JP5320381B2 - 臨床検査情報処理装置、システム及び分析装置、並びにそれらのプログラム - Google Patents
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Description
このような検査結果の承認を行うことが可能な臨床検査システムとして、例えば特許文献1記載の臨床検査システムが知られている。この臨床検査システムによれば、検査技師による承認が終了した検査結果にはフラグが入力され、フラグが入力されている検査結果のみを、医師が参照できるようになっている。したがって、未承認の検査結果を医師が参照してしまうことが防止される。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、精度管理結果が承認された分析装置の測定結果だけを承認対象とすることで、検査技師の手間を省きながら信頼性の低い検査結果が医師に報告されてしまうのを確実に防ぐことができる臨床検査情報処理装置、システム及び分析装置、並びにそれらのプログラムを提供することを目的としている。
図1は本発明の一実施の形態に係る臨床検査情報処理システム(以下、単にシステムともいう)の構成を示す図である。本実施の形態に係るシステムは、患者の血液や尿等の検体を分析し、その結果を示す分析結果を外部に出力し得る分析装置10、20、30と、前記分析結果を受信し、処理する臨床検査情報処理装置であるサーバコンピュータ1と、前記サーバコンピュータ1に接続されており、検査技師が分析結果の承認等の操作を行うユーザコンピュータ3とで主に構成されている。本実施の形態では、分析結果を参照し得る端末であるクライアントコンピュータ2が院内に3台設けられており、これらのクライアントコンピュータ2は院内ホストコンピュータ4を経由して前記サーバコンピュータ1に接続されている。また、サーバコンピュータ1には、患者検体の分析結果等を出力する出力手段であるプリンタ5が接続されている。そして、サーバコンピュータ1、ユーザコンピュータ3、及びプリンタ5によりLIS(Laboratory Infomation System)が構成されており、前記院内ホストコンピュータ4及びクライアントコンピュータ2によりHIS(Hospital Infomation System)が構成されている。前記サーバコンピュータ1と院内ホストコンピュータ4との間、この院内ホストコンピュータ4とクライアントコンピュータ2との間、サーバコンピュータ1とユーザコンピュータ3との間等は、LAN等のネットワークによって結ばれている。なお、本明細書では、検体の分析や承認を行う側の検査技師等を「ユーザ」といい、検査を依頼し、得られた検査結果を参照、利用する側の医師、看護師、患者等を「クライアント」というものとする。また、本明細書で「検体」とは、「精度管理検体」又は「QC検体」という場合を除き、患者や健康診断の被験者等、ヒトや動物から提供された分析用の検体をいう。
前述したように、本実施の形態では、分析結果の承認及び精度管理結果の承認の両方について、所望により手動又は自動のどちらでも行えるように構成されており、具体的には、以下の4つのモードの中から所望のモードを選択することができる。
モード1ではQC結果承認及び患者検体結果承認の両方が手動で行われる。そして、QC結果承認にはQC結果手動承認プログラムが用いられ、患者検体結果承認には患者検体結果手動承認プログラム1が用いられる。
すべてのモードにおいて共通しているが、分析装置10、20、30での分析結果(患者検体及び精度管理用検体の両方を含む)は、サーバコンピュータ1に送信され、当該サーバコンピュータ1の所定のデータベースに格納される。図4は、このようなデータの受信を行う通信プログラム(サーバコンピュータ1にインストールされている。後述する他のプログラムも同様)による処理の手順を示すフローチャートである。
QC結果の承認にはQC結果手動承認プログラムが用いられる。図5は、かかるQC結果手動承認プログラムによる処理の手順を示すフローチャートである。
