JP5327928B1 - 歯科治療シミュレーション装置、および歯科治療シミュレーションプログラム - Google Patents

歯科治療シミュレーション装置、および歯科治療シミュレーションプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】歯科治療の治療内容をシミュレーションして結果を表示すること。
【解決手段】歯科治療シミュレーション装置100は、ユーザからの指示に基づいて、治療対象とする歯を特定する治療対象特定手段と、ユーザからの指示に基づいて、治療対象特定手段によって特定された治療対象の歯に対する治療のために用いる材料を特定する材料特定手段と、治療対象特定手段によって特定された治療対象とする歯と、材料特定手段によって特定された治療のために用いる材料とに基づいて、患者の歯の治療内容に応じた治療費を算出する治療費算出手段と、治療費算出手段によって算出された治療費に基づいて、見積書データを作成する見積書データ作成手段と、上顎の歯の並びをパノラマ表示した上顎パノラマ画像と、下顎の歯の並びをパノラマ表示した下顎パノラマ画像とを記録装置から読み出すパノラマ画像読み出し手段と、上顎パノラマ画像、および下顎パノラマ画像に表示される歯の画像の内、治療対象特定手段によって特定された治療対象とする歯の画像に対して、あらかじめ記録された、材料特定手段によって特定された治療のために用いる材料の画像を重畳して、シミュレーション結果画像を作成するシミュレーション結果画像作成手段と、見積書データ作成手段によって作成された見積書データと、シミュレーション結果画像作成手段によって作成されたシミュレーション結果画像とを表示装置に表示するシミュレーション結果出力手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯科治療シミュレーション装置、および歯科治療シミュレーションプログラムに関する。
次のような歯科医療事務装置が知られている。この歯科医療事務装置では、デジタルカメラ等で撮影した口腔画像に修復物画像を合成して、治療後の様子をシミュレートする画像を作成する(例えば、特許文献1)。
特開2002−49694号公報
しかしながら、従来の歯科医療事務装置では、口腔画像に修復物画像を合成して、治療後の様子をシミュレートする機能は備えているが、その治療を行うために必要な治療費を算出する機能は備えていなかった。このため、医師は、この歯科医療事務装置を用いて、患者にシミュレート結果を見せながら、同時に治療費を説明することはできなかった。また、従来の歯科医療事務装置では、治療後の様子をシミュレートするためには、あらかじめ患者の口腔画像を撮影しておかなければならなかった。
本発明による歯科治療シミュレーション装置は、ユーザからの指示に基づいて、治療対象の歯を特定する治療対象特定手段と、ユーザからの指示に基づいて、治療対象特定手段によって特定された治療対象の歯に対する治療のために用いる材料を特定する材料特定手段と、治療対象特定手段によって特定された前記治療対象の本数と、歯一本当たりの治療費を示す単位治療費とに基づいて、患者の歯の治療費を算出する治療費算出手段と、治療費算出手段によって算出された治療費に基づいて、見積書データを作成する見積書データ作成手段と、上顎の歯の並びを模してパノラマ表示した上顎パノラマ画像と、下顎の歯の並びを模してパノラマ表示した下顎パノラマ画像とを記録装置から読み出すパノラマ画像読み出し手段と、上顎パノラマ画像、および下顎パノラマ画像に表示される歯の画像の内、治療対象特定手段によって特定された治療対象歯の画像に対して、あらかじめ記録された、材料特定手段によって特定された治療のために用いる材料の画像を重畳して、シミュレーション結果画像を作成するシミュレーション結果画像作成手段と、見積書データ作成手段によって作成された見積書データと、シミュレーション結果画像作成手段によって作成されたシミュレーション結果画像とを表示装置に表示するシミュレーション結果出力手段とを備えることを特徴とする。
本発明による歯科治療シミュレーションプログラムは、ユーザからの指示に基づいて、治療対象歯を特定する治療対象特定手順と、ユーザからの指示に基づいて、治療対象特定手順で特定した治療対象の歯に対する治療のために用いる材料を特定する材料特定手順と、治療対象特定手順で特定した前記治療対象の本数と、歯一本当たりの治療費を示す単位治療費とに基づいて、患者の歯の治療費を算出する治療費算出手順と、治療費算出手順で算出した治療費に基づいて、見積書データを作成する見積書データ作成手順と、上顎の歯の並びを模してパノラマ表示した上顎パノラマ画像と、下顎の歯の並びを模してパノラマ表示した下顎パノラマ画像とを記録装置から読み出すパノラマ画像読み出し手順と、上顎パノラマ画像、および下顎パノラマ画像に表示される歯の画像の内、治療対象特定手順で特定した治療対象歯の画像に対して、あらかじめ記録された、材料特定手順で特定した治療のために用いる材料の画像を重畳して、シミュレーション結果画像を作成するシミュレーション結果画像作成手順と、見積書データ作成手順で作成した見積書データと、シミュレーション結果画像作成手順で作成したシミュレーション結果画像とを表示装置に表示するシミュレーション結果出力手順とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、治療対象とする歯の画像に治療のために用いる材料の画像を重畳して表示したシミュレーション結果画像とともに、患者の歯の治療内容に応じた治療費の見積書データを表示するようにしたので、医師は、患者にシミュレーション結果画像を見せて治療内容を説明しながら、同時に見積書データを用いて治療費についての説明もすることができる。また、シミュレートを行うために、上顎の歯の並びをパノラマ表示した上顎パノラマ画像と、下顎の歯の並びをパノラマ表示した下顎パノラマ画像とを用いるようにしたので、事前に患者の口腔画像を撮影する手間を省くことができる。
歯科治療シミュレーション装置100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 歯科治療シミュレーション画面の一例を示す第1の図である。 プレゼンテーション画面の一例を示す第1の図である。 歯科治療シミュレーション装置100で実行される処理の流れを示すフローチャート図である。 歯科治療シミュレーション画面の一例を示す第2の図である。 プレゼンテーション画面の一例を示す第2の図である。
図1は、本実施の形態における歯科治療シミュレーション装置100として、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」と呼ぶ)を用いた場合の一実施の形態の構成を示すブロック図である。なお、歯科治療シミュレーション装置100としては、パソコンの他に、サーバー装置、スマートフォン、タブレット端末といった公知の情報処理装置を用いてもよい。
歯科治療シミュレーション装置100は、操作部材101と、接続IF102と、制御装置103と、記録装置104と、表示装置105とを備えている。
操作部材101は、歯科治療シミュレーション装置100のユーザ、例えば歯科医師によって操作される種々の装置、例えばキーボードやマウスを含む。
接続IF102は、歯科治療シミュレーション装置100と外部機器とを接続するためのインターフェースであり、外部機器と有線接続するためのインターフェースや、外部機器と無線接続するためのインターフェースなどが用いられる。本実施の形態では、例えば、この接続IF102を介してプリンタを接続すれば、ユーザからの指示に基づいて表示装置105に表示された内容を印刷することができる。
制御装置103は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、歯科治療シミュレーション装置100の全体を制御する。なお、制御装置103を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリである。このメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。
記録装置104は、歯科治療シミュレーション装置100が蓄える種々のデータや、制御装置103が実行するためのプログラムのデータ等を記録するための記録装置であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等が用いられる。なお、記録装置104に記録されるプログラムのデータは、CD−ROMやDVD−ROMなどの記録媒体に記録されて提供されたり、ネットワークを介して提供され、ユーザが取得したプログラムのデータを記録装置104にインストールすることによって、制御装置103がプログラムを実行できるようになる。本実施の形態では、この記録装置104に歯科治療シミュレーションプログラムが記録されており、制御装置103がこの歯科治療シミュレーションプログラムを実行することにより、パソコンを歯科治療シミュレーション装置100として機能させることができる。
表示装置105は、例えば液晶モニタであって、制御装置103から出力される種々の表示用データが表示される。
