JP2002329004A - データ管理装置 - Google Patents

データ管理装置

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JP2002329004A
JP2002329004A JP2002031983A JP2002031983A JP2002329004A JP 2002329004 A JP2002329004 A JP 2002329004A JP 2002031983 A JP2002031983 A JP 2002031983A JP 2002031983 A JP2002031983 A JP 2002031983A JP 2002329004 A JP2002329004 A JP 2002329004A
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analyzers
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Noriyoshi Arikawa
典佳 蟻川
Eiko Mineshima
英光 峯島
Tetsuya Iwase
哲也 岩瀬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、病院やその他の医療機関等で使用
される分析装置に接続されその分析装置で得られたデー
タを管理するデータ管理装置に関し、複数台の分析装置
を統合管理する。 【構成】 複数台の分析装置で得られた測定結果の正
常、異常を、各分析装置と対応づけて、複数台の分析装
置にわたって1つの監視画面に表示する。また複数の分
析装置における測定の進捗状況を、各分析装置および各
検体に対応づけて、測定分野別に複数台の分析装置にわ
たって1つの工程管理画面に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば病院やその他の
医療機関等で使用される分析装置に接続されその分析装
置で得られたデータを管理するデータ管理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、患者の、例えば、血液を遠心
分離することにより生成される血清等を検体とし、その
検体を検査(測定)して各種の測定項目についてデータ
を得る分析装置が広く採用されている。
【0003】このような分析装置では、上述のような患
者検体を測定してその測定データ(「患者データ」と称
する)を得ることのほか、管理試薬を測定してその管理
試薬の測定データ(「コントロールデータ」と称する)
を得て、そのコントロールデータがあらかじめ予定され
た値にあるか否か、即ちその分析装置の精度がきちんと
保たれた状態にあるか否かをチェックする必要がある。
【0004】また、1つの検体から複数の項目の測定を
行なう場合、その測定項目によっては、あるいは個々の
分析装置機能によっては、その1つの検体を複数に分注
し、分注された検体を複数の分析装置それぞれにセット
して複数項目の測定データを得ることが行なわれてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の分析装置には、
個々に、例えばコンピュータシステム等からなるデータ
管理装置が接続され、各分析装置毎にデータ管理が行な
われているため、以下のような各種の問題が生じてい
た。
【0006】すなわち、分析装置の精度管理、データ管
理に関しては、 (a)分析装置毎に異なる手法で管理が行なわれ、精度
管理が統一できない。 (b)データ管理が分析装置毎にクローズされてしま
い、関連するデータをまとめて管理することができな
い。 (c)管理部署が分散され管理の効率が悪い。 (d)管理試薬を測定して得たコントロールデータの管
理方法が複雑であって分析装置の精度異常を即座には判
定できない。 (e)新たな分析装置を導入すると、それに伴ってその
分析装置のデータ管理装置も新たに必要となる。という
種々の問題が存在していた。
【0007】また、1つの検体を複数に分注して複数の
分析装置で測定を行なう場合に特に問題となる、各分析
装置にセットした検体が現在どのような状態にあるかを
管理する工程管理に関しては、 (f)検査依頼項目に対し、検査漏れが無いかどうかを
管理するのが難しい。 (g)検査自体は洩れなくきちんと行なわれたとして
も、複数の分析装置で得られた測定データを患者毎に洩
れなくまとめることが難しい。という問題がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑み、複数台の分析
装置を統合管理するのに適したデータ管理装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1のデータ管理装置は、 (1−1)複数台の分析装置における測定結果を表わす
