JP5320754B2 - プロジェクタ及びこれを備える携帯機器 - Google Patents

プロジェクタ及びこれを備える携帯機器 Download PDF

Info

Publication number
JP5320754B2
JP5320754B2 JP2008018654A JP2008018654A JP5320754B2 JP 5320754 B2 JP5320754 B2 JP 5320754B2 JP 2008018654 A JP2008018654 A JP 2008018654A JP 2008018654 A JP2008018654 A JP 2008018654A JP 5320754 B2 JP5320754 B2 JP 5320754B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
projection
optical path
projector
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008018654A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009180857A (ja
Inventor
亮 吉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2008018654A priority Critical patent/JP5320754B2/ja
Publication of JP2009180857A publication Critical patent/JP2009180857A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5320754B2 publication Critical patent/JP5320754B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

本発明は、画像をスクリーン上に投射するプロジェクタ及びこれを備える携帯機器に関
する。
プロジェクタの光源として、LEDやレーザを利用することが提案されてきており、そ
れに伴い小型のプロジェクタが提案されてきている。将来的には、携帯電話等の小型の携
帯機器にプロジェクタが搭載される可能性もあり、実際にそのような携帯電話が提案され
ている。具体的には、プロジェクタ機能を持ったクラムシェル型のプロジェクタ機能付き
携帯端末が開示されている(特許文献1参照)。また、携帯電話機にプロジェクタ部を設
け、プロジェクタ部に携帯電話機で受けた受送信情報に応じた液晶画像を形成するものも
開示されている(特許文献2参照)。
特開2007−096542号公報 特開2000−236375号公報
しかし、上記のようなプロジェクタでは、プロジェクタ機能を使用しない場合に、プロ
ジェクタ機構が無駄になっている。
ところで、一部の者の間では、携帯電話を懐中電灯のように使用しているという現実が
ある。例えば、手近な携帯電話に設けられている液晶パネルやデジカメ用のフラッシュを
利用して、暗闇の中の所定箇所を照らすといったことが行われている。上記のように携帯
電話等の小型の携帯機器にプロジェクタが搭載されれば、このプロジェクタからの投射光
が懐中電灯光として使用される可能性がある。
しかしながら、プロジェクタからの投射光は、画像を生成するために、当然ながら4:
3、16:9等の画像表示に適した形に整えられた矩形の断面形状を有しており、懐中電
灯として使用するには違和感がある。また、懐中電灯では、まんべんなく周囲を照らすこ
とが求められるが、単にプロジェクタの投射光を懐中電灯として利用した場合には、狭い
領域を矩形でしか照明できないこととなり、懐中電灯としての利便性が著しく損なわれる
可能性がある。
そこで、本発明は、携帯機器に組み込んだプロジェクタ部分を実用的な懐中電灯として
活用することができるプロジェクタを提供することを目的とする。
また、本発明は、上記のようなプロジェクタを組み込んだ携帯機器を提供することを目
的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るプロジェクタは、光を供給する光源部と、光源
部から供給された光から略矩形形状の投射光を生成する画像生成部と、投射光の光路上に
配置可能に設けられ、投射光を拡散させる光拡散部材とを備える。
上記プロジェクタでは、光拡散部材が投射光の光路上に配置可能に設けられて投射光を
拡散させるので、投射光のはっきりした輪郭が拡大されるとともに周辺でぼかされ、投射
光を懐中電灯に適した光にすることができる。つまり、例えば画像生成部が表示画像を含
む投射光を生成していない非画像表示時に、光拡散部材を投射光の光路上に配置すること
で、プロジェクタを懐中電灯モードで動作させることができ、画像表示に適した形に整え
られた矩形形状をあえて崩すことで、プロジェクタを実用的な懐中電灯として有効に活用
することができる(もちろん、画像生成部が画像を生成している状態でも、光拡散部材を
投射光の光路上に配置することにより、プロジェクタを懐中電灯モードで動作させること
ができる)。なお、懐中電灯モードに際して光拡散部材を用いることによって、光の無駄
を抑えることができる。
また、本発明の具体的な態様又は側面によれば、上記プロジェクタにおいて、光拡散部
材を、投射光の光路上と投射光の光路上から退避した退避位置との間で進退可能に保持す
るガイド部材をさらに備える。この場合、光拡散部材をガイド部材に案内させて移動させ
れば、プロジェクタの動作を通常表示の画像投射モードと通常と異なる懐中電灯モードと
の間で簡易・確実に切り替えることができる。
本発明の別の態様によれば、画像生成部は、光源部からの光を変調する光変調部と、光
