JP5265786B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。
跳ねた遊技球が演出部材に当たることを防止し、演出部材の破損や可動演出部材の可動の阻害を防止する遊技機が提案されている。
例えば、特許文献1には、ステージの上方から、演出部材よりも前方かつ透明板との間隙が遊技球の直径未満となる位置まで突出して、転動領域又はステージ上から演出部材に向かって飛び出した遊技球が演出部材に衝突しないように、演出部材を覆う透明なガード部材を、センター装飾部材に配設した遊技機が提案されている。
特開2010−148824号公報
ここで、図柄を表示する図柄表示部の手前側に、遊技球がこの図柄表示部へ向かうのを抑制する抑制部材を設けた場合、図柄表示部に遊技球がぶつかることが生じにくくなり、図柄表示部の保護を図ることができるようになる。ところで、この場合、抑制部材を遊技盤側に固定する必要が生じるが、この固定に際しねじなどを用いると、このねじが遊技者によって視認され、遊技機の外観を損ねるおそれがある。
本発明の目的は、図柄表示部へ遊技球が向かうのを抑制する抑制部材を遊技機の外観を損ねずに固定可能にすることにある。
上記の目的を達成する本発明は、遊技盤110と、図柄表示部114と、貫通孔800が形成され図柄表示部114の周囲を装飾する装飾部610と、を備える遊技機100であって、図柄表示部114の手前側に配置されるとともに貫通孔621が形成され、遊技球が図柄表示部114へ向かうのを抑制する抑制部材620と、装飾部610および抑制部材620よりも手前側に配置された装飾部材本体705と、装飾部材本体705から装飾部610側および抑制部材620側に向かって突出し且つ抑制部材620に形成された貫通孔621に通されるとともに装飾部610に形成された貫通孔800に入り込む突出部703と、を備え、図柄表示部114の周囲を装飾する手前側装飾部材700と、を備え、抑制部材620に形成された貫通孔621に通され装飾部610に形成された貫通孔800に入り込んだ突出部703に対して、装飾部610の背後側から固定部材710が固定されることで、抑制部材620が装飾部610に固定されていることを特徴とする遊技機100である。
ここで、抑制部材620の表面のうち装飾部材本体705に対峙する部位には、装飾部材本体705が嵌り込む凹部が形成されていることを特徴とすることができる。
また、抑制部材620の表面のうち装飾部材本体705に対峙する対峙部位には、凹部又は凸部628が形成され、装飾部材本体705のうちの対峙部位に対峙する箇所には、対峙部位に形成された凹部に入り込む凸部、又は、対峙部位に形成された凸部628が入り込む凹部705Aが形成されていることを特徴とすることができる。
また、手前側装飾部材700には、装飾部材本体705から装飾部610側および抑制部材620側に向かって突出し装飾部材本体705の背後に形成された穴800に入り込む第2の突出部703が設けられていることを特徴とすることができる。
さらに、装飾部610には、凹部又は凸部820の少なくとも一方が形成され、抑制部材620には、装飾部610に形成された凹部に入り込む凸部、および/または、装飾部610に形成された凸部820が入り込む凹部623が形成され抑制部材620に形成された凸部、および/または、抑制部材620に形成された凹部623は、装飾部材本体705の背後に設けられていることを特徴とすることができる。この場合、抑制部材に形成された凸部などによって遊技機の外観が損なわれることを抑制することができるようになる。
なお、本欄における上記符号は、本発明の説明に際して例示的に付したものであり、この符号により本発明が減縮されるものではない。
本発明によれば、図柄表示部へ遊技球が向かうのを抑制する抑制部材を遊技機の外観を損ねずに固定することが可能となる。
本実施形態に係るパチンコ遊技機の概略正面図である。 本実施形態のパチンコ遊技機の部分拡大図である。 本実施形態のパチンコ遊技機の制御ユニットの内部構成を示す図である。 図1における矢印IV−IV線における断面図である。 装飾部材および透明部材を正面側から眺めた場合の斜視図である。 装飾部材および透明部材を背面側から眺めた場合の斜視図である。 手前側装飾部材の構造を説明するための図である。 装飾部材に対し透明部材が固定されている状態における断面図である。 図5の符号で示した手前側装飾部材等を拡大して示した斜視図である。 手前側装飾部材の他の構成例を示した図である。 手前側装飾部材および透明部材の他の構成例を示した断面図である。 透明部材の組み付け方法を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔遊技機の基本構成〕
図1は、本実施形態に係るパチンコ遊技機100の概略正面図である。
遊技機の一例としてのパチンコ遊技機100は、遊技者の指示操作により打ち出された遊技球が入賞すると賞球を払い出すように構成されたものである。このパチンコ遊技機100は、遊技球が打ち出される遊技盤110と、遊技盤110を囲む枠部材150とを備えている。遊技盤110は、枠部材150に着脱自在に取り付けられている。
遊技盤110は、正面に、遊技球により遊技を行うための遊技領域111と、下方から発射された遊技球が上昇して遊技領域111の上部位置へ向かう通路を形成するレール部材112と、遊技領域111の右側に遊技球を案内する案内部材113とを備えている。