測定データの受信が可能なインターフェース (1−2)上記インターフェースを経由して入力された
測定データが表わす測定結果の正常、異常を弁別する弁
別手段 (1−3)上記弁別手段による正常、異常の弁別結果
を、各分析装置と対応づけて、複数台の分析装置にわた
って1つの監視画面に表示するとともに、その監視画面
を逐次更新する表示手段 を備えたことを特徴とする。
【0010】ここで、上記本発明の第1のデータ管理装
置において、上記測定データが、分析装置における管理
試薬の測定結果を表わすコントロールデータと、分析装
置における検体の測定結果を表わす患者データとからな
り、上記(1−2)の弁別手段が、コントロールデータ
と患者データとの双方についてそれぞれ正常、異常を弁
別するものであって、上記(1−3)の表示手段が、弁
別手段による、コントロールデータと患者データとの双
方についての正常、異常の弁別結果を、複数台の分析装
置にわたって1つの監視画面に表示するものであること
が好ましい。
【0011】また、この場合に、 (1−4)表示画面に表示された複数の情報の中の1つ
を指定する操作子手段 (1−5)上記操作子手段により、監視画面内の異常表
示が指定された場合に、その指定を受けて、指定された
異常表示が患者データに対応するものであった場合は、
その患者データを表示する画面に切り換え、指定された
異常表示がコントロールデータに対応するものであった
場合は、そのコントロールデータに対応する分析機器の
管理図を表示する画面に切り換える画面切換手段を備え
ることが好ましい。
【0012】また、上記本発明の第2のデータ管理装置
は、 (2−1)複数台の分析装置における測定予定検体を特
定する検体特定データと、これら複数台の分析装置にお
ける検体の測定結果を表わす患者データの受信が可能な
インターフェース (2−2)上記インターフェースを経由して入力された
検体特定データと患者データとに基づいて、各分析装置
における測定の進捗状況を、各分析装置および各検体に
対応づけて、複数台の分析装置にわたって1つの工程管
理画面に表示するとともに、その工程管理画面内の進捗
状況の表示を逐次更新する表示手段を備えたことを特徴
とする。
【0013】ここで、上記本発明の第2のデータ管理装
置において、上記(2−2)の表示手段が、測定分野別
の工程管理画面を表示するものであることが好ましい。
【0014】さらに、上記本発明の第2のデータ管理装
置において、 (2−3)表示画面に表示された複数の情報の中の1つ
を指定する操作子手段 (2−4)検体特定データと患者データとに基づいて、
検体の所在を表わす検体アリバイ情報を抽出する抽出手
段 (2−5)操作子手段により、工程管理画面内の検体の
進捗状況の表示のうちの少なくとも一部の所定の表示が
指定された場合に、その指定を受けて、指定された表示
に対応する検体の所在を表示する画面に切り換える画面
切換手段 を備えることが好ましい。
【0015】
【作用】本発明の第1のデータ管理装置は、上記(1−
1)のインターフェースにより複数台の分析装置と接続
され、上記(1−2)の弁別手段により正常、異常を弁
別し、上記(1−3)の表示手段により、正常、異常の
弁別結果を、各分析装置と対応づけて、複数台の分析装
置にわたって1つの監視画面に表示するものであり、1
つの監視画面により、複数台の分析装置で得られたデー
タの正常、異常が統合的に管理され、作業効率がアップ
する。また、統一したデータチェック基準によりチェッ
クすることができ、高品質のデータの提供が可能とな
る。また、その監視画面は逐次更新されるため、分析装
置に異常が生じた場合、あるいは、その分析装置で測定
された検体に何らかの異常があった場合は、その異常を
早期に発見でき、異常が生じた分析装置を用いて無駄な
測定を行なうことを防止し、あるいは、検体の測定デー
タに異常があった場合に直ちに再検査を行なう等の迅速
な処置が可能となる。
【0016】また、本発明の第1のデータ管理装置にお
いて、上記(1−5)の画面切換手段を備えると、異常
があったときに、その異常の原因の分析が効率化され、
この点からも作業性が向上する。
【0017】また、本発明の第2のデータ管理装置は、
各分析装置における測定の進捗状況を、各分析装置およ
び各検体に対応づけて、例えば、各測定分野(例えば生
化学、血液、血清等)毎に、複数台の分析装置にわたっ
て1つの工程管理画面に表示する表示手段を備えたもの
であるため、各分析装置における作業予測、作業の進捗
状況を統合的に管理することができる。
【0018】また、本発明の第2のデータ管理装置にお
いて、上記(2−3)〜(2−5)の操作子手段、抽出
手段、および画面切換手段を備えると、簡単な操作で検
