JP2003062146A - 雪上滑走用ハンドル付きソリ - Google Patents

雪上滑走用ハンドル付きソリ

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JP2003062146A
JP2003062146A JP2001259937A JP2001259937A JP2003062146A JP 2003062146 A JP2003062146 A JP 2003062146A JP 2001259937 A JP2001259937 A JP 2001259937A JP 2001259937 A JP2001259937 A JP 2001259937A JP 2003062146 A JP2003062146 A JP 2003062146A
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JP
Japan
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ski
handle
front ski
snow
steering
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JP2001259937A
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Tadashi Arai
正 荒井
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GIANT KK
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GIANT KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、ハンドルで方向転換できる雪上
滑走用ハンドル付きソリの提供。 【解決手段】 操舵部18のキャスター角をつけた回転
軸Y1の下方延長線Y2より前方において、前スキー板
19を操舵部18に回転自在に連結し、回転軸Y1の下
方延長線Y2と前スキー板19との交点から前スキー板
連結部20まで前方へ距離をもたせてハンドル17を切
ると前スキー板19が凹形に撓んで成形される円弧によ
り方向転換を容易にしている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】この発明は、雪上面を滑走す
る雪上滑走用ハンドル付きソリに関するものである。 【0002】 【従来の技術】スキーやソリを基にして多数の滑走用具
が発明されている。その滑走用具の中に自転車やスケー
ターの車輪部をスキー板や滑走板に変えた発明が多くな
されている。そして、例えば、自転車を基にした滑走用
具では実開昭57−21818号公報が、スケーターを
基にした滑走用具では実開昭56−144576号公報
が夫々ある。 【0003】前記滑走用具は、フレームの前端部におい
て、回転自在に連結された操舵部をハンドルで操作し、
前スキー板を進行方向に向け進行方向を変えている。ま
た、方向転換をより容易にするため、操舵部の操作軸は
後方に向けて傾けてキャスター角をもたせ、もって、ハ
ンドルを切ることにより回転方向中心側に、前スキー板
を傾け、前スキー板のエッジが立つ構造になっている。
この構造において、前スキー板は、操舵部の操作軸の延
長線上の下側に上下に傾斜可能に取付けられ、滑走面に
対して前スキー板全体を接地させている。 【0004】前記実開昭57−21818号公報に掲載
されている考案には、バネ等によって前スキー板の全部
を引き上げる方向に弾性を付与し、凸凹な滑走面で前ス
キー板が雪の中に突っ込むことを防止している構造も開
示されている。 【0005】さらに、上記と同様の趣旨の発明は、特公
昭50−31336号公報にも掲載されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術の項で
述べた発明および考案においては、前スキー板と後スキ
ー板の全体が雪面に接地しており、前スキー板の向きを
回転方向に向けキャスター角によってエッジを立て横方
向への力を発生させて方向転換するため、方向変換を容
易に行うことができず、ハンドルの操作性はあまり良好
ではなかった。 【0007】この発明は、回転性を高めたスキー用具と
同様の方向転換方法を実現する構造の提案を目的になさ
れたものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】操舵部のキャスター角を
つけた回転軸の下方延長線より前方において、前スキー
板を操舵部に回転自在に連結し、回転軸の下方延長線と
前スキー板との交点から前スキー板連結部まで前方へ距
離をもたせ、キャスター角のある回転軸によってハンド
ルを左右に切ると、前スキー板連結部を左右に移動する
と共に位置を下側に下げ、その前スキー板連結部に取付
けた前スキー板が雪面を押して操舵部の回転軸を押し上
げるように作動してなる雪上滑走用ハンドル付きソリに
ある。 【0009】 【発明の実施の形態】操舵部のキャスター角をつけた回
転軸の下方延長線より前方に前スキー板を回転自在に連
結し、キャスター角の後方傾きと、回転軸の下方延長線
と前スキー板の接地面交点と前方の前スキー板連結部ま
での距離によりハンドル操作によって、前スキー板連結
部が下に下がる量を左右で大きく変え、前スキー板の前
方と、後スキー板の後方に掛かる荷重を変えることによ
り前スキー板が凹形に撓み形成される円弧の半径を変更
でき、このキャスター角と連結部までの距離は前スキー
板の撓み易さと共に方向転換性を決定するので、乗員の
体重や使用状況に合わせて選択・設定できるように構成
される。 【0010】前記回転軸と前スキー板の状態において、
ハンドルを切ると前スキー板連結部は下に下がると同時
にスキー板の前側先端部が下に傾斜するので、凸凹な雪
面で前スキー板が雪の中に突っ込みやすくなる、これを
防止するため前スキー板連結部は回転自在に連結しバネ
等によって前スキー板の前部を引き上げる方向に弾性を
付与している。 【0011】この弾性を調整可能にして前スキー板前部
を雪面より抑角に調整すれば軟質の粉雪を滑走する時に
