JP5336973B2 - X線検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、X線検査装置、特に、物品を搬送させながらX線を使用して物品の検査を行うX線検査装置に関する。
商品の生産ラインにおいては、商品への異物混入や商品の割れ欠けがある場合にそのような商品を出荷しないために、X線検査装置により検査が為されることがある。このX線検査装置には、例えば下記特許文献1に挙げられるものがある。この特許文献1には、分離した二本の無端ベルトを相対向して適宜角度に傾斜させて設置し、該両無端ベルトを所定速度で同期的に回動するようにした第一工程コンベアーと、分離した二本の無端ベルトを相対向して適宜角度に傾斜させて設置し、該両無端ベルトを上記第一工程コンベアーの無端ベルトより速い所定速度で同期的に回動するようにした第二工程コンベアーとを直列的に配置し、上記第一工程コンベアーにおける前半工程および最終工程の真上位置にそれぞれ整列用押え具を設置するとともに、上記第二工程コンベアーにおける最前工程の真上位置に整列用押え具を設置したことを特徴とする繭等を整列し一定間隔で搬送する装置が開示されているとともに、該装置を軟X線による繭の内部汚染の有無の検出に適用することが開示されている。
特開昭58−126308号公報
しかしながら、特許文献1のものにおいては、搬送中の商品が揺れる又はずれる場合がある。このような場合、X線を用いて検出した画像が安定しないことがあり、検査精度不良の原因になることがあった。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、搬送中の商品の揺れを抑制して、安定したX線検出画像を得ることによって、従来よりも検査精度が向上したX線検査装置を提供することである。
(1)本発明は、被検査物に対してX線を照射するX線源と、前記X線源から照射され、前記被検査物を透過したX線を検出するX線検出部と、前記被検査物を搬入出する搬送部と、を含み、前記X線を用いて被検査物を検査するX線検査装置であって、前記搬送部が、前記被検査物を搬送する帯状部材と、前記X線検出部の上流に設けられ、前記帯状部材を幅方向に湾曲させつつ支持する曲面支持部と、を有しているものである。また、曲面支持部は、帯状部材を上流側から下流側に連続的に湾曲させ、帯状部材の断面を略U字形状にし、帯状部材の上流側からX線検出部の近傍に向かって徐々に帯状部材の湾曲の程度を大きくして、帯状部材の内曲面における被検査物の揺れを抑制するように、帯状部材によって被検査物を保持する。
上記(1)の構成によれば、前記帯状部材の内曲面で前記被検査物を保持できるので、搬送中の商品の揺れを抑制し、安定したX線検出画像を得ることができる。その結果として、従来よりも検査精度が向上したX線検査装置を提供できる。特に、搬送部と接する部分に略凸曲面などの曲面を有した被検査物を検査する場合に有効である。また、被検査物が自然物である場合、傷つけないように搬送することが可能である。また、前記帯状部材を略U字形状にして前記被検査物を十分に保持しつつ搬送できるので、前記被検査物の揺れをより抑制することができるため、検査精度をさらに向上させることができる。
(2)上記(1)のX線検査装置においては、水平面を有し、前記曲面支持部の上流側において前記帯状部材を支持する第1の水平支持部が設けられてるものであることが好ましい。
上記(2)の構成によれば、前記帯状部材を連続的に湾曲させつつ支持することから、前記帯状部材の内曲面で前記被検査物を保持する面積を徐々に増加させることによって、前記被検査物の揺れを抑制することができるので、検査精度をより向上させたX線検査装置を提供できる。
(3)上記(1)又は(2)のX線検査装置においては、水平面を有し、前記曲面支持部の下流側において前記帯状部材を支持する第2の水平支持部が設けられていることが好ましい。
上記(3)の構成によれば、前記帯状部材をより安定して搬送できるので、前記被検査物の揺れを抑制することができるため、さらに検査精度を向上させたX線検査装置を提供できる。
)上記(1)〜()のX線検査装置においては、前記帯状部材が、所定の間隔をあけて配置される一対の帯状部材からなり、前記曲面支持部が、前記一対の帯状部材のそれぞれを支持するように所定の間隔をあけて配置される一対の湾曲部材からなることが好ましい。
上記()の構成によれば、前記被検査物に付着していたゴミなどを、一対の帯状部材及び一対の湾曲部材の間から落とすことが可能なX線検査装置を提供できる。
)上記(1)〜()のX線検査装置においては、前記曲面支持部に、X線を透過させる切れ目を有していることが好ましい。
上記()の構成によれば、前記X線を透過させるための切れ目を有しているので、前記被検査物を透過したX線を前記X線検出器で確実に検出できるX線検査装置を提供できる。