本実施形態では、遊技者により視認され易い遊技領域111の位置に、演出のための各種の画像(図柄)を表示する画像表示部114が配設されている。図柄表示部の一例としてのこの画像表示部114は、液晶ディスプレイ等による表示画面を備え、遊技者によるゲームの進行に伴い、例えば、図柄抽選結果(図柄変動結果)を遊技者に報知するための装飾図柄を表示したり、キャラクタの登場やアイテムの出現による演出画像を表示したりする。また、本実施形態では、画像表示部114よりも手前側に、各種の演出に用いられる可動役物115(可動体の一例)が設けられている。
また、本実施形態では、画像表示部114の上方に、発光することで各種の演出を行う盤ランプ116が設けられている。また、遊技領域111には、遊技球が落下する方向に変化を与えるための図示しない遊技くぎおよび風車等が配設されている。また、遊技領域111には、入賞や抽選に関する種々の役物が所定の位置に配設されている。また、遊技領域111には、遊技領域111に打ち出された遊技球のうち入賞口に入賞しなかったものを遊技領域111の外に排出する排出口117が配設されている。
本実施形態では、入賞や抽選に関する種々の役物として、遊技球が入ると入賞して特別図柄抽選(大当たり抽選)が始動する第1始動口121および第2始動口122と、遊技球が通過すると普通図柄抽選(開閉抽選)が始動するゲート124と、が遊技盤110に配設されている。ここにいう第1始動口121および第2始動口122とは、予め定められた1の特別図柄表示器を作動させることとなる遊技球の入賞に係る入賞口をいう。
第2始動口122は、チューリップの花の形をした一対の羽根が電動ソレノイドにより開閉すると共に点灯する普通電動役物としての電動チューリップ123を備えている。電動チューリップ123は、羽根が閉じていると、遊技球が第2始動口122へ入り難い一方で、羽根が開くと第2始動口122の入口が拡大して遊技球が第2始動口122へ入り易くなるように構成されている。そして、電動チューリップ123は、普通図柄抽選に当選すると、点灯ないし点滅しながら羽根が規定時間(例えば6秒間)および規定回数(例えば3回)だけ開く。
なお、パチンコ遊技機100は、所定の条件下で、特別図柄抽選において大当たりに当選する大当たり確率が変動する場合(低確状態(例えば300分の1)から高確状態(例えば30分の1)への変動)がある。また、パチンコ遊技機100は、所定の条件下で、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間が短縮されたり、普通図柄抽選時の当選する確率が高まったり、普通図柄抽選時の普通図柄変動時間が短縮されたり、電動チューリップ123の羽根の開時間が延長されたり、電動チューリップ123の羽根が開く回数が増えたりする場合がある。
また、本実施形態では、入賞や抽選に関するその他の役物として、特別図柄抽選の結果に応じて開放する特別電動役物としての大入賞口125と、遊技球が入賞しても抽選が始動しない普通入賞口126と、が遊技盤110に配設されている。
なお、本実施形態では、遊技領域111に第1始動口121および第2始動口122が配設されているが、いずれか一方のみを配設する構成例やさらに他の始動口を配設する構成例も考えられる。また、本実施形態では、遊技領域111に大入賞口125が1つ配設されているが、大入賞口125を複数配設する構成例も考えられる。
また、本実施形態では、遊技盤110の右下の位置に、抽選結果や保留数に関する表示を行う表示器130が配設されている。
また、遊技盤110の裏面には、内部抽選および当選の判定等を行う遊技制御基板、演出を統括的に制御する演出制御基板、画像および音による演出を制御する画像制御基板、各種のランプおよび可動役物115による演出を制御するランプ制御基板などの図示しない各種の基板等が取り付けられる。また、遊技盤110の裏面には、供給された24VのAC電源をDC電源に変換して各種の基板等に出力するスイッチング電源(不図示)が配設されている。
枠部材150は、遊技者がハンドル151に触れてレバー152を時計方向に回転させる操作を行うとその操作角度に応じた打球力にて遊技球を所定の時間間隔(例えば1分間に100個)で電動発射する発射装置(不図示)を備えている。また、枠部材150は、遊技者のレバー152による操作と連動したタイミングで発射装置に遊技球を1つずつ順に供給する供給装置(不図示)と、供給装置が発射装置に供給する遊技球を一時的に溜めておく皿153(図2参照)と、を備えている。この皿153には、例えば払い出しユニットによる払出球が払い出される。
なお、本実施形態では、皿153を上下皿一体で構成しているが、上皿と下皿とを分離する構成例も考えられる。また、発射装置のハンドル151を所定条件下で発光させる構成例も考えられる。
また、枠部材150は、発射装置のハンドル151に遊技者が触れている状態であっても遊技球の発射を一時的に停止させるための停止ボタン154と、皿153に溜まっている遊技球を箱(不図示)に落下させて取り出すための取り出しボタン155(図2参照)と、を備えている。
また、枠部材150は、パチンコ遊技機100の遊技状態や状況を告知したり各種の演出を行ったりするスピーカ156および枠ランプ157を備えている。スピーカ156は、楽曲や音声、効果音による各種の演出を行い、また、枠ランプ157は、点灯点滅によるパターンや発光色の違い等で光による各種の演出を行う。なお、枠ランプ157については、光の照射方向を変更する演出を行うことを可能にする構成例が考えられる。また、枠部材150は、遊技盤110を遊技者と隔てるための透明板159(図4参照)を備えている。
