JP5323839B2 - 拡張足置き台を有する側方移動推進スクーター装置 - Google Patents

拡張足置き台を有する側方移動推進スクーター装置 Download PDF

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Description

本発明は、スクーターに関し、より具体的には、3個以上の車輪を有し、使用者の側方移動によって推進されるスクーターに関する。
本分野において、種々の自走式及び動力源付きのスクーターが知られている。これらの中には、2輪、3輪、及びそれ以上の車輪を有する実施形態が含まれる。
3輪のスクーターの公知の実施形態としては、以下に開示されているものがある。すなわち、3輪のスクーター型乗物に関するシェルトン(Shelton)の米国特許第4,540,192号(192特許)、スケート3個の乗物に関するホルター(Holter)の米国特許第5,039,121号(121特許)、傾斜枢軸を有するキャンバー乗物に関するチュアン(Chuang)の米国特許第6,908,090号(090特許)、及びキャンバー乗物及び機構に関する米国特許第6,976,687号(687特許)である。
192特許には、それぞれ幅の狭い足置き領域のある2個の後輪フレーム部材を有するスクーターが開示されており、これら2個の後輪フレーム部材は、第1の隣接位置と第2の離間位置との間で移動可能である。2個の後輪にはそれぞれ、対応するフレーム部材の方向にこれらの後輪を付勢するバネが取り付けられている。この付勢の構成により、上記方向以外に車輪を移動させ、移動させる力がない状態では車輪を戻すことも可能である。この構成により、使用者が体重を左右に移動させたときに、スクーターを前進させることができる。足置き領域がそれらの対応する後輪よりも下に沈み、このため、後部から足置き領域に乗ったり降りたりするのが困難となり不利である。
121特許には、同様に、幅の狭い足置き台を有するスクーター装置が開示されているが、バネにより付勢される後輪ではなく、傾斜キャスター後輪を有する。この「傾斜キャスター」構成は、192特許の構成と同様の効果を有し、(もしフレーム部材と整列されていれば)フレーム部材の方向に車輪を付勢し、使用者の左右移動に応じてスクーター装置を前進させる。この足置き台は不都合なほど幅が狭く、実質的に長軸方向に延びているため、この装置の上では使用者が容易に左右(側方)に移動することができない。
090特許には、幅の狭い足置き台を有し、バネ付勢あるいは傾斜キャスター後輪を利用しないスクーター装置が開示されている。090特許に開示されているのは、傾動可能フレームを有するスクーター装置である。傾動可能フレームにより、操舵組立体及び車輪がわずかに傾動するのが可能となり、同時に使用者がスクーターを傾けて旋回等を行うことができ、これにより乗る楽しみを高める。足置き台が不都合なほど小さく、使用者が容易に側方移動できるものではない。
687特許もまた、幅の狭い足置き台を有するスクーター装置が開示されている。687特許には、操舵機構及び車輪を傾動させるのと同時に使用者がスクーターを傾けて旋回等を行うことを可能とするヨーク及びリンク構成を用いるスクーター装置が開示されている。687特許では、後輪が所定位置に固定的に取り付けられ、後輪の位置が独立して移動しないようにフレームが構成されている。足置き台は不都合なほど小さく、使用者が容易に側方移動できるものではない。
また先行技術の中には、前輪、一対の後輪、座席、及び、後部台又はフレーム部材を有する三輪車及び同様の装置もあり、前記後部台又はフレーム部材は後輪間に延び、後輪間の接続構造を向上させる。
