JP5324408B2 - Egrクーラ - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関等の燃焼装置からの排気の一部を燃焼室内に還流させて再燃焼させるEGR(排気再循環)装置において、排気の一部(EGRガス)を冷却するために利用されるEGRクーラに関する。
内燃機関からの排気を浄化して大気汚染の拡大を抑制することは重要な課題であるが、このためのシステム(装置)の一つとして、内燃機関からの排気の一部を燃焼室内に還流させて再燃焼させることで燃焼温度を下げ、排気中の窒素酸化物(以下、NOxという)の濃度(排出量)を低減するための所謂EGR(Exhaust Gas Recirculation:排気再循環)システムが知られている。
かかるEGRシステムにおいては、燃焼室内に還流させるEGRガスを冷却することにより、燃焼温度を低下させることができ、これにより一層効果的にNOxの排出量を低減することができる。
このようなことから、例えば、特許文献1に記載されるEGRシステムでは、EGRガスを冷却するための熱交換器であるEGRクーラを、EGRガスを排気通路から内燃機関の吸気通路へ導くEGR通路に介装することが行われている。
なお、EGRクーラを備えてEGRガス温度を下げることによって、EGRガスの膨張も抑制されるため、吸気中に混合されるEGRガス量(排気還流量)を増加させたい、すなわちEGR率(=EGRガス量/(新気量+EGRガス量)×100(%))を一層稼ぎたいといった要求がある場合などにおいても有利となる。
特開2006−125356号公報
ところで、本発明者等は、EGRシステムを搭載した内燃機関の性能試験等を行っているうちに、試験条件を合わせるためにEGRクーラの冷却水温度を所定温度に維持していても、運転時間の経過と共に熱交換性能が低下する現象があることを確認した。
本発明者等は、このような現象を解析するために、種々の検討や調査を行うと共に、EGRクーラの熱交換部分(例えば内側をEGRガスが流れる伝熱管の冷却水と接する外周部分)を目視等により観察することを行った。
その結果、EGRクーラの冷却水中に発生した気泡が、運転時間の経過と共にEGRクーラの熱交換部分に付着し始め、それに伴ってEGRシステムによるNOxの排出量の低減効果が低下する傾向があるといった現象を確認することに成功した。
EGRクーラの冷却水中の気泡が、EGRクーラの熱交換部分(伝熱管の冷却水と接する外周部分)に付着してしまうと、冷却水が熱交換部分(伝熱管の冷却水と接する外周部分)と接する面積が減少することとなり、EGRクーラの熱交換性能の低下を招くものと考えられる。
そして、このようなEGRクーラの冷却水中の気泡の熱交換部分への付着に起因する熱交換性能の低下は、燃焼室へ導かれるEGRガスの冷却を不十分なものとし、延いてはEGRシステムによるNOxの排出量の低減効果に悪影響を及ぼすものと考えられる。
本発明は、このような実情に鑑みなされたもので、簡単かつ安価な構成でありながら、冷却水等の熱媒体中の気泡の熱交換部分への付着を抑制することで、熱交換性能の低下を抑制することができるEGRクーラを提供することを目的とする。
このため、本発明に係るEGRクーラは、
排気の一部をEGRガスとしてEGR通路を介して燃焼室に還流させるEGR装置のEGRクーラであって、EGR通路内のEGRガスを複数の伝熱管の内側に導く一方で、伝熱管の外周側に熱媒体を導き、EGRガスと熱媒体との間で熱交換を行うものにおいて、
少なくとも一部の伝熱管の近傍に気泡を捕捉する気泡捕捉手段を設けたことを特徴とする。
本発明において、前記気泡捕捉手段は、複数の開口を有するメッシュ状要素であることを特徴とすることができる。
本発明において、前記気泡捕捉手段は、伝熱管の外周にて生じる気泡を付着して捕捉すると共に、該気泡捕捉手段から離脱した気泡が伝熱管の外周に再付着しないサイズに成長するまで気泡を捕捉維持することを特徴とすることができる。
本発明において、少なくとも一部の伝熱管の外周に溝を形成したことを特徴とすることができる。
本発明によれば、簡単かつ安価な構成でありながら、冷却水等の熱媒体中の気泡の熱交換部分への付着を抑制することで、熱交換性能の低下を抑制することができるEGRクーラを提供することを目的とする。