本実施の形態における歯科治療シミュレーション装置100では、ユーザである歯科医師は、上顎の歯の並びをパノラマ表示した上顎パノラマ画像と、下顎の歯の並びをパノラマ表示した下顎パノラマ画像とを用いて、患者に歯科治療の内容を説明することができる。また、その歯科治療の内容に応じた治療の見積もりを患者に提供することができる。以下、本実施の形態における歯科治療シミュレーション装置100で実行される処理の内容について説明する。
図2は、歯科医師が患者に対して、保険外治療、すなわち自費治療時の治療内容の説明と見積もりの提供を行うために用いる歯科治療シミュレーション画面の一例を示す図である。この歯科治療シミュレーション画面は、ヘッダー領域2aと、見積書表示領域2bと、シミュレーション画像表示領域2cとで構成されている。なお、図2に示す点線の枠は、それぞれヘッダー領域2a、見積書表示領域2b、シミュレーション画像表示領域2cを明確にするために便宜的に付したものである。
ヘッダー領域2aには、見積発行日、カルテ番号、患者名、クリニック情報等のヘッダー情報が表示される。ユーザは、見積書表示領域2a内の「患者リスト」ボタン2oをクリックすることにより、あらかじめ記録装置104に記録されている患者情報を一覧表示させ、その中から対象患者を選択することができる。また、ユーザは、「検索モード/検索実行」ボタン2pをクリックすることにより、歯科治療シミュレーション画面を検索モードに切り替えた後に、ヘッダー領域2c内でカルテ番号や患者名等の患者を指定するための情報を入力することにより患者を検索して対象患者を選択することもできる。ユーザは、「検索モード終了」ボタン2qをクリックすることにより、検索モードを終了させることができる。
制御装置103は、ユーザによって対象患者が選択された場合には、選択された患者の患者情報を記録装置104から読み出して、カルテ番号と患者名をヘッダー領域2cの所定位置に表示する。また、記録装置104には、患者情報に関連付けて、以下に説明する見積書表示領域2bとシミュレーション画像表示領域2cとを用いて過去に作成されたシミュレーションデータが、作成日時ごとに記録されており、制御装置103は、ユーザによって対象患者が選択された場合には、最も最近作成されたシミュレーションデータを読み出して、シミュレーションデータに含まれる治療費の見積書データを見積書表示領域2bに、シミュレーション結果画像をシミュレーション画像表示領域2cに表示する。シミュレーションデータの内容およびその作成方法は後述する。
ユーザは、「前へ」ボタン2r,「次へ」ボタン2s、「最後」ボタン2tをクリックすることにより、対象患者の患者情報に関連付けて記録されているシミュレーションデータの切り替えを指示することができる。制御装置103は、ユーザによって「前へ」ボタン2rがクリックされたことを検出した場合には、作成された日時が現在表示中のシミュレーションデータの前であるシミュレーションデータを記録装置104から読み出して、見積書表示領域2bおよびシミュレーション画像表示領域2cへの情報表示を行う。制御装置103は、ユーザによって「次へ」ボタン2sがクリックされたことを検出した場合には、作成された日時が現在表示中のシミュレーションデータの次であるシミュレーションデータを記録装置104から読み出して、見積書表示領域2bおよびシミュレーション画像表示領域2cへの情報表示を行う。制御装置103は、ユーザによって「最後」ボタン2tがクリックされたことを検出した場合には、作成日時が一番新しいシミュレーションデータを記録装置104から読み出して、見積書表示領域2bおよびシミュレーション画像表示領域2cへの情報表示を行う。制御装置103は、ユーザによって不図示の「最初」ボタンがクリックされたことを検出した場合には、作成日時が一番古いシミュレーションデータを記録装置104から読み出して、見積書表示領域2bおよびシミュレーション画像表示領域2cへの情報表示を行う。
見積書表示領域2bは、ユーザが対象患者の治療内容に応じた治療費の見積書データを作成したり、ユーザが過去に作成した見積書データを表示するための領域である。シミュレーション画像表示領域2cは、見積書表示領域2bで入力された内容に基づいて、患者の歯の症状に応じた治療方法に基づく治療内容のシミュレーション結果を示すシミュレーション結果画像を表示するための領域である。
ユーザは、見積書表示領域2bとシミュレーション画像表示領域2c上で操作を行うことにより、患者の歯の治療内容に応じた見積書データの作成と、治療内容のシミュレーションを行って、患者に対して費用や治療内容を説明することができる。また、ユーザは、過去に作成した見積書データとシミュレーション結果画像を呼び出して、それらの内容を修正することもできる。以下、ユーザが見積書データとシミュレーション結果画像を新規に作成する場合を例に、本実施の形態におけるシミュレーションデータの作成処理ついて説明する。
ユーザは、新たに見積書データ、およびシミュレーション結果画像を作成するためには、「新規作成」ボタン2uをクリックする。制御装置103は、ユーザによって「新規作成」ボタン2uがクリックされたことを検出した場合には、本日の日付を見積発行日としてヘッダー領域2aの所定位置に表示するとともに、見積書表示領域2bとシミュレーション画像表示領域2cに対するユーザの操作の受け付けを開始する。
見積書表示領域2bには、治療対象の歯、自費治療における治療内容、および治療費が治療項目ごとに明細表示される。各明細には、ユーザが治療対象の歯を選択して指定するための入力欄2dと、自費治療の内容を特定するための自費種別を選択するための自費種別選択欄2eと、治療費の単価を示す単位治療費、治療対象の歯の数、及び合計金額を表示する金額情報表示欄2fとが表示される。これにより、見積書表示領域2bには、患者の歯の治療方法ごとに、治療対象の歯を特定するための情報、治療内容を特定するための情報、及び治療費を特定するための情報が明細表示される。また、見積書表示領域2bの下部には、治療費の合計金額、消費税額、税込の治療費総額が表示される。
ユーザは、まず入力欄2d上で治療対象の歯を選択する。入力欄2dに、上顎の歯と下顎の歯をそれぞれ選択するために、歯式状の入力欄となっている。この入力欄2dでは、左側が右の歯を表し、右側が左の歯を表しており、右側と左側にそれぞれ7本ずつの歯を選択するための指定用ボックスが設けられている。なお、各指定用ボックスには、それぞれの歯を特定するための歯番号が割り当てられている。
ユーザは、入力欄2dの中で治療対象の歯に対応する指定用ボックスを、例えば操作部材101に含まれるマウスを操作してクリックすることにより、選択することができる。なお、ユーザは、治療対象の歯に対応する指定用ボックスを1回クリックすることにより、その歯を治療対象として指定することができ、さらにもう1回クリックすると、その歯をブッリジの支台歯として指定することができる。
制御装置103は、ユーザによっていずれかの指定用ボックスが1回クリックされたことを検出すると、クリックされた指定用ボックス内に、その指定用ボックスに対応する歯番号を表示する。また、制御装置103は、その指定用ボックスがさらにクリックされたことを検出すると、その指定用ボックス内に表示された歯番号を〇で囲って、ブッリジの支台歯として選択されたことを表示する。これにより、ユーザが治療対象として指定した歯を入力欄2d内に明示することができるとともに、それがブッリジの支台歯として選択されたものである場合には、その旨も明示することができる。
また、ユーザは、自費種別選択欄2eで自費による治療の種別を示す自費種別を選択することができる。例えば、自費種別選択欄2eはプルダウン形式の選択項目となっており、ユーザが当該自費種別選択欄2eをクリックすると、選択可能な自費種別のメニューがプルダウン表示される。ユーザは、プルダウン表示されたメニューの中から患者の症状に応じた治療内容を示す自費種別を選択する。
なお、自費種別選択欄2eのプルダウンメニューで選択可能な自費種別は、あらかじめ記録装置104に記録されているものとする。また、自費種別に関連付けて、その自費種別が示す治療の内容の特色を示す情報、歯一本当たりの治療費を示す単位治療費、その自費種別が示す治療のために用いる材料の画像データが記録装置104に記録されている。なお、自費種別の種別名、自費種別が示す治療の内容の特色を示す情報、単位治療費等の自費種別の内容は、各医院で個別に設定が可能となっている。また、自費種別に関連付けて記録される材料の画像データについては後述する。
制御装置103は、ユーザによって自費種別選択欄2eで自費種別が選択された場合には、選択された自費種別に関連付けられているその自費種別が示す治療の内容の特色を示す情報を記録装置104から読み出して、選択された自費種別とともに自費種別選択欄2eに表示する。また、制御装置103は、選択された自費種別に関連付けられている歯一本当たりの治療費を示す単位治療費を読み出して金額情報表示欄2fに表示するとともに、入力欄2dで治療対象として選択された歯の数、及び単位治療費に治療対象の歯の数をかけて算出した合計金額を同じ明細行の金額情報表示欄2fに表示する。