)上記(1)〜()のX線検査装置においては、前記搬送部には、搬送方向に交差する方向に、複数の前記水平案内部および複数の前記曲面案内部が形成されていることが好ましい。
上記()の構成によれば、前記搬送部に複数の搬送路を形成できるので、前記搬送部によって搬入出される複数の前記被検査物を同時に検査することができる。
)上記(1)〜()のX線検査装置においては、前記X線検出部により得られる1又は複数の被検査物の画像に基づき、個々の前記被検査物について質量推定を行い、当該質量推定による値に基づいて前記被検査物の夫々を、予め設定されたランクの1つに選別するランク選別部を備えていることが好ましい。
上記()の構成によれば、検査後の前記被検査物について、前記ランクの選別が可能なX線検査装置を提供できる。
(8)上記(1)〜(7)のX線検査装置においては、被検査物は、自然物であることが好ましい。
本発明の第1実施形態に係るX線検査装置の概略構成図であって、シールドボックスの手前側の扉を透過して内部を示した図である。 図1のX線検査装置におけるシールドボックス内部の簡易構成図である。 X線検査の原理を示す模式図である。 図1のX線検査装置と該X線検査装置の前後部分との構成を示す図である。 図1のX線検査装置におけるコンベアの構成を示す図であって、(a)が一部省略した上視図、(b)が(a)に示した位置C−C、B−B、A−Aにおけるガイド部材と搬送ベルトとの断面を示す図である。 図1のX線検査装置における制御コンピュータのブロック構成図である。 本発明の第2実施形態に係るX線検査装置におけるコンベアの構成を示す図であって、(a)が一部省略した上視図、(b)が(a)に示した位置C1−C1、B1−B1、A1−A1におけるガイド部材と搬送ベルトとの断面を示す図である。 本発明の変形例に係るX線検査装置におけるコンベアの構成を示す図であって、一部省略した上視図である。
<第1実施形態>
以下、図1〜図6を用いて、本発明の第1実施形態に係るX線検査装置について説明する。
X線検査装置100は、図1に示したように、X線検査部100aと振分機構100bとを備えている。X線検査部100aは、上部筐体1と、外部へのX線漏洩防止機能を有したシールドボックス11とを備えている。上部筐体1には、タッチパネル機能付きのLCDモニタ30(表示部)が設けられている。また、上部筐体1には、X線検査部100a及び振分機構100bの動作制御及びデータ処理を行うための制御コンピュータ20が配設されている。
シールドボックス11内には、図1に示したように、X線照射器(X線源)13と、シールドボックス11内を貫通するように配置されたコンベア(搬送部)12と、コンベア12内部においてX線ラインセンサ(X線検出器)14を支持する支持部17と、が設けられている。X線照射器13は、コンベア12上の被検査物である商品8に対してX線を照射するものである。X線ラインセンサ14は、コンベア12内部の支持部17内において、X線照射器13から照射されて商品8を透過したX線を検出するものである。
X線検査部100aでの異物検査及びその他の品質検査の判定結果は、X線検査部100aの下流側に配置される振分機構100bに送られる。振分機構100bは、(1)商品8がX線検査部100aにおいて良品であって、所定範囲内の質量のものと判定された場合には商品8を重量ランクに合わせてラインコンベア80へと送るようにしたり、ランク別に振り分けたりする、(2)商品8がX線検査部100aにおいて不良品又は所定範囲外の質量のものと判定された場合には商品8を不良品として振り分ける、といった機能を有している(図4参照)。
コンベア12は、図1に示したように、駆動ローラ12aと、回転ローラ12b、12c、12dと、搬送ベルト(帯状部材)12eと、搬送台12f、12gと、ガイド部材18とを有しており、シールドボックス11内において被検査物である商品8を搬送するものである。
駆動ローラ12aは、シールドボックス11に取り付けられており、搬送ベルト12eに、商品8を図1矢印方向に搬送するための回転駆動力を与えることができる。搬送ベルト12eは、回転ローラ12b、12c、12d、及び、ガイド部材18に架けられている。
回転ローラ12b、12cのそれぞれは、順に、搬送台12f、12gに回転自在に支持されている。また、回転ローラ12dは、支持部17に回転自在に支持されている。
搬送台12f、12gはそれぞれ、支持部17の両側に配置されている。具体的には、搬送台12fは、支持部17に対して上流側の位置で、シールドボックス11に取り付けられている。これに対して、搬送台12gは、支持部17に対して下流側の位置で、シールドボックス11に取り付けられている。なお、上流及び下流という表現は、商品8の搬送方向(図1のシールドボックス11内における矢印方向)について用いている。
