JP5320258B2 - バルブ及び塗布装置 - Google Patents
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Description
この塗布装置は、ステージ上の基板に対して塗布液を吐出する口金を有する塗布ユニットと、塗布液を溜めているタンクを有する液ユニットと、タンクの塗布液を口金に送るポンプとを備えている。
例えば、図11に示しているように、通常の塗布作業では、主流路91を一方91Aから他方91Bへ向かって塗布液を流す必要があるが、保守管理のために、一方91Aから流れてきた塗布液や洗浄流体を、主流路91の途中で分岐させた副流路92へと流し、排出する場合がある。このために、副流路92の下流側に開閉バルブ93を設け、閉じた状態とすることで、通常の塗布作業では、塗布液を主流路91の一方91Aから他方91Bへ向かって流すことができ、開いた状態とすることで、保守管理のために、塗布液や洗浄流体を副流路92側へ流し、排出させることができる。
本発明によれば、主流路の流体が副流路に流れない第一状態で、弁体が、主流路を構成している周壁の一部となって当該周壁に形成された開口穴を塞いでいるので、この第一状態では、主流路と弁体との間に流体が多く滞留することを防ぐことができる。
すなわち、主流路と弁室との間の壁において、その厚さが極めて薄い部分が存在している。なお、極めて薄いとは、実際は主流路を流れる流体に圧力が作用している等の理由から、その圧力等に耐えられる設計上必要な最小の厚さを有している程度であることを意味している。
このため、流体に気泡が含まれていても、その気泡が開口穴に残留することを防ぐことができる。
本発明の塗布装置によれば、前記バルブを備えていることから、その主流路と弁体との間に流体が多く滞留するのを防ぐことができるため、塗布液や洗浄流体を排出することができる構成でありながら、このようなバルブ内で、当該塗布液や洗浄流体が多く滞留することを防ぐことができる。なお、塗布液が継続して滞留すると僅かに固まったりする等、塗布液の状態や特性が変わってしまうおそれがあるが、本発明によれば、これを防止することが可能となる。
〔塗布装置の構成〕
図1は本発明の塗布装置の概略構成を示している説明図である。この塗布装置は、塗布液が塗布される基板Wを載せるステージ18及びこの基板Wに対して塗布液を吐出する口金3を有している塗布ユニット1を備えた装置本体と、塗布液を溜めるタンク11,12を有し前記装置本体とは別に設置された液ユニット2とを備えている。基板Wはガラス基板であり、塗布液はフォトレジスト液等である。液ユニット2と塗布ユニット1とは、配管4,5を介して接続されている。また、塗布装置は、後に説明するが、塗布液を異なる種類に交換する液換え作業の際に、配管等の各部を洗浄流体によって洗浄するための洗浄ユニット10を備えている。
本発明では、洗浄ユニット10によって洗浄流体が供給される前記流入口23を、第一ポンプ21から切り換えバルブ7の出口ポート33までの間の第一塗布液11Aが流れる流路の途中に設ければよいが、本実施形態では、前記洗浄バルブ13が有する一方の入口ポート131を洗浄流体の流入口23としている。また、他方の入口ポート132は第一塗布液11Aの流入口である。
このように、第一ポンプ21と切り換えバルブ7との間に、洗浄流体の流入口23(入口ポート131)が設けられ、洗浄バルブ13においてこの流入口23から出口ポート133へと洗浄流体が流れる状態とし、かつ、切り換えバルブ7において第一の入口ポート31から出口ポート33へと洗浄流体が流れる状態とすることで、洗浄ユニット10によって前記流入口23に供給された洗浄流体は、当該流入口23から廃液バルブ15、切り換えバルブ7及び配管6を通じて口金3に供給され、当該口金3から排出されるようになる。
これにより、洗浄バルブ13から下流側、すなわち、流入口23から廃液バルブ15、切り換えバルブ7及び配管6を通じて口金3に至る流路が洗浄される。
そして、本発明では、洗浄ユニット10によって洗浄流体が供給される前記流入口24を、第二ポンプ22から切り換えバルブ7の出口ポート33までの間の第二塗布液12Aが流れる流路の途中に設ければよいが、本実施形態では、前記洗浄バルブ14が有する一方の入口ポート231を洗浄流体の流入口24としている。また、他方の入口ポート232は第二塗布液12Aの流入口である。
このように、第二ポンプ22と切り換えバルブ7との間に、洗浄流体の流入口24(入口ポート231)が設けられ、洗浄バルブ14においてこの流入口24から出口ポート233へと洗浄流体が流れる状態とし、かつ、切り換えバルブ7において第二の入口ポート32と出口ポート33へと洗浄流体が流れる状態とすることで、洗浄ユニット10によって前記流入口24に供給された洗浄流体は、当該流入口24から廃液バルブ16、切り換えバルブ7及び配管6を通じて口金3に供給され、当該口金3から排出されるようになる。これにより、洗浄バルブ14から下流側、すなわち、流入口24から廃液バルブ16、切り換えバルブ7及び配管6を通じて口金3に至る流路が洗浄される。
