JP5336861B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。
液晶画面等で行われる画像演出に合わせて、実際の構造物、いわゆるギミックといわれる演出部材を遊技盤に対して移動させるとともに、移動する演出部材に発光手段を設けて演出効果を高めている遊技機が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の遊技機においては、上下方向に延在する誘導部材と、誘導部材に誘導案内される被誘導部材と、被誘導部材に保持される可動体と、可動体に配置される発光手段と、可動体と共に被誘導部材を誘導部材に誘導案内された状態で移動させる移動手段とを備えている。そして、この特許文献1に記載の遊技機においては、基端が発光手段に接続され、先端が移動手段によって移動する被誘導部材から外部へと延び出す配線コードと、配線コードの途中を、被誘導部材が移動可能となるように保持する配線保持手段とを備えている。
特開2007−175174号公報
遊技盤に対して移動する可動体に発光手段などの電子部品が取り付けられている場合に、可動体と、遊技台に固定された例えば制御基板とを、ハーネスにて接続することが考えられる。かかる場合、可動体とともにハーネスの一方の端部側も移動するため、ハーネスが、移動しない部材と擦れ合い、断線するなど、ハーネスが損傷するおそれがある。そのため、演出効果を高めるはずがかえって品質を低下させてしまうおそれがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、演出効果を高めても品質が低下することを抑制することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明は、遊技盤110を備える遊技機100であって、電子部品を有するとともに前記遊技盤110に対して移動可能な可動体500と、前記遊技盤110に取り付けられ、前記可動体500を移動可能に支持するフレーム550と、配線パターンが形成され、前記フレーム550に取り付けられた制御基板560と、前記可動体500の電子部品と前記制御基板560の配線パターンとを電気的に接続するように、一端側が当該可動体500に他端側が当該制御基板560に物理的に接続されたハーネス570と、前記ハーネス570と前記フレーム550との間に介在させられた弾性部材581〜584と、を備え、前記フレーム550には、前記遊技盤110に直交する方向に延びる複数の延出部551〜557が設けられており、前記可動体500は前記遊技盤110に平行に移動し、前記ハーネス570は、複数の電線570aが長さ方向に直交する方向に並んで配置された状態で平面状に被覆されており、前記制御基板560と前記可動体500との間で前記遊技盤110に直交するように前記複数の延出部551〜557により案内されていることを特徴とする遊技機である。
ここで、前記弾性部材581〜584は、前記ハーネス570に固定されていることが好適である。
また、前記弾性部材581〜584は、前記フレーム550との間の摩擦係数が前記ハーネス570よりも大きいことが好適である。
して、前記ハーネス570と前記延出部554との間に弾性部材581を介在させることが好適である。
また、前記可動体500は、配線パターンが形成され前記電子部品が実装された可動体側基板502と、当該配線パターンと電気的に接続され前記ハーネスの一端が連結される可動体側コネクタ502bと、当該一端側のハーネス570をカバーするカバー部材585と、を有し、前記カバー部材585にてカバーされた部位のハーネス570と当該カバー部材585との間に弾性部材582を介在させることが好適である。
また、前記可動体500は前記フレーム550の表側に配置されており、前記制御基板560は前記フレーム550の裏側に配置されており、前記ハーネス570は、フレーム550に形成された貫通孔を通り前記可動体500と前記制御基板560とに接続されており、前記ハーネス570の前記貫通孔550aの近傍の部位と前記フレーム550との間に弾性部材583を介在させることが好適である。
なお、本欄における上記符号は、本発明の説明に際して例示的に付したものであり、この符号により本発明が減縮されるものではない。
本発明によれば、演出効果を高めても品質が低下することを抑制することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るパチンコ遊技機100の概略正面図である。
同図に示す遊技機の一例としてのパチンコ遊技機100は、遊技者の指示操作により打ち出された遊技球が入賞すると賞球を払い出すように構成されたものである。このパチンコ遊技機100は、遊技球が打ち出される遊技盤110と、遊技盤110を囲む枠部材150と、を備えている。遊技盤110は、枠部材150に着脱自在に取り付けられている。
遊技盤110は、前面に、遊技球により遊技を行うための遊技領域111と、下方から発射された遊技球が上昇して遊技領域111の上部位置へ向かう通路を形成するレール部材112とを備えている。
本実施の形態では、遊技者により視認され易い遊技領域111の位置に、演出のための各種の画像を表示する画像表示部114が配設されている。この画像表示部114は、遊技者によるゲームの進行に伴い、例えば、図柄抽選結果(図柄変動結果)を遊技者に図柄により報知したり、キャラクタの登場やアイテムの出現による予告演出を表示したりする。
