JP5324422B2 - 除去可能な弁及び弁の製造方法 - Google Patents

除去可能な弁及び弁の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5324422B2
JP5324422B2 JP2009501672A JP2009501672A JP5324422B2 JP 5324422 B2 JP5324422 B2 JP 5324422B2 JP 2009501672 A JP2009501672 A JP 2009501672A JP 2009501672 A JP2009501672 A JP 2009501672A JP 5324422 B2 JP5324422 B2 JP 5324422B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
tubular member
tubular
hole
proximal end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009501672A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009530057A (ja
Inventor
リーフラング,スティーブン・エイ
ヴェントゥーラ,クリスティン・ピー
エバーサル,クリスチャン・エス
モーラス,ニコラス・ジェイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Medtronic Inc
Original Assignee
Medtronic Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Medtronic Inc filed Critical Medtronic Inc
Publication of JP2009530057A publication Critical patent/JP2009530057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5324422B2 publication Critical patent/JP5324422B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/22Valves or arrangement of valves
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/02Access sites
    • A61M39/06Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/02Access sites
    • A61M39/06Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof
    • A61M39/0606Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof without means for adjusting the seal opening or pressure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/06Body-piercing guide needles or the like
    • A61M25/0662Guide tubes
    • A61M25/0668Guide tubes splittable, tear apart