変調部から射出された光を投射する投射部とを備え、投射部は、アオリ投射となる位置に
配置されている少なくとも一つのレンズを有し、少なくとも一つのレンズは、光拡散部材
が投射光の光路上に配置された場合に、アオリ投射が解除される方向に駆動されて移動す
る。この場合、懐中電灯モードにおいて、普段はアオリ投射によって見やすい位置に画像
を投射(例えば、机上にプロジェクタを置いた際に、投射画像の下側が机を投射してしま
うことを避けることが)でき、プロジェクタを懐中電灯として使用する際(懐中電灯モー
ドの際)には、アオリ投射を解除することで、プロジェクタ(投写部)からの光(懐中電
灯として用いる光)を目的の方向に向けやすくなる。
本発明のさらに別の態様によれば、画像生成部は、光源部からの光をアオリ位置に画像
を投射するように走査可能な光走査手段を有し、光走査手段は、光拡散部材が投射光の光
路上に配置された場合に、アオリ投射が解除される方向の範囲内で投射光を走査する。こ
の場合、プロジェクタが走査型の画像生成部を有し、このような走査型の画像生成部から
のアオリ投射も、プロジェクタを懐中電灯として使用する懐中電灯モードの際には、解除
可能である。
本発明のさらに別の態様によれば、画像生成部は、投射光の投射形状が縦横に関して異
なるサイズを有するような投射を行い、光拡散部材は、投射形状の短手方向に比較して長
手方向の拡散性を抑えた拡散異方性を有する。この場合、懐中電灯モードにおいて投射光
の投射形状を円形状の照明光に近づけることができ、より懐中電灯としての使用に適した
光にできる。
本発明のさらに別の態様によれば、画像生成部は、光拡散部材が投射光の光路上に配置
された場合に、投射光の輪郭形状を略矩形から所定形状に変更した投射を行う。この場合
、光拡散部材のみでは、懐中電灯光に矩形形状が残ってしまう可能性があるため、懐中電
灯モードにおいて画像生成部で角を落とした所定形状(例えば円形状)の投射光を生成す
ることにより、より懐中電灯としての使用に適した光にできる。
本発明のさらに別の態様によれば、画像生成部は、光拡散部材が投射光の光路上に配置
された場合に、投射光として白色光の投射を行う。この場合、懐中電灯モードにおいて光
源部からの光束を有効に活用することができ、懐中電灯としての使用が明るさを優先した
実用的なものとなる。
本発明のさらに別の態様によれば、画像生成部は、光源部からの光の偏光状態を変調す
る光変調部と、光変調部の少なくともから射出側に配置される偏光板とを有し、画像生成
部は、光拡散部材が投射光の光路上に配置された場合に、偏光板を光路上から退避した位
置に配置する。この場合、光源部からの光束を有効に活用することができ、明るさを優先
した使用が可能になる。
本発明のさらに別の態様によれば、光源部は、略白色光を発生する光源と白色光を透過
させる透過領域を有する回転カラーフィルタとを備え、回転カラーフィルタは、光拡散部
材が投射光の光路上に配置された場合に、投射光の光路上に透過領域が位置するように配
置される。この場合、懐中電灯モードにおいて光源部からの光束を有効に活用することが
でき、明るさを優先した使用が可能になる。
本発明のさらに別の態様によれば、光源部と画像生成部を収容する筐体をさらに備え、
光拡散部材は、筐体から投射光を射出させる光路上に挿入可能に配置され、光拡散部材は
、画像生成部が表示画像の投射光を生成する画像投射モード時に、投射光の光路上の投射
光の光路上から退避した退避位置に配置され、懐中電灯モード時に、投射光の光路上に配
置され、画像生成部が投射光を生成していない非投射時に、投射光の光路上に配置されて
保護部材として機能する。この場合、画像生成部が表示画像の投射光を生成していない非
投射時に、光拡散部材を投射光の光路上に配置することで、画像生成部のレンズ等を光拡
散部材によって簡易に保護することができる。
本発明に係る携帯機器は、上述のプロジェクタを備えることを特徴とする。本発明の携
帯機器によれば、携帯機器にプロジェクタ機能を持たせることができるだけでなく、実用
的な懐中電灯としての機能も併せて持たせることができる。
図1(A)及び1(B)は、本発明の一実施形態に係るプロジェクタを組み込んだ携帯
電話の斜視図である。図1(A)は、携帯電話10をプロジェクタとして使用している状
態を示し、図1(B)は、携帯電話10を懐中電灯として使用している状態を示す。
なお、携帯電話10は、筐体11の正面部11aに、操作キー12、ディスプレイ26
等を備え、筐体11の一端面部11bに、投射口14を備えている。携帯電話10がプロ
ジェクタとして使用される画像投射モード(図1(A)参照)では、投射口14からアオ
リ投射の光束L1が射出され、携帯電話10が懐中電灯として使用される懐中電灯モード
(図1(B)参照)では、投射口14から懐中電灯光としての光束L2が射出される。前
者の画像投射モードに際して、光束L1による画像投射領域PAの輪郭は横長の略矩形形
状となっているが、後者の懐中電灯モードに際して、光束L2による照明投射領域IAは
、画像投射領域PAに比較して拡大されるとともに、その輪郭は角が取れた円形形状に近
いものとなっている。
図2は、図1(A)及び1(B)に示す携帯電話10の内部構造を概念的に説明するブ
ロック図である。携帯電話10は、移動しながらの通話を可能にする移動通話機能と、デ
ータ通信を可能にするデジタルデータ通信機能とを有しており、基本回路部分20として
、通信制御部21と、スピーカ22と、マイク23と、キー操作部25と、ディスプレイ
26と、表示駆動部27と、記憶部28と、主制御部29とを備える。また、この携帯電
話10は、プロジェクタや懐中電灯としての機能を実現するため、プロジェクタ部分30
を備える。
基本回路部分20において、通信制御部21は、無線通信を可能にするアンテナを備え
