JP5335811B2 - 再帰反射体 - Google Patents

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Description

本発明は入射される光をその光が入射された方向に再帰反射することができる再帰反射体に関する。
各種交通標識、視線誘導灯、視線誘導標、三角台などのような各種交通安全施設物や安全服、自動車、自転車、帽子、履き物など雨天の時や夜間に可視性確保が緊要な物には前方から入射される光をその光を投射した光源の方に再帰反射することによって、これら物品の可視性を高めることができる再帰反射体が設置されたり附着される。
従来には上記のように可視性の確保が緊要な物品に使われる再帰反射体として、ガラスビーズ(glass bead)やキューブコーナー(cube corner)などを備えた再帰反射体が主に利用されてきた。
しかし、これら従来の再帰反射体は、特に入射角の大きい光に対して入射光量対比再帰反射光量の割合で表現される再帰反射率が非常に低いため、入射角が大きい時、視認性が非常に不良であるという問題点があった。
例えば、ガラスビーズを利用した従来の再帰反射体の場合、ガラスビーズの縁に入射されたり、またはガラスビーズの間の空隙に入射される光は再帰反射することができないため、全般的に再帰反射率が低下して輝度が低かった。
また、キューブコーナーを利用した従来の再帰反射体の場合は、入射角の小さい光に対してはガラスビーズよりは再帰反射率が全般的に高いが、光源の相対移動で入射角が大きくなる場合、入射面の見掛面積(光源側で見た入射面の面積)が幾何学的に小さくなるしかないので、この時入射面で再帰反射できる再帰反射面積がさらに大きい割合で減少されるため、入射角の大きさに比例して輝度が急激に低下する問題点があった。従って、再帰反射が可能な入射角の範囲が入射面の法線周辺に限定されて、入射角の大きい入射光は再帰反射がほとんど不可能であったので、再帰反射可能な視界範囲が非常に狭小であり、再帰反射率が最も高い入射向で定義される主反射向の設計の変更も非常に難しいという問題点があった。
上記のような従来の典型的な再帰反射体の問題点を改善するために、主反射向が特定方向に大きく偏向されて、入射角が略45度以上となる入射光を主に再帰反射することができる、例えばアメリカ合衆国特許第4,349,598号の「高效率逆反射材料」やアメリカ合衆国特許第4,895,428の「高效率逆反射材料」などのような再帰反射体が開発された。
これら逆反射材料は略90度の二面角で当接する二つの四角形面と上記四角形面に垂直して交差する三角形面がそれらの間にキューブコーナーを形成する反射素子が整列されたもので、これら逆反射材料は再帰反射率が最も高い主反射向の特定方向に大きく偏向されていて、入射角の大きい入射光に対しては再帰反射率が非常に高い。
また、国際公開WO 1998/20374号「高度に傾斜された再帰反射性キューブコーナー物品」の場合には、変形キューブコーナー構造を有し、この物品の場合も入射角の大きい特定入射光に対して再帰反射率が非常に高い。
しかし、上記逆反射材料は従来の典型的な再帰反射構造であるキューブコーナーのような方式で三つの反射面を利用して再帰反射をするため、キューブコーナーを利用した従来の再帰反射体の問題点、即ち、入射角が45度以上の特定入射角の入射光に対してのみ再帰反射效率が高く、入射角の小さい入射光に対しては再帰反射效率が非常に低くて再帰反射できる入射角の範囲が非常に狭小であるという問題点があった。また、上記逆反射材料は再帰反射率が最も高い入射向で定義される主反射向の設計変更が自由でないという問題点も克服できなかった。
本発明は上述したような従来の再帰反射体の問題点を解消するために、入射光をその入射角に沿って三つの反射面またはその以上の反射面に反射することによって、再帰反射效率が高いことは勿論、再帰反射可能な入射角の範囲が拡大されて再帰反射の範囲が広く、また再帰反射效率が最も高い入射向で定義される主反射向の設計変更が自由な再帰反射体を提供することをその目的とする。
