JP5323663B2 - タイヤ気体充填方法 - Google Patents

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本発明は、タイヤに対して空気等の気体を充填する方法に関し、特に振動気体をタイヤに対して充填するタイヤ気体充填方法に関する。
一般に、自動車用タイヤをホイールに装着する場合のビードシーティング圧は、例えば300kPaとして設定される。ビードシーティングとは、タイヤ幅方向に位置する一対のビード部をホイールリムにおけるビードシートと呼ばれる領域にタイヤ周方向に沿って均一に乗った状態(バンプ付きのリムはビードがバンプを超えた状態)とすることをいう。
図13(a)は、ビードシーティング前後のビード部Bの挙動を示す断面図であり、タイヤ3をホイールリムRに嵌め込んだ直後は、ビード部BがリムフランジR2の内側に位置した状態にあり、タイヤ3に空気を充填することにより内圧によりビード部Bが外方(Z方向)に撓み、ビードシートR1の表面上と圧接,スライドしてリムフランジR2の表面に密着する。そして、さらに空気を圧送することで、所定圧までタイヤ3を膨張させることができる。
しかしながら、従来の空気充填方法にあっては、タイヤ毎に定められる設定圧通りに空気を充填したとしてもビードシートR1とビード部Bとの間に生じる摩擦力によりビード部Bの先端とビードシート表面との間に引っ掛かりが生じることがあり、ビード部BとリムフランジR2との間に図13(b)に示すようなギャップgが発生してビード部Bの外周面がリムフランジR2に十分密着しないことがあり、タイヤ3に微細な歪みが生じてタイヤ設計時に想定されていたタイヤ3の性能、即ち、操縦安定性、乗り心地性、制駆動性等が十分に発揮できないという問題がある。
また、ビードシートR1の表面にカリ石鹸等を塗布することにより、引っ掛かりを防止することも考え得るが、塗布されたカリ石鹸はビード部BとビードシートR1との接触圧により容易に除去されるため摩擦力を低減できずギャップgの発生を効果的に除去できるとは言い難い。
特開2008−207688号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、タイヤのビード部をリムに対して適切に密着させ、タイヤの乗り心地性能、直進性能、操舵性能、制駆動性能等のタイヤが有するべき各種の性能をタイヤの設計通りに確実に発揮させることが可能な気体充填方法を提供する。
上記課題を解決するため本発明に係る第一の形態として、気体供給源から出力される気体を気体供給流路を介してタイヤに充填する方法であって、気体供給源から出力される気体を気体供給流路に設けられる振動発生手段に流入させて振動させた振動気体としてタイヤに充填することを特徴とする。
本発明によれば、タイヤのビード部をビードシート及びリムフランジに対して密着させた状態でフィットさせることが可能となり、タイヤ性能をタイヤの設計通りに確実に発揮させることが可能となる。
また、本発明に係る第二の形態として、振動気体は、タイヤのビード部が当該タイヤの内圧を保持するリムのリムフランジに当接する前に充填されることを特徴とする。
本発明によれば、振動気体をタイヤのビード部が当該タイヤの内圧を保持するリムのリムフランジに当接する前に充填するので、ビード部を振動させながらリムフランジ側に移動させることができ、より確実にビードシート及びリムフランジに対して密着させることが可能となる。
また、本発明に係る第三の形態として、振動気体をタイヤのビード部がタイヤの内圧を保持するリムのビードシートに当接した状態で充填するので、振動空気が外部に漏れ出すことがなくなり、ビード部に対して確実に振動を加えながらリムフランジ側に移動させることができ、より確実にビードシート及びリムフランジに対して密着させることが可能となる。
また、本発明に係る第四の形態として、振動気体は、タイヤに気体を一定量充填した後に充填されることを特徴とする。
本発明によれば、振動空気をタイヤに気体が一定量充填された状態で充填するので、前記発明から生じる効果に加え、少ない振動空気の充填量でビード部を確実にビードシート及びリムフランジに対して密着させることが可能となる。
また、本発明に係る第五の形態として、振動気体は、通常気体と交互にタイヤに充填されることを特徴とする。
本発明によっても、前記同様にタイヤのビード部をビードシート及びリムフランジに対して密着させることができる。
なお、本明細書において気体とは、空気、窒素、又はこれらの混合気体をいう。
また、上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
