JP5337256B2 - 撮像装置の照明光学系 - Google Patents

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Description

本発明は、入射した光の出射方向等を制御可能な、撮像装置の照明光学系に関する。
図1は、プリズム板111による光の出射方向の制御を示す図である。また、図2は、そのプリズム板111をII−II方向から見た図であり、図3は、プリズム板111による出射光の指向特性を示す図である。
図1に示すように、プリズム板111は、多数の稜線113を有するプリズム列が平行に配置されたプリズム面112を有し、このプリズム面112側から入射する光(実線及び破線)を左右に偏向する機能を備えている。このため、プリズム板111は、光の出射方向を制御する光学素子として照明光学系などに用いられている。
また、図2及び図3の実線で示すように、プリズム面112に垂直に入射した光は、図3の左右方向(接線方向)のみに偏向し、稜線113の方向には向かわない。
これらの図1〜図3から、プリズム面112側から入射した光線は、プリズム板111で偏向する様子がわかる。
また、図1及び図3の破線で示すように、光が垂直ではなく3次元的にいろいろな方向から入射した場合には、出射方向も入射方向に応じて変化するが、やはり稜線113の方向には光は指向せず、図3の左右方向に強い指向性を示す。
このように、入射光の方向を制御しても、稜線113の方向には出射光を指向させることはできない。したがって、照明に指向性を持たせながらもデッドゾーンを作りたくない場合、すなわち、プリズム列の稜線方向にも照明光を分配するためには、出射光を拡散させる必要がある。
図4は、プリズム板111の出射面にブラスト処理を施して微小凹凸部(拡散面)114を形成した例を示す図である。また、図5は、出射面にブラスト処理を施したプリズム板111による出射光の指向特性を示す図であり、図6は、そのプリズム板111をVI−VI方向から見た図である。
この場合、図5及び図6に示すように,プリズム板111で偏向した光は出射面で拡散され,一部は稜線113の方向にも指向する。その結果、プリズム板111を出射する照明光は左右方向への指向性を維持しながらも全方向に光を分配することができる。
図7は、プリズム板111を出射面から見たときの出射光の指向性分布を示す図である。
同図7で明らかなように、プリズム板111から出射した光は左右に長い楕円状の指向性を示す。このように、出射面にブラスト処理を施して拡散効果を持たせれば、照明の出射方向にデッドゾーンをなくすことができる。また、ブラストの強さによって出射光の指向性を制御することができる。
同様に、例えば、特許文献1には、出射光制御板の出射面側に微小な凸部をランダムに形成し、この微小な凸部で入射面側から入射した光を散乱させる技術が開示されている。また、特許文献2には、導光板からの斜め入射光をプリズムシートで垂直方向に変換し、さらに出射面に形成した微小凹凸部により出射光を拡散させる技術が開示されている。
しかしながら、前述した従来技術や、特許文献1及び特許文献2の技術では、図5及び図6から明らかなように、出射光の光軸はプリズムによって偏向しているため、強い指向性を残している。その結果、図7に示す出射光の指向性分布は、常に横長の楕円であり、プリズムの稜線方向への光の分配、すなわち指向性の制御には限界があった。
特許第4198246号公報 特開2007−264639号公報
本発明は、入射した光の出射方向に指向性を与え、かつ照度分布を制御することのできる撮像装置の照明光学系を提供する
また、撮像装置の照明光学系は、撮像対象物からの反射光を撮像素子で受光して撮像すべく前記撮像対象物に光を照射する撮像装置の照明光学系において、前記撮像素子の周囲に配置された複数の発光素子と、前記複数の発光素子からの光を前記撮像対象物に照射すべく、半径方向に多数の稜線を有する三角柱形状のプリズム列が周上に形成されたプリズム面を前記複数の発光素子側に向け配置しかつ前記プリズム面に微小凹凸部を形成したリング状のプリズム板と、を有する。
