JP5328261B2 - 有機el素子 - Google Patents

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Description

本発明は、平坦化膜を有する有機EL素子に関する。
特許文献1及び2には、基板上に、第1電極、有機発光層、第2電極が順に積層された有機EL素子が開示されている。このような有機EL素子の場合、有機発光層を覆うように封止膜(保護膜)が形成される。この封止膜は、樹脂等からなる。封止膜は、一定の厚さ以上(例えば、1μm以上)に構成することによって、水分等により容易に劣化する有機発光層を保護することができる。
特許文献1の有機EL素子の製造方法では、第1電極、有機発光層及び第2電極を順に積層する。その後、印刷法や液状の樹脂を滴下(ディスペンス法)することによって、上面全体を覆うように封止膜を構成する樹脂膜を成膜する。次に、Oプラズマによって、封止膜の一部を除去する。これにより、第1電極の一部を露出させて、露出した第1電極を外部端子として使用する。
特開2007−73397号公報 特開2007−242313号公報
しかしながら、上述した有機EL素子では、一度上面全体に樹脂膜を形成した後、樹脂膜の一部をOプラズマによって除去して封止膜を形成している。このため、有機EL素子の製造工程が複雑になるといった課題がある。
本発明は、上述した課題を解決するために創案されたものであり、製造工程を簡略化できる有機EL素子を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、基板と、前記基板上に形成された第1電極と、前記第1電極上に形成された有機発光層と、前記有機発光層上に形成された第2電極と、前記有機発光層を挟むように、前記第1電極の外周と前記有機発光層及び前記第2電極の外周との間の前記第1電極上に配置されると共に、前記第2電極の上面より低く形成された少なくとも一対の堤防部材と、前記有機発光層を覆うように、前記一対の堤防部材の間に形成された樹脂製の平坦化膜と、を備え、前記平坦化膜はエポキシ系樹脂で構成され、前記堤防部材はシリコン系樹脂で構成されると共に、前記平坦化膜と前記第1電極とに接していることを特徴とする有機EL素子である。
また、請求項2に記載の発明は、基板と、前記基板上に形成された第1電極と、前記第1電極上に形成された有機発光層と、前記有機発光層上に形成された第2電極と、前記第1電極の外周と前記有機発光層及び前記第2電極の外周との間の前記第1電極上に配置された、前記有機発光層を囲繞すると共に、前記第2電極の上面より低く形成された堤防部材と、前記有機発光層を覆うように、前記堤防部材の内側に形成された樹脂製の平坦化膜と、を備え、前記平坦化膜はエポキシ系樹脂で構成され、前記堤防部材はシリコン系樹脂で構成されることを特徴とする有機EL素子である。
また、請求項3に記載の発明は、前記平坦化膜上に形成された絶縁性の無機物からなる保護膜を更に備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の有機EL素子である。
また、請求項4に記載の発明は、前記堤防部材の上面は、前記第2電極の上面よりも高い位置に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の有機EL素子である。
また、請求項5に記載の発明は、前記第1電極は、2個所に分割され、前記一対の堤防部材は、前記分割された第1電極のそれぞれに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の有機EL素子である。
また、請求項5に記載の発明は、前記第1電極は、複数の個所に分割され、前記堤防部材は、複数に分割された前記第1電極を各々少なくとも1個所分割によって形成された溝を跨ぐように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の有機EL素子である。
また、請求項6に記載の発明は、前記分割された第1電極は、前記有機発光層の中心の周りに点対称であることを特徴とする請求項5に記載の有機EL素子である。
