JP5326626B2 - 連続焼鈍炉のガスジェット冷却装置 - Google Patents

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本発明は、連続焼鈍炉のガスジェット冷却装置に関するものである。
連続焼鈍炉設備は、鋼帯を連続的に加熱・均熱および冷却し、必要により過時効処理する工程を備えている。鋼帯の特性を所望のものにするためには、加熱温度や均熱時間のほかに、その鋼帯を均一に急速冷却することが重要である。近年、自動車用材料等のハイテン開発が進行し、所望の引っ張り強度、曲げ特性、伸び特性等を実現するために焼鈍温度900〜800℃から300〜150℃程度の温度まで急冷するようなプロセス開発が行われている。
鋼帯の冷却に用いる冷媒には、各種の冷媒が採用されており、この冷媒の選択によって鋼帯の冷却速度が異なってくる。
水を冷媒として用いる場合、高い冷却速度が得られ超急冷域までの冷却が可能であるが、焼き入れ歪によって鋼帯の形状変化が発生することが最大の難点であり、また水との接触により鋼帯の表面に酸化膜が生じ、これを除去するための設備が別に必要となり、高経済性・高生産性は望めない設備である。
ロールの内部に水またはその他の冷媒を通してロールを冷却し、この冷却されたロール表面に鋼帯を接触させて冷却するロール冷却方法がある。この方法では、冷却ロールに接する際に、局部的に非接触となる部分が存在し、鋼帯の幅方向の冷却が不均一となりやすく、蛇行や材質バラツキ等の操業および材質上の問題が多かった。
別の冷却手段としてガスを冷媒とする冷却方法が実用化されている。この方法は、前記した水冷却やロール冷却に比べて冷却速度が遅いが、比較的鋼帯の幅方向の均一な冷却が可能である。このガス冷却の最大の難点である冷却速度を上げるため、箱状のヘッダーにガスを噴射する細長い突出ノズルを取りつけ、先端を鋼帯に極力近づけて熱伝達率を上げて冷却速度を上げるものが特許文献1に開示されている。
特開2005−146373号公報
しかし、本発明者らが検討したところによれば、特許文献1の方法では、ノズルから噴射したガスが鋼帯上を流れるかヘッダー側に跳ね返ってくるようになるが、箱状のヘッダーを設置しているために、ガスが滞留しやすい構造になっているため、炉内ガス温度が上がりやすく、所望の冷却能力を得ることができなかった。この現象は、噴射ガス圧力が高いほどその影響が大きいこともわかってきた。また、この箱状ヘッダーは、鋼帯からの輻射熱を受けて温度が上がりやすく、トータルの冷却能力が低下する問題があった。また、突出ノズル長さが150〜200mmと長いために、ダストによるノズル詰まりが発生しやすく、冷却むらが発生してしまうため、定期的に炉を開放した形でのノズル清掃を実施する必要があった。
本発明は、上記問題点を改善して、冷却能力を向上し、また冷却ムラの発生を防止できる連続焼鈍炉のガスジェット冷却装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための本発明の手段は、以下のとおりである。
[1]鋼帯幅方向に延在してその長さが鋼帯幅よりも長い管状のノズルヘッダーが、鋼帯進行方向に複数個配置され、該ノズルヘッダーの鋼帯対向側に、ガス噴射口が、鋼帯巾方向に等ピッチで複数配置された連続焼鈍炉のガスジェット冷却装置であって、
鋼帯から該ノズルヘッダー表面までの距離L、ガス噴射口の孔径D、ガス噴射口の鋼帯巾方向のピッチPwおよびノズルヘッダーの鋼帯進行方向のピッチPlは、Lが50〜120mmの範囲内にあり、かつ、3≦L/D≦7、2.5≦Pw/D≦9および2.5≦Pl/D≦9の関係を満たすことを特徴とする連続焼鈍炉のガスジェット冷却装置である。