プリズム板による光の出射方向の制御を示す図である。 同上のプリズム板をII−II方向から見た図である。 プリズム板による出射光の指向特性を示す図である。 プリズム板の出射面にブラスト処理を施して拡散面にした例を示す図である。 出射面にブラスト処理を施したプリズム板による出射光の指向特性を示す図である。 同上のプリズム板をVI−VI方向から見た図である。 プリズム板を出射面から見たときの出射光の指向性分布を示す図である。 本実施の形態のプリズム板の外観斜視図である。 プリズム板による出射光の指向特性を示す図である。 同上のプリズム板をX−X方向から見た図である。 プリズム面に強いブラスト処理を施した場合の出射面側からみた出射光の指向特性を示す図である。 プリズム面に強いブラスト処理を施した場合の光の屈折状態を模式的に示す図である。 プリズム面へのブラスト噴射時間を短縮した場合の光の屈折状態を模式的に示す図である。 プリズム面へのブラスト噴射圧(流速)を低くした場合の光の屈折状態を模式的に示す図である。 プリズム板から出射した光の指向特性を示す図である。 同上のプリズム板をXIV−XIV方向から見た図である。 プリズム板の成形金型の構成を示す図である。 照明光学系を情報読み取り用の撮像装置に応用した例を示す図である。 プリズム板をプリズム面側から見た図である。 プリズム面と導光体との位置関係を示す図である。 ブラスト処理を施さない場合の出射光の指向特性分布を示す図である。 ブラスト処理が弱い場合の出射光の指向特性分布を示す図である。 ブラスト処理が中程度の場合の出射光の指向特性分布を示す図である。 ブラスト処理が最大の場合の出射光の指向特性分布を示す図である。 プリズム板の出射面と評価面との位置関係を示す図である。 ブラスト処理を施さない場合の出射光による評価面における照度分布を示す図である。 ブラスト処理が弱い場合の出射光による評価面における照度分布を示す図である。 ブラスト処理が中程度の場合の出射光による評価面における照度分布を示す図である。 ブラスト処理が最大の場合の出射光による評価面における照度分布を示す図である。 ブラスト処理を施さない場合からブラスト処理が最大の場合までの夫々の出射光による評価面における照度分布をまとめて示した図である。 リング状の導光体の出射面の形状を円錐台斜面とした照明光学系を示す図である。 円錐台状のプリズム板の外観を示す図である。 同上のB部拡大を示す図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施の形態]
図8は、本実施の形態のプリズム板11の外観斜視図である。また、図9は、プリズム板11による出射光の指向特性を示す図であり、図10は、そのプリズム板11をX−X方向から見た図である。
本実施の形態のプリズム板11は、片面に多数の稜線13を有する三角柱形状のプリズム列が形成されたプリズム面12と、このプリズム面12に形成された微小凹凸部14と、を有している。
なお、本実施の形態では、光の入射面側をプリズム面12とし、また、プリズム面12と反対側の光の出射面側を出射面15と呼んで区別する。
三角柱形状のプリズム列を有するプリズム面12は、周知の成形手段等によって形成することができる。微小凹凸部14は、例えば、プリズム面12にブラスト処理を施すことで形成することができる。なお、ブラスト処理は、被加工物の表面に珪砂等の非金属粒や金属粒を高速で噴きつけ、表面を粗化する処理方法であるが、本実施の形態ではサンドブラスト処理を想定している。また、微小凹凸部14は、三角柱形状のプリズム列の斜面に形成されている。この微小凹凸部14により光の拡散面が形成される。
ここで、微小凹凸部14とは、例えばサンドブラスト処理により、相対的に微小な凹部と凸部とがアレイ状又はランダムに連続して形成されている領域をいう。例えば、凸部の形状としては、半球形状、球形状、円錐(台)形状、あるいは角錐(台)形状等の種々の形状が考えられる。また、微小凹凸部14の凹部と凸部のピッチや、凹凸の高さ(深さ)も、出射面15からの光の輝度分布等を考慮して決定することができる。さらに、これら凹部と凸部のピッチや凹凸の高さ(深さ)は、使用する光の波長によっても影響される。
