JP5338451B2 - 清掃器および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、清掃器および画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンタ等の画像形成装置において、像保持体表面に保持された画像が媒体に転写された後、像保持体表面に残留した現像剤や、放電生成物、紙粉等の残留物を除去して清掃する清掃器に関して、以下の特許文献1〜5に記載の技術が従来公知である。
特許文献1としての特開2008−3146号公報には、感光体ドラム(31)に接触するクリーニングロール(365)として、シャフト(365c)表面に固定支持された弾性層(365b)の表面に、導電性繊維を編み込みまたは織り込んだ布、または不織布で構成された繊維層(365a)を被覆したものを使用する技術が記載されている。
また、特許文献1には、クリーニングロール(365)の下流側に、導電性繊維で構成されたブラシロール(561)を配置し、本来の帯電極性である正常帯電トナーは、上流側のクリーニングロール(365)で回収し、本来の帯電極性とは逆極性に帯電したトナーをブラシロール(561)で回収する技術が記載されている。なお、特許文献1には、クリーニングロール(365)およびブラシロール(561)に、回収ロール(366、562)が接触しており、クリーニングロール(365)やブラシロール(561)で回収されたトナーが回収ロール(366、562)に移動し、回収ロール(366、562)に接触するスクレーパ(367、563)で掻き落とされる構成も記載されている。
特許文献2としての特開2008−112101号公報には、感光体ドラム(31)に接触するクリーニングロール(365A)として、シャフト(365c)表面に固定支持された弾性層(365b)の表面に、導電性繊維を編み込みまたは織り込んだ布、または不織布で構成された繊維層(365a)を被覆したものを使用する技術が記載されている。
また、特許文献2には、クリーニングロール(365A)の下流側に、導電性繊維で構成されたブラシロール(365B)を配置し、本来の帯電極性である正常帯電トナーを下流側のブラシロール(365B)で回収し、上流側のクリーニングロール(365A)では本来の帯電極性とは逆極性に帯電したトナーを保持したまま感光体ドラム(31)表面を摺擦して、放電生成物等を保持したトナーで吸着する技術が記載されている。なお、特許文献2には、クリーニングロール(365A)およびブラシロール(365B)に1つの回収ロール(366)が接触しており、クリーニングロール(365A)やブラシロール(365B)で回収されたトナーが回収ロール(366)に移動し、回収ロール(366)に接触するスクレーパ(367)で掻き落とされる構成も記載されている。
特許文献3としての特開2008−116501号公報には、感光体ドラム(31)に上流で接触するクリーニングロール(365A)として、シャフト(365c)表面に固定支持された弾性層(365b)の表面に、導電性繊維を編み込みまたは織り込んだ布、または不織布で構成された繊維層(365a)を被覆したものを使用し、クリーニングロール(365A)の下流側で導電性繊維で構成されたブラシロール(365B)を配置する技術が記載されている。
特許文献3には、クリーニングロール(365A)およびブラシロール(365B)に対して、それぞれ回収ロール(366A、366B)が接触しており、クリーニングロール(365A)やブラシロール(365B)から回収ロール(366)に移動したトナーが、回収ロール(366A、366B)に接触するスクレーパ(367A、367B)で掻き落とされる構成も記載されている。
特許文献4としての特開2007−34258号公報には、感光体ドラム(12)表面に接触する導電性の繊維の不織布(208)を配置して、不織布(208)で一時保持された転写残留トナーが、感光体表面の放電生成物を除去する技術が記載されている。
特許文献5としての特開平4−238383号公報には、感光体ドラム(1)に接触するクリーニングローラ(3)として、ブラシが植毛された植毛部(10)と布部(9)が交互に螺旋上に配置された構成や、第2クリーニングローラ(16)として、弾性体層(19)表面に布部(20)を被覆した構成が記載されている。
特開2008−3146号公報(「0028」〜「0033」、「0047」〜「0051」、図3、図8) 特開2008−112101号公報(「0022」〜「0035」、図3〜図5) 特開2008−116501号公報(「0022」〜「0042」、図3、図6) 特開2007−34258号公報(「0110」〜「0125」、図2〜図4) 特開平4−238383号公報(「0012」〜「0018」、図3〜図6)
本発明は、表面布製の清掃部材の放電生成物の除去性を向上させることを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1記載の発明の清掃器は、
平織りされた布で構成された外表面を有し、回転する被清掃体に対して接触して、前記被清掃体表面を清掃する清掃部材と、
前記清掃部材に対して前記被清掃体の回転方向下流側に配置され且つ前記被清掃体に接触して、前記被清掃体表面を清掃する第2の清掃部材であって、朱子織りまたは綾織りされた布で構成された外表面を有し、前記被清掃体に接触して回転する前記第2の清掃部材と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項2に記載の発明の清掃器は、
平織りされた布で構成された外表面を有し、回転する被清掃体に対して接触して、前記被清掃体表面を清掃する清掃部材と、
前記清掃部材に対して前記被清掃体の回転方向下流側に配置され且つ前記被清掃体に接触して、前記被清掃体表面を清掃する第2の清掃部材であって、前記平織りに比べて、織られた経糸と緯糸との浮き沈みによる凹部が少なく、且つ、織られた経糸または緯糸の長く浮いて露出する部分が多い布で構成された外表面を有し、前記被清掃体に接触して回転し、前記被清掃体表面を清掃する前記第2の清掃部材
を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の清掃器において、
前記清掃部材に接触して、前記清掃部材で清掃された清掃物を回収する第1の回収部材と、
前記第2の清掃部材に接触して、前記第2の清掃部材で清掃された清掃物を回収する第2の回収部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の清掃器において、
