JP5327068B2 - グラビア版胴の製造方法 - Google Patents

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本発明は、絵柄が印刷されたシートに、エンボス加工を施すためのグラビア版胴の製造方法に係り、とりわけ、精度の良いエンボス構造を迅速に形成することができるグラビア版胴の製造方法に関する。
従来より、絵柄が印刷されるとともにエンボス加工が施された化粧シートが知られている(特許文献1および2参照)。このような化粧シートは、立体感および高級感があって美粧性に優れていることから、例えば、各種ラベルや化粧箱などとして使用されている。この化粧シートは、まず、シートに絵柄が印刷され、その後、このシートを、表面に所定のパターンの凹凸を有するエンボス構造が形成されたエンボスロールと、圧胴との間を通過させることにより得られる。
このようなエンボスロールは、円筒状のシリンダ母材に感光性樹脂を塗布して所定のパターンで露光し、現像して、パターニングされた感光性樹脂をレジストとして腐食することにより作製される。
特開平6−210816号公報 特開平6−344649号公報
しかしながら、露光された感光性樹脂の現像処理は、感光性樹脂に不要な光が照射されることを防止するために、暗室で行われる。このことにより、現像時に、感光性樹脂がエンボス構造に対応する所定のパターンで形成されているか否かを検査することが困難であり、時間を要していた。このため、エンボスロールの表面に、精度の良いエンボス構造を迅速に形成することが困難であった。また、彫刻機を用いたエンボスロール作製方法もあるが、上述した腐食方式に比べると時間とコストがかかるという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、精度の良いエンボス構造を迅速かつ安価に形成することができるグラビア版胴の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、絵柄が印刷されたシートに、エンボス加工を施すためのグラビア版胴の製造方法において、円筒状のシリンダ母材を準備する工程と、シリンダ母材の表面の全域に、銅めっきを施して銅層を形成する工程と、銅層の表面の全域に明室現像用の感光性樹脂を塗布して、感光性樹脂層を形成する工程と、シリンダ母材の両端部に設けられたマージン領域を残してシートの絵柄に対応する絵柄領域にレーザ光を照射し、エンボス構造のパターンを反転して作成するように感光性樹脂層を露光する工程と、明室環境下において明室現像用の感光性樹脂層を現像して、感光性樹脂層のうち絵柄領域に形成された部分にエンボス構造のパターンを形成する工程と、明室環境下において感光性樹脂層のうちマージン領域に形成された部分を除去する工程と、銅層を腐食させ、銅層の絵柄領域にエンボス構造を形成する工程と、を備えたことを特徴とするグラビア版胴の製造方法である。
本発明は、銅層の絵柄領域にエンボス構造を形成した後、銅層上に、クロムめっきが施されることを特徴とするグラビア版銅の製造方法である。
本発明は、銅層を形成する工程は、シリンダ母材の表面に、第1の銅めっきを施して第1の銅層を形成する工程と、この第1の銅層の表面に、第2の銅めっきを剥離自在に施して第2の銅層を形成する工程とを有し、銅層の絵柄領域にエンボス構造を形成する工程において、第2の銅層のみが腐食されることを特徴とするグラビア版胴の製造方法である。
本発明は、第2の銅層を形成する工程において、第1の銅層の表面に、銀からなる銀層が形成され、この銀層の表面に第2の銅層が形成されることを特徴とするグラビア版胴の製造方法である。
本発明によれば、シリンダ母材の表面に施された銅めっき上に、明室現像用の感光性樹脂が塗布されて感光性樹脂層が形成され、エンボス構造のパターンで露光され、明室環境下において現像される。このことにより、現像時に、感光性樹脂層に形成されたエンボス構造のパターンを容易に確認することができる。その後、シリンダ母材上の銅めっきが腐食されて、この銅めっきにエンボス構造を形成することができる。このため、グラビア版胴の表面に、精度の良いエンボス構造を迅速かつ安価に形成することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるグラビア印刷機の全体構成を示す概略図。 図2は、本発明の第1の実施の形態におけるエンボスシリンダの軸方向断面の部分拡大図。 図3は、本発明の第1の実施の形態におけるエンボスシリンダの製造装置を示す図。 図4は、本発明の第1の実施の形態におけるエンボスシリンダの製造工程を示す図。 図5は、本発明の第1の実施の形態におけるエンボスシリンダの製造工程を示す図。 図6は、本発明の第2の実施の形態におけるエンボスシリンダの軸方向断面の部分拡大図。