体の所在を表示する画面に切り換えられ、検体が現在ど
こにあるかという検体のアリバイ管理が可能となる。
【0019】このように、本発明によれば、検査作業の
ためのシステムや作業のトータルのコストダウンが可能
となる。
【0020】また、複数の分析装置や複数のデータ管理
装置をLAN(Local Area Networ
k)等で接続し、どのデータ管理装置でも利用できるよ
うに構成すると、自由度の高いシステムが構築される。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0022】図1は、本発明の第1のデータ管理装置の
一実施例における監視画面を模式的に示す図である。こ
こでは、理解の容易のため、データ管理装置の構成の説
明に先立ち、監視画面について説明する。
【0023】この、データ管理装置は、複数台の分析装
置5a,5b,…と接続されており、各分析装置5a,
5b,…からは、各分析装置5a,5b,…で管理試薬
を測定することにより得られたコントロールデータ、お
よび検体を測定することにより得られた患者データが入
力される。データ管理装置は、入力されたコントロール
データおよび患者データを後述するように処理した後、
図1に示す総合監視画面14を表示する。この総合監視
画面14には、複数の分析装置A,B,C,…それぞれ
について、各分析装置A,B,C,…で最新に得られた
コントロールデータの正常、異常、および各分析装置
A,B,C,…で最新に得られた患者データの正常、異
常が表示され、かつ各分析装置A,B,C,…が測定を
行なうことができ、かつその測定データを収集すること
ができる状態にあるか否かが、「収集中」を表示するか
否かで示されている。この画面は、ここに表示されたい
ずれかの分析装置で、新たなコントロールデータ、ある
いは新たな検体についての患者データが得られる毎に更
新される。
【0024】図1に示す総合監視画面14が表示されて
いる状態で、マウス等の操作子(図示せず)を操作し
て、分析装置Aのコントロールデータに対応する「異
常」を指定して次の画面を開くと、例えばX管理図と、
他の管理図、例えば、X−R管理図、CuSUM管理図
等の各種の管理図の項目が列挙された管理図一覧表とが
表示され、その管理図一覧表の中の1つ、例えばX−R
管理図が指定されると、今度は、X管理に代わり、その
分析装置AのX−R管理図が画面上に表示される。
【0025】また、図1に示す総合監視画面14が表示
されている状態で、分析装置Cの患者データに対応する
「異常」を指定すると、その患者データの詳細が表示さ
れる。この患者データ画面には、同一の検体ないし同一
患者について再検査が行なわれた場合、再検査により得
られたデータも表示される。また、今回値の上下限チェ
ック、前回値との比チェック、前回値との差チェックの
結果を表示することもできる。
【0026】図2は、本発明の第1のデータ管理装置の
一実施例を含むシステムの全体構成図である。
【0027】検査オーダ(測定項目)1は、オーダ登録
装置2で画面から入力し、検査オーダファイル3に格納
する。
【0028】分析装置制御部4a,4b,…は、分析装
置5a,5b,…との双方向通信を司る制御部である。
分析装置5a,5b,…より問い合わせ情報が出力され
たとき、検査オーダファイル3より検査オーダを分析装
置5aに指示する。また、分析装置5a,5b,…より
測定結果(コントロールデータと患者データ)が出力さ
れたとき、それを、LANを経由して、データ管理装置
内の検証部6a,6b,…に渡す。
【0029】検証部6a,6b,…では、図3に示すよ
うに、コントロールデータと患者データを分別し、コン
トロールデータは、コントロールデータ検証ロジックテ
ーブル7a,…を参照して、そのコントロールデータを
得た管理試薬の管理標準値を表わす既知データとの再現
性によって対応する分析装置の状態を検証し、検証結果
をコントロールデータ検証結果ファイル8a,…に格納
する。また、患者データは、患者データ検証ロジックテ
ーブル9a,…を参照して、その患者データが、例えば
正常範囲内にあるか否か等の正確性の検証を行い、患者
データ検証結果ファイル10a,…に格納する。
【0030】なお、コントロールデータ検証ロジックテ
ーブル7a,…は、コントロールデータを検証するため
の既知データをテーブル化したものであり、患者データ
検証ロジックテーブル9b,…は、患者データを検証す
るための検証手段とその値をテーブル化したものであ
る。
【0031】以上の、分析装置制御部4a,4b,…と
検証部6a,6b,…は、分析装置5a,5b,…毎に
存在する。
【0032】また、コントロールデータ検証ロジックテ
ーブル7a,…、コントロールデータ検証結果ファイル
8a,…、患者データ検証ロジックテーブル9a,…、
