JP5326451B2 - 自動変速機制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、テンポラリマニュアルシフトモードを備えた無段変速機における変速モードの切り替えに際し変速状態を制御する自動変速機制御装置に関する。
従来、無段変速機において、セレクトレバーを倒すことなくDレンジをセレクトした状態で、ステアリングハンドル等に設けられているアップシフトスイッチ、或いはダウンシフトスイッチを押すことで、変速段が一時的にダウンシフト、アップシフトされるテンポラリマニュアルシフトモード(簡易Mモード)を備えたものが知られている。このような簡易Mモードに関するものとして、例えば、「無段変速装置の変速制御装置」(特許文献1参照)がある。
この簡易Mモードを備えた、従来の無段変速機の場合、簡易Mモードから自動変速モード(Dモード)に戻る際の変速速度については、車両の走行状態(走行しているのが直線路かコーナーか等)を問わず一定の変速速度に設定している。
特開2006−097789号公報
しかしながら、簡易MモードからDモードに戻る際の変速速度を一定に設定すると、車両の様々な走行状態に対応することができず、運転者に違和感を与えることが避けられなかった。つまり、変速速度を比較的早い速度(例えば、直線路走行時に対応する速度)に設定すると、駆動トルクが急激に変動することになり、変速速度を比較的遅い速度(例えば、コーナー路走行時に対応する速度)に設定すると、アップシフト完了が遅れることになる。
自動変速モード中にセレクトレバー以外からのシフト信号を受けて変速段を一時的にシフトさせる簡易手動変速モードから、自動変速モードに移行する際の自動戻り変速速度を、車両のコーナー走行中は車両の直線路走行中より遅くし、コーナー半径が小さいほど遅くし、簡易手動変速モードから自動変速モードに移行する自動戻りが成立するか否かは、簡易手動変速モードで手動変速せずに一定のギア段で走行した際の距離若しくは時間が所定の距離若しくは時間になったことにより判断される。

この発明によれば、簡易手動変速モードから自動変速モードに戻る際の変速速度が一定ではないので、車両の様々な走行状態に対応することができ、簡易手動変速モードから自動変速モードに戻る際に運転者に違和感を与えることがない。
以下、この発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施の形態に係る自動変速機制御装置を備えた自動変速システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、自動変速システムに備えられた自動変速機制御装置(CVT C/U)10は、変速モード判定部11、運転状態判定部12、運転スタイル演算部13、走行状態演算部14、変速速度演算部15、及び変速速度調整部16を有しており、各種入力情報に基づき、無段変速機(Continuously Variable Transmission:CVT)17の作動を制御する。
変速モード判定部11は、現在の変速モードが、セレクトレバーをDレンジ選択中に達成される自動変速(ドライブ)モード(Dモード)、セレクトレバーの手動操作に基づくアップシフト信号もしくはダウンシフト信号によって変速を指示する手動変速(マニュアルシフト)モード、或いは簡易手動変速(テンポラリマニュアルシフト)モード(簡易Mモード)の何れのモードであるかを判定する。
簡易Mモードは、セレクトレバーのDレンジ保持中に、セレクトレバー以外からの操作、例えば、ステアリングハンドル等に設けられるステアリングシフトスイッチによるアップシフト信号若しくはダウンシフト信号を受けて、アップシフト又はダウンシフトさせ、アップシフト又はダウンシフト後の変速比を一時的に維持(ギア固定)する変速モードである。
図2は、ステアリングシフトスイッチが設けられたステアリングハンドルの説明図である。図2に示すように、例えば、ステアリングハンドル18の円環部内側には、ステアリングハンドル18を握ったまま操作することができるステアリングシフトスイッチ18aが設けられている。
運転状態判定部12は、例えば、現在使用している変速ギアの判定や、エンジンブレーキ状態の判定や、変速モードの自動解除判定等の現在運転中の車両における各種状態を判定する。運転スタイル演算部13は、現在運転中の車両の運転スタイルを判定する。走行状態演算部14は、例えば、変速モードが簡易Mモードに移行してからの走行距離や走行時間等、走行中の車両における走行状態に関する各種情報を演算取得する。