第1の実施の形態
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。ここで、図1乃至図5は、本発明の第1の実施の形態におけるエンボスシリンダ(グラビア版胴)の製造方法を示す図である。
まず、図1によりグラビア印刷機1の全体構成について説明する。図1に示すように、グラビア印刷機1は、シート2に絵柄を印刷する印刷ユニット10と、絵柄が印刷されたシート2にエンボス加工を施すエンボス加工ユニット20とを有している。
まず、印刷ユニット10について説明する。印刷ユニット10は、表面に絵柄に対応するセル(図示せず)が形成された回転自在な絵柄用版胴11と、この絵柄用版胴11の上方に設けられ、絵柄用版胴11に送られてくるシート(例えば、アルミ転写蒸着紙、五條製紙製、スペシャリティーズGT−1、単位面積当たりの質量(米坪):315g/m)2を、絵柄用版胴11の版面に押圧する圧胴12とを有している。
絵柄用版胴11の下方に、インキを貯蔵するインキパン13が設けられている。このインキパン13と絵柄用版胴11との間に、インキパン13に貯蔵されたインキを絵柄用版胴11の版面に塗布するファニッシャーロール14が設けられている。また、絵柄用版胴11に近接する位置に、その版面に塗布されたインキを掻き取るドクタ15が設けられている。
このような印刷ユニット10において、シート2が絵柄用版胴11と圧胴12との間を通過することにより、シート2に所定の絵柄が印刷される。
次に、エンボス加工ユニット20について説明する。エンボス加工ユニット20は、表面に所定の凹凸形状からなるエンボス構造が形成されたエンボスシリンダ(グラビア版胴)30と、このエンボスシリンダ30の上方に設けられ、エンボスシリンダ30に送られてくるシート2を、エンボスシリンダ30の表面に押圧する圧胴21とを有している。
このようなエンボス加工ユニット20において、印刷ユニット10から送られてきたシート2がエンボスシリンダ30と圧胴21との間を通過することにより、絵柄が印刷されたシート2にエンボス加工が施される。
次に、エンボスシリンダ30について説明する。図2に示すように、エンボスシリンダ30は、円筒状のシリンダ母材31と、このシリンダ母材31の表面の全域に、ニッケルめっきにより形成されたニッケル層32と、このニッケル層32の全域に銅めっきにより形成された銅層33とを有している。ここで、シリンダ母材31に用いる材料としては、鉄、またはアルミニウムを用いることが好ましい。
銅層33は、その表面側の絵柄領域51(図4および図5参照)に、エンボス構造が形成されている。ここで、絵柄領域51とは、シリンダ母材31上において、シート2に印刷された絵柄に対応する領域をいう。また、図2においては、エンボス構造の凹凸形状を構成する凸部34が、一例として示されている。
銅層33上には、クロムめっきによりクロム層35が形成されている。
次に、図3を用いて、レーザ刷版により上述したエンボスシリンダ30を製造するためのエンボスシリンダ製造装置40について説明する。エンボスシリンダ製造装置40は、シリンダ母材31の表面の全域に、銅めっきを施して銅層33を形成する銅めっき装置41と、この銅めっき装置41に対してシリンダ母材31の搬送方向下流側に設けられ、銅層33の表面の全域に、明室現像用の感光性樹脂を塗布して感光性樹脂層50を形成する樹脂塗布装置42とを有している。本実施の形態における樹脂塗布装置42は、一例として、明室現像用の感光性樹脂として、サーマルレーザグラビア用感光液「TSER−2104 E4」(株式会社 シンク・ラボラットリー社 製)を塗布するようになっている。なお、明室現像用の感光性樹脂としては、このことに限られることはない。ここで、明室とは、50ルクス(lx)以上の照度を有する空間と定義する。
また、樹脂塗布装置42の下流側に、シリンダ母材31の両端部に設けられたマージン領域52(図4および図5参照)を残してシート2の絵柄に対応する絵柄領域51に半導体レーザにてレーザ光を照射し、エンボス構造のパターンを反転して作成するように感光性樹脂層50を露光する露光装置43が設けられている。このように、マージン領域52を残してレーザ光を照射させることにより、レーザ光がシリンダ母材31から外れることを確実に防止することができる。なお、上述のような半導体レーザではなく、アルゴンレーザでレーザ光を照射するようにしても良い。
露光装置43の下流側に、明室環境下において、明室現像用の感光性樹脂層50を現像して、感光性樹脂層50のうち絵柄領域51に形成された部分にエンボス構造のパターンを形成する現像装置44が設けられている。この現像装置44は、シリンダ母材31上の感光性樹脂層50を現像液に浸漬させるようになっている。