Description

[0001] 本発明は、全体として、医療方法を実施する間、器具及び(又は)薬剤を送り出す装置及び方法、より詳細には、体腔にアクセスし且つ(又は)器具を患者の体腔内に送り出すガイドシース、カテーテル、及びその他の管状装置用の弁、及びこれらを製造する方法並びこれらを使用する方法に関する。
[0002] リード、カテーテル、電極及び(又は)その他の医療装置を患者の体腔、凹所、器官及び(又は)その他の腔内に植え込むことのできる多くの医療方法がある。これら方法の多くにおいて、デリバリシース、ガイドカテーテル又はその他の管状部材を使用して医療装置の送り出しを容易にし、医療装置を配置した後、管状部材を除去する。更に、例えば、止血、治療薬又は診断薬の注入及び同様のことを目的として、デリバリシース、ガイドカテーテル、又はその他の管状部材とリード、カテーテル、電極及び(又は)その他の医療装置との間にシール又は実質的なシールを提供することが望ましいであろう。しかし、その後の除去過程は、困難で且つ時間を消費するであろう。
[0003] 例えば、心臓リードを送り出すため使用されるデリバリシースは、患者の体内に残らなければならないリードの配置を乱すことなくリードの回りから容易に除去することはできない。このため、装置の送り出しを容易にすることができ、シール又は実質的なシールを提供し且つ(又は)リード及び(又は)その他の装置の配置を実質的に乱すことなく除去することのできる装置が望まれる。
[0004] 本発明は、全体として、医療方法を行なう間、器具及び(又は)薬剤を送り出す装置及び方法に関する。より詳細には、本発明は、患者の体腔にアクセスし且つ(又は)器具を患者の体腔内に送り出すガイドシース、カテーテル、及びその他の管状装置用の弁、及びこれらを製造する方法並びこれらを使用する方法に関する。例えば、スリット切り可能な弁及び(又は)除去可能な弁、及びこれらの弁を製造する方法のみならず、これらの弁を製造し且つ使用する方法を提供することができ、また、かかる弁を含む装置を提供することができる。
[0005] 1つの実施の形態に従い、管状本体と、フラップとを含む弁が提供される。管状本体は、開放した第一の端部と、閉じた第二の端部と、第一の端部と第二の端部との間を伸びて中心長手方向軸線を画成する通路とを含み、第二の端部は、通路と連通する穴を有する端部壁を備えている。フラップは、穴の上方にて端部壁に形成され且つ、細長い装置が通路及び穴を通して導入されたとき、第二の端部から動いて離れることができる。
[0006] 1つの実施の形態において、フラップは、例えば、射出成形した組立体として管状本体と一体的に形成され且つ(又は)エラストマー的材料にて形成される。
[0007] 更に別の実施の形態に従い、開放した第一の端部と、閉じた第二の端部と、第一の端部と第二の端部との間を伸びて中心長手方向軸線を画成する通路とを備え、第二の端部は、通路と連通する凹所を有する端部壁を備える管状本体を形成するステップと、端部壁を長手方向軸線に対して横方向に部分的に切り、凹部の上方にてフラップを形成し、該フラップは、第二の端部から動いて離れることができ、凹所が細長い装置を挿入することのできる穴を画成するようにするステップとを含む、弁を製造する方法が提供される。
[0008] 1つの実施の形態において、管状本体は、例えば、エラストマー的材料から射出成形することができる。選択的に、方法は、長手方向軸線に対して横方向に端部壁に通路を形成するステップを含むことができ、また、端部壁は、その外面から部分的に切って通路とし、長手方向通路が少なくとも部分的にヒンジを画成し、フラップが第二の端部から動いて離れるのを許容することができるようにしてもよい。更に又は追加的に、方法は、管状本体を例えば、デリバリシース又はガイドカテーテルのような、管状装置の第一の端部に装着するステップを含むことができる。
[0009] 更に別の実施の形態に従って、基端と、体腔内に導入し得る寸法とされた末端と、基端と末端との間を伸びる管腔とを含む細長い管状部材と、基端に装着された弁とを有する医療装置を患者の体内に送り出す装置が提供される。1つの実施の形態において、弁は、開放した第一の端部と、閉じた第二の端部と、第一の端部と第二の端部との間を伸びて中央長手方向軸線を画成する通路を含む管状本体を備えることができる。第二の端部は、通路と連通する穴を含む端部壁と、穴の上方にて端部壁に形成され、細長い装置が通路及び穴通して導入されたとき、第二の端部から動いて離れることのできるフラップとを備えることができる。
[0010] 別の実施の形態において、弁は、互いに直列のスリット弁と、ホール弁とを含むことができる。スリット弁は、装置が弁を通って配置されない状態にて密封する形態とすることができる一方、ホール弁は、装置が弁を通して管状部材の管腔内に配置された状態にて密封する形態とすることができる。
[0011] 更に別の実施の形態に従い、基端と、体腔内に導入し得る寸法とされた末端と、基端と末端との間を伸びる管腔とを含む、基端は空洞を備える、細長い管状部材と、管状部材から分離した弁とを含む、装置を患者の体内に導入する装置が提供される。弁は、空洞内に導入し得る寸法とすることができ、また、弁の側壁に隣接して配設された管腔と、医療装置の一部分を空洞内に導入する前、弁を医療装置の一部分の回りにて受け入れるべく側壁から伸びるスリットとを含むことができる。
[0012] 本発明の更に別の実施の形態に従い、医療装置を患者の体内に導入する方法が提供される。管状部材の末端は、体内に導入して、管状部材の基端が身体外に止まるようにすることができる。医療装置の一部分を管状部材内に導入する前、弁を医療装置の一部分の回りに装着することができる。次に、弁が空洞内に受け入れられ、弁が管状部材の基端と医療装置との間に実質的に流体密のシールを提供する迄、医療装置の一部分を弁を有する管状部分の基端の空洞内に導入することができる。
[0013] 本発明の更に別の実施の形態に従い、基端と、末端と、基端と末端の間を伸びて医療装置を受け入れる管腔とを含む細長い管状部材と、管腔と連通して基端に装着された弁と、弁及び管状部材の少なくとも基端をスリット切りするツールとを含む、医療装置を患者の体内に送り出すシステムが提供される。
[0014] 更に別の実施の形態に従い、医療装置を患者の体内に送り出す方法が提供される。管状部材の末端は、体内に導入して管状部材の基端が身体外に止まるようにすることができる。医療装置は、基端に装着した弁を通して且つ管状部材内に導入することができ、また、弁及び管状部材の少なくとも基端は、スリット切りして、管状部材を医療装置の回りから除去するのを容易にすることができる。
[0015] 例えば、弁及び管状部材の基端は、実質的に同時にスリット切りすることができる。1つの実施の形態において、管状部材が医療装置の回りにて患者の身体から除去されるとき、スリッタ又はその他の切削ツールを使用して弁及び管状部材をスリット切りすることができる。一例としての実施の形態において、管状部材は、デリバリシースとし、医療装置はリードとすることができる。
[0016] 本発明のその他の形態及び特徴は、添付図面と共に、以下の説明を検討することにより明らかになるであろう。
[0017] 図面は、本発明の一例としての実施の形態を示すものである。
[0031] 次に、図面を参照すると、図1A及び図1Bには、体腔(図示せず)にアクセスし且つ(又は)体腔内にて1つ又はより多くの流体、薬剤及び(又は)器具(図示せず)を送り出す装置10が示されている。一例としての実施の形態において、装置10は、デリバリシース、ガイドカテーテル、処置用カテーテル、画像装置又は使用中、剥ぎ取り、分離し又はその他の方法にて除去することのできるその他の管状装置とすることができる。装置10は、患者の脈管組織内の血管のような体腔、患者の胃腸管内の通路、尿管、生殖管、呼吸管、リンパ系及び同様のもののような体腔内に導入し得る寸法とすることができる。
[0032] 全体として、装置10は、基端12と、体腔内に導入し得る寸法とされた末端14と、基端12と末端14との間を伸びる管腔16と、1つ又はより多くの装置を管腔16内に導入することを許容する弁28とを含む細長い管状部材又は装置である。選択的に、装置10は、管腔16の回りにて同心状に、管腔16と並んで、又はその他の管腔16に隣接して配設することのできる1つ又はより多くの追加の管腔(図示せず)を含むことができる。管腔16は、ガイドワイヤー、処置用カテーテル、心臓リード、針又はその他の器具(図示せず)を受け入れ且つ(又は)流体又はその他の流動可能な薬剤又は材料を送り出し得るような寸法とすることができる。
[0033] 選択的に、末端14は、例えば、実質的に非外傷性先端を提供し且つ(又は)色々な解剖学的部位を通って前進し又は誘導するのを容易にするため、テーパー付き、丸味を付け又はその他の所要の形状とした末端の先端15を含むことができる。更に又はこれと代替的に、末端14は、装置10の特定の所期の用途に依存して、例えば、1つ又はより多くのバルーン、ステント、センサ、電極、ステアリング機構、画像装置、針及び同様のもの(図示せず)のような1つ又はより多くの治療用及び(又は)診断用要素を含むことができる。
[0034] 選択的に、基端12は、ハンドル13と、及び(又は)例えば、管腔16と連通する主ポート17a、1つ又はより多くの側部ポート17と、それぞれの管腔(図示せず)と連通する1つ又はより多くの側部ポート17b(図示せず)とを含むことができる。更に、又はこれと代替的に、ハンドル13及び(又は)基端12は、注射器、ディスプレイ、コントローラ及び同様のもの(同様に図示せず)のようなその他の装置(図示せず)を装置10と接続するため、ルアロックコネクタ、電気コネクタ及び同様のもののような、1つ又はより多くのコネクタを含むことができる。更に、ハンドル13、末端14における構成要素(同様に図示せず)を起動させ且つ(又は)操作し、又はその他の装置10を作動させるため、スライダ、ボタン、スイッチ及び同様のもののような、1つ又はより多くのアクチュエータを含むことができる。
[0035] 選択的に、装置10は、例えば、その開示内容を参考として引用し本明細書に含めた、2003年4月24日付けで出願された米国同時出願10/423,321号及び2006年2月3日付けで出願された、米国同時出願11/347,361号に開示されたように、基端12と末端14との間を少なくとも部分的に伸びることのできる1つ又はより多くの背骨又は支持部材(図示せず)を含むことができる。
