JP5332991B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、工程管理に係る情報処理技術に関する。
企業、学校、研究機関、役所等、様々な組織において、様々な活動が計画通りに進行しているかを管理する工程管理が行われている。そして、工程管理では、通常、情報処理装置上の管理ツールが利用される。
図1に、工程管理ツールを例示する。例えば、企業のプロジェクトは、並列に進行する複数の工程を含む。そして、工程ごとに担当者が、プロジェクト管理用のツール、表計算プログラム、ワードプロセッサ、電子メール等を利用し、それぞれの工程の進捗内容を管理者に報告する。そして、管理者は、報告された進捗内容を集計し、上位工程の管理者に報告とすることが多い。報告された進捗内容を管理者が集計し、上位工程の管理者に報告する場合、管理者は、報告された情報の集計作業、報告内容のまとめ作業を人手で実施する。
図2に、新製品開発時の設計工程を例示する。図2の例では、新製品開発プロジェクトは、システムV01の基本設計、機能設計、マニュアル設計、および各モジュールの開発工程を含む。図2では、さらに、モジュールとして、モジュールABCの開発工程が例示されている。そして、モジュールABCの開発工程は、機能設計、構成設計、コーディング、モジュールインターフェーステスト等の各工程を含む。さらに、モジュールABCの機能設計工程は、機能設計レビュー計画の作成、機能仕様書の作成を含む。同様に、モジュールABCの構成設計工程は、構成設計レビュー計画の作成、設計仕様書の作成、セキュリティ活動の監査、構成設計工程完了の承認等を含む。コーディング、モジュールインターフェーステストの工程も、それぞれの下位工程を含む。
特開2006−72413号公報 特開平10−249683号公報
上記従来の技術では、1つの工程の管理者が、管理対象の工程を1つずつ確認し、各工程の進捗状況をまとめていくと、異なる工程数分×工程ごとの確認作業量=総まとめ作業量に相当する、まとめ作業が発生する。それぞれの工程の管理者は、定期的に、例えば、毎週まとめ作業を実施することになり、工程管理作業上の手間が問題となる。大規模なプロジェクトでは、極めて多数の工程が存在し、それぞれの工程の進捗状況をまとめる作業工数が増大している。従来の進捗状況をまとめる手順は、(1)各担当者の進捗報告の有無の確認、および進捗報告がない場合の報告依頼作業(2)各担当者の工程での管理対象項目それぞれについての進捗内容についての報告の有無の確認(3)報告された進捗内容、すなわち報告されたデータの妥当性確認(4)報告されたデータをまとめた内容の報告資料作成等である。従来の工程管理では、管理者が(1)〜(4)で例示される作業を階層単位で実施する。あるいは、管理者がそれぞれの工程での進捗報告のたびに、(1)〜(4)で例示される作業を実施するため、(1)〜(4)で例示される作業が、管理者にとって大きな負担になっている。
開示の技術の目的は、階層的に工程管理される組織活動についての工程管理作業の工数を軽減することにある。
開示の技術の一側面は、被管理工程と被管理工程に含まれる複数の下位工程について、管理対象項目の情報を記憶する管理対象記憶部と、被管理工程について、管理対象項目の確認予定期限日を記憶する確認予定日指定部と、それぞれの下位工程の管理対象項目を、下位工程が含まれる上位工程の管理対象項目に反映する演算手順を記憶する演算指定部と、被管理工程の確認予定期限日に、演算指定部に記憶された演算手順にしたがって下位工程の管理対象項目の情報を演算し、被管理工程の管理対象項目の情報として管理対象記憶部に記憶させる管理処理部と、を備える情報処理装置として例示される。
本情報処理装置によれば、階層的に工程管理される組織活動についての工程管理作業の工数を軽減することができる。
工程管理ツールを例示する図である。 新製品開発時の設計工程を例示する図である。 情報処理装置が管理する複数の工程と、工程の進捗情報との関係を例示する図である。 情報処理装置の機能の構成図を例示する図である。 情報処理装置でのデータフローを例示する図である。 ツリー情報レコードの構成を例示する図である。 確認予定日指定部に指定されるデータを例示する図である。 進捗ルールテーブルの構成を例示する図である。 演算の名称と演算方法を例示する図である。 実施例2に係る情報処理装置の処理例(その1)である。 実施例2に係る情報処理装置の処理例(その2)である。 実施例2に係る情報処理装置の処理例(その3)である。 実施例2の情報システムの構成を例示する図である。 情報処理装置のハードウェア構成を例示する図である。 実施例2の情報システムが実行する管理処理の処理フローを例示する図である。
以下、図面を参照して、一実施形態に係る情報処理装置について説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本情報処理装置は実施形態の構成には限定されない。