ガイド部材18は、搬送台12f、12gに支持されているものであって、図5(a)に示したように、一対の曲面支持部18a、18bと、水平面を有し、曲面支持部18aの搬送方向上流側に設けられた水平支持部(第1の水平支持部の一部)18cと、水平支持部18cと同様のものであって、水平面を有し、曲面支持部18bの搬送方向下流側に設けられた水平支持部(第2の水平支持部の一部)18eと、曲面支持部18aと曲面支持部18bとの間に設けられた切り目18dと、を有しているものである。ここで、曲面支持部18aと曲面支持部18bとは、同構成のものであって、切り目18dを中心として、線対称となるように設けられている。
曲面支持部18aは、第1支持部18a1と、第1支持部18a1の搬送方向上流側に設けられている第2支持部18a2とを有しているものである。第1支持部18a1は、搬送ベルト12eを幅方向に湾曲させつつ支持する曲面(図5(b)のC−C断面(略U字形状の断面)参照)を、搬送ベルト12e側に有しているものである。第2支持部18a2は、幅方向両端部が搬送方向上流側(図5(b)の位置A−A)から下流の第1支持部18a1にかけて連続的に、中央部の略三角状平面部(第1の水平支持部の一部)18a3に対して立ち上がっていくとともに、曲面部位18a4の面積が徐々に大きくなるように形成されている(図5(a)、図5(b)参照)。
曲面支持部18bは、曲面支持部18aと同構成のものであり、第2支持部18a2と同様の第2支持部18b2と、該支持部の搬送方向上流側に設けられ、第1支持部18a1と同様の第1支持部18b1とを備えているものである。第2支持部18b2は、略三角状平面部18a3と同様の略三角状平面部18b3と、曲面部位18a4と同様の曲面部位18b4とを備えているものである。
X線照射器13は、図2に示すように、コンベア12の上方に配置されており、下方のX線ラインセンサ14に向けて扇状のX線(図2の斜線範囲15を参照)を照射するものである。なお、図2においては、説明の便宜のため、ガイド部材18は図示していない。
X線ラインセンサ14は、ガイド部材18の下方に配置されており、商品8又はコンベア12を透過してくるX線を検出するものである。このX線ラインセンサ14は、図3に示すように、コンベア12による搬送方向に直交する向きに一直線に配置された多くの画素14aから構成されている。
LCDモニタ30は、フルドット表示の液晶ディスプレイである。このLCDモニタ30には、商品8のX線画像や検査結果などが表示される。また、LCDモニタ30は、タッチパネル機能も有しており、使用者からの手入力を受け付ける。
制御コンピュータ20は、図6に示すように、CPU21を搭載するとともに、このCPU21が制御する主記憶部としてROM22、RAM23、及びHDD(ハードディスク)25を搭載している。また、制御コンピュータ20は、フロッピー(登録商標)ディスクとの入出力を行うFDD(フロッピー(登録商標)ディスクドライブ)24も有している。
さらに、制御コンピュータ20は、LCDモニタ30に対するデータ表示を制御する画面表示制御回路、LCDモニタ30のタッチパネルからのキー入力データを取り込むキー入力回路、図示しないプリンタにおけるデータ印字の制御等を行うためのI/Oポート等を備えている。
そして、CPU21、ROM22、RAM23、FDD24、HDD25などは、アドレスバス,データバス等のバスラインを介して相互に接続されている。また、制御コンピュータ20は、コンベアモータ19a、ロータリーエンコーダ19b、光電センサ16a,16b、X線照射器13、X線ラインセンサ14等と接続されている。
なお、制御コンピュータ20によるコンベアモータ19aのインバータ制御により、上述した構成のコンベア12による搬送速度は、細かく制御される。また、コンベアモータ19aは、正逆回転の切り替えが可能であり、この切り替えも制御コンピュータ20によって制御される。
ロータリーエンコーダ19bは、コンベアモータ19aに装着され、コンベア12の搬送スピードを検知して制御コンピュータ20に送るものである。光電センサ16a,16bは、被検査物である商品8がX線ラインセンサ14の位置にくるタイミングを検知するための同期センサであり、それぞれ、コンベアを挟んで配置される一対の投光器及び受光器から構成されている。光電センサ16aは、X線ラインセンサ14の前段コンベア60側に配置されており、コンベア12が正方向に商品8を搬送しているときに、X線透視像信号(図3参照)の取得開始の基になる信号を制御コンピュータ20に送るものである。また、商品8を振分機構100bで振り分ける際のタイミングの基にもなる。光電センサ16bは、X線ラインセンサ14の振分機構100b側に配置されており、コンベア12が逆方向に商品8を搬送しているときに、X線透視像信号の取得開始の基になる信号を制御コンピュータ20に送るものである。