[0036] 選択的に、図1Bに示したように、装置10は、例えば、補強層18、外層20、管腔16を取り囲む内層22のような、1つ又はより多くの層にて製造してもよい。内層22は、比較的薄い膜、シート、又は内面21を含むその他の材料を有することができる。内側ライナーは、構造的特徴又は材料の性質を持たせるため、多岐にわたる材料にて形成することができる。例えば、潤滑性を持たせるため、フロオロポリマーライナーを追加してもよい。これと代替的に、その開示内容の全体を参考として引用し明示的に本明細書に含めた、2006年1月26日付けで出願された米国同時出願係属中の11/340,904号、2007年2月2日付けで出願された米国同時出願係属中の11/670,958号に開示されたように、潤滑性、抗血栓症、親水性の性質及び同様のもののため、被覆したライナーを追加してもよい。
[0037] 装置10の層は、例えば、積層、粘着、接着、超音波溶接、リフロー又はその他の加熱又は同様のものにて互いに装着することができる。装置10の構造は、実質的に均一とし、又は例えば、補強層18、外層20及び(又は)内層22を装置10の長さに沿って変化させることにより、基端12と末端14との間にて変化するようにしてもよい。選択的に、外層20、補強層18及び(又は)内層22は、装置10の色々な部分にて構造を変化させることのできる1つ又はより多くの下部層(図示せず)を含むことができる。
[0038] 一例としての実施の形態において、基端12は、実質的に剛性又は半剛性とし、例えば、装置10を基端12から押し出すのを許容するのに十分な縦強度を提供する一方、末端14は、実質的に可撓性又は半剛性とすることができる。このように、装置10の末端14は、実質的な屈曲及び(又は)捩れの虞れ無しにて、患者の体内にて基端12から前進させ又はその他の方法にて操作することができる。選択的に、末端14に又は末端14に隣接した外層20は、実質的に可撓性又は半剛性とし、及び(又は)補強層18を終端とし、例えば、末端14が容易に曲がり又はその他の方法にて蛇行した解剖学的部位を通って前進するのを許容し且つ(又は)実質的に非外傷性先端15を提供することができる。例えば、図1Bに示したように、補強層22は、末端の先端15に近接して末端14内にて終わり、例えば、比較的柔軟、可撓性及び(又は)非外傷性である末端の先端15を提供することができる。
[0039] 一例としての実施の形態において、補強層18は、1つ又はより多くの丸形又は偏平ワイヤー、フィラメント、ストランド、編み部及び同様のものを含むことができる。補強層17の材料は、ステンレススチールのような金属、プラスチック、ガラス、ケブラー(Kevlar)及び同様のもののような織地ファイバ、又は複合的材料にて形成することができる。外層20にて使用される材料は、PEBAX、ウレタン、FEP、PFA、ポリウレタン(「PE」)、ポリアミド(ナイロン)、シリコーン、ポリプロピレン、ポリスルフォン、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリメチルメタアクリレート、フルオロポリマー、ポリエステル、ナイロン及び同様のものの1つ又はより多く含むことができる。内層22は、例えば、0.0025−0.25mm(約0.0001−0.01インチ)の厚さを有するポリウレタン又はポリオレフィン、PEBAX、ナイロン、シリコーン、ポリプロピレン、及びポレエチレンのようなその他の適正なポリマーを含むことができる。材料は、主として、最適な機械的性質、接合及び(又は)その他の性質となるように選ぶことができ、その後、例えば、被覆によって、潤滑性のような、所望の表面性質を持たせることができる。
[0040] 一例としての実施の形態において、装置10は、約0.5から20mm又は約1から5mmの外径と、約5から150mmの長さとを有することができる。内層22は、0.0025−0.25mm(約0.0001−0.01インチ)の肉厚を有し、また、外層20は、0.0127−5.08mm(約0.0005から0.2インチ)の肉厚を有することができる。
[0041] 図3A及び図3Bを更に参照すると、弁28は、例えば、ハンドル13内にて装置10の基端12内に且つ(又は)基端12に装着された止血弁又はその他の弁とすることができる。弁28は、流体が装置10から実質的に基端方向に流れるのを防止しつつ、例えば、カテーテル、リード、ガイドワイヤーのような1つ又はより多くの装置又は、一例としての装置90によって表わした、その他の装置を弁28を通して装置10内に受容することができる。
[0042] 次に、図3A−図3Bを参照すると、全体として、開放した基端すなわち第一の端部32と、閉じた末端すなわち第二の端部34と、基端32と末端34との間を伸びる通路を36とを含む、管状本体30を備える弁28の一例としての実施の形態が示されている。弁28は、第二の端部34を実質的に閉じる端部壁40を含み、該端部壁40は、通路36及びフラップ44と連通する穴42を含む。フラップ44は、例えば、端部壁40に形成するか又はヒンジ止め領域46により端部壁40に装着し、細長い装置90(例えば、カテーテル、リード、ガイドワイヤー及び同様のもの)が例えば、弁28を通して装置90を受け入れるため、通路36及び穴42に挿入されたとき、フラップ44は第二の端部34から動いて離れることができるようにする。
[0043] フラップ44及び(又は)ヒンジ止めした領域46は、偏倚させ、装置90を穴42を通して受け入れなかったとき、フラップ44は、穴42を覆い且つ弁28を通ってすなわち第二の端部34から第一の端部32まで流体が実質的に基端方向に漏洩するのを防止することができる。このように、フラップ44の外側の流体圧力が通路36の内部よりも高いとき、フラップ44は、端部壁40に対して実質的なシールを維持し且つ流体が実質的に穴42を通って流れるのを防止することができる。選択的に、通路36内の流体圧力がフラップ44の外部よりも高いとき、フラップ44は、自由に開くようにしてもよい。
[0044] 穴42は、実質的な摩擦抵抗力無くして装置90が穴42を自由に通過し且つ(又は)装置90が穴42を通ったとき、実質的な流体の漏洩を防止すべく装置90の回りにシールを提供することを許容するのに適正な寸法とすることができる。選択的に、端部壁40は、実質的に可撓性であり、装置90が穴42内に挿入されたとき、穴42は拡張し、また、装置90が除去されたとき、その当初の寸法に弾性的に復帰することができる。更に、穴42は、圧力が存在し又は存在しないとき、フラップ44の脱垂を防止し且つ(又は)最小にするのに適した寸法とすることができる。例えば、穴42は、フラップ44よりも実質的に小さく、フラップ44の自由端が容易に折畳まれず又はさもなければ、穴42に入ることができないようにする。
[0045] 選択的に、フラップ44は、例えば、フラップ44の一部分が穴42内に脱垂するのを防止すべくフラップ44を支持する1つ又はより多くのスチフナ、補強材又はその他の特徴部(図示せず)を含むことができる。更に又はこれと代替的に、フラップ44は、フラップ44が閉じられたとき、少なくとも部分的に穴42内に伸びて、シール効果を向上させ且つ(又は)脱垂を少なくすることができるプラグ又は伸長体(図示せず)を含むことができる。例えば、穴42と同様であるが、僅かに小さい形状のタブ(図示せず)は、例えば、フラップ44の内面に接着し、一体的に成形し又はそれぞれの方法にて装着することにより提供し、フラップ44が閉じられたとき、タブを穴42に摺動可能に受け入れることができるようにする。装置90が穴42を通して挿入されたとき、フラップ44が押されて開くと、タブは、穴42から簡単に摺動して装置90を受容することができる。
[0046] 選択的に、管状本体30は、1つ又はより多くの追加的な特徴部を含むことができる。例えば、管状本体30内の通路36は、例えば、装置90を貫通するよう導入し且つ(又は)穴42内に導入するのを容易にし得るよう少なくとも部分的にテーパーを付けることができる。図3Aに示したように、通路36は、端部壁40に隣接したテーパー付き領域37を含み、該テーパー付き領域37は、通路36内に導入された装置を穴24に向けて案内することを可能にする。更に又はこれと代替的に、図1A及び図1Bの装置10のような管状装置を弁28に装着するのを容易にし且つ(又は)を促進するため、1つ又はより多くの外部特徴部を設けることができる。例えば、図3Aに示したように、管状本体30は、管状本体30の外側の回りに環状溝31を含み、該環状溝は、図2のハンドル13のような管状部材に対する弁28の装着を促進し得るよう、糊又はその他の接着材料に対するウエルを提供することができる。これと代替的に、1つ又はより多くの環状リッジ、タブ、保持部、空所、凹所及び同様のもの(図示せず)が管状本体30の外側から又は外側まで伸びて管状部材内の合わさる特徴部と係合するようにしてもよい。
[0047] 弁28は、シリコーン、クロノプレーン、イソプレーン、サントプレーン、及び同様のもののようなエラストマー的材料にて形成することができる。1つの実施の形態において、弁28は、例えば、射出成形、鋳造及び同様のものによって単一物として一体的に形成することができる。例えば、図3Aを続けて参照すると、端部壁40を含む、管状本体30は、例えば、射出成形により一体的に形成することができる。穴42は、成形中、端部壁40の内部に形成された凹所とすることができる、すなわち通路36と連通するが、端部壁40を完全に貫通して伸びないようにする。図示したように、穴42は、例えば、ヒンジ止め領域46から離れて中央長手方向軸線38から半径方向に変位させることができ、このことは、本明細書にて説明したように、フラップ44の作動を容易にすることになる。選択的に、穴42は、ヒンジ止め領域46に向けて半径方向に変位させることができ、このことは、フラップ44が脱垂する危険性を少なくすることになる。