先行技術のスクーター装置が不利なのは、幅の狭い足置き台が教示されており、使用者が足を移動させ、及び/又は、足をもっと無造作にあるいは無頓着に置くための(あるいは他の人を乗せたり、曲乗りをしたり等するための)より広いスペースを提供していないからである。また、先行技術のスクーター装置が不利なのは、スクーター装置において、走行性能等を高めるための方向付勢の車輪、及び/又は、操舵機構又はフレームの傾動機能あるいは同様の機能がない点である。また、保管又は運搬のために、折り畳みできたり、容易に分解できたり、あるいは、それ以外の方法でよりコンパクトにできるスクーター装置を教示していないという点においても先行技術は不利である。
また、他にも理由はあるがとりわけ、旋回性を向上させるあるいは乗る楽しみを際立たせるための操舵機構又は足置き台の傾動、方向付勢の後輪、推進力を強めるための後輪支持部材の独立又は側方への移動、及び、スクーター装置のフレームと効率的に一体化された柔軟性構造要素といった理由のうち一つ又はそれ以上が提供されていない点で、先行技術の装置は不利である。また先行技術の装置は、適切な制動性にも欠けている。
従って、本発明の目的は、先行技術の不利な点を克服する側方移動推進スクーター装置を提供することである。
本発明の別の目的は、2個の後輪の間に横方向に延びる足置き台を有するスクーター装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、付勢方向取付後輪を有するスクーター装置を提供することである。
また本発明の目的は、解放可能フレーム構造、柔軟性フレーム、傾動可能操舵機構、及び/又は、折畳み可能フレームを有するスクーター装置を提供することである。
本発明のこれら及び関連する目的は、本明細書に説明するように、拡張足置き台を有する側方移動推進スクーター装置を用いることにより達成される。
一実施形態において、本発明によるスクーター装置は、少なくとも前部に位置する第1の車輪及び後部に位置する第2及び第3の車輪と、第1の車輪と第2及び第3の車輪とを接続し、後部に位置する第2及び第3の車輪は付勢された方向構成に取り付けられるフレーム構造と、垂直上方へ延びる制御部材を有し、操舵機構の回動により第1の車輪が回動されるように第1の車輪に接続される操舵機構とを含む。フレーム構造は、第2及び第3の車輪間に横方向に延びる足置き台を含み、足置き台は、第2及び第3の車輪間の距離の少なくとも約半分の距離延びている。
別の実施形態において、本発明によるスクーター装置は、少なくとも前部に位置する第1の車輪及び後部に位置する第2及び第3の車輪と、第1の車輪と第2及び第3の車輪とを接続し、後部に位置する第2及び第3の車輪は付勢された方向構成に取り付けられるフレーム構造と、操舵機構の回動により第1の車輪が回動されるように第1の車輪に接続される操舵機構とを含み、フレーム構造は、実質的に長軸方向に設けられる第1のフレーム部材と、第1の部材の後端に接続されるとともに第2及び第3の車輪へと延びる一以上の追加フレーム部材とを含む。足置き台が、好ましくは、一以上の追加フレーム部材に取り付けられる。
特許請求の範囲に記載するように、他の様々な発明の態様を、本発明の範囲内で提供する。
以下の本発明のより詳細な説明を図面と共に検討することにより、前述及び関連する本発明の効果及び特徴が得られることが、当業者にとってより明白となるだろう。
本発明によるスクーター装置の側面図である。 本発明によるスクーター装置の底部斜視図である。 本発明によるスクーター装置の後部斜視図である。 図1〜3のスクーター装置の後輪の底部斜視図である。 別の実施形態によるスクーター装置の側面図である。 別の実施形態によるスクーター装置の上部斜視図である。 別の実施形態によるスクーター装置(折畳み状態にある)の前部斜視図である。 別の実施形態によるスクーター装置の後部の上面図である。 別の実施形態によるスクーター装置の後部の上面図である。 別の実施形態によるスクーター装置の後部の上面図である。 別の実施形態によるスクーター装置の後部の上面図である。 別の実施形態によるスクーター装置の後部の上面図である。 拡張した使用者台を有するスクーター装置の別の実施形態を示す。 拡張した使用者台を有するスクーター装置の別の実施形態を示す。 拡張した使用者台を有するスクーター装置の別の実施形態を示す。 制動構成を有する図5〜7のスクーター装置の斜視図である。 U字状柔軟性フレーム部材を有するスクーター装置を示す。 U字状柔軟性フレーム部材を有するスクーター装置を示す。 U字状柔軟性フレーム部材を有するスクーター装置を示す。 フレーム部材それ自体を示す。
