JP5316775B2 - 中綴じ折り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙束を綴じ針で綴じるとともに、綴じた位置で二つ折りして中綴じ折り冊子を作成する中綴じ折り装置の技術分野に関する。
搬入した用紙束の搬送方向中央に綴じ針を打ち込み、綴じた位置で束ごと折り曲げて中綴じ折り冊子とする中綴じ折り装置が従来から使用されている。
この中綴じ折り装置には、図12に示すように、用紙束Pの搬送方向に直交する方向(以下、幅方向という)を軸方向として円柱形状の折りローラ801が1組設けられており、搬送方向中央に綴じ針が打ち込まれた用紙束Pを、折りローラ801間に導いて二つ折りする。このとき、折ナイフ802が用紙束Pに向かって進出し、用紙束Pを折りローラ801間に押し込むようになっている。その結果用紙束Pには、折りナイフ802の先端が当接した位置に折り目が形成される。
このとき、綴じ針の位置と折り目とが合った冊子を作成するためには、折りナイフ802は、綴じ針803で綴じられた位置に当接して用紙束Pを押し上げるようにする必要があるが、そうすると折りナイフ802の先端と綴じ針Sとが当接して滑ってしまい、図12に示すように、綴じ針Sに対してずれた位置を押し上げてしまい、その結果、綴じ針Sとは、ずれた位置に折目が形成されてしまう。
そこで、2枚の折りナイフで綴じ針を挟むようにして用紙束を押し上げることにより、綴じ針の位置と折り目を合わせる中綴じ折り装置が特許文献1に記載されている。
実用新案全文 平4−117869(図1、図2他)
しかしこの特許文献1の装置では、折り目を形成する際に、2枚の折りナイフを用紙束が挟むので、十分に強い折り目をつけることができず、作成した中綴じ折り冊子の折り目が開きやすくなり、見栄えや取り扱い性が低下するという問題があった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、十分に強い折り目を付与することができるとともに、綴じ針と折り目とを合わせることができる中綴じ折り装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための、本発明のある態様の中綴じ折り装置は、用紙束の搬送方向中央を綴じる綴じ手段と、この綴じ手段を幅方向に移動させる綴じ手段移動機構と、綴じ手段で綴じられる用紙束のサイズ情報を取得するサイズ情報取得手段と、サイズ情報取得手段で取得したサイズ情報に応じて綴じ位置を決定し、決定した綴じ位置に綴じ手段が移動するように、綴じ手段移動機構を制御する綴じ位置制御手段と、綴じ手段で綴じた位置で二つ折りする折りローラと、この折りローラに用紙束を押し込むように折りローラのニップに向かって進退可能であって、先端に複数の凸部を有する折りナイフとを備える中綴じ折り装置において、前記綴じ位置制御手段は、この複数の凸部と綴じ針とが重ならないような位置に綴じ針が打ち込まれるように、綴じ位置を決定することを特徴とする中綴じ折り装置である。
用紙束に接触するのは折りナイフの凸部の先端となるから、この凸部と綴じ針とが重ならないようにすれば、折りナイフと綴じ針が当たるのを回避することができる。したがって、精度よく綴じた位置で折られた冊子を作成可能な中綴じ折り機を得ることができる。
さらに、綴じ手段は用紙束幅方向に複数設けられ、綴じ位置制御手段は、用紙束の幅方向の中央ラインに対し、用紙束の幅寸法に比例する所定距離だけ両側に離れた位置に綴じ針が対称配置されるように綴じ位置を仮決定し、仮決定した綴じ位置と、折りナイフの凸部が存在する幅方向の範囲を少なくとも含む回避範囲とが重なる場合には、その回避範囲に隣接し、かつ重ならない位置に綴じ針が来るように綴じ位置を変更してもよい。
回避範囲が折りナイフの凸部が存在する幅方向の範囲を少なくとも含んでいるから、この回避範囲に綴じ針が重ならないようにすることによって、折りナイフと綴じ針が当たるのを確実に回避するように制御することができる。
綴じ位置制御手段は、回避範囲の両側に隣接する位置のうち、仮決定した綴じ位置からの距離が短い側に綴じ針が来るように綴じ位置を変更してもよい。この態様によれば、綴じ位置を変更する際の変位を最小限にすることができるから、変更にかかる時間も短くて済み、部品の消耗も抑制することができる。
本発明よれば、十分に強い折り目を付与することができるとともに、綴じ針と折り目とを合わせることができる中綴じ折り装置が得られるという効果がある。
本発明の第1実施形態の中綴じ折り装置を含む中綴じ折りシステム1を示す正面図。 中綴じ折り装置200を示す正面図。 中綴じ折り装置200を示す平面図。 折りナイフ242を、図2に示す矢印A方向から見た図。 本発明の中綴じ折り装置200の制御ブロック図。 本発明の中綴じ折り装置200の綴じ位置の決定の流れを示すフローチャート。 用紙の幅と、これに応じて仮決定される綴じ位置との関係を示す図。 綴じ針Sと回避範囲501の位置関係を模式化した図。 仮決定した綴じ位置と、本決定された綴じ位置との関係を示す模式図。 本発明の第2実施形態における折りナイフ642を、図4と同じ側から見た図。 本発明の第3実施形態における折りナイフ742を、図4と同じ側から見た図。 従来の中綴じ折り装置の折りローラと折りナイフを示す図。