次に、X線検査装置100の動作について説明する。まず、前段コンベア60から搬送されてきた商品8が、X線検査部100aにおけるコンベア12へ搬送される。搬送されてきた商品8は、搬送ベルト12eに載ってX線照射器13とX線ラインセンサ14との間まで搬送される。このとき、搬送ベルト12eは、曲面支持部18aによって、平面状態(図5(b)のA−A断面参照)から幅方向に連続的に湾曲させられながら支持され(途中の断面の一例が、図5(b)のB−B断面)、X線照射器13とX線ラインセンサ14との間の位置P1(図5(a)参照)において、略U字形状の断面(図5(b)のC−C断面と同様のもの)を有した状態に形成される(図5参照)。これにより、商品8が曲面を有したものであった場合でも、商品8と搬送ベルト12eにおける内曲面との接触面積を大きくすることができる。その結果として、商品8は搬送ベルト12eにおける内曲面において揺れたりずれたりしないように安定して保持されつつ、X線照射器13とX線ラインセンサ14との間の位置P1まで搬送される。このようにして位置P1まで搬送された商品8には、X線照射器13からX線が照射され、商品8を透過したX線がX線ラインセンサ14によって検出される。該検出後、搬送ベルト12eは、曲面支持部18bによって連続的に湾曲状態から平面状態にされつつ、振分機構100bに商品8を搬送する。なお、上述したように、検出したX線のデータを基に、制御コンピュータ20によって、不良品、質量判定が行われる。以下、制御コンピュータ20による不良品、質量判定について詳述する。
<<制御コンピュータ20による不良品、質量判定>>
(X線画像作成)
制御コンピュータ20は、光電センサ16aあるいは光電センサ16bからの信号を受け、商品8が扇状のX線照射部(図2参照)を通過するときに、X線ラインセンサ14によるX線透視像信号(図3参照)を細かい時間間隔で取得して、それらのX線透視像信号を基にして商品8のX線画像データを作成する。そして、このX線画像データを画像処理することにより、X線画像を得る。なお、商品8が安定して搬送されているので、安定したX線画像を得ることができる。
(不良品、質量検出制御)
制御コンピュータ20は、商品8について、得られたX線画像から複数の判断方式によって、良品、異物が入っている不良品、質量がどの程度であるかなどを、複数の検査基準(異物検査及びその他の品質検査など)によって判定し、検出する検査手段でもある。なお、上記その他の品質検査における判定には、商品8の質量が目標範囲内(許容範囲内)であるか否かの判定等が含まれる。以下、各検査における不良品、質量の判定について詳述する。
まず、異物検査における不良品の判定について説明する。X線照射器13から照射されて商品8を透過したX線(透過X線)は、複数の画素14aを有するX線ラインセンサ14によって検出される。ここで、商品8内に異物が混入していない場合は、複数の画素14aによって検出される透過X線の強度分布は、ほぼ一定である。一方、商品8内に異物が混入している場合は、異物の混入箇所においてX線の透過量が減少するため、異物の混入箇所に対応して、透過X線の強度分布に負のピークが発生する。したがって、CPU21は、X線ラインセンサ14から送信されたX線検出データに基づいて、透過X線の強度分布にピークが発生しているか否かを判定することによって、商品8への異物の混入の有無を判定する。異物が混入していると判定され検出された商品8は、後述の質量検査などの各検査が行われることなく、振分機構100bによって不良品として振り分けられた後、ラインコンベア90によって搬送される。
次に、質量に関する品質検査の判定について説明する。制御コンピュータ20は、図2に示したX線ラインセンサ14によって検出された透過X線のX線量に基づいて商品8の質量を推定し、推定質量Mに関するデータを出力する。詳細には以下の通りである。X線照射器13から照射されて商品8を透過した透過X線のX線量が、X線ラインセンサ14によって検出される。具体的には、X線ラインセンサ14が備える各画素14aが、透過X線の明るさI0をそれぞれ検出する。ここで、各画素14aは、例えば、最高輝度の白を「255」、最低輝度の黒を「0」とする256階調の検出階調数で、明るさI0をそれぞれ検出する。CPU21は、明るさI0に関する検出値を各画素14aから入力し、質量を推定するための以下の式(1)に基づいて、明るさI0から推定質量mを算出する。
m=ct=−c/μ×ln(I/I0)=−αln(I/I0)・・・(1)