本発明の一実施の形態に係るEGR装置を備えた内燃機関の一構成例を概略的に示す概略全体構成図である。 同上実施の形態に係るEGR装置に利用されるEGRクーラの構成例を説明するための図である。 同上実施の形態に係る気泡捕捉手段の一例であるメッシュ状要素の構成例を示す図である。 伝熱管の外周から発生する気泡がメッシュ状要素に捕捉される様子を模式的に表した図である。 本発明に係るEGRクーラを搭載した内燃機関の排気性能と、従来のEGRクーラを搭載した内燃機関の排気性能と、を比較した実験結果を示す図である。 同上実施の形態に係る気泡捕捉手段の他の一例であるパンチングメタルの構成例を示す図である。 伝熱管の外周に設けた溝と、溝のない部位と、について、気泡の付着し易さを説明するための図である。 気泡が溝内に集中して付着することを説明するための図である。 同上実施の形態に係るEGRクーラの他の構成例を説明するための図である。
以下、本発明に係る一実施の形態を、添付の図面を参照しつつ説明する。なお、以下で説明する実施の形態により、本発明が限定されるものではない。
図1に示すように、本実施の形態に係る内燃機関1においては、図示しないエアクリーナ等を介して外気(新気)が吸入されるが、該新気は吸気通路2を介して過給機3のコンプレッサ(インペラ)3Aに導かれて所定に圧縮された後、吸気通路2に介装されるインタークーラ4を介して所定に冷却されて、燃焼室(シリンダ)5内に導かれる。
燃焼室5から排出される燃焼後のガスは、燃焼室5に臨んで開口される排気ポート(図示せず)を介して排気通路(排気マニホールド部分)6に導かれ、その後、過給機3の排気タービン3Bに回転エネルギを供給した後、排気通路6の下流に配設されている図示しない排気処理装置(酸化触媒、NOx低減触媒、ディーゼルパティキュレートフィルタなど)において所定の処理を受けて浄化され、大気中に排出される。
ここで、本実施の形態では、燃焼後のガス(すなわち、排気)の一部を吸気(新気)と共に燃焼室5に再び導くことで、燃焼温度を低下させてNOxの低減を図るためのEGR装置100が設けられている。
本実施の形態に係るEGR装置(システム)100は、排気通路(排気マニホールド部分)6に連通されるEGR通路(排気還流通路)101を含んで構成され、該EGR通路101には当該EGR通路101を流れる排気(EGRガス:還流排気)を所定に冷却するためのEGRクーラ110が介装されている。
EGR通路101と、吸気通路2と、の接続部付近には、EGRバルブ120が介装され、所定の運転状態において、所定に開弁されて、排気通路6を流れる排気の一部をEGRガスとして、EGRクーラ110により冷却しつつ、内燃機関1の吸気通路2に導くようになっている。
ここで、本実施の形態においては、EGRクーラ110は、図2に示すように、熱交換器として機能するもので、細い長い管状の伝熱管111が複数並列的に設けられ、これら伝熱管111の内側をEGRガスが流れ、伝熱管111の外側を例えば内燃機関1の冷却システムの熱媒体(例えば冷却水などの冷却媒体)が流れる構成となっている。
すなわち、EGRクーラ110の容器112に、当該EGRクーラ110に内燃機関1の冷却水を供給するための供給通路110Aと、当該EGRクーラ110から内燃機関1に冷却水をリターンするためのリターン通路110Bと、が接続され、これらを介して内燃機関1の冷却水が、図示しないウォーターポンプ等により給送されてEGRクーラ110の容器112内を循環するようになっている。
そして、EGRクーラ110の容器112には、細い長い管状の伝熱管111が複数並列的に図2中左右方向にEGRクーラ110の容器112を水密性を有して貫通してEGR通路101に接続されており、例えば、図2中左側からEGR通路101を流れるEGRガスが伝熱管111へ流入し、図2中右側からEGR通路101へと流出するようになっている。
これにより、EGRガスが有する熱が伝熱管111に伝達される一方で、伝熱管111の外周側に触れている冷却水にその熱が伝達され、以ってEGRガスが所定に冷却されることになる。
しかし、既述したように、本発明者等は、EGRクーラ110内の冷却水中に気泡が発生し、この気泡が冷却水流れによって外部へと持ち去られずに熱交換部分(伝熱管111の外周)に付着してしまう現象を確認し、この付着現象が原因となって伝熱管111の外周と冷却水との接触面積が減ってEGRクーラ110の熱交換性能が低下し、以って燃焼室5へ導かれるEGRガスの冷却が不十分になり、延いてはEGR装置100によるNOxの排出量の低減効果に悪影響を及ぼす惧れがあることを確認した。
このため、本発明者等は、種々の研究実験を行い、冷却水が高温になるに従い、その発生量が多くなる冷却水中の気泡が、熱交換部分(伝熱管111の外周)に付着し難いようにしてEGRクーラ110の熱交換性能が低下を抑制することができる手法を見い出すに至った。
EGRクーラ110の容器112内の気泡は、EGRクーラ110以外のところで発生し供給通路110Aを介して内部に運び込まれたり、伝熱管111の外周部分の一部から沸騰により発生したりするが、温度上昇と伴にその量は増える傾向にある。