本発明を実施するための第1実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態の中綴じ折り装置を含む中綴じ折りシステム1を示す正面図である。この中綴じ折りシステム1は、丁合機100と、この丁合機100で形成された用紙束を加工して中綴じ折り冊子を作成する中綴じ折り装置200とを有している。
(丁合機100)
丁合機100は、縦方向に複数配列した給紙部101を有する。この給紙部101には、それぞれ分離手段102が設けられている。分離手段102は、給紙部101に縦方向に積載された複数の用紙から1枚のみを分離して取り出すもので、エアの吸引力やゴムローラの摩擦力等を利用して、積載した用紙のうち最上位の1枚を取り出す。この分離手段102によって、それぞれの給紙部101から1枚ずつ取り出された用紙は、丁合搬送路103において搬送しながら重ねられ、用紙束が形成される。用紙束は搬送ブリッジ104を経由して、中綴じ折り装置200へ供給される。
(中綴じ折り装置200)
図2は中綴じ折り装置200を示す正面図、図3はその平面図である。中綴じ折り装置200は、用紙束を機内に搬入する搬入ローラ対201、搬入された用紙束をいったん停止させて揃え、その搬送方向中央部を綴じる揃え綴じ部210、綴じられた用紙束を、その綴じた部分で二つ折りする折り部240、二つ折りされた用紙束をいったん停止させ、その折り目を、互いに対向するプレス面で表裏から挟んでプレス圧をかけるプレス部260、ユーザが操作可能で、中綴じ折り装置200の各種機能の選択、設定、メンテナンス等が可能な操作パネル280とを有する。搬入ローラ201には図示しないインデックスが取り付けられており、その回転量に比例したパルスを発生できるようになっている。さらに、搬入ローラ201周辺には、用紙束の通過を検知できる図示しないセンサが設けられている。
(揃え綴じ部210)
揃え綴じ部210は、搬入ローラ対201により搬入された用紙束を図示左方向に搬送する搬送ベルト211、搬送ベルト211で搬送されてきた用紙束の先端を当接させて停止させる綴じストッパ212、ストッパ212に当接して停止した用紙束の後端に当接し、用紙束の搬送方向前端と後端の縁を揃えるバックジョガー213と、ストッパ212に当接して停止した用紙束の両側端に当接し、両側端の縁を揃えるサイドジョガー214(214a、214b)と、バックジョガー213及びサイドジョガー214とで揃えた用紙束の中央に綴じ針を打ち込むステッチャ215(215a、215b)と、ステッチャ215で打ち込まれた針の針先を折り曲げるクリンチャ216(216a、216b)とを有する。
バックジョガー213は板状の部材であり、その図2における左側の面であるの当接面を、用紙束の後端に当接させるようになっている。このバックジョガー213は、回動軸213aを中心に回動することにより、用紙束の後端に当接面が当接する当接位置(図2における実線位置)と、その当接位置よりも用紙束搬送方向上流側に退避した退避位置(図2における一点鎖線位置)との間を往復移動可能に設けられている。回動軸213aは回転量制御可能なパルスモータM1により駆動される。このパルスモータM1が所定量回転すると、回動軸213aが回動し、バックジョガー213は退避位置から当接位置へ移動する。その後パルスモータM1が同じ所定量だけ逆回転すると、回動軸213aが逆方向に回動し、バックジョガー213は退避位置に戻る。
サイドジョガー214は、用紙束搬送方向に対し左側に設けられた第1サイドジョガー214a、右側に設けられた第2サイドジョガー214bを有する。第1、第2サイドジョガー214a、214bは、それぞれ用紙搬送方向に直交する方向(以下、幅方向という)の中央のライン(以下、搬送中央ラインL1という)に対し、幅方向の左右両側に対称配置されたL型の板状の部材であり、搬送中央ラインL1を挟んで、外側にL型の上方への立ち上がり部が来るように配置されている。
サイドジョガー214a、214bは、このL型の立ち上がり部内側の当接面が用紙束Pの幅方向両端に当接する当接位置と、用紙束Pの幅方向両端から一定距離離間した離間位置との間を、往復移動可能になっている。サイドジョガー214a、214bの移動範囲の幅方向両外側に、プーリ2141a,2141bがそれぞれ設けられ、この両プーリ2141a,2141b間に、ジョガー駆動ベルト2142が掛けられている。ジョガー駆動ベルト2142の下流側直線走行部は、サイドジョガー214aのL型の水平面部の下面に固定されている。また、ジョガー駆動ベルト2142の上流側直線走行部は、サイドジョガー214bのL型の水平面部の下面に固定されている。