また、遊技盤110の前面に、演出を行う演出部材としての可動役物116を備えている。なお、可動役物116については後で詳述する。
遊技領域111には、遊技球が落下する方向に変化を与えるための図示しない遊技くぎおよび風車等が配設されている。また、遊技領域111には、入賞や抽選に関する種々の役物が所定の位置に配設されている。また、遊技領域111には、遊技領域111に打ち出された遊技球のうち入賞口に入賞しなかったものを遊技領域111の外に排出する排出口117が配設されている。
本実施の形態では、入賞や抽選に関する種々の役物として、遊技球が入ると入賞して特別図柄抽選(大当たり抽選)が始動する第1始動口121と、第1始動口121の下方に位置し、遊技球が入ると入賞して特別図柄抽選が始動する第2始動口122と、遊技球が通過すると普通図柄抽選(開閉抽選)が始動するゲート124と、が遊技盤110に配設されている。第2始動口122は、チューリップの花の形をした一対の回動部材が電動ソレノイドにより開閉すると共に点灯する電動チューリップ123を備えている。
また、本実施の形態では、入賞や抽選に関する種々の役物として、第2始動口122の下方に位置し、特別図柄抽選の結果に応じて開放する大入賞口125と、遊技球が入賞しても抽選が始動しない普通入賞口126と、が遊技盤110に配設されている。
なお、本実施の形態では、遊技領域111に第1始動口121および第2始動口122が配設されているが、いずれか一方のみを配設する構成例や他の始動口を配設する構成例も考えられる。また、本実施の形態では、遊技領域111に大入賞口125が1つ配設されているが、大入賞口125を複数配設する構成例も考えられる。
本実施の形態では、遊技盤110の右下の位置に、抽選結果や保留数に関する表示を行う表示器130が配設されている。
また、遊技盤110の裏面には、内部抽選および当選の判定等を行う遊技制御基板、演出を統括的に制御する演出制御基板、画像および音による演出を制御する画像制御基板、各種のランプおよび可動役物116による演出を制御するランプ制御基板などの図示しない各種の基板等が取り付けられる。また、遊技盤110の裏面には、供給された24VのAC電源をDC電源に変換して各種の基板等に出力するスイッチング電源(不図示)が配設されている。
枠部材150は、遊技者がハンドル151に触れてレバー152を時計方向に回転させる操作を行うとその操作角度に応じた打球力にて遊技球を所定の時間間隔(例えば1分間に100個)で電動発射する発射装置(不図示)を備えている。また、枠部材150は、遊技者のレバー152による操作と連動したタイミングで発射装置に遊技球を1つずつ順に供給する供給装置(不図示)と、供給装置が発射装置に供給する遊技球を一時的に溜めておく皿153と、を備えている。この皿153には、例えば払い出しユニットによる払出球が払い出される。
また、枠部材150は、発射装置のハンドル151に遊技者が触れている状態であっても遊技球の発射を一時的に停止させるための停止ボタン154と、皿153に溜まっている遊技球を箱(不図示)に落下させて取り出すための取り出しボタン155と、を備えている。
また、枠部材150は、パチンコ遊技機100の遊技状態や状況を告知したり各種の演出を行ったりするスピーカ156および枠ランプ157を備えている。スピーカ156は、楽曲や音声、効果音による各種の演出を行い、また、枠ランプ157は、点灯点滅によるパターンや発光色の違い等で光による各種の演出を行う。なお、枠ランプ157については、光の照射方向を変更する演出を行うことを可能にする構成例が考えられる。
また、枠部材150は、遊技盤110を遊技者と隔てるための透明板(不図示)を備えている。
〔制御ユニットの構成〕
次に、パチンコ遊技機100での動作制御や信号処理を行う制御ユニットについて説明する。
図2は、制御ユニットの内部構成を示すブロック図である。同図に示すように、制御ユニットは、メイン制御手段として、内部抽選および当選の判定等といった払い出す賞球数に関する各種制御を行う遊技制御部200を備えている。また、サブ制御手段として、演出を統括的に制御する演出制御部300と、画像および音響を用いた演出を制御する画像/音響制御部310と、各種のランプおよび可動役物116を用いた演出を制御するランプ制御部320と、払出球の払い出し制御を行う払出制御部400と、を備えている。
前述したように、遊技制御部200、演出制御部300、画像/音響制御部310、ランプ制御部320、および払出制御部400各々は、遊技盤110の裏面に配設されたメイン基板としての遊技制御基板、さらにはサブ基板としての演出制御基板、画像制御基板、ランプ制御基板、および払出制御基板において個別に構成されている。
〔遊技制御部の構成・機能〕
遊技制御部200は、内部抽選および当選の判定等といった払い出し賞球数に関連する各種制御を行う際の演算処理を行うCPU201と、CPU201にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM202と、CPU201の作業用メモリ等として用いられるRAM203と、を備えている。