図1〜3には、本発明によるスクーター装置の側面図、底部斜視図、及び後部斜視図がそれぞれ示されている。スクーター装置10はフレーム構造20を含み、フレーム構造20は、操舵機構50に連結され、少なくとも前輪12及び少なくとも2個の後輪22、32を支持する。フレーム構造20は結合構造40を含み、実質的に長軸方向に設けられる(すなわち、方向ライン)サポートが結合構造40から延びている。図1〜3の実施形態では、長軸方向に設けられるサポートは、一本の支持アーム21として構成されているが、複数の支持アーム、又は、操舵機構及び拡張台に接続されるとともに操舵機構と拡張台との間に延びる他の構造として構成されてもよい。支持アーム21は、操舵機構50(図1〜3に示す)に不動に連結され、あるいは枢軸41(図5〜7に示す)を介して可動に連結され、あるいは他の方法で連結される。
結合構造40はまた、円筒状外殻部45等を含み、操舵機構50のシャフト52が円筒状外殻部45を通って延びている。操舵シャフト52は、一端にて車輪12に接続し、その他端はハンドルバー54まで垂直上方に延びている。操舵シャフト52は、複数(入れ子式又は他の方法で構成されている)の部分55、56及び高さ調整機構(図示しないが本技術分野で公知である)を含む。
スクーター装置10は使用者台25を有し、使用者台25は、支持アーム21に結合され、支持アーム21と大体垂直に位置している。図1〜3の使用者台25は好ましくは後輪22、32の間に延び、使用者が「立つためのスペース」を提供する。使用者台25は、広く、ほぼ障害物のない表面領域を提供しており、より大きな足置き場があるため、使用者が足を無造作に載せたり、一方の側又は反対の側に乗ったり、他の人を乗せたり、曲乗りをしたり等することができる。
支持アーム21は使用者台25に固定的に、あるいは、使用者台に対して支持アームが可動となるように付勢カム38等を介して接続される。付勢カムは物理的な力に応じて動くことができるが、移動力がない状態では最初の位置に戻る。支持アームが操舵機構に接続されているため、付勢カム等の構成により、操舵機構を使用車台に対して傾動させることができ、例えば、使用者が操舵機構を傾けて旋回等を行うことができる。
あるいは、支持アーム21の前部又は一部を、繊維ガラス又は柔軟性金属又はポリウレタン等、剛性はあるが柔軟性のある(弾力性)材料で形成することにより、操舵機構を使用車台に対して動かすことができ、例えば、使用者が操舵機構を傾けてカーブを曲がることができる。
(図1〜3に示すように)支持アーム21に使用者台25を設けることにより、上方から見て、大体「T」字状又は幅の広い「Y」字状を形成しており、使用者台の部材が、中央支持アームから側方へ、すなわち横方向へ広がって延びている。使用者台は、円形、矩形、楕円形、又は無定形等を含む、異なる構成を有していてもよく、本発明から外れるものではない。
図4は、前傾キャスター構成で取り付けられている後輪22(又は32)を示す。この構成によれば、取付シャフトの回りに回転することにより曲がり、しかも取り付けられた方向に自己復帰することが可能な車輪が得られる。この方式あるいはバネ付勢方式の自己復帰する車輪は、本技術分野において公知である。
本発明の別の実施形態によるスクーター装置110の側面図、上方斜視図及び前方斜視図(折畳み状態)を、それぞれ図5〜7に示す。