患者データ検証結果ファイル10a,…は、分析装置5
a,5b,…毎のデータを保有する。
【0033】次に、統合監視部11は、図4に示すよう
に、分析装置5a,5b,…毎に格納されているコント
ロールデータ検証結果ファイル8a,…と患者データ検
証結果ファイル10a,…を一定時間毎に参照し、検証
結果を一括して、図1に示すような統合監視画面14を
自動的に表示する。
【0034】コントロールデータ監視部12は、統合監
視画面14より、分析装置を確定後、管理図表示の指示
を受けたとき、コントロールデータの詳報を管理図表示
15を行う。管理図は、前述したように、指示によっ
て、手法を換えて表示する。
【0035】患者データ監視部13は、統合監視画面1
4より、患者データ表示の指示を受けたとき、検証結果
と再検確認のための患者データを時系列的に患者データ
検証結果画面16に表示する。
【0036】従来、検証作業は、各分析装置制御部で分
散して行っており、分析装置毎に状態管理が必要で、作
業が煩雑かつコスト高であった。当処理では、複数の分
析装置の検証結果を統合することで、検証作業が広い範
囲で行え、作業が軽減され、システムコストがセーブさ
れる。
【0037】また、管理図表示は、従来、業務メニュー
から管理図を選択した後、個々に表示していた。当処理
では、統合監視画面から管理図が連携して表示されるた
め、簡易な操作が実現できる。
【0038】図5は、本発明の第2のデータ管理装置の
一実施例における、工程管理画面を模式的に示す図であ
る。
【0039】この工程管理画面は、生化学の分野におけ
る工程管理画面である。
【0040】この工程管理画面には、オーダ番号と、患
者氏名と、その患者の検体がどの分析装置にあって、測
定待(未)か、測定済(済)か、あるいは再検査待(再
検)かが対応づけられて表示されている。
【0041】図示しない操作子を操作して測定待を表わ
す「未」を指定すると、その測定待の検体の詳細情報が
表示され、再検査待を表わす「再検」を指定すると、そ
の再検査を要する検体の詳細情報が表示される。その
「再検」に対応する検体の詳細情報中には、その検体が
現在どこにあるかを表わす検体アリバイ情報も表示され
ている。
【0042】図6は本発明の第2のデータ管理装置の一
実施例を含むシステムの全体構成図である。
【0043】検査オーダ(測定項目)1は、オーダ登録
装置2で画面から入力し、検査オーダファイル3に格納
する。
【0044】工程選別部17は、図7に示すように、検
査オーダファイル3を参照し、測定項目を抽出する。こ
の検査オーダファイル3に格納されたデータが、本発明
にいう検体特定データに対応する。次に工程選別ロジッ
クテーブル18を参照し、測定項目より分析装置ごとの
作業表を作成し、測定分野を決定する。それを測定分野
単位に、図8に示すような分野別作業表ファイル19
a,19b,…に格納する。図8に示す作業表中の「状
態」としては、「未検査」、「検査済」、「再検中」の
うちのいずれかが表示される。
【0045】なお、工程選別ロジックテーブル18は、
測定項目と分析装置、分析装置とその分野の関係をテー
ブル化したものである。
【0046】分析装置制御部4a,4b,…は、分析装
置5a,5b,…との双方向通信を司る制御部である。
分析装置5a,5b,…より測定結果(患者データ)が
出力されたとき、それを患者データ検証部20a,20
b,…に渡す。
【0047】患者データ検証部20a,20b,…で
は、患者データ検証ロジックテーブル21a,…を参照
して、患者データの正確性の検証を行い、患者データ検
証アリバイファイル22a,…に格納する。また、患者
データより、検体アリバイ情報を生成し、患者データ検
証アリバイファイル22a,…に格納する。
【0048】なお、患者データ検証ロジックテーブル2
1a,…は、患者データを検証するための検証手段とそ
の値をテーブル化したものである。
【0049】以上、分析装置制御部4a,4b,…と患
者データ20a,20b,…は、分析装置ごとに存在す
る。
【0050】また、患者データ検証ロジックテーブル2
1a,…、患者データ検証アリバイファイル22a,…
は、分析装置毎のデータを保有する。
【0051】次に工程管理表示部23は、図9に示すよ
うに、作業表が格納されている分野別作業表ファイル1
9a,19b,…と患者データ検証結果が格納されてい
る患者データ検証アリバイファイル22a,22b,…
を突き合わせ、測定結果と検証結果により進渉状況を判
定する(未測定のとき:未検査、検証結果が否のとき:
再検中、検証結果が可のとき:検査済を編集する)。ま
た、工程管理表示部23は、画面より指示された分野に
属する分析装置の進渉状況を一定時間毎に自動的に測定
し、図5に示すような工程管理画面24を表示、更新す
る。