ここで、cは物質の厚さを質量に変換するための係数、tは物質の厚さ、Iは物質がないときの明るさ、I0は物質を透過したときの明るさ、μは線吸収係数である。また、αはc/μで与えられるパラメータであり、質量が判明している複数のサンプルを用いた事前の検査によって、商品8の種類毎に適切な値が予め求められて、その値が図6に示したHDD25に記憶されている。
CPU21は、上記の式(1)に基づいて、画素(つまり画素14a)毎に、明るさI0を推定質量mに換算する。そして、コンベア12によって商品8が搬送されつつ、画素14aによる明るさI0の検出と、明るさI0から推定質量mへの換算とが繰り返し実行される。これにより、商品8の全画素に対応する推定質量mがそれぞれ求められ、これら全ての推定質量mを合計することにより、商品8の全体の推定質量Mが求められる。そして、制御コンピュータ20によって、予め設定されたランクの1つに選別される。すなわち、制御コンピュータ20はランク選別部としての機能をも有しており、商品8の推定質量が所定範囲内(後述するランク1又はランク2の範囲内)にあるかどうか判定し、該所定範囲内でないと判定し検出した商品8については、振分機構100bにおけるアーム(図示せず)によって、不良品として搬送方向(図4の振分機構100bにおける中央の矢印方向)から左へと振り分けられた後、まとめられる。これに対して、制御コンピュータ20によって、予め設定されている「ランク1」の範囲の重量と判定された商品8は、振分機構100bによって「ランク1」として搬送方向へ送られた後(図4参照)、さらにラインコンベア80によって搬送され、「ランク1」の商品としてまとめられる。また、制御コンピュータ20によって、予め設定されている「ランク2」の範囲の重量と判定された商品8は、振分機構100bにおけるアーム(図示せず)によって、「ランク2」として搬送方向(図4の振分機構100bにおける中央の矢印方向)から右へと振り分けられた後(図4参照)、「ランク2」の商品としてまとめられる。ここで、「ランク1」の重量範囲は、所定範囲内のものであって、「ランク2」の重量範囲の下限未満のものである。「ランク2」の重量範囲については、「ランク1」の重量範囲とは異なっている所定範囲内のものである。なお、「ランク1」、「ランク2」の一例を挙げると、「ランク1」は100g以上150g未満、「ランク2」は150g以上200g未満となる。このとき、100g以上200g未満の範囲外を不良品とする。
<制御コンピュータによるその他の制御>
制御コンピュータ20は、上述の検出結果のうち、推定された各商品の質量の情報と、ランク選別の情報とをHDD25に記憶させることもできる。
また、制御コンピュータ20は、通常の検査中においては、得られた商品8のX線画像及び各判定に関する情報をLCDモニタ30に表示させることもできる。特に、記憶部に記憶された、各商品の推定質量の情報、及び、ランク選別の情報をLCDモニタ30に表示させることができる。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。すなわち、曲面支持部18aにおける第1支持部18a1によって、搬送ベルト12eを幅方向に湾曲させつつ支持することができる。これにより、搬送ベルト12eの内曲面で商品8を保持できるので、搬送中の商品8の揺れを抑制して、安定したX線検出画像を得ることができる。その結果として、従来よりも検査精度が向上したX線検査装置100を提供できる特に、商品8が搬送ベルト12eにおける内曲面と接する部分に略凸曲面などの曲面を有している場合、搬送中の商品8の揺れをより抑制したX線検査装置100を提供できる。また、商品8がピーマン、貝柱、栗(殻をむいた物、殻をむいてない物、両方)のような自然物である場合、傷つけないように搬送することも可能である。
また、第1支持部18a1の上流において、搬送ベルト12eを水平支持部18cで迎えた後、曲面支持部18aにおける第2支持部18a2によって、連続的に湾曲させつつ支持することから、搬送ベルト12eの内曲面で商品8を保持する面積を徐々に増加させることによって、商品8の揺れを徐々に抑制することができるので、安定したX線検出画像を得ることができる。したがって、検査精度をより向上させたX線検査装置100を提供できる。
さらに、曲面支持部18aと同構成の曲面支持部18bと、水平支持部18cと同様の水平支持部(図示せず)とによって、搬送ベルト12eを安定して振分機構100bへ搬送できるので、商品8の揺れをさらに抑制することができる。この結果として、検査精度をより向上させたX線検査装置100を提供できる。
加えて、曲面支持部18a、18bが略U字形状の断面を有しているものであるので、搬送ベルト12eの断面を略U字形状にして商品8を十分に保持しつつ搬送することができるので、商品8の揺れをさらに抑制することができる。この結果として、検査精度をより向上させたX線検査装置100を提供できる。
