JP5318011B2 - 電動工具用補助装置 - Google Patents

電動工具用補助装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5318011B2
JP5318011B2 JP2010072550A JP2010072550A JP5318011B2 JP 5318011 B2 JP5318011 B2 JP 5318011B2 JP 2010072550 A JP2010072550 A JP 2010072550A JP 2010072550 A JP2010072550 A JP 2010072550A JP 5318011 B2 JP5318011 B2 JP 5318011B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
electric tool
attached
electric
auxiliary device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010072550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011200995A (ja
Inventor
昭二 川上
章俊 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2010072550A priority Critical patent/JP5318011B2/ja
Publication of JP2011200995A publication Critical patent/JP2011200995A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5318011B2 publication Critical patent/JP5318011B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Drilling And Boring (AREA)

Description

この発明は電気機器の組み立て作業等に使用される電動工具を保持し、その電動工具の使用を補助する電動工具用補助装置に関する。
例えば、電気機器の組立作業は、部品が搬送される経路に沿って作業員が配置され、流れ作業によって行なわれる。この作業に例えばねじ締め作業があり、電動工具として電動ドライバーが使用される。
この場合、大きな製品をネジ締めする際には広い作業エリアが必要であり、電動ドライバーは垂直姿勢を保持したままでの上下操作が必要となる。しかし、構造上、電動ドライバーの上下操作時には該電動ドライバーを保持した保持具のスライド部、回転部にモーメントが生じ、動作し難くなる。
従来、この電動ドライバーの保持具として、特許文献1、特許文献2に記載されたものがある。特許文献1に開示された保持具は、旋回軸を2軸有するねじ締め用保持具であり、各軸を折り曲げることにより、前後方向に自在に移動できるようにしたもので、上下の動作は先端の平行クランク機構で形成され、スプリングで重量のバランスを取るものである。
また、特許文献2に開示された保持具は、ピストン・シリンダ機構からなる保持具であり、垂直の案内手段と工具類の重量を持ち上げるためのピストン・シリンダを使用している。これは、エアーコンプレッサーによる圧搾空気を使用し、その圧力により持ち上げる機構である。
特開平7−001347号公報 特開2000−094366号公報
しかし、特許文献1に開示された保持具は、アームが伸びた時において上下運動の電動ドライバーの軌跡は円弧となり、ねじ締め時の垂直動作には不向きである。また、支柱付近の作業では、アームが横に大きく張り出し、回避用スペースが必要となり、複数台の並列設置は困難であるという課題があった。
また、特許文献2に開示された保持具は、操作スピードにおける駆動力の変化が操作性に影響する。外部からの駆動力によりピストン・シリンダを動かそうとすると、ピストン内の空気を押し出そうとするが、空気の通路断面積は一定であり、この操作を早くしようとすればするほど反発力が大きくなり、操作抵抗となり、操作性に問題が生じるという課題があった。
この発明は上記のような従来の課題を解消するためになされたもので、電動工具の保持具をスタンド式に構成してコンパクト化を達成し、広い作業エリアの確保とスムーズな操作性を実現した電動工具用補助装置を提供することを目的とする。
この発明に係る電動工具用補助装置は、ベースプレートに垂直に立てた支柱に上下動および回動可能に設けたハウジングと、ハウジングに水平に前後動可能に取り付けたスライドガイドと、スライドガイドの端部に垂下させて取り付けた電動工具と、支柱の上端部に設けたローラに巻き掛け、一端をハウジングに取り付け、他端を巻き取りバネに取り付けた引き上げ用ワイヤとを備えたものである。
この発明の電動工具用補助装置によれば、電動工具を垂直に保持して該垂直姿勢を維持させるものであるから、電動工具として電動ドライバーが使用される場合は、ねじ締め時における斜め締め込みを防止でき作業の品質向上を図ることができる。ハウジングを吊り下げ支持するワイヤを巻き取りバネに接続しているため、ハウジングの操作速度を変化させても反発力に変化がなく、作業動作の軽減化が可能である。電動工具の保持具は支柱を上下動および回動するハウジングと水平に前後動するスライドガイドを組み合わせた構成であるから、上下および回動による左右、前後と作業範囲を大きくとることができる。
また、ワイヤを支柱の上端に設けたローラにより折り返し巻き取りとしたので、装置の高さを低くすることができ、設置における自由度が高く、回動時の巻き取りワイヤとスライドガイドとの干渉を防止し、全域においてスムーズに動作し、且つ操作力も一定であり、外部動力を必要とすることなく作業性が良いという効果がある。
この発明の実施の形態1による電動工具用補助装置を示す構成図である。 その電動工具用補助装置の一部を示す斜視図である。 ハウジングおよびスライドガイドの平面図である。 図3のA−A線に沿う横断面図である。 図3のB−B線に沿う横断面図である。
以下、この発明の実施の形態1を図面について詳細に説明する。
実施の形態1.
