JP5321807B2 - フィルターの製造方法及び液体噴射ヘッドの製造方法並びに液体噴射装置の製造方法 - Google Patents
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Description
これらの問題により、フィルターのコストが高くなってしまう。
(実施形態1)
ここで本発明のフィルターの製造方法により製造したフィルターを具備する液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置について説明する。なお、図1は、本発明の液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置の概略斜視図である。
図9(a)に示すように、被打ち込み部材60上に載置した被加工板51にパンチ57のパンチ部58を貫通させて貫通孔52を打ち抜く。すなわち、パンチ57のパンチ部58の先端は、被加工板51を貫通して、被打ち込み部材60に挿入される。これにより、打ち抜き片62が被打ち込み部材60の内部に押し込まれる。このとき、第1の部材からなるパンチ部58の先端部に負荷がかかり、第2の部材からなる部分(パンチ部58の基端部あるいはベース部59)がわずかに変形する。言い換えれば、パンチ部58の先端にかかる負荷を、第2の部材からなる部分が吸収する。被打ち込み部材60にパンチ部58の先端が打ち込まれると、パンチ部58の先端には打ち抜き方向とは交差する方向に負荷がかかり、列設方向の端部に設けられたパンチ部58の先端には特に大きな負荷がかかる。このため、従来のパンチは、パンチ部58の湾曲や破断が生じる虞があるが、本実施形態では、第2の部材からなるベース部59が負荷を吸収することにより、パンチ部58の湾曲や破断を抑制することができる。
パンチ以外は、基本的構成及び製造方法は実施形態1と同様であるので、同一作用を示す部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。
ここで、図11を用いて実施形態2のパンチについて説明する。
図12(a)に示すように、パンチ57Bは、第1の部材からなるパンチ部58Bが第2の部材からなる矩形状のベース部59Bに列設されたものであってもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の基本的構成は上述したものに限定されるものではない。例えば、上述した実施形態1では、カートリッジケース11とインク供給針15との間に設けられたフィルター16について説明したが、本発明のフィルターは、インクジェット式記録ヘッド10に代表される液体噴射ヘッドに用いられたフィルターであれば、その設置場所等については特に限定されるものではない。もちろん、フィルター16は、インクジェット式記録ヘッド10以外に、インクジェット式記録装置1に代表される液体噴射装置に搭載されるものであってもよい。液体噴射装置に搭載されるフィルターとしては、例えば、インク等の液体を貯留する貯留タンクなどの貯留手段が、キャリッジ3に搭載されず、装置本体4に固定されるものにおいて、貯留手段とインクジェット式記録ヘッド10との間に設けられたフィルターなどであってもよい。
Claims (4)
- 複数のパンチ部が列設されたパンチ及び基台上に設けられた被打ち込み部材を用い、被打ち込み部材の上に載置された被加工板に複数の貫通孔を形成するフィルターの製造方法であって、
前記パンチは、少なくとも一列に並設された複数のパンチ部と、前記パンチ部の先端部よりもヤング率が低い材料で形成され、前記パンチ部を支持するベース部とを有し、
前記ベース部は、前記パンチ部が並設された端面に設けられ、前記パンチ部の先端方向に開口する複数の切り欠き部と、前記パンチ部が並設された端面とは反対の面に設けられ、前記パンチ部の先端方向とは対向する方向に開口する複数の切り欠き部と、を具備し、
前記被打ち込み部材の上に載置された被加工板を前記パンチで打ち抜き、打ち抜き片を前記被打ち込み部材の内部に押し込むことで、前記被加工板に複数の貫通孔を形成することを特徴とするフィルターの製造方法。 - 前記パンチは、前記パンチ部の少なくとも先端部を形成する第1の部材と、当該第1の部材よりもヤング率が低い材料で形成される第2の部材とを直接接合又は陽極接合により接合した後、少なくとも第1の部材を切削して前記パンチ部を形成したものであることを特徴とする請求項1に記載のフィルターの製造方法。
- 請求項1又は2に記載の製造方法によりフィルターを製造し、該フィルターを備えた液体噴射ヘッドを製造することを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法。
- 請求項3に記載の製造方法により液体噴射ヘッドを製造し、該液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置を製造することを特徴とする液体噴射装置の製造方法。
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