図3から図7を参照して、実施例1に係る情報処理装置を説明する。本情報処理装置は、組織の様々な活動の工程を管理する。工程管理では、例えば、工程の進捗を示す進捗情報の収集、確認、およびまとめ作業が実行される。図3に、本情報処理装置が管理する複数の工程と、工程の進捗情報との関係を例示する。
組織の活動は、複数の工程を含む場合が多い。また、それぞれの工程は、さらに、下位の工程を含むこともある。したがって、工程の管理は、最下層の作業、すなわち、当該作業よりもさらには分割されない作業単位の工程において個々に登録された報告内容をまとめて、上位の工程の管理者に報告する作業をすることが多い。
例えば、図3の例では、組織の活動は、BLK1およびBLK2という2つの並列に実施される工程を有する。そして、例えば、工程BLK1は、さらに、下位の工程P1からP3を有する。そして、それぞれの下位工程P1からP3のそれぞれにおいて、進捗情報1から進捗情報3が報告される。工程BLK1の管理者は、それぞれの下位工程P1からP3に対する進捗情報1から3を集計し、さらに上位の工程に報告する。
上位の工程への報告のため、工程BLK1の管理者は、例えば、以下の作業を実行する。
(1)個々の報告日の妥当性、および、前回報告よりも新しい報告が登録されているかのチェック;
(2)作業量や進捗の集計作業;
(3)スケジュールの遅延状況の確認;
(4)下位工程P1からP3に対する進捗情報1から3を基にまとめられた進捗情報の報告作業、例えば、メール等での内部連絡;
本情報処理装置は、(1)から(4)で例示される作業の自動化を実現する。図4に、本情報処理装置の機能の構成図を例示する。本情報処理装置は、図4の管理対象記憶部2、確認予定日指定部3、および演算指定部4を、例えばデータベース上に保持する。また、本情報処理装置は、図4の管理処理部1として、コンピュータプログラムを実行する。
管理対象記憶部2は、被管理工程と被管理工程に含まれる複数の下位工程について、管理対象項目の情報を記憶する。被管理工程は、例えば、図3のBLK1、BLK2等であり、組織の活動の中で実施される工程である。なお、図3に示すように、被管理工程が複数あってもよい。図3に例示したように、被管理工程は、並列に実施される複数の下位工程を含む。管理対象項目の情報とは、被管理工程および被管理工程に含まれる複数の下位工程において、更新あるいは記録される情報の項目であり、例えば、組織の活動の進捗情報、累積作業量、成果物の量等である。
以下、被管理工程と、被管理工程に含まれる複数の下位工程との関係をプロセス構成と呼ぶ。また、管理対象記憶部2が記憶する情報をツリー情報レコードと呼ぶ。ツリー情報レコードと呼ぶのは、被管理工程と、被管理工程に含まれる複数の下位工程との関係が階層的なツリー構造で記述されるからである。
確認予定日指定部3には、被管理工程について、管理対象項目の進捗登録予定日(確認予定期限日ともいう)が設定される。また、演算指定部4には、それぞれの下位工程の管理対象項目を、下位工程が含まれる上位工程の管理対象項目に反映する際の演算手順が設定される。確認予定日指定部3および演算指定部4は、例えば、記憶装置上の記憶領域として例示される。なお、管理対象記憶部2、確認予定日指定部3および演算指定部4を含めて、本情報処理装置が処理するデータの格納先をデータベースともいう。
管理処理部1は、確認予定日指定部3に指定された被管理工程の進捗登録予定日に、演算指定部4に指定された演算手順にしたがって下位工程の管理対象項目の情報を演算し、被管理工程の管理対象項目の情報として管理対象記憶部2に記憶させる処理を実行する。より具体的には、管理処理部1は、例えば、(1)進捗情報の自動収集処理と、(2)進捗情報入力状態のチェック通知処理とを実行する。
(1)進捗情報の自動収集;
管理処理部1は、ツリー情報レコードと工程ごとに登録されている下位工程の管理レコードを元に、以下の処理を実施する。
まず、管理処理部1は、被管理工程において、進捗情報の登録処理、更新処理を実施するために、管理対象記憶部2のツリー情報レコードから、被管理工程に含まれる複数の下
位工程をピックアップする。そして、管理処理部1は、ピックアップした各下位工程の進捗内容をチェックする。下位工程の進捗内容は、管理対象記憶部2の管理レコードに保存されている。そして、管理処理部1は、進捗内容を収集し、データを加工する。そして、管理処理部1は、加工したデータを当該下位工程が含まれる被管理工程の進捗内容に反映する。すなわち、管理処理部1は、下位工程から収集した進捗情報を加工し、加工したデータを上位の被管理工程に登録し、あるいは、上位の被管理工程の進捗情報を更新する。ここで、下位工程から収集した進捗情報を加工する手順は、演算指定部4に指定されている。