遊技制御部200は、第1始動口121または第2始動口122に遊技球が入賞すると特別図柄抽選を行い、特別図柄抽選での当選か否かの判定結果を演出制御部300に送る。また、特別図柄抽選時の当選確率の変動設定(例えば300分の1から30分の1への変動設定)、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間の短縮設定、および普通図柄抽選時の普通図柄変動時間の短縮設定を行い、設定内容を演出制御部300に送る。
さらに、遊技制御部200は、電動チューリップ123の羽根の開時間の延長、および電動チューリップ123の羽根が開く回数の設定、さらには羽根が開く際の開閉動作間隔の設定を制御する。また、遊技球が連続的に第1始動口121または第2始動口122へ入賞したときの未抽選分の限度個数(例えば4個)までの保留や、遊技球が連続的にゲート124を通過したときの未抽選分の限度個数(例えば4個)までの保留を設定する。
また、遊技制御部200は、特別図柄抽選の結果に応じて、大入賞口125が所定条件(例えば30秒経過または遊技球10個の入賞)を満たすまで突出傾斜して開状態を維持するラウンドを所定回数(例えば15回または2回)だけ繰り返すように制御する。さらには、大入賞口125が開く際の開閉動作間隔を制御する。
さらに、遊技制御部200は、第1始動口121、第2始動口122、大入賞口125および普通入賞口126に遊技球が入賞すると、遊技球が入賞した場所に応じて1つの遊技球当たり所定数の賞球を払い出すように、払出制御部400に対する指示を行う。
払出制御部400が遊技制御部200の指示に従って賞球の払い出しを行った場合には、遊技制御部200は、払い出した賞球の個数に関する情報を払出制御部400から取得する。それにより、払い出した賞球の個数を管理する。
遊技制御部200には、第1始動口121への遊技球の入賞を検出する第1始動口スイッチ(不図示)、第2始動口122への遊技球の入賞を検出する第2始動口スイッチ(不図示)などの各種スイッチが接続されている。
また、遊技制御部200には、第1始動口121への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選(大当たり抽選)の未抽選分の保留個数を限度個数内(例えば4個)で表示する第1特別図柄保留表示器(不図示)、第2始動口122への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の未抽選分の保留個数を限度個数内で表示する第2特別図柄保留表示器(不図示)などの各種表示器が接続されている。
そして、第1始動口スイッチなどの各種スイッチにて検出された検出信号が、遊技制御部200に送られる。また、遊技制御部200からの制御信号が、電動チューリップ開閉部(不図示)、大入賞口開閉部(不図示)、各種表示器に送られる。それにより、遊技制御部200は、上記した払い出し賞球数に関連する各種制御を行う。
さらに、遊技制御部200には、ホールに設置されたホストコンピュータ(不図示)に対して各種の情報を送信する盤用外部情報端子基板250が接続されている。そして、遊技制御部200は、払出制御部400から取得した払い出した賞球数に関する情報や遊技制御部200の状態等を示す情報を、盤用外部情報端子基板250を介してホストコンピュータに送信する。
〔演出制御部の構成・機能〕
次に、演出制御部300は、演出を制御する際の演算処理を行うCPU301と、CPU301にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM302と、CPU301の作業用メモリ等として用いられるRAM303と、日時を計測するリアルタイムクロック(RTC)304と、を備えている。
演出制御部300は、例えば遊技制御部200から送られる特別図柄抽選での当選か否かの判定結果に基づいて、演出内容を設定する。また、遊技が所定期間中断された場合には、演出の一つとして客待ち用の画面表示の設定を指示する。
さらには、遊技制御部200が特別図柄抽選時の当選確率を変動させた場合、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間を短縮させた場合、および普通図柄抽選時の普通図柄変動時間を短縮させた場合には、演出制御部300は設定された内容に対応させて演出内容を設定する。
また、演出制御部300は、設定した演出内容の実行を指示するコマンドを画像/音響制御部310およびランプ制御部320に送る。
〔画像/音響制御部の構成・機能〕
画像/音響制御部310は、演出内容を表現する画像および音響を制御する際の演算処理を行うCPU311と、CPU311にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM312と、CPU311の作業用メモリ等として用いられるRAM313と、を備えている。
そして、画像/音響制御部310は、演出制御部300から送られたコマンドに基づいて、画像表示部114に表示する画像およびスピーカ156から出力する音響を制御する。
具体的には、画像/音響制御部310のROM312には、画像表示部114において遊技中に表示する図柄画像や背景画像、遊技者に抽選結果を報知するための装飾図柄、遊技者に予告演出を表示するためのキャラクタやアイテム等といった画像データが記憶されている。さらには、画像データと同期させて、または画像データとは独立にスピーカ156から出力させる楽曲や音声、さらにはジングル等の効果音等といった各種音響データが記憶されている。CPU311は、ROM312に記憶された画像データや音響データの中から、演出制御部300から送られたコマンドに対応したものを選択して読み出す。さらには、読み出した画像データを用いて背景画像表示、図柄画像表示、図柄画像変動、およびキャラクタ/アイテム表示等のための画像処理と、読み出した音響データを用いた音声処理とを行う。