【0052】さらに、工程管理画面24からの指示によ
って、患者データ検証アリバイファイル19a,19
b,…から検体アリバイ情報表示画面25を表示する。
【0053】従来、工程管理は、検査オーダと測定結果
により行われ、分析装置単位などの限定された作業工程
しか管理できなかった。よって、管理対象が細かくな
り、処理が煩雑であった。当処理では工程管理単位を検
査分野などの広い範囲でグループ化し、工程情報とアリ
バイ情報を新たに設けることにより、作業工程の把握が
簡略化された。
【0054】また、検体アリバイ情報により、検査物と
アリバイ情報との対応づけが明確になった。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1のデ
ータ管理装置によれば、複数の分析装置について統一さ
れた手法による精度管理が実現し、多機能な表示機能に
より、異常データの早期発見とデータの多角解析が可能
となり、高品質の検査データが診療部門に提供できる。
また、今まで測定ライン毎に分散していたデータ管理
が、統合監視機能により、複数の分析装置の集中監視が
実現し、作業効率アップが可能となる。
【0056】また、本発明の第2のデータ管理装置によ
れば、検査工程の詳細管理機能により、作業予測、作業
進捗管理、検体のアリバイ管理が実現し、臨床検査管理
者へのマネージメント支援が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1のデータ管理装置の一実施例にお
ける、監視画面を模式的に示す図である。
【図2】本発明の第1のデータ管理装置の一実施例を含
むシステムの全体構成図である。
【図3】検証部での処理フローを示す図である。
【図4】統合監視部での処理フローを示す図である。
【図5】本発明の第2のデータ管理装置の一実施例にお
ける、工程管理画面を模式的に示す図である。
【図6】本発明の第2のデータ管理装置の一実施例を含
むシステムの全体構成図である。
【図7】工程選別部での処理フローを示す図である。
【図8】分野別作業表ファイルの例を示す図である。
【図9】工程管理表示部における処理フローを示す図で
ある。
【符号の説明】
5a,5b 分析装置 6a,6b 検証部 11 統合監視部 14 統合監視画面 15 管理図表示 16 患者データ検証結果表示 17 工程選別部 20a,20b 患者データ検証部 23 工程管理表示部 24 工程管理画面 25 検体アリバイ表示画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩瀬 哲也 香川県高松市西宝町3丁目6番22号 株式 会社富士通四国インフォテック内 Fターム(参考) 2G058 GD01 GD05 GD07 GE05 GE09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の分析装置における測定結果を表
    わす測定データの受信が可能なインターフェースと、 前記インターフェースを経由して入力された測定データ
    が表わす測定結果の正常、異常を弁別する弁別手段と、 前記弁別手段による正常、異常の弁別結果を、各分析装
    置と対応づけて、複数台の分析装置にわたって1つの監
    視画面に表示するとともに、該監視画面を逐次更新する
    表示手段とを備え、 前記測定データが、分析装置における管理試薬の測定結
    果を表わすコントロールデータと、分析装置における検
    体の測定結果を表わす患者データとからなり、 前記弁別手段が、前記コントロールデータと前記患者デ
    ータとの双方についてそれぞれ正常、異常を弁別するも
    のであって、 前記表示手段が、前記弁別手段による、前記コントロー
    ルデータと前記患者データとの双方についての正常、異
    常の弁別結果を、複数台の分析装置にわたって1つの監
    視画面に表示するものであることを特徴とするデータ管
    理装置。
  2. 【請求項2】 表示画面に表示された複数の情報の中の
    1つを指定する操作子手段と、 前記操作子手段により、前記監視画面内の異常表示が指
    定された場合に、該指定を受けて、 指定された異常表示が患者データに対応するものであっ
    た場合は、該患者データを表示する画面に切り換え、 指定された異常表示がコントロールデータに対応するも
    のであった場合は、該コントロールデータに対応する分
    析機器の管理図を表示する画面に切り換える画面切換手
    段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のデータ管
    理装置。
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