図5に、本情報処理装置でのデータフローを例示する。実施例1に例示される組織の活動では、下位工程の各担当者が、担当者用の画面を通じて、下位工程の進捗情報を入力する。各担当者が入力した進捗情報は、管理処理部1を通じて、データベースの管理対象記憶部2に格納される。一方、管理処理部1は、管理者用の画面を通じた管理者の指示にしたがって、被管理工程に対して、被管理工程に含まれる下位工程での進捗情報を管理対象記憶部2の管理レコードから収集する。そして、管理処理部1は、収集した進捗情報を加工し、被管理工程の進捗情報に反映するともに、管理者用の画面を表示する。
図6に、ツリー情報レコードと各下位工程の管理レコードの構成を例示する。管理処理部1は、下位工程ごとに入力される最新の進捗情報を図6のレコードとして個々に管理する。図6では、図面左側に、BLK0で例示される被管理工程と、被管理工程に含まれる下位工程(PRC1〜PRC3)との関係が示されている。図6の中央部に、被管理工程BLK0および下位工程PRC1〜PCR3に対するツリー情報レコードが示されている。このツリー情報レコードは、被管理工程BLK0に対する管理レコードL0と、下位工程PRC1〜PCR3に対する管理レコードL1〜L3とを含む。
管理対象記憶部2は、ツリー情報レコードとともに、レコード定義情報RD1を含む。レコード定義情報RD1は、下位工程PRC1〜PCR3に対する管理レコードL1〜L3の項目名と、項目の属性を定義する。図6では、例えば、管理レコードL1〜L3の項目名は、NAME、ITEM1、ITEM2、およびITEM3が定義されている。また、管理レコードL1〜L3の項目の属性としては、それぞれ、TEXT、TEXT、INT、INTが定義されている。ここで、TEXTは、項目に設定される情報がテキストであることを示す。また、INTは、項目に設定される情報が整数であることを指定する。
さらに、管理対象記憶部2は、管理レコードL1〜L3の更新日(UPDATE DATE)のフィールドを保持する。実施例1では、管理レコードL1〜L3の更新日のフィールドには、YY/MM/DDの形式で、最新の更新年月日が格納される。
演算指定部4は、下位工程に対する管理レコードL1〜L3のそれぞれの項目の属性に応じて、実行すべき演算の種類を保持する。管理処理部1は、演算指定部4の指定にしたがって、下位工程に対する管理レコードL1〜L3のそれぞれの項目に入力された情報を演算し、被管理工程の管理レコードに反映する。演算としては、例えば、下位工程の項目を集計し、被管理工程に反映するための処理手順が定義される。例えば、テキスト属性の項目に対しては、各下位工程の項目の「テキストの結合」が演算指定部4に指定される。また、数値評価される項目については、例えば、合計、最小値、最大値、平均値等が、演算指定部4に、属性ごとに指定される。
(2)進捗情報入力状態のチェック通知;
管理処理部1は、被管理工程の管理レコードについて、進捗登録予定日に対して、過去の進捗登録日をチェックし、最新記事が入っていなければ対象者に対して通知し処理を促す。進捗登録予定日は、個々の日付の指定、あるいは、繰り返し指定等の形式で確認予定日指定部3に保持される。
図7に、確認予定日指定部3に指定されるデータを例示する。確認予定日指定部3は、進捗情報を登録する対象の被管理工程のID、登録予定日指定タイプ、および登録予定日の指定を含む。ここで、被管理工程のIDとは、進捗情報が管理される被管理工程を特定する情報である。また、登録予定日指定タイプは、登録予定日を指定する指定形式を定義する。指定形式としては、個々に登録予定日を指定する形式、繰り返し指定形式等が含まれる。
ただし、図7では、(A)(B)2つの指定例が示されている。図7の(A)は、登録予定日を個々に指定する場合の指定例である。登録予定日が個々に指定される場合に、確認予定日指定部3は、登録予定日指定タイプとして、”DAY”を保持する。さらに、登録予定日が個々に指定される場合に、確認予定日指定部3は、登録予定日として、個々の日付を保持する。管理処理部1は、個々に指定された日付で、進捗情報の入力状態をチェックする。なお、確認予定日指定部3は、登録予定日に加えて、さらに、進捗情報の入力状態をチェックする時間を指定する情報を保持してもよい。
また、図7の(B)は、登録予定日が繰り返し指定される例である。登録予定日が繰り返し指定される場合に、確認予定日指定部3は、登録予定指定タイプとして、”LOOP”を保持する。また、繰り返し指定される場合には、確認予定日指定部3は、登録予定日として、開始日(START)と、繰り返しのインターバル(LOOPTIME)とを保持する。管理処理部1は、開始日に対応するカレンダーデータに、繰り返しのインターバルに相当する数値を加算することによって、登録予定日を算出し、算出した日付で、進捗情報の入力状態をチェックする。なお、確認予定日指定部3は、繰り返し指定に加えて、さらに、進捗情報の入力状態をチェックする時間を指定する情報を保持してもよい。また、確認予定日指定部3は、日単位ではなく、時間単位の分解能でインターバルを指定できるようにしてもよい。また、毎週○曜日、毎月第○日のように、週単位、あるいは、月単位で指定できるようにしてもよい。