このプログラムは、例えば検査技師(ユーザ)が自己の端末装置(ユーザコンピュータ3)の画面を開いたときに起動するように設定することができ、起動すると、まずQC結果承認画面が前記端末装置の表示部に表示される(ステップS20)。そして、検査技師がQC結果の承認をすべき分析装置を特定する分析装置IDを入力する(ステップS21)と、指定された分析装置のQC結果(未承認)がQC結果DBから取得される(ステップS22)。 検査技師はQC結果DBから取得され、且つQC結果承認画面上に表示されているQC結果を確認し、これが承認してもよい値であるか否かの判断をし、承認してもよい値であるときは、承認ボタンを押す(ステップS23)。図8は、このようなQC結果承認画面の一例を示しているが、図において右下の「承認」ボタン63をクリックすることでQC結果の承認が行われる。図8の例では、2つの項目(WBCとRBC)についてQC結果の承認が行われており、承認しようとするチェックボックス62に「×」印が表示されるようになっている。
患者検体結果の承認には患者検体結果手動承認プログラム1が用いられる。図6は、かかる患者検体結果手動承認プログラム1による処理の手順を示すフローチャートである。
このプログラムは、例えば一定時間毎に、又は所定の時間(例えば、午前10時、午後2時及び午後4時)に、さらには未承認の患者検体結果が患者検体結果DBに一定数蓄積される毎に起動するように設定することができる。プログラムが起動すると、患者と検査結果を検索する画面が表示される(ステップS30)。ついで、検索条件が入力されると(ステップS31)、検索が実行される(ステップS32)。検索は、適宜の条件にしたがって行うことができる。例えば、患者IDや承認の緊急度(この場合、患者検体結果の属性として緊急度を設定しておく必要がある)を検索条件とすることができる。
表の部分は、左端から順に、QC結果の承認状況欄72、患者検体結果の承認状況欄73、検査項目欄74、検査結果欄75、上下限マーク欄76、検査結果に対するコメント欄77、再検査状態の表示欄78、単位欄79、及び基準値欄80である。QC結果の承認状況欄72において、「Y」は承認を表わしている(「N」は未承認、空白は未測定)。患者検体結果の承認状況欄73において、「1」は測定済且つ未承認を表わしている(「0」は未測定、「2」は承認済)。上下限マークは、検査結果が基準値からどの程度外れているのかを表わしており、「L」、「l」、「h」及び「H」のいずれかで表示される。「h」は検査結果が基準値よりやや大きいことを示しており、「H」は検査結果が基準値よりかなり大きいことを示しており、「l」は検査結果が基準値よりやや小さいことを示しており、「L」は検査結果が基準値よりかなり小さいことを示している。この例では、患者検体結果の承認状況欄73において該当する測定項目をクリックし、ついで画面右下の「Validation」ボタン81(承認ボタン)をクリックすることで患者検体結果の承認をすることができる。
分析結果を承認する画面中に精度管理結果の承認に関連する情報を表示することで、分析結果を承認しようとする検査技師は、分析装置の精度管理結果が承認されているか否かを確認しつつ分析結果の承認をすることができる。換言すれば、検査技師は、分析装置の精度管理の状況(分析装置がメーカの仕様通りの機能を発揮し得る状態であるか否か)を把握しつつ分析結果の承認をすることができる。
ついで、前記患者検体を分析した分析装置のQC結果が承認されているか否かの判断がなされる(ステップS35)。具体的には、QC結果DBにおいて承認フラグが「1」であるか否かが判断される。そして、QC結果が承認されていると判断されると、初めて患者検体結果が承認され、その結果が患者検体結果DBに反映される(ステップS36)。具体的には、承認状態を表わす承認レベルが所定の値に更新される。例えば、承認レベルとして、「0」(未測定)、「1」(未承認)及び「2」(承認済)3つのレベルを設定した場合、この承認レベルを「2」に更新することができる。なお、同じ承認であっても、複数のレベルの承認を設定することもできる。例えば、一般の検査技師とともに、この検査技師よりも経験が豊富であり検査に熟練した上位の検査技師が分析結果の承認をするような場合、一般の検査技師による承認を承認レベル2とし、上位の検査技師による承認を承認レベル3とすることで、承認の信頼性についての情報を医師等に提供することができる。