ており、通話信号やデータ信号を無線で送受信することができる。また、スピーカ22は
、通信制御部21で受信した通話信号を復調した音声信号等を音声として出力し、マイク
23は、ユーザの声を電気信号に変換して通信制御部21に出力する。キー操作部25は
、携帯電話10を操作するユーザが意思を反映した指令信号を主制御部29に出力する。
ディスプレイ26は、液晶表示パネル等により構成され、表示駆動部27から入力され
る駆動信号に基づいてユーザに対して必要な表示を行う。なお、表示駆動部27は、主制
御部29から入力されるデータに基づく駆動信号を生成して、ディスプレイ26の表示動
作の制御を行う。記憶部28は、携帯電話10を動作させるプログラム等を記憶している
ROMと、アプリケーションプログラム、入力指示、入力データ、処理結果等を一時格納
するワークメモリ等のRAMとを備える。なお、記憶部28は、通信制御部21で取り込
んだデータ信号を保存することができ、例えばプロジェクタ部分30を画像投射モードで
動作させる際に表示すべき画像データを保管することもできる。
プロジェクタ部分30は、照明光を射出する照明装置31と、光変調部としての液晶ラ
イトバルブ32と、表示制御部33と、投射部としての投射レンズ装置35と、投射光を
拡散させるための光拡散装置36と、プロジェクタ制御部37とを備える。
ここで、照明装置31は、照明光を発生する光源部31aと、照明光の液晶ライトバル
ブ32への入射角を調整するコンデンサレンズ31bとを備える。光源部31aは、像光
形成の必要に足る光源光を発生させる発光素子31dやその駆動回路等を備える。発光素
子31dは、白色で発光する単一のLEDで構成することもできるが、赤色、青色、及び
緑色で発光する3つ以上のLEDで構成することともできる。
液晶ライトバルブ32は、画像生成部として、偏光変調用の液晶パネル本体32aと、
液晶パネル本体32aの入射側に配置される入射偏光フィルタ32bと、液晶パネル本体
32aの射出側に配置される射出偏光フィルタ32cとを備える。なお、表示制御部33
は、プロジェクタ制御部37から入力されるデータに基づく駆動信号を生成して、液晶パ
ネル本体32aの動作状態の制御を行う。液晶ライトバルブ32において、液晶パネル本
体32aは、例えば画素単位でカラーフィルタを備えており、カラー表示を可能にする。
入射偏光フィルタ32bは、液晶パネル本体32aに入射する照明光の偏光方向を調整す
る偏光板であり、射出偏光フィルタ32cは、液晶パネル本体32aから射出される光束
から所定の偏光方向の変調光を取り出す偏光板である。両偏光フィルタ32b,32cは
、プロジェクタ制御部37の制御下で動作するフィルタ駆動部32fに駆動されて光路上
の動作位置と光路上から外れた退避位置との間でスライド移動可能になっている。偏光フ
ィルタ32b,32cが光路上の動作位置にあるとき、液晶ライトバルブ32による画像
表示が可能になり、偏光フィルタ32b,32cが光路上から外れた退避位置にあるとき
、液晶ライトバルブ32に入射した照明光を通過させて投射レンズ装置35にほとんどロ
ス無く入射させることができる。
図3(A)及び3(B)は、懐中電灯モード時における液晶ライトバルブ32の動作例
を説明する図である。図3(A)の場合、液晶ライトバルブ32の表示領域DAのうち、
中央の円形領域PA1が白表示となっており、周辺の外周領域PA2が黒表示又は灰色表
示となっている。このように、矩形の表示領域DAのうち中央の円形領域PA1のみを白
表示とすることにより、投射光の輪郭形状を略矩形から円形に変更できる。なお、後述す
る光拡散部材36aのみによって投射光の輪郭形状を懐中電灯用の円形にすることもでき
るが、光拡散部材36aだけでは充分に所望の懐中電灯光の形状を形成できない場合もあ
り得る。つまり、例えば光拡散部材36aでの拡散率を高めすぎると光損失が大きくなっ
てしまう場合等においては、液晶ライトバルブ32側で光拡散部材36aの機能を一部補
助するために、図3(A)に示すように周辺の外周領域PA2を黒表示又は灰色表示とす
る。この場合、予め液晶ライトバルブ32によって角を落とした円形の投射光を生成する
ことができ、後述する光拡散部材36aによって、全体として円形となっており周辺で暈
かした状態の懐中電灯光を効率的に生成することができる。図3(B)の場合、液晶ライ
トバルブ32の表示領域DAのうち、中央の楕円領域PA3が白表示となっており、周辺
の外周領域PA4が黒表示又は灰色表示となっている。このように、矩形の表示領域DA
のうち中央の楕円領域PA3のみを白表示とすることにより、予め液晶ライトバルブ32
によって角を落とした楕円形の投射光を生成することができ、後述する光拡散部材36a
によって、全体として楕円形となっており周辺で暈かした状態の懐中電灯光を効率的に生
成することができる。
図2に戻って、投射レンズ装置35は、1枚以上のレンズ又はレンズ群からなる投射レ
ンズ35aを備え、液晶ライトバルブ32を経た像光を携帯電話10の一端正面に配置さ
れたスクリーン等に投射する。投射レンズ35aは、プロジェクタ制御部37の制御下で
動作するレンズ駆動部35fに駆動されて光軸OA上の懐中電灯位置と光軸OA上からず
れた画像投射位置との間でスライド移動可能になっている。投射レンズ35aが図4の点
線で示すように光軸OA上の懐中電灯位置にあるとき、投射レンズ35aを通過した光束
L2は光軸OAに沿った正面方向に射出され、投射レンズ35aが図4の実線で示すよう
に光軸OA上からずれた画像投射位置にあるとき、投射レンズ35aを通過した光束L1
は光軸OAからそれたアオリ位置の方向に(例えば、鉛直方向に向けて)射出される。な
お、光拡散部材36aは、投射レンズ35aが光軸OA上の懐中電灯位置に配置される際