プーリ2141aにはこれを回転駆動させるパルスモータM2が接続されている。このパルスモータM2が所定量回転すると、プーリ2141aが回転し、ベルト2142が周回移動することにより、サイドジョガー214は互いに近づく方向、または遠ざかる方向に移動する。パルスモータM2が所定量回転及び逆回転することにより、サイドジョガー214は、その幅方向内側の当接面が用紙束Pの側端に当接する当接位置と、用紙束Pの側端から所定距離離間する離間位置との間を、往復移動する。
綴じストッパ212は、L型の板状部材である。そのL型の立ち上がり部が、搬送ベルト211の上面に突出する当接位置と、搬送ベルト211の上面よりも下方に退避した退避位置との間を移動可能になっている。用紙束Pが揃え綴じ部210に搬入されるとき、この綴じストッパ212は当接位置にあり、搬入された用紙束Pの先端が、綴じストッパ212のL型立ち上がり部の搬送方向上流側の当接面に当接して、用紙束Pを停止させるようになっている。
搬送ベルト211は、上流側プーリ2111と下流側プーリ2112との間に掛けられており、その上面に載置される用紙束Pを搬送する。この搬送ベルト211には、その外周面から突出した2つの爪211a、211bを有し、この爪211a、211bは、ステッチャ215で綴じられた用紙束Pを図示左方へ押し出す。プーリ2112にはモータM3が接続され、このモータM3によりプーリ2112を回転駆動し、搬送ベルト211を周回駆動する。
揃え綴じ部210に搬入され、バックジョガー213、サイドジョガー214によって揃えられた用紙束Pの搬送方向中央2箇所に、ステッチャ215が綴じ針を打ち込む。ステッチャ215にはワイヤが供給され、このワイヤを切断するとともにコの字に折り曲げ、その針先が用紙束Pを貫通するように打ち込む。用紙搬送路を挟んでステッチャ215の下方にはクリンチャ216が設けられている。クリンチャ216は、用紙束Pに打ち込まれたコの字の針先を折り曲げ、綴じを完成させる。このステッチャ215とクリンチャ216の機構詳細は公知であるので省略する。
ステッチャ215は、搬送中央ラインL1を挟んで、幅方向に対称移動可能になっている。ステッチャ215の移動範囲の幅方向両外側に、プーリ2151a,2151bがそれぞれ設けられ、この両プーリ2151a,2151b間に、ステッチャ駆動ベルト2152が掛けられている。ステッチャ駆動ベルト2152の上流側直線走行部は、ステッチャ215aに固定され、下流側直線走行部はステッチャ215bに固定されている。
クリンチャ216も、搬送中央ラインL1を挟んで、幅方向に対称移動可能になっている。クリンチャ216の移動範囲の幅方向両外側に、プーリ2161a,2161bがそれぞれ設けられ、この両プーリ2161a,2161b間に、クリンチャ駆動ベルト2162が掛けられている。クリンチャ駆動ベルト2162の下流側直線走行部は、クリンチャ216aに固定され、上流側直線走行部はクリンチャ216bに固定されている。
プーリ2151a、2161aにはこれを回転駆動させる共通の駆動源であるパルスモータM8が接続されている。このパルスモータM8が所定量回転すると、プーリ2151a、2161aが回転し、ステッチャ駆動ベルト2152、クリンチャ駆動ベルト2162が周回移動する。すると、ステッチャ215aと215b、クリンチャ216aと216bがそれぞれ、互いに近づく方向、または遠ざかる方向に移動する。駆動源が共通であるから、ステッチャ215aとクリンチャ216aは互いに上下に対向した位置を保ったまま移動し、ステッチャ215bとクリンチャ216bに関しても同様に、互いに上下に対向した位置を保ったまま移動する。
このステッチャ215とクリンチャ216が綴じ手段を形成し、プーリ2151,2161、ステッチャ駆動ベルト2152、クリンチャ駆動ベルト2162、モータM8及びこれらに係る駆動伝達機構が綴じ手段移動機構を形成している。
(折り部240)
揃え綴じ部210の下流側には、用紙束Pをその搬送方向中央部でまとめて二つ折りする折り部240が設けられている。折り部240は、用紙束Pを挟んで折り目をつける折りローラ対241と、用紙束Pをこの折りローラ対241の間に押し込むように、用紙束Pに当接する折ナイフ242、この折ナイフ242の上流側に配置された第1折り搬送手段243、折りナイフ242の下流側に配置された第2折り搬送手段244、第1折り搬送手段243及び第2折り搬送手段244で搬送されてきた用紙束Pの先端を当接させて停止させる折ストッパ245、折りローラ対241で折られた用紙束(以下、折り用紙束という)をさらに下流側に搬送する第3折り搬送手段246を有する。