[2]複数個連結して配置されたノズルヘッダーは鋼帯進行方向に複数連結して配置され、隣り合うノズルヘッダーの鋼帯進行方向隙間の総開口面積Abと複数のノズルヘッダーのガス噴射口の総開口面積Anzが、Ab/Anz≧10の関係を満たすことを特徴とする[1]の連続焼鈍炉のガスジェット冷却装置である。
[3]ノズルヘッダー1本当たりのガス噴射口の総開口面積Anと該ノズルヘッダーの断面積Ahが、Ah/An≧0.6の関係を満たすことを特徴とする[1]または[2]の連続焼鈍炉のガスジェット冷却装置である。
[4]ノズルヘッダーのガス噴射口の孔径は、ガス供給側に近い側に配置されているガス噴射口の孔径が、それ以外に配置されているガス噴射口の孔径より大きいことを特徴とする[1]〜[3]のいずれかの連続焼鈍炉のガスジェット冷却装置である。
本発明によれば、高冷却速度を得るためにノズルからのガス噴出速度を速くしても、冷却帯のガス循環を促進することで、ノズル冷却能力を最大限に発揮し、高効率冷却を達成することができる。また、ダストによるノズル詰まりの問題もない。
本発明のガスジェット冷却装置の一実施形態を示す縦断面図である 本発明のガスジェット冷却装置の一実施形態を示す正面図である 本発明のガスジェット冷却装置を備える連続焼鈍炉の冷却帯の一実施形態を示す縦断面図である。 本発明のガスジェット冷却装置を備える連続焼鈍炉の冷却帯の一実施形態を示す図で、図3のA−A矢視断面図である。 本発明のガスジェット冷却装置の冷却性能について示す図である 本発明のガスジェット冷却装置の冷却性能について示す図である 本発明のガスジェット冷却装置の冷却性能について示す図である 本発明のガスジェット冷却装置の冷却性能について示す図である 本発明のガスジェット冷却装置の別の実施形態を示す縦断面図である 本発明のガスジェット冷却装置の別の実施形態を示す縦断面図である
以下に、本発明の実施形態に係るガスジェット冷却装置を備える連続焼鈍炉の冷却帯の実施形態について、図1〜図8を用いて具体的に説明する。
図3は、本発明の実施形態に係るガスジェット冷却装置を備える連続焼鈍炉の冷却帯の要部を示す縦断面図である。図3において、1は冷却帯、2〜4はロール、5、6は押さえロール、7〜10はガスジェット冷却装置である。
図4は、図3のA−A矢視断面図で、ガスジェット冷却装置7の要部を示す。図4において、11は冷却帯1の炉殻、12は鋼帯、21は送風機、22はガスヘッダー、23はノズルヘッダー、24は送風機21から導出される冷却用ガス(冷媒)をガスヘッダー22に移送する配管、25は冷却帯1内のガスを送風機21に戻す配管である。
冷却帯1は、単数の温度制御ゾーンまたは複数の温度制御ゾーンからなる。本実施形態では4ゾーンからなる。各ゾーン毎に、鋼帯表裏の各々に、鋼帯幅方向に延在し、その長さが鋼帯幅よりも長い管状のノズルヘッダー23が、鋼帯進行方向に、直列に複数個配置される。ガスヘッダー22は、鋼帯表裏の各々の鋼帯幅方向の側方に配置されている。ノズルヘッダー23の鋼帯幅方向の両側の各端部は、各々の側に配置されているガスヘッダー22に連結されている。該ノズルヘッダー23の鋼帯対向側に、ガス噴射口(以下、本明細書では、ノズルとも記載する。)が、鋼帯巾方向に等ピッチで複数配置されている。
なお、以下の説明において、ノズルヘッダー23の幅方向は鋼帯幅方向、長手は鋼帯進行方向である。ガスヘッダー22の長手方向は鋼帯進行方向である。