に投射レンズ35aの正面の光路上に配置される。具体的には、液晶ライトバルブ32の
画像形成領域の中心位置の法線と、投射レンズ35の光軸が略一致することが好ましい。
図2に戻って、光拡散装置36は、光拡散部材36aと、ガイド部材36bと、拡散板
駆動部36fとを備える。光拡散部材36aは、プラスチック等の光透過性の板材を例え
ばすりガラス状に加工したものである。具体的には、例えば樹脂シートの表面に拡散処理
等を施し、若しくは樹脂に顔料等を混入させて板状に成形することによって光拡散部材3
6aを得ることができる。ガイド部材36bは、光拡散部材36aを、光路上と投射光の
光路上から退避した退避位置との間でスライド移動可能に保持する。拡散板駆動部36f
は、プロジェクタ制御部37の制御下で動作し、光拡散部材36aを光軸OA上の懐中電
灯位置と光軸OA上からずれた画像投射位置との間で進退移動させる。液晶ライトバルブ
32が画像表示に利用されていない非表示時において、図5(A)に示すように光拡散部
材36aを光路上に配置した場合、光拡散部材36aの光拡散効果によって投射口14か
ら拡散する懐中電灯光を射出させて対象物を照明することができる。また、図5(B)に
示すように光拡散部材36aが光路上から外れた退避位置にあるとき、投射レンズ装置3
5を経た変調光をそのまま投射口14から射出させることができ、表示画像の投射光をス
クリーン等に投射させることができる。なお、光拡散部材36aが光路上の動作位置にあ
る場合、光拡散部材36aは、投射レンズ35aの前面に配置されて筐体11の投射口1
4を塞ぐ状態となるので、保護部材として投射レンズ35aを保護することができる。
図6は、光拡散部材36aの拡散特性を説明する図である。図6(A)は液晶ライトバ
ルブ32の表示領域DAを示し、図6(B)は第1例の光拡散部材36aの光拡散特性の
光軸OAに垂直な面内分布を説明する図であり、図6(C)は第2例の光拡散部材36a
の光拡散特性の光軸OAに垂直な面内分布を説明する図である。図6(B)に示す光拡散
部材36aの場合、等方的な光拡散特性CA1を有しており、光拡散部材36aを経た懐
中電灯は、矩形の表示領域DAの長手方向に長いものとなる。他方、図6(C)に示す光
拡散部材36aの場合、拡散異方性を有し、表示領域DAに相当する投射形状の短手方向
に比較して長手方向の拡散性を抑えた拡散異方性を有している。換言すると、光拡散部材
36aは、矩形の表示領域DAの短手方向に相当するY方向に関して、表示領域DAの長
手方向に相当するX方向よりも拡大した光拡散特性CA2を有している。具体的には、液
晶ライトバルブ32の表示領域DAの縦横比が3:4であるとすると、光拡散部材36a
の光拡散特性CA2の縦横比を4:3としている。これにより、光拡散部材36aを経た
懐中電灯光は、表示領域DAの縦横の寸法差を相殺して縦横の寸法が等しい輪郭形状を有
するものとなる。図6(C)に示すような光拡散特性CA2は、例えば特開平5−169
015号公報等に開示の既存の製造方法によって得ることができる。
図7は、光拡散部材36aの拡散特性の別の例を説明する図である。図7(A)は別タ
イプの液晶ライトバルブ32の表示領域DAを示し、図7(B)は光拡散部材36aの光
拡散特性CA3の光軸OAに垂直な面内分布を説明する図である。図7(A)に示す液晶
ライトバルブ32の表示領域DAは、縦横比が9:16となっており、図7(B)に示す
光拡散部材36aの光拡散特性CA3の縦横比を16:9とし、拡散異方性を有するもの
としている。これにより、光拡散部材36aを経た懐中電灯光は、表示領域DAの縦横の
寸法差を相殺して縦横の寸法が等しい輪郭形状を有するものとなる。
なお、図6や図7に示す光拡散部材36aの特性は、表示領域DAが横長であることを
前提としているが、表示領域DAが縦長の場合、図6(C)及び図7(B)に示す光拡散
特性CA2,CA3はX軸及びY軸を入れ替えて横長とする。
図8は、図1(A)等に示す携帯電話10を画像投射モードや懐中電灯モードで動作さ
せる際の処理を説明するフローチャートである。
主制御部29は、液晶ライトバルブ32が画像表示に利用されていない非表示時におい
て、キー操作部25によって画像投射モードや懐中電灯モードが選択された場合、プロジ
ェクタ部分30のプロジェクタ制御部37に制御信号を出力して、プロジェクタ部分30
の動作を開始させる。なお、画像投射モード等の選択は、携帯電話10に設けた操作キー
12よって行うこともできるが、筐体11の適所に設けた専用のスイッチによって行うこ
ともできる。
まず、プロジェクタ制御部37は、画像投射モードが選択されたか否かを判断する(ス
テップS1)。画像投射モードが選択されている場合、プロジェクタ制御部37は、直前
に懐中電灯モードが設定されていたか否かを確認する(ステップS2)。懐中電灯モード
が設定されていた場合、すなわち懐中電灯モードから画像投射モードにモード切り替えら
れた場合、プロジェクタ制御部37は、フィルタ駆動部32fを動作させて一対の偏光フ
ィルタ32b,32cを光路上の動作位置にセットする(ステップS11)。次に、プロ
ジェクタ制御部37は、レンズ駆動部35fを動作させて投射レンズ35aを光軸OAか
らずれたアオリ用の画像投射位置にスライド移動させて固定する(ステップS12)。さ
らに、プロジェクタ制御部37は、拡散板駆動部36fを動作させて、光拡散部材36a
を投射光の光路上から退避した退避位置に移動させる(ステップS13)。次に、プロジ
ェクタ制御部37は、直前に非投射状態であったか否かを確認する(ステップS3)。前
の非投射状態から画像投射モードに点灯された場合、プロジェクタ制御部37は、拡散板
駆動部36fを動作させて、光拡散部材36aを投射光の光路上から退避した退避位置に
