JP5324471B2 - 移動可能な背もたれ用の動的なフック挿入物 - Google Patents

移動可能な背もたれ用の動的なフック挿入物 Download PDF

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Description

(関連出願の表示)
本出願は、2007年、1月4日に出願された、シリアルナンバー60/878,713の、キャブフックアイソレータという名称の米国仮特許出願の優先権を主張する。
本発明は、全般的には車両座席の分野に関し、特に車内の壁に係留されるタイプの移動可能な背もたれの座席振動を最小化する改良された装置に関する。
車内空間内に効率的に搭乗者が座るための方法は、自動車、トラック、バス、列車、水陸両用車などを含む多くの分野にて望まれている。多くの実例にあって、シートはその背もたれを車内(又は車内の壁)に直接に隣接して配置され、さらにシートクッション及び背もたれが上側に折り畳まれ、収容状態とされ、或いは「前かがみ」構造にあってシート及び背もたれが組み立て式に前にシフトされる。ピックアップトラックの第2列は、前かがみ及び購買者への魅力を考慮したスタジアムシート構造の両方用に共通に適用される。
従来の移動可能な背もたれデザインは、程よく働くが、それらデザインはブーン、キーキー、及びガタガタ(buzzing, squeaking and rattling;BSR)雑音の源となる傾向がある。スタジアムタイプ及び前かがみになる座席タイプの両方にあっては、剛性の、金属製ストライカ・ワイア又はピンが車内の壁から延びている。移動可能な背もたれ上の剛性の金属製ラッチブラケットは、全体的にU形状のスロットがそこに形成され、背もたれを車内の壁につなぐために、ストライクピンを係留(フック)する。細長いU形状スロットは、キャビネットの壁につながれたままでありながらも背もたれをその様々な位置の間で動かす。しかし、背もたれと車内の壁の間のこの接続については、不快なBSR雑音を結果的として残す振動を生成する。
ストライカピンとラッチブラケットの間の振動の副産物となる前記BSRの不具合に取り組むために、様々な提案が提出されてきた。ひとつの具体例は、2007年9月18日に許可された米国特許7,270,371に説明されている。この文献にあっては、雑音を減衰するために、ラッチブラケット内のU形状のスロットにプラスチックの挿入物を並べることが示唆されている。この技術は、実は、シート(座席)の分野では、かなりよく知らている。非スタジアム及び非前かがみ座席構成では、2001年9月4日に許可された米国特許6,283,550、及び1988年7月26日に許可された米国特許4,759,580などに記述されている。これらの具体例にあって、静的な、非雑音又は振動減衰部分は、固定するピン付きの金属対金属の接触を防ぐためにシートフレームのフックスロットに関連する。
車両座席にあってBSRを除去又は最小化するための従来の試みは、部分的にだけ効果的である。振動鈍化挿入物は、静的すなわち固くさらに動かないようにラッチブラケットに対して固定されるが、振動減衰にもかかわらず、座席フレーム及び/又は他の囲まれる固い構造及びBSR症状付きの共振に直接的に伝送される。
スタジアム及び前かがみ座席についての他の問題は、前記ストライカピンの直径と前記ラッチブラケット内のスロットの幅との間の避けられない寸法の変動である。このスライド接続におけるひとつの極端な、過度の遊びは、BSR及び早い摩耗を強めるであろう。他の極端な、タイトなフィットは、固い操作と早い摩耗をもたらすかもしれない。つまり、移動可能な背もたれが車内の壁につながれるとき、座席振動のさらなる除去又はさらなる最小化が必要となり、またさらに、スライドラッチブラケット結合の製造部品の間の寸法変動をより適合することが必要となる。
本発明によれば、ダイナミックフック挿入がキャビネットの壁につなぐタイプの移動可能背もたれのために提供される。前記挿入は、背もたれ上のラッチブラケットへの取り付けのために構成される本体を備える。細長い、全体的にU形状のチャンネルは、本体に形成される。前記チャンネルは、キャビネットの壁から延びるストライカピンをスライドして受けるように構成される。前記ストライカピンに、及びストライカピンから伝達される振動をダイナミックに吸収するのに前記本体内にあって折り曲げ部を形成するために、さらに前記ストライカピンにおける寸法の相違を自動的に収容するために、スタンドオフが本体からU形状のチャンネルを全体的に横切るように延びている。