変速速度演算部15は、例えば、コーナー半径(コーナーR)・路面摩擦係数(路面μ)を判別し、走行状況に即した自動戻り変速速度を選択する等、変速速度に関する各種情報を演算取得する。変速速度調整部16は、例えば、簡易M変速モードから自動変速モードに移行する際の自動戻り変速速度を、車両の走行状態に応じて変更し、最適な速度に調整する。
また、図1に示すように、CVT17は、エンジン(図示しない)からの駆動力が入力するトルクコンバータ17a、トルクコンバータ17aに接続された前後進切替部17b、前後進切替部17bに接続されたプライマリープーリ17c、プライマリープーリ17cとベルト17dを介して連結されたセカンダリープーリ17e、及びプライマリープーリ17cの作動を制御するコントロールバルブ17fを有している。
この自動変速機制御装置10には、エンジン回転数を検出するエンジン回転センサ19a、スロットルの開度を検出するスロットル開度センサ19b、セカンダリープーリ17eの回転数を検出するセカンダリ回転センサ19c、プライマリープーリ17cの回転数を検出するプライマリ回転センサ19d、アップシフト操作を行うためのアップシフトスイッチ(SW)19e、ダウンシフト操作を行うためのダウンシフトスイッチ(SW)19f、車輪の回転速度を検出する車輪速センサ19g、車体の速度を検出する車体速センサ19h、ステアリングハンドル18の操舵角度を検出するハンドル操舵角センサ19i、及びアンチロックブレーキ装置(Anti−lock Brake System:ABS)が作動中を示す作動信号を出力するABS信号出力部19j等からの各種出力信号aが入力する。
これら各種出力信号aの入力により、自動変速機制御装置10は、CVT17に対し、CVT17の作動を制御する制御信号bを出力すると共に、メータ部20に対し、現在の運転モードをインジケータ20aに表示させる表示制御信号cを出力する。
つまり、自動変速機制御装置10は、セレクトレバーをDレンジ選択中に達成される自動変速モードと、セレクトレバーの手動操作に基づくアップシフト信号若しくはダウンシフト信号によって変速を指示する手動変速モードと、セレクトレバーのDレンジ保持中に、セレクトレバー以外からのアップシフト信号若しくはダウンシフト信号を受けて変速段を一時的にアップシフト若しくはダウンシフトさせる簡易手動変速モード(簡易Mモード)とを備えており、所定条件の成立による簡易手動変速モードから自動変速モードに移行する際の自動戻り変速速度を、手動操作に基づいて手動変速モードから自動変速モードへ移行する際の戻り変速速度より遅くしている。そして、この自動戻り変速速度を車両の走行状態に応じて可変としている。
図3は、図1の自動変速機制御装置による自動戻り制御処理の流れを示すフローチャートである。図3に示すように、自動変速機制御装置10による自動戻り制御処理を行うに際し、先ず、現在、簡易Mモードであるか否かを判定する(ステップS101)。判定の結果、簡易Mモードである(Yes)場合、ギア判定によって、運転者(ドライバー)による簡易Mモード移行に伴う変速が完了したか否かを判定し(ステップS102)、一方、簡易Mモードでない(No)場合、自動変速機制御装置10による制御処理を終了する。
ステップS102における判定の結果、変速が完了していない(No)場合、ステップS101に戻って判定を繰り返し、一方、変速が完了している(Yes)場合、簡易Mモードに移行してから、即ち、最後にされた手動変速以降の走行距離(若しくは走行時間)を演算する(ステップS103)。走行距離の演算後、エンジンブレーキ判定によって、アクセル・オフ(OFF)か否かを判定する(ステップS104)。判定の結果、アクセル・オフである(Yes)場合、ステップS101に戻って判定を繰り返し、一方、アクセル・オフでない(No)場合、運転スタイル判定によって、運転スタイル演算部で算出した運転スタイルが閾値以下であるか否かを判定する(ステップS105)。
ステップS105における判定の結果、運転スタイルが閾値以下でない(No)場合、ステップS101に戻って判定を繰り返し、一方、運転スタイルが閾値以下である(Yes)場合、自動解除判定によって、走行距離(走行時間)が解除距離(時間)閾値より小さくない(走行距離(走行時間)≧解除距離(時間)閾値)か否かを判定する(ステップS106)。