本発明によれば、第1電極の外周と有機発光層及び第2電極の外周との間に堤防部材を設けることによって、平坦化膜が第1電極の外周部に形成されることを抑制できる。これにより、第1電極の外周部を容易に露出させることができるので、製造工程を簡略化することができる。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して本発明をボトムエミッション型の有機EL素子に適用した第1実施形態を説明する。図1は、第1実施形態による有機EL素子の全体斜視図である。図2は、上側の一部を取り除いた有機EL素子の斜視図である。図3は、図1におけるIII−III線に沿った断面図である。以下の説明では、図1の矢印で示すXYZをXYZ方向とする。
図1〜図3に示すように、第1実施形態による有機EL素子1は、基板2と、透明電極(請求項の第1電極に相当)3と、有機発光層4と、上部陰極(請求項の第2電極に相当)5と、一対の堤防部材6a、6bと、平坦化膜7と、保護膜8とを備えている。
基板2は、光を透過可能なガラス基板からなる。基板2は、約0.7mmの厚みを有する。基板2は、平面視にて、一辺が約15cmの正方形状に形成されている。基板2の上面は、各層3〜5が形成される成長主面2aである。基板2の下面は、光が取り出される光取出面2bである。
透明電極3は、基板2の成長主面2a上の略全面に形成されている。透明電極3は、光を透過可能な約150nmの厚みを有するITO(酸化インジウムスズ)からなる。透明電極3は、陽極11と、下部陰極12とを含む。陽極11と下部陰極12との間には、基板2まで達する絶縁溝15が形成されている。
陽極11は、有機発光層4に正孔を注入するためのものである。陽極11は、基板2の成長主面2aの+X方向側に形成されている。陽極11は、有機発光層4の下面と電気的に接続されている。陽極11は、平面視にて、矩形状に形成されている。陽極11のY方向側の長さは、基板2のY方向の幅と同じである。陽極11のX方向の長さは、基板2よりも短い。陽極11の+X方向側の端部は、堤防部材6a及び平坦化膜7の外側に形成されている。即ち、陽極11の+X方向側の端部は、露出している。この露出している領域が、陽極端子13として使用される。陽極端子13には、外部の電源(図示略)が接続される。陽極端子13の上面全体には、半田層または銅、金、銀等のその他の低抵抗の金属層(図示略)が形成される。これにより、陽極端子13の上面全体を略同電位に保つことができる。
下部陰極12は、上部陰極5と外部の電源とを接続するためのものである。下部陰極12は、基板2の成長主面2aの−X方向側の端部に形成されている。下部陰極12は、平面視にて、矩形状に形成されている。下部陰極12のY方向側の長さは、基板2のY方向の幅と同じである。下部陰極12のX方向の長さは、基板2よりも短い。下部陰極12は、の−X方向側の端部は、堤防部材6b及び平坦化膜7の外側に形成されている。即ち、下部陰極12の−X方向側の端部は、露出している。この露出している領域が、陰極端子14として使用される。陰極端子14には、外部の電源が接続される。陰極端子14の上面全体には、半田層(図示略)が形成される。これにより、陰極端子14の上面全体を略同電位に保つことができる。下部陰極12の+X方向側の端部は、上部陰極5の−X方向側の端部と電気的に接続されている。
有機発光層4は、光を発光するためのものである。有機発光層4は、平面視にて、基板2よりも一回り小さい矩形状に形成されている。有機発光層4は、陽極11上に電気的に接続された状態で形成されている。有機発光層4の一部は、絶縁溝15の内部に形成されている。これにより、陽極11と下部陰極12とが上部陰極5等により短絡されることを抑制できる。有機発光層4には、正孔輸送層及び電子輸送層が陽極11側から順に積層されている。正孔輸送層は、約50nmの厚みを有するNPD(ジフェニルナフチルジアミン)膜からなる。電子輸送層は、約50nmの厚みを有し、色素を混入させたキノリノールアルミ錯体(Alq)膜からなる。
上部陰極5は、有機発光層4に電子を注入するためのものである。上部陰極5は、平面視にて、矩形状に形成されている。上部陰極5は、平面視にて、陽極11から下部陰極12にわたって形成されている。上部陰極5の大部分は、有機発光層4の上面に電気的に接続された状態で形成されている。陰極12の−X方向側の端部は、下部陰極12の+X方向側の端部と電気的に接続されている。上部陰極5は、約100nmの厚みを有するAl膜からなる。