第1折り搬送手段243は、プーリ2432、プーリ2433と、この両プーリ間に掛けられた搬送ベルト2431、この搬送ベルト2431の上面に接触転動する搬送コロ2435とを有する。プーリ2432はプーリ2112と同軸上に、回転自在に支持されている。
第2折り搬送手段244は、プーリ2442、プーリ2443と、この両プーリ間に掛けられた搬送ベルト2441を有する。この搬送ベルト2441の上面と、第1折り搬送手段243の搬送ベルト2431の上面とが、同一の搬送面を形成するように配置されている。プーリ2442には、電磁クラッチCL1を介してモータM4から回転駆動力が与えられる。
折りストッパ245は、L型の板状部材である。そのL型の立ち上がり部が、搬送ベルト2441の上面に突出する当接位置と、搬送ベルト2441の上面よりも下方に退避した退避位置との間を移動可能になっている。用紙束Pが折り部240に搬入されるとき、この折りストッパ245は当接位置にあり、搬入された用紙束Pの先端が、折りストッパ245のL型立ち上がり部の搬送方向上流側の当接面245aに当接して、用紙束Pを停止させるようになっている。
折りローラ対241は、幅方向に長く設けられた折りローラが2個1組で構成され、このローラが互いに近づく方向にバネ等(図示せず)で付勢されている。そして折りローラ対241の両方の折りローラにモータM5が接続され、回転駆動力が付与されている。
折りナイフ242は、幅方向に長く設けられた板状の部材である。折りナイフ242は、その板状部分の先端が折りローラ対241のニップへ向くように配置されている。この折ナイフ242は、モータM6で駆動されるクランク機構(図示せず)により、その板状部分の先端が折りローラ対241のニップに近づく位置と、搬送ベルト2431、2441の上面が形成する搬送面よりも下方に退避した退避位置との間を往復移動可能である。
図4は、この折りナイフ242を、図2に示す矢印A方向から見た図である。折りナイフ242は折りローラ対241の下方に設けられており、その幅方向両側のクランク駆動機構によって、矢印B方向に往復移動可能である。この往復移動機構は公知であるので詳細は省略する。
折りナイフ242の、折りローラ対241に対向する上辺には、4箇所の凸部242a、242b、242c、242dが設けられている。折りナイフ242が用紙束Pを折りローラ対241の間に押し込むときは、折りナイフ242が上昇し、この凸部242a、242b、242c、242dが用紙束P下面に当接する。
図3に戻る。第3折り搬送手段246は、折り用紙束をその表裏から挟んで搬送する搬送ベルト2461、2462と、この搬送ベルト2461、2462を掛けまわすための複数のプーリを有している。この第3折り搬送手段246を構成するプーリ群が、折りローラ対241と共通のモータM5により駆動されるように、駆動伝達機構(図示せず)が構成されている。
(プレス部260)
折り部240の下流側には、プレス部260が設けられている。プレス部260は、搬送されてくる折り用紙束の折り目を表裏から挟むように、互いに対向するプレス面が設けられたプレス機構270と、このプレス機構270で折り目をプレス可能な位置で折り用紙束を停止させるために、折り用紙束の先端を検知するセンサS1と、プレス機構270でプレスされた折り用紙束を機外に排出する排出ローラ対261を有する。
センサS1は折り用紙束搬送路を挟んで上下に設けられた発光受光センサであり、このセンサS1の光軸を折り用紙束がふさぐことにより、折り用紙束の先端が検知可能になっている。排出ローラ対261は第3折り搬送手段246と、駆動伝達機構(図示せず)により駆動連結され、従ってモータM5から回転駆動力が与えられる。
(中央制御部300)
図2及び3に示すように、中綴じ折り装置200は、ユーザが操作可能な操作パネル280を有する。この操作パネル280は画面281を有し、この画面281を通してボタン操作やタッチパネルへの接触、あるいはマウス操作等により、中綴じ折り装置200の各種機能の選択、設定、メンテナンス等が可能である。
図5は本発明の中綴じ折り装置200の制御ブロック図である。中綴じ折り装置200には、中綴じ折り装置200の揃え、綴じ、折り、搬送等各種制御を行う中央制御部300が設けられている。この中央制御部300は、操作パネル280より入力された用紙サイズ情報を取得するサイズ情報を取得部301、このサイズ情報をもとに綴じ位置を決定し、モータM8に駆動信号を送る綴じ位置制御部302、バックジョガー213、サイドジョガー214を用紙サイズに応じた位置に移動させ、用紙束Pが搬入されるとその端縁に当接して揃えるように駆動制御するジョガー制御部303、搬送ベルト211、2431、2441、2461の駆動、停止をそれぞれ個別制御する搬送制御部304、 折られた用紙束の折り目を表裏から挟んでプレスするプレス部260を制御するプレス制御部305、折りナイフ242の往復動作(モータM6の駆動)を制御する折ナイフ制御部306を有する。