以上の目的を達するための本発明による再帰反射体は、略90度の二面角で接する一対のコーナー反射面からなる少なくとも一つ以上の反射コーナーと;上記反射コーナーの両端にその最高垂直高さより小さい間隔で、上記反射コーナー角部の略垂直方向に形成されて、上記各コーナー反射面に対して略90度の二面角で接する一対の垂直反射面と;を含んでいる再帰反射素子を少なくとも一つ以上含むことを特徴とする。
上記最高垂直高さは、上記二つの垂直反射面の高さが同じである場合は、いずれか一方の垂直反射面の高さで定義され、二つの垂直反射面の高さが異なる場合は、より高い垂直反射面の垂直高さで定義される。
以上の構成で上記各再帰反射素子は上記二つの垂直反射面の間に並んで配列された二つ以上の反射コーナーを含む。
また、上記各再帰反射素子の二つの垂直反射面の間の間隔は、その最高垂直高さの1/2以下になることが好ましい。
また、上記二つの垂直反射面は、垂直高さが互いに異なるように形成されることができ、この場合、上記二つの垂直反射面の間の間隔tは、二つの垂直反射面の垂直高さの差の2/3以下になることが好ましい。
また、上記各再帰反射素子の二つの垂直反射面の高さが互いに異なる場合、上記再帰反射素子は垂直高さの低い垂直反射面が同じ方向を向けるように配列されたり、または垂直高さの低い垂直反射面が交互に反対方向を向けるように配列されることができる。
また、上記再帰反射素子の上部で各再帰反射素子に入射される入射光を受け入れる受光面は上記反射コーナーの角部と平行する基準面に対して1〜60度の傾斜角を有するように形成されることができる。
以上のような構成の本発明による再帰反射体は、入射光を入射角に沿って三つの反射面またはその以上の反射面に再帰反射することによって、再帰反射效率が高く、再帰反射可能な入射角の範囲が拡大されて再帰反射範囲が広い。また、再帰反射の效率が最も高い入射向で定義される主反射向の設計変更が自由となる。
本発明の第1実施形態による再帰反射体の部分拡大斜視図。 図1の平面図。 図1の側面図。 本発明の第1実施形態による再帰反射体の再帰反射素子の斜視図。 図4の再帰反射素子の反射コーナーの斜視図。 図5の正面図。 図5の側面図。 本発明の第1実施形態による再帰反射体でコーナー向が偏向された再帰反射素子の反射コーナーの横断面図。 本発明の第1実施形態による再帰反射体でコーナー向が偏向された再帰反射素子の反射コーナーの横断面図。 本発明の第1実施形態による再帰反射素子の再帰反射経路を示す側断面図。 本発明の第1実施形態による再帰反射素子の再帰反射経路を示す横断面図。 本発明の第2実施形態による再帰反射体の再帰反射経路を示す側面図。 本発明の第2実施形態による再帰反射体の再帰反射経路を示す側面図。 本発明の第2実施形態による再帰反射素子の斜視図。 本発明の第2実施形態による再帰反射素子の反射コーナーの斜視図。 図15の正面図。 図15の側断面図。 本発明の第2実施形態による再帰反射素子の反射経路を示す再帰反射素子の側面図。 本発明の第2実施形態による再帰反射素子の反射経路を示す再帰反射素子の正面図。 本発明の第2実施形態による再帰反射素子の反射経路を示す再帰反射素子の側面図。 本発明の第2実施形態による再帰反射素子の反射経路を示す再帰反射素子の正面図。 入射角の変化による本発明の第2実施形態による再帰反射素子の反射経路を示す側面図。 本発明の第2変形実施形態による再帰反射体の側面図。 本発明の第3実施形態による再帰反射体の斜視図。 図24の側断面図。 本発明の第3実施形態による再帰反射体の再帰反射素子の斜視図。 図26の正面図。 本発明の第3実施形態による再帰反射素子の変形実施形態の正面図。 図26の側面図。 反射経路を示した図26の正面図。 入射光の入射角の変化による反射経路変化を示した図26の側面図。 入射光の入射角の変化による反射経路変化を示した図26の側面図。 本発明の第3実施形態による再帰反射素子の主反射向ベクトル線図。 本発明の第3変形実施形態による再帰反射体の側面図。 本発明の第3変形実施形態による再帰反射素子の斜視図。 本発明の他の第3変形実施形態による再帰反射体の側面図。 本発明の第4実施形態による再帰反射体の斜視図。 図37の側面図。
本発明の目的、特徴及び長所は以下の詳細な説明によってさらに明確になる。
以下、本発明による再帰反射体の各種実施形態を具体的に説明する。