送風機21から送気される冷却ガスは、配管24、鋼帯幅方向の側方に配置された各ガスヘッダー22を経て、ノズルヘッダー23の両方の端部からノズルヘッダー23内に送られ、開口形状が円形のノズルから鋼帯に噴き付けられる。
冷却ガスは、N、Hあるいはその混合ガス等が用いられる。冷却ガスは、送風機21を用いて送風する。送風機21には、通常ファンを用いる。冷却ガスは、炉内ガスを内部循環させてもいいし、外部からガスを引き込んでもかまわない。炉内ガスを内部循環させるときは、ガスの循環系統に、炉内から引き出した炉内ガスを所定温度に冷却する冷却手段を設置する必要がある。冷却手段は公知のものを使用できる。
本実施形態では、炉内ガスを配管25から引き出し、図示されていない冷却手段で引き出した炉内ガスを所定温度に冷却し、送風機21を用いて冷却したガスを配管24に導出する。
この冷却帯1では、焼鈍後の900〜600℃程度の鋼帯を、550〜200℃程度の温度まで冷却する。冷却ガスの温度は、通常40〜120℃で、低いほど冷却効果が高まるので望ましい。
図1は、本発明のガスジェット冷却装置の一実施形態を示す縦断面図である。図2は、本発明のガスジェット冷却装置の一実施形態を示す正面図で、ノズルヘッダー23を鋼帯側から見た図である。
ノズルヘッダー23は、鋼帯進行方向に直列に複数個配置されている。ノズルヘッダー23は断面が円管形状で、鋼帯12からノズルヘッダー23表面までの距離がL、ノズルヘッダー23の鋼帯進行方向のピッチがPlである。ノズルヘッダー23の鋼帯対向側に、鋼帯巾方向に等ピッチでノズル26が複数配置されている。ノズル26の直径がD、ノズル26の鋼帯幅方向のピッチがPwである。鋼帯の幅方向温度ムラを低減するため、図2に示すように、ノズルの噴射ガスが通過する鋼帯表面に満遍なくあたるように隣り合うノズルヘッダー23同士のノズル26の位置をノズルピッチPw以下の寸法ずつずらしておくことが望ましい。
このような形態において、最適なノズルの配置、ノズルの口径について、オフラインの冷却装置にて実験的検討を行った。具体的には、幅1.5m、長さ2mの冷却ゾーンに種々のパターンのノズルヘッダーを設け、その冷却ゾーン内に高温鋼板を置いて冷却し、冷却能力を評価した。尚、ノズルヘッダー〜鋼帯距離Lの現実的な実施範囲は50〜120mmであるので、本実験では、この範囲内に限定した検討を行った。まず、ノズル径Dに対するノズルヘッダー〜鋼帯距離Lの影響を図5に示す。縦軸の「冷却能力」は、冷却実験によって得られた冷却履歴から、ノズル直下部とノズル中間位置との平均でみた単位面積当たりの熱伝達係数を各々のケースについて算出し、投入したガス風量当たりの冷却能力が最大になったときの冷却能力を1として比率に換算した値である。
L/Dには最適値がある。L/Dが最適値より大きくなると冷却能力が低下傾向となる。L/Dが最適値より小さくなると、ノズル径Dが大きい場合は、ガス風量が多くなって非効率となり、ノズルヘッダー〜鋼帯距離Lが小さくなると隣り合うノズル同士の間隔が広がって、平均的な冷却能力として低下傾向となり、何れの場合も冷却能力が低下する。最大冷却能力の90%以上の冷却能力を確保するという観点から、L/Dの好適範囲は3≦L/D≦7であり、4≦L/D≦6がより好ましい。
ノズルピッチPw、ノズルヘッダーピッチPlについても検討を行った。結果は図6に示す通りで、ノズルピッチPw、ノズルヘッダーピッチPlを小さくしてガス噴射口(ノズル)の配置密度を高くしても冷却能力は頭打ちになることがわかった。したがって、2.5≦Pw/D≦9、2.5≦Pl/D≦9が好適範囲である。3≦Pw/D≦7、3≦Pl/D≦7がより好ましい。