[0048] フラップ22は、端部壁40に部分的に横方向スリット48を切ることにより形成することができる。例えば、端部壁40は、ブレード、ワイヤー、鋸又はその他の機械的カッター、加熱したワイヤー又はその他の要素、レーザ及び同様のものを使用して切ることができる。端部壁40は、例えば、切り込みを対向した外端縁まで完全に伸ばすことなく、中央長手方向軸線38をわたって穴42付近の端部壁40の外端縁から長手方向軸線38に対し実質的に垂直に部分的に切ることができる。このように、端部壁40の残る未切り込みは、ヒンジ付き領域46を画成することができる。スリット48は、端部壁40に形成された凹所と交差して、穴42を形成することができ、その結果、フラップ44が閉じられたとき、フラップ22に穴42の上部に位置する部分的な凹所が提供される。
[0049] 選択的に、弁28には、ヒンジ付き部分46を少なくとも部分的に画成するヒンジ応力除去通路49を形成することができる。例えば、管状本体30の所望の形状を有する鋳型キャビティをわたって伸びる比較的細い丸型のロッド又は管を使用することにより、例えば、管状本体30が成形されるとき、比較的小さい横断通路49を形成することができる。これと代替的に、管状本体30を成形し又は例えば、穿孔又は穴開け等によって形成した後、針及び同様のものを端部壁40を渡って横断状に挿入することにより通路49を形成してもよい。通路49は、例えば、穴42から離れて中央長手方向軸線38に対して実質的に垂直に、但し、中央長手方向軸線38から半径方向に変位させることができる。次に、スリット48は、通路49に対向して通路49向け且つ通路49内に端部壁40の一側部内に伸ばし、例えば、通路49がスリット48に対し丸味を付けた基部を提供するようにしてもよい。通路49は、例えば、鈍角な移行面ではなくて湾曲した面を提供することにより、フラップ44が旋回して開くとき、歪み除去効果を提供することができ、このことは、例えば、図3Bに示したように、装置90が穴42に受け入れられたとき、フラップ44が曲がる際に、応力を分配することになる。
[0050] 図3Aを更に参照すると、弁28、穴42及びフラップ44は、穴42を通る装置が無いとき、密封効果を最大にし得るようにすることができる。更に、弁28、穴42及びフラップ44は、本明細書にて説明したように、フラップ44が圧力下にて穴42から脱垂するのを最小にし又は防止し得るようにすることができる。例えば、穴42は、中央長手方向軸線38と同心状に整合させるか又は、中心軸線38から半径方向に変位させることができる。
[0051] 更に、弁28及び(又は)弁が装着される管状部材(図1A、図1Bの装置10のような)は、圧力下の流体が漏洩する場合、弁28からの噴霧を防止する1つ又はより多くの特徴部を含むことができる。例えば、スリット又は穴(図示せず)を有するディスクを提供することができ、該ディスクは、エラストマー的発泡材又はその他の順応性材料から形成することができる。更に、又はこれと代替的に、環状ブラシ、スリット弁及び(又は)ホール弁(図示せず)を弁28内に、例えば、第一の端部壁32に提供することができる。多数のフィラメントを有する多孔質発泡材又はブラシのようなかかる特徴部は、少量の漏洩を許容し、これにより、さもなければ、流体が弁28から噴霧され又は噴出されることになる、圧力蓄積の可能性を少なくすることができる。
[0052] 次に、図4A及び図4Bを参照すると、弁28を管状部材92にて示した装置ハブに装着する、本発明の一例としての実施の形態が示されている。管状部材92は、図1Aに示したように装置10の基端12とし及び(又は)本明細書にて説明したように、図2に示したようなハンドル13とすることができる。図示したように、管状本体30は、管状部材92よりも僅かに小さくし、管状本体30の第2の端部34を、図4Aに示したように、管状部材92内に挿入することができるようにする。例えば、管状本体30は、約0.5から20mm又は約1から5mmよも小さい直径を有することができる。
[0053] 管状本体30は、管状部材92内に摺動し、また、締まり嵌めすることができる、すなわち管状部材92内に密着嵌めすることができる。これと代替的に、管状本体30は、折畳み又はその他の方法にて圧縮し、管状部材92内への挿入を容易にし、また、解放されたとき、膨脹し且つ管状部材92と係合するのに十分、弾性であるようにすることができる。更に又はこれと代替的に、管状本体30及び管状部材92は、例えば、1つ又はより多くのタブ又は保持部及び空所、リッジ及び溝及び同様のもの(図示せず)のような合わさりコネクタを含むことができ、該コネクタは、第二の端部34が管状部材92内に十分に受け入れられたとき、互いに係合することができる。例えば、管状部材92の端部に最も近い傾斜した端縁及び管状部材92の端部から離れた鈍角な端縁を有する1つ又はより多くのタブ(図示せず)は、管状本体30がタブ上を摺動するのを許容するが、その後、管状本体30が除去されるのを防止することができる。
[0054] 更に又はこれと代替的に、管状本体30は、管状部材92に接着、溶融又はその他の方法にて装着することができる。例えば、管状本体30と管状部材92との間にて、例えば、溝31内に接着剤を提供することができる。
[0055] 次に、図4Bを参照すると、その後、管状本体30の第一の端部32を管状部材92の上にロール状に巻き又は折り畳むことができる。管状本体30の材料は、管状部材92の上にて折り畳まれたとき、膨脹し且つ管状部材92の外面と摩擦係合するのに十分可撓性であるようにすることができる。選択的に、管状本体30は、熱収縮可能な材料にて形成し又はバンド又はその他の拘束具(図示せず)を第一の端部32及び管状部材92の回りに配置して、例えば、弁28を管状部材92に機械的に装着することを可能にする。例えば、熱収縮可能なシール(図示せず)は、例えば、管状本体30の第一の端部32をPET、ポリオレフィン、PTFE及び(又は)その他の適正の材料のような熱収縮可能な材料にて形成し且つ、熱風を吹き込むか、又はさもなければ、熱を加えて第一の端部32が管状部材92の回りにて収縮し且つ管状部材92と摩擦係合することにより、弁28を管状部材92に装着することができる。
[0056] 更に又はこれと代替的に、接着剤又はその他の接着又は溶融を使用して第一の端部32を管状部材92の回りに装着してもよい。これと代替的に、弁28は、管状部材92内にてその上にて又はその回りにてインサート成形すしてもよい。別の代替例において、第一の端部32を管状装置92上にて折り畳み又はロール巻きすることに代えて、例えば、第二の端部34が内部に受け入れられたとき、管状装置92を超えて露出した管状本体30の部分を切ることにより、第一の端部32を組立体の全体から除去するようにしてもよい。
[0057] 本明細書にて説明したように、管状部材92は、カテーテル、シース又はその他の医療装置(図示せず)とすることができる。装着した弁28は、1つ又はより多くのカテーテル、ペーシングリード、電極又はその他の同様の装置を管状部材92を通して送り出すのを容易にすることができる。弁28は、流体、造影剤、及び(又は)その他の診断剤及び(又は)治療剤を送り出す間、実質的な流体シールを提供し且つ(又は)実質的な逆流を防止することができる。更に、弁28は、管状部材92が患者(図示せず)の血管又はその他の体腔内に挿入されたとき、止血効果を提供し、例えば、血液又はその他の体液が管状部材92から実質的に基端方向に流れるのを防止することができる。
[0058] 図5を参照すると、弁28には、管状部材92に沿ってスリット切りし、例えば、管状部材92を介して送り出されたリード又はその他の装置(図示せず)の回りから除去することを容易にすることができる。例えば、弁28は、スリッタ50又はその他の切削ツールにより容易に切ることができるシリコーン、天然ゴム、合成ゴム、射出成形可能なエラストマー、クロノプレーン、イソプレーン、サントプレーン及び同様のもののような1つ又はより多くのエラストマー的材料にて製造することができる。弁28の半径方向及び長手方向厚さは、スリット切りを容易にし得るよう選ぶことができる。更に又はこれと代替的に、例えば、熱収縮、糊及び(又は)管状本体30及び(又は)管状部材92内に含められた特徴部(図示せず)による、弁28を管状部材92へ装着する材料及び(又は)方法は、スリット切りを容易にし得るよう選ぶことができる。更に又はこれと代替的に、端部壁40の厚さ及び(又は)長さを、スリット切りを容易にし得るよう選んでもよい。例えば、管状本体30の側壁及び(又は)端部壁40は、約0.025−6mmの範囲、例えば、0.635ミリ(約0.025インチ)の厚さを有するようにすることができる。
[0059] 選択的に、穴42は、例えば、スリット切りを容易にし得るよう管状部材92の一側部近くに配置することも可能である。例えば、スリッタ50は、指状体54に隣接して空所内にブレード52を含むことができる。管状部材92の壁からの穴42の距離は、空所の幅と同様とし、スリッタ50を使用して管状部材92を切るとき、指状体54が少なくとも部分的に穴42内に受け入れられるようすることができ、このことは、端部壁40を切ることを容易にすることになる。
[0060] 図8A及び図8Bを更に参照すると、装置10の基端12にてポート17a内に弁28(本明細書に記載した実施の形態の任意のものとすることもできる)を含む、装置10(本明細書に記載した装置の任意のものとすることができる)が示されている。リード又はその他の装置(図示せず)を装置10を介して送り出した後、装置10は、スリット切りすることにより装置の回りから除去し、例えば、装置10が送り出した装置の回りから滑り出るのを容易にすることができる。装置10を送り出した装置の回りから基端方向に引張ったとき、ブレード52が弁28、ポート17a及び例えば、基端12から末端14までの装置10の長さを通って切るよう、スリッタ50を弁28に挿入することができる。このようにして、装置10は、送り出した装置を患者の体内に維持しつつ、リード又はその他の送り出した装置から除去することができる。
[0061] 図6を参照すると、本明細書に記載した送り出し装置の任意のものとすることができる、止血弁128の別の実施の形態が管状部材92に装着した状態にて示されている。管状部材92を使用して本明細書に記載した実施の形態と同様に、1つ又はより多くのカテーテル、ペーシングリード、電極及び(又は)その他の装置を送り出すのを容易にすることができる。弁128は、流体、造影剤及び(又は)その他の診断剤及び(又は)治療剤を送り出す間、シールを提供し且つ(又は)実質的な逆流を防止することができる。更に、弁128は、装置(図示せず)が管状部材92を介して血管又はその他の体腔内に挿入されたとき、止血効果を提供することができる。更に、弁128は、管状部材92に沿ってスリット切りし、例えば、本明細書に記載したその他の実施の形態と同様に管状部材92を送り出した装置の回りから除去することを容易にすることができる。