現像装置44の下流側に、銅層33を腐食(エッチング)させ、銅層33の絵柄領域51にエンボス構造を形成する腐食装置45が設けられている。本実施の形態における腐食装置45は、シリンダ母材31を回転させながら、銅層33に対して腐食液を噴射するようになっている。しかしながら、腐食装置45は、このことに限られることはなく、シリンダ母材31上の銅層33を腐食液に浸漬させるようにしても良い。
腐食装置45の下流側に、銅層33上に、クロムめっきを施してクロム層35を形成するクロムめっき装置46が設けられている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用、すなわち、レーザ刷版によるエンボスシリンダの製造方法について図3乃至図5を用いて説明する。ここで、図4および図5は、図2と同様に、エンボスシリンダ30の軸方向断面を一方の端部において部分的に拡大した図である。
まず、円筒状のシリンダ母材31を準備する(図4(a)参照)。次に、シリンダ母材31の表面の全域に、ニッケルめっきが施されて、ニッケル層32が形成される(図4(b)参照)。
ニッケル層32が形成されたシリンダ母材31は、銅めっき装置41に搬送されて、ニッケル層32の全域に、銅めっきが施されて、銅層33が形成される(図4(c)参照)。
次に、樹脂塗布装置42において、銅層33の表面の全域に、明室現像用の感光性樹脂が塗布され、感光性樹脂層50が形成される(図4(d)参照)。
感光性樹脂層50が形成されたシリンダ母材31は露光装置43に搬送され、感光性樹脂層50にレーザ光が照射されて、感光性樹脂層50が露光される(図4(e)参照)。この際、レーザ光は、シリンダ母材31の両端部に設けられたマージン領域52を残して絵柄領域51に、エンボス構造のパターンを反転して作成するように照射され、感光性樹脂層50が露光される。
次に、現像装置44により、露光された明室現像用の感光性樹脂層50が明室環境下で現像される。このことにより、感光性樹脂層50のうち絵柄領域51に形成された部分にエンボス構造のパターンが形成される(図4(f)参照)。その後、同様に明室環境下において、明室現像用の感光性樹脂層50のうちマージン領域52に形成された部分が溶剤を用いて除去される(図4(g)参照)。このようにして、銅層33上の感光性樹脂層50に、エンボス構造のパターンを形成することができる。
このパターニングされた感光性樹脂層50をレジストとして、腐食装置45により銅層33が腐食され、銅層33の絵柄領域51にエンボス構造が形成される(図5(a)参照)。この場合、シリンダ母材31を回転させながら、銅層33に対して、腐食液が噴射される。このことにより、銅層33に形成される凹凸の深さ(高さ)を深く(高く)するとともに、絵柄領域51の全域に亘って、その深さ(高さ)を均一にすることができる。なお、図5においては、一例として、エンボス構造の凹凸形状を構成する凸部34が形成されることが示されている。
次に、クロムめっき装置46により、銅層33上の感光性樹脂層50が除去される(図5(b)参照)。
その後、銅層33上に、クロムめっきが施されてクロム層35が形成される(図5(c)参照)。このように、クロム層35を形成することにより、エンボスシリンダ30の耐刷性を向上させることができる。
このように本実施の形態によれば、シリンダ母材31の表面の銅層33上に、明室現像用の感光性樹脂が塗布されて、エンボス構造のパターンで露光され、明室環境下において現像される。このことにより、現像時に、感光性樹脂層50に形成されたエンボス構造のパターンを容易に確認することができる。その後、シリンダ母材31上の銅層33が腐食されて、銅層33にエンボス構造を形成することができる。このため、エンボスシリンダ30の表面に、精度の良いエンボス構造を迅速かつ安価に形成することができる。
第2の実施の形態
次に、図6により、本発明の第2の実施の形態におけるエンボスシリンダの製造方法について説明する。
図6に示す第2の実施の形態において、銅層は、ベース銅層およびバラード銅層を有している点が主に異なり、他の構成は、図1乃至図5に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図6において、図1乃至図5に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図6に示すように、銅層33は、ニッケル層32の表面に、第1の銅めっきにより形成されたベース銅層(第1の銅層)33aと、このベース銅層33aの表面に、第2の銅めっきにより剥離自在に形成されたバラード銅層(第2の銅層)33bとを有している。このうち、バラード銅層33bのみに、エンボス構造が形成されている。また、このバラード銅層33b上にクロムめっきによりクロム層35が形成されている。