一対の堤防部材6a、6bは、平坦化膜7が陽極端子13及び陰極端子14を覆うことを防ぐためのものである。堤防部材6a、6bは、UV硬化エポキシ樹脂からなる。堤防部材6a、6bのY方向の長さは、基板2のY方向の長さと同じである。堤防部材6a、6bの上面は、陽極11の上面よりも高くなるように構成されている。堤防部材6aは、透明電極3の陽極11の上面に形成されている。堤防部材6aは、陽極11の+X方向側の外周と有機発光層4の+X方向側の外周との間に形成されている。堤防部材6bは、透明電極3の下部陰極12の上面に形成されている。堤防部材6bは、下部陰極12の−X方向側の外周と有機発光層4の−X方向側の外周との間に形成されている。即ち、一対の堤防部材6aと堤防部材6bは、有機発光層4を挟むように配置されている。
平坦化膜7は、上部陰極5の上面に形成された凹凸を低減するためのものである。また、平坦化膜7は、有機発光層4を水分や酸素の侵入を抑制するためのものである。平坦化膜7は、熱硬化性エポキシ樹脂からなる。平坦化膜7は、一対の堤防部材6a、6bの間に形成されている。平坦化膜7は、有機発光層4及び上部陰極5を覆うように形成されている。
保護膜8は、水分や酸素の侵入を抑制するためのものである。保護膜8は、平坦化膜7の上面全体を覆うように形成されている。保護膜8は、矩形の薄膜状に形成されている。保護膜8は、約50nm〜約100nmの厚みを有する。保護膜8は、絶縁性のAl(酸化アルミニウム)からなる。
次に、上述した第1実施形態による有機EL素子1の動作を説明する。
まず、有機EL素子1の陽極端子13には、外部の電源から正孔が注入される。また、有機EL素子1の陰極端子14には、外部の電源から電子が注入される。陽極端子13から注入された正孔は、陽極11を介して有機発光層4に注入される。一方、陰極端子14から注入された電子は、下部陰極12及び上部陰極5を介して有機発光層4に注入される。有機発光層4に注入された正孔と電子は、再結合して光を発光する。発光された光は、陽極11及び基板2を透過して光取出面2bから外部へと照射される。
次に、上述した第1実施形態による有機EL素子1の製造方法について説明する。図4〜図10は、第1実施形態による有機EL素子の製造工程を説明する図である。尚、本製造方法は、大型の基板に複数の有機EL素子を形成した後、素子単位に分割する方法である。
まず、図4に示すように、スパッタ法により、基板2の成長主面2aの全面にITOからなる透明電極3を形成する。その後、フォトリソグラフィー法により、絶縁溝15を形成する領域が露出するように、透明電極3の上面にレジスト膜51を形成する。
次に、図5に示すように、エッチング法によって、陽極11と下部陰極12との間の透明電極3を除去して、絶縁溝15を形成する。これにより、陽極11と下部陰極12とが分割されて絶縁される。この後、レジスト膜51を除去する。
次に、図6に示すように、中央部に開口部52aが形成されたシャドウマスク52を用いて、有機発光層4を陽極11及び絶縁溝15の内部の所定の領域に蒸着する。
次に、図7に示すように、中央部に開口部53aが形成されたシャドウマスク53を用いて、Al膜からなる矩形状の上部陰極5を有機発光層4及び下部陰極12上の所定の領域に蒸着する。
次に、スクリーン印刷法によって、陽極11及び下部陰極12の所定の位置にUV(紫外線)硬化樹脂を印刷する。その後、紫外線を照射することによって、UV(紫外線)硬化樹脂を硬化させる。これにより、図8に示すように、陽極11の+X方向側の外周と有機発光層4の+X方向側の外周との間に堤防部材6aが形成されるとともに、下部陰極12の−X方向側の外周と有機発光層4の−X方向側の外周との間に堤防部材6bが形成される。尚、堤防部材6a、6bは、隣接する有機EL素子1の堤防部材6a、6bと連続して形成されている。
次に、図9に示すように、一対の堤防部材6a、6bの間に熱硬化性のエポキシ樹脂7aを滴下する。ここで、堤防部材6a、6bの間に滴下されたエポキシ樹脂7aは、堤防部材6a、6bによって堰き止められる。これにより、エポキシ樹脂7aが、堤防部材6a、6bの外側に形成される陽極端子13及び陰極端子14の上面に塗布されることはない。
次に、加熱することによって、熱硬化性のエポキシ樹脂7aを硬化させる。これにより、図10に示すように、平坦化膜7が、有機発光層4及び上部陰極5を覆うように形成される。ここで、上述したように、陽極端子13及び陰極端子14の上面には、エポキシ樹脂7aが塗布されないので、陽極端子13及び陰極端子14の上面には平坦化膜7は形成されない。