前記外表面の内側に配置された弾性材料製の弾性層を有する前記清掃部材及び前記第2の清掃部材、
を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の清掃器において、
導電性の繊維により織られた部材により構成された前記清掃部材及び前記第2の清掃部材、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項6に記載の発明の画像形成装置は、
表面に画像が保持される像保持体により構成された前記被清掃体と、
前記像保持体表面を清掃する請求項1ないしのいずれかに記載の清掃器と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1、2、6に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、表面布製の清掃部材の放電生成物の除去性を向上させることができる。
また、請求項1、2、6に記載の発明によれば、第2の清掃部材を有しない場合に比べて、画像欠陥、いわゆるディフェクトの発生を低減できる。
さらに、請求項1、2、6に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比べて、膜状に付着物が固着する現象、いわゆるフィルミングや、擦過傷、いわゆるスクラッチの発生を低減できる。
請求項3に記載の発明によれば、各回収部材を有しない場合に比べて、清掃部材の清掃性能が低下することが低減されている。
請求項4に記載の発明によれば、各清掃部材の外表面の内側に弾性層を有しない場合に比べて、各清掃部材の外表面と被清掃体との接触圧力が過大になることが抑制される。
請求項5に記載の発明によれば、各清掃部材に電圧が印加された場合に、各清掃部材の外表面に静電的に付着物を吸着できる。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図2は可視像形成装置及び中間転写体清掃器の拡大説明図である。 図3は本発明の実施例1の清掃器の要部拡大図である。 図4は布の織り方の説明図であり、図4Aは平織りの説明図、図4Bは朱子織りの説明図、図4Cは綾織りの説明図、図4Dは図4Bの朱子織りを左右反転させた反転朱子織りの説明図、図4Eは図4Cに示す綾織りよりも露出する繊維が短い綾織りの説明図である。 図5は実験例の実験結果の説明図であり、図5Aは実験例1の実験結果の一覧表、図5Bは実験例2の実験結果の一覧表、図5Cは実験例3の実験結果の一覧表、図5Dは実験例4の実験結果の一覧表、図5Eは実験例5の実験結果の一覧表、図5Fは実験例6の実験結果の一覧表である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(以下、実施例と記載する)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1において、本発明の実施例1の画像形成装置の一例としての複写機Uは、操作部UI、画像入力装置U1、媒体供給装置U2、画像形成装置本体U3、および用紙処理装置U4を有している。
(操作部の説明)
操作部UIは、複写開始や複写枚数の設定などに用いられる入力釦UIaを有する。また、前記操作部UIは、前記入力釦UIaにより入力された内容や、複写機Uの状態が表示される表示器UIbを有する。
(画像入力装置の説明)
画像入力装置U1は、自動原稿搬送装置、画像読込装置などにより構成されており、配置された原稿に光を当て、その反射光を個体撮像素子で受け、赤:R、緑:G、青:Bの画像情報に変換し、予め設定された時期に、画像情報を画像形成装置本体U3に入力する。
(媒体供給装置の説明)
媒体供給装置U2は、媒体収容容器の一例としての複数の給紙トレイTR1,TR2,TR3,TR4を有している。また、前記媒体供給装置U2は、前記各給紙トレイTR1〜TR4に収容された画像記録用の媒体の一例としての記録用紙Sを取り出して、画像形成装置本体U3に搬送する媒体供給路SH1等を有している。
(画像形成装置本体の説明)
図1において、画像形成装置本体U3は、前記媒体供給装置U2から搬送された記録用紙Sに画像記録を行う画像記録部、現像剤補給装置U3a、および用紙搬送路SH2、用紙排出路SH3、用紙反転路SH4、用紙循環路SH6等を有している。
また、画像形成装置本体U3は、制御部C、および前記制御部Cにより制御される潜像形成装置駆動回路の一例としてのレーザ駆動回路Dおよび電源回路E等を有している。前記レーザ駆動回路Dは、前記画像入力装置U1から入力された赤R、緑G、青Bの画像情報に基づいて、Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:黒の画像情報に変換し、それに応じた駆動信号を所定のタイミングで、各色の潜像形成装置ROSy,ROSm,ROSc,ROSkに出力する。
前記各色の潜像形成装置ROSy,ROSm,ROSc,ROSkの下方には、引出部材の一例としてのプロセスユニットドロワU3bが配置されている。前記プロセスユニットドロワU3bは、左右一対の案内部材の一例としてのスライドレールR1,R1により、画像形成装置本体U3の前方に引き出された引出位置と画像形成装置本体U3内部に装着された装着位置との間で移動可能に支持されている。
図2は可視像形成装置及び中間転写体清掃器の拡大説明図である。
図1、図2において、像保持体ユニットの一例としてのK色の感光体ユニットUKは、像保持体の一例であって被清掃体の一例としての感光体ドラムPk、帯電器の一例としての帯電用コロトロンCCk、および像保持体用の清掃器の一例としての感光体クリーナCLkを有している。そして、他の色Y,M,Cの感光体ユニットUY,UM,UCは、感光体ドラムPy,Pm,Pc、帯電器の一例としての帯電ロールCRy,CRm,CRc、感光体クリーナCLy,CLm,CLcを有している。
前記K色の感光体ユニットUKと現像ロールR0kを有する現像装置GkとによりK色の可視像形成装置UK+Gkが構成される。同様に、Y,M,Cの感光体ユニットUY,UM,UCと、現像ロールR0y,R0m,R0cを有する現像装置Gy,Gm,GcとによりそれぞれY,M,Cの可視像形成装置UY+Gy,UM+Gm,UC+Gcが構成される。
前記プロセスユニットドロワU3bには、前記感光体ユニットUY,UM,UC,UKおよび現像装置Gy,Gm,Gc,Gkが着脱可能に装着されている。