なお、本実施の形態において、サーバコンピュータ1は、QC結果及び患者検体の承認を、ユーザコンピュータ3に承認画面を表示させることによって受け付けているが、これらの承認画面を表示部43に表示することによって承認を受け付けてもよい。
すべてのモードにおいて共通しているが、承認された患者検体結果は主治医等に報告される。図7は、このような患者検体結果の報告を行う報告プログラムによる処理の手順を示すフローチャートである。
前記報告プログラムによれば、分析結果のうち承認されている分析結果だけが出力されるので、精度管理結果が承認された信頼性の高い分析装置による測定結果だけを得ることができる。
モード2ではQC結果承認が自動で行われ、患者検体結果承認が手動で行われる。そして、患者検体結果承認には患者検体結果手動承認プログラム2が用いられる(QC結果を自動承認するステップは前記患者検体結果手動承認プログラム2に組み込まれている)。なお、モード2及び後述するモード3〜4において、分析装置からのデータ通信及び患者検体結果の報告の手順はモード1と同じであるので、それらについての説明は省略する。
患者検体結果の承認には患者検体結果手動承認プログラム2が用いられる。図12は、かかる患者検体結果手動承認プログラム2による処理の手順を示すフローチャートである。
プログラムが起動すると、患者と検査結果を検索する画面が表示される(ステップS50)。ついで、検索条件が入力されると(ステップS51)、検索が実行される(ステップS52)。検索は、適宜の条件にしたがって行うことができる。例えば、患者IDや承認の緊急度(この場合、患者検体結果の属性として緊急度を設定しておく必要がある)を検索条件とすることができる。
なお、以上の説明では、ステップS54において患者検体結果の承認が行われた後に、ステップS55においてQC結果が正常範囲内であるか否かの判断がなされているが、QC結果が正常範囲内であるか否かの判断は、検索を実行した直後(ステップS52の直後)に行うようにしてもよい。
モード3ではQC結果承認が手動で行われ、患者検体結果承認が自動で行われる。そして、QC結果承認にはQC結果手動承認プログラムが用いられ、患者検体結果承認には患者検体結果自動承認プログラム1が用いられる。
なお、手動で行われるQC結果承認の手順はモード1と同じであるので、その説明を省略する。
患者検体結果の承認には患者検体結果自動承認プログラム1が用いられる。図13は、かかる患者検体結果自動承認プログラム1による処理の手順を示すフローチャートである。
プログラムが起動すると、まず患者検体結果DBから未承認の患者検査結果が取得される(ステップS60)。ついで、取得した患者検体結果が所定の承認条件に合致するか否かの判断がなされる(ステップS61)。具体的には、患者検体結果の各測定項目について、前記ハードディスク45に格納されている測定項目正常範囲DBを参照しつつ、正常範囲内であるか否かについての判断がなされる。そして、すべての測定項目について正常範囲内である判断されると、つぎのステップに進み、そうでない場合は、当該患者検体結果は未承認のまま、ステップS64に進む。未承認の患者検査結果は、前述したモード1における「手動」による患者検体結果の承認プロセスにより、最終的に承認するか否かの判断がなされる。検査技師が、正常範囲から外れた測定項目について、他の測定項目の検査結果等から判断して、その「外れ」が患者の疾患に起因するものと判断するときは、当該患者の検査結果の承認をする。
なお、以上の説明では、ステップS61において患者検体結果が所定の承認条件に合致するか否かを判断した後に、ステップS62においてQC結果が承認済であるか否かを判断しているが、これらのステップは順序を逆にしてもよい。
モード4ではQC結果承認及び患者検体結果承認の両方が自動で行われる。そして、患者検体結果承認には患者検体結果自動承認プログラム2が用いられる(QC結果を自動承認するステップは前記患者検体結果自動承認プログラム2に組み込まれている)。
患者検体結果の承認には患者検体結果自動承認プログラム2が用いられる。図14は、かかる患者検体結果自動承認プログラム2による処理の手順を示すフローチャートである。