本発明の他の局面によれば、移動可能な背もたれ組立体は、車内の壁に通常つながれるタイプとして提供される。前記組立体は、車内の壁に向けられる後部面を有する背もたれを備える。硬いラッチブラケットは前記背もたれの後部面から延びている。前記ラッチブラケットは、縦長の全体的にU形状スロットを前記車内の壁に固定されるストライカピンを受けるために備えている。ダイナミックフック挿入物は、前記ラッチブラケットに直接的に結合される。前記挿入物は、相互に離間され、さらにそれぞれの上端部にて結合された全体的に平行な脚部を備える。前記脚部間の分離は、前記ラッチブラケットの前記U形状スロットを合致する、細長く、全体的にU形状のチャンネルを形成する。前記挿入物の前記脚部の少なくとも一つは、前記ラッチブラケットの前記スロットから全体的に横切るように離され、かつ前記ストライカピンに、及び、前記ストライカピンから伝搬される振動を吸収するため、さらに前記ストライカピンにおける寸法の相違を自動的収容するために、前記ラッチブラケットに対してダイナミックに移動可能な弾性的に折り曲げられる部分を備える。
本発明のさらに他の局面によれば、移動可能な背もたれと車内の壁との間の連結において振動に誘発される雑音を低減するための方法が提供される。前記方法は、U形状のスロットを有する背もたれ上にラッチブラケットを設けるステップと、相補的なU形状のチャンネルを有する高分子挿入物に前記スロットを合致させるステップと、前記ストライカピンを前記チャンネルの内部に滑るように接触することによって前記背もたれを前記車内の壁に繋ぐステップと、さらに前記ストライカピンと隣接して接触する領域にあってダイナミックに折り曲がるために前記挿入物の弾性的折り曲げ部を形成するステップとを備える。
本発明のこれらの様々な局面における説明にあって、フック挿入物は、静的な従来技術の設計特徴とは、前記ストライカピンに、及び、から伝達される振動をダイナミックに吸収するために弾性的折り曲げ部が形成されるという点で区別される。この同じ弾性的折り曲げ部は、前記ストライカピンの直径及び/又は前記スロットの幅の寸法の相違を自動的に収容するという長所でもある。
これらの特徴及び他の特徴及び本発明の長所は、以下の詳細な説明及び添付された図面との関係を考慮することにより、より容易に理解できる。
本発明の一つの具体的なアプリケーションを形成する拡大運転席ピックアップトラックの概略的な外観図である。 着座状態に設定された一部、収容状態に畳まれた他部を有するスタジアムタイム組立体を描写しながら、拡大運転席ピックアップトラックにおける後部座席領域の内部の様子を示す図である。 本発明の一具体例に係るスタジアムタイプ組立体の着座または使用状態にフルに配置された概略的な側面図である。 図3にあって円で囲んだ領域の拡大図である。 図3に示した概観のようであるが、収容位置と使用位置との間の中間状態におけるシートフレーム部を描写した図である。 図4にあって円で囲んだ領域の拡大図である。 図3に示した概観のようであるが、収容位置、つまり非使用状態としたシートフレーム部を描写した図である。 図5にあって円で囲んだ領域の拡大図である。 本発明の一具現化例に係るダイナミックフック挿入物の斜視図である。 異なる角度からの前記ダイナミックフック挿入物の斜視図である。 挿入物本体における弾性的折り曲げ部を説明するために、架空及び正常状態で示すストライカピンを伴うラッチブラケット内に配置されたフック挿入物の拡大側面図である。 図8に示した概観のようであるが、正常状態の小さな寸法の構成部及び架空線における伸びた寸法の構成部を有するストライカピンの描写図である。
図面を参照すると、同じ番号がいくつかの図を通して同じような又は対応する部分を示すなか、図1にあって拡張キャブピックアップトラックは10で全体的に示されている。本発明の一つの固有の有利なアプリケーションとしてはピックアップトラックにおける座席用第2列のシートを挙げているが、自動車、スポーツ多目的車(SUV)、バン、トラック、バス等が飛行機、列車、船舶等の座席環境と同様に含まれる様々な分野及びアプリケーションにての本発明の使用が理解できる。それにもかかわらず、以下の説明では、便宜上、ピックアップトラック10における後部座席アプリケーションを特に取り上げる。ここでは、後部座席は、底部又はシートクッション12及び背もたれ14を含んで示される。