例えば、図2に示す見積書表示領域2bの1行目の明細では、右側の歯番号1と歯番号3とをブリッジの支台歯とし、その間の歯番号2をメタルボンド冠とする治療が指定されており、この場合の治療費として、単位治療費が80,000円、歯3本の合計金額が240,000円であることが表示されている。
また、見積書表示領域2bの2行目の明細では、右側の歯番号4をブリッジの支台歯とし、その隣の歯番号5を硬質レジン前装冠とする治療が指定されており、この場合の治療費として、単位治療費が40,000円、歯2本の合計金額が80,000円であることが表示されている。
また、見積書表示領域2bの3行目の明細では、右側の歯番号6をブリッジの支台歯とし、その歯を金バラ冠とする治療が指定されており、この場合の治療費として、単位治療費が20,000円、歯1本の合計金額が20,000円であることが表示されている。
ユーザは、患者に対して複数の自費種別で表される治療を行う場合には、その自費種別の数だけ見積書表示領域2bに明細行を作成する。制御装置103は、ユーザによって各明細行にデータが入力されるごとに、見積書表示領域2bの下部に表示する治療費の合計金額、消費税額、税込の治療費総額を更新する。これによって、患者の治療内容に応じた見積書データを作成することができる。
ユーザは、見積書表示領域2bで見積書データを作成した後に、「画像ボタン」2gをクリックすることにより、シミュレーション画像表示領域2cに見積書表示領域2bで作成した見積書データに応じたシミュレーション画像を表示するように指示することができる。
制御装置103は、ユーザによって「画像ボタン」2gがクリックされたことを検出した場合には、シミュレーション画像表示領域2cに、上顎の歯の並びをパノラマ表示した上顎パノラマ画像2hと、下顎の歯の並びをパノラマ表示した下顎パノラマ画像2iとを表示する。また、制御装置103は、見積書表示領域2bで見積書データを作成した治療内容に基づいて、表示した上顎パノラマ画像2h、及び下顎パノラマ画像2i内の治療対象の歯に対応する位置に、治療のために用いる材料の画像(以下、「パノラマ用材料画像」と呼ぶ)を重畳して表示することにより、治療後の歯の状況のシミュレーション結果を表示する。
上顎パノラマ画像2h、及び下顎パノラマ画像2iに重畳して表示するためのパノラマ用材料画像は、治療で用いられる人工歯冠と人工歯根とを、患者の歯に装着されたときに患者の歯を裏側斜め45度方向から見た状態を想定して撮影された画像があらかじめ用意される。これらの画像は、上顎パノラマ画像2h、及び下顎パノラマ画像2iに含まれるそれぞれの歯の大きさや形状に応じて歯番号ごとに作成されており、それぞれ歯番号に関連付けて記録装置104に記録されている。例えば、ユーザは、あらかじめ実際に治療に用いる人工歯冠や人工歯根といった材料を、装着時の歯の裏側斜め45度に相当する方向から撮像して画像データを取得し、取得した画像データに対して背景を透明化するための処理を施して、パノラマ用材料画像を作成すればよい。ユーザは、このようにして作成したパノラマ用材料画像を、治療対象の歯の歯番号と関連付けたデータベースを作成して、記録装置104に記録しておけばよい。
制御装置103は、見積書表示領域2bの各明細行で指定された治療対象の歯の歯番号を特定するとともに、その明細行で指定された自費種別に基づいて治療に用いる材料を特定する。そして、制御装置103は、特定した歯番号に関連付けられて記録されている、特定した材料のパノラマ用材料画像を記録装置104から読み出して、上顎パノラマ画像2h、及び下顎パノラマ画像2i内の治療対象の歯に対応する位置に重畳して表示する。なお、制御装置103は、特定した材料が人口歯冠である場合には、上顎パノラマ画像2h、及び下顎パノラマ画像2i内の治療対象の歯の画像に人工歯冠のパノラマ用材料画像を重畳して表示する。一方、制御装置103は、特定した材料が人口歯根である場合には、上顎パノラマ画像2h、及び下顎パノラマ画像2i内の治療対象の歯の根元の歯根位置に相当する部分の画像に人工歯根のパノラマ用材料画像を重畳して表示する。
なお、図2に示す例では、上顎パノラマ画像2h、及び下顎パノラマ画像2iの左右は、患者の歯を正面から見た状態を表した画像となっている。このため、上述した見積書表示領域2bの入力欄2dにおける歯の並びと、上顎パノラマ画像2h、及び下顎パノラマ画像2iにおける歯の並びとは、左右が逆に表示されている。
図2に示すシミュレーション画像表示領域2cでは、上顎パノラマ画像2hを用いて、見積書表示領域2bの1行目の明細で指定された治療内容に基づいて、右側の歯番号1と歯番号3とをブリッジの支台歯とし、その間の歯番号2をメタルボンド冠とする治療を行った場合のシミュレーションがなされている。また、2行目の明細で指定された治療内容に基づいて、右側の歯番号4をブリッジの支台歯とし、その隣の歯番号5を硬質レジン前装冠とする治療を行った場合のシミュレーションがなされている。また、3行目の明細で指定された治療内容に基づいて、右側の歯番号6をブリッジの支台歯とし、その歯を金バラ冠とする治療を行った場合のシミュレーションがなされている。
また、制御装置103は、上顎パノラマ画像2hによって表したシミュレーション結果を患者の正面から見た画像に置き換えた上顎正面画像2jと、下顎パノラマ画像2iによって表したシミュレーション結果を患者の正面から見た画像に置き換えた下顎正面画像2kとを作成して、シミュレーション画像表示領域2c内に表示する。具体的には、制御装置103は、あらかじめ記録装置104に記録されている、上顎を正面から見た状態を模した上顎正面画像2jと、下顎を正面から見た状態を模した下顎正面画像2kとを読み出して表示するとともに、見積書表示領域2bで見積書データを作成した治療内容に基づいて、表示した上顎正面画像2j、および下顎正面画像2k内の治療対象の歯の画像に、治療のために用いる材料を正面から見た場合の画像(以下、「正面用材料画像」と呼ぶ)を重畳して表示する。
ここで用いられる正面用材料画像は、治療で用いられる人工歯冠と人工歯根とを、患者の歯に装着されたときに患者の歯を正面から見た状態を想定して撮影された画像があらかじめ用意される。これらの画像は、上顎正面画像2j、及び下顎正面画像2kに含まれるそれぞれの歯の大きさや形状に応じて歯番号ごとに作成されており、それぞれ歯番号に関連付けて記録装置104に記録されている。例えば、ユーザは、あらかじめ実際に治療に用いる人工歯冠や人工歯根といった材料を、装着時の歯の正面に相当する方向から撮像して画像データを取得し、取得した画像データに対して背景を透明化するための処理を施して、正面用材料画像を作成すればよい。ユーザは、このようにして作成した正面用材料画像を、治療対象の歯の歯番号と関連付けたデータベースを作成して、記録装置104に記録しておけばよい。
制御装置103は、さらに、シミュレーション画像表示領域2c内に、上顎用のパノラマ用材料画像を並べて表示した上顎用パノラマ用材料画像選択欄2lと、下顎用のパノラマ用材料画像を並べて表示した下顎用パノラマ用材料画像選択欄2mを表示する。
ユーザは、上顎用パノラマ用材料画像選択欄2lに表示された上顎用のパノラマ用材料画像の中からいずれか一つをクリックして選択した後に、上顎パノラマ画像2h内のいずれかの歯をクリックすることにより、クリックした歯に選択した材料を用いた治療結果を反映させることができる。また、ユーザは、下顎用パノラマ用材料画像選択欄2mに表示された下顎用のパノラマ用材料画像の中からいずれか一つをクリックして選択した後に、下顎パノラマ画像2i内のいずれかの歯をクリックすることにより、クリックした歯に選択した材料を用いた治療結果を反映させることができる。
制御装置103は、ユーザによるマウス操作によって上顎用パノラマ用材料画像選択欄2lに表示された人工歯冠のパノラマ用材料画像のいずれかがクリックして選択され、その後、上顎パノラマ画像2h内のいずれかの歯の画像上がクリックされたことを検出した場合には、クリックされた歯の歯番号を特定するとともに、選択された人口歯冠のパノラマ用材料画像を記録装置104から読み出して、上顎パノラマ画像2h内のクリックされた歯の画像に重畳して表示する。さらに、制御装置104は、選択された人口歯冠のパノラマ用材料画像に対応した正面用材料画像を記録装置104から読み出して、上顎正面画像2jの上顎パノラマ画像2h内でクリックされた歯に対応する歯の画像に重畳して表示する。
また、制御装置103は、ユーザによるマウス操作によって上顎用パノラマ用材料画像選択欄2lに表示された人工歯根のパノラマ用材料画像のいずれかがクリックして選択され、その後、上顎パノラマ画像2h内のいずれかの歯の歯根部分の画像上がクリックされたことを検出した場合には、歯根部分がクリックされた歯の歯番号を特定するとともに、選択された人口歯根のパノラマ用材料画像を記録装置104から読み出して、上顎パノラマ画像2h内のクリックされた歯の歯根部分の画像に重畳して表示する。これによって、ユーザは、上顎パノラマ画像2hを用いて視覚的に治療方法の再シミュレーションを行うことができる。