次に、図1に示すように、スパッタ法またはプラズマCVD法にAl(酸化アルミニウム)からなる保護膜8を成膜する。この後、素子単位に分割することによって、有機EL素子1が完成する。
上述したように、第1実施形態による有機EL素子1は、一対の堤防部材6a、6bとを備えている。これにより、平坦化膜7を形成する工程において、エポキシ樹脂7aを堤防部材6a、6bの間に滴下することにより、エポキシ樹脂7aが堤防部材6a、6bによって堰き止められる。このため、エポキシ樹脂7aが、陽極端子13及び陰極端子14の上面に塗布されることがないので、従来、陽極端子13及び陰極端子14を露出させるために、必要であった平坦化膜7の除去工程が不要となる。この結果、有機EL素子1の製造工程を簡略化することができるので、製造コストの低減及び高歩留まりを実現することができる。
更に、従来、陽極端子13及び陰極端子14の上面に形成された平坦化膜7の除去工程は、Oプラズマによるドライエッチング法やレーザーアブレーション等によって行っている。これらの工程は、陽極端子13及び陰極端子14の上面にダメージを与えるために、陽極端子13及び陰極端子14と外部の配線(図示略)との間の電気的な抵抗を増大させる。しかしながら、平坦化膜7の除去工程を不要とすることにより、陽極端子13及び陰極端子14の上面のダメージを低減することができる。この結果、陽極端子13及び陰極端子14と外部の配線との間の電気的な抵抗を低減することができる。
また、有機EL素子1では、平坦化膜7によって、有機発光層4及び上部陰極5によって形成された段部を低減することができる。また、平坦化膜7によって、Al膜からなる上部陰極5の上面に形成される凹凸を低減することができる。これにより、スパッタ法等により形成される保護膜8を容易に且つ高密度に成膜することができる。
(第2実施形態)
次に、上述した実施形態の一部を変更した第2実施形態による有機EL素子1Aについて、図面を参照して説明する。図11は、第2実施形態による有機EL素子の全体斜視図である。図12は、上側の一部を取り除いた有機EL素子の斜視図である。図13は、有機EL素子の基板と透明電極のみの斜視図である。図14は、図11のXIV−XIV線に沿った断面図である。図15は、図11のXV−XV線に沿った断面図である。上述した実施形態と同様の構成には、同じ符号を付けて説明を省略する。
図11〜図15に示すように、第2実施形態による有機EL素子1Aは、基板2と、透明電極3Aと、有機発光層4と、上部陰極5Aと、堤防部材6Aと、平坦化膜7と、保護膜8とを備えている。
透明電極3Aは、光を透過可能な約150nmの厚みを有するITO(酸化インジウムスズ)からなる。透明電極3Aは、陽極11Aと、4個の下部陰極12Aとを備えている。陽極11Aと各下部陰極12Aとの間には、陽極11Aと下部陰極12Aとを絶縁するための絶縁溝15Aが形成されている。
陽極11Aは、基板2の成長主面2aの中央部に形成されている。陽極11Aは、平面視にて、八角形状に形成されている。陽極11Aは、有機発光層4の中心Cの周りに点対称に形成されている。陽極11Aの中央部は、有機発光層4の下面と電気的に接続されている。陽極11Aの外周部は、堤防部材6Aよりも外側に形成されている。これにより、陽極11Aの外周部が、4個所露出される。この露出された4個所の陽極11Aの外周部は、陽極端子13Aとして使用される(図11のドットハッチング参照)。4個の陽極端子13Aは、成長主面2aの4辺の各中央部に形成される。
4個の下部陰極12Aは、基板2の成長主面2aの四隅に形成されている。下部陰極12Aは、平面視にて、直角三角形状に形成されている。4個の下部陰極12Aは、有機発光層4の中心Cの周りに点対称に形成されている。下部陰極12Aの外周部は、堤防部材6Aよりも外側に形成されている。これにより、下部陰極12Aの外周部は、露出される。この露出された4個所の下部陰極12Aの外周部は、陰極端子14Aとして使用される(図11のドットハッチング参照)。堤防部材6Aの内側に形成された下部陰極12Aの領域は、上部陰極5Aの四隅と電気的に接続されている。
