JP5316341B2 - 画像形成装置、画像形成プログラム - Google Patents
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Description
図5にAタイプの一例を示す。図5のインクタンクは、毛管力発生部材を収納する負圧発生部501と、インク510を収納する液体供給部502により構成されている。液体供給部502は気液交換通路503a、503bを介して負圧発生部501と結合する構成となっている。
図6にBタイプの一例を示す。図6のインクタンクは、Aタイプの負圧発生部と液体供給部が1つの筐体に含まれる構成をとる。毛管力発生部材を収納する負圧発生部601と、インク610を収納する液体供給部602により構成されており、液体供給部602は気液交換通路603を介して負圧発生部601と通じる構成となっている。
図7にCタイプの一例を示す。図7のインクタンクは、バネ703を収納する負圧発生部701と、インク710を収納する液体供給部702により構成されている。液体供給部702は液体供給路704を介して負圧発生部701と結合する構成となっている。
図8にDタイプの一例を示す。図8のインクタンクは、筐体801、負圧を発生するバネ802、インク803を収納する液体収納袋804で構成される。
図14で示すように、画像形成装置1は、ヘッドタンク35、大気開放充填手段1401、空気流入検知手段1402、容易性判定手段1403、実行要否判定手段1404を有する。そして、画像形成装置1は、ホストPC等である情報処理装置2と通信ネットワークを介して接続されている。また、本実施の形態においては、画像形成装置1と情報処理装置2とを含めて画像形成システムという。そして、情報処理装置2において、以下で説明する処理を実行するか否かの選択を行うことができる形態であっても良い。例えば、情報処理装置(ホストPC)2のプリンタドライバ画面からチェックボックスやプルダウンメニュー等を用いて、以下で説明する大気開放充填の有効性判断を選択可能な構成が考えられる。
大気開放充填低減機能の有効性判定(S902)において、容易性判定手段1403は、無条件に低減機能を有効と判定する。こうすることにより、必要最小限な回数だけ大気開放充填(大気開放充填手段1401による動作)を行うため、余分な負圧再形成によるインク消費を抑えることができる。
図10は、大気開放充填低減機能の有効性を判定するフローチャートである。空気流入検知手段1402によりヘッドタンク35内に空気が混入された回数をヘッドタンク35毎に不揮発性メモリ等に記録しておき、再びヘッドタンク35内に空気が検知された場合、S1001で容易性判定手段1403が、その回数を取得する。
図11は、別形態の大気開放充填低減機能の有効性を判定するフローチャートである。プリンタ本体1が稼動を開始した日時をヘッドタンク35毎に不揮発性メモリ等に記録しておき、ヘッドタンク35内に空気が検知された場合、S1101で容易性判定手段1403が、現在の日時から本体稼動時間を計算する。
図12は、別形態の大気開放充填低減機能の有効性を判定するフローチャートである。ヘッドタンク35内に供給された累積インク量をヘッドタンク35毎に不揮発性メモリ等に記録しておき、ヘッドタンク35内に空気が検知された場合、S1201で容易性判定手段1403が、その累積インク供給量を取得する。
図17は、別形態の大気開放充填低減機能の有効性を判定するフローチャートである。ヘッドタンク35内にインクを供給した回数の累積値である累積供給回数をヘッドタンク35毎に不揮発性メモリ等に記録しておき、ヘッドタンク35内に空気が検知された場合、S1701で容易性判定手段1403が、その累積供給回数を取得する。
図18は、別形態の大気開放充填低減機能の有効性を判定するフローチャートである。画像形成装置1が推奨使用環境外の状態に置かれていた時間の累積値である推奨外累積時間を不揮発性メモリ等に記録しておき、ヘッドタンク35内に空気が検知された場合、S1801で容易性判定手段1403が、その推奨外累積時間を取得する。
図19は、別形態の大気開放充填低減機能の有効性を判定するフローチャートである。画像形成装置1の電源がONされた回数の累積値である電源ON累積回数を不揮発性メモリ等に記録しておき、ヘッドタンク35内に空気が検知された場合、S1901で容易性判定手段1403が、その電源ON累積回数を取得する。
図20は、別形態の大気開放充填低減機能の有効性を判定するフローチャートである。キャリッジ33が走査線上を走査した回数の累計である走査累計回数を不揮発性メモリ等に記録しておき、ヘッドタンク35内に空気が検知された場合、S2001で容易性判定手段1403が、その走査累計回数を取得する。
図21は、別形態の大気開放充填低減機能の有効性を判定するフローチャートである。画像形成装置1の電源がON状態になっていた時間の累計である累積経過時間を不揮発性メモリ等に記録しておき、ヘッドタンク35内に空気が検知された場合、S2101で容易性判定手段1403が、その累積経過時間を取得する。
図13は、画像形成装置1による大気開放充填低減制御のフローチャートである。はじめに、S1301で実行要否判定手段1404が、前回実行した負圧再形成の成功可否を判定する。この処理は、前回の大気開放充填動作実行中に本体カバー開等のエラーが発生した場合は、負圧回復動作の中断により、ヘッドタンク内の負圧が正常に形成されている保証がないため、無条件に大気開放充填を必要と判定するというフェイルセーフの意味合いを持つ。