このように、流入口23,24を、バルブの無い単純な分岐流路のうちの一つの流路で構成するのではなく、三方向弁からなる洗浄バルブ13,14の入口ポート131,231とすることにより、洗浄流体がポンプ側へと流れることを当該洗浄バルブ13,14において防ぐことができ、また、洗浄バルブ13,14の流入口23,24よりも下流側の流路を洗浄できることにより、人手による洗浄作業を省くことができる。
そして、本発明では、洗浄流体の前記流入口23と、切り換えバルブ7の出口ポート33との間に、第一塗布液11Aを廃液として排出するための流出口25を設ければよいが、本実施形態では、前記廃液バルブ15の副流路側にある第二流出ポート43を、前記流出口25としている。このため、前記流出口25が前記流入口23の下流側に設けられるので、当該流入口23から供給された洗浄流体を流すだけで、洗浄することができる。
そして、本発明では、洗浄流体の別の前記流入口24と、切り換えバルブ7の出口ポート33との間に、第二塗布液12Aを廃液として排出するための流出口26を設ければよいが、本実施形態では、廃液バルブ16の副流路側にある第二流出ポート143を、前記流出口26としている。このため、前記流出口26が前記流入口24の下流側に設けられるので、当該流入口24から供給された洗浄流体を流すだけで、洗浄することができる。
この廃液バルブ16では、第二塗布液12Aを口金3から吐出するためには、第二流出ポート143(流出口26)が閉じた状態となって当該第二塗布液12Aを流入ポート141から流出ポート142へと流すが、第一塗布液11Aを口金3から吐出する作業中では、第二流出ポート143(流出口26)が開いた状態となって、第二ポンプ22により定期的に圧送された第二塗布液12Aを、流入ポート141から第二流出ポート143(流出口26)へ流す(ブリード動作する)ことができる。第二流出ポート143(流出口26)を流れ出た第二塗布液12Aは、廃液として排出される。なお、このブリード動作の際、切り換えバルブ7の第二の入口ポート32側は閉状態にあるので、第二塗布液12Aは、切り換えバルブ7側である流出ポート142へと流れない。
以上のように構成された塗布装置において、第一塗布液11Aを口金3から吐出して基板W(図1参照)に塗布していた状態から、第二塗布液12Aに交換する作業を説明する。図2は、第一塗布液11Aを塗布し、かつ、第二塗布液12Aについては前記ブリード動作を行うことができる状態を示している。各開閉バルブに関して、黒塗りで示しているものは閉状態にあり、白色で示しているものは開状態にある。切り換えバルブ7、洗浄バルブ13,14、及び、廃液バルブ15,16に関しては、閉状態にあるポート側を黒塗りで示し、開状態にあるポート側を白塗りで示している。また、塗布液や洗浄流体が流れている配管を太線で示している。
図2の第一塗布液11Aを塗布している状態では、洗浄バルブ13において、入口ポート131を閉じて入口ポート132と出口ポート133とが繋がった状態にあり、廃液バルブ15では、第二流出ポート43を閉じて流入ポート41と流出ポート42とが繋がった状態にあり、切り換えバルブ7では、入口ポート32を閉じて入口ポート31と出口ポート33とが繋がった状態にある。
第二塗布液12A側に関して、洗浄バルブ14では、入口ポート231を閉じて入口ポート232と出口ポート233とが繋がった状態にあり、廃液バルブ16では、第二流出ポート143が開いており、流入ポート141から第二流出ポート143へと流体が流れることができる状態にある。
再び、図3に示しているように、開閉バルブ17Aを開き、開閉バルブ17Bを閉じ、洗浄ユニット10によってエアを洗浄バルブ13の入口ポート131へ供給する。このエアによって、洗浄した流路に残っている可能性のある洗浄液を口金3から抜き出す。そして、図5に示しているように、開閉バルブ17A,17Bを閉じる。
これにより、流入口23から廃液バルブ15、切り換えバルブ7及び配管6を通じて口金3に至る流路が洗浄され、切り換えバルブ7から口金3までの流路に第一塗布液11Aが残留するのを抑えることができる。
このブリード動作は、前記制御装置80(図1参照)の制御によって実行されるが、このようなブリード動作を行うのは、第一塗布液11Aが長時間にわたって流れていない状態が継続すると、その配管内において、第一塗布液11Aの一部が僅かに固まったりする等、その状態・特性が変わってしまうおそれがあるが、このブリード動作により、これを防止することが可能となるためである。