なお、プリズム板11のプリズム面12に形成された多数の稜線13は、互いに平行である場合の他に、プリズム板11がリング状の場合は、半径方向に多数の稜線13を有する三角柱形状のプリズム列が円周上に形成されている場合も含む(後述する図17A参照)。
また、サンドブラスト処理により、プリズム面12に微小凹凸部14を形成して拡散面とした場合、使用する砂の射出圧や射出時間を制御することによって所望の出射光の輝度分布を得ることができる。しかし、ここでは、サンドブラスト処理についての説明は省略する。
さらに、本実施の形態では、微小凹凸部14を、サンドブラスト処理によって形成した場合について説明したが、これに限らない。例えば、微小凹凸部14を形成することができれば、必ずしもサンドブラスト処理を用いる必要はなく、成形型を用いた成形手段やそれ以外の手段を用いてもよい。
このように、光の入射面側であるプリズム面12にブラスト処理を施して、微小凹凸部14を形成することにより、出射面15からの出射光の指向特性を制御することができる。この出射光の指向特性は、ブラストの強さ、すなわち、微小凹凸部14の凹凸の深さによって自由に制御することができる。
なお、図9は、プリズム板11のプリズム面12に施したブラスト処理が比較的弱い場合の指向特性を示す図である。
図9及び図10において、LED16からプリズム面12に入射した光は、プリズム面12のプリズム斜面で屈折により偏向すると同時に、微小凹凸部14によって拡散される。そして、プリズム面12で拡散することによって稜線13の長手方向を含む全方向に光が分配される。
この場合、光量分布の中心である光の光軸Oは、プリズム斜面の角度で決まる方向に進む。そして、全体としては指向特性が保たれることになり、出射面15側にブラスト処理を施した場合と同様な指向特性が得られる。出射面15から出射する光は、ブラスト処理が弱い場合は微小凹凸部14の個々の凹凸が浅いため、結果的にプリズム面12のプリズム斜面で決まる方向に指向特性をもつことになると考えられる。
図11は、プリズム面12に強いブラスト処理を施した場合の出射面15側からみた出射光の指向特性を示す図である。また、図12Aは、プリズム面に強いブラスト処理を施した場合の光の屈折状態を模式的に示す図、図12Bは、プリズム面へのブラスト噴射時間を短縮した場合の光の屈折状態を模式的に示す図、図12Cは、プリズム面へのブラスト噴射圧(流速)を低くした場合の光の屈折状態を模式的に示す図である。
図11に示すように、強いブラスト処理によりプリズム面12に微小凹凸部14を形成すると、出射面15からの出射光の指向特性は完全に消失し、無指向性の分布となる。
図12Aは、後述する図20Dの無指向性の場合の表面凹凸の模式図を示したものであり、この場合、個々の微小凹凸部14は、プリズム面12の全体に深く凹凸が刻まれている。このとき、ブラスト処理を、図の鉛直下側(出射面15と垂直方向の下側)から施すとすると、個々の微小凹凸部14の表面は鉛直面から水平面まで広範囲の角度を有している。また、個々の微小凹凸部14は、例えば半球状又は鉄砲玉状(この形状はブラスト流速、時間等で制御可能)ゆえ、微小凹凸部14の表面の法線は鉛直方向を中心にして、まんべんなく分布していることになる。
LED16からの入射光線Lは、個々の微小な凹凸部14に入射し、その点の法線とのなす角に従って偏向する。このため、光の偏向方向も、図12Aの鉛直方向(偏向なし)を中心に幅広く分布する。このため、プリズム面12での光の入射面は全体的に斜面となっているものの、入射光線の偏向方向には影響を及ぼさない。このため、この図12Aのプリズム板11は結果的に無指向性を示すことになると考えられる。