上記のようなノズル配置を実現しようとすると、構造的に容易なのは、特許文献1のように鋼帯進行方向に複数列のノズルを配置可能な、一つの大きな箱状ヘッダーを用いることである。しかしこの形式では、前述の通り、ガスが滞留しやすい構造になっているため、炉内ガス温度が上がりやすく、所望の冷却能力を得ることができない。この現象は、噴射ガス圧力が高いほど(風量が多いほど)その影響が大きい。また、この箱状ヘッダーは、鋼帯からの輻射熱を受けて温度が上がりやすく、トータルの冷却能力が低下する問題もある。
そこで、箱状ヘッダーの構造を採用しないで、一列のノズル列に対して1本のノズルヘッダーを持つ形式にし、ノズルヘッダー間の隙間を変更して上述の問題が解消される範囲を検討した。ノズルヘッダー間に隙間を設けることで、冷却ガスの循環を促進し、滞留を防止することで、冷却能力の低下を防止できる。その結果を図7に示す。鋼帯進行方向に該ノズルヘッダーが複数個連結された冷却装置(1冷却ゾーン)において、該ノズルヘッダー間の隙間の総開口面積Abと該冷却装置内のノズル総開口面積Anzが、Ab/Anz≧10の範囲であれば冷却能力の低下が見られなかった。
また、上記検討の際、ノズル径Dを大きくするとノズルヘッダーの幅方向に冷却能力に差が出て、両エッジ部の冷却能力が低下するケースが見られた。ただし、このときはノズルヘッダーの両端からガスを供給する形式としていた。さらに調査したところ、ノズルヘッダーの断面積が小さいと、このような分布が発生することがわかった。同様の検討を実施したところ、図8に示す結果が得られた。ノズルヘッダー1本の断面積Ahとノズルヘッダー1本当たりのノズル総開口面積Anの関係は、Ah/An≧0.6であれば5%の能力低下に抑えることが可能あり、好適範囲であるといえる。Ah/An≧1.5とすればさらに望ましい。このように極力Ah/Anを大きくするには、ノズルヘッダーの断面形状は円形である必要はなく、図9、図10に示すように直方型や台形型等にして断面積を確保してもよい。ノズルヘッダーの断面形状はこれらに限るものではない。
同一ノズルヘッダー内で巾方向に冷却能力差が発生する場合、冷却能力が低下する部位のノズル径を大きくすることで、巾方向の均一性を保持することも可能である。上述したように例えば、ノズルヘッダー両端からガス供給する形態では、センター部より両端部の方が冷却能力が低下するので、両端部のノズル径を大きくし、片端部からのみガスを供給する場合は、供給側のノズル径を大きくする。ノズル径の拡大率は、およそ5〜20%とすればよい。
連続溶融亜鉛鍍金ラインの均熱帯後の冷却帯に、図1および図2に示したノズルを有するノズルヘッダーを備えた冷却装置を設置し、高張力鋼帯の製造実験を行った。ガスヘッダー圧力は5kPaとし、冷却ガスは内部循環方式で、水冷式熱交換器で冷却した。熱交換器出側ガス温度は50〜60℃であった。
本発明の実施例の冷却帯仕様は、下記のようにした。
・ノズルヘッダー:断面円形80A相当
・ノズルヘッダーの長手方向ピッチ(Pl):130mm
・ノズル径(D):φ22、ピッチ(Pw):100mm、ノズルヘッダー1本あたり17個(有効鋼帯幅1600mm)
・ノズル(ノズルヘッダー)〜鋼帯距離(L):100mm
・1冷却ゾーンのノズルヘッダー数:51本
・冷却ゾーン数:4
以上より冷却帯仕様パラメータはそれぞれ、
L/D=4.5
Pw/D=4.5
Pl/D=5.9
Ab/Anz=10.5
Ah/An=0.8
である。