図6は本発明の中綴じ折り装置200の綴じ位置の決定の流れを示すフローチャートである。まず、ユーザは操作パネル280より、用紙のサイズを入力する(S401)。用紙のサイズは、A3、A4、レターサイズ等の規格サイズから選択しても良いし、縦横それぞれの寸法をテンキー等で手入力しても良い。入力されたサイズ情報は、中央制御部300のサイズ情報取得部301へ送る(S402)。
サイズ情報取得部301は、用紙サイズ情報のうち、用紙の幅方向の寸法D1を綴じ位置制御部302へ送る(S403)。綴じ位置制御部302は、この寸法D1に基づいて、綴じ位置を仮決定する(S404)。具体的には、図7に示すように、搬送中央ラインL1から幅方向にそれぞれD/4だけ離れたラインが、綴じ針Sの中心ラインL2になるように、綴じ位置を仮決定する。
次に、仮決定した綴じ位置が、回避範囲と重なっているか否かを判断する(S405)。この判断の方法を以下説明する。
図4に示すように、折りナイフ242の4箇所の凸部242a、242b、242c、242dにそれぞれ対応して、それぞれの凸部の上辺部分の幅方向の領域を少なくとも含むように、回避範囲501a、501b、501c、501dが設定されている(以下、回避範囲を総称する場合は単に回避範囲501と称する)。本発明では、綴じ針Sの位置が、この回避範囲501と重ならないように、綴じ位置が決定される。折りナイフ242が用紙束Pを折りローラ対241に押し込む際、凸部242a、242b、242c、242dのいずれもが、綴じ針Sに当接しないようにするためである。
この回避範囲501は、折りナイフ242の形状に基づいて、予め定められ、綴じ位置制御部302に記憶されている。そこで、綴じ位置制御部302は、綴じ針Sの位置が、この回避範囲501と重なるか否かを判断する。具体的には、上記仮決定した綴じ位置における綴じ針Sの中心ラインL2と、このL2から最も近い回避範囲501の中心ラインL3との幅方向の距離D4が、綴じ針Sの幅D2と回避範囲501の幅D3との和を2で割った数値との大小関係で判断する。図8は、綴じ針Sと回避範囲501の位置関係を模式化した図である。図8(a)はD4>(D3+D2)/2である場合であって、この場合は重なっていないと判断し、図8(b)はD4<(D3+D2)/2である場合であって、この場合は重なっていると判断する。D4=(D3+D2)/2である場合は、どちらに判断しても良いが、部品精度による綴じ位置のズレ等を考慮して、重なっていると判断した方が無難である。
図6に戻って、綴じ針Sと回避範囲501が重なっていると判断した場合(S405のY)、綴じ位置制御部302は、その重なっている部分が、回避範囲501における幅方向の外側寄りか内側寄りかを判断する(S407)。具体的には、上記仮決定した綴じ位置における綴じ針Sの中心ラインL2と、このL2から最も近い回避範囲501の中心ラインL3とが、中央搬送ラインL1にどちらが近いかで判断する。L2よりもL3の方がL1に近ければ、重なっている部分は回避範囲501の外側寄りであり、L3よりもL2の方がL1に近ければ、重なっている部分は回避範囲501の内側寄りであると判断する。
重なっている部分が回避範囲501の外側寄りである場合(S407のY)、綴じ針Sの位置を、回避範囲501の外側に隣接した位置であって、回避範囲501と重ならない位置に変更し、この変更後の位置を綴じ位置として本決定する。
重なっている部分が回避範囲501の内側寄りである場合(S407のN)、綴じ針Sの位置を、回避範囲501の内側に隣接した位置であって、回避範囲501と重ならない位置に変更し、この変更後の位置を綴じ位置として本決定する。
綴じ針Sと回避範囲501が重なっていないと判断した場合(S405のN)、仮決定した綴じ位置を変更せず、そのまま本決定とする(S406)。
その後、本決定した位置に綴じ針Sを打つ位置に、ステッチャ215及びクリンチャ216が移動するように、モータM8に信号を送る(S410)。この信号に基づいてモータM8が駆動し、ステッチャ215及びクリンチャ216を移動する。このようにして綴じ位置の設定が完了し、装置がスタートできる状態となる。
図9は仮決定した綴じ位置と、本決定された綴じ位置との関係を示す模式図である。図9(a1),(b1)(c1),(d1),(e1)と、図9(a2),(b2)(c2),(d2),(e2)は、それぞれ仮決定した綴じ位置と、これに対応する本決定した綴じ位置を示す。を示し、図9(a1)は仮決定した綴じ位置が回避範囲と重なっていない場合であり,図9(a2)に示すように、その仮決定位置がそのまま本決定位置となる。
図9(b1)は仮決定した綴じ位置が、回避範囲501b、501cの外側寄り部分と重なっている場合であり、図9(b2)に示すように、回避範囲501b、501cの外側に隣接し、かつ重ならない位置に綴じ位置が変更され、本決定される。