そして、画像/音響制御部310は、画像処理された画像データにより画像表示部114での画面表示を制御する。また、音声処理された音響データによりスピーカ156から出力される音響を制御する。
〔ランプ制御部の構成・機能〕
ランプ制御部320は、可動役物116の動作、枠ランプ157の発光などを制御する際の演算処理を行うCPU321と、CPU321にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM322と、CPU311の作業用メモリ等として用いられるRAM323と、を備えている。
そして、ランプ制御部320は、演出制御部300から送られたコマンドに基づいて、可動役物116の動作を制御したり、枠ランプ157の点灯/点滅や発光色等を制御したりする。
具体的には、ランプ制御部320のROM322には、演出制御部300にて設定される演出内容に応じた可動役物116の動作パターンデータが記憶されている。CPU321は、可動役物116に対しては、読み出した動作パターンデータによりその動作を制御する。後述するように、可動役物116は、複数のLEDを有する可動体基板502を備えており、ランプ制御部320による可動役物116の動作制御には、複数のLEDの発光制御も含まれる。
また、ランプ制御部320のROM322には、演出制御部300にて設定される演出内容に応じた枠ランプ157での点灯/点滅パターンデータおよび発光色パターンデータ(発光パターンデータ)が記憶されている。CPU321は、ROM322に記憶された発光パターンデータの中から、演出制御部300から送られたコマンドに対応したものを選択して読み出す。そして、ランプ制御部320は、読み出した発光パターンデータにより枠ランプ157での発光を制御する。
〔払出制御部の構成・機能〕
払出制御部400は、払出球の払い出しを制御する際の演算処理を行うCPU401と、CPU401にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM402と、CPU401の作業用メモリ等として用いられるRAM403と、を備えている。
そして、払出制御部400は、遊技制御部200から送られたコマンドに基づいて、払出球の払い出しを制御する。
以下に、可動役物116について説明する。
可動役物116は、正面から見た場合に画像表示部114の前面に露出する露出位置と、遊技盤110の裏側に隠れて画像表示部114の前面には露出しない格納位置との間を往復動する可動体500を有する。可動体500は、後述するスライド機構510により往復動させられる。図1の実線は、可動体500が露出位置に位置しているときを示しており、破線は、可動体500が格納位置に位置しているときを示している。
なお、本実施の形態に係る可動役物116は、ユニット化されており、ユニット化された状態で遊技盤110に固定される装飾体ユニットの装飾体ユニットフレーム600(図6参照)に固定される。そして、可動体500は、可動役物116の役物ユニットフレーム116a(図6参照)に移動可能に支持され、スライド機構510は役物ユニットフレーム116aに固定されている。以下では、遊技盤110に固定される装飾体ユニットフレーム600と装飾体ユニットフレーム600に固定される役物ユニットフレーム116aとを区別することなく、ともに遊技盤110に固定されるフレームという意味合いで、単に「フレーム550」と記す場合もある。
次に、図を用いて、可動体500および可動体500を往復動させるスライド機構510について説明する。
図3は、可動体500が格納位置に位置しているときの可動体500およびスライド機構510を示す図である。図4は、可動体500が露出位置に位置しているときの可動体500およびスライド機構510を示す図である。図3および図4において、(a)は正面図であり、(b)は裏面図である。また、図3および図4においては、画像表示部114、遊技盤110、フレーム550などは省略している。
先ず、可動体500について説明する。
可動体500は、漢字の「肉」文字が表された装飾図柄501を有している。この装飾図柄501には、例えばレンズなど光を透過する透過部材501aが複数取り付けられている。
また、可動体500は、配線パターンが形成され、この配線パターン(不図示)に接続されるように複数のLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)が実装されたプリント基板である可動体基板502を、装飾図柄501の裏側に有している。電子部品の一例としての複数のLEDの実装箇所は、装飾図柄501に取り付けられた透過部材501aの裏側である。また、可動体基板502は、装飾図柄501の外形から下方向に突出するように延びる突出部502aを有しており、この突出部502aに、配線パターンと接続された可動体側コネクタ502b(図6参照)が取り付けられている。
また、可動体500は、可動体基板502をカバーするように装飾図柄501の裏側に取り付けられたカバー503を有する。図3(b)に示すように、カバー503の左右方向の両側には、上下方向に直線状に歯が形成されたラック503aが設けられている。そして、このラック503aに、ギヤ列を介して後述するモータ520の回転力が伝達され、可動体500が上下方向にスライドする。