[第1実施形態]
図1には本発明の第1実施形態による再帰反射体の部分拡大斜視図が示されてあり、図2及び図3は図1の平面図及び側面図である。
図示したように、この第1実施形態による再帰反射体1は上部に平滑な受光面1aが形成され、底面に再帰反射素子10が所定のパターンで密集して配列されるように形成されたものである。
図4は上記再帰反射体で受光面1aを通じて入射される入射光を再帰反射する再帰反射素子10の拡大斜視図である。
図示したように、この第1実施形態で再帰反射素子10は互いに直角の面角で接する左コーナー反射面11a及び右コーナー反射面11bからなる反射コーナー11と、上記反射コーナー11の両側に垂直高さhより小さい間隔tで上記反射コーナー11の両端部に垂直方向に形成される一対の垂直反射面12、13などからなる。
上記反射コーナー11は、図5に示したように、それぞれ帯形状の矩形コーナー反射面11a、11bの一対が略90度の二面角で接して形成する反射構造で、これはその正面図及び側面図である図6及び図7に示すように、全反射プリズムのような反射構造を形成して、入射光Iの進行方向を縦方向(反射コーナーの縦方向)のみに変えるコーナー反射をする。
このような反射コーナー11は、図4に示すように、両コーナー反射面11a、11bが前垂直反射面12及び後垂直反射面13に略直角の二面角で接して、いずれか一方の垂直反射面12、13とともに互いに直交する三つの反射面からなるキューブコーナーのような再帰反射構造を形成する。これにより、反射コーナー11に投射される入射光Iをいずれか一つの垂直反射面12、13とともに再帰反射する。
図6に示すように、反射コーナー11の左コーナー反射面11a及び右コーナー反射面11bは、通常反射コーナー11が左右に対称する構造を有するように同じ幅Wに形成されるが、図8に示したように、光源の相対位置に沿って角部で両コーナー反射面11a、11bの間の重点Mを連結した正中線(Median Line)の方向で定義されるコーナー向Dが、光源が主に位置する側に偏向されるように、幅W1、W2が互いに異なるように形成されることもできる。また、左コーナー反射面11a及び右コーナー反射面11bの間の二面角φも反射素子10が入射光Iを円錐状に拡散して再帰反射させることができるように、90度より若干大きかったり小さく変更されることもできる。
反射コーナー11が入射光Iの中で、コーナー反射ができる光量の割合で定義されるコーナー反射率は、入射光Iの横方向の入射角αによって異なる。即ち、入射光Iがコーナー向Dで入射される場合、入射光Iの全量をコーナー反射して、コーナー反射率が最も高く、このコーナー向Dから入射方向が離れるほどコーナー反射することができる光量の割合が減って、コーナー反射率が減少する。例えば、図8に示すように、入射光Iがコーナー向Dと平行して入射される場合、入射光Iをコーナー向の方向の反射光Rで全量コーナー反射することができて、コーナー反射率が最も高く、図9に示すように、入射光Iの入射向がコーナー向Dから離れる場合コーナー反射できる領域(斜線領域)が減ってコーナー反射率が減少する。図面で、「i→r」で表示される反射経路は反射コーナー11が一方のコーナー反射面11bのみに反射してコーナー反射ができないで、単純鏡面反射をする入射光Iの進行経路を示した。
図10及び図11に示すように、この第1実施形態で各再帰反射素子10の垂直反射面12、13はそれらの間の間隔tに比べて、さらに高い垂直高さhを有するように形成されている(h>>t)。これら垂直反射面12、13は入射光Iをジグザグ形状に交互に鏡面反射して反射コーナー11の二つのコーナー反射面11a、11bを経て素子の外に出射させる。
以上のような構成からなる再帰反射素子10、即ち、コーナー反射をする反射コーナー11と鏡面反射をする二つの垂直反射面12、13からなる再帰反射素子10は、入射光が入射される場合、二つの垂直反射面12、13がジグザグ形状に交互に鏡面反射をし、その過程にいずれか一方の垂直反射面12、13が反射コーナーとともに形成するキューブコーナー型再帰反射構造で再帰反射をすることによって、入射光をその入射角αに沿って再帰反射またはコーナー反射を選択的にする。従って、相対移動する光源Lから入射される入射光に対しては入射角の変化によって二つの垂直反射面12、13の鏡面反射の交互回数が異なって、再帰反射及びコーナー反射を交互にする。