図9(c1)は仮決定した綴じ位置が、回避範囲501b、501cに完全に含まれている。しかし、重なっている部分は回避範囲の501b、501c外側寄りの部分であるから、図9(c2)に示すように、回避範囲501b、501cの外側に隣接し、かつ重ならない位置に綴じ位置が変更され、本決定される。
図9(d1)は仮決定した綴じ位置が、回避範囲501a、501dの内側寄り部分と重なっている場合であり、図9(d2)に示すように、回避範囲501a、501dの内側に隣接し、かつ重ならない位置に綴じ位置が変更され、本決定される。
図9(e1)は仮決定した綴じ位置が、回避範囲501b、501cに完全に含まれている。しかし、重なっている部分は回避範囲の501b、501c内側寄りの部分であるから、図9(e2)に示すように、回避範囲501b、501cの内側に隣接し、かつ重ならない位置に綴じ位置が変更され、本決定される。
なお、仮決定した綴じ位置が回避範囲と重なってはいるが、その内側寄りでも外側よりでもなく、完全に中央となった場合には、内側に隣接した位置か、外側に隣接した位置のいずれかに変更して本決定するようにしておけばよい。
(動作)
この本に係る中綴じ折り機200を含む中綴じ折りシステム1の動作を説明する。丁合機100または中綴じ折り機200に設けられたスタートスイッチを押すと、丁合機100の各用紙積載棚101から用紙が1枚ずつ取り出される。
取り出された各用紙は丁合搬送路103に進入し、搬送しながら重ね合わせられ、用紙束Pを形成する。この用紙束Pは搬送ブリッジ104を経由して、中綴じ折り装置200へ供給される。
用紙束Pは搬入ローラ201で中綴じ折機200内に搬入し、揃え綴じ部210の搬送ベルト211上を、図2に示す左方へ搬送される。用紙束Pの先端が、搬入ローラ201周辺に設けられている図示しないセンサに検知されてから、搬入ローラ201に取り付けられた図示しないインデックスが発生するパルスを計数し、用紙束Pの先端がどこまで進んだかを監視する。
その結果、用紙束Pの先端が綴じストッパ212に当接したと判断すると、搬送制御部304は、モータM3を停止させ、搬送ベルト211の駆動を止め、る。そしてジョガー制御部303がモータM1、M2を駆動させ、バックジョガー213とサイドジョガー214のジョグ動作を行わせる。各ジョガーは、用紙の端縁から離れた退避位置と、用紙の端縁に当接する当接位置との間を適宜の回数往復動作(ジョグ動作)する。このジョグ動作により用紙束Pの両側端と後端の縁が揃えられる。最後のジョグ動作においてはバックジョガー213とサイドジョガー214は当接位置でいったん停止し、ステッチャ215により用紙束Pの搬送方向中央に、綴じ針Sの打ち込みが行われる。ステッチャ215による綴じ針Sの打ち込みは、図示しない駆動機構により行っている。
綴じ針Sの打ち込み後、綴じストッパ212は搬送ベルト211の搬送面よりも下方に退避し、搬送制御部304はモータM3の駆動を再開し、搬送ベルト211は再び駆動開始する。ベルト面に設けられた爪211a、211bのいずれかが用紙束Pの後端を押し、用紙束Pを左方へ送り出す。
用紙束Pは第1折り搬送手段243、第2折り搬送手段244によりさらに搬送され、用紙束P先端が折りストッパ245に当接する。この当接が図示しないセンサで検知されると、搬送制御部304は、モータM4の駆動を止めて、第1折り搬送手段243、第2折り搬送手段244はいったん停止する。そして電磁クラッチCL1を消磁させ、モータM4の駆動を再開し、第2折り搬送手段244を停止させたまま、第1折り搬送手段243のみ駆動開始する。
さらにナイフ制御部306がモータM6を回転させ、折りナイフ242の先端の凸部242a、242b、242c、242dが用紙束Pに当接し、を折りローラ対241に押し込む用紙束Pは折りローラ対241により二つ折りされ、折り用紙束となって、折り目を前方にして第3折り搬送手段246により搬送される。
この後、折られた用紙束の先端(折り目)がセンサS1で検知されると、搬送制御部304は、折られた用紙束の先端の折り目がプレス部260で停止するように、モータM5を停止させる。プレス制御部305はモータM7を駆動して、折目を表裏からプレスして、折目を強化する。その後、搬送制御部304はモータM5の駆動を再開し、綴じ折りされた用紙束は排出ローラ対261により機外に排出される。
この動作において、ステッチャ215及びクリンチャ216は、この凸部242a、242b、242c、242dの幅方向の範囲を含む回避範囲を避けて針を打つように位置設定されているから、凸部242a、242b、242c、242dは、用紙束Pの綴じ針Sの無い部分に当接する。したがって、凸部242a、242b、242c、242dが綴じ針Sに当たって折りズレを起こすことなく、綴じ位置と折り位置が精度よく合っている冊子を作成することができる。
(第2実施形態)