次に、スライド機構510について説明する。
モータ520の出力軸520aには円板521が取り付けられており、モータ520の回転とともにモータ520の出力軸520aを回転中心として円板521が回転する。円板521には、回転中心から偏心した位置に、遊技盤110に対して直交する方向に前方向に延びる円柱状の凸部521aが設けられている。
凸部521aは、リンク部材522に形成された長孔522aに嵌合されている。長孔522aの長さは凸部521aの回転直径以上であり、モータ520が回転して円板521が180度回転すると、凸部521aが長孔522aの左右方向の中心位置と右側端部(正面から見た場合)との間を往復動する。
リンク部材522は、英文字の「T」文字が上下逆になった形状、言い換えれば凸状の部材であり、左右方向に延びる部位には上述した長孔522aが形成されており、上下方向に延びる部位の両側には直線状に歯が形成されたラック522bが形成されている。また、リンク部材522には、トーションバネ523の一端が取り付けられており、リンク部材522は、このトーションバネ523により、正面から見た場合の反時計回転方向の力を常に受けている。
リンク部材522の両側に形成されたラック522bは、フレーム550に固定された回転軸を回転中心として回転する伝達ギヤ511のギヤ511aと噛み合っている。伝達ギヤ511には、ギヤ511aよりも歯数が多いギヤ511bが設けられており、このギヤ511bは、可動体500のラック503aと噛み合う伝達ギヤ512と噛み合っている。
上述のように構成された可動役物116においては、可動体500が格納位置に位置しているときに、モータ520が通電し、その出力軸520aが正面から見て(図3(a)の状態で)反時計回転方向に回転すると、円板521が同方向(図4の実線方向)に回転する。これにより、リンク部材522の長孔522aが円板521の凸部521aにより上方向の力を受ける。すると、リンク部材522は、左右方向の両側がギヤ511により支持されながら上方向(図4の実線方向)にスライドする。その際、リンク部材522は、トーションバネ523によりアシスト力を受ける。
リンク部材522が上方向にスライドすると、モータ520の駆動力が伝達ギヤ511および伝達ギヤ512を介して可動体500のラック503aに伝達される。これにより、可動体500が上方向(図4の実線方向)にスライドし、露出位置へと移動する。
他方、可動体500が露出位置に位置しているときに、モータ520が通電し、その出力軸520aが正面から見て(図3(a)の状態で)時計回転方向に回転すると、円板521が同方向(図4の破線方向)に回転する。これにより、リンク部材522の長孔522aが円板521の凸部521aにより下方向の力を受ける。すると、リンク部材522は、トーションバネ523のバネ力に抗して下方向(図4の破線方向)にスライドする。
リンク部材522が下方向にスライドすると、モータ520の駆動力が伝達ギヤ511および伝達ギヤ512を介して可動体500のラック503aに伝達され、可動体500が下方向(図4の破線方向)にスライドし、格納位置へと移動する。
次に、可動役物116の配線について説明する。
図5は、可動体500が取り付けられたフレーム550を裏から見た図である。
図5に示すように、フレーム550には、可動体500が格納位置に位置しているときの装飾図柄501の裏側の位置であって、モータ520より上方の位置に、制御基板の一例としての中継端子板560が取り付けられている。中継端子板560は、上述したランプ制御基板から可動体基板502への制御信号を中継する機能を有しており、ランプ制御基板と可動体基板502とは中継端子板560を介して電気的に接続されている。
中継端子板560には、配線パターン(不図示)が形成されており、中継端子板560の、図5で見た場合の右側端部には端子板側コネクタ560aが配線パターンに接続されている。そして、上述した可動体500の可動体基板502の可動体側コネクタ502bと端子板側コネクタ560aとが両端にコネクタを有するフレキシブルハーネス(以下単に「ハーネス」という。)570で接続されている。つまり、ハーネス570の一端側が可動体500に他端側が中継端子板560に物理的に接続されている。ハーネス570は、複数の電線570aが長さ方向に直交する方向に並んで配置された状態で、例えば軟質塩化ビニルなどの樹脂からなる絶縁体で平面状に被覆された電線570aの束である。
図6は、可動体500が格納位置に位置する場合の、ハーネス570の取り付け状態を示す図である。図7は、可動体500が露出位置に位置する場合の、ハーネス570の状態を示す図である。図8は、図6におけるY部の拡大図である。図9は、図6におけるZ部の拡大図である。なお、図9においては、図6で示していない後述するコネクタカバーを破線で示している。
ハーネス570は、フレーム550に形成された貫通孔550aを介して、可動体500が配置されたフレーム550の表面側から中継端子板560が配置された裏面側へ案内されている。
ハーネス570は平面状に被覆されているがゆえに、長さ方向、言い換えれば電線570aの並び方向に直交する方向には変形し易く、電線570aの並び方向には変形し難い。それゆえ、可動体500が配置されたフレーム550の表面側においては、図6に示すように、遊技盤110に直交するように、言い換えれば電線570aの並び方向が可動体500の移動方向に直交するように、ハーネス570は配置されている。