図1、図2において、K色の感光体ドラムPkはK色のみの画像出力が多いため、他の色の感光体ドラムPy〜Pcに比較して使用頻度が多く、表面の磨耗が多い。このため、感光体ドラムPkの直径は、他の感光体ドラムPy〜Pcに比較して大径に形成されている。また、前記K色の帯電用コロトロンCCkは、K色の画像のみを高速に出力する際に感光体ドラムPkを高速に帯電させるため、Y,M,Cの帯電ロールCRy,CRm,CRcのような接触型帯電部材ではなく、放電型の帯電器により構成されている。
図1において、感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pkは、それぞれ帯電ロールCRy,CRm,CRcおよび帯電用コロトロンCCkにより一様に帯電された後、前記潜像形成装置ROSy,ROSm,ROSc,ROSkの出力する潜像書込光の一例としてのレーザビームLy,Lm,Lc,Lkによりその表面に静電潜像が形成される。前記感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pk表面の静電潜像は、現像装置Gy,Gm,Gc,GkによりY、M、C、Kの色の可視像の一例としてのトナー像に現像される。
前記現像装置Gk〜Gyにおいて、現像により消費された現像剤は、前記現像剤補給装置U3aに着脱可能に装着される現像剤収容容器の一例としてのトナーカートリッジKk,Km,Kc,Kyから補給される。実施例1では、前記現像剤としてトナーとキャリアを含む二成分現像剤を使用しており、トナーカートリッジKk,Km,Kc,Kyからは、現像装置Gk〜Gyのトナー濃度よりもトナーの割合の多い、いわゆる高濃度現像剤が補給される。したがって、実施例1の現像装置Gk〜Gyでは、少量のキャリアを含む高濃度現像剤を補給しつつ、劣化したキャリアを含む現像剤を現像装置Gk〜Gyから、少しずつ排出することで、キャリアの交換を行っている。なお、このようなキャリアを少しずつ交換する技術は、従来公知であり、例えば、特開2000−81787号公報、特開2003−84570号公報などに記載されているため詳細な説明は省略する。
感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pk表面上のトナー像は、一次転写器の一例としての1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kにより、中間転写体の一例としての中間転写ベルトB上に順次重ねて転写され、中間転写ベルトB上に多色画像が形成される。中間転写ベルトB上に形成された多色可視像の一例としてのカラートナー像は、2次転写領域Q4に搬送される。
なお、K色の画像情報のみの場合はK色の感光体ドラムPkおよび現像装置Gkのみが使用され、K色のトナー像のみが形成される。
1次転写後、感光体ドラムPk,Pc,Pm,Pyの表面に付着した残留現像剤や紙粉等の残留物は、1次転写ロールT1y〜T1kの下流側の清掃前帯電器の一例としてのプレクリーニングコロトロンPCCk,PCCc,PCCm,PCCyで、正常な帯電極性とは逆極性に帯電した現像剤のほとんどが正常な帯電極性に再帯電される。プレクリーニングコロトロンPCCy〜PCCkを通過した感光体ドラムPk〜Pyは、清掃前除電器の一例としてのプレクリーニングランプPCLk,PCLc,PCLm,PCLyで表面が除電される。プレクリーニングランプPCLk〜PCLyを通過した残留物は、感光体クリーナCLk,CLc,CLm,CLyにより除去される。感光体クリーナCLk〜CLyを通過した感光体ドラムPk〜Py表面は、帯電前除電器の一例としてのプレチャージランプPCL2k,PCL2c,PCL2m,PCL2yで除電された後、帯電器CCk,CRc,CRm,CRyで再帯電される。
前記プロセスユニットドロワU3bの下方には、中間転写装置の一例としてのベルトモジュールBMが支持されている。ベルトモジュールBMは、中間転写体の一例であって、像保持体の一例としての中間転写ベルトBを有する。前記中間転写ベルトBは、中間転写体駆動部材の一例としての駆動ロールRdと、張力発生部材の一例としてのテンションロールRtと、蛇行防止部材の一例としてのウォーキングロールRwと、従動部材の一例としての複数のフリーロールRfと、二次転写対向部材の一例としてのバックアップロールT2aとにより矢印Ya方向に回転可能に支持されている。前記駆動ロールRd、テンションロールRt、ウォーキングロールRw、フリーロールRfおよびバックアップロールT2aにより、中間転写支持部材の一例としてのベルト支持ロールRd+Rt+Rw+Rf+T2aが構成されている。
実施例1のベルトモジュールBMは、中間転写ベルトBと、ベルト支持ロールRd+Rt+Rw+Rf+T2aと、前記1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kと、を有する。
前記バックアップロールT2aの下方には、2次転写ユニットUtが配置されている。前記2次転写ユニットUtの二次転写部材の一例としての2次転写ロールT2bは、前記中間転写ベルトBを挟んでバックアップロールT2aに離隔および圧接可能に配置されており、前記2次転写ロールT2bが中間転写ベルトBと圧接する領域により2次転写領域Q4が形成されている。また、前記バックアップロールT2aには接触給電部材の一例としてのコンタクトロールT2cが当たって接触している。前記コンタクトロールT2cには、制御部Cにより制御される電源回路Eから予め設定された時期にトナーの帯電極性と同極性の2次転写電圧が印加される。
前記バックアップロールT2a,2次転写ロールT2b及びコンタクトロールT2cにより、二次転写器T2a+T2b+T2cが構成されている。
前記ベルトモジュールBMの下方には用紙搬送路SH2が配置されている。前記媒体供給装置U2の媒体供給路SH1から給紙された記録用紙Sは、前記用紙搬送路SH2の時期調整部材の一例としてのレジロールRrに搬送されて、トナー像が2次転写領域Q4に搬送されるのにタイミングを合わせて、案内部材の一例としてのレジ側用紙ガイドSGr、転写前用紙ガイドSG2を通って2次転写領域Q4に搬送される。
なお、レジ側用紙ガイドSGrはレジロールRrとともに、画像形成装置本体U3に固定されている。
前記中間転写ベルトB上のカラートナー像は、前記2次転写領域Q4を通過する際に前記二次転写器T2a+T2b+T2cにより前記記録用紙Sに転写される。なお、多色画像の場合は中間転写ベルトB表面に重ねて1次転写されたトナー像が一括して記録用紙Sに2次転写される。
前記1次転写ロールT1y〜T1k、二次転写器T2a+T2b+T2c、中間転写ベルトBにより、実施例1の転写装置T1y〜T1k+T2a+T2b+T2c+Bが構成されている。