図2に示すように、シートは60/40分割タイプであり、シート長さの約40%は、残りの60%に相対的に独立している。シート部の一部は、収納又は折りたたみ又は非使用状態とされているが、残りの部分は着座用又は使用位置に配置されている。他のシート配置は、全長さのベンチシート、個別のシート、及び他の配置を含む。さらに、本発明は、ここにおいて、スタジアムシート態様として、背もたれ14をより完全に、最大空間を稼ぎ出すために垂直方向に、上に向かって同時に動かす結合リンケージを伴い、シートクッション12が全体的に垂直に回転され、非使用位置となる。このスタジアムシート構成は、全ての開示が参照としてこの明細書に組み込まれている米国特許7,270,371における前かがみのシート構造に関連して、或いは完全に置き換えられて使用される。両方のアプリケーションにあって、すなわち、スタジアムシート、前かがみシート、及び合体されたスタジアム及び前かがみシート構造にあっては、背もたれ14は、この場合には乗客エリアの後ろ壁を含む後部客室につながれる。バスや列車のような他のシート構成にあって、客室の壁は、乗客エリア内の単にパーティション又は他の取り付け設備である。
ここで、図3乃至5Aを参照すると、本発明が適用されたシート組立体のための具体的なフレーム構造の側面が示されている。一般的に、シートは発泡体、又は他のクッション材料が詰められ、さらに布地、ビニール、皮革又はシート分野にて周知の他の材料で覆われている。そのような詰め物、覆い物及び装飾は、この発明の適切な理解を容易にするためにこれらの図には示されていない。さらに、これ以降で述べられるシートは、本発明にあってともに用いられるための適切な動力調整機構、腰部の支持、他のバリエーションを含まない。当業者は、本発明が表示された座席組立体の特別な構成要素によって制限されないこと、及び前記新規な特徴は他のシートタイプに容易に適用されることを理解すべきである。
このため、図3乃至5Aにおける、シートクッションは骨組だけのシートフレーム18として示され、背もたれは骨組だけの背もたれフレーム20として示される。これらは、管状部材として表示されるが、違うように設計される。前記シートフレーム18は、フロアブラケット26についてピボットピン24周りにヒンジ的に接続されるピボットブラケット22に接続される。したがって、使用状態及び収納状態の間の動きにあって、シートフレーム18は、ピボットピン24周りに手動にて回転される。これは、図3、4及び5を参照する順番にて理解することができる。前記背もたれフレーム20は、前記ピボットブラケット22に背もたれピボット28周りに回動可能に結合される。したがって、シートフレーム18が収納位置と使用位置にて操作されると、前記背もたれピボット28は前記ピボットピン24周りに円弧上を動く。
前記背もたれフレーム20は車内の壁16に向けて存在している後部面を備える。剛性ラッチブラケット30は、前記背もたれフレーム20の後部面から延びている。前記ラッチブラケット30は、図8及び9に示すように、細長で全体的にU形状のスロット32を有する。前記スロット32は、車内の壁16から延びるストライカピン34を受容するように形成される。通常、必ずしも必要ではないが、ストライカピン34は、断面が全体的に円形の金属体である。背もたれフレーム20は、実質上、前記ラッチブラケット30の前記スロット32内に取り込まれるストライカピン34を介して前記車内の壁16につながれる。このように、図3乃至5aに見られるように、前記ラッチブラケット30は、前記シートフレーム18が使用状態及び収容状態の間で操作されるとき、前記ストライカピン34に沿って上側にスライドして上がったり、下側にスライドして下がる。全ての構成は、4本バーリンケージとして動きが阻止される。
スロット32内の前記ストライカピン34の間に様々に発生される不快なブンブン、キーキー及びガタガタ(buzz, squeak and rattle ;BSR)という雑音は、前記ラッチブラケット30に直接的に結合される全体的に36で示されるダイナミックフック挿入物の使用によって、除去されるか或いは概ね減衰される。前記挿入物36は、一具体例では、射出形成による高分子材料にて形成される本体を有し、図6及び7に最もよく示される。前記挿入物本体は、前記ラッチブラケット30に直接的に取り付けられるように形成される。挿入物36は、相互に隔離され全体的に平行であり、それぞれの上部端42にて束ねられている一対の脚部38,40を備える。脚部38,40の間の分離は、前記ラッチブラケット30のU形状のスロット32を合致する細長で全体的にU形状のチャンネルを形成する。一つの脚38は、図8及び9に示されるように、スロット32から全体的に横に話される。この脚38は、図8及び9に示されるように、前記ストライカピン34に及びから伝達される振動を吸収するため、さらにはストライカピン34内の寸法の変動を補償するようにラッチブラケット30の間の空間内にて動的に移動可能である弾性的に折り曲げられる部分を備える。弾性的に折り曲げられる脚38は、弾性の特別なモジュールを作るための大きさ及び形状とされる一つ以上のリブ44によって支持される。この折り曲げられる脚部38は、さらに前記ラッチブラケット30と相互作用を起こすためのU形状のチャンネルから全体的に横に離れて延びる保持ストラップ46を備える。保持ストラップ46は、ラッチブラケット30の対向する両側にまたがる一対のフランジ、或いは図6に示される、適切な位置にて折り曲げられる脚38を確実に保持するためのフル取り囲みつばのいずれかであるか、或いはいくつかの他の機械的に等価な構成である。