すなわち、フレーム550には、遊技盤110に直交する方向に延びる延出部(フレーム側延出部)の一例としての第1〜第4の突起部551〜554と、同じく遊技盤110に直交する方向に延びる延出部(フレーム側延出部)の一例としての第1の案内板555および第2の案内板556とが設けられている。
第1〜第3の突起部551〜553は、円筒状である。第4の突起部554は、主に円筒状で、その右側上方の部位から上方向に延出しており、左側下方の部位から時計回転方向に円弧状に延出している。
第1の案内板555は、第4の突起部554とともにハーネス570をUターンさせるべく、第4の突起部554の下方の位置において第4の突起部554の形状に沿う形状となっている。第2の案内板556は、上下方向に延びる板であり、第1,2の突起部551,552と第3の突起部553との間に配置されている。なお、第1の案内板555、第2の案内板556および第4の突起部554から延出する部位の、遊技盤110に直交する方向の端面は丸められており、角がハーネス570と接触しないようになっている。
また、フレーム550には、貫通孔550aの右上の位置に、遊技盤110に直交する方向に延びる延出部(フレーム側延出部)の一例としての円筒状の第5の突起部557が設けられている。
一方、可動体500のカバー503のラック503aの表側には、遊技盤110に直交する方向に延びる延出部(可動体側延出部)の一例としての第6〜第9の突起部504〜507と、同じく遊技盤110に直交する方向に延びる延出部(可動体側延出部)の一例としての第3〜5の案内板516〜518が設けられている。
第6〜第8の突起部504〜506は、円筒状である。第9の突起部507は、主に円筒状で、その右側の部位から右上方向に延出しており、左側上方の部位から左上の斜め方向に延出している。第3,第4の案内板516,517は、上下方向に延びる板であり、両者は、両者の間をハーネス570が通れるように離れて形成されている。また、第4の案内板517の最下端部では第9の突起部507とともにハーネス570を左方向に案内するべく円柱状に形成されている。第5の案内板518は、カバー503の左側端部において上下方向に延びる板である。なお、第3〜第5の案内板516〜518および第9の突起部507から延出する部位の、遊技盤110に直交する方向の端面は丸められており、角がハーネス570と接触しないようになっている。
以上、説明した構成により、ハーネス570は、図6に示したように取り付けられている。すなわち、ハーネス570は、貫通孔550aを介してフレーム550の裏面側から表面側へ案内された後、第5の突起部557に巻かれて遊技盤110に平行な状態から遊技盤110に直交する状態に向きが変えられる。そして、遊技盤110に直交する状態で下方へ案内されて、フレーム550の端面550bと、第1および第2の突起部551および552との間を案内される。そして、第4の突起部554と第1の案内板555との間を案内されて折り返されて上方へ向かう。そして、第2の案内板556と第3の突起部553との間を案内される。
一方、可動体500側では、可動体側コネクタ502bの左側で遊技盤110に平行な状態から遊技盤110に直交する状態に向きが変えられ、下方へ案内される。そして、第3の案内板516と第4の案内板517との間、第9の突起部507と第4の案内板517との間を案内されるとともに第5の案内板518の下方を案内される。
そして、ハーネス570を、第5の案内板518の下方の部位と、第2の案内板556と第3の突起部553との間の上方の部位とが直線状となるような長さに設定するのではなく、この間の長さを十分に長くし、遊びを持たせている。つまり、ハーネス570は、第5の案内板518の下方で一旦凹状に折り返され、第5の案内板518の下方の部位と第3の突起部553の上方の部位との間で凸状に折り返されている。言い換えれば、ハーネス570は、複数回折り返せるように十分長くされている。
そして、ハーネス570の長さは、図7に示すように、可動体500が露出位置に位置する場合においても、ハーネス570は、第5の案内板518の下方で凹状に折り返され、第5の案内板518の下方の部位と第3の突起部553の上方の部位との間で凸状に折り返されている状態を保つように設定されている。
このように、ハーネス570を十分長くし、可動体500が配置されているフレーム550の表面側、つまり、貫通孔550aと可動体500の可動体側コネクタ502bとの間で、複数回折り返しているので、可動体500が格納位置と露出位置との間を往復動したとしても、フレーム550に固定されている貫通孔550a側の部位でハーネス570が動くのを抑制することができる。
すなわち、ハーネス570を、第4の突起部554の下方および第5の案内板518の下方で凹状に折り返し、第5の案内板518の下方の部位と第3の突起部553の上方の部位との間で凸状に折り返しているので、ハーネス570の可動体500側の動きが貫通孔550a側の部位へ伝達されるのが抑制される。これにより、ハーネス570が貫通孔550aあるいは第5の突起部557と擦れ合うことを抑制することができるので、ハーネス570の損傷を抑制することができる。