移動させる(ステップS113)。最後に、プロジェクタ制御部37は、懐中電灯モード
から画像投射モードに変更された場合や、非投射状態から画像投射モードの動作を開始し
た場合の他、画像投射モードが継続している場合を含めて、基本回路部分20の主制御部
29側から入力されるデータに基づいて表示制御部33を動作させ、液晶パネル本体32
aに当該データに対応する画像を表示させる(ステップS14)。以上により、携帯電話
10は、図1(A)に示すようにプロジェクタとして動作する。
なお、プロジェクタ制御部37は、電源スイッチのオンオフを判断しており(ステップ
S4)、電源スイッチがオフに切り替えられている場合、偏光フィルタ32b,32cと
、投射レンズ35aと、光拡散部材36aとを基本位置に復帰させる。具体的には、プロ
ジェクタ制御部37は、偏光フィルタ32b,32cが退避位置にある場合、これを動作
位置に復帰させ、投射レンズ35aが懐中電灯位置にある場合、これを画像投射位置に復
帰させ、光拡散部材36aが退避位置にある場合、これを光路上に移動させる。
上記のような画像投射モードが選択されていない場合、プロジェクタ制御部37は、懐
中電灯モードが選択されたか否かを判断する(ステップS5)。懐中電灯モードが選択さ
れている場合、プロジェクタ制御部37は、直前に画像投射モードが設定されていたか否
かを確認する(ステップS6)。画像投射モードが設定されていた場合、すなわち画像投
射モードから懐中電灯モードに切り替えられた場合、プロジェクタ制御部37は、フィル
タ駆動部32fを動作させて一対の偏光フィルタ32b,32cを光路上から退避した退
避位置に移動させる(ステップS21)。次に、プロジェクタ制御部37は、レンズ駆動
部35fを動作させて投射レンズ35aを光軸OA上の懐中電灯位置にスライド移動させ
て固定する(ステップS22)。さらに、プロジェクタ制御部37は、拡散板駆動部36
fを動作させて、光拡散部材36aを光路上に移動させる(ステップS23)。次に、プ
ロジェクタ制御部37は、直前に非投射状態であったか否かを確認する(ステップS7)
。直前の非投射状態から懐中電灯モードに点灯された場合、プロジェクタ制御部37は、
フィルタ駆動部32fを動作させて一対の偏光フィルタ32b,32cを光路上から退避
した退避位置に移動させる(ステップS121)。次に、プロジェクタ制御部37は、レ
ンズ駆動部35fを動作させて投射レンズ35aを光軸OA上の懐中電灯位置にスライド
移動させて固定する(ステップS122)。最後に、プロジェクタ制御部37は、画像投
射モードから懐中電灯モードに変更された場合や、非投射状態から懐中電灯モードの動作
を開始した場合の他、懐中電灯モードが継続している場合を含めて、基本回路部分20の
主制御部29側から入力されるデータに基づいて表示制御部33を動作させて液晶パネル
本体32aに白画像を表示させる(ステップS24)。この場合、白画像は最大輝度すな
わち最大出力の表示とする。また、この際、液晶パネル本体32aにおいて、図3(A)
や3(B)に示すような領域PA1,PA3のみで白表示を行うことができる。以上によ
り、携帯電話10は、図1(B)に示すように懐中電灯として動作する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態のプロジェクタによれば、光拡散部材36
aが投射光の光路上に配置可能に設けられて投射光を拡散させるので、投射光のはっきり
した輪郭が拡大されるとともに周辺でぼかされ、投射光を懐中電灯に適した光にすること
ができる。すなわち、プロジェクタ部分30が表示画像の投射光を生成していない非表示
時に、光拡散部材36aを光路上に配置することで、プロジェクタ部分30を懐中電灯モ
ードで動作させることができ、懐中電灯として適切な照明を行う動作状態とすることがで
きる。
以上、実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるもの
ではない。例えば、上記実施形態では、光拡散部材36aを電動で進退動作すなわち開閉
動作させるものとしたが、筐体11にレバー等を設け、ユーザがレバー等を操作すること
によってメカニカルに光拡散部材36aを開閉動作させることができる。このように光拡
散部材36aをユーザが直接的に開閉する場合、レバーや光拡散部材36aにセンサを設
けて、懐中電灯モードが選択されたか否かの判断に利用することができる。
また、上記実施形態では、光拡散部材36aを投射レンズ35aの後段に配置している
が、光拡散部材36aを液晶ライトバルブ32から投射レンズ35aまでのいずれかの位
置に配置することができる。
また、上記実施形態では、一対の偏光フィルタ32b,32cをともに退避位置に移動
させているが、一方の偏光フィルタのみを退避位置に移動させるごとができる。この際、
照明装置31から射出される照明光は偏光変換によって偏光が揃えられていることが多く
、両偏光フィルタ32b,32cを移動させることは機構的な負担が大きいので、光量確
保に大きく影響する射出偏光フィルタ32cのみを退避位置に移動させる。なお、懐中電
灯モードで輝度優先としない場合、両偏光フィルタ32b,32cを光路上に固定したま
まとすることもできる。
また、上記実施形態では、液晶ライトバルブ32に白表示を行わせているが、液晶ライ
トバルブ32に白以外の色を表示させることができる。例えば青白系の表示を行わせた場
合、蛍光灯のような照明が可能になり、オレンジ系の表示を行わせた場合、電球のような
照明が可能になる。さらに、液晶ライトバルブ32に画像表示を行わせている状態でも、
光拡散部材36aを投射光の光路上に配置することで、プロジェクタ部分30を懐中電灯
モードで動作させることができる。
また、上記実施形態では、液晶ライトバルブ32によって投射像を形成したが、DMD