ステップS106における判定の結果、走行距離(走行時間)が解除距離(時間)閾値より小さい(No)場合、ステップS101に戻って判定を繰り返し、一方、走行距離(走行時間)が解除距離(時間)閾値より小さくない(Yes)場合、変速速度演算部によって、コーナー半径(コーナーR)・路面摩擦係数(路面μ)を判別し、走行状況に即した自動戻り変速速度を選択する(ステップS107)。
ステップS107において、走行状況に即した自動戻り変速速度を選択した後、現在の車速・アクセル開度から、Dモードの変速マップ(MAP)に基づき目標変速比(回転数)を選択し(ステップS108)、目標変速比を選択した後、簡易MモードからDモードへのモード移行(変速開始)を実施する(ステップS109)。モード移行の実施後、メータをD表示にし(ステップS110)、その後、変速完了か否かを判定する(ステップS111)。判定の結果、変速が完了していない(No)場合、ステップS111に戻って判定を繰り返し、一方、変速が完了している(Yes)場合、自動変速機制御装置による制御処理を終了する。
この自動変速機制御装置による制御処理において、自動解除判定(ステップS106)の際、走行距離が閾値以上であると、簡易Mモードを自動解除してDモードに戻してよいと判定する。走行距離の演算中にシフトレバー操作(例えば、手動変速モードへのシフトレバー操作)がなされた場合は、距離演算をリセットし、再度、演算を行う。自動解除のための距離の閾値は、ドライバーが一定ギアで走行していてDレンジに戻しても違和感を生じない距離とする。設定した閾値の距離が短いと、ドライバーは簡易Mモードで走行しているつもりでいるのに、意図に反して簡易Mモードが解除されることとなり、違和感を生じるからである。なお、ここでは、自動解除の判定条件として距離を用いたが、距離に代えて、手動変速操作してからの経過時間を用いても良い。
また、自動解除判定のための距離(時間)演算中に、アクセルオフされた場合や、運転スタイルが運転スタイル閾値を超えた場合も、演算をリセットする。これは、簡易Mモードのアクセルオフ走行時は、ドライバーが、Dモードでのエンジンブレーキ力が足りずに簡易Mモードでギア比を固定することで、ドライバー好みのエンジンブレーキ力を実現している可能性が考えられるからである。このため、このような状況で簡易MモードからDモードへ自動解除を行うと、意図に反してアップシフトしドライバーに違和感を与えてしまう可能性があるので、アクセルオフされた場合は演算をリセットする。
また、運転スタイル判定において、運転スタイルが閾値以上の場合、ドライバーは簡易Mモードでスポーツ走行をしていると考えられ、走行状況によっては簡易Mモードの解除を望まず同一ギアで走行し続けることがある。このような場合に簡易Mモードが自動解除されてDモードに移行することは、ドライバーの意図に反するので、運転スタイルが閾値以上の場合も演算をリセットする。
次に、自動変速機制御装置による自動戻り制御処理の流れ(図3参照)において自動解除判定(ステップS106)が成立した場合の、走行状況に適した変速速度の選択について説明する。この変速速度の選択に際しては、選択要素を路面μとコーナーRの大きさによって切り分ける。
図4は、図3の自動戻り制御処理における変速速度選択処理の流れを示すフローチャートである。
先ず、路面μに基づく判定について説明する。図4に示すように、自動戻り制御処理における変速速度選択処理を行うに際し、ABSが一定時間内で規定値回数以上作動した(若しくは現在作動中である)か否かを判定する(ステップS201)。なお、ここでは、ABSを例として説明するが、ABSの代わりに、車両挙動制御(Vehicle Dynamics Control:VDC)システム等の、走行輪のスリップを検知できる装置を作動判定対象としても良い。
ステップS201における判定の結果、ABSが現在作動中でなく一定時間内で規定値回数以上作動していない(No)場合、パラメータS0を選択する(ステップS202)。このパラメータSは、スリップ率から算出する路面μパラメータであり、パラメータS0,S1,S2は、S2程、路面摩擦係数μが低く(変速速度が遅く設定される)、S0程、路面摩擦係数μが高い(変速速度が速く設定される)。
