JP5319933B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、停電時に非常用電源によって光源に点灯電力を供給する照明装置に関する。
従来から、火災等の非常時に避難者を安全な場所に誘導するための誘導灯などの非常用の照明装置が知られており、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。特許文献1に記載の照明装置は、商用電源からの交流電圧を整流平滑して出力する整流平滑回路と、整流平滑回路からの出力電圧を降圧することにより、低電圧である第1の直流電圧と、低電圧で且つ第1の直流電圧よりも大きい第2の直流電圧とを出力する降圧回路と、第2の直流電圧と略等しい直流電圧を出力するように充電される非常用電源であるバッテリと、降圧回路から出力される第2の直流電圧によってバッテリに充電する充電回路と、降圧回路からの第1の直流電圧又はバッテリからの直流電圧を高周波電圧に変換して放電灯に供給するインバータ回路と、通常時には降圧回路からの第1の直流電圧が放電灯へ供給されるように制御するとともに、停電時にはバッテリからの直流電圧が放電灯へ供給されるように制御する制御手段とを備えている。
また、放電灯の代わりに発光ダイオードを光源として採用した照明装置が知られており、例えば特許文献2、特許文献3に開示されているようなものがある。このような照明装置では、光源である発光ダイオードが直流電圧を供給することで点灯するため、インバータ回路が不要となる。
特開2003−257685号公報 特開2006−286339号公報 特開2006−269408号公報
ところで、上記のような照明装置の光源を点灯させる電源電圧は、通常時では商用電源の100〜200Vの交流高電圧であるのに対して、停電時では非常用電源の数V程度の直流低電圧である。しかしながら、特許文献2及び特許文献3に記載のものでは、上記のように互いに電圧の異なる2つの電源で同一の光源を点灯させているので、商用電源から直流の低電圧を得るための降圧回路、及び非常用電源から所定の直流電圧を得るための昇圧回路を必要とし、照明装置の小型化や高効率化を実現するのが困難であるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、通常時及び非常時の何れにおいても高い回路効率を得ることのできる照明装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、各々複数の発光素子が直列接続されて成る複数の発光部から構成される光源と、商用電源からの交流電圧を整流するとともに整流した直流電圧を光源に供給する常用点灯回路と、充電可能である非常用電源と、商用電源からの交流電圧を降圧するとともに直流電圧に変換する降圧回路と、降圧回路からの出力電圧によって非常用電源を充電する充電回路と、停電時に非常用電源からの直流電圧を昇圧して光源に供給する非常用点灯回路とを備え、常用点灯回路及び非常用点灯回路の各出力端は、何れも光源の入力端子間に接続され、通常時には複数の発光部を入力端子間に直列に接続するとともに、停電時には複数の発光部を入力端子間に並列に接続する切換回路を備えたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項の発明において、切換回路は、通常時には全ての発光部を入力端子間に直列に接続することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、通常時には複数の発光部を直列に接続した入力端子間に常用点灯回路からの出力電圧が供給され、停電時には複数の発光部を並列に接続した入力端子間に非常用点灯回路からの出力電圧が供給されるので、停電時には通常時と比較して必要となる光源への供給電圧が小さくなり、非常用電源の直流電圧の昇圧比を低く抑えることができ、高い回路効率を得ることができる。更に、通常時及び停電時の何れにおいても全ての発光素子が点灯するため、発光素子の光が照射される表示面における輝度むらに差がなく、表示面を常に均一に発光させることができる
請求項の発明によれば、通常時には全ての発光部が直列接続された入力端子間に常用点灯回路からの出力電圧が供給されるので、商用電源を整流した直流電圧と光源の両端電圧との電位差が小さく、高い回路効率を得ることができる。
(実施形態1)