堤防部材6Aは、平面視にて、略正方形状に形成されている。堤防部材6Aの中央部には、開口部21が形成されている。堤防部材6Aは、透明電極3上に形成されている。堤防部材6Aは、透明電極3Aの外周と有機発光層4の外周との間に配置されている。堤防部材6Aは、有機発光層4及び上部陰極5Aを囲繞するように構成されている。堤防部材6Aは、陽極11Aと4個所の下部陰極12Aとを跨ぐように、且つ、各々少なくとも1個所横切るように形成されている。堤防部材6Aは、UV硬化性のエポキシ樹脂からなる。
平坦化膜7Aは、堤防部材6Aの開口部21に形成されている。平坦化膜7Aは、堤防部材6Aの内側に充填された熱硬化性のエポキシ樹脂からなる。
次に、第2実施形態による有機EL素子1Aの動作を説明する。
まず、有機EL素子1Aの4個所の陽極端子13Aには、外部の電源から正孔が注入される。また、有機EL素子1Aの4個の陰極端子14Aには、外部の電源から電子が注入される。陽極端子13Aから注入された正孔は、陽極11Aを介して、四方から有機発光層4に注入される。一方、陰極端子14Aから注入された電子は、下部陰極12A及び上部陰極5Aを介して四方から有機発光層4に注入される。有機発光層4に注入された正孔と電子は、再結合して光を発光する。発光された光は、陽極11A及び基板2を透過して光取出面2bから外部へと照射される。
次に、第2実施形態による有機EL素子1Aの製造方法を説明する。図16は、第2実施形態の有機EL素子の一製造工程を説明する図である。尚、本製造工程は、大型の基板に複数の有機EL素子を製造する場合や、単独で有機EL素子を製造する場合にも適用できる。
まず、第1実施形態による有機EL素子1と同様の工程によって、透明電極3A、有機発光層4、上部陰極5Aを形成する。
次に、図16に示すように、有機発光層4及び上部陰極5Aを囲繞するように堤防部材6Aを形成する。この状態で、熱硬化性のエポキシ樹脂の液滴が、堤防部材6Aの開口部21に滴下される。ここで、堤防部材6Aによって、エポキシ樹脂は堰き止められるので、陽極端子13A及び陰極端子14Aが形成される透明電極3の領域にはエポキシ樹脂が塗布されない。
この後、加熱することによって、エポキシ樹脂を硬化させる。これにより、平坦化膜7Aが形成される。この後、保護膜8を形成する。この結果、図11に示す、第2実施形態による有機EL素子1Aが完成する。
上述したように、第2実施形態による有機EL素子1Aには、堤防部材6Aが設けられているので、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、第2実施形態による有機EL素子1Aは、陽極端子13A及び陰極端子14Aが、それぞれ4個ずつ形成されている。更に、4個の陽極端子13Aは、有機発光層4の中心Cの周りに点対称に形成されている。4個の陰極端子14Aは、有機発光層4の中心Cの周りに点対称に形成されている。これにより、四方向から正孔及び電子を注入することができるので、陽極11A及び陰極12Aから有機発光層4へ注入される正孔及び電子の平面的な偏りを抑制することができる。この結果、有機発光層4から発光される光の偏りを抑制できる。
(第3実施形態)
次に、上述した実施形態の一部を変更した第3実施形態による有機EL素子1Bについて、図面を参照して説明する。図17は、第3実施形態による有機EL素子の断面図である。尚、図17は、第1実施形態における図3相当図である。上述した実施形態と同様の構成には、同じ符号を付けて説明を省略する。
図17に示すように、堤防部材6Ba、6Bbの上面が、上部陰極5の上面よりも低くなるように形成してもよい。この場合、堤防部材6Ba、6Bbが、平坦化膜7Bを構成する樹脂を弾くことが可能な樹脂によって構成する必要がある。例えば、堤防部材6Ba、6Bbをシリコン系樹脂によって構成するとともに、平坦化膜7Bをエポキシ系樹脂によって構成することが考えられる。
以上、実施形態を用いて本発明を詳細に説明したが、本発明は本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載及び特許請求の範囲の記載と均等の範囲により決定されるものである。以下、上記実施形態を一部変更した変更形態について説明する。
例えば、上述した実施形態における材料、形状及び数値等は適宜変更可能である。