制御装置103は、ユーザによるマウス操作によって下顎用パノラマ用材料画像選択欄2mに表示された人工歯冠のパノラマ用材料画像のいずれかがクリックして選択され、その後、下顎パノラマ画像2i内のいずれかの歯の画像上がクリックされたことを検出した場合には、クリックされた歯の歯番号を特定するとともに、選択された人口歯冠のパノラマ用材料画像を記録装置104から読み出して、下顎パノラマ画像2i内のクリックされた歯の画像に重畳して表示する。さらに、制御装置104は、選択された人口歯冠のパノラマ用材料画像に対応した正面用材料画像を記録装置104から読み出して、下顎正面画像2kの下顎パノラマ画像2i内でクリックされた歯に対応する歯の画像に重畳して表示する。
また、制御装置103は、ユーザによるマウス操作によって下顎用パノラマ用材料画像選択欄2mに表示された人工歯根のパノラマ用材料画像のいずれかがクリックして選択され、その後、下顎パノラマ画像2i内のいずれかの歯の歯根部分の画像上がクリックされたことを検出した場合には、歯根部分がクリックされた歯の歯番号を特定するとともに、選択された人口歯根のパノラマ用材料画像を記録装置104から読み出して、下顎パノラマ画像2i内のクリックされた歯の歯根部分の画像に重畳して表示する。これによって、ユーザは、下顎パノラマ画像2iを用いて視覚的に治療方法の再シミュレーションを行うことができる。
制御装置103は、ユーザによって、パノラマ用材料画像が選択されずに、上顎パノラマ画像2hまたは下顎パノラマ画像2i内でいずれかの歯の画像上、または歯根部分の画像上がクリックされたことを検出した場合には、クリックされた歯の画像または歯根部分の画像に重畳するパノラマ用材料画像をあらかじめ設定された順番で切り替える。例えば、各パノラマ用材料画像は、上顎用、下顎用ごとに、その表示順を示す番号が付されており、制御装置103は、ユーザによって上顎パノラマ画像2hまたは下顎パノラマ画像2i内のいずれかの歯の画像上、または歯根部分の画像上がクリックされたことを検出した場合には、その番号の順番に従って、クリックされた歯の画像または歯根部分の画像にパノラマ用材料画像を切り替えて重畳していけばよい。これによって、ユーザは、上顎パノラマ画像2hや下顎パノラマ画像2i内で、パノラマ用材料画像の切り替えを行いたい歯に対応する歯または歯根部分をクリックするだけで、重畳するパノラマ用材料画像を切り替えて、治療の再シミュレーションを行うことができる。
制御装置103は、さらに、ユーザによって、上顎パノラマ画像2hまたは下顎パノラマ画像2i内でいずれかの歯または歯根部分がクリックされて治療の再シミュレーションが行われた場合には、上顎正面画像2jと下顎正面画像2kの表示内容を、上顎パノラマ画像2hまたは下顎パノラマ画像2iにおける再シミュレーションの結果に応じて更新する。
また、制御装置103は、ユーザによって、上顎パノラマ画像2hまたは下顎パノラマ画像2iを用いて再シミュレーションが行われた場合には、見積書表示領域2b内の表示内容を再シミュレーション後の治療内容に応じて変更する。具体的には、制御装置103は、上顎パノラマ画像2hまたは下顎パノラマ画像2iに、上顎用パノラマ用材料画像選択欄2lまたは下顎用パノラマ用材料画像選択欄2mからいずれかの材料画像が選択され、上顎パノラマ画像2hまたは下顎パノラマ画像2i内で歯または歯根部分が選択された場合には、選択された歯の歯番号と、選択されたパノラマ用材料画像とに基づいて、治療対象の歯と治療内容を特定する。そして、制御装置103は、特定した治療対象の歯に応じて、入力欄2d内における治療対象の歯の選択状況を変更し、特定した治療内容に基づいて自費種別選択欄2e内の選択状況を変更し、変更後の自費種別に応じて金額情報表示欄2f内の表示を変更する。これによって、ユーザは、上顎パノラマ画像2hまたは下顎パノラマ画像2iを用いた治療方法の再シミュレーションの結果を見積書データの内容に反映させることができる。
ユーザは、上顎パノラマ画像2hや下顎パノラマ画像2iの歯の画像や歯根部分の画像に消しゴム画像2nをドラッグすることにより、ドラッグ先の歯の画像または歯根部分の画像に重畳して表示されているパノラマ用材料画像を消去するように指示することができる。
制御装置103は、ユーザによって消しゴム画像2nがいずれかの歯の画像や歯根部分の画像にドラッグされたことを検出した場合には、ドラッグ先の歯の画像または歯根部分の画像に重畳して表示されているパノラマ用材料画像を消去する。また、制御装置103は、見積書表示領域2b内から、消去したパノラマ用材料画像に対応する治療内容の明細を削除するとともに、消去内容を上顎正面画像2jと下顎正面画像2kの表示内容に反映させる。
制御装置103は、上述したように、ユーザによって見積書表示領域2bで見積書データが作成され、シミュレーション画像表示領域2cで治療内容のシミュレーションが行われた後に、見積書表示領域2bに表示されている見積書データと、シミュレーション画像表示領域2cに表示されているシミュレーション結果画像とを関連付けたシミュレーションデータを対象患者の患者情報に関連付けて記録装置104に記録する。これにより、ユーザは、上述したように、過去のシミュレーションデータを読み出して確認したり、再度、上述した操作を行って、見積内容やシミュレーション内容を変更することができる。
また、ユーザは、「消去」ボタン2vをクリックして、歯科治療シミュレーション画面に表示されている内容を消去するように指示することができる。なお、制御装置103は、ユーザによって「消去」ボタン2vがクリックされた場合には、表示中の情報を画面から消去するのみとしてもよいし、表示中の情報を画面から消去するとともに、表示中の情報を記録装置104から削除するようにしてもよい。
ユーザは、「印刷」ボタン2wをクリックすることにより、歯科治療シミュレーション画面に表示されている内容を接続IF102を介して接続されたプリンタを利用して印刷するように指示することができる。また、ユーザは「閉じる」ボタン2xをクリックすることにより、歯科治療シミュレーション画面を閉じて、歯科治療シミュレーションプログラムを終了するように指示することができる。
ユーザは、シミュレーション画像表示領域2cに配置されている「画像ボタン」2yをクリックすることにより、患者に対して治療方法を説明するためのプレゼンテーション画面を表示させることができる。制御装置103は、ユーザによって「画像ボタン」2yがクリックされたことを検出した場合には、歯科治療シミュレーション画面でのシミュレーション結果を引き継いで、図3に示すプレゼンテーション画面を表示装置105に表示する。
以下、図3に示すプレゼンテーション画面について説明する。なお、図3は、上顎用のプレゼンテーション画面を示しており、本実施の形態では、この上顎用のプレゼンテーション画面を用いて説明を行うが、下顎用のプレゼンテーション画面も同様の操作および処理が可能である。制御装置103は、ユーザによって「画像ボタン」2yがクリックされたことを検出したときに、歯科治療シミュレーション画面でのシミュレーション結果に基づいて、治療対象の歯が上顎の歯であると判断した場合には、上顎用のプレゼンテーション画面を表示し、治療対象の歯が下顎の歯であると判断した場合には、下顎用のプレゼンテーション画面を表示させる。
プレゼンテーション画面は、治療内容表示領域3aと治療内容比較領域3bとで構成される治療材料説明用領域と、治療材料表示領域3cと、治療方法画像作成領域3dとレントゲン画像表示領域3eとで構成され治療方法説明用領域とで構成される。なお、図3に示す点線の枠は、それぞれ治療内容表示領域3a、治療内容比較領域3b、治療材料表示領域3c、治療方法表示領域3d、レントゲン画像表示領域3eを明確にするために便宜的に付したものである。
治療内容表示領域3aは、後述する治療内容比較領域3b内でユーザによって選択された治療内容に応じた上顎正面画像3fと、簡易的な上顎パノラマ画像3gとを表示するための領域である。なお、ここで表示される上顎正面画像3fは、上述した上顎正面画像2jと同様である。簡易的な上顎パノラマ画像3gは、上述した上顎パノラマ画像2hを簡略化して表したものであり、後述する治療内容比較領域3b内でユーザによって選択された治療内容に応じて、歯番号が記載された領域内に、治療対象の歯のパノラマ画像のみを表示した画像である。
制御装置103は、図2で上述した歯科治療シミュレーション画面でのシミュレーション結果に基づいて、上顎正面画像3fと、簡易的な上顎パノラマ画像3gとをデフォルト表示する。すなわち、制御装置103は、歯科治療シミュレーション画面のシミュレーション画像表示領域2c内に表示されていた上顎正面画像2jを上顎正面画像3fとしてデフォルト表示し、歯科治療シミュレーション画面のシミュレーション画像表示領域2c内に表示されていた上顎パノラマ画像2h内から治療対象の歯の画像を切り出して、簡易的な上顎パノラマ画像3gを表示する。図3に示す例では、右側の歯番号が3から6の4本の歯を治療対象とした場合の上顎正面画像3fと簡易的な上顎パノラマ画像3gとが表示されている。
治療内容比較領域3bは、患者の症状に応じた治療方法が複数ある場合に、ユーザが複数の治療方法を提案するとともに、各治療方法を比較しながら説明を行うための領域である。図3に示す例では、治療内容比較領域3bには、4パターンの治療方法を比較できるように、4つの治療内容候補表示領域3h〜3kが設けられている。