一方、ステップS201における判定の結果、ABSが一定時間内で規定値以上作動した(若しくは現在作動中である)(Yes)場合、ABS作動時のアクセル開度(TVO)、スロットル開速度(Delth)、エンジン推定トルク(TENG)について、それぞれの閾値と比較する。
即ち、
ABS作動時のアクセル開度がアクセル開度閾値より大きい(TVO(ABS作動時)>TVO閾値)か、或いは、
ABS作動時のスロットル開速度がスロットル開速度閾値より大きい(Delth(ABS作動時)>Delth閾値)か、或いは、
ABS作動時のエンジン推定トルク(TENG)がエンジン推定トルク閾値より大きい(TENG(ABS作動時)>TENG閾値)か、
を判定する(ステップS203)。
ステップS203における判定の結果、ABS作動時のアクセル開度(TVO)、スロットル開速度(Delth)、エンジン推定トルク(TENG)の内の少なくとも一つが、閾値より大きい(Yes)場合、パラメータS1を選択する(ステップS204)。
一方、ステップS203における判定の結果、ABS作動時のアクセル開度(TVO)、スロットル開速度(Delth)、エンジン推定トルク(TENG)の全てが、それぞれの閾値より大きくない(No)場合、パラメータS2を選択する(ステップS205)。
次に、コーナーRに基づく判定について説明する。図4に示すように、自動戻り制御処理における変速速度選択処理を行うに際し、左右の車輪の回転速度を検出して得られた左右輪回転速度差が回転速度差閾値1より大きいか否かを判定する(ステップS206)。判定の結果、左右輪回転速度差が回転速度差閾値1より大きくない(No)場合、パラメータR0を選択する(ステップS207)。このパラメータRは、左右輪回転速度差から算出するコーナーパラメータであり、パラメータR0,R1,R2は、R2程、コーナー半径が小さく(変速速度が遅く設定される)、R0程、コーナー半径が大きい(変速速度が速く設定される)。
一方、ステップS206における判定の結果、左右輪回転速度差が回転速度差閾値1より大きい(Yes)場合、続けて、左右輪回転速度差が回転速度差閾値2より大きいか否かを判定する(ステップS208)。ここで、回転速度差閾値1<回転速度差閾値2である。判定の結果、左右輪回転速度差が回転速度差閾値2より大きい(Yes)場合、パラメータR1を選択する(ステップS209)。
一方、ステップS208における判定の結果、左右輪回転速度差が回転速度差閾値2より大きくない(No)場合、パラメータR2を選択する(ステップS210)。
そして、選択の結果、得られたパラメータS(S0,S1,S2)及びパラメータR(R0,R1,R2)に基づき、変速速度マップから変速速度を選択して(ステップS211)、変速速度の選択処理を終了する。
図5は、変速速度マップの説明図である。図5に示すように、変速速度マップは、コーナーパラメータR(R0,R1,R2)と路面μパラメータS(S0,S1,S2)に基づく変速速度が一覧表示されており、このマップから、路面μパラメータSとコーナーパラメータRの大きさに応じた変速速度を選択する。変速速度は、0−0〜3−3の範囲でそれぞれ車両特性に合わせて設定されている。なお、図5のマップにおいて、3−3程、変速速度が遅く設定され、0−0程、変速速度が早く設定される。
このように、ABSが一定時間内で規定値回数以上作動した(若しくは現在作動中である)か否かを判定した結果、ABSが頻繁に作動している(若しくは現在作動中である)場合、路面は、車輪がスリップを引き起こすような低μ路であることが考えられる。ところが、この判定により、ABSが作動したときが滑り易い路面であると検出することができても、路面μの値までは検出することができない。
そこで、ABSが作動したときのアクセル開速度・アクセル開度・エンジン推定トルクが、それぞれの閾値を越えているのを確認する。路面が同じ摩擦係数μであっても、アクセル開度・アクセル開速度・エンジントルクの出力状況によってスリップ状況は変化するので、これらのパラメータを同時に確認することで、ABS作動時のアクセル操作とエンジン出力から路面μパラメータSを判定する。
ABSが作動したときのアクセル開速度・アクセル開度・エンジン推定トルクのそれぞれの閾値を、検知したい摩擦係数μの数だけ設定することで、検知したい路面μパラメータSを切り分けることができる。