管理処理部1は、確認予定日指定部3での指定を基に、被管理工程のIDで指定される被管理工程に対して、進捗情報の更新がなされているか、否かを以下の手順で管理する。(a)管理処理部1は、それぞれの被管理工程に対して、確認予定日指定部3の登録予定日と、管理対象記憶部2の管理レコード、すなわち進捗情報の登録日を比較する。そして、被管理工程について、確認予定日指定部3の登録予定日を経過しても、登録予定日以降に、進捗情報が更新されていない場合には、管理処理部1は、次の(b)を実行する。
(b)管理処理部1は、(a)で進捗情報が更新されていないと判定した被管理工程に含まれる下位工程の管理レコード、すなわち、下位工程の進捗情報の登録日が、前回の登録予定日より新しい日付かを比較する。そして、前回の登録予定日以降に、下位工程の進捗情報が更新されていない場合、下位工程の担当者に、進捗情報の更新依頼を通知する。例えば、通知は、電子メールの送信によればよい。
以上述べたように、本実施例の情報処理装置によれば、組織の活動が被管理工程と、被管理工程に含まれる下位工程として把握される。そして、被管理工程および下位工程の進捗情報が管理対象記憶部2のツリー情報レコードに格納される。例えば、下位工程の担当者は、それぞれの工程の進捗情報を下位工程の管理レコードに入力する。一方、管理処理部1は、確認予定日指定部3に指定された登録日以降に、被管理工程の進捗情報の更新がなされているか、否かを判定する。そして、被管理工程の進捗情報の更新がなされていない場合に、被管理工程に含まれる下位工程について、前回の登録日以降に進捗情報の更新がなされているか、否かを判定する。
そして、下位工程について、進捗情報の更新がなされていない場合には、管理処理部1
は、下位工程の担当者に、下位工程の進捗情報の入力、例えば、進捗情報の入力を電子メール等で要求する。
一方、下位工程について、進捗情報の更新がなされている場合には、下位工程の進捗情報、すなわち、管理レコードの各項目の属性に応じた演算処理を実行し、その演算結果、すなわち、下位工程の進捗情報を加工したデータを下位工程が含まれる上位の被管理工程の管理レコードに反映する。下位工程の管理レコードの各項目の属性に応じた演算処理は、例えば、下位工程の管理レコードの項目がテキストの場合には、テキストを結合する処理である。また、下位工程の管理レコードの各項目の属性に応じた演算処理は、例えば、下位工程の管理レコードの項目が数値評価される項目の場合には、例えば、合計、最小値、最大値、平均値等の処理である。
したがって、本情報処理装置によれば、各下位工程の担当者が入力した情報を所定の登録予定日に、所定の演算処理にしたがって、加工したデータを生成し、上位の被管理工程の管理レコードに反映できる。したがって、本情報処理装置は、被管理工程と被管理工程に含まれる下位工程が多数におよぶ複雑な組織おいて、工程管理の負担を軽減できる。
図8から図14の図面を参照して、実施例2に係る情報処理装置を説明する。実施例1では、管理処理部1が、確認予定日指定部3で指定された登録予定日を基準に、ツリー情報レコードの下位工程の進捗情報を、演算指定部4に指定された演算処理にしたがって演算し、上位の被管理工程に反映する処理を説明した。実施例2では、下位工程の進捗情報を演算指定部4に指定された演算処理にしたがって演算し、上位の被管理工程に反映する他の処理を例示する。実施例2に係る情報処理装置の構成は、実施例1の場合と同様である。そこで、実施例2においても、情報処理装置の機能の構成は、図4によって例示し、その説明は省略する。
<進捗ルールテーブル>
実施例2の情報処理装置の演算指定部4は、進捗ルールテーブルを保持する。図8に、進捗ルールテーブルの構成を例示する。図8のように、進捗ルールテーブルは、ツリー情報レコードの下位工程の管理レコードのそれぞれの項目に対する演算を指定する。なお、図8の例では、進捗ルールテーブルは、管理レコードのそれぞれの項目の属性を有しているが、属性を省略してもよい。
図8の例では、例えば、項目”NAME”に対して、演算として、”CAT”、すなわち、結合が指定されている。また、項目”ITEM1”に対して、演算として、”CAT”、すなわち、結合が指定されている。また、項目”ITEM2”に対して、演算として、”SUM”、すなわち、合計が指定されている。また、項目”ITEM3”に対して、演算として、”AVE”、すなわち、平均が指定されている。
図9に、演算の名称と、演算方法の例を列挙する。図9の例では、演算として、”CAT”、”SUM”、”AVE”、”WORST”、”LATEST”、”DIFF”、”D−COMP”、”CUSTOM”が例示されている。