制御装置103は、まず、簡易的な上顎パノラマ画像3gに表示したものと同じ、上顎パノラマ画像2h内から切り出した治療対象の歯の画像を、1パターン目の治療方法として治療内容候補表示領域3hにデフォルト表示する。このとき、制御装置103は、治療内容候補表示領域3h内に表示した治療対象の歯の歯番号を、該歯番号に対応した歯番号表示領域3lに表示する。図3に示す例では、右側の3から6の歯に対応する歯番号表示領域3lに、3、4、5,6の各数字が表示されている。
制御装置103は、あらかじめ記録装置104に記録されている材料ごとの金額を各歯に対応付けて表示されている金額表示欄3m〜3oに表示する。ここで、金額表示欄3mは、対応する歯に対するインプラント治療を行う場合の金額を表示する表示欄であり、金額表示欄3nは、対応する歯に使用する人口歯冠の金額を表示する表示欄であり。金額表示欄3oは、対応する歯に使用する人口歯根の金額を表示する表示欄である。なお、図3に示す例では、表示される金額の単位は万円となっている。
また、制御装置103は、治療内容候補表示領域3h内の上部に設けられた合計金額表示欄3oに、金額表示欄3m〜3oに表示された金額の合計を表示し、治療内容候補表示領域3h内に表示した治療方法の治療種別に応じた情報を合計金額表示欄3pの右側に設けられた表示欄に表示する。
ユーザは、治療内容候補表示領域3hに表示された治療方法と異なる治療方法を患者に提案可能な場合には、その治療方法を示す画像を治療方法画像作成領域3dで作成することができ、治療方法画像作成領域3dで作成した他の治療方法を治療内容候補表示領域3i、3j.3kに表示させて、治療内容比較領域3b内で複数の治療方法を比較させることができる。なお、図3は、治療方法の代替案として、治療内容候補表示領域3iに表示されている治療方法、治療内容候補表示領域3jに表示されている治療方法、治療内容候補表示領域3kの3パターンが作成されて、治療内容候補表示領域3hにデフォルト表示された治療方法も含めた4パターンの治療方法が比較可能となっている例を示している。
なお、ユーザは、治療内容候補表示領域3hから3kのいずれかをクリックして選択した上で、治療内容比較領域3b内に表示されている「選択消去」ボタン3qをクリックすることにより、クリックした領域内に表示されている画像の消去を指示することができる。
次に、治療方法の代替案を作成して、治療内容候補表示領域3i、3j.3kに表示させるための処理について説明する。治療材料表示領域3cには、上述した上顎用のパノラマ用材料画像がパレット状に表示された材料パレットが表示されている。なお、図3は上顎用のプレゼンテーション画面であるため、材料パレットには上顎用のパノラマ用材料画像が表示されているが、下顎用のプレゼンテーション画面には、下顎用パノラマ用材料画像が表示された材料パレットが表示されることになる。
また、治療方法画像作成領域3dには、上顎正面画像3tと簡易的な上顎パノラマ画像3sとが表示されている。上顎正面画像3tは、治療内容表示領域3aに表示されているものと同様であるが、ユーザによって代替案が作成されるまでは治療内容を示す正面用材料画像は表示されない。また、簡易的な上顎パノラマ画像3sは、上述した治療内容表示領域3a内に表示される簡易的な上顎パノラマ画像3gと同様の形式で表示されるが、この簡易的な上顎パノラマ画像3sもユーザによって代替案が作成されるまでは、治療内容を示す上顎用のパノラマ用材料画像は表示されない。
ユーザは、治療方法画像作成領域3d内の自費種別選択欄3rで自費種別を選択した後、治療材料表示領域3cに表示されている材料パレットから治療に用いる上顎用のパノラマ用材料画像を選択し、治療方法画像作成領域3d内に表示されている簡易的な上顎パノラマ画像3s上のいずれかの歯の画像または歯根部分の画像上をクリックして治療対象の歯を選択することにより、治療対象の歯を治療するために用いる材料を選択することができる。
制御装置103は、ユーザによって治療材料表示領域3cに表示されている材料パレット内でいずれかの上顎用のパノラマ用材料画像がクリックして選択され、治療方法画像作成領域3dに表示されている簡易的な上顎パノラマ画像3s上の歯の画像または歯根部分の画像がクリックされたことを検出した場合には、クリックされた歯の歯番号を特定するとともに、選択された人口歯冠または人工歯根のパノラマ用材料画像を記録装置104から読み出して、簡易的な上顎パノラマ画像3s内のクリックされた歯の画像または歯根部分の画像に重畳して表示する。これによって、ユーザは、簡易的な上顎パノラマ画像3sを用いてシミュレーションを行って、治療方法の代替案を作成することができる。
また、制御装置103は、上述した歯科治療シミュレーション画面と同様に、上顎正面画像3tの表示内容を、上顎パノラマ画像3sにおけるシミュレーションの結果に応じて更新する。また、ユーザは、上述した歯科治療シミュレーション画面と同様に、簡易的な上顎パノラマ画像3s上の歯または歯根部分をクリックすることにより、クリックされた歯の画像または歯根部分の画像に重畳するパノラマ用材料画像をあらかじめ設定された順番で切り替えることができる。さらに、ユーザは、上顎正面画像3tの歯の画像をクリックすることにより、クリックされた領域に対応する歯の画像に重畳する正面用材料画像をあらかじめ設定された順番で切り替えることもできる。このクリックによる切り替え操作は、治療内容表示領域3a内の上顎正面画像3fと簡易的な上顎パノラマ画像3gでも行うことができる。
ユーザは、治療方法画像作成領域3dでシミュレーションを行って治療方法の代替案を作成した場合には、後述するレントゲン画像表示領域3eに表示されている「パノラマ画像」ボタン3uをクリックすることにより、作成した治療方法の代替案を治療内容表示領域3a内に表示させることができる。
制御装置103は、ユーザによって「パノラマ画像」ボタン3uがクリックされたことを検出した場合には、治療方法画像作成領域3dで作成された治療方法の代替案を特定するための情報を記録装置104に記録する。そして、制御装置103は、上顎パノラマ画像3sの表示内容をコピーして、治療内容表示領域3aの簡易的な上顎パノラマ画像3gに表示する。また、制御装置103は、上顎正面画像3t内の表示内容をコピーして、治療内容表示領域3aの上顎正面画像3fに表示する。
治療内容表示領域3aには、簡易的な上顎パノラマ画像3gに表示されているそれぞれの歯に対応付けて、選択ボタン4a〜4pが配置されている。具体的には、選択ボタン4bは左側の歯番号7の歯に対応し、選択ボタン4cは左側の歯番号6の歯に対応し、選択ボタン4dは左側の歯番号5の歯に対応し、選択ボタン4eは左側の歯番号4の歯に対応している。選択ボタン4fは左側の歯番号3の歯に対応し、選択ボタン4gは左側の歯番号2の歯に対応し、選択ボタン4hは左側の歯番号1の歯に対応している。また、選択ボタン4iは右側の歯番号1の歯に対応し、選択ボタン4jは右側の歯番号2の歯に対応し、選択ボタン4kは右側の歯番号3の歯に対応し、選択ボタン4lは右側の歯番号4の歯に対応している。選択ボタン4mは右側の歯番号5の歯に対応し、選択ボタン4nは右側の歯番号6の歯に対応し、選択ボタン4oは右側の歯番号7の歯に対応している。さらに、簡易的な上顎パノラマ画像3gでは、左右ともに親不知に対応する歯番号が8の歯は図示されていないが、当該選択ボタンには、この親不知に対応する選択ボタンとして、左側の親不知に対応する選択ボタン4aと、右側の親不知に対応する選択ボタン4pが配置されている。
ユーザは、選択ボタン4a〜4pを操作して、簡易的な上顎パノラマ画像3gに表示されている治療方法の代替案を治療内容比較領域3b内に表示させることができる。具体的には、ユーザは、簡易的な上顎パノラマ画像3gに表示されている治療方法の代替案において、治療内容比較領域3b内に表示させたい歯のうちの一番左側の歯に対応する選択ボタンをクリックすることにより、クリックした選択ボタンに対応する歯から右側の所定本数の歯の画像を切り出して、治療内容比較領域3b内に表示するように指示することができる。
制御装置103は、ユーザによって選択ボタン4a〜4pのいずれかがクリックされたことを検出した場合には、クリックされた選択ボタンに対応する歯から右側のあらかじめ設定された所定本数、例えば4本の歯の画像を簡易的な上顎パノラマ画像3gから切り出して、治療内容比較領域3b内の未だ治療方法が表示されていない領域、例えば、治療内容候補表示領域3iに表示する。具体的には、制御装置103は、ユーザによって選択ボタン4kがクリックされたことを検出した場合には、選択ボタン4kに対応する右側の歯番号3の歯、選択ボタン4lに対応する右側の歯番号4の歯、選択ボタン4mに対応する右側の歯番号5の歯、及び選択ボタン4nに対応する右側の歯番号6の歯の画像を簡易的な上顎パノラマ画像3gから切り出して、治療内容候補表示領域3iに表示する。
このとき、制御装置103は、治療内容候補表示領域3h内にデフォルト表示したときと同様に、治療対象の歯の歯番号を、該歯番号に対応した歯番号表示領域3lに表示する。また、制御装置103は、治療内容候補表示領域3h内にデフォルト表示したときと同様に、あらかじめ記録装置104に記録されている材料ごとの金額を各歯に対応付けて表示されている金額表示欄3m〜3oに表示するとともに、合計金額表示欄3pに、金額表示欄3m〜3oに表示された金額の合計を表示する。さらに、治療方法の治療種別に応じた情報を合計金額表示欄3pの右に設けられた表示欄に表示する。