ベース銅層33aとバラード銅層33bとの間に、銀からなる銀層36が介在されており、このことにより、バラード銅層33bは、ベース銅層33aから剥離自在に構成されている。
本実施の形態におけるエンボスシリンダの製造方法において、銅層33を形成する場合、まず、シリンダ母材31の表面の全域に、ニッケル層32を介して、第1の銅めっきが施されてベース銅層33aが形成される。次に、このベース銅層33a上に、銀水溶液が吹き付けられて銀層36が形成され、この銀層36上に、第2の銅めっきが施されてバラード銅層33bが形成される。
その後、図1乃至図5に示す第1の実施の形態と同様に、バラード銅層33b上に感光性樹脂が塗布されて、露光および現像され、パターニングされた感光性樹脂層50をレジストとしてバラード銅層33bのみが腐食される。このことにより、バラード銅層33bの絵柄領域51にエンボス構造が形成される。
このように本実施の形態によれば、シリンダ母材31上のバラード銅層33b上に、明室現像用の感光性樹脂が塗布されて、エンボス構造のパターンで露光され、明室環境下において現像される。このことにより、現像時に、感光性樹脂層50に形成されたエンボス構造のパターンを容易に確認することができる。その後、シリンダ母材31上のバラード銅層33bのみが腐食されて、エンボス構造を形成することができる。このため、エンボスシリンダ30の表面に、精度の良いエンボス構造を迅速かつ安価に形成することができる。
また、本実施の形態によれば、エンボス構造はバラード銅層33bのみに形成され、このバラード銅層33bがベース銅層33aに対して剥離自在に形成される。このことにより、バラード銅層33bをベース銅層33aから剥離し、このベース銅層33a上に新たにバラード銅層33bを形成して、この新たなバラード銅層33bに他のパターンのエンボス構造を形成することができる。すなわち、シリンダ母材31から銅層33を削り落とすことなく、エンボス構造のパターンを容易に代えることができる。
1 グラビア印刷機
2 シート
10 印刷ユニット
11 絵柄用版胴
12 圧胴
13 インキパン
14 ファニッシャーロール
15 ドクタ
20 エンボス加工ユニット
21 圧胴
30 エンボスシリンダ
31 シリンダ母材
32 ニッケル層
33 銅層
33a ベース銅層
33b バラード銅層
34 凸部
35 クロム層
36 銀層
40 エンボスシリンダ製造装置
41 銅めっき装置
42 樹脂塗布装置
43 露光装置
44 現像装置
45 腐食装置
46 クロムめっき装置
50 感光性樹脂層
51 絵柄領域
52 マージン領域

Claims (4)

  1. 絵柄が印刷されたシートに、エンボス加工を施すためのグラビア版胴の製造方法において、
    円筒状のシリンダ母材を準備する工程と、
    シリンダ母材の表面の全域に、銅めっきを施して銅層を形成する工程と、
    銅層の表面の全域に明室現像用の感光性樹脂を塗布して、感光性樹脂層を形成する工程と、
    シリンダ母材の両端部に設けられたマージン領域を残してシートの絵柄に対応する絵柄領域にレーザ光を照射し、エンボス構造のパターンを反転して作成するように感光性樹脂層を露光する工程と、
    明室環境下において明室現像用の感光性樹脂層を現像して、感光性樹脂層のうち絵柄領域に形成された部分にエンボス構造のパターンを形成する工程と、
    明室環境下において感光性樹脂層のうちマージン領域に形成された部分を除去する工程と、
    銅層を腐食させ、銅層の絵柄領域にエンボス構造を形成する工程と、を備えたことを特徴とするグラビア版胴の製造方法。
  2. 銅層の絵柄領域にエンボス構造を形成した後、銅層上に、クロムめっきが施されることを特徴とする請求項1に記載のグラビア版銅の製造方法。
  3. 銅層を形成する工程は、シリンダ母材の表面に、第1の銅めっきを施して第1の銅層を形成する工程と、この第1の銅層の表面に、第2の銅めっきを剥離自在に施して第2の銅層を形成する工程とを有し、
    銅層の絵柄領域にエンボス構造を形成する工程において、第2の銅層のみが腐食されることを特徴とする請求項1または2に記載のグラビア版胴の製造方法。
  4. 第2の銅層を形成する工程において、第1の銅層の表面に、銀からなる銀層が形成され、この銀層の表面に第2の銅層が形成されることを特徴とする請求項3に記載のグラビア版胴の製造方法。
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