この第1実施形態による再帰反射体は、上記のように入射光Iをその入射角αによって再帰反射またはコーナー反射ができる再帰反射素子10が背面に規則的なパターンで密集配列されるように形成されたもので、相対移動する光源の入射光Iをその入射角αの変化によって再帰反射及びコーナー反射を交互しながら反射することができる。
従って、この第1実施形態による再帰反射体は、図3に示すように、相対移動する光源(例えば:自動車ヘッドライト)側の観察者(例えば:運転手)には点滅されるように見えて視認性が非常に高い。
また、この第1実施形態による再帰反射体は、入射光量対比再帰反射光量の割合で定義される再帰反射率が最も高い主反射向を、反射コーナー11を形成する二つのコーナー反射面11a、11bの幅W1、W2で容易に変更することができるので、主反射向Dの変更が自由であるという長所がある。
参考に、この第1実施形態による再帰反射体の点滅原理は以下の第2実施形態の説明からさらに明確に理解することができる。
[第2実施形態]
図12及び図13は本発明の第2実施形態による再帰反射体の側面図であり、図14はこの第2実施形態による再帰反射体の再帰反射素子の部分拡大斜視図である。
図示したように、この第2実施形態による再帰反射体の再帰反射素子20は、同一の平面上に並んで配列された反射コーナー210で形成されて、再帰反射素子20の基底部を成す反射コーナー列21と、上記反射コーナー列21の両側にその垂直高さhより小さい間隔tで上記反射コーナー10の垂直方向に形成される一対の垂直反射面22、23などからなる。
図15に示すように、本発明による再帰反射素子20の基底部で反射コーナー列21を形成する反射コーナー210はそれぞれ帯形状の矩形コーナー反射面211、212の一対が互いに直角の二面角φで接して形成する反射構造で、これは全反射プリズムのような反射構造を形成する。これにより、図15の横断面図と側面図である図16及び12bに示すように、光の進行方向を反射コーナーの縦方向のみに変えるコーナー反射をする。このような反射コーナー210は両コーナー反射面211、212が前垂直反射面22及び後垂直反射面23に略直角の二面角φで接することによって、それぞれいずれか一方の垂直反射面22、23とともに互いに直交する三つの反射面からなるキューブコーナーのような再帰反射構造を形成して、反射コーナー210に投射された入射光を再帰反射する。
図18及び図19に示すように、反射コーナー列210の両側の垂直反射面22、23は垂直高さhがそれらの間の間隔tより大きく形成される(h>t)。これらは再帰反射素子20に入射される入射光Iを交互に鏡面反射して、ジグザグ形状に反射コーナー列21まで投射させ(p1→p2)、二つの垂直反射面22、23の中のいずれか一方の垂直反射面22がコーナー反射(c1→c2)をする各反射コーナー210とともに再帰反射構造を形成して、各反射コーナー210に投射された光を再帰反射する(c1→c2→p3)。また、反射コーナー210を経て再帰反射された反射光Rを再びジグザグ形状に交互に鏡面反射して(p4→p5)、再帰反射素子20の外に出射させる。
以上のような構成からなる再帰反射素子20は、図18、図19及び図20、図21に示したように、入射光Iが入射される場合、両垂直反射面22、23がジグザグ形状に反射コーナー列21まで交互に鏡面反射して、これを反射コーナー列21の各反射コーナー210がいずれか一方の垂直反射面22、23とともに再帰反射すると、その反射光Rを両垂直反射面22、23がまたジグザグ形状に交互に鏡面反射して素子20の外に出射させることによって、入射光Iを入射角に沿って再帰反射したり、コーナー反射することができる。