[0062] 図7A及び図7Bを更に参照すると、弁128は、例えば、多数の異なる弁の形態を互いに直列に提供することにより、装置(図示せず)が弁128を通して配置されるかどうかにかかわらず、シールの完全性が維持されるような構造とすることができる。例えば、図6に示したように、弁128は、2つの弁構成要素、すなわち弁128を通して配置された装置がない場合の状態にて密封する設計とされたスリット弁128aと、装置が弁128を通して配置された状態にて密封する設計とされたホール弁128bとを含むことができ、これらの弁は、何れの状態にても共に、実質的なシールを促進する。弁128の構成要素は、スリット切りを容易にする構造とすることができる。例えば、弁128は、本明細書に記載したその他の実施の形態と同様に、シリコーン、天然ゴム、合成ゴム、射出成形可能なエラストマー、クロノプレーン、イソプレーン、サントプレーン及び同様のもののような1つ又はより多くのエラストマー的材料にて製造することができる。
[0063] 図6を続けて参照すると、スリット弁128aは、上記の実施の形態と同様に、管状部材92内に受け入れ得る寸法とされた管状本体130を含むことができる。上記の実施の形態と相違して、管状本体130は、管状本体130の端部壁140に形成され且つ通路136と連通するスリット142を含む。ホール弁128bは、貫通する円形穴152を有する端部壁150と、管状部材92の上方に受け入れ得る寸法とされたカラー又はキャップ154とを含むことができる。2つの弁要素128a、128bは、例えば、締まり嵌め、接着剤による接着、RTV、溶媒接着、熱溶接及び同様のものを使用して管状部材92に装着してよい。更に又はこれと代替的に、熱収縮可能な材料160をホール弁128bのキャップ154の回りに配置し、次に、材料160を加熱し又はその他の適宜な装着又は接着方法により機械的な装着状態を提供してもよい。熱収縮可能な材料は、PET、ポリオレフィン、PTFE及び(又は)その他の適正な材料を含むことができる。これと代替的に、1つ及び(又は)複数の弁を管状部材92内にて及び(又は)その回りにてインサート成形してもよい。別の代替的な実施の形態において、弁構成要素の形態は、所望であれば、例えば、スリット弁及びホール弁の位置を切り換えることにより、逆にしてもよい。
[0064] 図9A−図9Cを参照すると、図1Aに示したように装置10の基端とし且つ(又は)図2に示したようにハンドル13とすることができる、管状部材192内に除去可能に受け入れられた状態の弁228の別の実施の形態が示されている。図示したように、管状部材192は、管腔194と連通する一端にハブ196を含む。管腔194と連通する空洞197がハブ196内に提供される。図示したように、空洞197は、管腔194よりも大きくしてもよいが、テーパー付きとした転位領域198を含むことができる。更に、ハブ196は、キャビティ197をわたって部分的に伸びるタブ又はリッジ199を含む。
[0065] 図10A、図10Bを更に参照すると、弁228は、第一の端部232と、第二の端部234と、該端部の間を伸びる管腔236とを含む。図示したように、弁228、はテーパー付き領域240を含み又はハブ196内の空洞197と同様の形状とすることができる。図示したように、選択的に、管腔236は、弁228の1つの側壁に近い位置に配設し、第一の端部232と第二の端部234との間にて管腔236内に伸びるスリット237を比較的薄い側壁に切るようにしてもよい。これと代替的に、図11Aに示したように、弁228´は対向した端縁237´により画成された長手方向空隙を有する弁228´の本体の空洞として形成された管腔236を含むようにしてもよい。この代替例において、管腔236の円周が弁228´の本体内に完全に配設され、対向した端縁237´が所望の厚さを有するようにする。図11Bに示した更なる代替例において、弁228´´の管腔236´´、は対向した端縁237´´の側壁に直ぐ隣接した位置に配設される。図11C示した別の代替例において、弁228´´´の管腔236´´´は、円の一部分のみを画成し、対向した端縁237´´´は、その他の実施の形態よりも互いに更に離して隔てられている。
[0066] 弁228は、本明細書に記載したその他の実施の形態に関して説明した任意の材料及び方法を使用して形成することができる。弁228は、空洞197を有する同様の形状であるが、空洞197よりも僅かに大きい寸法とし、弁228が空洞197内に密着嵌めするようにする。
[0067] 図9A−図9Cを参照すると、管状部材192及び弁228は、使用中、図9Aに示したように、最初に互いに分離した状態にて提供することができる。装置90が管状部材192の管腔194内に挿入される前又は挿入されたとき、弁228を図9Bに示したように装置90に装着することができる。例えば、弁228は、スリット237を有する側部が装置90に対して位置するようにすることができる。次に、力を加えてスリット237が開き且つ装置90がスリット237を通って管腔236内に通過することを許容する。管腔236は、装置90と同様の寸法を有し、弁228が装置90に沿って摺動可能であるようにする。これと代替的に、管腔236は、装置90よりも僅かに小さくし、弁228が装置90の回りを把持して弁228が装置90に沿って実質的に動くのを防止するようにしてもよい。このように、例えば、弁228は、基端の回り又は装置90におけるその他の所望の位置の回りに受け入れ且つ、弁228と装置90との間の摩擦を上回らない限り、その位置に維持することができる。装置90と比較して相対的に小さい管腔236は、弁228と装置90との間のシール効果を向上させることができる。
[0068] 次に、弁228が図9Cに示したようにハブ196内の空洞197に入る迄、装置90を管状部材192内に前進させることができる。弁228のテーパー付き領域240は、例えば、タブ又はリッジ199を経て弁228を空洞197内に導入するのを容易にすることができる。選択的に、弁228がタブ又はリッジ199を経て進むとき、ハブ196は、僅かに膨張し且つ、弁228が空洞197内に完全に受け入れられた後、その当初の寸法に戻るのに十分可撓性である。弁228が空洞197内に受け入れられると、タブ又はリッジ199は第一の端部232と接触し、これにより、その後、弁228がハブ196から除去されるのを防止する。次に、所望であれば、例えば、弁228と装置90との間の摩擦抵抗に打勝つことにより、装置90を管状部材192内に且つ(又は)管状部材192を通して更に前進させることができる。弁228がハブ196と装置90との間に実質的に流体密のシールを提供し、これにより体液又はその他の流体が装置90の回りにて管腔194から出るのを防止する。
[0069] 装置90が患者の所望の体内における位置に配置され又はその他の方法にて送り出されたならば、ハブ196及び弁228のみならず、管状部材192の長さを本明細書に記載したその他の実施の形態と同様に、スリット切りし又はその他の方法にて切ることができる。弁228を装置90の回りにて予め組み立てることは、止血シールを提供しつつ、装置90を管状部材192内に導入するのを容易にすることができる。例えば、装置90を導入する前に、弁228がハブ196内に予め取り付けられた場合、装置90の末端(図示せず)における拡張領域又はその他の特徴部を弁228の管腔236内に容易に挿入することができない。更に、かかる拡張領域又は特徴部は、貫通するとき、弁228を損傷させる可能性があり、このことは、その後に弁228と装置90との間の漏洩を引き起こすであろう。これと代替的に、弁228が十分に弾性であり且つ(又は)装置90が実質的に均一な末端を含む場合、装置90を管状部材192内に導入する前に、弁228をハブ196の空洞197内に挿入することができる。
[0070] 本明細書に記載した任意の実施の形態に関して説明した要素又は構成要素は、特定の実施の形態に対する一例であり、本明細書に記載したその他の実施の形態にて、又はその他の実施の形態と組み合わせて使用することが可能であることが理解されよう。
[0071] 本発明は、色々な改変例及び代替的な形態にて具体化可能であるが、本明細書の特定の例を、図面に図示し且つ本明細書にて詳細に示した。しかし、本発明は、開示された特定の形態又は方法にのみ限定されず、本発明は、特許請求の範囲に属する全ての改変例、等価物及び代替例を包含するものであることを理解すべきである。
図1Aは、その基端と末端との間を伸びる管腔と、その基端に装着され且つ管腔と連通した弁とを含む、管状装置の一例としての実施の形態の斜視図である。図1Bは、図1Aの管状装置の一例としての実施の形態の長手方向断面図である。 図1の管状装置の基端の斜視図である。 図3Aは、図1及び図2の管状装置の基端に装着することができる弁の第一の実施の形態を示す断面図である。図3Bは、弁のフラップを開くため装置が挿入された、図3Aの弁の断面詳細図である。 図4Aは、図3Aの弁を図1及び図2の管状装置の基端のような管状装置に装着する方法を示す、断面図である。図4Bは、図3Bの弁を図1及び図2の管状装置の基端のような管状装置に装着する方法を示す、断面図である。 スリッタにてスリット切りされる、図4A及び図4Bの組み立てた弁の断面図である。 管状装置の基端に装着された弁の別の実施の形態を示す断面図である。 図7Aは、線7A−7Aに沿った図6の弁の断面図である。図7Bは、線7B−7Bに沿った図6の弁の断面図である。 図8Aは、スリッタにて切られる図6の弁を含む管状装置の側面図である。図8Bは、スリッタにて切った管状装置の詳細図である。 図9A−図9Cは、管状装置の基端内に受け入れられる除去可能な弁の一例としての実施の形態を示す断面図である。 図10Aは、図9A−9Cの除去可能な弁の側面図である。図10Bは、図9A−9Cの除去可能な弁の端面図である。 図11A−図11Cは、図9A及び図9Bの管状装置の基端内に受け入れることのできる除去可能な弁の代替的な実施の形態を示す端面図である。