また、左右の車輪の回転速度差からコーナーRの大きさを識別する。コーナーRが小さい程、曲がり具合がきついことになり、曲がり具合がきつければきつい程、左右の車輪の回転速度差が大きくなるので、左右の車輪の回転速度差からコーナーRの大きさを判定する。回転数差の閾値を切り分けたい数だけ設定することで、検知したいコーナーパラメータRを切り分けることができる。
上述したように、路面μパラメータSとコーナーパラメータRを検出し、得られた路面μパラメータSとコーナーパラメータRを入力値として、変速速度マップ(図5参照)から変速速度を選択する。なお、変速速度マップは、必ずしも2つのパラメータにより規定される必要はなく、1つのパラメータに基づくものであってもよい。
なお、上記説明では、コーナーパラメータの判定を、左右の車輪の回転速度差から算出した算出結果に基づいて行った(図4参照)が、左右の車輪の回転速度差に代えてハンドルの操舵角・ハンドルの操舵速度・車速から算出した算出結果に基づいて行っても良い。
図6は、ハンドルの操舵角度に基づく操舵角パラメータ算出マップの説明図である。図6に示すように、操舵角パラメータ算出マップは、車速閾値(V0,V1,V2)とハンドル操舵角閾値(STa0,STa1,STa2)に基づく操舵角パラメータが一覧表示されており、このマップから、車速とハンドル操舵角の大きさに応じた操舵角パラメータを選択する。操舵角パラメータは、A0〜A2の範囲で設定されている。
図7は、ハンドルの操舵速度に基づく操舵速度パラメータ算出マップの説明図である。図7に示すように、操舵速度パラメータ算出マップは、車速閾値(V0´,V1´,V2´)とハンドル操舵速度閾値(STs0,STs1,STs2)に基づく操舵速度パラメータが一覧表示されており、このマップから、車速とハンドル操舵速度の大きさに応じた操舵速度パラメータを選択する。操舵速度パラメータは、S0〜S2の範囲で設定されている。
図8は、コーナーパラメータ算出マップの説明図である。図8に示すように、コーナーパラメータ算出マップは、操舵速度パラメータ(S0,S1,S2)と操舵角パラメータ(A0,A1,A2)に基づくコーナーパラメータRが一覧表示されており、このマップから、操舵速度パラメータと操舵角パラメータの大きさに応じたコーナーパラメータRを選択する。コーナーパラメータRは、R0〜R2の範囲で設定されている。
コーナーパラメータRの判定を、ハンドルの操舵角・ハンドルの操舵速度・車速から算出した算出結果に基づいて行う場合、先ず、ハンドルの操舵角と車速を入力値とし、操舵角パラメータ算出マップ(図6参照)から入力に応じた操舵角パラメータを算出する。次に、ハンドル操舵速度と車速を入力値とし、操舵速度パラメータ算出マップ(図7参照)から入力に応じた操舵速度パラメータを算出する。
算出した操舵角パラメータと操舵速度パラメータを入力値として、コーナーパラメータ算出マップ(図8参照)から、操舵角パラメータと操舵速度パラメータに応じたコーナーパラメータRを算出することができる。
そして、図4に示すように、コーナーパラメータRを算出した後、算出したコーナーパラメータRに基づき、変速速度マップ(図5参照)から変速速度を選択して(ステップS211)、変速速度の選択処理を終了する。
このように算出した変速速度を、自動変速機制御装置による自動戻り制御処理(図3参照)における簡易MモードからDモードへの自動戻り時の変速速度として設定する。Dモードへ移行させる目標変速比(目標回転数)は、自動戻り条件成立時の回転数・アクセル開度等とDモードの変速マップを元に算出する。
なお、運転者へ現在の運転モードを知らせるインジケータ20aの表示は、自動戻り条件成立と同時にDモードとする。これは、自動戻りによるモード移行は、ドライバーの変速操作とは関係なしに自動で行われるので、インジケータ20aの表示が簡易手動モードのギア表示であるとドライバーに違和感を与えるので、これを避けるために変速開始と同時にインジケータ20aの表示をDモードとする。
そして、現在の変速比(回転数)が目標変速比(回転数)となったところで、簡易MモードからDモードへの変速移行が完了したとして制御完了とする。