2次転写後の前記中間転写ベルトBは、中間転写ベルトBの右側下方に設けられた中間転写体清掃器の一例としてのベルトクリーナCLBにより清掃される。前記ベルトクリーナCLBにより、2次転写時に使用されず残った中間転写ベルトB上の現像剤や紙粉などの残留物が、中間転写ベルトBから除去され、画像形成装置本体U3の後側に搬送される。なお、前記2次転写ロールT2bおよびベルトクリーナCLBは、中間転写ベルトBと離隔および接触自在に配置されている。
トナー像が2次転写された前記記録用紙Sは、転写後用紙ガイドSG2、搬送部材の一例としての媒体搬送ベルトBHを通って、定着装置Fの定着ロールFhと加圧定着部材の一例としての加圧ロールFpとが圧接する領域である定着領域Q5に搬送される。前記記録用紙S上のトナー像は、定着領域Q5を通過する際に、定着装置Fにより加熱定着される。前記定着装置Fの下流側には、切替部材の一例としての切替ゲートGT1が設けられている。前記切替ゲートGT1は、用紙搬送路SH2を搬送されて定着領域Q5で加熱定着された記録用紙Sを、用紙処理装置U4の用紙排出路SH3または用紙反転路SH4側のいずれかに、利用者の指示に応じて、選択的に切り替える。前記用紙排出路SH3に搬送された用紙Sは、用紙処理装置U4の用紙搬送路SH5に搬送され、前記用紙搬送路SH5に配置された媒体反り補正部材の一例としてのカール補正部材U4aにより、用紙Sの反りである、いわゆるカールを補正された後、媒体排出部材の一例としての排出ロールRhから用紙処理装置U4の媒体排出部の一例としての排出トレイTH1に用紙の画像定着面が上向きで排出される。
前記切替ゲートGT1により画像形成装置本体U3の前記用紙反転路SH4側に搬送された用紙Sは、可撓性切替部材の一例としてのマイラーゲートGT2を通って画像形成装置本体U3の前記用紙反転路SH4に搬送される。
このとき、記録用紙Sの画像定着面を下向きに排出する場合には、前記マイラーゲートGT2を記録用紙Sの後端が通過した直後に、前記記録用紙Sを反転させる。この際に、前記マイラーゲートGT2は、用紙反転路SH4に搬送されてきた記録用紙Sをそのまま一旦通過させ、通過した記録用紙Sが反転されてくると、用紙搬送路SH3,SH5側に搬送する。そして、前記記録用紙Sは、画像定着面が下を向いた状態で排出トレイTH1に排出される。
前記画像形成装置本体U3の用紙反転路SH4の途中には用紙循環路SH6が接続されており、その接続部にはマイラーゲートGT3が配置されている。前記画像形成装置本体U3の用紙反転路SH4の下流端は、用紙処理装置U4の用紙反転路SH7に接続されている。
前記切替ゲートGT1を通って用紙搬送路SH4に搬送された記録用紙Sは、前記マイラーゲートGT3により前記用紙処理装置U4の用紙反転路SH7側に搬送される。前記マイラーゲートGT3は用紙反転路SH4を搬送されてきた記録用紙Sをそのまま一旦通過させ、通過した記録用紙Sが反転されてくると、用紙循環路SH6側に搬送する。
前記用紙循環路SH6に搬送された記録用紙Sは前記給紙路SH1を通って前記転写領域Q4に再送され、両面印刷が行われ用紙処理装置U4に搬送され、排出トレイTH1に排出される。
前記符号SH1〜SH7で示された要素により用紙搬送路SHが構成されている。また、前記符号SH,Ra,Rr,Rh,SGr,SG1,SG2,BH、GT1〜GT3で示された要素により用紙搬送装置SUが構成されている。
(感光体クリーナの説明)
図3は本発明の実施例1の清掃器の要部拡大図である。
以下、本発明の実施例1の感光体クリーナCLk〜CLyの説明をするが、Y,M,C,Kの各色の感光体クリーナCLk〜CLyは同様に構成されているため、Kの感光体クリーナCLkについてのみ説明し、その他の色の感光体クリーナCLy〜CLcについては詳細な説明は省略する。
図3において、実施例1の感光体クリーナCLkは、クリーナ容器1を有する。前記クリーナ容器1には、感光体ドラムPkの回転方向に対して上流側の位置に、清掃部材の一例としての上流クリーニングロール2が回転可能に支持されている。前記上流クリーニングロール2は、回転可能に支持されたシャフト2aの外周に、弾性材料製の弾性層2bが固定され、弾性層2bの表面に外表面の一例としての布製の表面層2cが被覆されている。
実施例1では、シャフト2aは、導電性の円柱により構成されており、例えば、鉄、SUS:Stainless Used Steel等の金属製の円柱を使用可能である。
実施例1の弾性層2bは、弾性材料で構成されており、例えば、カーボンブラック等の導電剤が分散されて予め設定された抵抗値に調整されたスポンジ状の発泡ウレタンや、NBR:ニトリルゴム、SBR:スチレン−ブタジエンゴム、EPDM:エチレン−プロピレンゴム等の弾性材料を使用可能である。
実施例1の表面層2cは、経糸と緯糸で織られた布が、弾性層2b表面に螺旋状に貼付されたものを使用している。なお、実施例1では、経糸および緯糸として導電性の糸を使用可能であり、例えば、カーボンブラック等の導電剤を分散させたナイロン導電糸や、アクリル、レーヨン、ポリエステル等の種々の導電糸を使用可能である。
図4は布の織り方の説明図であり、図4Aは平織りの説明図、図4Bは朱子織りの説明図、図4Cは綾織りの説明図、図4Dは図4Bの朱子織りを左右反転させた反転朱子織りの説明図、図4Eは図4Cに示す綾織りよりも露出する繊維が短い綾織りの説明図である。
図4Aにおいて、実施例1では、表面層2cは、三原組織の1つである平織りで織られた布を使用している。前記平織りとは、図4Aに示すように経糸L1と緯糸L2を交互に浮き沈みさせて織る最も単純な織物組織であり、丈夫で摩擦に強く、織り方も簡単である。
図3において、前記上流クリーニングロール2には、感光体クリーナCLkの反対側に、回転駆動する第1の回収部材の一例としての上流回収ロール3が接触している。実施例1の上流回収ロール3は、導電性の円柱部材により構成されており、例えば、カーボンブラック等の導電剤を分散させて抵抗値を調整したフェノール樹脂製のロールや、鉄、SUS等の金属ロール、あるいはこれら金属ロール表面に摩擦を低減するためにポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂等の被膜を形成したものを使用可能である。
実施例1では、上流クリーニングロール2と上流回収ロール3とは、同方向に回転しており、上流クリーニングロール2と上流回収ロール3とが接触する部分では表面が互いに逆方向に回転して摺擦されるように設定されている。