ユーザは、上述した操作を繰り返すことにより治療方法画像作成領域3dを使用した治療方法の代替案を複数作成して、治療内容比較領域3b内の4つの治療内容候補表示領域3h〜3kに並べて表示させることにより、患者に対して、治療方法の候補を複数提示して治療内容を説明することができるととともに、治療費の合計や治療後の歯の状態を視覚的に表示させてユーザに提示し、患者に希望する治療方法を選択させることができる。
なお、制御装置103は、治療内容候補表示領域3h〜3kに表示されている代替案において、ユーザによって、歯番号表示領域3lに表示されている歯番号のいずれか、例えば治療内容候補表示領域3hにおいて、符号3vで示す左側の歯番号3がクリックされたことを検出した場合には、その代替案におけるクリックされた歯番号よりも右側に表示されている歯の画像を切り出して、簡易的な上顎パノラマ画像3gに表示する。このとき、制御装置103は、簡易的な上顎パノラマ画像3gに表示した画像に応じた正面画像を上顎正面画像3fに表示する。また、制御装置103は、ユーザによって、治療内容候補表示領域3h〜3kに表示されているコピーボタン3wがクリックされたことを検出した場合には、コピーボタン3wがクリックされた代替案の画像を隣の治療内容候補表示領域内にコピーして表示する。
レントゲン画像表示領域3eは、あらかじめ撮影された患者の歯のパントモレントゲン画像を表示させるための領域である。パントモレントゲン画像は、ユーザによってあらかじめ撮影されて患者情報に関連付けて記録装置104に記録されており、制御装置103は、プレゼンテーション画面を表示するときに、記録装置104から対象患者のパントモレントゲン画像を読み出して、レントゲン画像表示領域3eに表示する。これにより、ユーザは、患者のレントゲン画像を見ながら患者への説明を行うことができる。
ユーザは、不図示の「印刷」ボタンをクリックすることにより、プレゼンテーション画面に表示されている内容を接続IF102を介して接続されたプリンタを利用して印刷するように指示することができる。また、ユーザは「戻る」ボタンをクリックすることにより、画面表示を図2に示した歯科治療シミュレーション画面に戻すように指示することもできる。このとき、制御装置103は、治療内容表示領域3aに表示されている治療内容に基づいて、歯科治療シミュレーション画面における見積内容を更新する。また、ユーザは、不図示の「閉じる」ボタンをクリックすることにより、プレゼンテーション画面を閉じて、歯科治療シミュレーションプログラムを終了するように指示することができる。
図4は、本実施の形態における処理の流れを示すフローチャートである。図4に示す処理は、ユーザによって記録装置104に記録された歯科治療シミュレーションプログラムの実行が指示されると起動するプログラムとして、制御装置103によって実行される。
ステップS10では、制御装置103は、図2に示した歯科治療シミュレーション画面を表示装置105に表示する。その後、ステップS20へ進む。
ステップS20では、制御装置103は、ユーザによって「閉じる」ボタン2xがクリックされることにより、歯科治療シミュレーションプログラムを終了するように指示されたか否かを判断する。ステップS20で肯定判断した場合には、処理を終了する。これに対して、ステップS20で否定判断した場合には、ステップS30へ進む。
ステップS30では、制御装置103は、ユーザによって、見積書表示領域2b内で上述した見積書データ作成のための操作がされたか否かを判断する。ステップS30で肯定判断した場合には、ステップS40へ進む。
ステップS40では、制御装置103は、上述したように、見積書表示領域2b内での入力内容に基づいてシミュレーション結果画像を作成して記録装置104に記録するとともに、作成したシミュレーション結果画像をシミュレーション画像表示領域2cに表示する。その後、ステップS50へ進む。
ステップS50では、制御装置103は、ユーザによって、上述したように上顎パノラマ画像2hや下顎パノラマ画像2iを用いた再シミュレーションのための操作が行われたか否かを判断する。ステップS50で肯定判断した場合には、ステップS40へ戻り、制御装置103は、ユーザによる操作内容に基づいて再シミュレーションを行って、シミュレーション結果画像を作成する。一方、ステップS50で否定判断した場合には、ステップS60へ進む。
ステップS60では、制御装置103は、ユーザによって「印刷」ボタン2wがクリックされて歯科治療シミュレーション画面の印刷が指示されたか否かを判断する。ステップS60で否定判断した場合には、後述するステップS80へ進む。これに対して、ステップS60で肯定判断した場合には、ステップS70へ進む。
ステップS70では、制御装置103は、歯科治療シミュレーション画面に表示されている内容を接続IF102を介して接続されたプリンタを利用して印刷する。その後、ステップS80へ進む。
ステップS80では、制御装置103は、シミュレーション画像表示領域2cに配置されている「画像ボタン」2yがクリックされることにより、プレゼンテーション画面の表示が指示されたか否かを判断する。ステップS80で否定判断した場合には、ステップS20へ戻る。これに対して、ステップS80で肯定判断した場合には、ステップS90へ進む。
ステップS90では、制御装置103は、図3に示したプレゼンテーション画面を表示装置105に表示して、ステップS100へ進む。
ステップS100では、制御装置103は、上述したように、ユーザによって治療方法画像作成領域3d上で治療方法の代替案を作成するための操作が行われたか否かを判断する。ステップS100で否定判断した場合には、後述するステップS120へ進む。これに対して、ステップS100で肯定判断した場合には、ステップS110へ進む。
ステップS110では、制御装置103は、上述したように、治療方法画像作成領域3d内での操作内容に基づいて治療方法の代替案を作成して記録装置104に記録するとともに、ユーザからの指示に基づいて、作成した治療方法の代替案を空いている治療内容候補表示領域に表示する。その後、ステップS120へ進む。
ステップS120では、制御装置103は、ユーザによって、プレゼンテーション画面上で不図示の「印刷」ボタンがクリックされてプレゼンテーション画面の印刷が指示されたか否かを判断する。ステップS120で否定判断した場合には、後述するステップS140へ進む。これに対して、ステップS120で肯定判断した場合には、ステップS130へ進む。
ステップS130では、制御装置103は、プレゼンテーション画面に表示されている内容を接続IF102を介して接続されたプリンタを利用して印刷する。その後、ステップS140へ進む。
ステップS140では、制御装置103は、ユーザによってプレゼンテーション画面上で不図示の「戻る」ボタンがクリックされたか否かを判断する。ステップS140で肯定判断した場合には、ステップS10へ戻り、制御装置103は、画面表示を図2に示した歯科治療シミュレーション画面に戻す。このとき、制御装置103は、治療内容表示領域3aに表示されている治療内容に基づいて、歯科治療シミュレーション画面における見積内容を更新する。これに対して、ステップS140で否定判断した場合には、ステップS150へ進む。
ステップS150では、制御装置103は、ユーザによってプレゼンテーション画面上で不図示の「閉じる」ボタンがクリックされたかを判断することにより、歯科治療シミュレーションプログラムの終了が指示されたか否かを判断する。ステップS150で否定判断した場合には、ステップS100へ戻る。これに対して、ステップS150で肯定判断した場合には、処理を終了する。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)制御装置103は、ユーザからの指示に基づいて、治療対象とする歯を特定し、ユーザからの指示に基づいて、療対象の歯に対する治療のために用いる材料を特定し、特定した治療対象とする歯と、治療のために用いる材料とに基づいて、患者の歯の治療内容に応じた治療費を算出し、算出した治療費に基づいて見積書データを作成するようにした。また、制御装置103は、上顎の歯の並びをパノラマ表示した上顎パノラマ画像と、下顎の歯の並びをパノラマ表示した下顎パノラマ画像とを表示し、上顎パノラマ画像、および下顎パノラマ画像に表示される歯の画像の内、治療対象とする歯の画像に対して、記録装置104に記録されている治療のために用いる材料の画像を重畳して、シミュレーション結果画像を作成するようにした。そして、制御装置103は、作成した見積書データとシミュレーション結果画像とを歯科治療シミュレーション画面上に表示するようにした。これによって、ユーザは、患者に対して歯科治療シミュレーション画面上で治療内容と見積書データを提示して、治療内容や治療費の説明をすることができる。
(2)制御装置103は、患者の歯の治療方法ごとに、治療対象の歯を特定するための情報、治療内容を特定するための情報、及び治療費を特定するための情報を明細表示した見積書データを作成して、見積書表示領域2bに表示するようにした。これによって、ユーザは、患者に対して治療費の明細を提示することができる。