このように、プリズム面12にブラスト処理を施す場合、ブラスト処理の強弱によって自由に出射光の指向特性を制御することができる。なお、ブラスト処理の強弱は、ブラストの粒体噴射における流速、又は噴射時間などによって制御することができる。また、ブラストの粒体噴射における流速や噴射時間の基準は、粒体噴射に使用する粒径やプリズム板11の材質等によっても異なってくる。
また、図12Bは、弱いブラスト処理として噴射時間を短くした場合の表面凹凸の模式図を示している。
この場合、微小凹凸部14の密度がまばら(微小凹凸部14の密度が半分)になって、プリズム面12の傾斜部分が半分残った状態となっている。これにより、入射光はプリズム偏向(凹凸なし部)と拡散(凹凸部)が混在し、出射光は指向性をもちかつ拡散すると考えられる。
さらに、図12Cは、弱いブラスト処理として流速(噴射圧)を弱めた場合の表面凹凸の模式図を示している。
噴射圧を弱くすると、微小凹凸部14の凹凸の深さが浅くなり、凹凸表面の法線は、プリズム面12の角度を中心に小さく分布(例えば30°±30°)する。その結果、拡散光の光軸はプリズム偏向(プリズム面12の偏向特性)と同一になり、入射光が偏向角を中心に拡散して、拡散光はその前後の角度に分布すると考えられる。こうして、前記と同様に、出射光は指向性をもちかつ拡散すると考えられる。
なお、粒体としてガラスビーズを用いてブラスト処理を行う場合は、微小凹凸部14は滑らかになるため、弱いブラスト処理を施すことに相当する。このため、出射光は楕円状の強い指向特性となる。
なお、図12A〜図12Cは、あくまでも説明のための模式図であり、実際の表面形状とは異なっている。サンドブラストを施したプリズム面の実際の凹凸は、振幅も周期も不均一で、図12A〜図12Cに示したような半球形状や釣鐘状等にはならない場合もある。
しかし、全体的にプリズム面の凹凸の振幅は大きく、前述したように、表面の法線の方向がまんべんなく分布して、結果的に出射光は無指向性を示すことになる。
ここで、プリズム面の表面凹凸の状態、すなわちプリズム面の表面粗さは、JIS−B0601に規定されているパラメータで表すことができる。
その1つである算術平均粗さRa(μm)は、凹凸の状態を断面形状に相当する粗さ曲線で表した上で、表面の振幅の平均線を求め、その方向にx軸をとり、振幅を平均線からの偏差f(x)としたときに、

Ra=1/L・∫ |f(x)|dx

で表されるパラメータである。
なお、Lは、x軸方向にとった基準長さである。
また、プリズム面の表面粗さは、JIS−B0601:1994に規定されているパラメータで表すことができる(十点平均粗さRz)。
これは、山の高さと谷の深さの夫々最大から5番目まで選び、その平均を加算した値で、最大振幅と類似な意味をもつパラメータである。
これらのパラメータを用いて、図9及び図11の凹凸状態を表すと、弱いブラスト処理を施した図9の場合には、例えばRa=0.8μm、Rz=5.5μmである。この場合、凹凸振幅が小さく、プリズム斜面で決まる方向への指向性を残す特性となる。
また、図11のように、強いブラスト処理を施した場合の表面粗さは、例えばRa=1.6μm、Rz=16.4μmである。この場合、凹凸振幅が十分大きく、出射光の指向性は消失する。
本実施の形態によれば、プリズム板11は、多数の稜線13を有する三角柱形状のプリズム列が形成されたプリズム面12と、このプリズム面12に形成された微小凹凸部14と、を有するので、この微小凹凸部14により照明光の出射方向に指向性を与え、かつ照度分布を制御することができる。
[第2の実施の形態]
図13及び図14は、本実施の形態のプリズム板11を示す図であり、図13は、プリズム板11から出射した光の指向特性を示す図、図14は、そのプリズム板11をXIV−XIV方向から見た図である。
なお、第1の実施の形態と同一又は相当する部材には同一の符号を付して説明する。
本実施の形態では、光の入射側のプリズム面12にブラスト処理を施して微小凹凸部14を形成するとともに、照明光の出射側の出射面15にもブラスト処理を施して微小凹凸部14’を形成している。こうして、プリズム面12に入射した光は、プリズム面12の微小凹凸部14で拡散され、さらに、出射面15の微小凹凸部14’で拡散されて出射される。