また、第4の突起部554と可動体500の可動体側コネクタ502bとの間でも、複数回折り返しているので、可動体500が格納位置と露出位置との間を往復動したとしても、第4の突起部554周辺の部位でハーネス570が動くのを抑制することができる。
すなわち、ハーネス570を、第5の案内板518の下方で凹状に折り返し、第5の案内板518の下方の部位と第3の突起部553の上方の部位との間で凸状に折り返しているので、ハーネス570の可動体500側の動きが第4の突起部554の部位へ伝達されるのが抑制される。これにより、ハーネス570が第4の突起部554あるいは第1の案内板555と擦れ合うことを抑制することができるので、ハーネス570の損傷を抑制することができる。
さらに、本実施の形態においては、図8に示すように、第4の突起部554とハーネス570との間に弾性部材581を介在させている。弾性部材581を介在させる領域としては、弾性部材581を介在させない場合に、第4の突起部554とハーネス570とが接触する領域であることが好ましい。また、弾性部材581の材質は、フレーム550の第4の突起部554との間の摩擦係数が、第4の突起部554とハーネス570との間の摩擦係数よりも大きい材質であることが好適である。例えば、第4の突起部554およびハーネス570が樹脂である場合には、弾性部材581は、スポンジまたはゴムであることを例示することができる。
そして、このように、第4の突起部554とハーネス570との間に弾性部材581を介在させることにより、可動体500が移動しても、第4の突起部554とハーネス570とが相対的に移動し難くなるようにすることができる。それゆえ、ハーネス570が、第4の突起部554あるいは第1の案内板555と擦れ合うことを抑制することができるので、ハーネス570の損傷を抑制することができる。また、たとえハーネス570が第4の突起部554に対して相対的に移動したとしても、弾性部材581が緩衝材となり、ハーネス570が損傷することを抑制することができる。
なお、弾性部材581は、ハーネス570をフレーム550に組み込む前に、例えば、接着剤、粘着剤を用いてハーネス570に固定しておくことが好適である。こうすることにより、第4の突起部554とハーネス570との間に弾性部材581を介在させても、ハーネス570を容易に組込むことができる。なお、表面に粘着剤が塗布されたシート状のスポンジあるいはゴムを所定の大きさに切り取り、この粘着剤でハーネス570に粘着させることでより生産性を向上させることができる。
また、第2の案内板555とハーネス570との間にも弾性部材を介在させることが好適である。これにより、第2の案内板555との間でハーネス570が擦れ合い、損傷することを抑制することができる。
また、図9に示すように、可動体側コネクタ502bおよび可動体側コネクタ502bに接続されたハーネス570の先端部をカバーするカバー部材としてのコネクタカバー585(破線で表示)とハーネス570との間に弾性部材582を介在させることが好適である。これにより、可動体500が移動したとしても、ハーネス570とコネクタカバー585とが擦れ合うことを抑制することができる。また、たとえハーネス570がコネクタカバー585に対して相対的に移動したとしても、弾性部材582が緩衝材となり、ハーネス570が損傷することを抑制することができる。なお、弾性部材582は、弾性部材581と同様に、上述した材質および大きさであることが好適である。
また、第9の突起部507とハーネス570との間、および/または第4の案内板517とハーネス570との間に弾性部材(不図示)を介在させることも好適である。これにより、可動体500が移動しても、第9の突起部507または第4の案内板517と、ハーネス570とが相対的に移動し難くなるようにすることができ、ハーネス570の損傷を抑制することができる。また、たとえハーネス570が、第9の突起部507または第4の案内板517に対して相対的に移動したとしても、弾性部材が緩衝材となり、ハーネス570が損傷することを抑制することができる。
図5(b)は、図5(a)におけるX部の拡大図であり、端子板側コネクタ560a側のハーネス570をカバーするハーネスカバー591,592をも示している。フレーム550は、中継端子板560が取り付けられる面550cと貫通孔550aが形成された面550dとには段差があり、図5では面550cの方が面550dよりも手前側、遊技機100の正面から見た場合には面550cの方が面550dよりも奥側に形成されている。そして、面550cにハーネス570が沿うようにハーネスカバー591がハーネス570の上に取り付けられ、面550dにハーネス570が沿うようにハーネスカバー592がハーネス570の上に取り付けられている。そして、ハーネスカバー591によりカバーされたハーネス570と、フレーム550の面550cとの間に弾性部材583を介在させることが好適である。同様に、ハーネスカバー592によりカバーされたハーネス570と、フレーム550の面550dとの間に弾性部材584を介在させることが好適である。これにより、上述したのと同様に、ハーネス570の損傷を抑制することができる。
上述した実施の形態では、フレーム550の表面に可動体500が配置され、フレーム550の裏面に中継端子板560が配置され、ハーネス570が貫通孔550aを通り表面から裏面に案内されている態様について述べたが、特にかかる態様に限定されない。