以下、本発明に係る照明装置の実施形態1について図面を用いて説明する。本実施形態は、図1に示すように、複数(図示では6つ)の発光素子である発光ダイオードLEDが直列接続されて成る光源1と、商用電源ACからの交流電圧を整流平滑するとともに整流平滑した直流電圧を光源1に供給する常用点灯回路2と、充電可能である非常用電源BTと、停電時に非常用電源BTからの直流電圧を昇圧して光源1に供給する非常用点灯回路3と、商用電源ACからの交流電圧を降圧するとともに直流電圧に変換する降圧回路4と、降圧回路4からの出力電圧によって非常用電源BTを充電する充電回路5とを備える。
光源1の発光ダイオードLEDには、波長の短い青色LEDチップと、LEDチップからの青色光を白色に変換する蛍光体とを組み合わせて成る白色発光ダイオードが用いられている。尚、発光ダイオードLEDの発光色としては白色が好適であるが、上記構成及び発光色に限定されるものではなく、他の発光色の発光ダイオードを用いても構わない。
光源1は、常用点灯回路2及び非常用点灯回路3からの出力電圧が入力される3つの入力端子IN1〜IN3を備えており、入力端子IN1は常用点灯回路2の高圧側の出力端と接続され、入力端子IN2は非常用点灯回路3の高圧側の出力端と接続され、入力端子IN3は両点灯回路2,3の低圧側の出力端と接続されている。また、入力端子IN1は光源1の高圧側に接続され、入力端子IN3は光源1の低圧側に接続され、入力端子IN2は光源1の直列接続された発光ダイオードLEDの中間点に接続されている。尚、以下の説明では、入力端子IN1,IN3間に接続された全ての発光ダイオードLEDの組を第1の発光部10、入力端子IN2,IN3間に接続された第1の発光部10の発光ダイオードLEDよりも少ない所定数(ここでは3つ)の発光ダイオードLEDの組を第2の発光部11と呼ぶものとする。
常用点灯回路2は、商用電源ACからの交流電圧を整流するダイオードブリッジから成る整流回路20と、整流回路20からの脈流電圧Vrを平滑化する平滑コンデンサC1及び逆流防止用のダイオードD2から成る平滑回路21とから構成される。平滑回路21から出力される直流の出力電圧V1は、入力端子IN1,IN3間に入力されることで光源1の第1の発光部10に供給される。
非常用電源BTは、例えばニッケル・カドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池などの二次電池から成り、後述する非常用点灯回路3の昇圧回路30を介して第2の発光部11に直流電圧を供給する。尚、本実施形態では非常用電源BTとして二次電池を採用しているが、充電可能であれば二次電池に限定される必要はなく、例えば電気二重層コンデンサのような蓄電素子を用いても構わない。
非常用点灯回路3は、非常用電源BTの直流の出力電圧Vbtを昇圧する昇圧回路30と、昇圧回路30からの出力電圧V2を平滑化するダイオードD3及び平滑コンデンサC2から成る平滑回路31とから構成される。尚、昇圧回路30の回路構成については周知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。昇圧回路30には、図示しないがその入力端と非常用電源BTとの接続をオン/オフするリレーを備えており、通常時では後述する充電回路5によって該リレーがオフに付勢されている。このため、通常時では非常用電源BTと昇圧回路40とは接続されていない。平滑回路31から出力される直流電圧は、入力端子IN2,IN3間に入力されることで光源1の第2の発光部11に供給される。
ここで、常用点灯回路2の高圧側の出力端と入力端子IN1との間、及び非常用点灯回路3の高圧側の出力端と入力端子IN2との間には、それぞれ限流抵抗R1,R2が挿入されており、各限流抵抗R1,R2によって各発光部10,11を流れる電流が適宜設定される。尚、本実施形態では限流要素として限流抵抗R1,R2を設けているが、例えば図2に示すように、限流抵抗R1,R2の代わりに、常用点灯回路2及び非常用点灯回路3の低圧側の出力端と入力端子IN3との間に定電流制御回路6を設けても構わない。
降圧回路4は、ダイオードD1及び平滑コンデンサC3、トランスT、制御回路40、スナバ回路41、整流平滑回路42から構成される。具体的には、常用点灯回路2の高圧側の出力端とダイオードD1を介して接続される平滑コンデンサC3の両端間にトランスTの一次巻線Ta及び制御回路40が直列接続され、二次巻線Tbの両端間に整流平滑回路42を構成するダイオードD5及び平滑コンデンサC4の直列回路と、ツェナーダイオードZD及びフォトカプラPCのフォトダイオードPDの直列回路が接続されている。また、スナバ回路41は、コンデンサC5及び抵抗R3の並列回路と、該並列回路に直列接続されたダイオードD4から成り、トランスTの一次巻線Taの両端間に接続されている。制御回路40には、図示しない電界効果トランジスタ等のスイッチング素子及び該スイッチング素子のオン/オフを制御するドライバ等が内蔵され、フォトカプラPCのフォトトランジスタPTrが接続されている。