前記上流回収ロール3には、上流クリーニングロール2と反対側に、クリーナ容器1に固定支持された第1の掻き取り部材の一例としてのスクレーパ4が接触している。
図3において、前記上流クリーニングロール2には、上流清掃電圧の一例としての上流クリーニングバイアスV1が印加されており、上流回収ロール3には、上流回収電圧の一例として、上流クリーニングバイアスV1よりも電圧の絶対値が大きな上流回収バイアスV2が印加されている。なお、実施例1では、前記上流クリーニングバイアスV1の一例として+300Vが印加されており、上流回収バイアスV2の一例として+700Vが印加されている。しがって、感光体ドラムPk表面に残留した正常帯電の現像剤等のマイナス帯電の残留物が上流クリーニングロール2に吸着され、上流クリーニングロール2から上流回収ロール3に移り、スクレーパ4で掻き落とされる。
図3において、上流クリーニングロール2に対して、感光体ドラムPkの回転方向下流側には、第2の清掃部材の一例としての下流クリーニングロール6が回転可能に支持されている。実施例1の下流クリーニングロール6は、上流クリーニングロール2と同様に、シャフト6a、弾性層6b、表面層6cとを有し、シャフト6aおよび弾性層6bは、上流クリーニングロール2と同一の構成となっている。
下流クリーニングロール6の外表面の一例としての表面層6cは、上流クリーニングロール2の表面層2cとは異なる織物繊維の布により構成されており、図4B、図4Dに示す三原組織の1つである朱子織りまたは、図4C、図4Eに示す三原組織の1つである綾織りの布により構成されている。前記朱子織りとは、図4B、図4Dに示すように、経糸L3(または緯糸L4)が長く浮いて交錯した織り方であって、長く浮いた経糸L3の露出する経方向両端において緯方向に経糸L3が隣接する織り方であり、三原組織の1つである。また、綾織りとは、図4C、図4Eに示すように、経糸L5(または緯糸L6)が緯糸L6(または経糸L5)よりも長く浮き且つ緯糸L6(または経糸L5)の露出部分が規則的に斜めに配置される織り方、すなわち、長く浮いた経糸L5の露出する経方向両端において緯方向の一方に緯糸L6が隣接する織り方であり、三原組織の1つである。
図3において、前記下流クリーニングロール6には、第2の回収部材の一例として、上流回収ロール3と同様に構成された下流回収ロール7が接触しており、下流回収ロール7には、第2の掻き取り部材の一例としてのスクレーパ8が接触している。なお、実施例1の下流回収ロール7の回転方向は、下流クリーニングロール6とは逆方向に回転しており、下流クリーニングロール6と下流回収ロール7との接触領域において互いの表面が同方向に回転する用に設定されている。
図3において、下流クリーニングロール6には、下流清掃電圧の一例としての下流クリーニングバイアスV3が印加されており、下流回収ロール7には、下流回収電圧の一例として、下流クリーニングバイアスV3よりも電圧の絶対値が大きな下流回収バイアスV4が印加されている。なお、実施例1では、前記下流クリーニングバイアスV3の一例として−400Vが印加されており、下流回収バイアスV4の一例として−800Vが印加されている。しがって、感光体ドラムPk表面に残留した逆帯電した現像剤等のプラス帯電の残留物が下流クリーニングロール6に吸着され、下流クリーニングロール6から下流回収ロール7に移り、スクレーパ8で掻き落とされる。
前記クリーナ容器1の底部には、各スクレーパ4、8で掻き落とされた現像剤等の残留物を、図示しない回収容器に搬送する残留物搬送部材の一例としての廃トナーオーガ9が支持されている。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1の複写機Uでは、各感光体ドラムPy〜Pkで一次転写後に感光体表面に残留した現像剤や、帯電、転写時に発生した放電生成物等の残留物が、感光体クリーナCLy〜CLkで除去されて清掃される。このとき、実施例1の感光体クリーナCLy〜CLkでは、上流側で、表面層2cが平織りの布で構成された上流クリーニングロール2で清掃、クリーニングされ、下流側で表面層6cが綾織りまたは朱子織りの布で構成された下流クリーニングロール6でクリーニングされる。
ここで、上流クリーニングロール2の表面層2cの平織りは、経糸L1と緯糸L2が交互に浮き沈みさせて織られており、構造上、綾織りや朱子織りに比べて表面に凹凸が非常に多くできている。したがって、感光体ドラムPy〜Pk表面の現像剤をクリーニングした際に、上流回収ロール3に移動せずに回収しきれなかった現像剤が凹部に残って保持された状態となりやすい。そして、このトナーを凹部に保持した上流クリーニングロール2で感光体ドラムPy〜Pk表面を摺擦すると、表面に残留した放電生成物の除去性が極めて高くなる。この原理については詳細は不明であるが、前記特許文献1〜3に記載されているように、トナーに含まれるバインダー樹脂成分が放電生成物等を吸着することによると推測されている。
このように、平織りの表面層2cでは、放電生成物の清掃能力が高い一方で、高温高湿環境下で長時間放置されると、凹部に保持されたトナーの帯電量が低下し、トナーが上流クリーニングロール2cから感光体ドラムPy〜Pk表面に再付着し、点状の画像欠陥、いわゆるディフェクトが発生する問題があった。
これに対して、下流クリーニングロール6の表面層6cは、綾織りまたは朱子織りの布で織られている。綾織りまたは朱子織りは、経糸L3,L5と緯糸L4,L6の一方が長く浮いて交錯するように織られており、構造上、平織りに比べて、凹部が少ない構造となっている。したがって、長く浮いて露出している部分が、感光体ドラムPy〜Pkや下流回収ロール7と密着しやすくなっており、感光体ドラムPy〜Pk表面の機械的な掻き取り能力、すなわちクリーニング性能や、下流回収ロール7へのトナーの移動しやすさである回収性が高く、下流回収ロール7で回収された後の表面層6cには、ほとんどトナーが残らず、長時間放置後に下流クリーニングロール6からトナーが感光体ドラムPy〜Pk表面に再付着することは少ない。一方で、朱子織りや綾織りでは、凹部が少なく、トナーがほとんど保持されず、放電生成物の清掃能力は、平織りの上流クリーニングロール2に比べて低い。なお、放電生成物が感光体ドラムPy〜Pk表面に残留すると、高温高湿環境下で水分を吸着し、感光体ドラムPy〜Pkの表面抵抗を低下させてしまう。感光体表面の表面抵抗が低下すると、電荷が沿面方向に流れてしまうため、特に、ハーフトーンの画像の印刷を行うと、画像の白抜け、いわゆるディレッション:Deletionが発生する問題がある。