また、切り目18dによって、商品8を透過したX線を確実に検出できるため、精度の高いX線画像を得ることができる。この結果として、検査精度をより向上させたX線検査装置100を提供できる。
さらに、検出した商品8のX線画像データを用いて、制御コンピュータ20によって振分機構100bを制御することによって、予め設定されたランクの1つに選別するランク選別を行うことが可能なX線検査装置100を提供できる。
<第2実施形態>
以下、図7を用いて、本発明の第2実施形態に係るX線検査装置について説明する。符号214、218c、218dの部位は、第1実施形態の符号14、18c、18dの部位と同様であるので、説明を省略することがある。また、その他の部位で特に説明を行っていない部位については、第1実施形態と同様である。
第2実施形態に係るX線検査装置は、(1)第1実施形態におけるガイド部材18の代わりに、ガイド部材218を用いた点、(2)第1実施形態における搬送ベルト12eの代わりに、一対の搬送ベルト212e1、212e2を用いた点が異なっている。
ガイド部材218は、第1実施形態と同様の搬送台(図示せず)に支持されているものであって、図7(a)に示したように、一対の曲面支持部218a、218bと、水平面を有し、曲面支持部218aの搬送方向上流側に設けられた水平支持部(第1の水平支持部の一部)218cと、水平支持部218cと同様のものであって、水平面を有し、曲面支持部218bの搬送方向下流側に設けられた水平支持部(第2の水平支持部の一部)(図示せず)と、曲面支持部218aと曲面支持部218bとの間に設けられた切り目218dと、を有しているものである。ここで、曲面支持部218aと曲面支持部218bとは、同構成のものであって、切り目218dを中心として、線対称となるように設けられている。
曲面支持部218aは、幅方向中央部に少なくとも被検査物が落ちない程度の間隔の穴部220が設けられている第1支持部218a1と、第1支持部218a1の搬送方向上流側にそれぞれ設けられている第2支持部218a2とを備えているものである。曲面支持部218aは、搬送ベルト212e1、212e2を幅方向に湾曲させつつ支持する曲面(図7(b)のC−C断面(略U字形状の断面)参照)を、搬送ベルト212e1、212e2側に有しているものである。第2支持部218a2は、幅方向両端部が搬送方向上流側(図7(b)の位置A−A)から下流の第1支持部218a1にかけて連続的に、中央部の略三角状平面部(第1の水平支持部の一部)218a3に対して立ち上がっていくとともに、曲面部位218a4の面積が徐々に大きくなるように形成されている(図7(a)、図7(b)参照)。
曲面支持部218bは、曲面支持部218aと同構成のものであり、第2支持部218a2と同様の支持部(図示せず)と、該支持部の搬送方向上流側に設けられ、第1支持部218a1と同様の支持部(図示せず)とを備えているものである。なお、上述した穴部220は、曲面支持部218bにおける第1支持部218a1と同様の支持部にも連続して形成されており、穴部220と切り目218dとは交差するように配設されている。
一対の搬送ベルト212e1、212e2は、一対の第1支持部218a1における穴部220と略同間隔で並列するように設けられており、一対の第1支持部218a1の各部位の上を同速度で摺動することができるようになっている。
次に、本実施形態に係るX線検査装置の動作について説明する。まず、第1実施形態と同様の前段コンベアから搬送されてきた被検査物である商品が、第1実施形態のコンベア12とほぼ同様のコンベアへ搬送される。搬送されてきた商品は、該コンベアにおける搬送ベルト212e1、212e2のうち少なくとも1つに載って第1実施形態と同様のX線照射器とX線ラインセンサ214との間まで搬送される。このとき、一対の搬送ベルト212e1、212e2は、曲面支持部218aによって、平面状態(図7(b)のA1−A1断面参照)から幅方向に連続的に湾曲させられながら支持され(途中の断面の一例が、図7(b)のB1−B1断面)、第1実施形態と同様のX線照射器とX線ラインセンサ214との間の位置P2(図7(a)参照)において、全体で略U字形状の断面(図7(b)のC1−C1断面と同様のもの)を有した状態に形成される(図7参照)。これにより、被検査物である商品が曲面を有したものであった場合でも、該商品と搬送ベルト212e1、212e2における内曲面との接触面積を大きくすることができる。その結果として、該商品は搬送ベルト212e1、212e2における内曲面において揺れたりずれたりしないように安定して保持されつつ、第1実施形態と同様のX線照射器とX線ラインセンサ214との間の位置P2まで搬送される。このようにして位置P2まで搬送された商品には、第1実施形態と同様のX線照射器からX線が照射され、被検査物である商品を透過したX線がX線ラインセンサ214によって検出される。該検出後、搬送ベルト212e1、212e2は、曲面支持部218bによって連続的に湾曲状態から平面状態にされつつ、第1実施形態と同様の振分機構に商品8を搬送する。