以下、降圧回路4の動作について説明する。フォトトランジスタPTrのオン/オフに応じて制御回路40のスイッチング素子がオン/オフされることで、ダイオードD1及び平滑コンデンサC3で平滑化された直流電圧が高周波電圧に変換される。この高周波電圧は、トランスTの二次巻線Tbによって降圧され、整流平滑回路42によって平滑化される。整流平滑回路42では、平滑コンデンサC4の両端間電圧が所定電圧以上に上昇すると、ツェナーダイオードZDが導通してフォトダイオードPDが発光し、所定電圧を下回ると、ツェナーダイオードZDが導通しなくなってフォトダイオードPDが発光しなくなる。このフォトダイオードPDの明滅によってフォトトランジスタPTrがオン/オフされ、平滑コンデンサC4の両端間電圧、即ち降圧回路4からの出力電圧が所定電圧に制御されて充電回路5に供給される。また、スナバ回路41では、制御回路40のスイッチング素子のオン/オフに応じてトランスTの一次巻線Taの両端間に発生するキック電圧を吸収する。尚、本実施形態では、降圧回路4として上述のようにトランスTで絶縁されたフライバックコンバータを採用しているが、回路構成を特に限定する必要はなく、トランスTを用いない非絶縁型の回路を採用してもよい。
充電回路5は、通常時には降圧回路4からの出力電圧を非常用電源BTに供給することで非常用電源BTを充電させるとともに、該出力電圧によって昇圧回路4のリレーをオフに付勢する。商用電源ACが停電すると、降圧回路4からの出力電圧が供給されないことから非常用電源BTの充電を停止し、昇圧回路4のリレーをオンさせて昇圧回路30と非常用電源BTとを接続させる。尚、充電回路5の回路構成については周知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。また、本実施形態では、充電回路5へ降圧回路4からの出力電圧が供給されているか否かで商用電源ACの停電を判別しているが、判別方法はこの方法に限定される必要はない。
以下、本実施形態の動作について説明する。商用電源ACが通電している通常時では、商用電源ACからの交流電圧が直流電圧に変換されて光源1の第1の発光部10に供給され、第1の発光部10の発光ダイオードLEDが発光する。同時に、整流回路20からの脈流電圧Vrが降圧回路4で所定電圧の直流電圧に変換されて充電回路5に供給され、非常用電源BTが充電される。商用電源ACが停電すると、常用点灯回路2から第1の発光部10へ電圧が供給されなくなることで、第1の発光部10の発光ダイオードLEDが消灯する。同時に、充電回路5によって非常用電源BTと非常用点灯回路3の昇圧回路30とが接続されるため、非常用電源BTからの直流電圧が非常用点灯回路3において昇圧及び平滑化されて光源1の第2の発光部11に供給され、第2の発光部11の発光ダイオードLEDが発光する。
次に、具体例について説明する。尚、以下の説明では、発光ダイオードLED1個の順方向電圧が約4V、順方向電流が通常時及び停電時の何れにおいても約30mAとする。第1の発光部10の発光ダイオードLEDが24個、第2の発光部11の発光ダイオードLEDが12個の場合、第1の発光部10の両端間電圧は約96V、第2の発光部11の両端間電圧は約48Vとなり、停電時の光源1の光出力は通常時の光源1の光出力の50%となる。限流抵抗R1,R2の抵抗値を何れも1.47kΩとすると、各抵抗R1,R2の両端間電圧は約44Vとなり、したがって必要とされる常用点灯回路2の出力電圧V1及び非常用点灯回路3の出力電圧V2は、それぞれ約140V、約92Vとなる。
ここで、非常用点灯回路3が常用点灯回路2と同様に第1の発光部10に電圧を供給すると仮定すると、必要とされる非常用点灯回路3の出力電圧V2が約140Vとなり、昇圧回路30における昇圧比が大きくなってしまう。一般的に、昇圧回路30の昇圧比が大きくなると、トランス(図示せず)の一次巻線と二次巻線との結合の低下やチョークコイル(図示せず)の銅損の増加などによって変換効率が低下する。これに対して、本実施形態では、非常用点灯回路3を第2の発光部11に接続することで必要とされる出力電圧V2を小さくし、昇圧回路30の昇圧比を低く抑えることで停電時の回路効率を向上させ、消費電力を低減することができる。また、消費電力を低減できることから、非常用電源BTの容量を小さくすることが可能となり、結果として照明装置の小型化及び軽量化を図ることができる。