図1に示す電動工具用補助装置は、ベースプレート1に垂直に支柱2を立てるとともに、その基部の近傍にゼンマイ式巻き取りバネ3aを収納した巻き取り器3を設けている。支柱2にはその上下部にストッパ2a,2bが設けられているとともに、この上部のストッパ2aより上端側にはローラ4のローラ保持部5が設けられている。また、ストッパ2a,2bの間の支柱2には、ハウジング7が筒部7aに収納したロータリースライドブッシュ6a,6bを介して上下動および旋回動可能に設けられている。
上記ローラ4にはワイヤ8を巻き掛け、その一端はハウジング7に取り付け、他端はハウジング7に取り付けたリングピン9のリング部9aを通してゼンマイ式巻き取りバネ3aに取り付けている。
ハウジング7には、前方に突設させた取り付け板7bが一体に形成されており、図4に示すように取り付け板7bには横断面コ字型をなし、そのコ字型の対向面に凸条10a,10bを有するガイド部材10が水平に取り付けられている。このガイド部材10には横断面H字型をなし、上下面に凹条11a,11bを有するスライドガイド11がボール12を介在させて前後動可能に取り付けられている。このスライドガイド11は前後方向に長く、ハウジング7を挟むように後端部と途中にストッパ13a,13bが設けられ、前端部にはL字型の工具取り付け部材14が設けられている。
この工具取り付け部材14には電動工具として電動ドライバー15が垂下して取り付けられている。この電動ドライバー15の取り付けは、図1、図5に示すように、工具取り付け部材14の水平片14aの穴14bに合致させて該水平片を挟むようにベアリング16a,16bを配置し、これ等の中心穴に電動ドライバー15の上端に形成された軸15aを貫通させ、この軸15aの上部に設けられたねじ部15bにナット17を螺合させて取り付け固定している。ハウジング7と電動ドライバー15との間には、作業時、前方に引き出した電動工具15を初期位置に引き戻す、戻しバネ18が設けられている。
上記の構成であるから、ハウジング7は、スライドガイド11,電動ドライバー15を合わせた重量とワイヤ8を介して巻き取りバネ3aによる巻上げ力とがバランスする図示位置に停止している。この位置は固定位置ではなく、任意の高さで停止させることができる。巻き取りバネ3aによる巻上げ力を変えることにより、上方への復帰も可能となる。
次に動作について説明する。作業員が電動ドライバー15を握り手前(前方、図示矢印a方向)に引き寄せると、スライドガイド11はガイド部材10のボール12によって軽快に水平移動する。そして、この引き出し動作を行いながら、ハウジング7を支柱2を中心に回動させてねじ供給機19の上方に移動させる。この状態で電動ドライバー15をねじ供給機19まで引き下げると、スライドガイド11を介してハウジング7が支柱2に沿って降下し、ワイヤ8は巻き取りバネ3aを引き伸ばす。そして、ねじを保持した電動ドライバー15を図示しないねじ締め位置に移動させてねじ締めを行う。この前後、回動、上下の動作時、電動ドライバー15は垂直姿勢を保持しており、ねじの斜め締め込みを防止することができる。
この場合、電動ドライバー15はスライドガイド11にベアリング16a,16bを介して回転可能に取り付けているので、スライドガイド11がハウジング7とともに支柱2を中心に回動しても、作業員は電動ドライバー15を握ったままの状態を維持して作業を行うことができる。
また、上記の動作時、ワイヤ8には常に巻き取りバネ3aによって引き上げ用の張力がかかっているため、ローラ4と巻き取りバネ3aの間は垂直に張っている。従って、このワイヤ8をハウジング7に取り付けたリングピン9のリング部9aに通すことにより、スライドガイド11を回動させた場合、ワイヤ8はリング部9aによって横方向に押されて湾曲する。この結果、スライドガイド11を回動位置で開放すると、スライドガイド11はリング部9aに接するワイヤ8の張力によって元の位置に戻る。つまり、自動的に復帰動作を行なう。この場合、リングピン9は回動操作時のワイヤ8とスライドガイド11との干渉防止の機能を有する。一方、手前に引き出された電動ドライバー15は、戻しバネ18の縮減力によって自動的に図5に示す初期位置に復帰する。
また、位置復帰動作が不要の場合は、ローラ保持部5を支柱2に回転可動に取り付けることにより、特別に連動機構を追加しなくてもローラ保持部5はワイヤ8を介してハウジング7に追従して回動する。この結果、スライドガイド11の回動操作時はローラ保持部5、つまり、ローラ4が追従し、電動ドライバー15から手を放しても、ローラ4はその位置で停止したままとなる。
以上のように、この実施の形態1によれば、支柱に上下動および回動可能に設けたハウジングと、このハウジングに前後動可能に水平に設けたスライドガイドとで、電動ドライバーをスタンド式に保持するように構成したので、コンパクトな構成とすることができ、どのような動作位置においても電動ドライバーを垂直姿勢で保持することができ、ねじの斜め締め込みを防止することができる。スライドガイドはハウジング7とともに支柱2を中心に回動するので、横幅のコンパクトな作業領域を確保することができる。したがって、従来装置の1人分の作業エリアに複数台の設置も可能となる。
また、ネジ締め作業時に電動ドライバーを下げると、スライドガイドとハウジングが一体となって支柱2の固定側、つまり、ベースプレート側に近づくため、より剛性のあるブレのない、安定したネジ締めが可能である。
なお、実施の形態1では、電動工具として電動ドライバーを用いてねじ締めを行う場合について説明したが、電動工具としてドリル、タップ等を用いて被加工物に穴あけを行う場合においても、電動工具としてのドリル、タップ保持を垂直に維持して真直ぐな穴加工を行うことができる。
1 ベースプレート、2 支柱、2a,2b ストッパ、3 巻き取り器、3a ゼンマイ式巻き取りバネ、4 ローラ、5 ローラ保持部、6a,6b ロータリースライドブッシュ、7 ハウジング、7a 筒部、7b 取り付け板、8 ワイヤ、9 リングピン、9a リング部、10 ガイド部材、10a,10b 凸条、11 スライドガイド、11a,11b 凹条、12 ボール、13a,13b ストッパ、14 工具取り付け部材、14a 水平片、15 電動工具、15a 軸、15b ねじ部、16a,16b ベアリング、17 ナット、18 戻しバネ。