したがって、実施例1の感光体クリーナCLy〜CLkでは、上流側で、トナーを除去しながら放電生成物を除去すると共に、下流側で、画像形成時のトナーに加えて上流クリーニングロール2からの再付着したトナーを除去している。すなわち、上流クリーニングロール2と下流側クリーニングロール6の短所を互いに補完しており、高い放電生成物の除去性を保持しつつ、再付着したトナーを確実に除去することが両立されている。よって、放電生成物に起因する高温高湿環境下でのディレッションが低減されると共に、高温高湿環境下でトナーの再付着に起因する点状のディフェクトが低減されている。
また、実施例1の感光体クリーナCLy〜CLkでは、弾性層2b,6bが設けられており、感光体ドラムPy〜Pkと表面層2c,6cとの接触圧力が過大となることが抑制されており、感光体ドラムPy〜Pk表面の摩耗を低減しつつ、感光体ドラムPy〜Pk表面にトナーが擦りつけられて膜状となるいわゆるフィルミングや、擦過傷、いわゆるスクラッチの発生も低減されている。
(実験例)
以下、実施例1の効果を確認するための実験を行った。
共通の実験条件として、感光体ドラムとして直径84mmの有機感光体、すなわちOPC:Organic Photoconductorを使用し、帯電器としてのスコロトロンは、−945[μA]でグリッド電圧が620[V]に制御した。潜像形成装置ROSとして、波長780[nm]のレーザー光を使用した。現像剤は、二成分現像剤を使用し、中間転写体はポリイミド製の中間転写ベルトを使用した。また、印刷速度であるプロセス速度は、420[mm/s]に設定した。感光体の潜像電位は、背景部が−600[V]、画像部が−300[V]に設定した。現像ロールはスリーブ径がφ16[mm]、スリーブの回転速度を800[mm/s]に設定し、 感光体と現像ロールの間隔は0.3[mm]に設定した。現像バイアスは、−500[V]のDC成分に、ピーク間電圧が1.5kVP−Pで周波数6[kHz]のAC成分を重畳した。転写条件として、一次転写ロールは+40[μA]の定電流制御、二次転写ロールは+1600[V]を印加した。
また、環境は、28℃、85%RHの高温高湿環境下で、3万枚の印刷を行った後、一昼夜放置し、その後、濃度30%のハーフトーン画像:網点画像の印刷を行って、ディレッションの発生の有無と、点状のディフェクトの発生の有無を観察した。
(実験例1)
実験例1では、各クリーニングロール2、6として、φ8[mm]のSUSシャフト2a,6aの表面に、Inoac社製の導電性の発泡ウレタンが支持され、発泡ウレタン表面に両面テープにより幅2[cm]のレース状の布が螺旋状に巻かれて接着されている。なお、発泡ウレタンの直径はφ14.2[mm]であり、布を巻き付けた後の表面層の直径はφ14.86[mm]であった。布を構成する繊維として、カーボンブラック分散のナイロン導電糸を使用した。繊度は 107dT/48F(2d)、すなわち、48本の糸当たり107デシテックスであり、約2デニールであった。この繊度の糸を1束として織られている。たて糸はこの1束を1本として102本/cm、よこ糸は48[本/cm]であった。クリーニングロール2,6としての体積抵抗率は6LogΩ・cmであった。クリーニングロール2、6は、感光体ドラムの周速に対して、0.7倍の周速に設定されている。
また、上流回収ロール3として、外径12[mm]で、カーボンブラックを分散させて抵抗値を調整したフェノール樹脂で形成されたものを使用した。
さらに、下流回収ロール7として、外径16[mm]で、カーボンブラックを分散させて抵抗値を調整したフェノール樹脂で形成されたものを使用した。
また、各クリーニングロール2、6の感光体への食い込み量が0.5[mm]、回収ロールへの食い込み量が1[mm]に設定した。
実験例1−1では、上流側の表面層2cとして図4Aに示す平織り、下流側の表面層6cとして、図4Bに示す朱子織りの布を使用した。
実験例1−1では、上流側の表面層2cとして図4Bに示す朱子織り、下流側の表面層6cとして、図4Aに示す平織りの布を使用した。
実験例1−2では、上下流の表面層2c,6cの両方共に、図4Aに示す平織りの布を使用した。
比較例1−1では、上下流の表面層2c,6cの両方共に、図4Bに示す朱子織りの布を使用した。
実験例1−3では、上流の表面層2cとして図4Aに示す平織りの布を使用し、下流クリーニングロール6を設けない構成とした。
実験例1−4では、上流側の表面層2cとして図4Aに示す平織りの布を使用し、下流クリーニングロール6に替えて、従来公知のクリーニングブレードを使用した。
実験結果を図5Aに示す。
図5は実験例の実験結果の説明図であり、図5Aは実験例1の実験結果の一覧表、図5Bは実験例2の実験結果の一覧表、図5Cは実験例3の実験結果の一覧表、図5Dは実験例4の実験結果の一覧表、図5Eは実験例5の実験結果の一覧表、図5Fは実験例6の実験結果の一覧表である。
図5Aにおいて、実験例1−1では、ディフェクトおよびディレッションの両方とも未発生であり、フィルミングもスクラッチも未発生であった。すなわち、前述のように、上流側の凹部の多い平織りの表面層2cがトナーを保持して放電生成物を除去し、ディレッションの発生を防止しつつ、下流側の機械的な掻き取り能力の高い朱子織りの表面層6cが再付着したトナーを除去してディフェクトの発生を防止したものと考えられる。
また、実験例1−2では、ディレッションは発生せず、放電生成物の除去性は向上していることが確認され、フィルミング、スクラッチも未発生であった。なお、実験例1−2では、わずかながらディフェクトが確認された。これは、下流側の平織りの表面層6cで放電生成物は除去されたが、再付着したトナーを除去するものが存在しないため、ディフェクトが発生したものと考えられる。
実験例1−3も、実験例1−2と同様に、ディレッションは発生せず、放電生成物の除去性は向上していることが確認され、フィルミング、スクラッチも未発生であった。なお、実験例1−3では、ディフェクトが発生した。これは、下流の平織りの表面層6cから、トナーがはき出されて感光体に再付着したため、ディフェクトが発生したものと考えられる。
比較例1−1では、ディフェクトは発生しなかったが、ディレッションが若干発生した。これは、上下流の朱子織りの表面層2c,6cでは、放電生成物の除去性能が平織りに劣るため、ディレッションが発生したものと考えられる。