図2は、本実施形態に係るパチンコ遊技機100の部分拡大図である。図2(a)は遊技盤110の右下に配設された表示器130の一例を示す拡大図であり、図2(b)はパチンコ遊技機100の部分平面図である。
パチンコ遊技機100の表示器130は、図2(a)に示すように、第1始動口121の入賞に対応して作動する第1特別図柄表示器221と、第2始動口122の入賞に対応して作動する第2特別図柄表示器222と、ゲート124の通過に対応して作動する普通図柄表示器223と、を備えている。第1特別図柄表示器221は、第1始動口121の入賞による特別図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。第2特別図柄表示器222は、第2始動口122の入賞による特別図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。普通図柄表示器223は、遊技球がゲート124を通過することにより普通図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。第1特別図柄表示器221、第2特別図柄表示器222および普通図柄表示器223の各々は、LED表示装置で構成され、その点灯態様によって各抽選結果を表す図柄が表示される。
また、表示器130は、第1特別図柄表示器221での保留に対応して作動する第1特別図柄保留表示器218と、第2特別図柄表示器222での保留に対応して作動する第2特別図柄保留表示器219と、普通図柄表示器223での保留に対応して作動する普通図柄保留表示器220と、を備えている。第1特別図柄保留表示器218、第2特別図柄保留表示器219および普通図柄保留表示器220の各々は、LED表示装置で構成され、その点灯態様によって保留数が表示される。
ここで、保留について説明する。特別図柄や普通図柄の変動表示動作中(入賞1回分の変動表示が行なわれている間)にさらに他の遊技球による入賞があると、その入賞した遊技球に対する図柄の変動表示動作は、先に入賞した遊技球に対する変動表示動作が終了するまで、規定個数(例えば4個)を限度に保留される。このような保留がなされていることおよびその保留の数(未抽選数)が、第1特別図柄保留表示器218、第2特別図柄保留表示器219および普通図柄保留表示器220に表示される。
パチンコ遊技機100の枠部材150は、遊技者が演出に対する入力を行うための入力装置を備えている。図2(b)に示すように、本実施形態では、入力装置の一例として、演出ボタン161と、演出ボタン161に隣接し略十字に配列された複数のキーからなる演出キー162と、が枠部材150に配設されている。演出キー162は、その中央に1つの中央キーを配置し、また、中央キーの周囲に略同一形状の4つの周囲キーを配置して構成されている。遊技者は、4つの周囲キーを操作することにより、画像表示部114に表示されている複数の画像のいずれかを選ぶことが可能であり、また、中央キーを操作することにより、選んだ画像を情報として入力することが可能である。
〔制御ユニットの構成〕
次に、パチンコ遊技機100での動作制御や信号処理を行う制御ユニットについて説明する。
図3は、本実施形態のパチンコ遊技機100の制御ユニットの内部構成を示すブロック図である。
図3に示すように、制御ユニットは、メイン制御手段として、内部抽選および当選の判定等といった払い出す賞球数に関する各種制御を行う遊技制御部200を備えている。また、サブ制御手段として、演出を統括的に制御する演出制御部300と、画像および音響を用いた演出を制御する画像/音響制御部310と、各種のランプおよび可動役物115を用いた演出を制御するランプ制御部320と、払出球の払い出し制御を行う払出制御部400と、を備えている。
前述したように、遊技制御部200、演出制御部300、画像/音響制御部310、ランプ制御部320、および払出制御部400各々は、遊技盤110の後面に配設されたメイン基板としての遊技制御基板、サブ基板としての演出制御基板、画像制御基板、ランプ制御基板、および払出制御基板において個別に構成されている。
〔遊技制御部の構成・機能〕
遊技制御部200は、内部抽選および当選の判定等といった払い出し賞球数に関連する各種制御を行う際の演算処理を行うCPU201と、CPU201にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM202と、CPU201の作業用メモリ等として用いられるRAM203と、を備えている。
遊技制御部200は、第1始動口121または第2始動口122に遊技球が入賞すると特別図柄抽選を行い、特別図柄抽選での当選か否かの判定結果を演出制御部300に送る。また、特別図柄抽選時の当選確率の変動設定(例えば300分の1から30分の1への変動設定)、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間の短縮設定、および普通図柄抽選時の普通図柄変動時間の短縮設定を行い、設定内容を演出制御部300に送る。
さらに、遊技制御部200は、電動チューリップ123の羽根の開時間の延長、および電動チューリップ123の羽根が開く回数の設定、さらには羽根が開く際の開閉動作間隔の設定を制御する。また、遊技球が連続的に第1始動口121または第2始動口122へ入賞したときの未抽選分の限度個数(例えば4個)までの保留や、遊技球が連続的にゲート124を通過したときの未抽選分の限度個数(例えば4個)までの保留を設定する。