一方従来例として、特許文献1の記載に基づいた冷却ノズルを下記のように配置した。
・ノズルヘッダー(冷却箱):幅1700mm×長さ(鋼帯進行方向長さ)7000mm(1冷却ゾーン分)
・突出ノズル:出口径(D):φ20、ノズル長200mm、幅方向40個(ピッチ(Pw):40mm)、長手方向25列(ピッチ(Pl):270mm)
なお、突出ノズルのノズル先端の開口面積の総和が冷却箱の表面積の2〜4%内に入るように配置した。
・ノズル〜鋼帯距離(L):100mm
・冷却ゾーン数:4
以上より冷却帯仕様パラメータはそれぞれ、
L/D=5
Pw/D=2
Pl/D=13.5
Ab/Anz=0
である。
上記冷却設備にて実際に通板した結果を表1に示す。通板する鋼帯は板厚1.2mm、板幅1400mmである。
Figure 0005326626
実施例1では従来例よりも冷却速度が大きく取れるため、冷却帯出側温度も120℃近く低くなった。ただし、幅方向温度偏差が18℃とやや大きく、材料によっては特性むらが発生する可能性がある。そこで、実施例2では。両エッジ部の3個分のノズル径をφ26mmとした。その結果、温度偏差を4℃まで抑えることが可能となった。
本発明のガスジェット冷却装置によれば、冷却能力を向上し、また冷却ムラの発生を防止できるガスジェット冷却装置を提供することができるので、連続焼鈍炉の冷却帯に配置されるガスジェット冷却装置として利用することができる。
1 冷却帯
2〜4 ロール
5、6 押さえロール
7〜10 ガスジェット冷却装置
11 冷却帯の炉殻
12 鋼帯
21 送風機
22 ガスヘッダー
23、23a、23b ノズルヘッダー
24、25 配管
26、26a、26b ガス噴射口(ノズル)

Claims (4)

  1. 鋼帯幅方向に延在してその長さが鋼帯幅よりも長い管状のノズルヘッダーが、鋼帯進行
    方向に複数個配置され、該ノズルヘッダーの鋼帯対向側に、ガス噴射口が、鋼帯巾方向に
    等ピッチで複数配置された連続焼鈍炉のガスジェット冷却装置であって、
    鋼帯から該ノズルヘッダー表面までの距離L、ガス噴射口の孔径Dおよびガス噴射口の鋼帯巾方向のピッチPwは、Lが50〜120mmの範囲内にあり、かつ、3≦L/D≦7および2.5≦Pw/D≦9の関係を満たし、
    さらに、ガス噴射口の孔径Dおよびノズルヘッダーの鋼帯進行方向のピッチPlが、2.5≦Pl/D≦9の関係を満たすことを特徴とする連続焼鈍炉のガスジェット冷却装置。
  2. 複数個連結して配置されたノズルヘッダーは鋼帯進行方向に複数連結して配置され、隣
    り合うノズルヘッダーの鋼帯進行方向隙間の総開口面積Abと複数のノズルヘッダーのガ
    ス噴射口の総開口面積Anzが、Ab/Anz≧10の関係を満たすことを特徴とする請
    求項1に記載の連続焼鈍炉のガスジェット冷却装置。
  3. ノズルヘッダー1本当たりのガス噴射口の総開口面積Anと該ノズルヘッダーの断面積Ahが、Ah/An≧0.6の関係を満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載の連続焼鈍炉のガスジェット冷却装置。
  4. ノズルヘッダーのガス噴射口の孔径は、ガス供給側に近い側に配置されているガス噴射
    口の孔径が、それ以外に配置されているガス噴射口の孔径より大きいことを特徴とする請
    求項1〜のいずれかに記載の連続焼鈍炉のガスジェット冷却装置。
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