(digital micromirror device、微小ミラーアレイデバイス)のような他の種類の画像生
成部によって投射像を形成することもできる。この場合、図9に示すように、光源部13
1aは、例えば発光管71と回転カラーフィルタ72とモータ73とで構成され、回転フ
ィルタ72のW透過領域72a、R透過領域72b、G透過領域72c、及びB透過領域
72dによってDMDを照明するための色光を形成する。なお、携帯電話10を懐中電灯
モードで動作させる場合、回転フィルタ72において白色光を透過させるW透過領域72
aが原則として光路上に配置するように静止するが、明るさを犠牲にして有彩色の懐中電
灯光を形成する場合、回転フィルタ72の他の色に対応する透過領域72b,72c,7
2dを光路上に配置するように静止しても良い。
また、投射レンズ35aと光拡散部材36aとをメカニカルに連動させることもできる
。図10(A)は、光拡散部材36aを光軸上からずれた退避位置に退避させた状態を示
し、図10(B)は、光拡散部材36aを光軸上すなわち光路上に移動させた状態を示す
。この場合、投射レンズ35aは、付勢部材75によって上方向に移動する力が与えられ
ている。また、光拡散部材36aは、投射レンズ35aの外周に当接する当接部材76を
有しており、光拡散部材36aを光路上に変位させる動作に伴って当接部材76が投射レ
ンズ35aを下方に押し下げる。このような機構により、投射レンズ35aと光拡散部材
36aとをメカニカルに連動させることができ、光拡散部材36aを光路上に移動させる
ことで投射レンズ35aを懐中電灯位置に配置することができ、光拡散部材36aを退避
位置に戻すことで投射レンズ35aを画像投射位置に戻すことができる。なお、投射レン
ズ35aと光拡散部材36aとをメカニカルに連動させるために、その他既存の方法を使
用することもできる。例えば、付勢部材75に加えて(あるいは、代えて)、光拡散部材
36aに、光拡散部材36aを光路上から退避させる動作に伴って投射レンズ35aを上
方に押し上げる当接部材を設けても良い。この場合、投射レンズ35aを下方および上方
に押し上げる当接部材が設けられているので、投射レンズ35aを安定的に移動すること
ができ、かつ、画像投射モード時および懐中電灯モード時の投射レンズ35aの振動に対
する安定化に寄与することができる。
また、以上では、光拡散部材36aをシャッタのように配置する例を示したが、図11
に示す光拡散部材236aの場合、筐体11の投射口14に着脱可能に固定されるキャッ
プのような構造とすることができる。この場合、筐体11の投射口14周辺にセンサを設
けて、懐中電灯モードが選択されたか否かの判断に利用することができる。また、光拡散
部材236aに爪等を設けて、投射レンズ35aを画像投射位置から懐中電灯位置にメカ
ニカルに変位させることもできる。
また、以上では、液晶ライトバルブ32によって投射像を形成したが、走査機構を含む
画像生成部によって投射像を形成することもできる。この場合、図12に示すように、光
源部331aは、例えば各色のレーザ光源81a,81b,81cと、光合成用のミラー
82a,82b,82cとを備える。また、走査機構は、走査ミラー83とアクチュエー
タ84とを備える。光拡散部材36aを実線で示す光路上の位置に移動させた場合、走査
ミラー83及びアクチュエータ84で構成される走査手段は、懐中電灯光を形成する光束
L2を光軸OA及びその周辺の正面方向に射出させる。他方、光拡散部材36aを点線で
示す退避位置に移動させた場合、走査ミラー83及びアクチュエータ84で構成される走
査手段は、表示画像の投射光を形成する光束L1を光軸OA上からずれた斜め方向に射出
させる。つまり、懐中電灯モードで、光源部331aからの光束L1を画像としてアオリ
位置に入射させることができ、画像投射モードで、アオリ投射を解除して、光源部331
aからの光束L2を照明スポットとして正面方向に射出させることができる。
また、以上では、プロジェクタ部分30を携帯電話10に組み込んでいるが、携帯電話
10に代えて、PDA(Personal Data Assistance)、フォトビューワー等の携帯機器に
も、上記と同様のプロジェクタ部分30を組み込むことができる。
(A)及び(B)は、本発明の一実施形態に係るプロジェクタを組み込んだ携帯電話の斜視図である。 携帯電話の内部構造を概念的に説明するブロック図である。 (A)及び(B)は、液晶ライトバルブの動作例を説明する図である。 投射レンズの配置と移動を説明する図である。 (A)は、光拡散部材が光路上にある場合を示し、(B)は、光拡散部材が光路上から外れた退避位置にある場合を示す。 (A)〜(C)は、光拡散部材の拡散特性を説明する図である。 (A)及び(B)は、光拡散部材の拡散特性の別の例を説明する図である。 携帯電話を画像投射モードや懐中電灯モードで動作させる際の処理を説明するフローチャートである。 (A)及び(B)は、光源部の変形例等を説明する図である。 (A)及び(B)は、投射レンズと光拡散部材とを連動させる機構を説明する図である。 光拡散部材の変形例を説明する斜視図である。 画像生成部の変形例を説明する図である。
符号の説明
10…携帯電話、 11…筐体、 14…投射口、 20…基本回路部分、 21…通
信制御部、 25…キー操作部、 26…ディスプレイ、 27…表示駆動部、 29…
主制御部、 30…プロジェクタ部分、 31…照明装置、 31a…光源部、 31d
…発光素子、 32…液晶ライトバルブ、 32a…液晶パネル本体、 32b,32c
…偏光フィルタ、 33…表示制御部、 35…投射レンズ装置、 35a…投射レンズ
、 35f…レンズ駆動部、 36…光拡散装置、 36a…光拡散部材、 36b…ガ