このように、この発明に係る自動変速機制御装置は、セレクトレバーをDレンジ選択中に達成される自動変速モードと、前記セレクトレバーの手動操作に基づくアップシフト信号若しくはダウンシフト信号によって変速を指示する手動変速モードと、前記セレクトレバーのDレンジ保持中に、前記セレクトレバー以外からのアップシフト信号若しくはダウンシフト信号を受けて変速段を一時的にアップシフト若しくはダウンシフトさせる簡易手動変速モードとを備え、前記簡易手動変速モードから前記自動変速モードに移行する際の自動戻り変速速度を、車両の走行状態に応じて変更する変速速度調整部を有している。
そして、前記簡易手動変速モードから前記自動変速モードへの移行は、所定条件の成立により実行され、移行時の自動戻り変速速度は、手動操作に基づいて前記手動変速モードから前記自動変速モードへ移行する際の戻り変速速度より遅くしている。
これにより、自動戻り変速速度を車両の走行状態に応じて変更することができるため、車両の様々な走行状態に対応して最適な自動戻り変速速度を設定することができることから、変速速度を比較的早い速度(例えば、直線路走行時に対応する速度)に設定すると、駆動トルクが急激に変動することになり、変速速度を比較的遅い速度(例えば、コーナー路走行時に対応する速度)に設定すると、アップシフト完了が遅れることになるというような、運転者に違和感を与えるような状況の発生を防止することができる。
また、この発明において、前記変速速度調整部は、前記自動戻り変速速度を、車両のコーナー走行中は車両の直線路走行中より遅くする。
これにより、運転者に違和感を与えることの無い、走行状態に応じた変速を実現することができる。
つまり、自動戻り変速速度を、直線路走行時に対応した変速速度(比較的早い値)に設定すると、コーナー走行時において短時間で自動戻り変速によるアップシフトが行われた場合、駆動トルクが急激に変動し、コーナリング中のトルク抜けが発生する虞が有り得る。また、コーナー走行時において短時間で自動戻り変速によるダウンシフトが行われた場合、駆動力トルク変動による車輪ロック等が発生する虞が有り得る。
また、自動戻り変速速度を、コーナー走行時に対応した変速速度(比較的遅い値)に設定すると、直線走行時において変速完了が遅れることになって運転者に違和感を与えてしまうことになる。これは、直線時に簡易MモードからDモードへの変速中、運転者がアクセルペダルを踏み込むことによる更なる加速を求めている場合においても、変速終了を待ってから運転者の要求する加速のための変速を行うこととなるため、運転者の意図する走行性を得ることができない。
そこで、コーナー走行時と直線走行時で自動戻り変速速度を別々に設定することにより上記課題を解消して、運転者に違和感を与えることのない、走行状態に応じた変速を実現することができる。
また、従来、上記課題の発生を避けるため、コーナーでの自動解除をさせないという手段をとることもあったが、この場合、山岳路等のコーナーの多い道では自動解除がずっと抜けずに運転者に違和感を与えることになる。このような事態の発生も、回避することができる。
また、この発明において、前記変速速度調整部は、前記自動戻り変速速度を、前記コーナー半径が小さい程、即ち、コーナーカーブが急である程、遅くし、前記コーナー半径が大きい程、即ち、コーナーカーブが緩やかである程、早くする。
つまり、コーナーカーブが急である程、駆動力差によるコーナーリング中のトルク抜け・車輪ロックの影響が大きくなるので、変速速度をゆっくり設定する必要がある。ところが、変速速度を急カーブのコーナーに合わせて設定すると、緩いカーブのコーナーでの自動戻り時、変速完了が遅れて運転者に違和感を与えることになる。
これは、急なカーブと緩いカーブとでは、運転者がアクセルペダルを踏み込むことによる更なる加速要求が異なるため、モード移行の変速完了を待ってから加速のための変速を行うと、運転者の加速要求を満たせない場合があるからである。
そこで、コーナーカーブに応じた変速速度を設定することにより、上記課題を解決することができる。
また、この発明において、前記変速速度調整部は、前記自動戻り変速速度を、路面摩擦係数μが低いほど遅くする。
つまり、路面摩擦係数μが低くなる程、駆動力変化に対する感度が大きくなり、路面摩擦係数μを超えるような駆動力変化は、コーナリング中の車両の挙動を乱す虞がある。そのため、自動戻り変速速度を路面摩擦係数μに応じて設定することにより、上記課題を解決している。