この第2実施形態による再帰反射素子20は入射光が素子の正面で入射角0度に入射されると、図22の(a)に示すように、垂直反射面22、23を経らないで、反射コーナー210のみに直ちにコーナー反射をする。また、0度より大きい入射角αで入射される場合には、図22の(b)乃至(e)に示したように、入射角αの大きさによって再帰反射やコーナー反射を選択的にする。即ち、図22の(c)及び(e)に示したように、素子20の外に出射される直前の最後に鏡面反射する垂直反射面22、23が光源の反対側の垂直反射面22であれば、光源側で再帰反射をし、(b)及び(d)の場合のように、光源側の垂直反射面23であれば光源の反対側にコーナー反射をする。また、光源が相対移動して入射角αが0度から90度まで変化する場合には、入射角90度の入射光が両垂直反射面22、23を交差する回数(p1→p2→‥→p7)だけ再帰反射とコーナー反射を交互にすることによって、自動車の運転手のように、光源とともに移動する観察者に点滅するように見える。図22に示された再帰反射素子は、入射角αが0度から90度まで変化する間に再帰反射とコーナー反射を7回交互にして、3.5回点滅するように見せる。従って、この再帰反射素子20は前垂直反射面22及び後垂直反射面23の間の間隔が小さいほど入射光が前垂直反射面22及び後垂直反射面23の間を交互にする回数(点滅回数)が多くなるので、前垂直反射面22及び後垂直反射面23の高さhはそれらの間の間隔tより少なくとも2倍、好ましくは3倍以上になることが好ましい。
この再帰反射素子20の点滅周期は、前垂直反射面22及び後垂直反射面23の間隔t対比高さhの割合が高いほど、また屈折率が小さいほど光源の相対移動距離に比べて再帰反射及びコーナー反射を交互にする回数が増えて短くなり、また光源の相対移動速度が早いほど相対移動距離対比交互周期が短縮されて短くなる。
図12及び図13はこの第2実施形態による再帰反射体の各再帰反射素子20が入射角α1に沿って入射光Iを再帰反射したり、コーナー反射をする反射経路を示す。
図23はこの第2実施形態による再帰反射体の変形実施形態で、これは受光面2bが幾何学的に傾斜方向が反対である傾斜受光面2b、2bが交互に配列された多角面で形成された。
この再帰反射素子のように入射面2bが傾斜して形成されると、平滑な入射面2aを有する図12の再帰反射体と比べる時、入射光Iの屈折が緩和されるので、(β1<β2)の入射方向が同じであっても、入射後、出射されるまでの過程で両垂直反射面22、23を交差する回数が増え、結果的に光源が相対移動して入射角αが変化する場合、再帰反射とコーナー反射を交互にする回数が多くなって、さらに頻繁に点滅されるように見える。
[第3実施形態]
図24には本発明の第3実施形態による再帰反射体の部分拡大斜視図が示されており、図27にはその側面図が示されている。また、図26にはこの第3実施形態による再帰反射体の再帰反射素子の拡大図が示されている。
本発明の第3実施形態による再帰反射体3は硝子、クリスタル、ポリメチルメタアクリレート(PMMA:Poly Methyl Meta Acrylate)、ポリカーボネート、紫外線硬化樹脂、アクリルなどのような光透過性素材を薄板の形態に製作したもので、その底面や上部の受光面3aには再帰反射体を保護するための保護層や他の物体に附着するための接着層、再帰反射率を高めるための光沢性素材からなる反射層など各種機能を有する被覆層が被覆されることができる。
図24及び図25に示したように、この第3実施形態による再帰反射体は構造的には底面に高さが低い垂直反射面32が前方を向けるように配置された再帰反射素子30が斜面3cを有する溝3bを挟んで密集して配列されるように形成された。
上記各再帰反射素子30は、図26に示したように、略90度の二面角で接する一対のコーナー反射面31a、31bで構成された反射コーナー31と、上記反射コーナー31の両端に上記反射コーナー31の角部の垂直方向に形成された一対の垂直反射面32、33からなる。
図26の正面図である図27に示したように、反射コーナー31を形成する左コーナー反射面31a及び右コーナー反射面31bは、通常反射コーナー31が左右に対称な構造を有するように同じ幅Wを有し、90度の二面角φで接するように形成されるが、図28に示したように、光源の相対位置に沿って反射コーナー角部31cから左コーナー反射面31a及び右コーナー反射面31bの先端の間の重点Mを連結する正中線の方向で定義されるコーナー向Dがいずれか一方のコーナー反射面31a、31bの方に偏向βwされるように、左コーナー反射面31a及び右コーナー反射面31bの幅W、Wが異なるように形成されることもできる。また、これらの間の二面角φも反射素子30が入射光Iを円錐状に拡散して反射させることができるように、90度より若干大きかったり小さく設計変更されることができる。