また、遊技制御部200は、特別図柄抽選の結果に応じて、大入賞口125が所定条件(例えば30秒経過または遊技球10個の入賞)を満たすまで開状態を維持するラウンドを所定回数だけ繰り返すように制御する。さらには、大入賞口125が開く際の開閉動作間隔を制御する。
さらに、遊技制御部200は、第1始動口121、第2始動口122、大入賞口125および普通入賞口126に遊技球が入賞すると、遊技球が入賞した場所に応じて1つの遊技球当たり所定数の賞球を払い出すように、払出制御部400に対する指示を行う。例えば、第1始動口121に遊技球が入賞すると3個の賞球、第2始動口122に遊技球が入賞すると4個の賞球、大入賞口125に遊技球が入賞すると13個の賞球、普通入賞口126に遊技球が入賞すると10個の賞球をそれぞれ払い出すように、払出制御部400に指示命令(コマンド)を送る。なお、ゲート124を遊技球が通過したことを検出しても、それに連動した賞球の払い出しは払出制御部400に指示しない。
払出制御部400が遊技制御部200の指示に従って賞球の払い出しを行った場合には、遊技制御部200は、払い出した賞球の個数に関する情報を払出制御部400から取得する。それにより、払い出した賞球の個数を管理する。
遊技制御部200には、図3に示すように、第1始動口121への遊技球の入賞を検出する第1始動口検出部(第1始動口スイッチ(SW))211と、第2始動口122への遊技球の入賞を検出する第2始動口検出部(第2始動口スイッチ(SW))212と、電動チューリップ123を開閉する電動チューリップ開閉部213と、ゲート124への遊技球の通過を検出するゲート検出部(ゲートスイッチ(SW))214と、が接続されている。
さらに、遊技制御部200には、大入賞口125への遊技球の入賞を検出する大入賞口検出部(大入賞口スイッチ(SW))215と、大入賞口125を閉状態と突出傾斜した開状態とに設定する大入賞口開閉部216と、普通入賞口126への遊技球の入賞を検出する普通入賞口検出部(普通入賞口スイッチ(SW))217と、が接続されている。
また、遊技制御部200には、第1始動口121への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選(大当たり抽選)の未抽選分の保留個数を限度個数内(例えば4個)で表示する第1特別図柄保留表示器218と、第2始動口122への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の未抽選分の保留個数を限度個数内で表示する第2特別図柄保留表示器219と、ゲート124への遊技球の通過により始動した普通図柄抽選(開閉抽選)が始動する未抽選分の保留個数を限度個数内で表示する普通図柄保留表示器220と、が接続されている。
さらに、遊技制御部200には、第1始動口121への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の結果を表示する第1特別図柄表示器221と、第2始動口122への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の結果を表示する第2特別図柄表示器222と、普通図柄抽選の結果を表示する普通図柄表示器223と、パチンコ遊技機100の状態を表示する状態表示器224と、が接続されている。
そして、第1始動口スイッチ211、第2始動口スイッチ212、ゲートスイッチ214、大入賞口スイッチ215および普通入賞口スイッチ217にて検出された検出信号が、遊技制御部200に送られる。また、遊技制御部200からの制御信号が、電動チューリップ開閉部213、大入賞口開閉部216、第1特別図柄保留表示器218、第2特別図柄保留表示器219、普通図柄保留表示器220、第1特別図柄表示器221、第2特別図柄表示器222、普通図柄表示器223および状態表示器224に送られる。それにより、遊技制御部200は、上記した払い出し賞球数に関連する各種制御を行う。
さらに、遊技制御部200には、ホールに設置されたホストコンピュータ(不図示)に対して各種の情報を送信する盤用外部情報端子基板250が接続されている。そして、遊技制御部200は、払出制御部400から取得した払い出した賞球数に関する情報や遊技制御部200の状態等を示す情報を、盤用外部情報端子基板250を介してホストコンピュータに送信する。
〔演出制御部の構成・機能〕
次に、演出制御部300は、演出を制御する際の演算処理を行うCPU301と、CPU301にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM302と、CPU301の作業用メモリ等として用いられるRAM303と、日時を計測するリアルタイムクロック(RTC)304と、を備えている。
演出制御部300は、例えば遊技制御部200から送られる特別図柄抽選での当選か否かの判定結果に基づいて、演出内容を設定する。その際、演出ボタン等(演出ボタン161および演出キー162)を用いたユーザからの操作入力を受けて、操作入力に応じた演出内容を設定する場合もある。この場合、例えば演出ボタン等のコントローラ(不図示)から操作に応じた信号(操作信号)を受け付け、この操作信号により識別される操作内容を演出の設定に反映させる。また、遊技が所定期間中断された場合には、演出の一つとして客待ち用の画面表示の設定を指示する。