(3)制御装置103は、上顎用パノラマ用材料画像選択欄2lと下顎用パノラマ用材料画像選択欄2mに上顎用のパノラマ用材料画像と下顎用のパノラマ用材料画像を並べて一覧表示し、ユーザによる上顎パノラマ画像2h、または下顎パノラマ画像2i内における治療対象の歯の選択、および上顎用パノラマ用材料画像選択欄2l、または下顎用パノラマ用材料画像選択欄2m内からのパノラマ用材料画像の選択を受け付け、その受付内容に基づいて、シミュレーション結果画像を更新することにより再シミュレーションを行うようにした。これによって、ユーザは、歯科治療シミュレーション画面上でユーザに様々な治療方法を提案することができる。
(4)制御装置103は、上顎パノラマ画像h、および下顎パノラマ画像iのそれぞれに関連付けて、シミュレーション結果を反映した上顎正面画像2j、および下顎正面画像2kを表示するようにした。これによって、患者は、治療後の歯の状態を正面から見た場合のイメージを容易につかむことができる。
(5)制御装置103は、ユーザからの「画像ボタン」2yのクリックを受け付けて、上顎パノラマ画像のシミュレーション結果画像に基づく簡易的な上顎シミュレーション結果画像、または下顎パノラマ画像のシミュレーション結果画像に基づく簡易的な下顎シミュレーション結果画像と、あらかじめ撮影された患者の歯のパントモレントゲン画像とを表示したプレゼンテーション画面を表示するようにした。これによって、ユーザは、シミュレーション結果と実際の患者のレントゲン写真とを用いて、患者への治療方法の説明が可能となる。また、患者は、パントモレントゲン画像により自分の歯の状態を見ながら提示されたシミュレーション結果画像をよりわかりやすく理解することができる。
(6)制御装置103は、ユーザによる操作を受け付けて、プレゼンテーション画面内で、少なくとも1つの治療方法の代替案を示す画像を作成し、これを治療内容比較領域3b内に他の代替案と並べて表示するようにした。これによって、ユーザは、複数の代替案を一画面内に表示させて、患者に比較説明を行うことができる。
(7)制御装置103は、治療方法の代替案ごとに治療費を算出し、算出した治療費に関する情報を、治療内容比較領域3b内に治療方法の代替案を示す画像と関連付けて表示するようにした。これによって、患者は、各治療方法ごとの治療費を比較することができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態の歯科治療シミュレーション装置は、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、パノラマ用材料画像は、ユーザが、あらかじめ実際に治療に用いる人工歯冠や人工歯根といった材料を、患者の歯に装着されたときに患者の歯を裏側斜め45度方向から見た状態を想定して撮影し、これによって取得された画像データに対して背景を透明化するための処理を施すことによって作成される例について説明した。しかしながら、パノラマ用材料画像は、歯科治療シミュレーションプログラムの提供者によって準備され、歯科治療シミュレーションプログラムのデータに含めて配布されるようにしてもよい。
(2)上述した実施の形態では、制御装置103は、プレゼンテーション画面内のレントゲン画像表示領域3eにあらかじめ撮影された患者の歯のパントモレントゲン画像を表示させる例について説明した。このとき、ユーザは、治療材料表示領域3cに表示されている材料パレットから治療に用いるパノラマ用材料画像を選択し、パントモレントゲン画像内の治療対象の歯に直接ドラッグすることにより、治療対象の歯を治療するために用いる材料を選択して、代替案を作成できるようにしてもよい。
(3)上述した実施の形態では、歯科治療シミュレーション画面は図2に示すような画面である例について説明した。しかしながら歯科治療シミュレーション画面の構成はこれに限定されるものではない。例えば、歯科治療シミュレーション画面は、図5に示すような構成としてもよい。ここでは、図5に示す歯科治療シミュレーション画面について、図2との相違点を中心に説明する。図2に示した歯科治療シミュレーション画面では、シミュレーション画像表示領域2c内の上顎用パノラマ用材料画像選択欄2lと下顎用パノラマ用材料画像選択欄2mは、それぞれパノラマ用材料画像を並べて表示し、この中からユーザによる画像の選択を受け付ける構成となっていた。
これに対して、図5に示す歯科治療シミュレーション画面では、シミュレーション画像表示領域2c内に上顎用パノラマ用材料画像選択欄5aと下顎用パノラマ用材料画像選択欄5iが表示される点は同じであるが、上顎用パノラマ用材料画像選択欄5aと下顎用パノラマ用材料画像選択欄5iでは、パノラマ用材料画像がグループ分けされており、該グループをタブで切り替えて表示できる構成となっている。具体的には、パノラマ用材料画像は、各治療方法で用いる材料ごとにグループ分けされており、上顎用パノラマ用材料画像選択欄5aには、各グループに属するパノラマ用材料画像を切り替えて表示するためのタブ5b〜5hが表示されている。また、下顎用パノラマ用材料画像選択欄5iには、各グループに属するパノラマ用材料画像を切り替えて表示するためのタブ5j〜5pが表示されている。
ユーザは、上顎用パノラマ用材料画像選択欄5aに表示されたタブ5b〜5hのうちのいずれかをクリックして選択することにより、目的の治療法に合った上顎用パノラマ用材料画像を上顎用パノラマ用材料画像選択欄5a内に一覧表示させることができる。また、ユーザは、下顎用パノラマ用材料画像選択欄5iに表示されたタブ5j〜5pのうちのいずれかをクリックして選択することにより、目的の治療法に合った下顎用パノラマ用材料画像を下顎用パノラマ用材料画像選択欄5i内に一覧表示させることができる。上顎用パノラマ用材料画像選択欄5a内や下顎用パノラマ用材料画像選択欄5i内に一覧表示されたパノラマ用材料画像を利用して、上顎パノラマ画像2hや下顎パノラマ画像2iに治療結果を反映させる処理は、図2を用いて上述した方法と同様のため、説明を省略する。これによって、ユーザは、治療方法ごとにグループ化して分類されたパノラマ用材料画像の中から使用する画像を選択することができるため、目的のパノラマ用材料画像を容易に見つけ出すことが可能となる。
(4)上述した実施の形態では、プレゼンテーション画面は図3に示すような画面である例について説明した。しかしながらプレゼンテーション画面の構成はこれに限定されるものではない。例えば、プレゼンテーション画面は、図6に示すような構成としてもよい。ここでは、図6に示す歯科治療シミュレーション画面について、図3との相違点を中心に説明する。図3に示す例では、プレゼンテーション画面は、治療内容表示領域3aと治療内容比較領域3bとで構成される治療材料説明用領域が画面上側に位置し、治療材料表示領域3cと、治療方法画像作成領域3dとレントゲン画像表示領域3eとで構成され治療方法説明用領域が画面下側に位置する構成となっていた。
これに対して、図6に示す歯科治療シミュレーション画面では、治療方法画像作成領域3dとレントゲン画像表示領域3eとで構成される治療方法説明用領域が画面上側に位置し、治療内容表示領域3aと治療内容比較領域3bとで構成される治療材料説明用領域が画面下側に位置する構成となっている。また、図3における治療材料表示領域3cに代えて、図6では、治療方法説明用領域内でタブ表示される治療材料表示領域6aと、治療材料説明用領域でタブ表示される治療材料表示領域6bとが配置されている。ユーザは、図5で上述した上顎用パノラマ用材料画像選択欄5aに表示されたタブ5b〜5hや、下顎用パノラマ用材料画像選択欄5iに表示されたタブ5j〜5pと同様に、治療材料表示領域6aに表示されたタブ、または治療材料表示領域6bに表示されたタブの中からいずれかのタブを選択し、表示されたパノラマ用材料画像を用いて治療方法の代替案を作成することができる。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
100 歯科治療シミュレーション装置
101 操作部材
102 接続IF
103 制御装置
104 記録装置
105 表示装置

Claims (16)

  1. ユーザからの指示に基づいて、治療対象の歯を特定する治療対象特定手段と、
    ユーザからの指示に基づいて、前記治療対象特定手段によって特定された前記治療対象の歯に対する治療のために用いる材料を特定する材料特定手段と、
    前記治療対象特定手段によって特定された前記治療対象の本数と、歯一本当たりの治療費を示す単位治療費とに基づいて、患者の歯の治療費を算出する治療費算出手段と、
    前記治療費算出手段によって算出された前記治療費に基づいて、見積書データを作成する見積書データ作成手段と、
    上顎の歯の並びを模してパノラマ表示した上顎パノラマ画像と、下顎の歯の並びを模してパノラマ表示した下顎パノラマ画像とを記録装置から読み出すパノラマ画像読み出し手段と、
    前記上顎パノラマ画像、および前記下顎パノラマ画像に表示される歯の画像の内、前記治療対象特定手段によって特定された前記治療対象歯の画像に対して、あらかじめ記録された、前記材料特定手段によって特定された前記治療のために用いる材料の画像を重畳して、シミュレーション結果画像を作成するシミュレーション結果画像作成手段と、