伝熱管111の外周で発生し伝熱管111に付着する細かい気泡は、内燃機関1の振動も激しいことから、所定時間経過後ある大きさに成長すると、気泡の表面張力、浮力、伝熱管111の外周の曲率などの関係によって伝熱管111の外周から離脱し易くなるが、本発明者等は、その付近に所定サイズのメッシュを配設しておくと、気泡は、離脱の際に、その表面張力によってメッシュに付着して捕捉される特性があることを実験等により確認した(図4等参照)。
本発明では、この特性を利用して、伝熱管111の外周で発生した気泡が、外周から離脱した際には、メッシュによってこれを捕まえることとし、離脱した気泡が他の伝熱管111の外周に付着してしまうことによって、伝熱管111の外周に多量の気泡が付着し伝熱管111の外周と冷却水との接触面積が減ってEGRクーラ110の熱交換性能が低下するといった現象の発生を抑制する。
このため、本実施の形態では、図2に示すように、複数の伝熱管111のうちの一部或いは全部の近傍に、ステンレス製やアルミ合金製などのワイヤーなどを編んで(或いは編むのではなく交差部を溶接等して)形成したメッシュ状要素113(図3参照)を配設する。
このメッシュ状要素113が、本発明に係る気泡捕捉手段の一例に相当する。
メッシュ状要素113は、伝熱管111に沿って円筒形状(複数の伝熱管111の全部或いは幾つかをまとめて包囲するような形状でもよい)に形成することもできるし、平板状のものとすることもできる。すなわち、伝熱管111の間隙に配設されるものであれば、その形状は制限されない。
なお、気泡の捕捉効率を向上させるためには、メッシュ状要素113は伝熱管111の長手方向全長に亘って延在されることが好ましい。
また、メッシュ状要素113のメッシュサイズは、例えば、約0.3〜3mmスクエア程度のサイズとすることができる。
なお、メッシュ状要素113により捕捉された気泡はその大きさがある程度まで成長するとメッシュ状要素113から離脱する傾向があるが、その離脱した気泡が近傍の伝熱管111の外周には再び付着しない程度の比較的大きなサイズに成長するまで気泡を捕捉維持することができるようなサイズに、メッシュサイズが設定されることが望ましい。
すなわち、本実施の形態に係るメッシュ状要素113のメッシュサイズは、図4に模式的に示すように、伝熱管111の外周にて発生しそこから離脱する気泡を付着して捕捉することができるサイズであり、かつ、伝熱管111に付着しない程度のサイズに成長するまで気泡を捕捉維持することができるサイズに設定される。
このように、本実施の形態では、気泡捕捉手段であるメッシュ状要素113を伝熱管111の近傍に配設し、伝熱管111の外周で発生した気泡が外周から離脱した際に、メッシュ状要素113によって捕まえることができるようにしたので、離脱した気泡が他の伝熱管111の外周に付着してしまうことによって伝熱管111の外周に多量の気泡が付着して伝熱管111の外周と冷却水との接触面積が減ってEGRクーラ110の熱交換性能が低下するといった惧れを抑制することができ、延いてはEGR装置100によるNOxの排出量の低減効果を高く維持することができる。
ここで、図5に、気泡捕捉手段であるメッシュ状要素113を伝熱管111の近傍に配設し、EGRクーラ110の熱交換性能の低下を抑制した本実施の形態に係るEGR装置100を備えた内燃機関1の排気性能と、従来のEGR装置を備えた内燃機関の排気性能と、を比較した実験結果を示す。
図5から、本実施の形態に係るEGR装置100を備えた内燃機関1は、EGRクーラ110の熱交換性能(EGRクーラ効率)の低下が抑制され(図5(C))、それに従い、NOx排出量の低減効果を高いレベルで維持可能であることが理解される(図5(C)、図5(D))。また、EGRクーラ110の熱交換性能(EGRクーラ効率)の低下が抑制可能な本実施の形態によれば、同じNOx排出量でも、黒煙濃度(図5(A))や燃料消費率(図5(B))を改善できることが理解される。
ところで、本発明に係る気泡捕捉手段は、金属製のワイヤーを編んだ(或いは編むのではなく交差部を溶接等した)メッシュ状要素113に限定されず、所定サイズのメッシュに形成可能であれば他の素材のワイヤーなどを利用することもできる。
更に、本発明に係る気泡捕捉手段として、例えば、図6に示したようなパンチングメタル150(金属製の薄板状要素151に所定サイズ(例えば、φ約0.3〜3mm程度)の開口部152を開口したもの)を採用することができる。開口部152の形状は、円形状、楕円形状、三角や四角等の多角形形状の穴とすることができる。
ところで、図7に示すように、伝熱管111の外周に溝111Aを設けると、溝のない部位と比較して、溝111Aのある部位の方が気泡との接触面積が大きくなる(気泡が伝熱管111の外周に付着する力が強い)ため、気泡は溝111Aに付着し易いといった傾向がある。