続いて、本発明の第2実施形態を説明する。本発明の第2実施形態は、折りナイフの凸部が、搬送中央ラインL1に対して対称配置されていない点が、第1実施形態と異なる点である。
図10は、本発明の第2実施形態における折りナイフ642を、図4と同じ側から見た図である。折りナイフ642には、搬送中央ラインL1に対して非対称に、2箇所の凸部642a、642bが設けられている。そして第1実施形態と同様に、この2箇所の凸部642a、642bの上辺を少なくとも含むように、回避範囲502a、502bが定められる。これに加え、第2実施形態では、搬送中央ラインL1を挟んで回避範囲502aと線対称となる位置に、回避範囲502cを設け、さらに回避範囲502bと線対称となる位置に、回避範囲502dを定める。
そして、第1実施形態と同様に、仮決定した綴じ位置と回避範囲が重なっているか否か、重なっていれば、その重なっている部分が回避範囲の外側寄りか内側寄りかを判定し、その結果必要に応じて綴じ位置を変更し、本決定すればよい。なお、第2実施形態の、折りナイフ以外の中綴じ折り機の構成、動作は、第1実施形態と同じである。
(第3実施形態)
続いて、本発明の第3実施形態を説明する。本発明の第3実施形態も、第2実施形態と同様に、折りナイフの凸部が、搬送中央ラインL1に対して対称配置されていない点が、第1実施形態と異なる点である。が、第2実施形態とは凸部の位置が異なっている。
図11は、本発明の第3実施形態における折りナイフ742を、図4と同じ側から見た図である。折りナイフ742には、搬送中央ラインL1に対して非対称に、2箇所の凸部742a、742bが設けられている。そして第1実施形態と同様に、この2箇所の凸部742a、742bの上辺を少なくとも含むように、回避範囲503a、503bが定められる。これに加え、第2実施形態と同様に、搬送中央ラインL1を挟んで回避範囲502aと線対称となる位置に、回避範囲502cを設け、さらに回避範囲502bと線対称となる位置に、回避範囲502dを定める。
しかし、第3実施形態においては、回避範囲503aと503d、及び、回避範囲503bと503cが近い位置にあり、その距離D5が、綴じ針Sの幅D4よりも小さくなっている。このような場合、例えば仮決定した綴じ位置が回避範囲503cの内側寄りと重なっていた場合、回避範囲503cに隣接し、かつ傘なら無い位置に綴じ位置を変更して本決定すると、本決定した綴じ位置が、回避範囲503bと重なってしまうことになる。
そこで、第3実施形態すなわち、隣接する回避範囲同士の距離が綴じ針Sの幅よりも小さい場合、その隣接する回避範囲と、その間隔部分を含めて、新たな回避範囲を設定する。すなわち、回避範囲503aと503d、及びその間隔部分を含めて回避範囲503eを新たに定め、さらに、回避範囲503bと503c、及びその間隔部分を含めて回避範囲503fを新たに定める。そしてこの新たに定めた回避範囲503e、503fと、仮決定した綴じ位置との重なりを、第1実施形態と同様に判断し、その結果必要に応じて綴じ位置を変更して本決定する。なお、第3実施形態の、折りナイフ以外の中綴じ折り機の構成、動作も、第1実施形態と同じである。
なお、本発明は前記した実施形態に限られることなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を各実施形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうる。以下、そのような例をあげる。
2個ずつ設けられたステッチャ215及びクリンチャ216は、互いに対称移動するのでなく、それぞれが独立して幅方向に移動可能にしてもよい。その場合は、折りナイフの凸部が搬送中央ラインL1に対して非対称に配置されていても、第2、第3実施形態のように、搬送中央ラインL1に対して線対称の位置に回避範囲を定める必要はなく、2個ある綴じ位置をそれぞれ仮決定し、個別に回避範囲との重なりを判断し、必要に応じ個別に綴じ位置を変更して本決定すればよい。
例えば、仮決定した綴じ位置が、左のみが回避範囲と重なり、右が重なっていない場合、左だけ綴じ位置を変更して本決定すればよい。また、仮決定した綴じ位置が、左が回避範囲の外側寄りと重なり、右が内側寄りと重なっていた場合、左は回避範囲の外側に隣接して重ならない位置に、右は回避範囲の内側に隣接して重ならない位置に変更して本決定すればよい。
さらに、ステッチャ215、クリンチャ216が2個に限られず、3個、4個、あるいはそれ以上であっても、本発明が適用可能であることはいうまでもない。
ある変形例では、サイズ情報取得部301は、センサにより用紙のサイズを検知して、用紙サイズの取得を行う。センサは、丁合機100の給紙台上に、積載した用紙のサイド端縁に当接してガイドするサイドガイドを設け、その位置をセンサで検知することによって用紙の幅を検知しても良い。また、搬送路にセンサを設け、搬送されてくる用紙の幅をセンサで検知するようにしてもよい。