気体充填装置及び気体充填方法を示す概略ブロック図。 振動発生手段を示す斜視図。 振動発生手段からタイヤに振動空気を送る状態を示す斜視図及び断面図。 タイヤとリムとの関係を示す断面図。 リム組み機を示す斜視図。 タイヤをリムに組み付けた状態を示す断面図。 振動空気の圧力変動を表す図。 比較例におけるフィーリング評価を表す図。 比較例におけるフィーリング評価を表す図。 振動発生手段の断面図(他の形態)。 気体充填装置及び気体充填方法を示す概略ブロック図(他の形態)。 振動空気の圧力変動を表す図(他の形態)。 本発明及び従来の方法によるビード部の組み付け時の差を示す部分拡大図。
実施形態1
図1は、本発明に係るタイヤ気体充填方法が採用される気体充填装置Aの概略ブロック図であり、同図において気体充填装置Aは、主として空気圧設定手段1と空気供給源2とを備える。空気供給源2は例えばエアコンプレッサであって、空気供給源2から出力される空気は後述する空気流路11及びリム31に設けられるバルブVを介してタイヤ3内に充填される。空気圧設定手段1は、キーボード1aと、設定圧や空気の充填完了等を表示する表示部1b等を備える。
8は圧力レギュレータであり、この圧力レギュレータ8は、空気供給源2側より供給される圧力(入力)が変動しても出力圧力が一定となるように、圧力を調整するもので、出力圧力をダイヤフラムで検知してダイヤフラムに連動する調整弁で出力圧力を自動制御する構造が採用される。
4は方向切換弁であり、この方向切換弁4を開閉制御することによって、タイヤ3に所定圧の空気を供給することが出来る。方向切換弁4は、制御装置5によって制御され、空気圧設定手段1に設けられたスタートボタンを押下することによって制御装置5のCPUが空気を供給する前のタイヤ3の初期圧を図外の圧力センサー等の測定装置から読み込み、予め設定されたタイヤの設定圧と比較してタイヤ内圧が設定圧となるまで空気を充填する。
9は本願の特徴とする振動発生器であり、振動発生器9は、方向切換弁4とタイヤ3とを結ぶ空気流路11に介挿される。なお、本例において空気流路11は、空気供給源2から圧送される空気を供給可能な耐圧チューブによって構成され、空気供給源2とレギュレータ8、レギュレータ8と方向切換弁4、方向切換弁4と空気振動発生器9とを結ぶ流路についても耐圧チューブにより構成される。空気供給源2から供給される空気は、空気振動発生器9によって振動空気へと変換された後、バルブVを介してタイヤ3内に充填される。
図2,図3は、振動発生器9を示す分解斜視図及び断面図であって、同図において振動発生器9は、両端開口の筒体12と、筒体12の中央部に内挿され、上流側から流入する空気の通り穴となる絞り孔13を有するワッシャ14と、ワッシャ14を上流側及び下流側から挟み込むカラー16及びカラー18とから構成される。カラー16,18は絞り孔13より大きな径を有する孔15,17を有し、筒体12の延長方向に複数枚積層されることによりカラー積層部19及び20を構成する。
図3(a)に示すように空気流路11を形成する耐圧チューブは先端部に差込口11m,11nを有し、差込口11mが入口開口部23aに差し込まれ、11nが後述の出口開口部24aに差し込まれる。なお、23mはOリングである。
筒体12の上流側開口21と下流側開口22にはリング状の蓋体23,24が取り付けられる。蓋体23,24はネジ穴27,28を有し、筒体12の両端部にネジ穴27,28と対応する雄ネジが螺入されることにより蓋体23,24が上流側開口21及び下流側開口22に嵌り込む。
蓋体23,24が筒体12に嵌め込まれると、蓋体23,24の先端がカラー積層部19,20を両側から狭持する状態となり、ワッシャ14はカラー積層部19,20によって狭持された状態となる。このようにワッシャ14,カラー積層部19,カラー積層部20を内挿した状態において、ワッシャ14とカラー積層部19,20とは筒体12の延長方向に沿った状態で配列され、ワッシャ14の絞り孔13と、カラー16,18の孔15,17の中心軸が一致するように位置決めされる。
仕様一例としては、蓋体23,24の外径25,26は61mm,蓋体23,24の内径は17mm,カラー16,18の内径は17mm,ワッシャ14の内径は3mm(5mm又は10mm),ワッシャ14及びカラー16,18の幅(厚み)は約2.5mm程度に設定される。
そして、図3(a),(b)に示すように蓋体23に開設された入口開口部23a及び蓋体24に開設された出口開口部24aに耐圧チューブの差込口11m,11nがそれぞれ接続され、空気供給源2から空気が圧送されることにより、蓋体23,24、カラー積層部19,20及びワッシャ14によって形成される振動発生空間内に流入した空気はカラー積層部19の孔15,ワッシャ14の絞り孔13,カラー積層部20の孔17を通過する過程で乱流を生じ、図7に示すような設定圧Kaを中心として圧力変動を周期的に繰り返す空気振動Kが発生する。
即ち、蓋体23の入口開口部23aから進入した圧送空気11aは、カラー16の孔15で一旦絞られて、ワッシャ14の絞り孔13でさらに絞られてから、カラー18の孔17で開放された後、蓋体24の出口開口部24aで更に開放されるので、圧送空気11aに図3(b)の矢印に示すような周期的な渦が発生し、空気振動Kが発生する。