好ましい具体例にあって、折り曲げ可能な脚部38とラッチブラケット30との間の分離は、前記脚部38の末端とラッチブラケット30の間の接触の支持点を形成するスタンドオフ48によって達成される。本質的には、スタンドオフ48は、フレキシブルな梁の中に全脚部38を変形する。本発明の図示しない他の例にあっては、スタンドオフはラッチブラケット30との小さな合体として形成されるか、他の例では、ラッチブラケット30と挿入物36との間の独立の挿入部品として形成される。さらに他の具体例にあって、前記弾性的に曲げられる部分は、全体的に挿入本体内にて全体的に一体に形成され、ラッチブラケット30といかなる特別な相互作用も結果として生じない。言い換えれば、前記曲げ可能な部分は、前記チャンネルに平行とされる挿入物本体内に全体的に含まれるスロットによって形成される。曲げ可能な脚部38は、また、ストライカピン34の進入を容易にするために前記チャンネルへの口状の開口に近接する溝50を備える。このように、スタンドオフ48と溝50は、両方とも脚部38の末端で、ストライカピンを受容するチャンネルの口に近接して配置される。
挿入物36の他の脚部40は少なくとも一つの、しかし好ましくは、図7に最も良く示される二つの取り付けフランジ52を備える。取り付けフランジ52は、ラッチブラケット30の相互の幅から離間されており、適切なフィットを提供するためにラッチブラケット30の対向面にまたがる。取り付けフランジ52は、機械的な固締部56を受容するため、ラッチブラケット30内の穴に対応して整列される穴54を備える。固締部56は、リベット、ボルト又は他の適切なデバイスの形状とされる。さらに、挿入物36は、他の方法又はセルフロッキング特性、オーバーモールディング、接着等を含む装置によってラッチブラケット30上の位置に保持される。取り付けフランジ52は、必要なら強化機能を備える。
本発明は、可動背もたれ14と車内壁16との間の結合における雑音を誘発する振動を削減するための方法を意図している。方法の各ステップは、背もたれ14上にU形状のスロット32を有するラッチブラケット30を設けるステップを含む。さらに方法は、相補的なU形状のチャンネルを有する高分子挿入物36に前記スロット32を合致させるステップを含む。ストライカピン34は車内の壁に取り付けられ、摺動可能にストライカピン34をチャンネル内部に係止することによって前記背もたれ14は車内の壁16につながれる。振動の削減は、機械的な振動に対応してストライカピン34の領域内にて動的にそらすために、挿入物38の弾性的に曲げられる部分を形成することによって達成される。弾性的に曲げられる部分を形成するためのステップは、少なくとも挿入物36の一部とスロット32との間に空間を設けるため挿入物36とラッチブラケット30のスロット32の間にスタンドオフを入れるステップを含む。スロット32を嵌めるステップは、曲げ部38を保持ストラップ46によりラッチブラケット30に相対的に配置するステップも含む。
図9に示すように、挿入物36は、ストライカピン34の直径の寸法の変動及び/又はスロット32の幅の寸法変動を自動的に吸収するということで特に有利である。ストライカピン34が有する拡大される直径は、図9に破線で示す。しかし、相対的には、これは製造時の可能性を通してスロット32の幅の削減に等しいと考えられる。弾性的に曲がる脚部38が、シートが使用位置と収納位置の間で移動されるとき、不適当なストレス又はラッチブラケット30の相互作用の不都合な影響を形成することなく、自動的にこの拡大された半径のストライカピン34の影響下から外れるのはあきらかである。このように、挿入物36は、ラッチブラケット30に対するストライカピン34の少なくともいくらかの動きを吸収するために、変形される全体的に弾性的な本体として理解することができる。そのような構成は、快適な、機能的フィットを維持しながら、スロット32とストライカピン34の両者の製造誤差を許容する。さらにまた、挿入物36は、容易に扱われる。取り付けフランジ52は、保持ストラップ46及びリブ44のさらなる機能性を追加しながらも、ラッチブラケット30上に位置される挿入物36を安定化する。