すでに述べたように、”CAT”は、テキストの結合、すなわち、下位工程の管理レコードの項目に指定された文章を接続して1つの文章とし、上位の被管理工程の管理レコードに反映する処理を指定する。また、”SUM”は、下位工程の管理レコードの項目に指定された数値を合算し、上位の被管理工程の管理レコードに反映する処理を指定する。
同様に、”AVE”は、下位工程の管理レコードの項目に指定された数値を工程数で平
均し、上位の被管理工程の管理レコードに反映する処理を指定する。同様に、”WORST”は、下位工程の管理レコードの項目に指定された数値のうち、最大値を抽出する。ただし、”WORST”は、数値が大きいほど悪いことを示す項目、例えば、遅延日数、所要時間、所要人員、追加工数等に適用される。また、LATESTは、最新日時、すなわち、最も遅い日時を抽出することを指定する。
また、”DIFF”は、2つの管理項目間での差分を指定する。例えば、DIFFの演算対象として、下位工程の管理レコード中の1つの項目について、指定された登録日の進捗情報と、指定された登録日の前の登録日の進捗情報とを指定する。例えば、同一項目の異なる登録日の進捗情報の差分値を計算することで、工程の状態を解析できる。
また、”D−COMP”は、管理レコードの項目に指定された1つのデータと、他のデータとを比較し、一致、不一致を判定する。また、”CUSTOM”は、カスタマイズされた演算、すなわち、ユーザに、既存の演算を組み合わせて、ユーザ独自の演算を定義し、ユーザ指定の管理レコードの項目に適用する機能を提供する。
<処理例>
図10から図12に、実施例2に係る情報処理装置の処理例を示す。図10には、被管理工程BLK1と、被管理工程BLK1に含まれる下位工程P1〜P3が示されている。ツリー情報レコードは、被管理工程BLK1の管理レコードL10と、下位工程P1〜P3の管理レコードL11〜L13とを含む。それぞれの管理レコードは、いずれも、NAME、進捗率、見込み、予定、実績、内容の各項目を含む。
”NAME”の項目は、工程名を保持する。”進捗率”の項目は、各工程の担当者が入力した進捗率を保持する。”見込み”の項目は、計画時の完了予定日付である。”予定”の項目は、各工程の担当者が入力した完了予定日付である。”実績”は、実際に工程が完了した日付である。”内容”は、各工程に関する現在の状況を説明する説明文である。
そして、図10の例では、”進捗率”に対する演算として、平均(AVE)が指定されている。また、”予定”に対して、一番遅れそうな値(LATEST)が指定されている。さらに、”内容”に対して、結合(CAT)が指定されている。
今、確認予定日指定部3に定義された登録予定日が、2009年2月20日であると仮定する。一方、図11のように、被管理工程BLK1の管理レコードの更新日付が2009年2月10日であったとする。なお、上記工程である被管理工程の情報の更新をまとめ登録と呼ぶ。2009年2月10日に被管理工程BLK1の管理レコードが更新され、2009年2月20日に至った場合、管理処理部1は、最新の情報が、被管理工程BLK1の管理レコードに反映されていないと判断する。
そこで、管理処理部1は、被管理工程BLKに含まれる下位工程について、管理レコードを確認する。図12に、下位工程の管理レコードのデータを例示する。図12の例では、下位工程P1については、更新日付が2009年2月15日である。したがって、下位工程P1については、上位の被管理工程BLK1の最新の更新日である2009年2月10日以降に、さらに、新たな情報が入力されている。
一方、下位工程P2については、更新日付が2009年2月8日であり、下位工程P3については、更新日付が2009年2月9日である。したがって、下位工程P2、およびP3については、上位の被管理工程BLK1の最新の更新日である2009年2月10日以降に、さらに、新たな情報が入力されていない。そこで、管理処理部1は、下位工程P2、およびP3の担当者に、下位工程P2、P3の管理レコードの更新を依頼する。
そして、すべての下位工程の管理レコードについて、被管理工程BLK1の管理レコードの前回の更新日付(2009年2月10日)以降に、更新がなされると、管理処理部1は、下位工程の管理レコードのそれぞれの項目に指定された演算にしたがって、それぞれの項目を演算し、演算結果のデータを上位の被管理工程BLK1の管理レコードに反映する。すなわち、管理処理部1は、下位工程の管理レコードの更新後の情報を演算し、上位の管理レコードにまとめ登録する。
<システムの構成例>
図13に、実施例2の情報システムの構成を例示する。実施例2の情報システムは、情報処理装置10と、複数の端末20−1、20−2等を有する。情報処理装置10は、実施例1で説明した情報処理装置と同様であり、管理処理部1、およびデータベースを含む。また、データベースは、管理対象記憶部2、確認予定指定部3、および演算指定部4を含む。
情報処理装置10は、ネットワーク30を通じて、複数の端末20−1、20−2等と接続される。なお、複数の端末20−1、20−2等を総称する場合には、単に端末20と呼ぶ。