また、この発明において、前記簡易手動変速モードから前記自動変速モードに移行する自動戻りが成立するか否かは、前記簡易手動変速モードで手動変速せずに一定のギア段で走行した際の距離若しくは時間が所定の距離若しくは時間になったことにより判断される。
つまり、運転者が手動操作によるギア変速を頻繁に行っているときは、運転者が簡易手動変速モードが必要な場合と考えられるので、この場合に、自動変速モードに自動戻りさせることは運転者に違和感を与えることになる。逆に、一定のギアで運転者が走行しているような状況では、運転者が簡易手動変速モードを必要としていないと考えられるので、簡易手動モード時に一定のギアで所定距離若しくは所定時間を走行しているときは、自動変速モードに自動戻りさせても良い運転状況だと判断することができる。
また、この発明において、前記簡易手動変速モードから前記自動変速モードへの移行は、前記簡易手動変速モードにおける、運転者の運転状態或いは車両の走行状態に基づく判定基準により禁止される。
つまり、簡易手動変速モードでの運転者の運転状態がスポーツ走行傾向である場合、自動変速モードへの移行を禁止する。
簡易手動モードでの運転状態がスポーツ走行傾向のときは、手動変速が頻繁でなくても、エンジンブレーキや、現在選択しているギア比での駆動力を必要としている場合が多い。このような状況において、簡易手動モードから自動変速モードに自動戻りすると運転者に違和感を与えることになるので、運転状態がスポーツ走行傾向であるときは、自動変速モードへの自動戻りの移行を禁止する。なお、運転状態については、例えば、アクセル操作、加減速頻度、前後左右G等の運転状態に基づく判定基準から検出する。
つまり、簡易手動変速モードでの車両の走行状態がエンジンブレーキ使用時、例えば、アクセルオフやアイドルスローである場合、自動変速モードへの移行を禁止する。
簡易手動モードでエンジンブレーキを使用しているときは、坂道等でエンジンブレーキの効果を高めるため、簡易手動モードでギアを固定して使用している可能性がある。このような場合に、簡易手動モードから自動変速モードに自動戻りさせることは運転者に違和感を与えることとなるので、エンジンブレーキ使用時には、自動変速モードへの移行を禁止する。なお、走行状態については、例えば、アクセルオフやアイドルスロー等の走行状態に基づく判定基準から検出する。
また、この発明において、車両の走行状態の判断に際し、コーナー走行中であることを、左右輪速度差により或いはハンドル操舵角・ハンドル操舵速度・車速により検知する。
先ず、車両がコーナー走行中であるか否かを、左右輪の速度差により検知する。コーナー走行中は左右輪の回転数が違い速度差が生まれるので、コーナー走行中であることを検知することができる。また、左右輪の速度差が大きい程、コーナーが急カーブであると判定することできるので、走行路が直線かカーブかで変速速度を変えることが可能になる。また、コーナーカーブを検出するセンサー等を新規に設置する必要が無いので、安価に本システムを採用することができる。
次に、車両がコーナー走行中であるか否かを、ハンドルの操舵角度・ハンドルの操舵速度・車速により検知する。コーナー走行中はハンドルを切っているので左右速度差だけでなく、ハンドルの操舵角度からも判定することが可能である。コーナー走行は車速によってもハンドルを切る角度・速度が異なるので、車速とハンドル操舵角度・ハンドル操舵速度からコーナーRの大きさを検出する。
また、この発明において、前記簡易手動変速モードから前記自動変速モードに移行する自動戻り変速所定条件を満たした際、条件成立と同時に、メータ部等に設けられた運転者へのモードインフォメーション表示(インジケータ)をドライブ(D)表示にする。
つまり、手動変速モード或いは簡易手動変速モードの何れにおいても、運転者へのモードインフォメーション表示がギア表示されている場合、運転者は、ギア比が固定されていると認識する。だが、自動戻りによる変速モード移行中は、運転者の操作とは関係無しに自動で変速するので、モードインフォメーション表示が簡易手動変速モードのギア表示である場合、運転者に違和感を与えてしまう。そのため、条件成立と同時に、モードインフォメーション表示をD表示にする。