さらには、遊技制御部200が特別図柄抽選時の当選確率を変動させた場合、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間を短縮させた場合、および普通図柄抽選時の普通図柄変動時間を短縮させた場合には、演出制御部300は設定された内容に対応させて演出内容を設定する。
また、演出制御部300は、設定した演出内容の実行を指示するコマンドを画像/音響制御部310およびランプ制御部320に送る。
〔画像/音響制御部の構成・機能〕
画像/音響制御部310は、演出内容を表現する画像および音響を制御する際の演算処理を行うCPU311と、CPU311にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM312と、CPU311の作業用メモリ等として用いられるRAM313と、を備えている。
そして、画像/音響制御部310は、演出制御部300から送られたコマンドに基づいて、画像表示部114に表示する画像およびスピーカ156から出力する音響を制御する。
具体的には、画像/音響制御部310のROM312には、画像表示部114において遊技中に表示する図柄画像や背景画像、遊技者に抽選結果を報知するための装飾図柄、遊技者に予告演出を表示するためのキャラクタやアイテム等といった画像データが記憶されている。さらには、画像データと同期させて、または画像データとは独立にスピーカ156から出力させる楽曲や音声、さらにはジングル等の効果音等といった各種音響データが記憶されている。
CPU311は、ROM312に記憶された画像データや音響データの中から、演出制御部300から送られたコマンドに対応したものを選択して読み出す。さらには、読み出した画像データを用いて背景画像表示、図柄画像表示、図柄画像変動、およびキャラクタ/アイテム表示等のための画像処理と、読み出した音響データを用いた音声処理とを行う。
そして、画像/音響制御部310は、画像処理された画像データにより画像表示部114での画面表示を制御する。また、音声処理された音響データによりスピーカ156から出力される音響を制御する。
〔ランプ制御部の構成・機能〕
ランプ制御部320は、盤ランプ116や枠ランプ157の発光、および可動役物115の動作を制御する際の演算処理を行うCPU321と、CPU321にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM322と、CPU321の作業用メモリ等として用いられるRAM323と、を備えている。
そして、ランプ制御部320は、演出制御部300から送られたコマンドに基づいて、盤ランプ116や枠ランプ157の点灯/点滅や発光色等を制御する。また、可動役物115の動作を制御する。
具体的には、ランプ制御部320のROM322には、演出制御部300にて設定される演出内容に応じた盤ランプ116や枠ランプ157での点灯/点滅パターンデータおよび発光色パターンデータ(発光パターンデータ)が記憶されている。CPU321は、ROM322に記憶された発光パターンデータの中から、演出制御部300から送られたコマンドに対応したものを選択して読み出す。そして、ランプ制御部320は、読み出した発光パターンデータにより盤ランプ116や枠ランプ157の発光を制御する。
また、ランプ制御部320のROM322には、演出制御部300にて設定される演出内容に応じた可動役物115の動作パターンデータが記憶されている。CPU321は、可動役物115に対しては、読み出した動作パターンデータによりその動作を制御する。
〔払出制御部の構成・機能〕
払出制御部400は、払出球の払い出しを制御する際の演算処理を行うCPU401と、CPU401にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM402と、CPU401の作業用メモリ等として用いられるRAM403と、を備えている。
そして、払出制御部400は、遊技制御部200から送られたコマンドに基づいて、払出球の払い出しを制御する。
具体的には、払出制御部400は、遊技制御部200から、遊技球が入賞した場所(第1始動口121等)に応じた所定数の賞球を払い出すコマンドを取得する。そして、コマンドに指定された数だけの賞球を払い出すように払出駆動部411を制御する。ここでの払出駆動部411は、遊技球の貯留部から遊技球を送り出す駆動モータで構成される。
また、払出制御部400には、払出駆動部411により遊技球の貯留部から実際に払い出された賞球の数を検出する払出球検出部412と、貯留部(不図示)での遊技球の貯留の有無を検出する球有り検出部413と、遊技者が遊技する際に使用する遊技球や払い出された賞球が保持される皿153が満タン状態に有るか否かを検出する満タン検出部414と、が接続されている。そして、払出制御部400は、払出球検出部412、球有り検出部413および満タン検出部414にて検出された検出信号を受け取り、これらの検出信号に応じた所定の処理を行う。
さらに、払出制御部400には、ホールに設置されたホストコンピュータに対して各種の情報を送信する枠用外部情報端子基板450が接続されている。そして、払出制御部400は、例えば払出駆動部411に対して払い出すように指示した賞球数に関する情報や払出球検出部412にて検出された実際に払い出された賞球数に関する情報等を枠用外部情報端子基板450を介してホストコンピュータに送信する。また、遊技制御部200に対しても、同様の情報を送信する。
〔画像表示部114の周囲の構造〕