尚、通常時においては、光源1の全ての発光ダイオードLEDが直列接続された第1の発光部10の両端に常用点灯回路2の出力端が接続されるので、常用点灯回路2の出力電圧V1と第1の発光部10の両端間電圧との電位差を小さくすることができ、高い回路効率を得ることができる。また、前記電位差を小さくすることができるために降圧回路を必要とせず、結果として照明装置の小型化及び軽量化を図ることができる。
以下、もう一つの具体例について説明する。第1の発光部10の発光ダイオードLEDが24個、第2の発光部11の発光ダイオードLEDが8個の場合、第1の発光部10の両端間電圧は約96V、第2の発光部11の両端間電圧は約32Vとなり、停電時の光源1の光出力は通常時の光源1の光出力の約33%となる。ここで、必要とされる常用点灯回路2の出力電圧V1及び非常用点灯回路3の出力電圧V2は、それぞれ約140V、約76Vであるが、限流抵抗R2の抵抗値を限流抵抗R1の抵抗値よりも小さい400Ωに設定すると、限流抵抗R2の両端間電圧が約12Vとなり、必要とされる非常用点灯回路3の出力電圧V2は44Vと小さくなる。したがって、前述の具体例と比較して昇圧回路30の昇圧比を更に低く抑えられるので、回路効率を更に向上することができる。
ところで、図3に示すように、光源1の発光ダイオードLED24個を略直線状に配設し、透光部材から成る長尺矩形状の表示部7から外部に照射させる場合、第2の発光部11の発光ダイオードLEDを互いに所定の間隔を空けて配設するのが望ましい。即ち、停電時のみ発光する第2の発光部11の発光ダイオードLED8個を均等に配設し、各発光ダイオードLEDの間に通常時及び停電時の何れにおいても発光する第1の発光部10の発光ダイオードLED16個を配設することで、発光ダイオードLEDからの光が照射される表示面における輝度むらを低減しつつ所定の輝度を得ることができる。
(実施形態2)
以下、本発明に係る照明装置の実施形態2について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は実施形態1と共通であるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略するものとする。本実施形態は、図4に示すように、各々複数(図示では3つ)の発光ダイオードLEDが直列接続されて成る複数(図示では2つ)の第1の発光部10及び第2の発光部11から構成される光源1を備え、常用点灯回路2及び非常用点灯回路3の各出力端は、何れも光源1の入力端子間に接続され、通常時には第1の発光部10及び第2の発光部11を入力端子間に直列に接続するとともに、停電時には第1の発光部10及び第2の発光部11を入力端子間に並列に接続する切換回路8を備えている。尚、光源1の第1の発光部10及び第2の発光部11は、常用点灯回路2及び非常用点灯回路3の出力端に並列に接続され、常用点灯回路2及び非常用点灯回路3の高圧側の出力端と光源1の入力端との間には限流抵抗R1が挿入されている。
切換回路8は、常用点灯回路2及び非常用点灯回路3の高圧側の出力端と第1の発光部10のアノード側の端子との間に接続されるリレーSW1と、第2の発光部11のカソード側の端子と常用点灯回路2及び非常用点灯回路3の低圧側の出力端との間に接続されるリレーSW2とから成る。リレーSW1は、a−b間の経路及びa−c間の経路を切換可能に構成され、リレーSW2は、d−e間の経路及びd−f間の経路を切換可能に構成されている。尚、各リレーSW1,SW2の切り換えは、充電回路5に供給される降圧回路4からの出力電圧によって制御される。
以下、本実施形態の動作について説明する。商用電源ACが通電している通常時では、切換回路8においてリレーSW1がa−b間の経路、リレーSW2がd−e間の経路を閉成するので、第1の発光部10及び第2の発光部11が直接接続される。このため、商用電源ACからの交流電圧が直流電圧に変換されて光源1の全ての発光ダイオードLEDに供給されて発光する。同時に、整流回路20からの脈流電圧Vrが降圧回路4で所定電圧の直流電圧に変換されて充電回路5に供給され、非常用電源BTが充電される。商用電源ACが停電すると、切換回路8においてリレーSW1がa−c間の経路、リレーSW2がd−f間の経路を閉成するので、第1の発光部10及び第2の発光部11が並列接続される。同時に、充電回路5によって非常用電源BTと非常用点灯回路3の昇圧回路30とが接続されるため、非常用電源BTからの直流電圧が非常用点灯回路3において昇圧及び平滑化され、光源1の全ての発光ダイオードLEDに供給されて発光する。