液換え作業の他の実施形態を説明する。前記液換え作業(方法1)は、塗布作業を行うために塗布液が流れていた流路等の洗浄を終えてから、次に塗布作業を行う塗布液に液換えする方法であるが、液換え作業(方法2)は、塗布作業を行うために塗布液が流れていた流路等ではなく、次に塗布作業を行う塗布液を流そうとする流路等の洗浄を終えてから、当該次に塗布作業を行う塗布液に液換えする方法である。
そして、開閉バルブ17Aを開き、洗浄ユニット10によってエアを洗浄バルブ14の入口ポート231へ供給する。このエアによって、これから第二塗布液12Aを流そうとする各配管、切り換えバルブ7内の流路、配管6、及び、口金3を洗浄する。この際、切り換えバルブ7の出口ポート33側、配管6、及び、口金3内に残った第一塗布液11Aが、当該口金3から廃液溜め部82に排出される。
再び、図6に示しているように、開閉バルブ17Aを開き、代わりに、開閉バルブ17Bを閉じ、洗浄ユニット10によってエアを洗浄バルブ14の入口ポート231へ供給する。このエアによって、洗浄した流路に残っている洗浄液を口金3から抜き出す。
これにより、流入口23から廃液バルブ15、切り換えバルブ7及び配管6を通じて口金3に至る流路が洗浄され、切り換えバルブ7から口金3までの流路に第一塗布液11Aが残留するのを抑えることができる。
洗浄バルブ14において、開いていた入口ポート231を閉じた状態とする代わりに、閉じていた入口ポート232を開いた状態へと切り換え、入口ポート232と出口ポート233とが繋がった状態とする。
そこで、第二ポンプ22を作動させ、第二タンク12内の第二塗布液12Aを、口金3へと圧送し、第二塗布液12Aによる塗布作業が開始される。以上より、第一塗布液11Aから第二塗布液12Aへの液換えが完了する。
そして、この切り換えバルブ7は、二つの入口ポート31,32を択一的に出口ポート33と繋がった状態となるように切り換え可能であるため、口金3から吐出させる塗布液の種類を、例えば、第一塗布液11Aから第二塗布液12Aへと変更するには、この切り換えバルブ7が有する弁体(後に説明する)の位置の切り換えを行えばよく、作業者による継手(フランジ)の繋ぎ換え作業が不要となり、塗布液の変更が簡単となる。
なお、第一ポンプ21により前記ブリード動作が実行されるため、当該第一ポンプ21内及び第一塗布液11Aのための前記切り換えバルブ7までの流路において、当該第一塗布液11Aが定期的に流れることから、その性質を維持することが可能となり、次に、第二塗布液12Aから第一塗布液11Aへと再度液換えを行っても、直ぐに第一塗布液11Aによる塗布作業を開始することができる。
図2に示している二つの廃液バルブ15,16は同じ構成であるため、代表して一方側の廃液バルブ15について説明する。図9は、廃液バルブ15を正面から見た場合の断面図であり、図10は、図9の矢印Bの方向から見た断面図である。
この廃液バルブ15は、図9に示している姿勢が、塗布装置への取り付け姿勢であり、流入ポート41及び流出ポート42を端部に有する直線状の主流路44が、水平方向に延びる状態となって、バルブ15は取り付けられる。
主流路44と副流路45との間に一つの弁室61が形成されていて、この弁室61に弁体62の先部62bが収納された状態にある。弁室61の上面にある封止面61aには、主流路44に繋がる開口61bが形成されている。そして、副流路45は、前記封止面61aで開口している(図10参照)。なお、図示しないが、副流路45は弁室61の側周面で開口する構成であってもよい。
ハウジング46内には第二の空間46bが形成され、弁体62の基部62cとこの空間46bの周面との間に駆動用ダイアフラム62eが設けられている。
そして、図9と図10とに示しているように、弁体62の閉塞面62aは、主流路44に接近して設けられていて、主流路44の中心線C3から、閉状態にある弁体62の閉塞面62aまでの距離L3(図10参照)は、主流路44の半径R1とほぼ同一である。
この形状によれば、主流路44と弁室61との間の壁65(図9の拡大図参照)において、その厚さが極めて薄い部分が存在していることになる。なお、この厚さが極めて薄い部分は、図10の拡大図によれば矢印Jの部分である。壁65の厚さが極めて薄いとは、実際は主流路44を流れる流体に圧力が作用しているため、耐圧を考慮した設計上の観点から、壁65の厚さを完全にゼロとするわけにはいかず、その圧力に耐えられる設計上必要な壁の厚さ(数ミリ未満の厚さ)を有している程度であることを意味している。なお、実施例としては、壁65は最薄部(図10の拡大図の矢印Jの部分)で0.5ミリとすることが可能である。したがって、極めて薄いとは0ミリより大きく2ミリ以下であると言える。