上記構成の本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、穴部220に、被検査物である商品に付着していたゴミなどを落とすことができるので、X線ラインセンサ214による検出において、商品以外のものを除外して検査できる。その結果として、検査精度が従来よりも高いX線検査装置を提供できる。
<変形例>
本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で設計変更できるものであり、上記実施形態又は変形例に限定されるものではない。例えば、図8に示したように、ガイド部材318、418をそれぞれ有した第1実施形態のコンベア12と同様のコンベア2つ(全体は図示せず)と、第1実施形態のX線ラインセンサ14と同様のX線ラインセンサ314、414とを、それぞれ搬送方向に交差する方向に並列させ、対応するX線照射器(図示せず)から照射されるX線がX線ラインセンサ314、414に照射されるように調整したX線検査装置としてもよい。これにより、複数のコンベアからなる複数の搬送路によって搬入出される商品(被検査物)を複数同時に検査することが可能なX線検査装置を提供できる。なお、本変形例における符号312e(412e)、318a(418a)、318a1(318b1、418a1、418b1)、318a2(318b2、418a2、418b2)、318a3(318b3、418a3、418b3)、318a4(318b4、418a4、418b4)、318b(418b)、318c(418c)、318d(418d)、318e(418e)の部位は、順に、第1実施形態における符号12e、18a、18a1、18a2、18a3、18a4、18b、18c、18d、18eの部位と同様のものであるので、説明を省略する。
また、上記第1実施形態におけるガイド部材18を、X線遮蔽機能を有した材質で形成しておくことで、幅方向両側部のうち、幅方向中央部に対して起き上がっている部位において、照射X線の漏洩をより防止できる。上記第2実施形態及び上記変形例においても同様である。
また、被検査物である商品の揺れ及びずれの抑制度が上記第1実施形態よりもやや劣ることにはなるが、上記第1実施形態におけるガイド部材18は、水平支持部18cがないものであってもよいし、第2支持部18a2及び水平支持部18cがないものであってもよい。なお、第2支持部18a2及び水平支持部18cがないガイド部材とした場合、少なくとも第1支持部がX線ラインセンサの上流側に設けられていればよい。このとき、第1支持部の搬送方向長さは、搬送ベルトを支持できるようになっていればどのような長さであってもよい。これらの変形例は、上記第2実施形態及び上述した変形例においても適用可能である。
また、被検査物である商品の揺れ及びずれの抑制度が上記第1実施形態よりもやや劣ることにはなるが、上記第1実施形態におけるガイド部材18は、(1)曲面支持部18bがないもの、(2)曲面支持部18bの下流側に接続されている水平支持部18eがないもの、(3)曲面支持部18bにおける第2支持部18b2がないもの、(4)曲面支持部18bにおける第2支持部18b2と、曲面支持部18bの下流側に接続されている水平支持部18eとがないもの、のうちいずれか1つ以上のものであってもよい。これらの変形例は、上記第2実施形態及び上述した変形例においても適用可能である。
上記第1実施形態においては、ガイド部材18を搬送台12f、12gによって支持するものとしたが、ガイド部材18は支持部17のみによって支持されるものであってもよいし、搬送台12f、12g、支持部17の両方によって支持されるものであってもよい。これらの変形例は、上記第2実施形態及び上述した変形例においても適用可能である。
上記第1実施形態においては、重量のランク選別においては、2つのランクとランク外のものとに選別するものとしたが、これに限られず、3つ以上のランクとランク外のものとに選別する装置としてもよい。なお、このとき、各ランクに対応した搬送用のコンベアも増設することとすればよい。
上記第2実施形態においては、穴部220と連続するような穴部(幅は穴部220と同様)を第2支持部218a2の幅方向中央部に設けてもよいし、水平支持部218cの幅方向中央部に、幅が穴部220と同様の穴部を設けてもよい。また、穴部は第1支持部218a1のみに設けて、曲面支持部218bにおける第2支持部(図示せず)には設けないようにしてもよい。