実験例1−4では、実験例1−2、1−3と同様に、ディレッションは発生せず、放電生成物の除去性は向上していることが確認され、フィルミング、スクラッチも未発生であった。なお、実験例1−4では、実験例1−3に比べてひどいディフェクトが発生した。これは、上流側の表面層2cからのトナーが下流クリーニングロール6で回収される実験例1−3に比べて、平織りの表面層2cからトナーがはき出されて感光体に再付着したため、ディフェクトが発生したものと考えられる。
実験例1−5では、ディレッションは発生せず、放電生成物の除去性は向上していることが確認され、ディフェクトも未発生であった。これは、上流側の表面層2cからトナーがはき出されても下流側のクリーニングブレードで回収されたためであると考えられる。なお、実験例1−5では、フィルミング、スクラッチが確認された。
(実験例2)
実験例2では、以下の点以外は、実験例1と同様の構成、条件で実験を行った。
実験例2では、上流の表面層2cが平織りで、下流の表面層6cが、図4Cに示す綾織りとした。下流クリーニングロール6として、φ8[mm]のSUSシャフト6aの表面に、Inoac社製の導電性の発泡ウレタンが支持され、発泡ウレタン表面に両面テープにより布が螺旋状に巻かれて接着されている。なお、発泡ウレタンの直径はφ14.2[mm]であり、布を巻き付けた後の表面層の直径はφ15.01[mm]であった。なお、使用した糸の種類や繊度、1束の本数、体積抵抗率、周速等は、実験例1と同様であった。実験結果を図5Bに示す。
図5Bにおいて、実験例2では、ディフェクトおよびディレッションの両方とも未発生であった。したがって、綾織りの表面層6cも、実験例1−1の朱子織りと同様に、長く露出した糸を有しており、朱子織りと同様のクリーニング性能を確保できることが確認された。
(実験例3)
実験例3では、以下の点以外は、実験例1と同様の構成、条件で実験を行った。
実験例3では、下流の表面層6cとして、図4Dに示すように、図4Bの朱子織りの布を左右反転させた布を使用した。実験例3の下流クリーニングロール6では、布を巻き付けた後の表面層の直径はφ15.00[mm]であった。なお、使用した糸の種類や繊度、1束の本数、体積抵抗率、周速等は、実験例1と同様であった。実験結果を図5Cに示す。
図5Cにおいて、実験例3では、ディフェクトおよびディレッションの両方とも未発生であった。したがって、図4Dに示す反転朱子織りでも、実験例1−1の朱子織りや実験例2の綾織りと同様に、長く露出した糸を有しており、同様のクリーニング性能を確保できることが確認された。
(実験例4)
実験例4では、以下の点以外は、実験例1と同様の構成、条件で実験を行った。
実験例4では、下流の表面層6cとして、図4Eに示すように、図4Cの綾織りの布において、経糸の露出長を短くした布を使用した。実験例4の下流クリーニングロール6では、布を巻き付けた後の表面層の直径はφ14.84[mm]であった。なお、使用した糸の種類や繊度は実験例1と同様であるが、経糸は87[本/cm]、緯糸は43[本/cm]であった。なお、体積抵抗率、周速等は、実験例1と同様であった。実験結果を図5Dに示す。
図5Dにおいて、実験例4では、ディフェクトおよびディレッションの両方とも未発生であった。したがって、図4Eに示す露出長が短い綾織りでは、図4Cに示す綾織りよりも凹部が増えているが、露出する糸の部分が凹部よりも十分に多く、感光体に対する密着性が平織りよりも高くなっている。よって、実験例1−1、実験例2、3と同様のクリーニング性能を確保できることが確認された。また、実験例4から、凹部に対して十分露出部が多い綾織りであれば、同一の性能を維持可能であることが示唆されており、経糸と緯糸の本数を減らして、若干疎な布組織であっても、長く糸が露出する部分が多ければ、同一のクリーニング性能を維持可能であると考えられる。
(実験例5)
実験例5では、以下の点以外は、実験例1と同様の構成、条件で実験を行った。
実験例5では、上流の表面層2cとして、実験例1−1の平織りにおいて緯糸の本数を変更した布を使用し、下流の表面層6cとして、実験例3の朱子織りにおいて緯糸の本数を変更した布を使用した。
実験例5の上流クリーニングロール2では、緯糸の本数を減らして28[本/cm]とし、経糸の本数は102[本/cm]で同一とした。また、下流クリーニングロール6では、緯糸の本数を増やして51[本/cm]とし、経糸の本数は102[本/cm]で同一とした。なお、布を巻き付けた後の表面層の直径はφ14.8〜15.2[mm]であった。また、使用した糸の種類や繊度、体積抵抗率、周速等は、実験例1と同様であった。実験結果を図5Eに示す。
図5Eにおいて、実験例5では、ディフェクトおよびディレッションの両方とも未発生であった。
したがって、実験例5から布組織の緻密さを替えても、上流側の表面層2cの凹部の数自体が減るわけではなく、トナーの保持能力に変化は無く、放電生成物の除去性能も変化が少ないものと考えられる。また、下流側の表面層6cでも、露出部の割合も変わらず、密着性や掻き取り性能にもほとんど変化が無いと考えられ、良好な結果が得られたものと考えられる。
(実験例6)
実験例6では、以下の点以外は、実験例1と同様の構成、条件で実験を行った。
実験例6では、上流の表面層2cとして、実験例1−1の平織りにおいて繊維の太さを変更した布を使用し、下流の表面層6cとして、実験例1−1の朱子織りにおいて繊維の太さを変更した布を使用した。
実験例6の各クリーニングロール2,6では、繊維の太さが0.5dのものを使用した。繊維は、カーボンブラック分散のナイロン導電糸で、370T/50Fの繊維をアルカリ溶液により割繊して、0.5d:248T/450Fの太さにした割繊繊維を使用した。その他の条件は、実験例1と同様であった。実験結果を図5Fに示す。
図5Fにおいて、実験例6では、ディフェクトおよびディレッションの両方とも未発生であった。
したがって、実験例6から繊維の太さを変更しても、実験例5と同様に、上流側の表面層2cの凹部の数自体が減るわけではなく、トナーの保持能力に変化は無く、放電生成物の除去性能も変化が少ないものと考えられる。また、下流側の表面層6cでも、露出部の割合も変わらず、密着性や掻き取り性能にもほとんど変化が無いと考えられ、良好な結果が得られたものと考えられる。
したがって、前記実験例1〜6の結果、上流側にトナーを保持する能力が高い織り方で織られた布製の表面層2cを設け、下流側に感光体Py〜Pkとの密着性が高く、機械的な掻き取り性能が高い織り方で織られた布製の表面層6cを設けることで、クリーニング性能が向上し、ディレッションやディフェクトのような画像欠陥の発生が低減されることが確認された。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H010)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としての複写機Uを例示したが、これに限定されず、例えば、プリンタ、FAX、あるいはこれらの複数または全ての機能を有する複合機等により構成することも可能である。