ここで、画像表示部114の周囲の構造を、図4を参照しながら説明する。なお、図4は、図1における矢印IV−IV線における断面図である。
本実施形態では、図1にて示したように、画像表示部114の周囲に、画像表示部114を取り囲むように配置され画像表示部114の周囲を装飾する装飾部として機能する装飾部材610が設けられている。ここで、この装飾部材610は、図4に示すように、遊技盤110よりも枠部材150側に設けられている。
また、本実施形態では、図4に示すように、装飾部材610よりも枠部材150側に(画像表示部114よりも枠部材150側に)、外周部が装飾部材610に取り付けられるとともに板状に形成され、画像表示部114の方へ遊技球が向かうのを抑制する抑制部材の一例としての透明部材620が設けられている。これにより、本実施形態では、画像表示部114にキズなどが生じることが抑制されるようになっている。なお、本実施形態では、遊技盤110を組み立てる際の組み立て工程における最終段階にて、透明部材620の取り付けを行うようにしている。これにより、組み立て時に発生しうる透明部材620のキズが生じにくくなる。
また、本実施形態では、可動役物115が、画像表示部114と透明部材620との間に形成される空間(間隙)内に設けられている。ここで、本実施形態では、図中矢印に示す方向に可動役物115が進退することにより各種の演出が行われる。なお、本実施形態では、透明部材620の内側に(透明部材620よりも画像表示部114側に)可動役物115が設けられており、可動役物115へ遊技球が向かうことが防止されている。これにより、可動役物115の駆動が遊技球により規制されることが防止されている。なお、上記では説明を省略したが、画像表示部114は、遊技盤110の背後に設けられた基板500により支持されている。
〔装飾部材610、透明部材620等の構成〕
次に、図5、図6を参照し、装飾部材610および透明部材620の構成について詳細に説明する。ここで、図5は、装飾部材610および透明部材620を正面側から眺めた場合の斜視図である。また、図6は、装飾部材610および透明部材620を背面側から眺めた場合の斜視図である。
図5に示すように、本実施形態における装飾部材610は、環状に形成されるとともに、その表面には、着色され且つ凹凸が付与された装飾用部品が取りつられている。また、本実施形態では、装飾部材610のうちの図中右下の部分に、可動役物115が取り付けられた状態となっている。ここで、この可動役物115は、図5の矢印5Aに示す方向に進退可能に設けられている。
また、本実施形態では、上記にて説明したように、また、図5に示すように、外周部が装飾部材610に取り付けられ、画像表示部114(図5では不図示)および可動役物115の方へ遊技球が向かうのを抑制する透明部材620が設けられている。ここで、本実施形態では、透明部材620の装飾部材610への取り付けは、ねじ止めにより行われる。
具体的に説明すると、本実施形態では、透明部材620よりも図中手前側に配置されるとともに装飾部材610よりも図中手前側に配置され且つ遊技者により見られる面側に装飾が施された手前側装飾部材700と、装飾部材610よりも図中奥側に位置し装飾部材610の奥側から手前側装飾部材700に固定される固定部材の一例としてのねじ710とによって、透明部材620が装飾部材610に固定される構成となっている。
付言すると、着色されて形成されるとともに遊技者により見られる面側に凹凸が付与され画像表示部114の周囲を装飾する役割を有する手前側装飾部材700と、手前側装飾部材700に固定されるねじ710とによって、透明部材620が装飾部材610に対して位置決めされる構成となっている。さらに説明すると、互いに異なる位置に配置された複数の手前側装飾部材700と、この複数の手前側装飾部材700の各々に対応するように設けられた複数のねじ710とによって、透明部材620の複数箇所が装飾部材610に固定される構成となっている。
さらに詳細に説明すると、手前側装飾部材700の各々は、図7(手前側装飾部材700の構造を説明するための図)に示すように、板状に形成された本体部705と、この本体部705から突出するように設けられるとともに円筒状に形成され且つ内周面に雌ねじ704が形成された突出部703を有している。
ここで、本体部705は、表面側に、装飾が施された(凹凸が付与された)表面部701を有している。また、本体部705は、この表面部701とは反対側に裏面部702を有している。なお、突出部703は、手前側装飾部材700が小さい場合は一つ設けられており、手前側装飾部材700がある程度の大きさを有する場合には、複数(本実施形態では2つ)設けられている(図5の符号5Bで示す手前側装飾部材700参照)。
一方で、装飾部材610側には、図5、図6に示すように、装飾部材610を貫通するように設けられ、手前側装飾部材700に形成された上記突出部703が挿入される挿入孔800が設けられている。なお、この挿入孔800は、複数設けられた手前側装飾部材700に対応するように複数設けられている。
次に、透明部材620について説明する。
透明部材620には、図5に示すように、透明部材620を貫通するように設けられ、手前側装飾部材700に形成された上記突出部703が挿入される挿入孔621が形成されている。なお本実施形態では、挿入孔621は二つ設けられている。また、本実施形態では、透明部材620の下端部に、透明部材620の下縁部からさらに下方に向かって突出する凸部の一例としての突起622が複数(本実施形態では2つ)設けられている。また本実施形態では、透明部材620に、装飾部材610側に形成された突起820が入り込む凹部の一例としての貫通孔623が複数設けられている。
