が配置されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示媒体。
  5. 前記表示部は、複数に区画され、区画された各領域の外側へ気泡が流通可能とされている請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示媒体。
  6. 前記表示部の外周の少なくとも一部に形成され、前記表示部からの気泡を前記捕獲部へ流通可能にする流通路を備える請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示媒体。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示媒体と、
    前記表示媒体に設けられた電極間に電圧を印加して前記電界を形成する電界形成部と、
    を備える表示装置。
  8. 粒子が分散された分散媒を有し、電界により前記粒子を移動させて画像を表示する表示部と、
    前記表示部の分散媒中の気泡を捕獲する捕獲部と、
    前記表示部側にある気泡を前記捕獲部へ流通可能に前記表示部と前記捕獲部との間に配置され、前記捕獲部に捕獲された気泡が前記表示部側へ戻ることを抑制する抑制構造を有する隔壁と、
    前記表示部の外周を囲んで形成され、前記表示部からの気泡を前記捕獲部へ流通可能にする流通路と、
    を備える表示媒体。
  9. 粒子が分散された分散媒を有し、電界により前記粒子を移動させて画像を表示する表示部と、
    前記表示部の分散媒中の気泡を捕獲する捕獲部と、
    前記表示部側にある気泡を前記捕獲部へ流通可能に前記表示部と前記捕獲部との間に配置され、前記捕獲部に捕獲された気泡が前記表示部側へ戻ることを抑制する抑制構造を有する隔壁と、
    を備え、
    前記表示部及び前記捕獲部を含めた外形が長方形状とされ、その外形の長手方向端部に前記捕獲部が配置され、
    前記表示部は、複数に区画され、区画された長手方向に隣接する区画部分において気泡が流通可能とされるように開口が形成され、短手方向には流通しない構造を有する表示媒体。
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