Claims (1)

  1. 装置を体腔内に導入する装置において、
    基端(12)と、体腔内に導入し得る寸法とされた末端(14)と、基端(12)と末端(14)との間を伸び、医療装置を受け入れ得る寸法とされた管腔(16)とを備える細長い管状部材(92)と、
    管状部材(92)の基端(12)内に嵌まる弁(28)であって、管状本体(30)と、端部壁(40)とを備え、管状本体(30)は管状部材(92)の基端(12)内にて係合し且つ通路(36)と、開放端とを含み、通路(36)は端部壁(40)から開放端まで基端方向に伸びており、開放端は、管状部材(92)の基端(12)の基端側端末に対してほぼ整合され、端部壁(40)は、該端部壁(40)に形成され且つ通路(36)と連通した穴(42)と、開放端に面する端部壁(40)の側部に対向する端部壁(40)に形成されたフラップ(44)とを含み、フラップ(44)は、穴(42)の上を伸び且つ細長い装置(90)が通路(36)及び穴(42)を通して導入されたとき、穴(42)から動いて離れることができるようにした前記弁(28)であって、前記穴(42)は前記管状本体(30)の中央長手方向軸線から半径方向へ所定寸法だけ離れた位置に設けられた前記弁(28)と、
    弁(28)及び管状部材(92)の基端(12)をスリット切りし、医療装置がその管腔(16)を通して送り出された後、管状部材(92)を医療装置の回りから除去することを容易にするブレード(52)を含むスリッタ(50)とを、備える、
    装置を体腔内に導入する装置。
JP2009501672A 2006-03-20 2007-03-18 除去可能な弁及び弁の製造方法 Active JP5324422B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US78404006P 2006-03-20 2006-03-20
US60/784,040 2006-03-20
US80013006P 2006-05-11 2006-05-11
US60/800,130 2006-05-11
PCT/US2007/064251 WO2007133845A2 (en) 2006-03-20 2007-03-18 Removable valves and methods for making them