特に、図8に示すように溝111Aを配設した場合、気泡は凸部に付着するより、溝111Aの内側(凹部)に付着し易いため、気泡は溝111A内に集中して付着することになる。すなわち、気泡(1)のように付着し、気泡(2)のようには付着し難い。
この一方、液体で濡れている面に溝を設置すると、毛細管現象により液体が溝内に入り込んで進むことが知られている。
このため、図9に示すように、溝111Aを冷却水の流れ方向(伝熱管111の長手方向)に沿って刻設しておくと、冷却水は溝111Aに入り込みながら進行することになる。すると、溝111A内に存在する気泡が、溝111Aに入り込み進行する冷却水によって、溝111Aから効率良く離脱されることになる。
よって、溝111A内に効率良く集中された気泡を効率良く離脱させ、この効率良く離脱される気泡を、メッシュ状要素113やパンチングメタル150により効率良く捕捉させることにより、伝熱管111への再付着等をより一層効果的に抑制することができ、延いてはEGRクーラ110の熱交換性能の低下をより一層効果的に抑制することが期待できる。
このため、本実施の形態では、伝熱管111の外周に長手方向に沿って溝111Aを形成する。但し、溝111Aは、長手方向に沿った溝に限定されるものではなく、例えば、環状や螺旋状、或いは斜め方向など、冷却水の流れ方向に対応して適宜の方向に延在される溝とすることができる。
なお、溝111Aは、複数の伝熱管111のうちの一部或いは全部に形成することができるものである。また、1つの伝熱管111の外周に対して、溝111Aを一条或いは複数条形成することができる。
このように、伝熱管111の外周に長手方向に沿って溝111Aが形成された本実施の形態よれば、溝111A内に効率良く集中された気泡を効率良く離脱させ、この効率良く離脱される気泡を、メッシュ状要素113やパンチングメタル150により効率良く捕捉させることができるので、伝熱管111への再付着等をより一層効果的に抑制することができ、以ってEGRクーラ110の熱交換性能の低下をより一層効果的に抑制することができ、延いてはEGR装置100によるNOxの排出量の低減効果を高く維持することができる。
ここでは、溝111Aと気泡捕捉手段とを組み合わせた場合を例示したが、溝111A単独でも、溝111A内に効率良く集中して気泡を発生させて、これを効率良く離脱させることができるので、EGRクーラ110の熱交換性能の低下を抑制することができ、延いてはEGR装置100によるNOxの排出量の低減効果を高く維持することができる。
なお、例えば、図2や図9においては、EGRガスと冷却水の流れ方向が相互に対向するように配列した場合を例に説明したが、EGRガスと冷却水の流れ方向はこれに限定されるものではなく、例えばEGRガスと冷却水の流れ方向が同一方向となるように配列する場合の他、他の態様でEGRガスと冷却水の流れを配列した場合においても本発明は適用可能である。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々変更を加え得ることは勿論である。
1 内燃機関
2 吸気通路
5 燃焼室
6 排気通路
100 EGR装置
101 EGR通路
110 EGRクーラ
111 伝熱管
111A 長手方向溝
113 メッシュ状要素(気泡捕捉手段)
120 EGRバルブ
150 パンチングメタル(気泡捕捉手段)

Claims (4)

  1. 排気の一部をEGRガスとしてEGR通路を介して燃焼室に還流させるEGR装置のEGRクーラであって、EGR通路内のEGRガスを複数の伝熱管の内側に導く一方で、伝熱管の外周側に熱媒体を導き、EGRガスと熱媒体との間で熱交換を行うものにおいて、
    少なくとも一部の伝熱管の近傍に気泡を捕捉する気泡捕捉手段を設けたことを特徴とするEGRクーラ。
  2. 前記気泡捕捉手段は、複数の開口を有するメッシュ状要素であることを特徴とする請求項1に記載のEGRクーラ。
  3. 前記気泡捕捉手段は、伝熱管の外周にて生じる気泡を付着して捕捉すると共に、該気泡捕捉手段から離脱した気泡が伝熱管の外周に再付着しないサイズに成長するまで気泡を捕捉維持することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のEGRクーラ。
  4. 少なくとも一部の伝熱管の外周に溝を形成したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1つに記載のEGRクーラ。
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