また、堤防部材は、フォトリソグラフィー法、ディスペンサー装置等によって形成してもよい。堤防部材を構成する樹脂は、他のUV(紫外線)硬化樹脂やフォトリソグラフィーに用いられる感光性の硬化性樹脂等を適用してもよい。
また、平坦化膜は、他の熱硬化性樹脂やUV硬化性樹脂によって構成してもよい。
また、保護膜は、SiN、AlN及びSiO等によって構成してもよい。
第1実施形態による有機EL素子の全体斜視図である。 上側の一部を取り除いた有機EL素子の斜視図である。 図1におけるIII−III線に沿った断面図である。 第1実施形態による有機EL素子の製造工程を説明する図である。 第1実施形態による有機EL素子の製造工程を説明する図である。 第1実施形態による有機EL素子の製造工程を説明する図である。 第1実施形態による有機EL素子の製造工程を説明する図である。 第1実施形態による有機EL素子の製造工程を説明する図である。 第1実施形態による有機EL素子の製造工程を説明する図である。 第1実施形態による有機EL素子の製造工程を説明する図である。 第2実施形態による有機EL素子の全体斜視図である。 上側の一部を取り除いた有機EL素子の斜視図である。 有機EL素子の基板と透明電極のみの斜視図である。 図11のXIV−XIV線に沿った断面図である。 図11のXV−XV線に沿った断面図である。 第2実施形態の有機EL素子の一製造工程を説明する図である。 第3実施形態による有機EL素子の断面図である。
符号の説明
1、1A、1B 有機EL素子
2 基板
2a 成長主面
2b 光取出面
3、3A 透明電極
4 有機発光層
5、5A 上部陰極
6a、6b、6A、6Ba、6Bb 堤防部材
7、7A、7B 平坦化膜
7a エポキシ樹脂
8 保護膜
11、11A 陽極
12、12A 下部陰極
13、13A 陽極端子
14、14A 陰極端子
15、15A 絶縁溝
21 開口部

Claims (6)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された第1電極と、
    前記第1電極上に形成された有機発光層と、
    前記有機発光層上に形成された第2電極と、
    前記有機発光層を挟むように、前記第1電極の外周と前記有機発光層及び前記第2電極の外周との間の前記第1電極上に配置されると共に、
    前記第2電極の上面より低く形成された少なくとも一対の堤防部材と、
    前記有機発光層を覆うように、前記一対の堤防部材の間に形成された樹脂製の平坦化膜と、を備え、
    前記平坦化膜はエポキシ系樹脂で構成され、
    前記堤防部材はシリコン系樹脂で構成されると共に、前記平坦化膜と前記第1電極とに接していることを特徴とする有機EL素子。
  2. 基板と、
    前記基板上に形成された第1電極と、
    前記第1電極上に形成された有機発光層と、
    前記有機発光層上に形成された第2電極と、
    前記第1電極の外周と前記有機発光層及び前記第2電極の外周との間の前記第1電極上に配置された、前記有機発光層を囲繞すると共に、前記第2電極の上面より低く形成された堤防部材と、
    前記有機発光層を覆うように、前記堤防部材の内側に形成された樹脂製の平坦化膜と、を備え、
    前記平坦化膜はエポキシ系樹脂で構成され、
    前記堤防部材はシリコン系樹脂で構成されることを特徴とする有機EL素子。
  3. 前記平坦化膜上に形成された絶縁性の無機物からなる保護膜を更に備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の有機EL素子。
  4. 前記第1電極は、2個所に分割され、
    前記一対の堤防部材は、前記分割された第1電極のそれぞれに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の有機EL素子。
  5. 前記第1電極は、複数の個所に分割され、
    前記堤防部材は、複数に分割された前記第1電極を各々少なくとも1個所分割によって形成された溝を跨ぐように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の有機EL素子。
  6. 前記分割された第1電極は、前記有機発光層の中心の周りに点対称であることを特徴とする請求項5に記載の有機EL素子。
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