各工程の担当者は、自身の端末、例えば、端末20−1からネットワーク30を通じて、情報処理装置10にアクセスし、下位工程の進捗情報を入力する。入力された進捗情報は、データベース内の管理対象記憶部2の管理レコードに格納される。
一方、上位工程、すなわち、被管理工程の管理者は、自身の端末、例えば、端末20−2からネットワーク30を通じて、情報処理装置10にアクセスし、管理処理の実行を起動する。管理処理の実行が起動されると、情報処理装置10は管理処理部1として機能する。管理処理部1は、被管理工程の進捗情報の更新日、および、被管理工程に含まれる下位工程の更新日を確認する。そして、例えば、図11に示したように、被管理工程の管理レコードが更新されていない場合には、管理処理部1は、図12に示したように、下位工程について、管理レコードの更新がなされているか否かを確認する。そして、下位工程の管理レコードの更新がなされていない場合には、更新がなされていない工程の担当者に電子メール等で管理レコードの更新を促す。また、下位工程の管理レコードの更新がなされているが、被管理工程の管理レコードが更新されていない場合には、管理処理部1は、演算指定部4の指定にしたがって、下位工程の管理レコードの項目を演算し、被管理工程の管理レコードに反映する。
<ハードウェア構成の例>
図14に、情報処理装置のハードウェア構成を例示する。情報処理装置10は、ネットワーク30に接続可能なコンピュータである。情報処理装置10は、CPU11、メモリ12、ハードディスクドライブ13等の外部記憶装置、ディスプレイ14、操作部15、通信部16、可搬型記憶媒体入出力装置17を有する。
CPU11は、メモリ12に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行し、情報処理装置10の機能を提供する。CPU11は、1個に限定されず、複数のコアを含むものでもよい。
メモリ12は、CPU11が実行するコンピュータプログラム、CPU11が処理するデータ等を記憶する。メモリ11は、不揮発性のROM(Read Only Memory)と、揮発性のDRAM(Dynamic Random Access Memory)とを含む。
ハードディスクドライブ13に駆動されるハードディスクには、メモリ12に展開されるコンピュータプログラム、あるいは、CPU11が処理するデータ等が格納される。ハードディスクドライブ13に代えて、フラッシュメモリ等、SSD(Solid State Drive
)を用いてもよい。ハードディスクドライブ13、あるいは、SSD等の外部記憶装置は、インターフェース13Aを通じて、CPU21に接続される。
インターフェース13Aは、例えば、USB(Universal Serial Bus)、IDE(Integrated Drive Electronics)、SCSI(Small Computer System Interface)、FC(Fibre Channel)等のインターフェースである。
ディスプレイ14は、例えば、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスパネル等である。ディスプレイ14は、インターフェース14Aを通じて、CPU21に接続される。インターフェース14Aは、例えば、VGA(Video Graphics Array)等のグラフィックスモジュール、DVI(Digital Visual Interface)等のインターフェースである。
操作部15は、キーボード、マウス、タッチパネル、静電パッド等の入力装置である。静電パッドは、平面パッドを指等でなぞるユーザ操作を検知し、ユーザ操作に応じてディスプレイ上のカーソルの位置と移動状態とを制御するために使用される装置である。例えば、平面パッド下の電極の静電容量の変化によって、ユーザの指の動きが検知される。操作部15は、インターフェース15Aを通じて、CPU11に接続される。インターフェース15Aは、例えば、USBのインターフェースである。
通信部16は、NIC(Network Interface Card)とも呼ばれる。通信部16は、例えば、LAN(Local Area Network)のインターフェースである。通信部16は、インターフェース16Aを通じて、CPU11に接続される。インターフェース16Aは、例えば、CPU11の内部バスに接続する拡張スロットである。
可搬型記憶装置17は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク、フラッシュメモリカード等の入出力装置である。可搬型記憶装置17は、インターフェース17Aを通じて、CPU11に接続される。インターフェース17Aは、例えば、USB、SCSI等のインターフェースである。
なお、端末20の構成は、ほぼ、図13に示した情報処理装置10と同様である。すなわち、端末20は、CPU、メモリ、外部記憶装置、ディスプレイ、操作部、通信部、可搬型媒体入出力装置等を有する。