図8に示した変形例においては、第1実施形態で用いたガイド部材18と同様のガイド部材を2つ並列させたものとしたが、第2実施形態に示したガイド部材218を2つ並列させたものとしてもよいし、第1実施形態で用いたガイド部材18と第2実施形態に示したガイド部材218とを組み合わせたものとしてもよい。また、第1実施形態又は第2実施形態を適宜組み合わせて、3列以上の搬送路を形成し、これらの搬送路全てにおいてX線検査が可能なX線検査装置としてもよい。
また、上記各実施形態及び上記変形例におけるX線ラインセンサの代わりに、二次元センサを用いてもよい。
1 上部筐体
8 商品
11 シールドボックス
12 コンベア
12a 駆動ローラ
12b、12d 回転ローラ
12e、212e、312e、412e 搬送ベルト
12f、12g 搬送台
13 X線照射器
14、214、314、414 X線ラインセンサ
14a 画素
15 斜線範囲
16a,16b 光電センサ
17 支持部
18、218、318、418 ガイド部材
18a、18b、218a、218b 曲面支持部
18a1、18b1、218a1、318a1、418a1 第1支持部
18a2、18b2、218a2、318a2、418a2 第2支持部
18a3、218a3、318a3、418a3 略三角状平面部(第1の水平支持部の一部)
18a4、18b4、218a4、318a4、418a4 曲面部位
18b3 略三角状平面部(第2の水平支持部の一部)
18c、218c、318c、418c 水平支持部(第1の水平支持部の一部)
18d、218d、318d、418d 切れ目
18e 水平支持部(第2の水平支持部の一部)
19a コンベアモータ
19b ロータリーエンコーダ
20 制御コンピュータ
25 HDD
25a 基準パラメータファイル
30 モニタ
60 前段コンベア
80 ラインコンベア
100 X線検査装置
100a X線検査部
100b 振分機構
P1、P2 位置

Claims (8)

  1. 被検査物に対してX線を照射するX線源と、前記X線源から照射され、前記被検査物を透過したX線を検出するX線検出部と、前記被検査物を搬入出する搬送部と、を含み、前記X線を用いて前記被検査物を検査するX線検査装置であって、
    前記搬送部が、
    前記被検査物を搬送する帯状部材と、
    前記X線検出部の上流に設けられ、前記帯状部材を幅方向に湾曲させつつ支持する曲面支持部と、
    を有し
    前記曲面支持部は、
    前記帯状部材を上流側から下流側に連続的に湾曲させ、前記帯状部材の断面を略U字形状にし、
    前記帯状部材の上流側から前記X線検出部の近傍に向かって徐々に前記帯状部材の湾曲の程度を大きくして、前記帯状部材の内曲面における前記被検査物の揺れを抑制するように、前記帯状部材によって前記被検査物を保持する、
    ことを特徴とするX線検査装置。
  2. 水平面を有し、前記曲面支持部の上流側において前記帯状部材を支持する第1の水平支持部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のX線検査装置。
  3. 水平面を有し、前記曲面支持部の下流側において前記帯状部材を支持する第2の水平支持部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のX線検査装置。
  4. 前記帯状部材が、所定の間隔をあけて配置される一対の帯状部材からなり、
    前記曲面支持部が、前記一対の帯状部材のそれぞれを支持するように所定の間隔をあけて配置される一対の湾曲部材からなることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のX線検査装置。
  5. 前記曲面支持部に、X線を透過させる切れ目を有していることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のX線検査装置。
  6. 前記搬送部には、搬送方向に交差する方向に、複数の水平案内部および複数の曲面案内部が形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のX線検査装置。
  7. 前記X線検出部により得られる1又は複数の被検査物の画像に基づき、個々の前記被検査物について質量推定を行い、当該質量推定による値に基づいて前記被検査物の夫々を、予め設定されたランクの1つに選別するランク選別部を備えていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のX線検査装置。
  8. 前記被検査物は、自然物であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のX線検査装置。
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