JP5332283B2 - 空調制御の仲介装置、空調制御システム、空調制御方法および空調制御プログラム - Google Patents
空調制御の仲介装置、空調制御システム、空調制御方法および空調制御プログラム Download PDFInfo
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Description
<空調システムの全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係る空調システム1の構成を示す。この空調システム1は、例えば、住宅またはオフィスビル等の建物(物件)で用いられる空調システムであり、主として、室外機10および室内機20a−20cからなる空調機と、空調制御のためのインターフェースとして用いる汎用のサーモスタット30a−30cと、仲介装置40a−40cと、から構成されている。
(1)サーモスタット30a−30cの構成
まず、図2および図3を用いて、サーモスタット30a−30cについて説明する。図2は、サーモスタット30a−30cの表示部の一例を示す。サーモスタット30a−30cは、特に米国で、空調機、ガスファーネス、およびファン等のインターフェースとして多く用いられており、サーモスタット30a−30cに接続される機器のオン・オフ制御機能、温度設定機能、冷暖房の設定機能、除湿設定機能、ファンのオン・オフ設定機能等を有する。さらに、サーモスタット30a−30cは、接続される機器のスケジュール制御が可能である。図3は、サーモスタット30a−30cから出力される信号を示す表である。本実施形態では、後述する仲介装置40a−40cが、これらの信号を空調機の読み取り可能な信号に変換して空調機に送信する。
次に、本実施形態の空調システム1に用いられる空調機について説明する。
次に、仲介装置40a−40cについて説明する。仲介装置40a−40cは、それぞれに接続される一つのサーモスタット30a−30cから入力される各種信号を空調機の読み取り可能な信号に変換し、変換した信号をそれぞれに接続された一つの室内機20a−20cに送信する。また、仲介装置40a−40cは、サーモスタット30a−30cから入力される信号および吸込み温度センサ21a−21cで検知される吸込み温度値等を用いて空調目標温度値を決定し、当該空調目標温度値を設定温度値としてそれぞれに接続された室内機20a−20cに送信する。以下、図4を用いて仲介装置40aの構成について説明するが、他の仲介装置40b、40cも同様の構成であるものとする。
以下、図5および図6を参照して、仲介装置40a−40cによる空調機の冷房運転時の制御方法を詳細に説明する。なお、以下の説明では、サーモスタット30aおよび仲介装置40aを用いて、室内機20aを制御する際の制御方法を説明するが、サーモスタット30bおよび仲介装置40bを用いて室内機20bを制御する場合、およびサーモスタット30cおよび仲介装置40cを用いて室内機20cを制御する場合も同様であるものとする。
(1)本実施形態に係る空調システム1において、仲介装置40a−40cはサーモスタット30a−30cから出力される制御信号を空調機の読み取り可能な信号に変換する。また、仲介装置40a−40cは、サーモスタット30a−30cから入力される信号および空調機で検知される吸込み温度値に基づいてサーモスタット30a−30cで設定された温度の近似値である空調目標温度値を決定する。当該空調目標温度値が設定温度値として空調機に送信されるため、サーモスタット30a−30cを用いて運転に設定温度値が必要な空調機を動作させることができる。これにより、インバータ制御を行う空調機を新たに導入する場合であっても、従来から使用する空調インターフェースとしてのサーモスタット30a−30cを新たな空調機のインターフェースとして継続して用いることができる。
(1)本実施形態では、マルチタイプのヒートポンプ式空調機を用いたが、シングルタイプのヒートポンプ式空調機を用いても構わない。また、ヒートポンプ式空調機に限らず、インバータ制御される空調機であれば、その他の空調機にも適用できる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
10 室外機
20a−20c 室内機
30a−30c サーモスタット(空調インターフェース)
40a−40c 仲介装置
81,82 通信線
88 冷媒路
Claims (9)
- 自己の温度センサで検知する第1室温値と自己に設定された設定温度とに基づき接点をONまたはOFFに変化させる空調インターフェース(30a−30c)に接続され、空調機(10,20a−20c)と前記空調インターフェースとを仲介する空調制御のための仲介装置(40a―40c)であって、