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009530057A JP2009530057A (ja) 2009-08-27
JP5324422B2 true JP5324422B2 (ja) 2013-10-23

Family

ID=38694576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009501672A Active JP5324422B2 (ja) 2006-03-20 2007-03-18 除去可能な弁及び弁の製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (3) US7621894B2 (ja)
EP (1) EP2015821B1 (ja)
JP (1) JP5324422B2 (ja)
CN (1) CN101421000B (ja)
WO (1) WO2007133845A2 (ja)

Families Citing this family (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8262671B2 (en) * 2003-03-14 2012-09-11 Oscor Inc. Vascular introducer having hemostatic valve with integral seal
US8137333B2 (en) 2005-10-25 2012-03-20 Voyage Medical, Inc. Delivery of biological compounds to ischemic and/or infarcted tissue
US9510732B2 (en) 2005-10-25 2016-12-06 Intuitive Surgical Operations, Inc. Methods and apparatus for efficient purging
US8078266B2 (en) 2005-10-25 2011-12-13 Voyage Medical, Inc. Flow reduction hood systems
US20080015569A1 (en) 2005-02-02 2008-01-17 Voyage Medical, Inc. Methods and apparatus for treatment of atrial fibrillation
US11478152B2 (en) 2005-02-02 2022-10-25 Intuitive Surgical Operations, Inc. Electrophysiology mapping and visualization system
US10064540B2 (en) 2005-02-02 2018-09-04 Intuitive Surgical Operations, Inc. Visualization apparatus for transseptal access
US8221310B2 (en) 2005-10-25 2012-07-17 Voyage Medical, Inc. Tissue visualization device and method variations
US9055906B2 (en) 2006-06-14 2015-06-16 Intuitive Surgical Operations, Inc. In-vivo visualization systems
EP2063781A4 (en) 2006-09-01 2010-07-28 Voyage Medical Inc ELECTROPHYSIOLOGY CARTOGRAPHY AND VISUALIZATION SYSTEM
US20080097476A1 (en) 2006-09-01 2008-04-24 Voyage Medical, Inc. Precision control systems for tissue visualization and manipulation assemblies
US10004388B2 (en) 2006-09-01 2018-06-26 Intuitive Surgical Operations, Inc. Coronary sinus cannulation
JP4994775B2 (ja) 2006-10-12 2012-08-08 日本コヴィディエン株式会社 針先保護具
US10335131B2 (en) 2006-10-23 2019-07-02 Intuitive Surgical Operations, Inc. Methods for preventing tissue migration
US20080183036A1 (en) 2006-12-18 2008-07-31 Voyage Medical, Inc. Systems and methods for unobstructed visualization and ablation
US9226648B2 (en) 2006-12-21 2016-01-05 Intuitive Surgical Operations, Inc. Off-axis visualization systems
US9155452B2 (en) 2007-04-27 2015-10-13 Intuitive Surgical Operations, Inc. Complex shape steerable tissue visualization and manipulation catheter
US8657805B2 (en) 2007-05-08 2014-02-25 Intuitive Surgical Operations, Inc. Complex shape steerable tissue visualization and manipulation catheter
WO2008141238A1 (en) 2007-05-11 2008-11-20 Voyage Medical, Inc. Visual electrode ablation systems
US8858609B2 (en) 2008-02-07 2014-10-14 Intuitive Surgical Operations, Inc. Stent delivery under direct visualization
US9101735B2 (en) 2008-07-07 2015-08-11 Intuitive Surgical Operations, Inc. Catheter control systems
WO2010041084A1 (en) * 2008-10-09 2010-04-15 Plethora Solutions Ltd Medical device
US8894643B2 (en) 2008-10-10 2014-11-25 Intuitive Surgical Operations, Inc. Integral electrode placement and connection systems
US9468364B2 (en) 2008-11-14 2016-10-18 Intuitive Surgical Operations, Inc. Intravascular catheter with hood and image processing systems
US8317754B2 (en) * 2009-07-06 2012-11-27 AUST Development, LLC Valves and hubs for tubular devices and methods for making and using them
US8512293B2 (en) * 2009-08-13 2013-08-20 AUST Development, LLC Valves and hubs for tubular medical devices and methods for making and using them
EP2533848B1 (en) 2010-02-08 2017-05-24 Access Scientific, Inc. Access device
US8694071B2 (en) 2010-02-12 2014-04-08 Intuitive Surgical Operations, Inc. Image stabilization techniques and methods
US9814522B2 (en) 2010-04-06 2017-11-14 Intuitive Surgical Operations, Inc. Apparatus and methods for ablation efficacy
US9192752B2 (en) * 2010-07-05 2015-11-24 AUST Development, LLC Serial valves and hubs for tubular devices and methods for making and using them
US8348927B2 (en) 2010-07-30 2013-01-08 Medtronic, Inc. Tools and methods related to catheter delivery
US8348926B2 (en) 2010-07-30 2013-01-08 Medtronic, Inc. Catheter apparatus
US8394079B2 (en) 2010-07-30 2013-03-12 Medtronic, Inc. Medical delivery systems and apparatus
US8298209B2 (en) 2010-07-30 2012-10-30 Medtronic, Inc. Sealing for medical devices/instruments
US8262619B2 (en) 2010-09-30 2012-09-11 Tyco Healthcare Group Lp Introducer sheath for catheters
US8486024B2 (en) 2011-04-27 2013-07-16 Covidien Lp Safety IV catheter assemblies
EP2744557B1 (en) 2011-08-17 2021-11-10 Smiths Medical ASD, Inc. Access device with valve
ES2847868T3 (es) 2011-09-09 2021-08-04 Nordic Med Com Ab Conjunto introductor de catéter
US8974420B2 (en) 2011-09-16 2015-03-10 Oscor Inc. Large french size hemostatic valve configuration
EP2760521B1 (en) 2011-09-26 2016-01-06 Covidien LP Safety iv catheter and needle assembly
WO2013048975A1 (en) 2011-09-26 2013-04-04 Covidien Lp Safety catheter
WO2013056223A1 (en) 2011-10-14 2013-04-18 Covidien Lp Safety iv catheter assembly
US9717556B2 (en) * 2012-12-21 2017-08-01 Cook Medical Technologies Llc Collet for an endoscopic needle knife
US9566087B2 (en) 2013-03-15 2017-02-14 Access Scientific, Llc Vascular access device
US9155868B2 (en) 2013-08-30 2015-10-13 Medtronic, Inc. Delivery catheter apparatus and methods
JP7084723B2 (ja) 2015-04-30 2022-06-15 スミスズ メディカル エーエスディー,インコーポレイティド 血管アクセスデバイス
ITUB20160135A1 (it) * 2016-01-15 2017-07-15 Angiodroid S R L A Socio Unico Dispositivo introduttore angiografico con pallone occlusivo per interventi endovascolari complessi
WO2018191547A1 (en) * 2017-04-14 2018-10-18 Access Scientific, Llc Vascular access device
US10569059B2 (en) 2018-03-01 2020-02-25 Asspv, Llc Guidewire retention device
US11737656B2 (en) * 2018-06-01 2023-08-29 PatCom Medical Inc. Catheter and tube introducer
US11504519B2 (en) * 2020-09-02 2022-11-22 Fresenius Medical Care Holdings, Inc. Releasable seal for catheter system
WO2023242957A1 (ja) * 2022-06-14 2023-12-21 東郷メディキット株式会社 弁及びそれを備えた医療機器