この場合、出射面15からの出射光の指向性の制御は、入射側のプリズム面12のブラストの強弱が支配的であることは、第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態によれば、プリズム面12に加えて出射面15にもブラスト処理を加えることによって、更に細かい指向性の制御を行うことができる。また、プリズム面12から入射した光が、入射側のプリズム面12と出射側の出射面15との2回の拡散によって、より滑らかな照明光分布が得られるという利点もある。
[第3の実施の形態]
図15は、本実施の形態のプリズム板11の成形金型20の構成を示す図である。
第1の実施の形態では、プリズム板11のプリズム面12に直接的にブラスト処理を施し、微小凹凸部14を形成した場合について説明した。しかし、微小凹凸部14の形成方法はこれに限らない。例えば、成形手段によっても形成することができる。
一般に、プリズム板11は、アクリルなどのプラスチック素材を成形して製造される。このため、実際には、図15に示すように、成形金型20に微小凹凸部25を形成し、この微小凹凸部25を成形素材23に転写し、プリズム板11を成形することが行われる。
すなわち、成形金型20は、対向配置された上型21及び下型22を有している。そして、これら上型21の成形面21aと下型22の成形面22aとの間に、プラスチック素材23が配置される。この状態で、プラスチック素材23を所定温度に加熱軟化する。次いで、上型21及び下型22を相対的に接近移動してプラスチック素材23を加圧し、プリズム板11を成形する。図15は上述の加圧成形法の金型を説明する図であるが,成形素材を金型で囲まれた空間に射出して成形する射出成形(インジェクション)法を用いても全く同様である。
この成形金型20は、下型22の成形面22aに、多数の稜線24を有する三角柱形状のプリズム列を形成するとともに、このプリズム列が形成された斜面に、微小凹凸部25を形成している。この微小凹凸部25は、例えばブラスト処理によって形成することができる。こうすることで、成形素材23に微小凹凸部25を転写してプリズム板11を成形することができる。ただし、下型22に微小凹凸部25を形成する場合、微細加工であればブラスト処理以外の方法を用いても構わない。
なお、本実施の形態では、下型22に微小凹凸部25を形成した場合について説明したが、これに限らない。例えば、上型21の成形面21aにも微小凹凸部を形成してもよい。これにより、プリズム板11のプリズム面と出射面の両方に微小凹凸部を形成することができる(前述した図13参照)。
本実施の形態によれば、例えば下型22の成形面22aに、多数の稜線24を有する三角柱形状のプリズム列を形成するとともに、少なくともプリズム列が形成された下型22のプリズム列の斜面に微小凹凸部25を形成し、この微小凹凸部25を成形素材23に転写することで、照明光の出射方向に指向性を与え、かつ照度分布を制御可能なプリズム板11を得ることができる。
[第4の実施の形態]
図16は、照明光学系10を情報読み取り用の撮像装置30に応用した例を示す図である。また、図17Aは、プリズム板11をプリズム面12側から見た図、図17Bは、プリズム面12と導光体33との位置関係を示す図である。なお、第1の実施の形態と同一又は相当する部材には同一の符号を付して説明する。
この撮像装置30の照明光学系10は、撮像対象物31(例えば手のひら)からの反射光を撮像素子としてのイメージセンサ32で受光して撮像すべく、撮像対象物31に光を照射するものである。
この照明光学系10は、イメージセンサ32の周囲に円環状に配置された複数の発光素子としてのLED16と、複数のLED16の上方に配置されたリング状の導光体(円筒体)33と、この導光体33の出射面33a上に配置されたリング状のプリズム板11と、を有している。