ここで、装飾部材610についてさらに説明すると、装飾部材610には、透明部材620の下端部に設けられた上記突起622が挿入される凹部の一例としての突起挿入口810が形成されている(図6も参照)。また、装飾部材610には、透明部材620に形成された貫通孔623に入り込む凸部の一例として突起820が形成されている。
ここで、装飾部材610に対して透明部材620を組み付ける際には、まず、装飾部材610の下部に形成された突起挿入口810に対し、透明部材620に設けられた突起622が挿入される。また、透明部材620に形成された貫通孔623に対して、装飾部材610に形成された突起820が入り込む。これにより、透明部材620の左右方向への移動、上下方向への移動、および、奥行き方向(透明部材620の厚み方向への移動)が規制された状態となり、次に行うねじ止めを行いやすい状態となる。
次いで、本実施形態では、複数設けられた手前側装飾部材700のうちの一部の手前側装飾部材700(図5において符号700A、700Bで示す手前側装飾部材)に形成された突出部703を、透明部材620に形成された挿入孔621、および、装飾部材610に形成された挿入孔800に通す。その後、図6に示すように、装飾部材610の裏面側から、挿入孔800に対してねじ710を挿入する。その後、このねじ710を回転させる。これにより、透明部材620および装飾部材610の両者が、手前側装飾部材700およびねじ710により挟まれた状態となり、装飾部材610に対し透明部材620が固定された状態となる。
また、本実施形態では、上記一部の手前側装飾部材700以外の手前側装飾部材700(符号700A、700Bで示した手前側装飾部材以外の手前側装飾部材700)の突出部703を、装飾部材610に形成された挿入孔800に通す。その後、上記と同様、装飾部材610の裏面側から、挿入孔800に対してねじ710を挿入する。その後、このねじ710を回転させる。これにより、図8(装飾部材610に対し透明部材620が固定されている状態における断面図)に示すように、手前側装飾部材700の本体部705と装飾部材610とにより、透明部材620の端部が挟まれた状態となり、装飾部材610に対し透明部材620が固定された状態となる。
ここで、図9は、図5の符号700Aで示した手前側装飾部材等を拡大して示した斜視図である。付言すると、符号700Aで示した手前側装飾部材等を図5の矢印IX方向から眺めた場合の斜視図である。
上記では説明を省略したが、本実施形態では、図9に示すように、手前側装飾部材700(700A)の本体部705の背後に、透明部材620に形成された貫通孔623、および、装飾部材610に形成された突起820が位置する構成となっている。付言すると、本実施形態では、貫通孔623および突起820(以下、「貫通孔623等」と称する)が、手前側装飾部材700の本体部705により隠れ、遊技者から見えないようになっている。
ここで、貫通孔623等が視認可能であると遊技盤110の外観を損ねてしまうおそれがある。このため本実施形態では、手前側装飾部材700の背後に貫通孔623等が位置する構成とし、貫通孔623等が見えないようにしている。なお、図9では、符号700Aで示した手前側装飾部材によって貫通孔623等が隠れる構成を説明したが、図9にて示した貫通孔623等以外の貫通孔623等については、他の手前側装飾部材700によって隠れるようになっている。また、本実施形態では、透明部材620側に凹部(貫通孔623)を形成し、装飾部材610側に突起820を形成する場合を説明したが、透明部材620側に突起を形成し、装飾部材610側に凹部を形成することもできる。
ところで、装飾部材610への透明部材620の固定にあたっては、例えば、上記手前側装飾部材700に替えて単なる雄ねじを用いることもできる。ところでこの場合、遊技者が視認可能な位置に、雌ねじが位置するようになり遊技盤110の外観を損ねてしまうおそれがある。このため、本実施形態では、上記のように、手前側装飾部材700に対してねじ部を形成し、この手前側装飾部材700を用いて、透明部材620の固定を行うようにしている。なお、雄ねじなど用いる構成であっても、この雄ねじを覆う装飾部材を設ければ外観が損なわれることを抑制可能となるが、この場合、部品点数が増加するとともに組み立て工程が複雑化してしまう。
なお、上記では、手前側装飾部材700に突出部703を形成するとともに突出部703に雌ねじ704を形成する場合を説明したが、この突出部703を省略するとともに手前側装飾部材700の本体部705(図7参照)に雌ねじを形成する構成とすることもできる。但し、突出部703を設けた方が、透明部材620の挿入孔621および装飾部材610の挿入孔800に対して突出部703を挿入することで装飾部材610に対する透明部材620の移動を規制することができるようになり、装飾部材610への透明部材620の組み付けを行いやすくなる。
また、上記では、手前側装飾部材700に雌ねじ704を形成する場合を形成したが、図10(手前側装飾部材700の他の構成例を示した図)に示すように、手前側装飾部材700側に雄ねじ707を形成するとともに、この雄ねじ707に対してナット708を固定する構成とすることもできる。