ここで、停電時では第1の発光部10及び第2の発光部11が並列接続されることから、光源1を通常時と同じ光出力で発光させるのに必要な供給電圧が通常時の約半分となる。更に、停電時には通常時よりも低い光出力で光源1を発光させることから、必要な供給電圧は更に小さくなる。したがって、実施形態1と同様に、昇圧回路30の昇圧比を低く抑えることで停電時の回路効率を向上させ、消費電力を低減することができる。また、消費電力を低減できることから、非常用電源BTの容量を小さくすることが可能となり、結果として照明装置の小型化及び軽量化を図ることができる。尚、通常時においては、全ての発光ダイオードLEDが直列接続された光源1の両端に常用点灯回路2の出力端が接続されるので、常用点灯回路2の出力電圧V1と光源1の両端間電圧との電位差を小さくすることができ、高い回路効率を得ることができる。また、前記電位差を小さくすることができるために降圧回路を必要とせず、結果として照明装置の小型化及び軽量化を図ることができる。
尚、本実施形態では、切換回路8を有接点素子であるリレーSW1,SW2を用いて構成しているが、例えば図5に示すように、無接点素子であるトランジスタTr1,Tr2を用いて構成しても構わない。
また、光源1の発光ダイオードLEDの個数は、各実施形態1,2の個数に限定される必要はなく、照明装置として通常時及び停電時に必要となる光出力が得られる個数に適宜設定されてよい。
さらに、常用点灯回路2の出力電圧V1は必ずしも平滑する必要はなく、図6に示すように平滑コンデンサC1を省略しても構わない。但し、この場合は非常用点灯回路3の照圧回路30の出力端間に平滑コンデンサC6を追加すればよい。
ところで、本願発明の目的は、光源1の両端間電圧を通常時はできる限り高く、停電時はできる限り低くなるようにすることで、通常時では常用点灯回路2からの出力電圧V1と光源1の両端間電圧との電位差を小さくし、停電時では昇圧回路30の昇圧比を小さくして各回路効率を高めるところにある。したがって、例えば誘導灯のように比較的小型な表示面を有する照明装置であれば発光ダイオードLEDの個数が20個程度で済むので、この場合には上記各実施形態が最適である。一方、表示面の面積が大きくなって発光ダイオードLEDの個数が30個以上必要となる場合には、全ての発光ダイオードLEDを直列接続した際の光源1の両端間電圧が大きくなりすぎ、常用点灯回路2による安定した電圧供給が困難となる虞がある。このような場合には、光源1を発光ダイオードLEDの直列回路を複数並列接続した構成にすればよい。
本発明に係る照明装置の実施形態1を示す回路図である。 同上の他の回路構成を示す回路図である。 同上の光源における発光ダイオードの配置を示す平面図である。 本発明に係る照明装置の実施形態2を示す回路図である。 同上の他の回路構成を示す回路図である。 同上の別の回路構成を示す一部省略した回路図である。
符号の説明
1 光源
10 第1の発光部
11 第2の発光部
2 常用点灯回路
3 非常用点灯回路
4 降圧回路
5 充電回路
LED 発光ダイオード(発光素子)
AC 商用電源
BT 非常用電源

Claims (2)

  1. 各々複数の発光素子が直列接続されて成る複数の発光部から構成される光源と、商用電源からの交流電圧を整流するとともに整流した直流電圧を光源に供給する常用点灯回路と、充電可能である非常用電源と、商用電源からの交流電圧を降圧するとともに直流電圧に変換する降圧回路と、降圧回路からの出力電圧によって非常用電源を充電する充電回路と、停電時に非常用電源からの直流電圧を昇圧して光源に供給する非常用点灯回路とを備え、常用点灯回路及び非常用点灯回路の各出力端は、何れも光源の入力端子間に接続され、通常時には複数の発光部を入力端子間に直列に接続するとともに、停電時には複数の発光部を入力端子間に並列に接続する切換回路を備えたことを特徴とする照明装置。
  2. 前記切換回路は、通常時には全ての発光部を入力端子間に直列に接続することを特徴とする請求項1記載の照明装置
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