Claims (4)

  1. ベースプレートに垂直に立てた支柱に上下動および回動可能に設けたハウジングと、ハウジングに水平に前後動可能に取り付けたスライドガイドと、
    スライドガイドの端部に垂下させて取り付けた電動工具と、
    支柱の上端部に設けたローラに巻き掛けた一端をハウジングに取り付け他端を巻き取りバネに取り付けた引き上げ用ワイヤと
    を備えた電動工具用補助装置。
  2. ワイヤはローラに巻き掛けた一端をハウジングに取り付け、他端をハウジングに設けたリングピンのリング部を通して巻き取りバネに取り付けたことを特徴とする請求項1記載の電動工具用補助装置。
  3. 電動工具は工具取り付け部材に回動可能に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の電動工具用補助装置。
  4. ハウジングと電動工具との間に該電動工具を初期位置に引き戻す引き戻しバネを設けたことを特徴とする請求項1記載の電動工具用補助装置。
JP2010072550A 2010-03-26 2010-03-26 電動工具用補助装置 Active JP5318011B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010072550A JP5318011B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 電動工具用補助装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010072550A JP5318011B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 電動工具用補助装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011200995A JP2011200995A (ja) 2011-10-13
JP5318011B2 true JP5318011B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=44878262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010072550A Active JP5318011B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 電動工具用補助装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5318011B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014237498A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 遠藤工業株式会社 工具支持装置
KR101804261B1 (ko) * 2016-03-23 2017-12-04 강민성 공구 작업용 보조장치

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH071347A (ja) * 1993-06-10 1995-01-06 Nitto Seiko Co Ltd ねじ締め機
JPH1029175A (ja) * 1996-07-12 1998-02-03 Pfu Ltd 手操作工具用バランサ装置
JP2009023070A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Mazda Motor Corp 締付制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011200995A (ja) 2011-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6033508B1 (ja) 雲台
JP4395533B2 (ja) ワークピースを機械加工するための機械加工装置
US7591619B1 (en) Machining apparatus
US20090049969A1 (en) Workpiece-Advancing Device for a Wood Cutting Apparatus
JP5318011B2 (ja) 電動工具用補助装置
US20190134806A1 (en) Guide assembly and tool system for rotatably balancing a tool and a method for operating the same
JP5647530B2 (ja) ガス容器の弁締め付け機
CN210789833U (zh) 工件夹具
CN108717907A (zh) 一种滑动离合式电动操作机构
JP6041351B2 (ja) 機具類保持用バランサ装置
JP2011245578A (ja) 切断機
JP2000354986A (ja) ロボットアーム
KR101276229B1 (ko) 회전 테이블이 구비된 작업대
CN104139391B (zh) 三轴机器人
JP6654308B2 (ja) ロボット用バランサ装置
JP6613468B2 (ja) 回転軸用バランサ装置
JP2016055630A (ja) 切断機
CN216938689U (zh) 一种夹具
CN101318239B (zh) 一种攻丝机
US9168622B2 (en) Floating chuck assembly for a rotary cutting machine
JP5928180B2 (ja) アクチュエータユニットの組立装置
CN218614168U (zh) 一种耐磨损的喷涂机器人用底座
CN210998339U (zh) 一种用于贴合多层薄板的通用工装治具
CN214560419U (zh) 转动工具
CN214467608U (zh) 一种虚拟现实实验用传感器固定结构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120229

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130613

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5318011

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111