イド部材、 36f…拡散板駆動部、 37…プロジェクタ制御部、 DA…表示領域、
IA…照明投射領域、 PA…画像投射領域、 L1,L2…光束 OA…光軸

Claims (10)

  1. 光を供給する光源部と、
    前記光源部から供給された光から略矩形形状の投射光を生成する画像生成部と、
    前記投射光の光路上に配置可能に設けられ、前記投射光を拡散させる光拡散部材と
    を備え、
    前記画像生成部は前記投射光を投射する投射部を備え、
    前記光拡散部材は前記投射部の光射出側の光路上に設けられ
    前記画像生成部は、前記投射光の投射形状が縦横に関して異なるサイズを有するような投射を行い、
    前記光拡散部材は、前記投射形状の短手方向に比較して長手方向の拡散性を抑えた拡散異方性を有するプロジェクタ。
  2. 前記光拡散部材を、前記投射光の光路上と前記投射光の光路上から退避した退避位置との間で進退可能に保持するガイド部材をさらに備える、請求項1記載のプロジェクタ。
  3. 前記画像生成部は、前記光源部からの光を変調する光変調部を備え、
    前記投射部は、アオリ投射となる位置に配置されている少なくとも一つのレンズを有し、
    前記少なくとも一つのレンズは、前記光拡散部材が前記投射光の光路上に配置された場合に、前記アオリ投射が解除される方向に駆動されて移動する、請求項1及び請求項2のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  4. 前記画像生成部は、前記光源部からの光をアオリ位置に画像を投射するように走査可能な光走査手段を有し、
    前記光走査手段は、前記光拡散部材が前記投射光の光路上に配置された場合に、前記アオリ投射が解除される方向の範囲内で投射光を走査する、請求項1及び請求項2のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  5. 前記画像生成部は、前記光拡散部材が前記投射光の光路上に配置された場合に、前記投射光の輪郭のうち少なくとも一つの角領域を黒表示又は灰色表示に変更した投射を行う、請求項1から請求項までのいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  6. 前記画像生成部は、前記光拡散部材が前記投射光の光路上に配置された場合に、前記投射光として白色光の投射を行う、請求項1から請求項までのいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  7. 前記画像生成部は、前記光源部からの光の偏光状態を変調する光変調部と、前記光変調部の少なくとも射出側に配置される偏光板とを有し、
    前記画像生成部は、前記光拡散部材が前記投射光の光路上に配置された場合に、前記偏光板を光路上から退避した位置に配置する、請求項1から請求項3まで、及び請求項5から請求項までのいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  8. 前記光源部は、略白色光を発生する光源と白色光を透過させる透過領域を有する回転カラーフィルタとを備え、
    前記回転カラーフィルタは、前記光拡散部材が前記投射光の光路上に配置された場合に、前記投射光の光路上に前記透過領域が位置するように配置される、請求項1から請求項までのいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  9. 前記光源部と前記画像生成部を収容する筐体をさらに備え、
    前記光拡散部材は、前記筐体から投射光を射出させる光路上に挿入可能に配置され、
    前記光拡散部材は、前記画像生成部が表示画像の投射光を生成する画像投射モード時に、前記投射光の光路上の前記投射光の光路上から退避した退避位置に配置され、懐中電灯モード時に、前記投射光の光路上に配置され、前記画像生成部が投射光を生成していない非投射時に、前記投射光の光路上に配置されて保護部材として機能する、請求項1から請求項までのいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  10. 請求項1から請求項までのいずれか一項に記載のプロジェクタを備える携帯機器。
JP2008018654A 2008-01-30 2008-01-30 プロジェクタ及びこれを備える携帯機器 Active JP5320754B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008018654A JP5320754B2 (ja) 2008-01-30 2008-01-30 プロジェクタ及びこれを備える携帯機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008018654A JP5320754B2 (ja) 2008-01-30 2008-01-30 プロジェクタ及びこれを備える携帯機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009180857A JP2009180857A (ja) 2009-08-13
JP5320754B2 true JP5320754B2 (ja) 2013-10-23

Family

ID=41034896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008018654A Active JP5320754B2 (ja) 2008-01-30 2008-01-30 プロジェクタ及びこれを備える携帯機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5320754B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5879839B2 (ja) * 2011-09-08 2016-03-08 カシオ計算機株式会社 画像投影システム