ある変形例では、綴じ位置をユーザが直接入力することができる。具体的には、2箇所綴じの場合に、用紙の幅方向の端部からの距離を入力し、用紙の幅方向の両端から、それぞれ入力した距離だけ離れた位置に、仮決定する。また、2箇所の綴じ位置間の距離を入力し、入力した距離だけ互いに離間し、かつ搬送中央ラインL1または用紙の中央ラインに対して線対称位置となるように、綴じ位置を仮決定しても良い。仮決定後は、回避範囲と重なっているかどうかを判定し、重なっている場合は、重ならない位置に本決定すればよい。
ある変形例では、用紙の寸法に基づいて綴じ位置を決定する自動決定モードと、綴じ位置をユーザが直接入力可能な直接入力モードを有している。この直接入力モードにおいては、入力された綴じ位置が、回避範囲と重なっているかどうかの判定を行わず、したがって位置を変更せずに本決定する。この変形例によれば、直接入力モードを選択することによって、綴じ位置と折り位置とを精度良く合わせることよりも、所望の綴じ位置で綴じることを優先するという使い方が可能となる。
ある変形例では、仮決定した綴じ位置と回避範囲とが重なった場合、ただちに位置を変更することなく、綴じ針と折りナイフが重なることをユーザに伝えるメッセージを表示する。また、このメッセージとともに、綴じ位置を変更するか否か、ユーザが選択できるようにしても良い。具体的には、「綴じ針と折りナイフが当たります。当たらないように綴じ位置をずらしますか?」などのメッセージを操作パネルに表示するとともに、「はい」「いいえ」を選択可能に表示する。ユーザが「はい」を選択した場合は、回避範囲と重ならない位置に綴じ位置を変更して本決定する。ユーザが「いいえ」を選択した場合は、綴じ位置を変更することなく、本決定する。この変形例によれば、綴じ針と折りナイフが当接するのを避けて綴じ位置と折り位置とを精度良く合わせるか、所望の綴じ位置で綴じるか、のどちらを優先するかを、ユーザが操作しながら選択することができる。
1;中綴じ折りシステム
100;丁合機
200;中綴じ折り装置
210;揃え綴じ部
215,215a,215b;ステッチャ
216,216a,216b;クリンチャ
240;折り部
242,642,742;折りナイフ
242a,242b,242c,242d;凸部
260;プレス部
280;操作パネル
300;中央制御部
301;サイズ情報取得部
302;綴じ位置制御部
501,501a,501b,501c,501d;回避範囲
502a,502b,502c,502d;回避範囲
503a,503b,503c,503d,503e,503f;回避範囲
642a,642b;凸部
742a,742b;凸部
2152;ステッチャ駆動ベルト
2162;クリンチャ駆動ベルト
D1;用紙の幅方向の寸法
D2;綴じ針Sの幅
D3;回避範囲501の幅
D4;L2と、L2から最も近いL3との距離
D5;回避範囲と回避範囲の間の距離
L1;搬送中央ライン
L2;仮決定した綴じ位置における綴じ針Sの中心ライン
L3;回避範囲501の中心ライン
M1,M2,M3,M4,M5,M6,M7,M8;モータ
P;用紙束
S;綴じ針

Claims (3)

  1. 用紙束の搬送方向中央を綴じる綴じ手段と、
    この綴じ手段を幅方向に移動させる綴じ手段移動機構と、
    綴じ手段で綴じられる用紙束のサイズ情報を取得するサイズ情報取得手段と、
    サイズ情報取得手段で取得したサイズ情報に応じて綴じ位置を決定し、決定した綴じ位置に綴じ手段が移動するように、綴じ手段移動機構を制御する綴じ位置制御手段と、
    綴じ手段で綴じた位置で二つ折りする折りローラと、
    この折りローラに用紙束を押し込むように折りローラのニップに向かって進退可能であって、先端に複数の凸部を有する折りナイフとを備える中綴じ折り装置において、
    前記綴じ位置制御手段は、この複数の凸部と綴じ針とが重ならないような位置に綴じ針が打ち込まれるように、綴じ位置を決定することを特徴とする中綴じ折り装置。
  2. 前記綴じ手段は用紙束幅方向に複数設けられ、
    前記綴じ位置制御手段は、
    用紙束の幅方向の中央ラインに対し、用紙束の幅寸法に比例する所定距離だけ両側に離れた位置に綴じ針が対称配置されるように綴じ位置を仮決定し、
    仮決定した綴じ位置と、前記折りナイフの凸部が存在する幅方向の範囲を少なくとも含む回避範囲とが重なる場合には、その回避範囲に隣接し、かつ重ならない位置に綴じ針が来るように綴じ位置を変更することを特徴とする請求項1記載の中綴じ折り装置。
  3. 前記綴じ位置制御手段は、回避範囲の両側に隣接する位置のうち、仮決定した綴じ位置からの距離が短い側に綴じ針が来るように綴じ位置を変更することを特徴とする請求項2記載の中綴じ折り装置。
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