スクーター装置110は、スクーター装置10及び本明細書に記載される他のスクーター装置の特徴の多くを含んでいる。例えば、装置110は、シャフト151及びハンドルバー154を有する操舵機構150、前輪112及び2個の後輪122、132、及び、使用者台125へと延びる1個の(又は複数の)中央支持アーム121を含む。使用者台125は、支持アームに固定的又は取外し可能に接続され、あるいは、支持アームに対して使用者台を柔軟に接続する付勢カム138等を介して接続されている。後輪122、132は、好ましくは、本明細書の他の箇所に記載されている傾斜キャスター等を介して装着されている。
使用者台125は、それぞれ後輪122、132を支持する2個の足置き部126、136を含む。これらの足置き部126、136は、中央取付構造137に枢動可能に接続されており、解放そして図7に示すように折畳みが可能となっている。支持アーム121は、結合構造140において操舵構造150に枢動可能に接続されており、解放可能な枢軸141を介して、図7に示す折畳み位置へ折り畳まれる。あるいは、足置き部126、136は、図13〜15を参照してさらに詳細に説明する支持アームに着脱自在に接続されてもよい。
本発明のスクーター装置の、異なる使用者台を示す他の3個の実施形態による後部の上面図を、それぞれ図8〜12に示す。
図8は、幅の広い、すなわち横方向に延びるY又はV字状構成を有し、その周縁のより大きな足置き領域272につながる2個の先細台部材271を有する台270を示す。
図8は、支持アーム221の長軸方向軸(すなわち、スクーターの方向ライン)に垂直な線と、台部材271の主軸(支持アームにおける台部材の中心からそれぞれの車輪の中心へ向かう)との間の角度αを示す。先行技術には、上述した121特許のように、幅の狭い、実質的に長軸方向に設けられる台部材が開示されている。本発明の一又はそれ以上の実施形態において、台部材は実質的に横方向に設けられ、αは45度よりも小さい。しかし、αが45度より大きくても、先行技術の実質的に長軸方向に設けられる台部材よりも小さければ、本発明の範囲内である。図8の実施形態では、αは5度から45度、又は、10度から35度である。
図9は、横方向に延びるフレーム部材277に取り付けられる複数の部分276を有する台275を示す。これらの部分は、全体として、一方の車輪の上方から他方の車輪の上方へと延びる実質的に連続的な台を構成する。
本発明のスクーター装置の、異なるフレーム構成及び使用者台を示す他の3個の実施形態による後部の上面図を、それぞれ図10〜12に示す。図10は、長軸方向に設けられる主要な支持アーム281(支持アーム221と同様)と、横方向に延びる直線的な支持部材282、U字状(曲線的)支持部材283、V字状支持部材284(それぞれ図10〜12)、又は他の構成を有する支持部材とを含むフレーム構造280を示す。図12において、αは45度に近い。
図10において、使用者台286には、互いに向かって延びる2個の長尺部287、288が設けられている。また図11〜12は、それぞれ、長尺部293、294及び297、298を有する台を示す。もし後輪の間隔が距離dである場合、スクーター装置の長軸方向ラインに実質的に垂直な横方向寸法において、長尺状の台部の全体長さは、好ましくは距離dの1/2以上であり、実施形態によっては距離dの約2/3以上である。
曲線的又は角のある実施形態、長尺状の台、及び実質的に連続的な台の構成などは、異なる体格の使用者にも容易に対応できる。例えば、より大きな体格の使用者に比べて、体格の小さい5歳児は、より内側近くに足を置いて立つことができる。
図13〜15に、本発明の別の実施形態によるスクーター装置310の斜視図、側面図、及び上面図をそれぞれ示す。スクーター装置310は、前輪312、方向付勢後輪322、332、中央支持シャフト321、使用者台325、結合構造340、並びに操舵シャフト351及びハンドル354を含む。これらの部品は、好ましくは、本明細書において他の実施形態に関して説明される関連部品と同様に機能し、同様の材料で作られる。
使用者台は2個の台部326、336を含み、これらは支持アーム321に解放可能に接続されている。解放可能な一取付方法では、使用者台部はそれぞれプレート328に接続され、プレートは、ネジ329等を介して支持アーム321に接続されている。別の実施形態では、プレート328には溝327が形成され、各使用者台部は、前記溝に摺動挿入されて解放可能に固定される突起を有する。