<処理フロー>
図15に、実施例2の情報システムが実行する管理処理の処理フローを例示する。
被管理工程の管理者は、自身の端末、例えば、図13に示した端末20−2からネットワーク30を通じて、情報処理装置10にアクセスし、管理処理を起動する。管理処理は、例えば、端末20−2からネットワーク30を通じてアクセスされる情報処理装置10で起動される。管理処理では、情報処理装置10のCPU11は、図4に示した管理処理部1として、メモリ12上に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行する。そこで、以下、情報処理装置10の処理を管理処理部1の処理として説明する。
管理処理部1は、端末20−2にまとめ進捗登録処理の画面を表示させる。そして、例えば、被管理工程の管理者が、端末20−2に表示された画面上のまとめ進捗登録処理実行ボタンの操作部15による押下、あるいは、まとめ進捗登録処理実行メニューの操作部15による選択を行う。すると、端末20−2から情報処理装置10に、まとめ進捗登録
処理の実行が指示されるので、情報処理装置10は、チェックルールにしたがったまとめ進捗登録処理を実行する。
管理処理部1は、まず、自動登録がONに設定されているか否かを判定する(F21)。自動登録がONかOFFかは、例えば、情報処理装置10が端末20−2に提供する管理者用の画面で管理者が指定できる。
自動登録がONに設定されている場合、管理処理部1は、自動登録モードで処理を実行する(F23)。以下、自動登録モードの処理を例示する。自動登録モードでは、管理処理部1は、現在の日時を情報処理装置10のOS(オペレーティングシステム)から取得する。そして、管理処理部1は、現在の日時が登録予定日を過ぎているか、否かを判定する(F24)。
現在の日時が、登録予定日を過ぎていない場合、管理処理部1は、まとめ進捗処理をNGの戻り値で終了してよい。ただし、現在の日時が登録予定日を過ぎているか否かの判定処理を含むF23−F26の処理は、例えば、バックグラウンドのプロセスとして定期的に実行されるようにしてもよい。そして、登録予定日が過ぎたことをトリガとしてF25以下の処理が実行されるようにしてもよい。
現在の日時が、登録予定日を過ぎている場合、管理処理部1は、前回の登録日以降、被管理工程に含まれる下位工程に関する新たな報告があるか否かを判定する(F25)。前回の登録日とは、上位工程、すなわち、被管理工程についての管理レコードの最新の登録日をいう。前回の登録日以降、被管理工程に含まれる下位工程に関する新たな報告がない場合、管理処理部1は、下位工程の担当者に、下位工程に関する新たな報告の入力要求を通知する(F26)。入力要求は、例えば、メールを送信することによってなされる。入力要求は、登録予定日を過ぎている場合には、下位工程に関する新たな報告の入力が確認されるまで、定期的に、例えば、一日1回実行されるようにしてもよい。また、入力要求を定期的に実行する場合には、まとめ進捗処理自体は、一旦終了してもよい。あるいは、管理処理部1は、下位工程に関する新たな報告の入力が確認されるまで、まとめ進捗登録処理を継続し、新たな報告の入力が確認されると、管理処理部1は、OKの戻り値でまとめ登録処理を終了してもよい。
一方、F25の判定で、前回の登録日以降、被管理工程に含まれる下位工程に関する新たな報告がある場合、管理処理部1は、OKの戻り値でまとめ登録処理を終了する。なお、被管理工程に含まれる下位工程が複数ある場合には、F24−F26の処理は、被管理工程に含まれる複数の下位工程に対して実行される。
まとめ登録処理がOKの戻り値で終了すると、管理処理部1は、進捗情報収集処理を実行する(F3)。進捗情報収集処理では、管理処理部1は、被管理工程に含まれる下位工程、すなわち、各プロセスの管理レコードを読み込む(F31)。そして、管理処理部1は、進捗集計ルールを基に下位工程の管理レコードの項目情報を収集する(F32)。進捗集計ルールにしたがった処理とは、図9に示した演算により処理であり、図8のように、例えば、管理レコードの項目ごとに指定できる。管理処理部1は、情報が未収集のすべての下位工程の情報を収集するまで、F32の処理を繰り返す(F33)。そして、情報が未収集のすべての下位工程について、情報収集が完了すると、管理処理部1は、進捗情報収集処理を終了する(F33)。
次に、管理処理部1は、まとめ進捗登録処理および進捗情報収集処理で収集した情報を表示する(F4)。F4の処理では、例えば、下位工程の管理レコードを基に結合されたテキスト、数値の合計値、平均値、最大値、最低値、日程の最大遅延値、項目間の差分値
、ユーザ指定のカスタマイズ関数等により、スケジュールの遅延、完了予定日、現在の工数等、追加となる見込み工数等が表示される。その結果、スケジュール状況の遅延を示す進捗情報が抽出される。