このように、廃液バルブ15では、塗布液の滞留を防ぐことができるので、前記液換え作業の際に、廃液バルブ15の第二流出ポート43(図3と図4参照)を閉じた状態として、主流路44に洗浄流体を流すだけで済む。すなわち、このような廃液バルブを設けるために(流出口25を設けるために)、例えば、図11の従来例に示しているように、主流路91の途中に分岐部94を形成し、副流路(枝流路)92に開閉バルブ93を接続した構成とした場合、主流路91に塗布液を流して口金により塗布作業を行っていると、副流路92と開閉バルブ93に当該塗布液が流れ込み、滞留してしまう。この滞留物がやがて口金へと流れ塗布膜に混入すると、塗布ムラの原因となる。このため、図11の従来の構成の場合では、液換え作業の際、主流路91を洗浄している途中で、バルブ93を閉状態から開状態に切り換えて、副流路92と開閉バルブ93に滞留していた塗布液を洗浄する必要がある。
しかし、前記実施形態の廃液バルブ15によれば、図9に示しているように、主流路44と弁体62の閉塞面62aとの間に塗布液が滞留するのを抑えることができるので、前記液換え作業の際に、第二流出ポート43(図3と図4参照)を閉じた状態として、主流路44に洗浄流体を流すだけで済み、前記塗布ムラの発生を防止することが可能となる。
このように構成することで、バルブ15内に気泡が残留することを防ぐことができる。すなわち、例えば、主流路44を通過する塗布液内に気泡が存在していると、その気泡は主流路44の頂上側を流れる。仮に、開口穴44aが主流路44の頂上側に形成されていると、気泡が開口穴44aに残留してしまうおそれがある。しかし、本実施形態によれば、開口穴44aは、頂上側に形成されていないので、このような気泡の残留を防止することが可能となる。なお、口金3(図2参照)までの間の塗布液に気泡が多く存在していると、この塗布液をポンプで送り出している際に、当該気泡は弾性体として作用し塗布液の圧力が変動し、口金3からの塗布液の吐出量が一定とならず、基板Wに塗布した塗布液にむら(膜厚むら)ができてしまうおそれがある。
また、前記実施形態の姿勢としたバルブ15では、前記開口穴44aは、主流路44の周壁の内の底部に形成され、その中心線C4が下方に向いて形成された構成であるため、
このバルブ15内に気泡が浸入しても、塗布液や洗浄流体と共に容易に流し出すことができ、バルブ15内に残留することを防ぐことができる。このように、気泡排出性能の高いバルブ15となることで、塗布液に気泡が混入することを嫌う塗布装置において好都合である。
また、前記実施形態では、カラーフィルタの製造に用いられる塗布装置について説明したが、有機ELを含むフラットパネルディスプレイや太陽電池等の製造に用いられる塗布装置であってもよい。
Claims (4)
- 流入ポート及び流出ポートを端部に有する断面円形の主流路と、この主流路の途中から分岐して他の流出ポートへと繋がる副流路と、前記主流路と前記副流路との間に設けられている弁室と、を備え、前記主流路の流体が前記副流路へ流れない第一状態と前記主流路の流体が前記副流路へ流れることができる第二状態とのいずれか一方の状態に切り換えるバルブであって、
前記主流路を構成している周壁に当該主流路の中心線と直交する中心線を有するように形成された開口穴を、開閉切り換える弁体を前記弁室に備え、
前記主流路のうちの前記開口穴が形成されている流路部分と、前記弁体を収容する前記弁室を構成する空間部分とを、同一部材で形成し、かつ、前記主流路の中心線から、前記第一状態にある前記弁体の閉塞面までの距離を、前記主流路の半径とほぼ同一とすることによって、当該第一状態で、前記閉塞面は、前記周壁の一部となって当該周壁において欠損している前記開口穴を補うようにして塞いでいることを特徴とするバルブ。 - 前記主流路と、前記弁体を収納している前記弁室とが、前記開口穴によって繋がっていて、
前記開口穴の前記主流路側の縁部と、前記開口穴の前記弁室側の縁部とが、一部で共通している請求項1に記載のバルブ。 - 前記開口穴は、前記主流路の周壁の内の底部に、その中心線が下方に向いて形成されている、又は、前記主流路の周壁の内の側部に、その中心線が水平方向に向いて形成されている請求項1又は2に記載のバルブ。
- 塗布液を吐出する口金と、
前記塗布液を前記口金側に送るポンプと、
前記塗布液が流れる流路の当該塗布液又は当該流路を洗浄するために流した洗浄流体を排出するために、当該流路の途中に設けられたバルブと、を備え、
前記バルブが、請求項1〜3のいずれか一項に記載のバルブであり、前記他の流出ポートから前記排出を行うことを特徴とする塗布装置。
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