結合構造340は枢軸341を含み、支持アーム及び操舵シャフトが枢軸341の回りに回転し、例えば図7に示すようによりコンパクトな形状となる。枢軸をより適切に機能させるため、枢軸ブラケット又はハウジング342及び解放ラッチ343が好ましくは設けられる。操舵シャフトを支持アーム上に枢動させ、かつ、使用者台部を取り除くことが可能なため、運搬及び保管のためコンパクトな形状にすることができ、それでいて、使用のため展開及び/又は組立がなされたときに、高い構造的一体性を有する機能的装置となる。
使用者台部は、例えば図15の上面図に示すように、支持アームから5〜45度の角度αで、より好ましくは約10〜30ないし35度の角度で、横方向に延びている。
図16に、本発明による制動構成を有する図5〜7のスクーター装置110の斜視図を示す。図16の装置において、使用者が台上で後方に傾いたときに、取付構造137及び台部126、135が支持アーム121に対して下方に回動あるいは枢動するように、中央取付構造137が支持アーム121に接続される(取付構造は最初の位置へ付勢される)。別の言い方をすれば、取付構造及び/又は台部は、使用者が台部の後部においてブレーキ拡張部176、177の上に体重をかけると、台部が取付構造から下方へ枢動して、ブレーキ拡張部が地面に接触し、スクーター装置にブレーキをかけるように構成されている。
図17〜18に、本発明の別の実施形態による柔軟性フレーム・スクーター装置410の斜視図及び側面図をそれぞれ示す。装置410は、フレーム構造420に接続される前輪412及び2個の後輪422、432を少なくとも含む。操舵機構450が、好ましくは結合構造440を介して装置の前端に接続されている。フレーム構造は、好ましくはフレーム・アーム421、431を含み、フレーム・アーム421、431上に足置き台425、435がそれぞれ形成されている。
図17〜18の装置410において、フレーム構造は、実質的にU字状又はV字状の柔軟性取付部材(「U字状部材」)460を含み、U字状部材460は、強靱で、それにもかかわらず弾力性があって自己復帰性を有する柔軟性のある材料で形成されている。
U字状部材460は、結合構造440により固定的にあるいは枢動可能に取り付けられている。図18〜19は、枢軸441による接続及び解放具444等による動作を示す。U字状部材460は、フレーム・アーム取付部材462、463を含み、フレーム・アーム421、431がフレーム・アーム取付部材462、463内へ固定されている。取付部材は、補足的に、フレーム・アーム421、431を受けるように形成されている。U字状部材は、好ましくは、ポリウレタン、繊維ガラス、又は他の適切な材料で形成される。
図19に、操舵機構450が解放具444で取り外され、枢軸441にてフレーム・アーム421、431上へ下方へ枢動されて、よりコンパクトな構成をなす装置410を示す。
図20は、本発明の別の実施形態によるU字状フレーム部材の斜視図を示す。U字状フレーム部材は、図17〜19のU字状フレーム部材460に似ているが、好ましくは、補足取付部材482、483(取付部材462、463と同様)の間に延びるとともに、それらの部材及び/又はU字状壁部又は本体485と一体的に形成される補強バンド又は補強部481を含む。もし補強部481を設けない場合は、フレーム・アーム421、431の間に補強クロスバー等を設けてもよい。
材料に関しては、スクーター装置の種々の部品が公知の材料で作られる。フレームは、好ましくは、アルミニウム又は他の金属又はそれらの合金など、軽量で剛性があり、耐久性のある材料で作られる。柔軟性フレーム部材は、繊維ガラス、柔軟性金属、又はその他で作られる。足置き台は、いくつかある材料の中でも特に、金属、樹脂、あるいはスケートボードの台を作るのに用いられるのと同じ材料で作られる。