この自動変速機制御装置における制御処理システムは、システム全体を統括的に制御する、プログラムされた主制御部(CPU)に記憶装置が接続されており、CPUは、制御プログラムや上述した各種処理手順を規定したプログラム、及び所要データを格納するための内部メモリを有し、これらプログラム等により上述した各種手段を実現している。
この発明の一実施の形態に係る自動変速機制御装置の断面図である。 ステアリングシフトスイッチが設けられたステアリングハンドルの説明図である。 図1の自動変速機制御装置による自動戻り制御処理の流れを示すフローチャートである。 図3の自動戻り制御処理における変速速度選択処理の流れを示すフローチャートである。 変速速度マップの説明図である。 ハンドルの操舵角度に基づく操舵角パラメータ算出マップの説明図である。 ハンドルの操舵速度に基づく操舵速度パラメータ算出マップの説明図である。 コーナーパラメータ算出マップの説明図である。
符号の説明
10 自動変速機制御装置
11 変速モード判定部
12 運転状態判定部
13 運転スタイル演算部
14 走行状態演算部
15 変速速度演算部
16 変速速度調整部
17 CVT
17a トルクコンバータ
17b 前後進切替部
17c プライマリープーリ
17d ベルト
17e セカンダリープーリ
17f コントロールバルブ
18 ステアリングハンドル
18a ステアリングシフトスイッチ
19a エンジン回転センサ
19b スロットル開度センサ
19c セカンダリ回転センサ
19d プライマリ回転センサ
19e アップシフトスイッチ
19f ダウンシフトスイッチ
19g 車輪速センサ
19h 車体速センサ
19i ハンドル操舵角センサ
19j ABS信号出力部
20 メータ部
20a インジケータ

Claims (5)

  1. セレクトレバーのDレンジ選択による自動変速モードと、前記セレクトレバーの手動操作による手動変速モードと、前記セレクトレバーのDレンジ保持中に、前記セレクトレバー以外からのシフト信号を受けて変速段を一時的にシフトさせる簡易手動変速モードとを備えた自動変速機制御装置において、
    前記簡易手動変速モードから前記自動変速モードに移行する際の自動戻り変速速度を、車両のコーナー走行中は車両の直線路走行中より遅くし、コーナー半径が小さいほど遅くする変速速度調整部を有し、
    前記簡易手動変速モードから前記自動変速モードに移行する自動戻りが成立するか否かは、前記簡易手動変速モードで手動変速せずに一定のギア段で走行した際の距離若しくは時間が所定の距離若しくは時間になったことにより判断されることを特徴とする自動変速機制御装置。
  2. セレクトレバーのDレンジ選択による自動変速モードと、前記セレクトレバーの手動操作による手動変速モードと、前記セレクトレバーのDレンジ保持中に、前記セレクトレバー以外からのシフト信号を受けて変速段を一時的にシフトさせる簡易手動変速モードとを備えた自動変速機制御装置において、
    前記簡易手動変速モードから前記自動変速モードに移行する際の自動戻り変速速度を、路面摩擦係数が低いほど遅くする変速速度調整部を有し、
    前記簡易手動変速モードから前記自動変速モードに移行する自動戻りが成立するか否かは、前記簡易手動変速モードで手動変速せずに一定のギア段で走行した際の距離若しくは時間が所定の距離若しくは時間になったことにより判断されることを特徴とする自動変速機制御装置。
  3. 前記簡易手動変速モードから前記自動変速モードへの移行は、所定条件の成立により実行され、移行時の自動戻り変速速度は、手動操作に基づいて前記手動変速モードから前記自動変速モードへ移行する際の戻り変速速度より遅くしたことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機制御装置。
  4. 前記簡易手動変速モードから前記自動変速モードへの移行は、前記簡易手動変速モードにおける、運転者の運転状態或いは車両の走行状態に基づく判定基準により禁止されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の自動変速機制御装置。
  5. 車両の走行状態の判断に際し、コーナー走行中であることを、左右輪速度差により或いはハンドル操舵角・ハンドル操舵速度・車速により検知することを特徴とする請求項1または4に記載の自動変速機制御装置。
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