前記接点の変化を検出する検出部(44a)と、
温度情報を記憶する記憶部(42)と、
前記接点の変化が検出された後の経過時間を計測するタイマー部(43)と、
前記空調機を動作させるための空調目標温度値を決定する空調目標温度値決定部(44d)と、
を備え、
前記空調目標温度値決定部は、前記経過時間が第1時点に達するまでの時間である所定時間内に接点の変化が複数回検出された場合に、前記複数回検出された前記接点の変化のうち、最後に検出された接点の状態に応じて、前記温度情報に基づいた前記空調目標温度値を決定する第1決定処理を行う、
仲介装置。 - 前記温度情報は、前記空調機の最大能力値または最小能力値に関する情報を含み、
前記空調目標温度値決定部は、前記所定時間内に複数回検出された接点の変化のうち、最後に検出された接点の状態に応じて、前記最大能力値または前記最小能力値を前記空調目標温度値として決定する処理である前記第1決定処理を行う、
請求項1に記載の仲介装置。 - 前記空調目標温度値決定部は、前記接点の状態がONの場合、前記最大能力値を空調目標温度値として決定し、前記接点の状態がOFFの場合、前記最小能力値を空調目標温度値として決定する、
請求項2に記載の仲介装置。 - 前記温度情報は、空調機から取得した第2室温値を含み、
前記空調目標温度値決定部は、前記接点の変化が検出された際の前記第2室温値を用いて前記空調目標温度値を決定する第2決定処理をさらに行う、
請求項1に記載の仲介装置。 - 前記第2室温値は、過去に前記空調機から取得された過去の第2室温値を含み、
前記空調目標温度値決定部は、前記過去の第2室温値と、前記過去の第2室温値が取得された後に前記空調機から取得された新たな第2室温値との平均値を用いた値を前記空調目標温度値として決定する処理である前記第2決定処理を行う、
請求項4に記載の仲介装置。 - 前記空調機の運転状態であるサーモオン状態またはサーモオフ状態を把握する状態把握部(44b)をさらに備え、
前記空調目標温度値決定部は、前記接点の変化が検出された後、前記経過時間が前記第1時点に達するまでに新たな接点の変化が検出されず、かつ、前記第1時点以降の時点である第2時点に達するまでに新たな接点の変化が検出されない場合、前記運転状態と前記接点の状態とに基づいて、前記最大能力値または前記最小能力値を前記空調目標温度値として決定する第3処理をさらに行う、
請求項2に記載の仲介装置。 - 請求項1記載の仲介装置(40a−40c)と、
前記仲介装置によって空調機との接続が仲介される空調インターフェース(30a―30c)と、
前記仲介装置から送信される前記空調目標温度値に基づき空調制御を行う空調機(10,20a−20c)と、を備える空調制御システム。 - 自己の温度センサで検知する第1室温値と自己に設定された設定温度とに基づき接点をONまたはOFFに変化させる空調インターフェース(30a―30c)を利用して空調機(10,20a−20c)を制御するための空調制御方法であって、
前記接点の変化を検出する検出ステップと、
温度情報を記憶する温度情報記憶ステップと、
前記接点の変化が検出された後の経過時間を計測する計測ステップと、
前記空調機を動作させるための空調目標温度値を決定する決定ステップと、
を備え、
前記決定ステップでは、前記経過時間が第1時点に達するまでの時間である所定時間内に接点の変化が複数回検出された場合に、前記複数回検出された前記接点の変化のうち、最後に検出された接点の状態に応じて、前記温度情報に基づいた前記空調目標温度値を決定する、
空調制御方法。 - 自己の温度センサで検知する第1室温値と自己に設定された設定温度とに基づき接点をONまたはOFFに変化させる空調インターフェース(30a―30c)を利用して空調機(10,20a−20c)を制御するためにコンピュータに実行させるための空調制御プログラムであって、
前記接点の変化を検出する検出ステップと、
温度情報を記憶する温度情報記憶ステップと、
前記接点の変化が検出された後の経過時間を計測する計測ステップと、
前記空調機を動作させるための空調目標温度値を決定する決定ステップと、
を備え、
前記決定ステップでは、前記経過時間が第1時点に達するまでの時間である所定時間内に接点の変化が複数回検出された場合に、前記複数回検出された前記接点の変化のうち、最後に検出された接点の状態に応じて、前記温度情報に基づいた前記空調目標温度値を決定する、
空調制御プログラム。
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