なお、空気振動Kの振動周波数は、絞り孔13と孔15の孔径の大小関係、或いは絞り孔13と孔17の孔径の大小関係,各孔の中心軸をオフセットさせる等、各種の寸法や位置関係に依存するため、各種の寸法を適宜設定することにより所望の振動周波数を得ることができる。また、振動発生器9は上記構成に限られず、ダイヤフラム型の振動発生器としてもよい。
図10は、振動発生器9の他の形態を示す断面図であり、本形態における振動発生器9はワッシャ14及びカラー18を増設して介挿した形態であり、当該構成によっても所望の振動周波数を得ることができる。
つまり、空気供給源2から出力される通常の空気は、空気流路11に介在される振動発生器9によって所定の振動周波数を有する振動空気に変換され、出口開口部24aからタイヤ3側に出力される。
以上説明したように、空気振動発生器9はワッシャ14とカラー16,18の組合せにより空気振動を生じさせ得るので、簡単な構成により空気に振動を発生させることができる。
以下、上記構成からなる気体充填装置Aを用いてタイヤ3に空気を充填する場合の手順について説明する。
まず、図4に示すようにタイヤ3をリム31の上から被うように下方に押圧して下部のビード部Bmの全周を下方のビードシートR1の表面に当接させる。次いで、図5に示すリム組み機30を用いて上部のビード部Bnを上方のビードシートR1の表面に当接させる。
具体的には、ビード部Bnの一部であるビード部Baからビード部Bbの範囲をリム31のリム縁部R3に沿って落とし込み、リム組み機30のレバー33の先端部をビード部Bnの落とし込んだ部分とリムフランジR2との間に差し込んでタイヤ3の周方向に沿って回転させることによりビード部Bnの全周をリム縁部R3に沿って徐々に落とし込んだ後に、レバー33を外し上方のビード部Bnの全周を上方のビードシートR1の表面に当接させる。
図6の実線に示すように、リム組み機30によってタイヤ3がリム31に組み付けられるとタイヤ3のビード部Bm,Bnはリム31の上下のビードシートR1に当接した状態となり、充填される振動空気を保持し得る状態となる。そして、バルブVに取着されたキャップを取り外し、バルブVに耐圧チューブの先端部を嵌挿した後に、空気圧設定手段1によって充填空気の所定圧力を設定し、方向切換弁4を制御装置5によって制御することで、タイヤ3に所定の振動周波数を有する振動空気を充填できる。
以下、振動空気がタイヤ3内に充填された場合のビード部Bm,Bnの挙動について説明する。タイヤ3内に振動空気が充填されると、タイヤ3の内圧保持面は振動空気によって微細な収縮,膨張を生じながら振動する。
また、ビード部Bm,Bnは振動空気によって微細な収縮,膨張を生じながらビードシートR1上をリムフランジR2の方向へとスライドして、図6の仮想線で示すようにビード部Bm,Bnの外周面がギャップを生じることなくビードシートR1及びリムフランジR2に囲繞され、ビードシートR1及びリムフランジR2に密着した状態で停止する。
振動空気が充填されることによってギャップが生じなくなるメカニズムとしては、振動空気が充填されることによりビード部Bm,Bnの周面をあたかも内側から外側に繰り返し叩くような作用が生じると考えられ、ビードシートR1とビード部Bとの間に摩擦が生じても引っ掛り無く円滑にビードシートR1上をリムフランジR2側にスライドさせることができるとともに、ビード部Bm,Bnをギャップが生じることなくリムフランジR2側に押し付けることができるものと考えられる。
そして、ギャップが生じなくなることにより、設計時に想定されたタイヤ性能を確実に発揮できる。その理由としては、従来、図13(b)に示すように、ホイールに組み付けられたタイヤは、ビードシートR1とリム縁部R3側のリムフランジR2と当接している場合が多く、タイヤのサイドウォールがホイールの幅方向に張出した状態で組み付けられているため、タイヤに作用する荷重をすることで、サイドウォールが径方向において“くの字”に撓んだ状態で、荷重を支えなければならず、ほぼ空気圧に依存して荷重を支持することになる。
一方、図13(a)に示すように、本発明に係る方法により空気が供給されたタイヤでは、ビード部Bm,BnがリムフランジR2と密着することにより、サイドウォールがホイールの幅方向に張出さず、リムに対して起立した状態となり、サイドウォールが撓むことなくほぼ直線的にタイヤに作用する荷重を支える状態となり、設計時に想定される理想的なタイヤ形状に限りなく近い状態で荷重を支えることができるので後述のフィーリング試験において、好評化が得られたものと考えられる。
図1に示すように7は、空気抜き取り用の方向切換弁であり、制御装置5の制御下でこの方向切換弁7を制御して空気抜きを行う。空気抜きの作業は、例えば通常の空気が充填されたタイヤの空気を一旦抜くことによりタイヤの内圧を下げた後に、再度振動空気を充填することにより、ビード部Bm,BnをリムフランジR2側に再フィットさせるような場合に行われる。