本発明をその特定の実施形態と関連して説明したが、さらなる変形が可能であり、本出願が、本発明のあらゆる変更例、使用例、又は改良を含むように意図されていることが理解されるであろう。ここで、本発明は、一般的に本発明の原理に従い、本発明が属する技術分野における公知あるいは通常の慣例の範囲に入るような本開示内容からの逸脱、本明細書において前述した本質的な特徴に適用されるような本開示内容からの逸脱、並びに、本発明の範囲及び添付の請求項の限定に含まれるような本開示内容からの逸脱を含むものである。

Claims (28)

  1. 使用者の横方向への動きによって推進されるスクーター装置であって、
    前部に位置する少なくとも第1の車輪と、
    後部に位置する少なくとも第2及び第3の車輪と、
    前記第1の車輪と前記第2及び第3の車輪とを接続し、後部に位置する前記第2及び第3の車輪は付勢された方向構成に取り付けられるフレーム構造と、
    垂直上方へ延びる制御部材を有し、操舵機構の回動により前記第1の車輪が回動されるように前記第1の車輪に接続される前記操舵機構と
    を含み、
    前記フレーム構造は、前記第2及び第3の車輪間に横方向に延びる足置き台を含み、前記足置き台は、前記第2及び第3の車輪間の距離の少なくとも約半分の距離延びているスクーター装置。
  2. 前記足置き台は、前記第2及び第3の車輪間の距離の少なくとも約3分の2の距離、横方向に延びている、請求項1に記載のスクーター装置。
  3. 前記フレーム構造は、前記第2の車輪から前記第3の車輪まで、実質的に連続的に延びる足置き台を含む、請求項1に記載のスクーター装置。
  4. 前記フレーム構造は主要長軸方向フレーム部材を含み、前記足置き台は、前記フレーム部材から前記第2及び第3の車輪へ向かって実質的に外側へ延びている、請求項1に記載のスクーター装置。
  5. 前記操舵機構は前記フレーム部材に固定的に接続され、前記フレーム部材は前記足置き台に固定的に接続される、請求項2に記載のスクーター装置。
  6. 前記垂直上方へ延びる部材は横方向に移動でき、前記フレーム構造は、(1)柔軟性構造部材と、(2)可動であって、最初の構成へ付勢される付勢ジョイントとのうち少なくとも一つを含むように、前記フレーム構造が構成される、請求項1に記載のスクーター装置。
  7. 前記柔軟性材料は、繊維ガラス、柔軟性鋼、及びポリウレタンからなる一群のうち少なくとも一つを含む、請求項6に記載のスクーター装置。
  8. 前記フレーム構造は、運搬又は保管の為よりコンパクトな構成をなすため、前記垂直上方に延びる部材に向かって少なくとも部分的に可動である、請求項1に記載のスクーター装置。
  9. 前記足置き台は、前記スクーター装置の制動を開始するため、前記フレーム構造の他の部分に対して使用者が動かすことができる、請求項1に記載のスクーター装置。
  10. 使用者の横方向への動きによって推進されるスクーター装置であって、
    前部に位置する少なくとも第1の車輪と、
    後部に位置する少なくとも第2及び第3の車輪と、
    前記第1の車輪と前記第2及び第3の車輪とを接続し、後部に位置する前記第2及び第3の車輪は付勢された方向構成に取り付けられるフレーム構造と、
    垂直上方へ延びる制御部材を有し、操舵機構の回動により前記第1の車輪が回動されるように前記第1の車輪に接続される前記操舵機構と
    を含み、
    前記フレーム構造は、主要長軸方向フレーム部材と、前記フレーム部材から前記第2及び第3の車輪まで実質的に外側へ延びる足置き台とを含むスクーター装置。
  11. 前記足置き台は、前記第2の車輪から前記第3の車輪まで、実質的に連続的に延びる、請求項10に記載のスクーター装置。
  12. 前記操舵機構は前記フレーム部材に固定的に接続され、前記フレーム部材は前記足置き台に固定的に接続される、請求項10に記載のスクーター装置。