    前記見積書データ作成手段によって作成された前記見積書データと、前記シミュレーション結果画像作成手段によって作成された前記シミュレーション結果画像とを表示装置に表示するシミュレーション結果出力手段とを備えることを特徴とする歯科治療シミュレーション装置。
  2. 請求項1に記載の歯科治療シミュレーション装置において、
    前記見積書データ作成手段は、前記治療対象の歯を特定するための情報と前記治療費算出手段によって算出された前記治療費とを明細表示した見積書データを作成することを特徴とする歯科治療シミュレーション装置。
  3. 請求項1または2に記載の歯科治療シミュレーション装置において、
    前記治療のために用いる材料の画像を一覧表示する材料画像表示手段と、
    ユーザによる前記上顎パノラマ画像、または前記下顎パノラマ画像内における治療対象の歯の選択、および前記材料画像表示手段によって一覧表示された前記治療のために用いる材料の画像内における材料画像の選択を受け付ける再シミュレーション受付手段と、
    前記再シミュレーション受付手段による受け付け内容に基づいて、前記シミュレーション結果画像を更新する再シミュレーション実行手段とをさらに備えることを特徴とする歯科治療シミュレーション装置。
  4. 請求項3に記載の歯科治療シミュレーション装置において、
    前記材料画像表示手段は、ユーザからの指示に基づいて、前記治療のために用いる材料の画像を、あらかじめ分類されたグループごとに切り替えて表示することを特徴とする歯科治療シミュレーション装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の歯科治療シミュレーション装置において、
    前記シミュレーション結果出力手段は、前記上顎パノラマ画像、および前記下顎パノラマ画像のそれぞれに関連付けて、シミュレーション結果を反映したユーザの歯を正面から見た状態を示す上顎正面画像、および下顎正面画像を前記表示装置に表示することを特徴とする歯科治療シミュレーション装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の歯科治療シミュレーション装置において、
    ユーザから、前記上顎パノラマ画像の前記シミュレーション結果画像に基づく上顎シミュレーション結果画像、または前記下顎パノラマ画像の前記シミュレーション結果画像に基づく下顎シミュレーション結果画像を用いた治療方法説明画面の表示指示を受け付ける画面切り替え指示受付手段と、
    前記画面切り替え指示受付手段によって、前記治療方法説明画面の表示指示を受け付けた場合には、前記上顎シミュレーション結果画像と、あらかじめ撮影した患者の歯のパントモレントゲン画像とを表示した上顎治療方法説明画面、または前記下顎シミュレーション結果画像と、あらかじめ撮影した患者の歯のパントモレントゲン画像とを表示した下顎治療方法説明画面を前記表示装置に表示する治療方法説明画面表示手段とをさらに備えることを特徴とする歯科治療シミュレーション装置。
  7. 請求項6に記載の歯科治療シミュレーション装置において、
    記上顎治療方法説明画面内、または前記下顎治療方法説明画面内で、ユーザによる前記治療対象の歯と前記治療のために用いる材料の選択操作を受け付けて、少なくとも1つの治療方法の代替案を作成する代替案作成手段と、
    前記代替案作成手段によって作成された前記代替案を示す画像を、前記上顎シミュレーション結果画像または前記下顎シミュレーション結果画像と並べて表示する代替案表示手段とをさらに備えることを特徴とする歯科治療シミュレーション装置。
  8. 請求項7に記載の歯科治療シミュレーション装置において、
    前記治療費算出手段は、前記治療方法の代替案ごとに治療費を算出し、
    前記代替案表示手段は、前記治療費算出手段によって算出された前記治療費を示す情報を前記代替案を示すシミュレーション結果画像に関連付けて表示することを特徴とする歯科治療シミュレーション装置。
  9. ユーザからの指示に基づいて、治療対象歯を特定する治療対象特定手順と、
    ユーザからの指示に基づいて、前記治療対象特定手順で特定した前記治療対象の歯に対する治療のために用いる材料を特定する材料特定手順と、
    前記治療対象特定手順で特定した前記治療対象の本数と、歯一本当たりの治療費を示す単位治療費とに基づいて、患者の歯の治療費を算出する治療費算出手順と、
    前記治療費算出手順で算出した前記治療費に基づいて、見積書データを作成する見積書データ作成手順と、
    上顎の歯の並びを模してパノラマ表示した上顎パノラマ画像と、下顎の歯の並びを模してパノラマ表示した下顎パノラマ画像とを記録装置から読み出すパノラマ画像読み出し手順と、
    前記上顎パノラマ画像、および前記下顎パノラマ画像に表示される歯の画像の内、前記治療対象特定手順で特定した前記治療対象歯の画像に対して、あらかじめ記録された、前記材料特定手順で特定した前記治療のために用いる材料の画像を重畳して、シミュレーション結果画像を作成するシミュレーション結果画像作成手順と、
    前記見積書データ作成手順で作成した前記見積書データと、前記シミュレーション結果画像作成手順で作成した前記シミュレーション結果画像とを表示装置に表示するシミュレーション結果出力手順とをコンピュータに実行させるための歯科治療シミュレーションプログラム。
  10. 請求項9に記載の歯科治療シミュレーションプログラムにおいて、
    前記見積書データ作成手順は、前記治療対象の歯を特定するための情報と前記治療費算出手段によって算出された前記治療費とを明細表示した見積書データを作成することを特徴とする歯科治療シミュレーションプログラム。
  11. 請求項9または10に記載の歯科治療シミュレーションプログラムにおいて、
    前記治療のために用いる材料の画像を一覧表示する材料画像表示手順と、
    ユーザによる前記上顎パノラマ画像、または前記下顎パノラマ画像内における治療対象の歯の選択、および前記材料画像表示手順で一覧表示した前記治療のために用いる材料の画像内における材料画像の選択を受け付ける再シミュレーション受付手順と、
    前記再シミュレーション受付手順による受け付け内容に基づいて、前記シミュレーション結果画像を更新する再シミュレーション実行手順とをさらに有することを特徴とする歯科治療シミュレーションプログラム。
  12. 請求項11に記載の歯科治療シミュレーションプログラムにおいて、
    前記材料画像表示手順は、ユーザからの指示に基づいて、前記治療のために用いる材料の画像を、あらかじめ分類されたグループごとに切り替えて表示することを特徴とする歯科治療シミュレーションプログラム。
  13. 請求項9〜12のいずれか一項に記載の歯科治療シミュレーションプログラムにおいて、
    前記シミュレーション結果出力手順は、前記上顎パノラマ画像、および前記下顎パノラマ画像のそれぞれに関連付けて、シミュレーション結果を反映したユーザの歯を正面から見た状態を示す上顎正面画像、および下顎正面画像を前記表示装置に表示することを特徴とする歯科治療シミュレーションプログラム。
  14. 請求項9〜13のいずれか一項に記載の歯科治療シミュレーションプログラムにおいて、
    ユーザから、前記上顎パノラマ画像の前記シミュレーション結果画像に基づく上顎シミュレーション結果画像、または前記下顎パノラマ画像の前記シミュレーション結果画像に基づく下顎シミュレーション結果画像を用いた治療方法説明画面の表示指示を受け付ける画面切り替え指示受付手順と、
    前記画面切り替え指示受付手順で前記治療方法説明画面の表示指示を受け付けた場合には、前記上顎シミュレーション結果画像と、あらかじめ撮影した患者の歯のパントモレントゲン画像とを表示した上顎治療方法説明画面、または前記下顎シミュレーション結果画像と、あらかじめ撮影した患者の歯のパントモレントゲン画像とを表示した下顎治療方法説明画面を前記表示装置に表示する治療方法説明画面表示手順とをさらに有することを特徴とする歯科治療シミュレーションプログラム。
  15. 請求項14に記載の歯科治療シミュレーションプログラムにおいて、
    記上顎治療方法説明画面内、または前記下顎治療方法説明画面内で、ユーザによる前記治療対象の歯と前記治療のために用いる材料の選択操作を受け付けて、少なくとも1つの治療方法の代替案を作成する代替案作成手順と、
    前記代替案作成手順で作成した前記代替案を示す画像を、前記上顎シミュレーション結果画像または前記下顎シミュレーション結果画像と並べて表示する代替案表示手順とをさらに有することを特徴とする歯科治療シミュレーションプログラム。
  16. 請求項15に記載の歯科治療シミュレーションプログラムにおいて、
    前記治療費算出手順は、前記治療方法の代替案ごとに治療費を算出し、
    前記代替案表示手順は、前記治療費算出手順で算出した前記治療費を示す情報を前記代替案を示すシミュレーション結果画像に関連付けて表示することを特徴とする歯科治療シミュレーションプログラム。
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