プログラムが起動すると、まず患者検体結果DBから未承認の患者検査結果が取得される(ステップS70)。ついで、取得した患者検体結果が所定の承認条件に合致するか否かの判断がなされる(ステップS71)。具体的には、患者検体結果の各測定項目について、前記ハードディスク45に格納されている測定項目正常範囲DBを参照しつつ、正常範囲内であるか否かについての判断がなされる。そして、すべての測定項目について正常範囲内である判断されると、つぎのステップに進み、そうでない場合は、当該患者検体結果は未承認のまま、ステップS74に進む。未承認の患者検査結果は、前述したモード1における「手動」による患者検体結果の承認プロセスにより、最終的に承認するか否かの判断がなされる。検査技師が、正常範囲から外れた測定項目について、他の測定項目の検査結果等から判断して、その「外れ」が患者の疾患に起因するものと判断するときは、当該患者の検査結果の承認をする。
ついで、患者検体結果の承認が全て終了したか否かの判断がなされ、「No」の場合はステップS70に戻って、つぎの未承認の患者検体結果が患者検体結果DBから取得され、「Yes」の場合は患者検体結果承認プロセスが終了する。
なお、以上の説明では、ステップS71において患者検体結果が所定の承認条件に合致するか否かを判断した後に、ステップS72においてQC結果が正常範囲内であるか否かを判断しているが、これらのステップは順序を逆にしてもよい。
なお、図15に示される実施の形態においても、分析装置10のコンピュータ12のハードディスクに前記サーバコンピュータ1(図2〜3参照)と同様のDB及びプログラムを格納することもできる。
2、3クライアントコンピュータ
4院内ホストコンピュータ
10、20、
30 分析装置
11、21、
31装置本体
19プリンタ
40コンピュータ本体
42表示部
45ハードディスク
46CPU
Claims (10)
- 検体分析装置とネットワークを介して通信可能に接続されており、検体分析装置が検体を分析して得られる検体分析結果の承認処理を行うための臨床検査情報処理装置であって、
検体分析装置から受信した検体分析結果、検体分析装置から受信した精度管理用検体の分析結果である精度管理分析結果、検体分析結果を承認するための所定の条件および精度管理分析結果の正常範囲を記憶するための記憶部と、
前記精度管理分析結果が前記正常範囲内にあり、且つ、前記検体分析結果が前記所定の条件に合致する場合に、前記検体分析結果を承認する処理を自動的に実行する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記精度管理分析結果が前記正常範囲の外にある場合には、前記検体分析結果が前記所定の条件に合致する場合であっても前記検体分析結果を自動的に承認する処理を実行せず、前記検体分析結果が前記所定の条件に合致しない場合には、前記精度管理結果が前記正常範囲内にある場合であっても前記検体分析結果を自動的に承認する処理を実行しないことを特徴とする臨床検査情報処理装置。 - 前記記憶部は、前記検体分析結果を承認するための前記所定の条件として、検体分析結果の正常範囲(第2正常範囲)を記憶しており、前記制御部は、前記精度管理分析結果が前記正常範囲内にあり、且つ、前記検体分析結果が前記第2正常範囲内にある場合に、前記検体分析結果を自動的に承認する処理を実行する請求項1に記載の臨床検査情報処理装置。
- さらに表示部を備え、前記制御部は、前記検体分析結果が前記第2正常範囲の外にある場合に、前記検体分析結果の承認の入力が可能な検体分析結果承認画面を前記表示部に表示し、前記検体分析結果承認画面を介して前記検体分析結果の承認の入力がなされた場合に、前記精度管理分析結果が前記正常範囲内にあれば前記検体分析結果を承認する処理を実行する請求項2に記載の臨床検査情報処理装置。
- さらに表示部を備え、前記制御部は、前記検体分析結果が前記第2正常範囲の外にある場合に、前記検体分析結果の承認の入力が可能な検体分析結果承認画面を前記表示部に表示し、前記検体分析結果承認画面を介して前記検体分析結果の承認の入力がなされた場合であっても前記精度管理分析結果が前記正常範囲の外であれば検体分析結果を承認する処理を実行しない請求項2に記載の臨床検査情報処理装置。