図29は図26の側面図であって、図示したように、反射コーナー31の前、後端に形成される垂直反射面32、33はその上端高さの差△h=h−hが垂直反射面の間の間隔tより大きい値を有するように形成され、その高さの差△hは、光源の相対位置に沿って加減されることができる。また、上端高さh1が低い前方の垂直反射面32はその垂直高さh1が少なくとも反射コーナー30の垂直高さ(図27の符号h10参照)と同じであるか、それよりさらに高く形成されることが好ましい。
このような構造を有するこの第3実施形態による再帰反射素子30は、図31に示したように、前垂直反射面32及び後垂直反射33の間を通じて入射される入射光Iを入射角αに沿って入射角αの大きい入射光Iは、反射コーナー31の二つのコーナー反射面31a、31bと前垂直反射面32及び後垂直反射33を全部利用して再帰反射し、入射角αの小さい入射光Iは、図32に示したように、裏側の垂直反射面33と反射コーナー31の二つのコーナー反射面31a、31bのみを利用して再帰反射する。
一般に、再帰反射体の再帰反射素子は、入射光の入射角が変わる場合、再帰反射できる反射面の面積の割合が変化して再帰反射率が変化する。従って、再帰反射素子は再帰反射率が最も高い主反射向Dを保有することになるが、従来のキューブコーナーを利用した再帰反射素子は、この主反射向の設計変更が非常に難しくて、主反射向が入射面の法線方向から大きく離れることができない限界があり、入射角の大きい入射光に対しては再帰反射率が非常に低いという短所があった。
これに反して、本発明による再帰反射体の再帰反射素子30は、その再帰反射経路を示した図31、図32から分かるように、入射角αの大きい入射光Iは勿論、入射角αの小さい入射光Iに対しても再帰反射率が高い特性を有する。
この第3実施形態による再帰反射体の再帰反射素子30で、再帰反射率の最も高い主反射向Dは幾何学的に高さが異なる二つの垂直反射面32、33の上端高さの差△hと反射コーナー30のコーナー向によって決定される。即ち、図28及び図33に示したように、反射コーナー角部31cから左コーナー反射面31a及び右コーナー反射面31bの先端の間の重点Mを連結する正中線の方向で定義されるコーナー向Dの方向に偏向され、縦方向には、図30に示したように、前方の垂直反射面32の上端を横切る仮想の水平面と裏側の垂直反射面33が交差する交差点Pから前垂直反射面32及び後垂直反射面33の上端の間の重点Mを連結する正中線の方向に定義されるコーナー向Dの方向に偏向される。これにより、再帰反射素子30の主反射向Dは、図33に示したように、上記二つのコーナー向D、Dのベクトル和の方向になる。結果的に、再帰反射素子30の主反射向Dは再帰反射素子30の縦方向コーナー向Dを決める設計因子である前垂直反射面32及び後垂直反射33の高さの差△h=h−hと間隔t、また、横方向のコーナー向Dを決める設計因子である反射コーナー31の左コーナー反射面31a及び右コーナー反射面31bの傾きと幅W、Wを調整して、角度と方向に関らず非常に容易に変更することができ、特に、入射角αの大きい入射光に対してむしろ再帰反射率がさらに高い特性を有するように設計されることができる。
以上のような構成によって、この第3実施形態による再帰反射体3は、各再帰反射素子30の主反射向Dが前方に偏向されることによって、入射角の大きい入射光を主に再帰反射することができるが、特に、図27に示すように、光源Lの相対移動で入射光の入射角αが主反射向Dの偏向角(図33のβ参照)より小さくなっても再帰反射率が大きく低下しない長所がある。また、光源Lの相対位置に沿って再帰反射率が最も高い主反射向Dを各反射素子1の左コーナー反射面31a及び右コーナー反射面31bの幅W、Wと前垂直反射面h及び後垂直反射面hの高さの差△hを調整して方向及び角度に制限されないで容易に変更することができる。