本発明を実施する形態については、上記処理例で説明した各処理を、画像形成装置1に実行させるための画像形成プログラムとして実施する形態であっても良い。また、本発明を実施する別の形態として、当該画像形成プログラムを記録した記録媒体を画像形成装置1に読み取らせ、読み取らせた画像形成プログラムを画像形成装置1に実行させても良い。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
35 ヘッドタンク
1401 大気開放充填手段
1402 空気流入検知手段
1403 容易性判定手段
1404 実行要否判定手段
Claims (11)
- キャリッジ上の記録ヘッドに供給するための印刷用インクを充填するヘッドタンクを備える画像形成装置であって、
前記ヘッドタンク内を大気開放し、該ヘッドタンクに前記インクを充填すると共に、該ヘッドタンク内の負圧形成を行う大気開放充填手段と、
前記ヘッドタンク内に空気が流入したことを検知する空気流入検知手段と、
前記空気流入検知手段により前記空気の流入が検知された場合、所定時点を基準に、当該画像形成装置の状態を計測した結果に基づいて、前記ヘッドタンク内に空気の流入が起こり易くなっているか否かの判定を行う容易性判定手段と、
前記容易性判定手段により前記空気の流入が起こり易くなっていると判定された場合、前記大気開放充填手段による前記負圧形成動作の成否、前記ヘッドタンク内における液面の高さ、当該画像形成装置周辺の湿度、および該ヘッドタンク内の圧力に基づいて、前記大気開放充填手段による動作を実行させるか否かを判定する実行要否判定手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記実行要否判定手段は、前記大気開放充填手段による前記負圧形成動作が成功しなかったこと、前記空気流入検知手段により前記空気の流入が検知されてからの経過時間が所定時間以上となったこと、前記大気開放充填手段による前記負圧形成動作時の前記湿度に比し、該湿度が所定値以上に低下していること、および前記ヘッドタンク内の圧力が負圧ではないことのうち何れか1つの状態を検知された場合に、前記大気開放充填手段による動作を実行させる旨の判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記容易性判定手段は、前記空気流入検知手段による検知の頻度が所定の閾値以上となった場合に、前記空気の流入が起こり易くなっていると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記容易性判定手段は、当該画像形成装置が動作を開始してからの経過時間が所定の閾値以上となった場合に、前記空気の流入が起こり易くなっていると判定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の画像形成装置。
- 前記容易性判定手段は、前記ヘッドタンクに供給された前記インクの量が所定の閾値以上となった場合に、前記空気の流入が起こり易くなっていると判定することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一に記載の画像形成装置。
- 前記容易性判定手段は、前記ヘッドタンクに前記インクが供給された回数の累計が所定の閾値以上となった場合に、前記空気の流入が起こり易くなっていると判定することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一に記載の画像形成装置。
- 前記容易性判定手段は、当該画像形成装置が推奨使用環境外の状態になった時間の累計が所定の閾値以上となった場合に、前記空気の流入が起こり易くなっていると判定することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一に記載の画像形成装置。
- 前記容易性判定手段は、当該画像形成装置の電源が入れられた回数の累計が所定の閾値以上となった場合に、前記空気の流入が起こり易くなっていると判定することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一に記載の画像形成装置。
- 前記容易性判定手段は、前記キャリッジが走査線上を走査した回数の累計が所定の閾値以上となった場合に、前記空気の流入が起こり易くなっていると判定することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一に記載の画像形成装置。
- 前記容易性判定手段は、当該画像形成装置の電源が入れられている時間の累計が所定の閾値以上となった場合に、前記空気の流入が起こり易くなっていると判定することを特徴とする請求項1乃至9の何れか一に記載の画像形成装置。
- キャリッジ上の記録ヘッドに供給するための印刷用インクを充填するヘッドタンクを備える画像形成装置に、
大気開放充填手段が、前記ヘッドタンク内を大気開放し、該ヘッドタンクに前記インクを充填すると共に、該ヘッドタンク内の負圧形成を行うステップと、
空気流入検知手段が、前記ヘッドタンク内に空気が流入したことを検知するステップと、
容易性判定手段が、前記空気流入検知手段により前記空気の流入が検知された場合、所定時点を基準に、前記画像形成装置の状態を計測した結果に基づいて、前記ヘッドタンク内に空気の流入が起こり易くなっているか否かの判定を行うステップと、
実行要否判定手段が、前記容易性判定手段により前記空気の流入が起こり易くなっていると判定された場合、前記大気開放充填手段による前記負圧形成動作の成否、前記ヘッドタンク内における液面の高さ、当該画像形成装置周辺の湿度、および該ヘッドタンク内の圧力に基づいて、前記大気開放充填手段による動作を実行させるか否かを判定するステップと、を実行させるための画像形成プログラム。
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