  13. 前記垂直上方へ延びる制御部材は、前記第2及び第3の車輪が地面にある状態で、前記スクーター装置の移動方向ラインに実質的に垂直な方向に対して横方向に移動されるように、前記フレーム構造が構成される、請求項10に記載のスクーター装置。
  14. 前記垂直上方へ延びる部材は横方向に移動でき、前記フレーム構造は、(1)柔軟性構造部材と、(2)可動であって、最初の構成位置へ付勢される付勢ジョイントとのうち少なくとも一つを含むように、前記フレーム構造が構成される、請求項10に記載のスクーター装置。
  15. 前記フレーム構造は、運搬又は保管の為よりコンパクトな構成をなすため、前記垂直上方に延びる部材に向かって部分的に可動である、請求項10に記載のスクーター装置。
  16. 前記足置き台は少なくとも第1の部分及び第2の部分を含み、前記第1及び部分の部分は、運搬又は保管の為よりコンパクトな構成に可動である、請求項10に記載のスクーター装置。
  17. 前記足置き台は、前記主要長軸方向フレーム部材に対して可動であり、使用者が前記足置き台においてブレーキ拡張部の上に体重をかけ、前記ブレーキ拡張部が地面に接触することにより前記スクーター装置の制動を開始する、請求項10に記載のスクーター装置。
  18. 使用者の横方向への動きによって推進されるスクーター装置であって、
    前部に位置する少なくとも第1の車輪と、
    後部に位置する少なくとも第2及び第3の車輪と、
    前記第1の車輪と前記第2及び第3の車輪とを接続し、後部に位置する前記第2及び第3の車輪は付勢された方向構成に取り付けられるフレーム構造と、
    操舵機構の回動により前記第1の車輪が回動されるように、前記第1の車輪に接続される前記操舵機構と、
    を含み、
    前記フレーム構造は、実質的に長軸方向に設けられる第1のフレーム部材と、前記第1の部材の後端に接続されるとともに前記第2及び第3の車輪の間に延びる第2のフレーム部材とを含み、
    足置き台が前記第2の延びるフレーム部材に取り付けられる、スクーター装置。
  19. 前記足置き台は、少なくとも2個の別々の足置き部を含む、請求項18に記載のスクーター装置。
  20. 前記足置き台は、前記第2及び第3の車輪間に横方向に延び、前記足置き台は、前記第2及び第3の車輪間の距離の少なくとも約半分の距離延びている、請求項18に記載のスクーター装置。
  21. 前記足置き台は、前記第2の車輪から前記第3の車輪まで、実質的に連続的に延びる、請求項18に記載のスクーター装置。
  22. 前記垂直上方へ延びる部材は横方向に移動でき、前記フレーム構造は、(1)柔軟性構造部材と、(2)可動であって、最初の構成へ付勢される付勢ジョイントとのうち少なくとも一つを含むように、前記フレーム構造が構成される、請求項18に記載のスクーター装置。
  23. 前記フレーム構造は、運搬又は保管の為よりコンパクトな構成をなすため、前記垂直上方に延びる部材に向かって少なくとも部分的に可動である、請求項18に記載のスクーター装置。
  24. 前記第2及び第3の車輪は、取付シャフトの回りに回転し、取り付けられた方向に自己復帰する、請求項1に記載のスクーター装置。
  25. 前記フレーム構造は、前記足置き台に対して前記フレーム構造が可動となるように付勢カムを介して接続される、請求項1に記載のスクーター装置。
  26. 前記フレーム構造は、前記垂直上方へ延びる制御部材に対して前記フレーム構造が可動となるように付勢カムを介して接続される、請求項1に記載のスクーター装置。
  27. 前記足置き台は、前記フレーム構造に接続される中央取付構造に枢動可能に接続されており、折畳みが可能となっている、請求項1に記載のスクーター装置。
  28. 中央取付構造及び前記足置き台が前記フレーム構造に対して下方に回動あるいは枢動するように、前記中央取付構造が前記フレーム構造に接続される、請求項1に記載のスクーター装置。
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