様々な具体例として示した挿入物36の構造及び配置は、説明のためにだけである。本発明のいくつかの具体例を詳細に説明しただけであるが、当業者は多くの変更が可能であることを容易に理解するであろう。前述の発明は、適切な法的基準にて記述されたので、記述は本質的に制限されるものではない具体例である。開示された具体例についてのバリエーション及び変更は、当業者によって発明の範囲内にて行われるのは明らかである。つまり、本発明の法的に有効とされる保護の範囲は、以下の特許請求の範囲についての検証によってのみ決定される。

Claims (15)

  1. 背もたれ上のラッチブラケットに取り付けられるように構成される本体と、
    前記本体に形成される、細長で全体的にU形状のチャンネルであって、車内の壁から延びるストライカピンを摺動的に受容するために形成されるチャンネルと、
    前記ストライカピンに及び前記ストライカピンから伝達される振動を動的に吸収するため、さらには前記ストライカピン内の相対的な寸法の変動を自動的に吸収するために、前記本体に曲げ可能な部分を形成するのに、前記U形状のチャンネルから横に離れて前記本体から延びるスタンドオフを
    備える、車内につながれる移動可能な背もたれ用の動的なフック挿入物。
  2. 前記本体は少なくとも一つの取り付けフランジを備える請求項1記載の挿入物。
  3. 前記チャンネルは、口と、前記ストライカピンの進入を助けるために前記口の近くに溝を有する前記曲げ可能な部分を備える請求項2記載の挿入物。
  4. 前記スタンドオフは、前記口の近くに配置される請求項3記載の挿入物。
  5. 前記曲げ可能な部分は、前記ラッチブラケットと相互に影響して動作するためのU形状チャンネルから全体的に横に離れて延びる保持ストラップを備える請求項3記載の挿入物。
  6. 前記本体は、前記チャンネルの一方上に一対の空間的に離された取り付けフランジを備える請求項1記載の挿入物。
  7. 車内の壁に向かって示される後部面を有する背もたれと、
    前記後部面から延びる固いラッチブラケットであって、前記車内の壁に固定されるストライカピンを受け入れる細長で全体的にU形状のスロットを含むラッチブラケットと、
    前記ラッチブラケットに直接的に結合される動的なフック挿入物であり、相互に空間的に離間され、かつそれぞれの上部にて結合され、前記ラッチブラケットの前記U形状のスロットと全体的に合致する全体的に平行な一対の脚部を備えるフック挿入物と、
    前記ラッチブラケットの前記スロットから全体的に横に離される前記挿入物の前記脚部の少なくとも一は、前記ストライカピンに及びストライカピンから伝達される振動を吸収するため及び前記ストライカピン内の相対的な寸法の変動を自動的に吸収するために前記ラッチブラケットに相対的に動的に移動可能な弾性的に曲がる部分を備える、
    車内の壁に通常つながれるタイプの移動可能背もたれ組立て体。
  8. 前記曲げ部分と前記ラッチブラケットとの間に、それらの空間を維持するためにスタンドオフを配置する請求項7記載の組み立て体。
  9. 前記スタンドオフは、前記挿入物の前記曲げ部分に一体に形成される請求項8記載の組み立て体。
  10. 前記挿入物は、前記弾性的に曲げられる部分の反対の脚部に少なくとも一つの取り付けフランジを備える請求項9記載の組み立て体。
  11. 前記スロットは、口を備え、前記ストライカピンの進入を助けるため前記曲げ部は前記口の近くに溝を含む請求項10記載の組み立て体。
  12. 前記スタンドオフは、前記口の近くに配置される請求項11記載の組み立て体。
  13. 前記曲げ部は、前記ラッチブラケットを相互に影響するように動作するために前記U形状のスロットから全体的に横に延びる保持ストラップを備える請求項11記載の組み立て体。
  14. 前記挿入物は、相互から離間され、かつ前記ラッチブラケットをまたぐ一対の取り付けフランジを備える請求項9記載の組み立て体。
  15. 前記一対の取り付けフランジ及び前記ラッチブラケットは少なくとも二つの整列されたホールと、さらに前記ラッチブラケットに対しての動作位置に前記挿入物を保持するために前記整列されたホールを介して延設される固締部を備える請求項14記載の組み立て体。
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