例えば、通常の空気によってギャップが生じたままの状態でリムに装着されたタイヤの場合であってもビード部をビードシートから外す作業を経ることなく、タイヤに気体が一定量充填された状態で、抜いた量に相当する振動空気を充填することにより元の内圧に戻せば、既に生じていたギャップを少ない振動空気の充填量で、かつ、効率的に無くし、ビード部を確実にビードシート及びリムフランジに対して密着させることが可能となる。
≪比較例≫
以下、「通常の圧縮空気を充填してリムにフィットさせたタイヤ」の場合と「振動空気を充填してリムにフィットさせたタイヤ」の場合についての操縦性と乗り心地の総合的なフィーリング評価について説明する。
なお、この場合の「通常の圧縮空気」とは空気振動発生器9を介さずにエアコンプレッサから直接空気を充填した場合である。
比較例1
タイヤは、205/55R16、ラジアルタイヤ、内圧:230kPaとし、その結果を図8に示す。同図に示すように通常空気でフィットさせたタイヤは、車両のトー角が少なくなるとフィーリング評点が悪くなるのに対し、振動空気でフィットさせたタイヤはフィーリング評点の悪化が少ないことが判明した。一方で、振動空気でフィットさせたタイヤは、車両のアライメントに対してロバストになる(性能低下が少ない)事を確認した。
また、現在市場に出回っている計144車種のアライメントを調査すると、フロント軸の車両トー角が20分以下のものは141車種もあり、全体の98%を占める。つまり、振動空気でフィットさせたタイヤは車両のトー角が少ないほうで性能低下が少ないため、多くの車両においても性能優位が望まれる。
比較例2
振動空気タイヤの普遍性を確認するために、車両サイズの異なる3車種において、操縦性と乗り心地の総合的なフィーリング評価を行った。
タイヤは初期装着タイヤ、内圧:車両推奨内圧とし、その結果を図9に示す。同図に示すように、車両サイズの異なる3車種において、通常の圧縮空気でフィットさせたタイヤに対して振動空気でフィットさせたタイヤは、フィーリング評点が向上することが確認され、車両が異なった場合であっても振動空気によって内圧が供給されたタイヤの性能の向上効果が確認された。
実施形態2
図11は、本発明に係る気体充填方法の他の形態を示す。上記実施形態では、図7に示すように、振動空気の充填開始時期t0からタイヤ3内の内圧が所定圧力となるまで振動空気を充填するとして説明したが、図11に示すように振動発生器9にバイパス9aを設けて、方向切替弁9qにより方向切替弁4側からの空気流路11を振動発生器9とバイパス9aとに切替可能とし、図12(a)に示すようにタイヤ3の空気が所定圧力となる前の時点t2又は図12(b)に示すようにt2よりも前の時点t1までは、バイパス9aを解して通常の空気を圧送し、t2,t1の時点で振動発生器9に空気流路11を切替えて空気を振動空気として、タイヤ3が所定圧となるまで振動空気を充填してもよい。
あるいは、図12(c)に示すように方向切替弁9qによりバイパス9aと振動発生器9とを交互に切替えて、通常の空気の充填と振動空気の充填とを交互に行ってもよい。
1 空気圧設定手段、2 空気供給源、3 タイヤ、4 方向切替弁、
9 振動発生器、11 空気流路、11a 圧送空気、12 筒体、13 絞り孔、
14 ワッシャ、15,17 孔、16,18 カラー、23,24 蓋体、
F 圧送方向、V バルブ。

Claims (5)

  1. 気体供給源から出力される気体を気体供給流路を介してタイヤに充填する方法であって、
    前記気体供給源から出力される気体を前記気体供給流路に設けられる振動発生手段に流入させて振動させた振動気体としてタイヤに充填することを特徴とするタイヤ気体充填方法。
  2. 前記振動気体は、前記タイヤのビード部が当該タイヤの内圧を保持するリムのリムフランジに当接する前に充填されることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ気体充填方法。
  3. 前記振動気体は、前記タイヤのビード部が当該タイヤの内圧を保持するリムのビードシートに当接した状態で充填されることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ気体充填方法。
  4. 前記振動気体は、前記タイヤに気体を一定量充填した後に充填されることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載のタイヤ気体充填方法。
  5. 前記振動気体は、通常気体と交互に前記タイヤに充填されることを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記載のタイヤ気体充填方法。
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