図34には本発明の第3実施形態による再帰反射体の変形実施形態の再帰反射体の側断面図が示されており、図35にはその再帰反射素子の斜視図が示されている。
この変形実施形態から分かるように、本発明の第3実施形態による再帰反射体3の再帰反射素子35は前垂直反射面37及び後垂直反射面38の間の基底部に複数の反射コーナー36が並んで密集して配列されるように形成されることもできる。
このような再帰反射素子35は、図35に示すように、各反射コーナー35がその前、後に形成された一対の垂直反射面37、38とともにキューブコーナー型の再帰反射構造を形成して再帰反射するが、図26に示された再帰反射素子30に比べる時、構造的な差はあるが反射コーナーと前、後垂直反射面を利用する再帰反射原理が同じで、作用及び效果ではほとんど差がない。
この変形実施形態から分かるように、本発明の第3実施形態による再帰反射体3で再帰反射素子は設計上の要求条件によって、前垂直反射面37及び後垂直反射面38に対する反射コーナー36の相対大きさと数量などが多様に設計変更されることができる。この場合、主反射向と再帰反射率は縦方向コーナー向Dと横方向コーナー向Dによって変化するだけで、反射コーナー36の大きさや数量または垂直反射面の高さなどによってはほとんど影響されない。
ただ、この変形実施形態による再帰反射素子35は、図26に示された再帰反射素子30と比べる時、設計段階で各反射コーナー35の左、右コーナー反射面の幅の割合をそれぞれ異なるようにして、横方向コーナー向Dをそれぞれ異なるように調整することができ、これにより、再帰反射率が最も高い主反射向の方向を横方向で多様に変更することができるという長所がある。
特に、この第3変形実施形態による再帰反射体は、図34に示したように、縦方向コーナー向Dが反対方向で、主反射向Dの方向が反対である再帰反射素子35が交互に配列されたもので、このような再帰反射体は高い再帰反射率で両方向に再帰反射が可能であり、例えば両側に光源が存在する道路の中央線や横断歩道上の路面にこれら標識に対する視認性を高めるための標識として有用に活用されることができる。
図36にはこの第3実施形態のまた他の変形実施形態による再帰反射体が示されている。図示したように、この再帰反射体は上部の受光面3aが傾斜方向が反対である傾斜受光面3a1、3a2が交互に配列された多角面構造に形成されたものである。上記各傾斜受光面3a1、3a2は反射コーナー36の角部36cと平行する仮想面である基準面fに対して略1度乃至60度、好ましくは5〜45度の傾斜角の範囲内の傾斜角δで傾斜されているが、これは入射角αの大きい入射光Iに対する受光面3aの受光面積を拡大するとともに受光面3aでの入射光Iの屈折角を減少させることによって入射角αの大きい入射光Iに対する再帰反射素子35の再帰反射率を高める機能を果たす。
このような再帰反射体は前記図34に示された再帰反射体と比べる時、傾斜受光面3a1、3a2で入射光を受光するので、入射角αの大きい入射光に対して受光面積が拡大されて再帰反射率が高く、また垂直に入射される入射光Iを垂直反射面側を屈折させて再帰反射することができるので、入射角αが0度の入射光I、即ち、垂直に入射される入射光Iに対しても再帰反射が可能である。従って、設計者は再帰反射体の設計の時、上記傾斜受光面3a1、3a2の傾斜角δを素材の屈折率、前垂直反射面37及び後垂直反射面38の高さの差△h、再帰反射素子35と受光面3aとの間などの設計因子を考慮して調整することによって、再帰反射体35の主反射向Dの偏向角を自由に調整することができる。特に傾斜受光面3a1、3a2の傾斜角δを30度以上の大きさに大きく設計する場合には、主反射向の偏向角が小さくなって、入射角αの小さい入射光、即ち、主に再帰反射体の正面から入射される入射光に対して再帰反射率の高い再帰反射体の製造が可能である。
[第4実施形態]
図37には本発明の第4実施形態による再帰反射体の斜視図が示されており、図38にはその側面図が示されている。
この第4実施形態による再帰反射体4は、図37に示したように、単一再帰反射素子40からなるもので、正面に約35度の傾斜角(δ=35)で傾斜した受光面4aが形成され、裏側に左コーナー反射面41a及び右コーナー反射面41bからなる反射コーナー41が形成され、上、下に高さの差△hを有する垂直反射面42、43が形成される。