また、上記では、手前側装飾部材700とねじ710とによって透明部材620および装飾部材610を挟み、透明部材620を装飾部材610に固定する場合を説明したが、このような構成以外に、例えば、手前側装飾部材700と装飾部材610とによって透明部材620を挟み、透明部材620を装飾部材610に固定することもできる。なお、この場合は、例えば、手前側装飾部材700に雄ねじを形成するとともに、装飾部材610に雌ねじを形成し、装飾部材610に対して手前側装飾部材700を固定する。そしてこの固定を行う際に、装飾部材610と手前側装飾部材700とで透明部材620を挟むようにする。
また、上記では、ねじを用いて、手前側装飾部材700とこの手前側装飾部材700に固定される固定部材(ねじ710)との固定を行ったが、手前側装飾部材700と固定部材との固定は、いわゆるスナップフィットなどねじ以外の方法を用いて行うこともできる。例えば、手前側装飾部材700に対し弾性を有したフックを形成するとともに、このフックを上記固定部材側に引っ掛けることで、手前側装飾部材700と固定部材との固定を行うこともできる。
また、上記では、透明部材620の表面が平坦(平滑)になっている場合を説明したが、透明部材620の表面に、手前側装飾部材700の本体部705(図7参照)が嵌り込む窪みを形成することも好ましい。この場合、ねじ710の回転に伴い手前側装飾部材700が回転することが防止され、装飾部材610への透明部材620の組み付けを行いやすくなる。
また、図11(手前側装飾部材700および透明部材620の他の構成例を示した断面図)に示すように、透明部材620の表面から突出する突起628を形成するとともに、手前側装飾部材700の本体部705に、この突起628が入り込む凹部705Aを形成することもできる。この場合も、ねじ710の回転に伴い手前側装飾部材700が回転することが防止され、装飾部材610への透明部材620の組み付けを行いやすくなる。
なお、図11では、透明部材620側に突起628を形成し、手前側装飾部材700側に凹部705Aを形成した場合を説明したが、手前側装飾部材700側に突起(図12における符号12A参照)を形成し、透明部材620側に凹部(不図示)を形成することもできる。
なお、上記では説明を省略したが、装飾部材610への透明部材620の組み付けは、立てた状態の装飾部材610に対して透明部材620を取り付けることで行うことができる。また、他の方法として、例えば、図12(透明部材620の組み付け方法を説明するための図)に示すように、治具900の上に、手前側装飾部材700を載せるとともに、この手前側装飾部材700の上に、透明部材620、装飾部材610を順に載せ、最後に、ねじ710を取り付けることで、装飾部材610への透明部材620の組み付けを行うことができる。
100…パチンコ遊技機、110…遊技盤、114…画像表示部、115…可動役物、610…装飾部材、620…透明部材、622…突起、623…貫通孔、700…手前側装飾部材、710…ねじ、810…突起挿入口、820…突起

Claims (5)

  1. 遊技盤と、図柄表示部と、貫通孔が形成され当該図柄表示部の周囲を装飾する装飾部と、を備える遊技機であって、
    前記図柄表示部の手前側に配置されるとともに貫通孔が形成され、遊技球が当該図柄表示部へ向かうのを抑制する抑制部材と、
    前記装飾部および前記抑制部材よりも手前側に配置された装飾部材本体と、当該装飾部材本体から当該装飾部側および当該抑制部材側に向かって突出し且つ当該抑制部材に形成された前記貫通孔に通されるとともに当該装飾部に形成された前記貫通孔に入り込む突出部と、を備え、前記図柄表示部の周囲を装飾する手前側装飾部材と、
    を備え、
    前記抑制部材に形成された前記貫通孔に通され前記装飾部に形成された前記貫通孔に入り込んだ前記突出部に対して、当該装飾部の背後側から固定部材が固定されることで、当該抑制部材が当該装飾部に固定されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記抑制部材の表面のうち前記装飾部材本体に対峙する部位には、当該装飾部材本体が嵌り込む凹部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記抑制部材の表面のうち前記装飾部材本体に対峙する対峙部位には、凹部又は凸部が形成され、
    前記装飾部材本体のうちの前記対峙部位に対峙する箇所には、当該対峙部位に形成された前記凹部に入り込む凸部、又は、当該対峙部位に形成された前記凸部が入り込む凹部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 前記手前側装飾部材には、前記装飾部材本体から前記装飾部側および前記抑制部材側に向かって突出し当該装飾部材本体の背後に形成された穴に入り込む第2の突出部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記装飾部には、凹部又は凸部の少なくとも一方が形成され、
    前記抑制部材には、前記装飾部に形成された前記凹部に入り込む凸部、および/または、当該装飾部に形成された前記凸部が入り込む凹部が形成され、
    前記抑制部材に形成された前記凸部、および/または、当該抑制部材に形成された前記凹部は、前記装飾部材本体の背後に設けられていることを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の遊技機。
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