JP5338545B2 - 車両の車体構造及び車両の製造方法 - Google Patents
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Description
この構成によれば、上側、下側断面ハット状部材の間に挟持され被挟持部が、クラッシュボックス介してバンパービームに結合されるため、サイドフレームの後端部周辺をフランジ部材で補強することができる。これにより、バンパービームにフックが設けられる場合には、車両の牽引時やタイダウン時における車体の変形を抑制できる。
また、上側、下側断面ハット状部材の間に挟持される被挟持部が、クラッシュボックス介してバンパービームに結合されるため、サイドフレームの後端部周辺をフランジ部材で補強することができる。これにより、バンパービームにフックが設けられる場合には、車両の牽引時やタイダウン時における車体の変形を抑制できる。
図1は、本発明の実施形態に係る車両の車体構造を示す斜視図であり、図2は、同平面図である。図1、図2に示すように、本実施形態に係る車両1の車体後部では、左右一対のリヤサイドフレーム2、2が車両前後方向に延設されており、両者の間には、車体後部の底部を形成するフロアパネル3が配設されている。なお、図中において矢印(F)は車体前方、矢印(R)は車体後方を示す。
先ず、図13(a)に示すように、本体21Aの後端部と端部部材21Bの前端部とを接合し、上側断面ハット状部材21を完成させる。そして、この上側断面ハット状部材21の端部部材21Bに対して上側フランジ部材15aを予め接合し、図14に示すように、各縦フランジ部21e、15cのボルト孔にボルト8を挿通させておく。なお、この工程では、図14に示すように、左右一対の上側断面ハット状部材21に対し、フロアサイドパネル5を予め接合し、かつ上側断面ハット状部材21を橋渡すようにフロアパネル3(パネル部材31、32)や、上側断面ハット状部材41等を予め接合しておく。
この発明の、締結部材は、ボルト8、ナット9に対応し、
以下同様に、
横フランジ部は、フランジ部21dに対応し、
車体の壁面を構成するパネル部材は、リヤエンドパネル6に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
3…フロアパネル
6…リヤエンドパネル
7…クラッシュボックス
8…ボルト
9…ナット
11…バンパービーム
15、55、75…フランジ部材
15a、55a…上側フランジ部材
15b、55b…下側フランジ部材
15c、55c、75a…縦フランジ部
15d、55d、75b…被挟持部
21、61…上側断面ハット状部材
21B、62B…端部部材
21d…フランジ部
21e…縦フランジ部
22、62…下側断面ハット状部材
23、63…閉断面
Claims (7)
- 車両側部で前後方向に延びるサイドフレームの端部に、クラッシュボックスを介してバンパービームが取付けられる車両の車体構造であって、
前記サイドフレームが、
前後方向に延びて下側に開放された上側断面ハット状部材と、
前後方向に延びて上側に開放された下側断面ハット状部材とを接合して閉断面を成すように構成されるとともに、
前記クラッシュボックスを固定するフランジ部材が、
前記サイドフレームの端部で上下方向に延びるフランジ部と、
前記サイドフレームの端部で車両前後方向に延びて、前記上側、下側断面ハット状部材の間に挟持される被挟持部とから構成される
車両の車体構造。 - 前記フランジ部材は、前記フランジ部を有する上側フランジ部材と下側フランジ部材とにより構成されており、
前記上側、下側フランジ部材のうち、少なくともいずれか一方が、断面L字状を成すとともに、前記被挟持部を有して前記上側、下側断面ハット状部材のいずれか一方の端部に結合され、
前記上側、下側フランジ部材のうち、他方が前記上側、下側断面ハット状部材の他方の端部に結合される
請求項1記載の車両の車体構造。 - 前記上側、下側断面ハット状部材のいずれか一方の端部に、上下方向に延びる縦フランジ部が設けられ、
前記フランジ部材とともに締結部材を介して前記クラッシュボックスを支持するように構成されている
請求項1または2記載の車両の車体構造。 - 前記上側、下側断面ハット状部材のいずれか一方の端部が、他の部位よりも肉厚な端部部材により構成されており、
前記被挟持部が、前記端部部材と、前記上側、下側断面ハット状部材の他方との間に挟持されている
請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両の車体構造。 - 前記端部部材には、車幅方向に延びる横フランジ部が設けられ、
該横フランジ部が、フロアパネルと結合される
請求項4記載の車両の車体構造。 - 前記端部部材の端部に、上下方向に延びる縦フランジ部が設けられ、
該縦フランジ部が、車体の壁面を構成するパネル部材と結合される
請求項5記載の車両の車体構造。 - 車両側部で前後方向に延びるサイドフレームの端部に、クラッシュボックスを介してバンパービームが取付けられ、
前記クラッシュボックスを固定するフランジ部材が、上下方向に延びるフランジ部を有する上側フランジ部材及び下側フランジ部材により構成される車両の製造方法であって、
前記上側、下側フランジ部材のうち、断面L字状を成し、前記フランジ部及び車両前後方向に延びる被挟持部を有する一方を、車両前後方向に延びて下側に開放された上側断面ハット状部材、前後方向に延びて上側に開放された下側断面ハット状部材のうちいずれか一方の端部に予め結合する工程と、
前記上側、下側フランジ部材の他方を、前記上側、下側断面ハット状部材の他方の端部に予め結合する工程と、
前記上側、下側断面ハット状部材により前記被挟持部を挟持しながら、閉断面を形成するように、前記上側、下側断面ハット状部材を接合して、前記サイドフレームを形成する工程とからなる
車両の製造方法。
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