この再帰反射体は、屈折率が1.4〜1.6の素材で正面から入射される入射光を最も高い再帰反射率で再帰反射することができるように設計され、図38に示すように、正面から入射光Iが入射される場合、受光面4aで再帰反射素子の主反射向に屈折させて再帰反射することができるので、最も高い再帰反射率で再帰反射することができる。またこの再帰反射体4は光源の相対移動で受光面に対する入射光Iの入射角が小さくなる場合、その入射光Iを上下の垂直反射面42、43を利用して、図38に示す点線のような反射経路で再帰反射することができるので、再帰反射率が大きく低下しない長所がある。
以上の実施形態から分かるように、本発明は非常に多様な形態で実施されることができる。従って、上記の実施形態は単に本発明の技術思想を具体的に説明するために提示された例に過ぎず、本発明の技術思想を限定する意味に解釈されてはならなく、上記の実施形態で提示されない技術でも本発明の基本的な技術思想を含む場合であれば、たとえ構造的な差があっても本発明の技術保護範囲に含まれるものと解釈すべきである。
本発明による再帰反射体は、再帰反射率が高く、再帰反射が可能な再帰反射範囲が広く、また再帰反射率の最も高い主反射向の設計変更が自由である。従って、各種交通標識、視線誘導灯、視線誘導標、三角台などのような各種交通安全施設物や安全服、自動車、自転車、帽子、履き物など雨天の時や夜間に可視性確保が緊要な物品に附着されたり設置される再帰反射手段として、その利用価値が高いものである。

Claims (14)

  1. 略90度の二面角で接する一対のコーナー反射面からなる少なくとも一つ以上の反射コーナーと;上記反射コーナーの両端にその最高垂直高さより小さい間隔で上記反射コーナーの角部の略垂直方向に形成されて、上記各コーナーの反射面に対して略90度の二面角で接する一対の垂直反射面と;を含む再帰反射素子を少なくとも一つ以上含むことを特徴とする再帰反射体。
  2. 上記各再帰反射素子は上記二つの垂直反射面の間に並んで配列された二つ以上の反射コーナーを含むことを特徴とする請求項1に記載の再帰反射体。
  3. 上記二つの垂直反射面の間の間隔はその最高垂直高さ(h)の1/2以下であることを特徴とする請求項1に記載の再帰反射体。
  4. 上記二つの垂直反射面は垂直高さが互いに異なることを特徴とする請求項1に記載の再帰反射体。
  5. 上記二つの垂直反射面の間の間隔(t)は二つの垂直反射面の垂直高さの差の2/3以下であることを特徴とする請求項4に記載の再帰反射体。
  6. 上記再帰反射素子は互いに間隔を隔てて垂直高さの低い垂直反射面が同じ方向を向けるように配列されたことを特徴とする請求項4に記載の再帰反射体。
  7. 上記再帰反射素子は垂直高さの低い垂直反射面が交互に反対方向を向けるように配列されたことを特徴とする請求項4に記載の再帰反射体。
  8. 上記互いに対を成す垂直反射面の垂直高さの差がそれらの間の間隔より大きいことを特徴とする請求項4に記載の再帰反射体。
  9. 上記再帰反射素子の上部で各再帰反射素子に入射される入射光を受け入れる受光面が上記反射コーナーの角部と平行する基準面に対して1〜60度の傾斜角を有することを特徴とする請求項1に記載の再帰反射体。
  10. 上記再帰反射体の受光面は幾何学的に傾斜方向が反対の傾斜受光面が交互に配列された多角面であることを特徴とする請求項1に記載の再帰反射体。
  11. 上記傾斜受光面の傾斜角は5〜45度であることを特徴とする請求項10に記載の再帰反射体。
  12. 上記再帰反射体の受光面は幾何学的に傾斜方向が反対の傾斜受光面が交互に配列された多角面であることを特徴とする請求項4に記載の再帰反射体。
  13. 上記傾斜受光面の傾斜角は5〜45度であることを特徴とする請求項12に記載の再帰反射体。
  14. 上記再帰反射体素材の屈折率は1.4〜1.8であり、上記受光面は上記垂直反射面に接するように形成され、上記基準面に対して30〜45度の傾斜角を有することを特徴とする請求項9に記載の再帰反射体。
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