そして、例えば、管理者が端末20−2に表示された画面上の登録ボタンを押下し、あるいは、登録メニュー等を選択することにより、画面上の情報が、被管理工程の管理レコードとして、管理対象記憶部2に登録される。その後、管理処理部1は、処理を終了すればよい。
一方、F2において、戻り値NGでまとめ進捗登録処理が終了した場合、管理処理部1は、そのまま処理を終了してもよい。
以上述べたように、本実施例の情報処理装置10によれば、複数の下位工程を含む被管理工程を管理する場合に、下位工程の各担当者への進捗情報の入力要求、進捗報告内容の確認、収集した進捗報告内容の被管理工程へのまとめ作業等の管理処理をCPU10がコンピュータプログラムにしたがって、管理処理部1として実行する。したがって、管理者は、例えば、端末20−2に表示された画面上の実行指示ボタンの押下、メニュー項目の選択等の操作によって、管理処理を実行できる。管理者は、端末20−2に表示された画面の進捗情報収集処理の結果を確認し、収集した情報の管理対象記憶部2への登録を指示すればよい。したがって、組織の活動が、階層構造をなす上位工程と下位工程の組み合わせで行われる場合も、組織の管理者の負担が軽減される。
なお、実施例2では、被管理工程と被管理工程に含まれる下位工程を有する2階層の工程管理の例を示した。しかし、被管理工程にさらに、上位工程が存在する場合も、情報処理装置10は、実施例2と同様の処理を実行すればよい。また、下位工程にさらに、下位の孫工程が存在する場合も、情報処理装置10は、実施例2と同様の処理を実行すればよい。すなわち、実施例2に示した処理は、工程の階層が2階層に限定されることはなく、3以上のN階層の工程を含む組織の活動にも同様に適用できる。
《コンピュータが読み取り可能な記録媒体》
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、ブルーレイディスク、DAT、8mmテープ、フラッシュメモリなどのメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
1 管理処理部
2 管理対象記憶部
3 確認予定日指定部
4 演算指定部
10 情報処理装置
20 端末

Claims (3)

  1. 被管理工程と前記被管理工程に含まれる複数の下位工程について、管理対象項目の情報を記憶する管理対象記憶部と、
    前記被管理工程について、前記管理対象項目の確認予定期限日を記憶する確認予定日指定部と、
    前記それぞれの下位工程の管理対象項目の情報を、該管理対象項目ごとに対応付けられたまとめ処理により抽出し、前記下位工程が含まれる上位工程の管理対象項目に反映する演算手順を記憶する演算指定部と、
    前記被管理工程の確認予定期限日以後に、前記演算指定部に記憶された演算手順にしたがって前記下位工程の管理対象項目の情報を、該管理対象項目ごとに対応付けられたまとめ処理により抽出して演算し、前記被管理工程の管理対象項目の情報として前記管理対象記憶部に記憶させる管理処理部と、を備える情報処理装置。
  2. コンピュータが、
    被管理工程と前記被管理工程に含まれる複数の下位工程について、管理対象項目の情報を管理対象記憶部に記憶するステップと、
    前記被管理工程について、前記管理対象項目の確認予定期限日を確認予定日指定部から読み出すステップと、
    前記それぞれの下位工程の管理対象項目の情報を、該管理対象項目ごとに対応付けられたまとめ処理により抽出し、前記下位工程が含まれる上位工程の管理対象項目に反映する演算手順を演算指定部から読み出すステップと、
    前記被管理工程の確認予定期限日に、前記演算指定部に記憶された演算手順にしたがって前記下位工程の管理対象項目の情報を、該管理対象項目ごとに対応付けられたまとめ処理により抽出して演算し、前記被管理工程の管理対象項目の情報として前記管理対象記憶部に記憶させる管理処理ステップと、を実行する情報処理方法。
  3. コンピュータに、
    被管理工程と前記被管理工程に含まれる複数の下位工程について、管理対象項目の情報を管理対象記憶部に記憶するステップと、
    前記被管理工程について、前記管理対象項目の確認予定期限日を確認予定日指定部から
    読み出すステップと、
    前記それぞれの下位工程の管理対象項目の情報を、該管理対象項目ごとに対応付けられたまとめ処理により抽出し、前記下位工程が含まれる上位工程の管理対象項目に反映する演算手順を演算指定部から読み出すステップと、
    前記被管理工程の確認予定期限日に、前記演算指定部に記憶された演算手順にしたがって前記下位工程の管理対象項目の情報を、該管理対象項目ごとに対応付けられたまとめ処理により抽出して演算し、前記被管理工程の管理対象項目の情報として前記管理対象記憶部に記憶させる管理処理ステップと、を実行させるためのプログラム。
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