(H02)前記実施例において、前記複写機Uは、4色のトナーが使用される構成に限定されず、例えば、5色以上や、3色以下や単色の画像形成装置にも適用可能である。
(H03)前記実施例において、上流側と下流側の2つのクリーニングロール2、6を備えた構成を例示したが、この構成に限定されず、2つのクリーニングロールの間、すなわち、感光体回転方向の中流部、あるいは、2つのクリーニングロールの上流側に、1つ以上の清掃部材を配置することが可能である。すなわち、感光体の回転方向に対して、最下流には綾織りまたは朱子織りの布のクリーニングロールを配置し、最下流以外の位置に平織りのクリーニングロールを配置することで、同様の機能が得られる。なお、このとき追加される清掃部材は、布以外の表面層を有するクリーニングロールや、いわゆる、クリーニングブラシやクリーニングブレード等とすることも可能である。また、比較例1−3から、例えば、3つ以上の朱子織りまたは綾織りのクリーニングロールを使用することで、平織りのクリーニングロールを配置しなくてもディレッションが解消する場合には、平織りのクリーニングロールを省略することも可能である。
(H04)前記実施例において、例示した具体的な数値や材料名は、実施例に例示した数値等に限定されず、設計や仕様等に応じて、任意に変更可能である。
(H05)前記実施例において、像保持体として感光体ドラムを例示したが、この構成に限定されず、感光体ベルトや、中間転写ベルト、中間転写ドラム等の像保持体に対して、実施例1の清掃器を適用可能である。
(H06)前記実施例において、弾性層2b,6bを設けたが、例えば、布を十分に厚くして弾性が得られる場合には、弾性層を省略することも可能である。
(H07)前記実施例において、回収ロール3、7は、各クリーニングロール2、6に対してそれぞれ設けることが望ましいが、特許文献2のように1つのみとすることも可能である。
(H08)前記実施例において、平織り、綾織り、朱子織りの三原組織を使用して例示をしたが、この構成に限定されず、上流側にトナーを保持可能な凹部が多い平織り以外の織り方の布を配置し、下流側に密着性が高い綾織りや朱子織り以外の織り方の布を配置することも可能である。
(H09)前記実施例において、上流側と下流側の2つのクリーニングロール2、6を備えた構成を例示したが、この構成に限定されず、例えば、放電生成物の除去性のみを向上させれば良い場合には、平織りのクリーニングロールのみとして、放電生成物の除去性を向上させる構成とすることも可能である。一方、トナーの除去性のみを向上させれば良い場合には、朱子織りまたは綾織りのクリーニングロールのみとして、トナーの除去性を向上させてフィルミングやスクラッチの発生を低減させることが可能である。
また、例えば、平織りのクリーニングロールと、その下流側に配置されたクリーニングブレードまたはクリーニングブラシの組み合わせとして、放電生成物の除去性を向上させつつ、再付着したトナーをクリーニングブレードで除去して、ディフェクトを低減する構成とすることも可能である。また、朱子織りまたは綾織りのクリーニングロールと、その上流側に配置されたクリーニングブレードまたはクリーニングブラシ等の清掃部材の組み合わせとして、上流側の清掃部材で保持されたトナーで放電生成物を除去し、上流側で除去しきれなかった残留物をクリーニングロールで除去することも可能である。
(H010)前記実施例において、1つのクリーナ容器1内に2つのクリーニングロール2,6等を配置する構成を例示したが、この構成に限定されず、各クリーニングロール2,6毎にそれぞれクリーナ容器を有する構成とすることも可能である。
2…清掃部材、
2b,6b…弾性層、
2c,6c…外表面、
3…第1の回収部材、
6…第2の清掃部材、
7…第2の回収部材、
CLy,CLm,CLc,CLk…清掃器、
L1,L3,L5…経糸、
L2,L4,L6…緯糸、
Py,Pm,Pc,Pk…被清掃体,像保持体、
U…画像形成装置。

Claims (6)

  1. 平織りされた布で構成された外表面を有し、回転する被清掃体に対して接触して、前記被清掃体表面を清掃する清掃部材と、
    前記清掃部材に対して前記被清掃体の回転方向下流側に配置され且つ前記被清掃体に接触して、前記被清掃体表面を清掃する第2の清掃部材であって、朱子織りまたは綾織りされた布で構成された外表面を有し、前記被清掃体に接触して回転する前記第2の清掃部材と、
    を備えたことを特徴とする清掃器。
  2. 平織りされた布で構成された外表面を有し、回転する被清掃体に対して接触して、前記被清掃体表面を清掃する清掃部材と、
    前記清掃部材に対して前記被清掃体の回転方向下流側に配置され且つ前記被清掃体に接触して、前記被清掃体表面を清掃する第2の清掃部材であって、前記平織りに比べて、織られた経糸と緯糸との浮き沈みによる凹部が少なく、且つ、織られた経糸または緯糸の長く浮いて露出する部分が多い布で構成された外表面を有し、前記被清掃体に接触して回転し、前記被清掃体表面を清掃する前記第2の清掃部材と、
    を備えたことを特徴とする清掃器。
  3. 前記清掃部材に接触して、前記清掃部材で清掃された清掃物を回収する第1の回収部材と、
    前記第2の清掃部材に接触して、前記第2の清掃部材で清掃された清掃物を回収する第2の回収部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の清掃器。
  4. 前記外表面の内側に配置された弾性材料製の弾性層を有する前記清掃部材及び前記第2の清掃部材、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の清掃器。
  5. 導電性の繊維により織られた部材により構成された前記清掃部材及び前記第2の清掃部材、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の清掃器。
  6. 表面に画像が保持される像保持体により構成された前記被清掃体と、
    前記像保持体表面を清掃する請求項1ないしのいずれかに記載の清掃器と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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