なお、導光体33は、例えば透明な樹脂(又はガラス等)で構成され、複数のLED16からの光を上方に導き、プリズム板11を介して撮像対象物31に均一な光を照射する。この導光体33により、LED16からの光が光路から漏れないように導くことが可能である。このため、導光体33は、LED16の配置状態に合わせ、リング状に形成されている。
なお、リング状とは、中央に孔を有する輪状のものをいい、例えば円形リング、方形リング、楕円リング、長円リング等を含む。
このリング状のプリズム板11は、図17Aに示すように、導光体33の出射面33aからの光を撮像対象物31に照射すべく、半径方向に多数の稜線13を有する三角柱形状のプリズム列が円周上に形成されたプリズム面12を有している。なお、多数の稜線13は等間隔に形成されていることが望ましいが、必ずしも厳密に等間隔でなくてもよい。また、多数の稜線13はリング中心に向けて半径方向に形成されているが、厳密にリング中心を向いていなくてもよい。
また、図17Bに示すように、このプリズム面12が複数のLED16(導光体33の出射面33a側)に対向するように配置している。さらに、このリング状のプリズム板11のプリズム面12には、微小凹凸部14が形成されている(図17A参照)。
この微小凹凸部14は、第1の実施の形態等で説明したものと同様である。
そして、図16に示したように、LED16から出射された光は、リング状の導光体33によって、読取対象である撮像対象物31に向けて導かれる。リング状の導光体33の内側には、イメージセンサ32と光学レンズ34を有する撮像系が配置されている。
図18A〜図18Dは、撮像装置30の照明光学系10を出射面15側から見た図である。また、この図18A〜図18Dは、プリズム板11上の1点(A点)からの出射光の指向特性分布を比較した図である。
なお、この図18A〜図18Dの指向性分布は、ブラスト強さ(ここでは噴射時間)をパラメータにしている。
また、撮像装置30の中央には、光学レンズ34とイメージセンサ32からなる撮像系が配置されている。
そして、このイメージセンサ32の周囲を、リング状の導光体33及びその上に重ねられたリング状のプリズム板11が囲んでいる。この場合、環状に並べられた複数のLED16が照明光源となり、導光体33を経てリング状のプリズム板11から照明光が出射される。
以下に説明する図18A〜図18Dにおいて、プリズム板11の出射面15側にはブラスト処理を施していないものとする。
図18Aは、プリズム板11のプリズム面12にもブラスト処理を施していない場合であり、最も強い指向性を示す例である。
この図18Aでは、A点から出射した光は、プリズム板11によってリングの接線方向にのみ指向する。この場合、リング状のプリズム板11の出射面15全体からの照明を足し合わせると、半径方向には指向しないため、リングの中心部が暗く周囲が明るいドーナツ状の照明分布になる。
図18Bは、プリズム面12に弱いブラスト処理を施した場合であり、図18Cは、それよりも強くプリズム面12にブラスト処理を施した場合である。
図18B及び図18Cのいずれの場合も、接線方向のみならず半径方向へも照明光が出射されることがわかる。これによって、リングの中心部へも照明が届くようになる。また、ブラスト処理の強さによって指向性が変化し、ブラスト処理が比較的強い図18Cの場合の方が、図18Bに比べて指向性が弱くなっている。このため、図18Cでは、指向性分布を示す楕円が円に近づいている。
前述のように、表面粗さパラメータによって図18B及び図18Cのプリズム面の凹凸状態を表すと、例えばブラスト処理が弱い図18Bの場合は、Ra=0.8μm、Rz=5.5μmである。また、ブラスト処理が中程度の図18Cの場合は、Ra=1.3μm、Rz=12.8μmである。すなわち、図18Cの方が凹凸の振幅は大きくなっている。
さらに、図18Dは、プリズム面12にブラスト処理を十分に(強く)施した場合であり、指向性分布は円に近い無指向性を示している。