前スキー板の浮力を調整して滑走できる。 【0012】 【実施例】以下、図面について本発明の実施例を説明す
る、図1に示す実施例においては、ヘッドパイプ1にキ
ャスター角を付けてその上端よりに上パイプ2の前端
を、その下端よりに下パイプ3の前端を夫々溶接等で固
定し、上パイプ2の後端と、下パイプ3の後端を溶接等
で後スキー板取付け枠4に夫々雪面と平行な位置で固定
して主フレーム5を形成する。後スキー板取付け枠4の
上面には足乗せ台6をネジ7で固着し、後スキー板取付
け枠4の下面にはゴム等の弾性体8を介在して後スキー
板9を取付けている。 【0013】この取付けには弾性体8をボルトなどで挟
み込んで固定せず、弾性体8に連接する後スキー板取付
け枠4を取付けるボルト10および取付けナット12
と、弾性体8を後スキー板9に取付けるボルト11を別
個のものとして弾性体8を伸縮自在に取付けることが望
ましい。後スキー板9には数個の埋込みナット13を配
し取付け位置を前後に調整可能にしている。 【0014】ヘッドパイプ1の上下には自転車と同様に
ヘッド小物14、15が取付けられ、ホーク16をハン
ドル17によって左右に操作できる操舵部18に設けて
いる。 【0015】前記ホーク16の下端に前スキー板19を
連結している。前スキー板連結部20は、ホーク16の
下端に構成されるが、その位置は、ヘッドパイプ1の回
転軸Y1の下方延長線Y2と、接地面交点Xより前方の
Z点に設定している。前記ホーク16は、ヘッドパイプ
1に嵌挿した操舵軸部(ホークコラム)16aと、前方
の前スキー板連結部20を支える支持パイプ(ホーク
足)16bとを溶接によって一体に接続構成している。 【0016】前スキー板連結部20は、前スキー板19
を雪面に対してその前後端を上下に揺動自在にする構造
のため、図4に示すように、前スキー板連結軸21を具
備している。自転車の車軸と同様にベアリングを介在し
てもよいものである。 【0017】前スキー板19は、前スキー板取付け枠2
2に取付け、その取付け位置を前後に調整可能にするた
め数個の取付けナット23を配し、選択して螺合するボ
ルト24によって固着する。 【0018】前記前スキー板取付け枠22は、前端の起
立軸支部22a、22aにホーク16の下端の前スキー
板連結部20に、回転自在に連結される。そして、前ス
キー板取付け枠22の後方にはサスペンションユニット
25の下端部25aが軸着連結され、サスペンションユ
ニット25の上端部25bはホーク16の上部適所に連
結されている。 【0019】サスペンションユニット25のバネ25c
によって前スキー板取付け枠22は、前スキー板連結軸
21より後方を、常時押し下げる方向に弾性が付与さ
れ、前スキー板連結軸21を中心に前スキー板19の前
部を引き上げる方向に弾性を付与する。 【0020】前記サスペンションユニット25のバネ2
5cの弾性は、プリロード調整リングナット26で調整
可能に設けている。 【0021】この発明の雪上滑走用ハンドル付きソリ
は、前述のように構成されるから、ハンドル操作によっ
て前スキー板19の回転方向に向けた力を発生させると
共に、前スキー板連結部20が下がるものである。これ
により主フレーム5に連結されている後スキー板9の前
側が引き上げられ、後スキー板9の後方に荷重が移動し
て、後スキー板9の後方のエッジにより大きく力が加わ
り、後スキー板9を凹形に撓み易くして方向転換を容易
にするものである。 【0022】回転性を高めたスキー用具においては、回
転方向の中心に向かって体重を移動することでスキー板
を回転方向に傾けスキー板の前方と後方のエッジ部に荷
重を移動して、スキー板が凹形に撓んで成形される円弧
により方向転換を容易にしているが、この発明の雪上滑
走用ハンドル付きソリは、ハンドル17を切ることによ
り簡単にこの回転性を達成することができるのである。 【0023】 【発明の効果】この発明の雪上滑走用ハンドル付きソリ
は、操舵部における回転軸の下方延長線より前方に前ス
キー板を雪面に対し上下に回転自在に連結する事により
容易に方向転換できるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】図面は、この発明の立ち乗りハンドル付きソリ
の全体を示す斜視図である。 【図2】同じく、この発明の立ち乗りハンドル付きソリ
の前半滑走面の拡大斜視図である。 【図3】この発明の立ち乗りハンドル付きソリの主体部
の分解斜視図である。 【図4】サスペンションユニット単体の拡大一部断面図
である。 【図5】前スキー板連結部の拡大部分断面図である。 【符号の説明】 1 ヘッドパイプ 2 上パイプ 3 下パイプ 4 後スキー板取付け枠 5 主フレーム 6 足乗せ台 7 ネジ 8 弾性体 9 後スキー板 10 ボルト 11 ボルト 12 取付けナツト 13 埋込みナット 14 ヘッド小物 15 ヘッド小物 16 ホーク 16a 操舵軸部(ホークコラム) 16b 支持パイプ(ホーク足) 17 ハンドル 18 操舵部 19 前スキー板 20 前スキー板連結部 21 前スキー板連結軸 22 前スキー板取付け枠 22a 起立軸支部 23 取付けナット 24 ボルト 25 サスペンションユニット 25a 下端部 25b 上端部 25c バネ 26 プリロード調整リングナット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 操舵部のキャスター角をつけた回転軸の
    下方延長線より前方において、前スキー板を操舵部に回
    転自在に連結し、回転軸の下方延長線と前スキー板との
    交点から前スキー板連結部まで前方へ距離をもたせてな
    る雪上滑走用ハンドル付きソリ。
JP2001259937A 2001-08-29 2001-08-29 雪上滑走用ハンドル付きソリ Pending JP2003062146A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006016870A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Kaneko Agricult Mach Co Ltd 溝切機
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