- 前記制御部は、前記検体分析結果承認画面を介して前記検体分析結果の承認の入力がなされ、且つ前記精度管理分析結果が前記正常範囲の外である場合に、精度管理分析結果を承認できない旨のメッセージ及び/又は分析装置の点検を促すメッセージを表示部に表示する請求項4に記載の臨床検査情報処理装置。
- 前記制御部は、前記第2正常範囲を前記検体分析結果承認画面に表示する請求項3〜5のいずれか1項に記載の臨床検査情報処理装置。
- さらに表示部を備え、前記制御部は、前記検体分析結果が前記所定の条件に合致し、且つ前記精度管理分析結果が前記正常範囲の外である場合に、前記精度管理分析結果を承認できない旨のメッセージ及び/又は分析装置の点検を促すメッセージを表示部に表示する請求項1に記載の臨床検査情報処理装置。
- 検体分析結果を外部に出力し得る検体分析装置と、検体分析装置とネットワークを介して通信可能に接続されており、検体分析装置が検体を分析して得られる検体分析結果の承認処理を行うための臨床検査情報処理装置と、を備える臨床検査情報処理システムであって、
臨床検査情報処理装置が、
検体分析装置から受信した検体分析結果、検体分析装置から受信した精度管理用検体の分析結果である精度管理分析結果、検体分析結果を承認するための所定の条件および精度管理分析結果の正常範囲を記憶するための記憶部と、
前記精度管理分析結果が前記正常範囲内にあり、且つ、前記検体分析結果が前記所定の条件に合致する場合に、前記検体分析結果を承認する処理を自動的に実行する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記精度管理分析結果が前記正常範囲の外にある場合には、前記検体分析結果が前記所定の条件に合致する場合であっても前記検体分析結果を自動的に承認する処理を実行せず、前記検体分析結果が前記所定の条件に合致しない場合には、前記精度管理結果が前記正常範囲内にある場合であっても前記検体分析結果を自動的に承認する処理を実行しないことを特徴とする臨床検査情報処理システム。 - 検体を分析して検体分析結果を得る分析手段と、
分析手段により検体を分析して得られた検体分析結果、分析手段により精度管理用検体を分析して得られた精度管理分析結果、検体分析結果検体分析結果を承認するための所定の条件および精度管理分析結果の正常範囲を記憶するための記憶部と、
前記精度管理分析結果が前記正常範囲内にあり、且つ、前記検体分析結果が前記所定の条件に合致する場合に、前記検体分析結果を承認する処理を自動的に実行する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記精度管理分析結果が前記正常範囲の外にある場合には、前記検体分析結果が前記所定の条件に合致する場合であっても前記検体分析結果を自動的に承認する処理を実行せず、前記検体分析結果が前記所定の条件に合致しない場合には、前記精度管理結果が前記正常範囲内にある場合であっても前記検体分析結果を自動的に承認する処理を実行しないことを特徴とする分析装置。 - 検体分析装置が検体を分析して得られる検体分析結果の承認処理を行うために、検体分析装置から受信した検体分析結果、検体分析装置から受信した精度管理用検体の分析結果である精度管理分析結果、検体分析結果検体分析結果検体分析結果を承認するための所定の条件および精度管理分析結果の正常範囲を記憶するための記憶部を備えたコンピュータに、
前記精度管理分析結果が前記正常範囲内にあり、且つ、前記検体分析結果が前記所定の条件に合致する場合に、前記検体分析結果を承認する処理を自動的に実行させ、
前記精度管理分析結果が前記正常範囲の外にある場合には、前記検体分析結果が前記所定の条件に合致する場合であっても前記検体分析結果を自動的に承認する処理を実行させず、前記検体分析結果が前記所定の条件に合致しない場合には、前記精度管理結果が前記正常範囲内にある場合であっても前記検体分析結果を自動的に承認する処理を実行させないことを特徴とする臨床検査情報処理用のプログラム。
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