この図18Dの場合のプリズム面の凹凸状態は、例えばRa=1.6μm、Rz=16.4μmである。このように、ブラスト処理が十分に強いため、十分振幅の大きな凹凸状態となっている。
この場合には、リング状のプリズム板11の出射面15からの照明光は、リング中心部で重なることから、リング中心部の照度は高くなる。
図19は、プリズム板11の出射面15と評価面(被照射面)17との位置関係を示す図である。
同図19では、撮像系の光軸をz軸とし、プリズム板11の出射面15をz=0の平面としたときに、z=z1の平面を評価面(被照射面)17とした図である。
また、図20A〜図20Dは、評価面17における照明光の照度分布を比較した図である。なお、横軸を光軸からの距離r、縦軸を照明の照度(W/m2)としている。
この図20A〜図20Dは、ブラスト処理の強さを噴射時間で表した場合、図20Aの噴射時間は0(ブラスト処理なし)、図20Bの噴射時間は0〜1/2(弱いブラスト処理)、図20Cの噴射時間は1/2(若干強いブラスト処理)、図20Dの噴射時間を1(強いブラスト処理)であった。
さらに、図21は、図20A〜図20Dの照度分布をまとめて示した図である。
以上において、図20Aは図18Aに対応する図である。この図20Aは、プリズム面12(および出射面15)にブラスト処理がない場合の照度分布を示している。この場合、リング状のプリズム板11のリング中心部に照明光は届かず、リング周辺部が円環状に明るいドーナツ状の照度分布となる。
図20Bは図18Bに対応する図である。この図20Bは、プリズム面12に弱いブラスト処理を施した場合の照度分布を示している。この場合、ブラスト処理の拡散効果によって半径方向にも照明光が分配され、リング周辺部が円環状に明るいドーナツ状の特徴をもちながらリング中心部へも照明が届いている。
図20Cは図18Cに対応する図である。この図20Cは、プリズム面12へのブラスト処理を図18Bよりも強く施した場合の照度分布を示している。この場合、リング中心部への照明光の分配が大きくなり、評価面17の全体に均一な照度分布となっている。
図20Dは図18Dに対応する図である。この図20Dは、プリズム面12へ十分に(強く)ブラスト処理を施した場合の照度分布を示している。この場合、出射光のリング接線方向への指向性は消失し、リング中心部への照明光の集中により単峰性(1つの山のような形状)の照度分布となっている。この照度分布の形は、リング型のプリズム板11がない場合と基本的に同じである。すなわち、透明なガラス平板の片面に強いブラスト処理を施した場合と同様である。
このように、プリズム面12のブラスト処理の強さを変えていくと、評価面17における照度分布は図20A〜図20Dのように変化する。
図21は、図20A〜図20Dの照度分布をまとめて示したものである。
同図21のように、ブラスト処理の強弱により、照度分布は、円環状のa曲線から、b曲線,c曲線を経て、単峰性のd曲線まで連続的に変化する。このように、プリズム面12のブラスト処理の強弱によって所望の照明光の照度分布特性を得ることができる。
なお、照明光の出射にあたり、リング接線方向に指向特性を持たせることは、撮像系においては取得画像に物体表面の陰影をつけたり、あるいは陰影を避ける場合に効果がある。
また、リング接線方向に指向特性を持たせることで、物体からの反射光にも指向特性を与えて正反射光を避けたり、強調したりすることもできる。一方、照度分布そのものはプリズム板11によらずとも制御することができる。例えば、照度分布は、リング接線方向への指向性がなくても半径方向の出射方向と拡散度のみで制御することができる。
なお、本実施の形態では、プリズム板11の出射面15側にはブラスト処理を施していないものとして説明したが、これに限らない。例えば、プリズム板11のプリズム面12と出射面15の両方にブラスト処理を施してもよい(図13参照)。この場合は、プリズム面12のみにブラスト処理を施した場合に比較して、照明光の出射方向の指向特性と照度分布を幅広く制御することができる。