例えば、フレーム550の表面に可動体500と中継端子板560とがともに配置され、フレーム550の表面において、ハーネス570が可動体側コネクタ502bと端子板側コネクタ560aとに物理的に接続される態様も考えられる。かかる場合においても、ハーネス570が、可動体500と中継端子板560との間で複数回折り返されていることが好適である。これにより、ハーネス570の可動体500側の一端が動いたとしても、その動作が他端側に伝わり難くすることができる。また、かかる場合、ハーネス570がフレーム550に形成された延出部により折り返すように案内されている場合には、その延出部とハーネス570との間に弾性部材を介在させることが好適である。これにより、折り返し部位においても、ハーネス570がフレーム550に対して移動することを抑制することができる。また、たとえ、ハーネス570とフレーム550とが相対的に移動したとしても、弾性部材が緩衝材として機能するので、ハーネス570の損傷を抑制することができる。
また、上述した実施の形態においては、中継端子板560を介してランプ制御基板と可動体基板502を電気的に接続させ、ハーネス570で中継端子板560と可動体基板502とを物理的に接続する態様について述べた。しかしながら、中継端子板560を設けずに、ハーネスで、ランプ制御基板と可動体基板502とを物理的に接続する態様においても、ランプ制御基板と可動体基板502との間でハーネスを複数回折り返すことが好適である。また、かかる場合、ハーネスがフレーム550に形成された延出部により折り返すように案内されている場合には、その延出部とハーネスとの間に弾性部材を介在させることが好適である。
本実施の形態に係るパチンコ遊技機の概略正面図である。 制御ユニットの内部構成を示すブロック図である。 可動体が格納位置に位置しているときの可動体およびスライド機構を示す図である。 可動体が露出位置に位置しているときの可動体およびスライド機構を示す図である。 可動体が取り付けられたフレームを裏から見た図である。 可動体が格納位置に位置する場合の、ハーネスの取り付け状態を示す図である。 可動体が露出位置に位置する場合の、ハーネスの状態を示す図である。 図6におけるY部の拡大図である。 図6におけるZ部の拡大図である。
100…パチンコ遊技機、110…遊技盤、114…画像表示部、116…可動役物、500…可動体、501…装飾図柄、502…可動体基板、502b…可動体側コネクタ、510…スライド機構、520…モータ、550…フレーム、550a…貫通孔、560…中継端子板、560a…端子板側コネクタ、570…フレキシブルハーネス、581〜584…弾性部材、585…コネクタカバー

Claims (6)

  1. 遊技盤を有する遊技機であって、
    電子部品を有するとともに前記遊技盤に対して移動可能な可動体と、
    前記遊技盤に取り付けられ、前記可動体を移動可能に支持するフレームと、
    配線パターンが形成され、前記フレームに取り付けられた制御基板と、
    前記可動体の電子部品と前記制御基板の配線パターンとを電気的に接続するように、一端側が当該可動体に他端側が当該制御基板に物理的に接続されたハーネスと、
    前記ハーネスと前記フレームとの間に介在させられた弾性部材と、
    を備え
    前記フレームには、前記遊技盤に直交する方向に延びる複数の延出部が設けられており、
    前記可動体は前記遊技盤に平行に移動し、
    前記ハーネスは、複数の電線が長さ方向に直交する方向に並んで配置された状態で平面状に被覆されており、前記制御基板と前記可動体との間で前記遊技盤に直交するように前記複数の延出部により案内されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記弾性部材は、前記ハーネスに固定されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記弾性部材は、前記フレームとの間の摩擦係数が前記ハーネスよりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記ハーネスと前記延出部との間に弾性部材を介在させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の遊技機。
  5. 前記可動体は、配線パターンが形成され前記電子部品が実装された可動体側基板と、当該配線パターンと電気的に接続され前記ハーネスの一端が連結される可動体側コネクタと、当該一端側のハーネスをカバーするカバー部材と、を有し、
    前記カバー部材にてカバーされた部位のハーネスと当該カバー部材との間に弾性部材を介在させることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の遊技機。
  6. 前記可動体は前記フレームの表側に配置されており、
    前記制御基板は前記フレームの裏側に配置されており、
    前記ハーネスは、フレームに形成された貫通孔を通り前記可動体と前記制御基板とに接続されており、
    前記ハーネスの前記貫通孔の近傍の部位と前記フレームとの間に弾性部材を介在させることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の遊技機。
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