JP2013073386A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Casio Comput Co Ltd 画像投影装置
JP2013137352A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Seiko Epson Corp プロジェクターおよびその表示切替方法
JP6051648B2 (ja) * 2012-07-23 2016-12-27 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター、およびその制御方法
JP6051649B2 (ja) * 2012-07-23 2016-12-27 セイコーエプソン株式会社 プロジェクターおよびその制御方法
JP6123249B2 (ja) * 2012-11-16 2017-05-10 セイコーエプソン株式会社 プロジェクターおよびその制御方法
JP6550834B2 (ja) * 2015-03-26 2019-07-31 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター
JP6390743B2 (ja) * 2017-03-31 2018-09-19 セイコーエプソン株式会社 プロジェクターおよびその制御方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0659239A (ja) * 1992-08-07 1994-03-04 Sony Corp プロジェクタ装置
JP2005130250A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Vodafone Kk 情報通信端末
JP4254672B2 (ja) * 2004-09-21 2009-04-15 株式会社ニコン 携帯型情報機器
JP2006133356A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Plus Vision Corp 照明光学系およびプロジェクタ
JP4440944B2 (ja) * 2007-03-23 2010-03-24 ソフトバンクモバイル株式会社 情報通信端末

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009180857A (ja) 2009-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5320754B2 (ja) プロジェクタ及びこれを備える携帯機器
KR101600911B1 (ko) 광원 유닛 및 프로젝터
CN109143746B (zh) 光源装置以及投影装置
KR101623004B1 (ko) 광원 유닛 및 프로젝터
JP4256423B2 (ja) 2次元画像形成装置
JP4254672B2 (ja) 携帯型情報機器
KR100765765B1 (ko) 프로젝터/프로젝션 겸용 디스플레이 장치
US20150286119A1 (en) Light source apparatus and projection apparatus
US7874683B2 (en) Mobile phone with an image projection device
JP4535508B2 (ja) 携帯電話機
JP2004514925A (ja) 覗き込みと投射ディスプレイのデュアルモードシステム
JP5428079B2 (ja) 蛍光発光装置及びプロジェクタ
US20100248792A1 (en) Display Device and Mobile Terminal Device
JP2011128366A (ja) 投写型表示装置、携帯端末装置および携帯型カメラ
JP2010028412A (ja) 電子機器
KR20080080388A (ko) 레이저-기반 프로젝터의 색 혼합 막대 통합기
JP2013038626A (ja) 撮像装置およびプロジェクター
JP4239107B2 (ja) 光源装置及びプロジェクタ
JP2019062463A (ja) 投影装置及び投影方法
JP2006201328A (ja) プロジェクタ
US20130155113A1 (en) Image display device and mobile device
JP6701531B2 (ja) 光源装置及び投影装置
JP4796803B2 (ja) 投写型表示装置の光学系とその光学系を備えた投写型表示装置
JP2008107527A (ja) プロジェクタ
JP2015045778A (ja) 光源装置及びプロジェクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120820

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130305

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130416

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130701

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5320754

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350