本実施の形態によれば、イメージセンサ32の周囲に配置された複数のLED16と、この複数のLED16からの光をイメージセンサ32に照射すべく、半径方向に多数の稜線13を有する三角柱形状のプリズム列が周上に形成されたプリズム面12を複数のLED16側に向け配置しかつプリズム面12に微小凹凸部14を形成したリング状のプリズム板11と、を有することにより、照明光の出射方向に指向特性を与えながら照度分布を制御することができる。
[第5の実施の形態]
図22は、リング状の導光体33の出射面33aの形状を円錐台状の斜面とした照明光学系10を示す図である。また、図23Aは、円錐台状のプリズム板11の外観を示す図、図23Bは、そのB部拡大を示す図である。なお、第1の実施の形態と同一又は相当する部材には同一の符号を付して説明する。
第1〜第4の実施の形態では、導光体33の出射面33a及びプリズム板11のプリズム面12を平面としていたが、本実施の形態では円錐台状とした。
すなわち、LED16の光量分布、導光体33のサイズ、撮像対象物である被照射面のサイズ及び被照射面までの距離などによって、導光体33の出射面15を円錐台状の斜面とする方が適切な場合がある。
この場合には、図22に示すように、リング状の導光体33の出射面15を円錐台状の斜面とし、同様に、リング状のプリズム板11の形状も、円錐台状の斜面をもつ立体的なものになる。
図23Aにおいて、導光体33の出射面33aに重ねて配置されるリング状のプリズム板11は、円錐台状の斜面に形成されている。また、図23Bにおいて、このプリズム板11は、第4の実施の形態と同様に、半径方向に多数の稜線13を有する三角柱形状のプリズム列が円周上に形成されたプリズム面12を有している。このプリズム列は、例えば頂角90度、深さ0.2mmで180本(プリズム列のピッチ2°)である。
さらに、図23Bに示すように、プリズム面12にサンドブラストにより微小凹凸部14を形成している。この微小凹凸部14により、プリズム面12に拡散面が形成されている。
なお、本実施の形態では、プリズム板11のプリズム面12にブラスト処理を施して微小凹凸部14を形成した場合について説明したが、これに限らない。例えば、プリズム面12と出射面15の両方にブラスト処理を施すことによって(図13参照)、照明光の指向特性を幅広く制御することが可能となる。
本実施の形態によれば、導光体33の出射面33aを円錐台状の傾斜面とし、また、プリズム板11の出射面15を円錐台斜面として、その出射面15から光を拡散出射させることにより、照明光の出射方向に指向特性を与えながら照度分布を制御することができる。このときの照度分布は、前述した図21の照度分布曲線a〜dに準じるものと考えられる。

Claims (5)

  1. 撮像対象物からの反射光を撮像素子で受光して撮像すべく前記撮像対象物に光を照射する撮像装置の照明光学系において、
    前記撮像素子の周囲に配置された複数の発光素子と、
    前記複数の発光素子からの光を前記撮像対象物に照射すべく、半径方向に多数の稜線を有する三角柱形状のプリズム列が周上に形成されたプリズム面を前記複数の発光素子側に向け配置しかつ前記プリズム面に微小凹凸部を形成したリング状のプリズム板と、を有する
    ことを特徴とする撮像装置の照明光学系。
  2. 前記微小凹凸部の凹凸の深さを、前記プリズム面に入射した光が前記プリズム面と反対側の出射面から出射する光の指向特性に応じて変化させた
    ことを特徴とする請求項に記載の撮像装置の照明光学系。
  3. 前記微小凹凸部をブラスト処理により形成した
    ことを特徴とする請求項又はに記載の撮像装置の照明光学系。
  4. 前記微小凹凸部を、前記プリズム面と前記出射面の両方に形成した
    ことを特徴とする請求項に記載の撮像装置の照明光学系。
  5. 前記プリズム面を円錐台状の斜面に形成した
    ことを特徴とする請求項に記載の撮像装置の照明光学系。
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