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4430081A (en) 1981-01-06 1984-02-07 Cook, Inc. Hemostasis sheath
JPS61154679A (ja) * 1984-12-28 1986-07-14 テルモ株式会社 体内導入套管
US4960412A (en) 1988-04-15 1990-10-02 Universal Medical Instrument Corp. Catheter introducing system
US5312355A (en) 1991-07-09 1994-05-17 H L Medical Inventions, Inc. Splittable hemostatic valve and sheath and the method for using the same
US5125904B1 (en) 1991-07-09 1996-11-19 Hl Medical Inventions Inc Splittable hemostatic valve sheath and the method for using the same
DE69305040T2 (de) * 1992-04-09 1997-04-10 Medtronic Inc Elektrodeneinfuehreinrichtung mit mechanish oeffnendem ventil
US5476475A (en) * 1992-11-23 1995-12-19 Applied Medical Resources Trocar with universal seal protector
GB2284452A (en) 1993-12-03 1995-06-07 Advanced Surgical Devices Limi Sealing
US5858007A (en) * 1996-07-03 1999-01-12 C. R. Bard, Inc. Hemostatic catheter introducer
KR100480402B1 (ko) * 1996-11-26 2005-04-06 에드워즈 라이프사이언시스 코포레이션 다중 내강 접근 장치
US6159198A (en) * 1998-07-16 2000-12-12 Medtronic, Inc. Introducer system
US6808509B1 (en) * 1999-04-22 2004-10-26 Scimed Life Systems, Inc. Valved introducer sheath and related methods
CA2395338C (en) 1999-12-30 2009-02-10 Cook Vascular Incorporated Splittable medical valve
US7101353B2 (en) 1999-12-30 2006-09-05 Cook Vascular Incorporated Splittable medical valve
JP4144252B2 (ja) * 2002-05-16 2008-09-03 ニプロ株式会社 イントロデューサー
US6966896B2 (en) 2002-09-04 2005-11-22 Paul A. Kurth Introducer and hemostatic valve combination and method of using the same
EP1667760B1 (en) * 2003-10-03 2010-07-28 Medtronic, Inc. Expandable guide sheath and apparatus
DE602005008936D1 (de) * 2004-04-30 2008-09-25 Bard Inc C R Einführinstrument mit ventilschleuse für die venenkanülierung

Also Published As

Publication number Publication date
EP2015821B1 (en) 2015-05-27
WO2007133845A8 (en) 2009-05-14
US20070293845A1 (en) 2007-12-20
US7951119B2 (en) 2011-05-31
WO2007133845A3 (en) 2008-06-19
WO2007133845A2 (en) 2007-11-22
US7621894B2 (en) 2009-11-24
CN101421000A (zh) 2009-04-29
EP2015821A2 (en) 2009-01-21
US20110202007A1 (en) 2011-08-18
JP2009530057A (ja) 2009-08-27
CN101421000B (zh) 2013-01-30
US20100042049A1 (en) 2010-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5324422B2 (ja) 除去可能な弁及び弁の製造方法
US8262619B2 (en) Introducer sheath for catheters
US9155868B2 (en) Delivery catheter apparatus and methods
EP2217314B1 (en) Drainage catheter
EP3117863A1 (en) Medical tube
US20050222581A1 (en) Multiple lumen access sheath
US9192752B2 (en) Serial valves and hubs for tubular devices and methods for making and using them
US9604030B2 (en) Valves and hubs for tubular devices and methods for making and using them
US9320873B2 (en) Introducer sheath and introducer assembly
US20160199619A1 (en) Introducer sheath and introducer assembly
US20140276655A1 (en) Drainage catheter with cutting tool
US20110040260A1 (en) Valves and hubs for tubular medical devices and methods for making and using them
JPH08322846A (ja) トロカール管、トロカール管組立体およびカテーテル挿入用器具
US20210085920A1 (en) Strain relief and methods of use thereof
EP2451520B1 (en) Hubs for tubular devices and methods for making them
JP2012120615A (ja) トロッカー
US20230381481A1 (en) Methods and systems for percutaneous access
JP2023146449A (ja) 医療器具及びイントロデューサー

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081125

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100308

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130321

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130718

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5324422

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250